JP5462299B2 - 配線パターン及び配線パターンの形成方法 - Google Patents

配線パターン及び配線パターンの形成方法 Download PDF

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Description

本発明は、配線パターン及び配線パターンの形成方法、特に、タッチ入力シートの縁に形成される複数の配線からなる配線パターン及び配線パターンの形成方法に関する。
狭額縁タッチ入力シートは、基体シート上の中央窓部に形成された透明導電膜の回路パターンと、外枠縁部に細線引き回し回路パターンとを有している(例えば、特許文献1を参照)。
前述の細線引き回し回路パターンの作成は、一般的に、銀ペースト印刷によって最初の金属線を形成し、その後、機械加工又はレーザ加工によって細い配線に切り分けることで行われている。なお、最初の金属線の形成は、蒸着又はフォトリソグラフィで行ってもよい。
特開平5−108264号公報
以上の場合、加工機によっては一度に全ての領域に渡って金属線を切り分けることが難しい場合があり、その場合は加工機の加工領域を移動させながら複数回加工を行うことで、加工線同士をつなぎ合わせている。
しかし、単純につなぎ合わせを行うと、加工精度の限界により、加工線がずれて配線部分が細くなる。その場合は、電気抵抗値が高くなり、また材料の強度も弱くなる。
この問題を解決するために加工精度が高い又は加工領域が大きい装置を導入することも考えられるが、その場合は費用が高くなってしまう。
また、単に加工線を細くするのでは、マイグレーションが生じやすくなる。
本発明の課題は、比較的安価な手法を用いて、タッチ入力シートの縁に形成される複数の配線からなる配線パターンの品質を高めることにある。
以下に、課題を解決するための手段として複数の態様を説明する。これら態様は、必要に応じて任意に組み合わせることができる。
本発明の配線パターンは、タッチ入力シートの縁に形成される複数の配線からなる配線パターンであり、複数の加工線と、複数の加工線の間に設けられた複数の配線とからなる配線束を備えている。複数の加工線は、第1加工線束と、第1加工線束に接続される第2加工線束とを有している。配線束は、第1加工線束によって画定される第1配線束と、第2加工線束によって画定される第2配線束とを有している。第1加工線束及び第2加工線束の加工線は、並び方向に互いにずれた加工線本体と、互い接続された接続端とを有している。第1加工線束の加工線の接続端及び第2加工線束の加工線の接続端は、加工線の並び方向にいくにつれて延び方向に段階的にずれている。第2加工線束の加工線の加工線本体は、接続先の加工線の加工線本体に対して、接続先の加工線の接続端に比べて長く延びる加工線から離れる方向に変位している。
この配線パターンでは、第2配線束が第1配線束に対して加工誤差によって目標位置からずれて形成されたとしても、配線の幅が問題を生じさせるほどに狭くなることがない。なぜなら、第1加工線束の加工線の接続端及び第2加工線束の加工線の接続端は、加工線の並び方向にいくにつれて延び方向に段階的にずれており、さらに、第2加工線束の加工線の加工線本体は、接続先の加工線の加工線本体に対して、接続先の加工線の接続端に比べて長く延びる加工線から離れる方向に変位しているからである。つまり、隣接する加工線において並び方向に対向する部分同士が並び方向に十分に離れているので、たとえ実際の加工時に第2加工線束の加工線が目標位置から「接続先の加工線の接続端に比べて長く延びる加工線」に近づく方向にずれたとしても、加工線同士の間に形成される配線の幅が狭くなりにくいからである。
なお、ここでの「接続端」とは、加工線の先端であって互いに接続されることが予定されている部分を少なくとも含んでいる端部である。
第1加工線束及び第2加工線束は直線状であり、第2加工線束の加工線の接続端は、接続先の加工線の接続端に対して、接続先の加工線の接続端に比べて長く延びる加工線から離れる方向に変位して接続されていてもよい。
この配線パターンでは、第2配線束が第1配線束に対して加工誤差によって目標位置からずれて形成されたとしても、配線の幅が問題を生じさせるほどに狭くなることがない。なぜなら、たとえ実際の加工時に第2加工線束の加工線が目標位置から「接続先の加工線の接続端に比べて長く延びる加工線」に近づく方向にずれたとしても、そもそも目標位置が「接続先の加工線の接続端に比べて長く延びる加工線」から離れる方向にずれているので、当該接続端と「接続先の加工線の接続端に比べて長く延びる加工線」との距離が第1加工線同士の幅より短くなりにくいからである。
第1加工線束及び第2加工線束の少なくとも一方の加工線の接続端は、加工線本体の延び方向とは異なる方向に曲がって形成されていてもよい。
この場合は、並び方向に対する加工線の許容加工範囲が大きくなる。
