JP5466030B2 - 硬さ試験方法及び硬さ試験機 - Google Patents

硬さ試験方法及び硬さ試験機 Download PDF

Info

Publication number
JP5466030B2
JP5466030B2 JP2010025412A JP2010025412A JP5466030B2 JP 5466030 B2 JP5466030 B2 JP 5466030B2 JP 2010025412 A JP2010025412 A JP 2010025412A JP 2010025412 A JP2010025412 A JP 2010025412A JP 5466030 B2 JP5466030 B2 JP 5466030B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
dimension
indentation
shooting
sample
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010025412A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011163859A (ja
Inventor
健司 澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitutoyo Corp
Original Assignee
Mitutoyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitutoyo Corp filed Critical Mitutoyo Corp
Priority to JP2010025412A priority Critical patent/JP5466030B2/ja
Publication of JP2011163859A publication Critical patent/JP2011163859A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5466030B2 publication Critical patent/JP5466030B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Description

本発明は、硬さ試験方法及び硬さ試験機に関する。
従来、試料の表面に所定の荷重を負荷した圧子を押込んで形成されたくぼみに基づいて試料の硬さを評価するビッカース硬さ試験が知られている(例えば、特許文献1、2参照。)。
このビッカース硬さ試験は金属材料の評価を対象としてきたが、最近ではセラミックスや樹脂材料等の様々な材質に適用されている。
ビッカース硬さ試験により形成されるくぼみは永久的に変化しないことが前提となっているが、材料によっては試験後に形成されるくぼみの寸法が時間とともに小さくなるように変化するものがある。
この挙動は、樹脂材料などに多くみられるものであって、材料特性を評価する上で重要な情報である。
特開2005−156413号公報 特開2007−183108号公報
しかしながら、従来、ビッカース硬さ試験において、くぼみ寸法の時間依存性を評価することは行われていなかった。このため、詳細な材料特性を把握することができず、例えば材料開発の場面において、使用用途に対して必ずしも適した材料開発がなされない場合があった。
本発明の課題は、より詳細な材料特性を把握することのできる硬さ試験方法及び硬さ試験機を提供することである。
前記課題を解決するために、
請求項1に記載の発明は、
試料台に載置した試料の表面に、所定の荷重を負荷した圧子を押込んでくぼみを形成する硬さ試験方法において、
押込み試験終了時点から、前記試料の表面に形成された1つのくぼみに対して所定の時間間隔毎にくぼみ寸法を測定する寸法測定工程と、
前記寸法測定工程により測定したくぼみ寸法を用いて、くぼみの大きさの時間による変化率を算出する変化率算出工程と、
を有することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の硬さ試験方法において、
前記寸法測定工程は、
くぼみの映像を撮影する撮影部により、1つのくぼみに対して所定の時間間隔毎に所定回数撮影を行って画像データを取得する撮影工程と、
前記撮影工程により取得された画像データの各々から、くぼみ寸法を取得する寸法取得工程と、
を有することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の硬さ試験方法において、
前記寸法測定工程は、
くぼみの映像を撮影する撮影部により、1つのくぼみに対して動画撮影を行って動画画像データを取得する動画撮影工程と、
前記動画撮影工程により取得された動画画像データから、所定の時間間隔毎の画像データを抽出する画像データ抽出工程と、
前記画像データ抽出工程により抽出された画像データの各々から、くぼみ寸法を取得する寸法取得工程と、
を有することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の硬さ試験方法において、
前記試料台を、所定の温度で加熱した状態で硬さ試験を行うことを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、