接続端の延び方向に対する角度は、10〜90度の範囲であってもよい。
角度を調整することで、許容誤差を十分に確保しつつ、所望の配線パターンの形状を得ることができる。
第1加工線束及び第2加工線束の加工線の接続端は、加工線本体の延び方向に対して、10〜90度の範囲で曲がって形成されていてもよい。
この場合は、並び方向及び延び方向に対する加工線の許容加工範囲が大きくなる。
第1加工線束の加工線の接続端は、延び方向に対して90度を形成しており、
第2加工線束の加工線の接続端は、延び方向に対して0度を形成していてもよい。
この場合は、配線パターンの構成が簡単になるので、加工が容易である。
本発明の配線パターンの形成方法は、タッチ入力シートの縁に複数の配線からなる配線パターンを形成する方法である。最初に、導電体の帯に、複数の加工線からなる第1加工線束を形成する。次に、導電体の帯に、複数の加工線からなる第2加工線束を第1加工線束と接続するように形成し、それにより、複数の加工線の間に複数の配線を形成する。第1加工線束及び第2加工線束の加工線は、並び方向に互いにずれた加工線本体と、互い接続された接続端とを有している。第1加工線束の加工線の接続端及び第2加工線束の加工線の接続端は、加工線の並び方向にいくにつれて延び方向に段階的にずれている。
この配線パターンの形成方法では、第2配線束が第1配線束に対して加工誤差によって目標位置からずれて形成されたとしても、配線の幅が問題を生じさせるほどに狭くなることがない。なぜなら、第1加工線束の加工線の接続端及び第2加工線束の加工線の接続端は、加工線の並び方向にいくにつれて延び方向に段階的にずれており、さらに、第2加工線束の加工線の加工線本体は、接続先の加工線の加工線本体に対して、接続先の加工線の接続端に比べて長く延びる加工線から離れる方向に変位しているからである。つまり、隣接する加工線において並び方向に対向する部分同士が並び方向に十分に離れているので、たとえ実際の加工時に第2加工線束の加工線が目標位置から「接続先の加工線の接続端に比べて長く延びる加工線」に近づく方向にずれたとしても、加工線同士の間に形成される配線の幅が狭くなりにくいからである。
本発明に係る配線パターン及び配線パターンの形成方法では、比較的安価な手法を用いて、タッチ入力シートの縁に形成される複数の配線からなる配線パターンの品質を高めることができる。
タッチ入力シートの基本構成を示す平面図。 厚膜回路パターンの構成を示す図である。 第1実施形態の回路パターンの接続部分を示す模式図。 第1実施形態の回路パターンの接続部分を示す模式図。 第1実施形態の回路パターンの接続部分を示す模式図。 第1実施形態の回路パターンの接続部分を示す模式図。 第1実施形態の回路パターンの接続部分を示す模式図。 第1実施形態の変形例における回路パターンの接続部分を示す模式図。 第2実施形態の回路パターンの接続部分を示す模式図。 第2実施形態の回路パターンの接続部分を示す模式図。 第2実施形態の回路パターンの接続部分の変形例を示す模式図。 第2実施形態の回路パターンの接続部分の変形例を示す模式図。 第3実施形態の回路パターンの接続部分を示す模式図。 第4実施形態の回路パターンの接続部分を示す模式図。 第4実施形態の回路パターンの接続部分を示す模式図。 第4実施形態の回路パターンの接続部分を示す模式図。 第4実施形態の回路パターンの接続部分を示す模式図。 第4実施形態の回路パターンの接続部分を示す模式図。 第4実施形態の回路パターンの接続部分を示す模式図。 第4実施形態の回路パターンの接続部分の変形例を示す模式図。 第5実施形態の回路パターンの接続部分を示す模式図。
(1)タッチ入力シート
図1を用いて、タッチ入力シート1の基本的構成を説明する。図1は、タッチ入力シートの基本構成を示す平面図である。
タッチ入力シート1は、静電容量式である。タッチ入力シート1では、フィルム基材7上に透明電極パターン3が形成されている。さらに、フィルム基材7の周縁部には、厚膜回路パターン5が引き回されて形成されている。厚膜回路パターン5は、透明電極パターン3の端部に接続されている。
透明電極パターン3は、透明導電膜で形成され、その材料は例えばインジウム酸化物、スズ酸化物、インジウムスズ酸化物である。
厚膜回路パターン5は、透明電極パターンより低抵抗の材料で形成され、例えば、銀、金、銅である。
(2)厚膜回路パターン
図2を用いて、厚膜回路パターン5の構成を説明する。図2は、厚膜回路パターン5の構成を示す図である。厚膜回路パターン5を構成する配線束は、9本の配線11と、配線11の間に設けられた加工線13とから構成されている。加工線13は、銀ペーストを印刷して作成した導電体の帯をレーザ加工で焼き飛ばした箇所である。加工線13は、配線束の中で配線11間の絶縁部分となる。この実施形態では、両端の配線11が太く、間の8本の配線が細くなっている。加工線13の幅は細い配線11の幅と同じである。以上より、細い配線の幅a×15と、太い配線11の幅b×2との合計が厚膜回路パターン5の幅になっている。例えば、a=60μmであり、b=160μmである。この実施形態では、配線の幅は60μmであるが、50〜200μmの範囲にあってもよい。加工線の幅も同様である。