試料台に載置した試料の表面に、所定の荷重を負荷した圧子を押込んでくぼみを形成する硬さ試験機において、
押込み試験終了時点から、前記試料の表面に形成された1つのくぼみに対して所定の時間間隔毎にくぼみ寸法を測定する寸法測定手段と、
前記寸法測定手段により測定したくぼみ寸法を用いて、くぼみの大きさの時間による変化率を算出する変化率算出手段と、
を備えることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の硬さ試験機において、
前記寸法測定手段は、
くぼみの映像を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段が、1つのくぼみに対して所定の時間間隔毎に所定回数撮影を行って画像データを取得するよう制御する撮影制御手段と、
前記撮影手段により取得された画像データの各々から、くぼみ寸法を取得する寸法取得手段と、
を備えることを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項5に記載の硬さ試験機において、
前記寸法測定手段は、
くぼみの映像を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段が、1つのくぼみに対して動画撮影を行って動画画像データを取得するよう制御する動画撮影制御手段と、
前記撮影手段により取得された動画画像データから、所定の時間間隔毎の画像データを抽出する画像データ抽出手段と、
前記画像データ抽出手段により抽出された画像データの各々から、くぼみ寸法を取得する寸法取得手段と、
を備えることを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項5〜7の何れか一項に記載の硬さ試験機において、
前記試料台を加熱する加熱手段と、
前記試料台における前記試料近傍の温度を検出する温度センサと、
前記温度センサの検出温度に基づいて、前記加熱手段を制御して前記試料台の温度を制御する温度制御手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、1つのくぼみに対して所定の時間間隔毎にくぼみ寸法を測定し、測定したくぼみ寸法を用いて、くぼみの大きさの時間による変化率を算出することで、くぼみ寸法の経時変化(時間依存性)を評価することができる。
従って、くぼみ寸法の時間依存性を考慮した硬さの評価ができることとなり、試料のより詳細な材料特性を把握することができる。
本発明の硬さ試験機を示す模式図である。 第1実施形態の硬さ試験機の制御構成を示すブロック図である。 くぼみの変化を示す模式図である。 時間に対するくぼみ面積の変化を示す図である。 第1実施形態の硬さ試験方法を説明するためのフローチャートである。 第1実施形態の変形例の硬さ試験機の制御構成を示すブロック図である。 ビッカース硬さと加熱温度との関係を示す図である。 第2実施形態の硬さ試験機の制御構成を示すブロック図である。 第2実施形態の硬さ試験方法を説明するためのフローチャートである。
以下、図を参照して、本発明に係る硬さ試験機及び硬さ試験方法について、詳細に説明する。
[第1実施形態]
本実施形態における硬さ試験機100には、例えば、図1及び図2に示すように、制御部10と、各構成部材が配設される硬さ試験機本体1と、が備えられており、この試験機本体1は、試料SをX、Y、Z方向に移動させるXYZステージ2と、試料Sにくぼみを形成する圧子3を一端に有する荷重レバー4と、荷重レバー4に所定の荷重(試験力)を負荷する荷重負荷部5と、圧子3の変位量を検出する変位計6と、試料Sの表面に形成されたくぼみ等を撮影する撮影部7と、表示部8と、設定部9と、などを備えて構成される。
XYZステージ2は、制御部10から入力される制御信号に従って、X、Y、Z方向(即ち、水平方向及び垂直方向)に移動するよう構成されており、試料Sは、XYZステージ2によって前後左右及び上下に移動されて、圧子3に対する位置が調整されるようになっている。
また、XYZステージ2は、試験測定中に上面に載置された試料Sがずれないように試料保持台(試料台)2aにより試料Sを保持している。
圧子3は、例えば、ダイヤモンド製の、ビッカース用の四角錐圧子(対面角が136±0.5°)を使用することができる。かかる圧子3は、所定の荷重が負荷されて試料Sの表面に押込まれた際に、当該試料Sの表面に、図3に示すような、四角形状のくぼみ(圧痕)を形成する。
荷重レバー4は、例えば、略棒状に形成されており、中央部付近が十字バネ4aを介して台座上に固定されている。
荷重レバー4の一端には、試料保持台2a上に載置された試料Sの上方から試料Sに対して接離自在に設けられ、試料Sの表面に押し付けて試料Sの表面にくぼみを形成する圧子3が設けられている。
また、荷重レバー4の他端には、荷重負荷部5を構成するフォースコイル5aが設けられている。
荷重負荷部5は、例えば、フォースモータであり、荷重レバー4に取り付けられたフォースコイル5aと、フォースコイル5aに対向するように固定された固定磁石5bと、などを備えて構成される。
荷重負荷部5は、例えば、制御部10から入力される制御信号に従って、固定磁石5bがギャップにつくる磁界と、ギャップの中に設置されたフォースコイル5aに流れる電流と、の電磁誘導により発生する力を駆動力として用い、荷重レバー4を回動させる。これにより、荷重レバー4の圧子3側の端部は下方に傾き、圧子3は試料Sに押し込まれることになる。
変位計6は、例えば、静電容量式変位センサであり、荷重レバー4の圧子3側の端部に設けられた可動極板6aと、可動極板6aと対向するように固定された固定極板6bと、などを備えて構成される。
変位計6は、例えば、可動極板6aと固定極板6bとの間の静電容量の変化を検出することによって、圧子3が試料Sにくぼみを形成する際に移動した変位量(圧子3を試料Sに押し込んだ際の押込み深さ)を検出する。そして、変位計6は、検出した変位量のデータを制御部10に出力する。
なお、変位計6として、静電容量式変位センサを例示したが、これに限定されるものではなく、例えば、光学式変位センサやうず電流式変位センサであっても良い。
撮影部7は、例えば、デジタルカメラ等を備え、撮影手段として、制御部10から入力される制御信号に従って、例えば、圧子3により試料Sの表面に形成されたくぼみの映像等を撮影する。
具体的に、撮影部7は、試料Sの表面に形成された1つのくぼみに対して、所定の時間間隔にて所定回数撮影を行う。そして、撮影部7は、撮影した画像データを制御部10に出力する。
表示部8は、例えば液晶表示パネルであって、制御部10から入力される制御信号に従って、撮影部7により撮影された試料Sの表面画像や、各種試験結果等の表示処理を行う。
設定部9は、例えば、キーボードなどの操作キー群であって、ユーザにより操作されると、その操作に伴う操作信号を制御部10に出力する。なお、設定部9は、マウスやタッチパネルなどのポインティングデバイスやリモートコントローラなど、その他の操作装置を備えるようにしてもよい。
この設定部9は、ユーザが試料Sの硬さ試験を行う指示入力を行う際、圧子3に負荷する試験力すなわち荷重を設定する際、などに操作される。
また、設定部9は、1つのくぼみに対する撮影枚数や、個々の撮影の間の時間間隔を設定する際、などに操作される。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit)11と、RAM(Random Access Memory)12と、記憶部13と、等を備えて構成され、システムバスなどを介して、XYZステージ2と、荷重負荷部5と、変位計6と、撮影部7と、表示部8と、設定部9と、等と接続されている。
CPU11は、例えば、記憶部13に記憶されている硬さ試験機用の各種処理プログラムに従って、各種制御処理を行う。
RAM12は、例えば、CPU11によって実行される処理プログラムなどを展開するためのプログラム格納領域や、入力データや処理プログラムが実行される際に生じる処理結果などを格納するデータ格納領域などを備えている。
記憶部13は、例えば、硬さ試験機100で実行可能なシステムプログラムや、そのシステムプログラムで実行可能な各種処理プログラム、これら各種処理プログラムを実行する際に使用されるデータ、CPU11によって演算処理された各種処理結果のデータなどを記憶する。なお、プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形で記憶部13に記憶されている。
具体的には、記憶部13には、例えば、撮影制御プログラム131と、画像データ記憶部132と、寸法取得プログラム133と、変化率算出プログラム134と、等が格納されている。
撮影制御プログラム131は、例えば、撮影部7が、1つのくぼみに対して所定の時間間隔毎に所定回数撮影を行って画像データを取得するよう制御する機能を、CPU11に実現させるプログラムである。
具体的には、CPU11は、撮影制御プログラム131を実行することによって、押込み試験後、撮影部7により、予め設定された時間間隔(例えば、10秒毎)で、予め設定された回数(例えば、6回)1つのくぼみを撮影する。なお、撮影の時間間隔及び撮影回数は、設定部9を用いてユーザが任意で設定しておく。
図3は、撮影部7により撮影されるくぼみの映像を示す模式図であって、押込み試験後、10秒毎に6回、1つのくぼみを撮影した際に撮影されるくぼみ映像の一例である。図3では、くぼみの外形(対角線の長さ)が時間の経過に伴って、徐々に小さくなっていく例を示している。
CPU11は、かかる撮影制御プログラム131を実行することによって、撮影制御手段として機能する。
画像データ記憶部132は、撮影部7の撮影により取得されたくぼみの画像データを格納する。
具体的には、画像データ記憶部132には、画像データが、どのくぼみに対して何番目に撮影されたものであるか識別可能となるように、識別可能なファイル名が付与されて格納されている。
寸法取得プログラム133は、例えば、撮影部7により取得された画像データの各々から、くぼみ寸法を取得する機能を、CPU11に実現させるプログラムである。
具体的に、CPU11は、くぼみの画像データを多値階調にデジタル化し、このくぼみの多値デジタル画像に対し最適なしきい値を検出し、このしきい値を用いて2値画像を求め、その2値画像に対して2次元のノイズ除去処理を行なって傷や汚れの影響を選択的に低下させる。
そして、CPU11は、くぼみ4辺の画面内の概略位置を検出し、この概略位置よりくぼみ境界点を検出して、この境界点を4本の多次曲線に回帰し、これら4本の多次曲線の交点をくぼみ頂点と推定し、それら4つの頂点の座標上の位置から互いに交差する2本の対角線長さ(くぼみ寸法)を取得する。