図1において、厚膜回路パターン5は、最初に銀ペーストによって導電体の帯を形成し、続いて図示しない加工機によって銀ペーストに複数の加工線を形成する。ただし、加工機の加工範囲が厚膜回路パターン5より小さいので、加工機は加工場所を変えながら複数回の加工を行う。図1において、第1加工範囲9aと、第2加工範囲9bが示されており、それらが接する部分に重複部分9cが確保されている。上記の各加工範囲は、90mm×90mmである。重複部分9cにおいては、加工機は両側の配線束を接続するように加工を行う。したがって、重複部分9cに、厚膜回路パターン5の接続部分31(後述)が形成される。
(3)接続部分のパターン
図3を用いて、厚膜回路パターン5の接続部分31のパターンを説明する。図3は、回路パターンの接続部分を示す模式図である。なお、図左右方向を並び方向とし、図上下方向を延び方向とする。
導電体の帯33には、第1加工線35aと、第2加工線35bと、第3加工線35cとが形成されている。これらは図の上側から延びている線であり、導電体の帯33を加工することによって形成されている。図では、第1加工線35aと、第2加工線35bと、第3加工線35cとは、図左側から右側に並んでおり、段階的に短くなっている
また、導電体の帯33には、第4加工線37aと、第5加工線37bと、第6加工線37cとが形成されている。これらは図の下側から延びている線であり、導電体の帯33を加工することによって形成されている。図では、第4加工線37aと、第5加工線37bと、第6加工線37cとは、図左側から右側に並んでおり、段階的に長くなっている。
第4加工線37aは第1加工線35aに対して図右側にずれており、第5加工線37bは第2加工線35bに対して図右側に外れており、第6加工線37cは第3加工線35cに対して図右側にずれている。言い換えると、第2加工線束の加工線(37a〜37c)の加工線本体(直線状部分)は、接続先の加工線の加工線本体に対して、接続先の加工線の接続端(接続が予定されている部分を含む部分)に比べて長く延びる加工線から離れる方向に変位している。
複数の加工線35a〜35c及び37a〜37cによって、複数の配線33a〜33dからなる配線束39が形成されている。配線束39の配線33a〜33dは、第1加工線束(35a〜35c)によって画定される配線束第1部分(図の上側部分)と、第2加工線束(37a〜37c)によって画定される配線束第2部分(図の下側部分)とを有している。配線束第1部分と配線束第2部分が接続部分31において接続されることで、複数の配線33a〜33dは連続して形成されている。
以上に述べたように、複数の加工線は並び方向に長さが段階的に変化する段差を有している。加工線の接続部分の形状は同一の配線束内では同一形状であることが好ましい。また、同一の配線束内では段差の変化する方向は同じであることが好ましい。
この実施形態では、第1回目の加工で第1加工線35aと、第2加工線35bと、第3加工線35cとが形成され、第2回目の加工で第4加工線37aと、第5加工線37bと、第6加工線37cとが形成される。
第1加工線35aの接続端41aと第4加工線37aの接続端43aとが接続されている。第2加工線35bの接続端41bと第5加工線37bの接続端43bとが接続されている。第3加工線35cの接続端41cと第6加工線37cの接続端43cとが接続されている。この結果、各加工線の間に、第1配線33aと、第2配線33bと、第3配線33cと、第4配線33dとが画定されている。
図における並び方向の寸法について説明する。配線の幅はLであり、加工線の幅Sである。図3ではSはLより小さく描かれているが、実際は両者は同じであってもよいし、SがLより大きくてもよい。なお、本明細書の各実施形態は、加工線ピッチ(S+L)が0.4mm以下の場合を想定している。
図における延び方向の寸法関係を説明する。加工線の重複長さはTである。例えば、第1加工線35aに対して、第4加工線37aの延び方向への重ね量はTである。加工線の段差(隣り合う加工線先端同士の距離)はDである。この場合、例えば、D=L+2Sである。なお、段差Dは0.5S以上に設定される方が、配線の幅を維持する効果が高い。
図における並び方向の寸法関係を説明する。加工線35a〜35cに対して、加工線37a〜37cの並び方向への重ね量はWである。言い換えると、加工線35a〜35cに対して、加工線37a〜37cは図右側に配線の幅(この実施形態では、加工線の幅と同じ)の1/2だけずれている。例えば、第5加工線37bの接続端43bは、第2加工端35bの接続端41bに対して、第1加工線35a(接続先の加工線の接続端に比べて長く延びる加工線)から離れる方向である図右側に変位した位置を目標に接続される。すなわち、図3は、加工線35a〜35cに対する加工線37a〜37cの加工目標位置を示している。これにより、誤差許容量が±0.5Sになる。