CPU11は、画像データ記憶部132に格納された1つのくぼみの画像データの各々について、上記処理を行って、画像データ毎にくぼみ寸法を算出する。
CPU11は、かかる寸法取得プログラム133を実行することによって、寸法取得手段として機能する。
なお、本実施形態においては、撮影部7と、CPU11と、撮影制御プログラム131と、寸法取得プログラム133と、等により、1つのくぼみに対して所定の時間間隔毎にくぼみ寸法を測定する寸法測定手段が構成されることとなる。
変化率算出プログラム134は、前記寸法測定手段により測定したくぼみ寸法を用いて、くぼみの大きさの時間による変化率を算出する機能を、CPU11に実現させるプログラムである。
具体的には、CPU11は、寸法取得プログラム133の実行によって得られたくぼみ寸法(互いに交差する2本の対角線長さ)を演算して、くぼみ面積(くぼみの大きさ)(A)を算出する。
そして、CPU11は、算出したくぼみ面積(A)及び押込み試験終了時点からの経過時間(t)を用いて、くぼみの大きさの時間による変化率(ΔA/Δt)を算出する。
図4は、くぼみ面積と経過時間の関係を示した一例であり、縦軸がくぼみ面積、横軸が経過時間である。
CPU11は、かかる変化率算出プログラム134を実行することによって、変化率算出手段として機能する。
次に、硬さ試験機100による硬さ試験方法について図5を用いて説明する。
まず、ユーザが試料Sの硬さ試験を行う指示を行うと(図5:START)、ステップS11(寸法測定工程、撮影工程)において、CPU11は、押込み試験後、予め設定された所定時間が経過したか否かを判断し、所定時間が経過していない場合(ステップS11:NO)、かかるステップS11の処理を繰り返す。
一方、所定時間が経過した場合(ステップS11:YES)、続くステップS12(寸法測定工程、撮影工程)において、CPU11は、撮影部7により、くぼみの映像の撮影を行って画像データを取得する。なお、取得された画像データは画像データ記憶部132に格納される。
次いで、ステップS13(寸法測定工程、撮影工程)において、CPU11は、予め設定された所定回数の撮影が終わっているか、即ち、予め設定された全撮影が終了しているか否かを判断し、終了していない場合(ステップS13:NO)、前記したステップS11に戻って、以降の処理を繰り返す。
一方、全測定が終了していると判断した場合(ステップS13:YES)、続くステップS14(寸法測定工程、寸法取得工程)において、CPU11は、画像データ記憶部132に格納された画像データの各々から、くぼみ寸法を取得する。
次いで、ステップS15(変化率算出工程)において、CPU11は、寸法測定工程により測定したくぼみ寸法を用いてくぼみ面積を算出し、くぼみの大きさの時間による変化率を算出して、本処理を終了する(図5:END)。
以上のように、本実施形態における硬さ試験機100及び硬さ試験方法によれば、1つのくぼみに対して所定の時間間隔毎にくぼみ寸法を測定し、測定したくぼみ寸法を用いて、くぼみの大きさの時間による変化率を算出することで、くぼみ寸法の経時変化(時間依存性)を評価することができる。
従って、刻一刻と変化していくくぼみ寸法の時間依存性を考慮した硬さの評価ができることとなり、試料が塑性的な性質を有しているのか、或いは弾性性質と塑性性質の両方の特性を有しているのか等の、試料の詳細な材料特性を把握することができる。
このため、例えば材料開発において、使用用途に対してより適した材料の開発行うための評価手法として活用することが可能となる。
また、本実施形態における硬さ試験機100及び硬さ試験方法によれば、くぼみの映像を撮影する撮影部7により、1つのくぼみに対して所定の時間間隔毎に所定回数撮影を行って画像データを取得し、取得された画像データの各々から、くぼみ寸法を取得する構成となっている。
よって、1つのくぼみを所定の時間間隔毎に自動で撮影して、くぼみ寸法を自動で測定できるため、測定作業を容易にすることができる。
なお、上記実施形態においては、撮影部7と、CPU11と、撮影制御プログラム131と、寸法取得プログラム133と、等により、1つのくぼみに対して所定の時間間隔毎にくぼみ寸法を測定する寸法測定手段が構成されることとして説明したが、この寸法測定手段は、ユーザによる手動操作であっても良い。
この場合、ユーザは、所定時間間隔毎に肉眼によりくぼみの対角線長さを計測することにより、くぼみ寸法を測定すればよい。
(変形例)
次に、第1実施形態の変形例について図6を参照して説明する。
変形例の基本的構成は第1実施形態と同様であるが、変形例の硬さ試験機100aは、試料保持台2aを、所定の温度で加熱した状態で硬さ試験を行うことが可能な構成となっている。
具体的に、硬さ試験機100aのXYZステージ2には、試料保持台2aを加熱する加熱部(加熱手段)2bと、試料保持台2aにおける試料S近傍の温度を検出する温度センサ2cと、等が備えられている。
加熱部2bは、例えば、ヒーター等を備え、制御部10aから入力される制御信号に従って、試料保持台2aを加熱する。
温度センサ2cは、例えば、制御部10aから入力される制御信号に従って、試料保持台2aに載置された試料Sの近傍の温度を検出し、この検出した温度に関するデータを制御部10aに出力する。
また、硬さ試験機100aの制御部10aは、CPU11a、RAM12a、記憶部13a、等を備えて構成されており、記憶部13aには、第1実施形態と同様の撮影制御プログラム131、画像データ記憶部132、寸法取得プログラム133、変化率算出プログラム134の他、温度制御プログラム135が格納されている。
この温度制御プログラム135は、例えば、温度センサ2cの検出温度に基づいて加熱部2bを制御して試料保持台2aの温度を制御する機能を、CPU11aに実現させるプログラムである。
具体的には、CPU11aは、温度センサ2cに所定の制御信号を入力することによって、試料S近傍の温度を検出させて、当該検出した温度に関するデータを出力させるとともに、この検出した温度に関するデータに基づいて、加熱部2bに所定の制御信号を入力することによって、試料保持台2aを加熱させる。
CPU11aは、かかる温度制御プログラム131を実行することによって、温度制御手段として機能する。
ここで、図7に、PET(Polyethylene terephthalate)、PP(polypropylene)、PI(polyimide)に対するビッカース硬さと温度の関係を示す。図7においては、縦軸がビッカース硬さ、横軸が加熱温度である。
図7から、PET、PPについては、温度が高くなるとビッカース硬さが小さくなり、PIについては、温度に因らずほぼ一定のビッカース硬さであることがわかる。
また、PETとPPを比較すると、PPは温度が上昇するにつれてほぼ一定の割合で硬さが減少しているのに対し、PETは80℃付近から急激に柔らかくなることがわかる。この現象は、PPのガラス転移温度は−13℃付近であって、試験温度範囲が全域に亘ってガラス転移温度以上であるのに対し、PETのガラス転移温度は87℃付近であって、試験温度範囲がガラス転移温度をまたがる為、ガラス転移温度以下と以上で大きく性質が異なることによると考えられる。即ち、ビッカース硬さと温度の関係から、ガラス転移点が推定できることとなる。
また、図示は省略するが、くぼみの形状はガラス転移温度を境に大きく変化するため、くぼみ像を観察するだけでもその材料がどのような状態であるか推定することができる。
このように、PET、PP、PIなどの樹脂材料は、温度によって異なる挙動を示すため、試料を加熱した状態でくぼみ寸法の時間依存性を評価することは特に有効であるといえる。
以上のように、本変形例における硬さ試験機100a及び硬さ試験方法によれば、試料保持台2aを、所定の温度で加熱した状態で硬さ試験を行うことのできる構成となっている。よって、異なる温度条件におけるくぼみ寸法の時間依存性を評価することができ、試料のより詳細な材料特性を取得することができる。
なお、XYZステージ2に、加熱部の他に冷却部も設け、この冷却部と加熱部により温度制御を行う構成としても良い。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について第1実施形態と異なる点を中心に説明する。なお、同じ箇所には第1実施形態と同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の硬さ試験機200は、図8に示すように、制御部20を備えている。
制御部20は、CPU21と、RAM22と、記憶部23と、等を備えて構成され、システムバスなどを介して、XYZステージ2と、荷重負荷部5と、変位計6と、撮影部7と、表示部8と、設定部9と、等と接続されている。
CPU21は、例えば、記憶部23に記憶されている硬さ試験機用の各種処理プログラムに従って、各種制御処理を行う。
RAM32は、例えば、CPU21によって実行される処理プログラムなどを展開するためのプログラム格納領域や、入力データや処理プログラムが実行される際に生じる処理結果などを格納するデータ格納領域などを備えている。
記憶部23は、例えば、硬さ試験機200で実行可能なシステムプログラムや、そのシステムプログラムで実行可能な各種処理プログラム、これら各種処理プログラムを実行する際に使用されるデータ、CPU21によって演算処理された各種処理結果のデータなどを記憶する。なお、プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形で記憶部23に記憶されている。
具体的には、記憶部23には、例えば、動画撮影制御プログラム231、画像データ記憶部232、画像データ抽出プログラム233、寸法取得プログラム234、変化率算出プログラム134、等が格納されている。
動画撮影制御プログラム231は、例えば、撮影部7が、1つのくぼみに対して動画撮影を行って動画画像データを取得するよう制御する機能を、CPU21に実現させるプログラムである。
具体的に、CPU21は、設定部9を介してユーザにより動画モードでの撮影が設定された場合、撮影部7により、所定時間の間、1つのくぼみの動画撮影を行って動画画像データを取得し、画像データ記憶部232に格納する。
CPU11は、かかる動画撮影制御プログラム231を実行することによって、動画撮影制御手段として機能する。
画像データ記憶部232は、撮影部7により取得されたくぼみの動画画像データを格納する。
画像データ抽出プログラム233は、例えば、撮影部7により取得された動画画像データから、所定の時間間隔毎の画像データを抽出する機能を、CPU21に実現させるプログラムである。
具体的に、CPU11は、画像データ記憶部232に格納された動画画像データから、例えば、撮影開始時刻から10秒後、20秒後、30秒後、40秒後、50秒後、60秒後、の6枚の画像データを抽出する。
CPU11は、かかる画像データ抽出プログラム233を実行することによって、画像データ抽出手段として機能する。
寸法取得プログラム234は、例えば、画像データ抽出プログラム233の実行により抽出された画像データの各々から、くぼみ寸法を取得する機能を、CPU21に実現させるプログラムである。
この寸法取得プログラム234は、第1実施形態における寸法取得プログラム133と同様の処理を実行するためのプログラムである。
即ち、CPU21は、寸法取得プログラム234を実行することによって、画像データ抽出プログラム233の実行により抽出された画像データ毎にくぼみ寸法を算出する。
CPU21は、かかる寸法取得プログラム234を実行することによって、寸法取得手段として機能する。
なお、本実施形態においては、撮影部7と、CPU21と、動画撮影制御プログラム231と、画像データ抽出プログラム233と、寸法取得プログラム234と、等により、1つのくぼみに対して所定の時間間隔毎にくぼみ寸法を測定する寸法測定手段が構成されることとなる。
次に、硬さ試験機200による硬さ試験方法について図9を用いて説明する。
まず、ユーザが試料Sの硬さ試験を行う指示を行うと(図9:START)、ステップS21(寸法測定工程、動画撮影工程)において、CPU21は、撮影部7により、1つのくぼみに対して動画撮影を行って動画画像データを取得する。なお、取得された動画画像データは画像データ記憶部232に格納される。
次に、ステップS22(寸法測定工程、画像データ抽出工程)において、CPU21は、画像データ記憶部232に格納された動画画像データから、所定の時間間隔毎の画像データを抽出する。
次に、ステップS23(寸法測定工程、寸法取得工程)において、CPU21は、抽出された画像データの各々から、くぼみ寸法を取得する。
次に、ステップS24(変化率算出工程)において、CPU21は、寸法測定工程により測定したくぼみ寸法を用いてくぼみ面積を算出し、くぼみの大きさの時間による変化率を算出して、本処理を終了する(図9:END)。
以上のように、本実施形態における硬さ試験機200及び硬さ試験方法によれば、1つのくぼみに対して所定の時間間隔毎にくぼみ寸法を測定し、測定したくぼみ寸法を用いて、くぼみの大きさの時間による変化率を算出することで、くぼみ寸法の経時変化(時間依存性)を評価することができる。
従って、刻一刻と変化していくくぼみ寸法の時間依存性を考慮した硬さの評価ができることとなり、試料が塑性的な性質を有しているのか、或いは弾性性質と塑性性質の両方の特性を有しているのか等の、試料の詳細な材料特性を把握することができる。
このため、例えば材料開発において、使用用途に対してより適した材料を開発行うための評価手法として活用することが可能となる。
また、本実施形態における硬さ試験機200及び硬さ試験方法によれば、くぼみの映像を撮影する撮影部7により、1つのくぼみに対して動画撮影を行って動画画像データを取得し、取得された動画画像データから所定の時間間隔毎の画像データを抽出し、この抽出された画像データの各々から、くぼみ寸法を取得する構成となっている。
よって、1つのくぼみを自動で動画撮影して、くぼみ寸法を自動で測定できるため、測定作業を容易にすることができる。
また、取得された動画画像データから画像データを抽出する所定の時間間隔を任意に設定できるので、例えば、くぼみ寸法の変化が予測できない材料でも、再度試験を行う必要がなく何度も任意の箇所の画像データを抽出できるので、より詳細な材料特性を把握することができる。
なお、第2実施形態の硬さ試験機200に、第1実施形態の変形例で説明した加熱部2b、温度センサ2c、温度制御プログラム135、等を付加する構成としても良いのは勿論である。
また、本発明は、上記した実施の形態に限るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記第1実施形態、第2実施形態においては、くぼみ面積を算出し、これを用いて時間による変化率を求めることとして説明しているが、くぼみ面積の代わりにビッカース硬さを用いて変化率を求めることとしても良い。
また、上記第1実施形態、第2実施形態においては、圧子3として四角錐状の圧子を例示して説明したが、硬さの相似則が得られる錐形状を有するものであれば圧子の形状はこれに限定されず、例えば、バーコビッチ用の三角錐圧子(圧子軸と面のなす角が65.03°、または65.27°)、円錐圧子(頂角が120±0.35°等)、及びヌープ用の菱形錐(対菱角が172°30’、130°)等を使用することができる。なお、硬さの相似則を成立させるためには、それぞれの錐形状は、先端を球面形状に仕上げず、実用限度において、できるだけ鋭く尖らせることが好ましい。
また、硬さ試験機の構成は、一方の端部に圧子軸を有し、もう一方の端部に電磁力を発生させるフォースコイルを有する荷重レバーを備えて構成される硬さ試験機等であっても良い。
また、上記第1及び第2実施形態は、それぞれ、くぼみの映像を静止画で撮影する場合と、動画で撮影する場合とを例示した実施形態であるが、静止画及び動画の両方が撮影可能であって、ユーザが任意で撮影モードを選択する構成であってもよい。
100、100a 硬さ試験機
1 試験機本体
2 XYZステージ
2a 試料保持台(試料台)
2b 加熱部(加熱手段)
2c 温度センサ
3 圧子
7 撮影部(撮影手段、寸法測定手段)
10、10a 制御部
11、11a CPU(寸法測定手段)
13 記憶部
131 撮影制御プログラム(撮影制御手段、寸法測定手段)
133 寸法取得プログラム(寸法取得手段、寸法測定手段)
134 変化率算出プログラム(変化率算出手段)
135 温度制御プログラム(温度制御手段)
S 試料
200 硬さ試験機
7 撮影部(撮影手段、寸法測定手段)
20 制御部
21 CPU(寸法測定手段)
23 記憶部
231 動画撮影制御プログラム(動画撮影制御手段、寸法測定手段)
233 画像データ抽出プログラム(画像データ抽出手段、寸法測定手段)
234 寸法取得プログラム(寸法取得手段、寸法測定手段)

Claims (8)

  1. 試料台に載置した試料の表面に、所定の荷重を負荷した圧子を押込んでくぼみを形成する硬さ試験方法において、
    押込み試験終了時点から、前記試料の表面に形成された1つのくぼみに対して所定の時間間隔毎にくぼみ寸法を測定する寸法測定工程と、
    前記寸法測定工程により測定したくぼみ寸法を用いて、くぼみの大きさの時間による変化率を算出する変化率算出工程と、
    を有することを特徴とする硬さ試験方法。
  2. 前記寸法測定工程は、
    くぼみの映像を撮影する撮影部により、1つのくぼみに対して所定の時間間隔毎に所定回数撮影を行って画像データを取得する撮影工程と、
    前記撮影工程により取得された画像データの各々から、くぼみ寸法を取得する寸法取得工程と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の硬さ試験方法。
  3. 前記寸法測定工程は、
    くぼみの映像を撮影する撮影部により、1つのくぼみに対して動画撮影を行って動画画像データを取得する動画撮影工程と、
    前記動画撮影工程により取得された動画画像データから、所定の時間間隔毎の画像データを抽出する画像データ抽出工程と、
    前記画像データ抽出工程により抽出された画像データの各々から、くぼみ寸法を取得する寸法取得工程と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の硬さ試験方法。
  4. 前記試料台を、所定の温度で加熱した状態で硬さ試験を行うことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の硬さ試験方法。
  5. 試料台に載置した試料の表面に、所定の荷重を負荷した圧子を押込んでくぼみを形成する硬さ試験機において、
    押込み試験終了時点から、前記試料の表面に形成された1つのくぼみに対して所定の時間間隔毎にくぼみ寸法を測定する寸法測定手段と、
    前記寸法測定手段により測定したくぼみ寸法を用いて、くぼみの大きさの時間による変化率を算出する変化率算出手段と、
    を備えることを特徴とする硬さ試験機。
  6. 前記寸法測定手段は、
    くぼみの映像を撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段が、1つのくぼみに対して所定の時間間隔毎に所定回数撮影を行って画像データを取得するよう制御する撮影制御手段と、
    前記撮影手段により取得された画像データの各々から、くぼみ寸法を取得する寸法取得手段と、
    を備えることを特徴とする請求項5に記載の硬さ試験機。
  7. 前記寸法測定手段は、
    くぼみの映像を撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段が、1つのくぼみに対して動画撮影を行って動画画像データを取得するよう制御する動画撮影制御手段と、
    前記撮影手段により取得された動画画像データから、所定の時間間隔毎の画像データを抽出する画像データ抽出手段と、
    前記画像データ抽出手段により抽出された画像データの各々から、くぼみ寸法を取得する寸法取得手段と、
    を備えることを特徴とする請求項5に記載の硬さ試験機。
  8. 前記試料台を加熱する加熱手段と、
    前記試料台における前記試料近傍の温度を検出する温度センサと、
    前記温度センサの検出温度に基づいて、前記加熱手段を制御して前記試料台の温度を制御する温度制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項5〜7の何れか一項に記載の硬さ試験機。
JP2010025412A 2010-02-08 2010-02-08 硬さ試験方法及び硬さ試験機 Active JP5466030B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010025412A JP5466030B2 (ja) 2010-02-08 2010-02-08 硬さ試験方法及び硬さ試験機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010025412A JP5466030B2 (ja) 2010-02-08 2010-02-08 硬さ試験方法及び硬さ試験機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011163859A JP2011163859A (ja) 2011-08-25
JP5466030B2 true JP5466030B2 (ja) 2014-04-09

Family

ID=44594722

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010025412A Active JP5466030B2 (ja) 2010-02-08 2010-02-08 硬さ試験方法及び硬さ試験機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5466030B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5955716B2 (ja) * 2012-09-19 2016-07-20 株式会社ミツトヨ 硬さ試験機、及び硬さ試験方法
JP6278512B2 (ja) * 2014-03-13 2018-02-14 国立研究開発法人産業技術総合研究所 情報処理方法、情報処理システム、情報処理装置、およびプログラム
CN114295504B (zh) * 2021-11-30 2023-08-15 浙江省计量科学研究院 一种球压痕硬度测量方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4317743B2 (ja) * 2003-12-26 2009-08-19 独立行政法人産業技術総合研究所 光学式圧子接触面のその場定量に基づく力学特性計測法及びその試験装置
JP2006071632A (ja) * 2004-08-04 2006-03-16 Mitsutoyo Corp 押込み試験方法及び押込み試験機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011163859A (ja) 2011-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8655602B2 (en) Hardness test method, hardness tester, and computer-readable storage medium storing program
JP5932341B2 (ja) 硬さ試験機及びプログラム
US20170122856A1 (en) Hardness testing apparatus and hardness testing method
JP5343219B2 (ja) ひずみ計測方法、ひずみ計測システム
JP6958494B2 (ja) 変位量測定装置、変位量測定方法および変位量測定プログラム
JP5501192B2 (ja) 硬さ試験方法及びプログラム
JP6615561B2 (ja) 硬さ試験機
JP5466030B2 (ja) 硬さ試験方法及び硬さ試験機
KR20200133585A (ko) 미소압흔 주변에 디지털 화상적합기술을 적용하여 재료물성치와 응력상태를 측정하는 장치 및 방법
CN108663278A (zh) 硬度测试仪和非暂时性计算机可读介质
JP4843516B2 (ja) 硬さ試験機
JP4902371B2 (ja) 硬さ試験機
JP4829770B2 (ja) 硬さ試験機
US10001432B2 (en) Hardness test apparatus and hardness testing method
JP2004037424A (ja) 硬さ試験機及び硬さ試験方法
JP6560937B2 (ja) 硬さ試験機及び硬さ試験方法
JP2021071351A (ja) 動摩擦係数を測定するための方法、装置及びプログラム
JP2015078860A (ja) 硬さ試験機、及び硬さ試験方法
JP4909139B2 (ja) 硬さ試験機
Klapetek et al. Fast mechanical model for probe–sample elastic deformation estimation in scanning probe microscopy
JP2008232686A (ja) 変形測定装置、変形測定方法および変形測定プログラム
JP5411738B2 (ja) 硬さ試験機及びプログラム
Kuo et al. Characterisation of Indentation‐Induced Pattern Using Full‐Field Strain Measurement
JP7033939B2 (ja) 押込み試験装置とゼロ点設定方法
JP4913609B2 (ja) 硬さ試験機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131029

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140123

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5466030

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250