重ね合わせの目標位置としては、例えば、W=0.5S、T=1.5Lとなる。第2加工線35bと第5加工線37bの関係、及び第3加工線35cと第6加工線37cの関係は、第1加工線35aと第4加工線37aの関係と同様である。これにより、第4加工線37a、第5加工線37b、第6加工線37cを加工する際に、加工誤差があったとしても配線の幅を十分に確保することが可能になる。例えば、加工線同士が上下左右に±0.5Sずれたとしても、配線33a〜33dは接続端付近で少なくとも幅Lを維持できる。以下、その理由を詳細に説明する。
図4に示すように、第4加工線37a、第5加工線37b、第6加工線37cが目標位置より図の左側に0.5Sずれて加工されたとする。この場合には、例えば、第1加工線35aと第5加工線37bの並び方向間には幅Lが確保されており、第2加工線35bと第6加工線37cの並び方向間には幅Lが確保されている。
図5に示すように、第4加工線37a、第5加工線37b、第6加工線37cが目標位置より図の右側に0.5Sずれて加工されたとする。この場合には、例えば、第1加工線35aと第5加工線37bの並び方向間には幅L以上の幅が確保されており、第2加工線35bと第6加工線37cの並び方向間には幅L以上の幅が確保されている。
図6に示すように、第4加工線37a、第5加工線37b、第6加工線37cが目標位置より図の下側に0.5Sずれて加工されたとする。この場合には、例えば、第1加工線35aと第5加工線37bの並び方向間には幅L以上の幅が確保されており、第2加工線35bと第6加工線37cの並び方向間には幅L以上の幅が確保されている。
図7に示すように、第4加工線37a、第5加工線37b、第6加工線37cが目標位置より図の上側に0.5Sずれて加工されたとする。この場合には、例えば、第1加工線35aと第5加工線37bの並び方向間には幅L以上の幅が確保されており、第2加工線35bと第6加工線37cの並び方向間には幅L以上の幅が確保されている。
この実施形態の変形例として、図8は、加工線幅Sを配線の幅Lより大きくした場合を示している。この場合も実施形態と同様の効果が得られる。
(4)第2実施形態
図9及び図10を用いて、第2実施形態を説明する。ここでは、加工線の先端に段差を設けた上に、さらに加工線の先端を曲げている。
導電体の帯33には、第1加工線35aと、第2加工線35bと、第3加工線35cとが形成されている。これらは図の上側から延びている線であり、導電体の帯33を加工することによって形成されている。図では、第1加工線35aと、第2加工線35bと、第3加工線35cとは、図左側から右側に並んでおり、段階的に短くなっている
また、導電体の帯33には、第4加工線37aと、第5加工線37bと、第6加工線37cとが形成されている。これらは図の下側から延びている線であり、導電体の帯33を加工することによって形成されている。図では、第4加工線37aと、第5加工線37bと、第6加工線37cとは、図左側から右側に並んでおり、段階的に長くなっている。この実施形態では、第1回目の加工で第1加工線35aと、第2加工線35bと、第3加工線35cとが形成され、第2回目の加工で第4加工線37aと、第5加工線37bと、第6加工線37cとが形成される。
第1加工線35aの先端には、折り曲げ接続部45aが形成されている。第2加工線35bの先端には、折り曲げ接続部45bが形成されている。第3加工線35cの先端には、折り曲げ接続部45cが形成されている。つまり、各加工線は加工線本体(直線状部分)と、折り曲げ接続部とから構成されている。折り曲げ接続部45a〜45cは、図右側に延びている。より詳細には、折り曲げ接続部45a〜45cは、各加工線の本体に対して90度の角度を形成している。また、折り曲げ接続部45a〜45cの長さは、各加工線の幅と同じである。
第4加工線37aの先端には、折り曲げ接続部47aが形成されている。第5加工線37bの先端には、折り曲げ接続部47bが形成されている。第6加工線37cの先端には、折り曲げ接続部47cが形成されている。折り曲げ接続部47a〜47cは、図左側に延びている。より詳細には、折り曲げ接続部47a〜47cは、各加工線の本体に対して90度の角度を形成している。また、折り曲げ接続部47a〜47cの長さは、各加工線の幅と同じである。
第1加工線35aの折り曲げ接続部45aと第4加工線37aの折り曲げ接続部47aとが、接続端(折り曲げ接続部の先端)同士で接続されている。第2加工線35bの折り曲げ接続部45bと第5加工線37bの折り曲げ接続部47bとが、接続端(折り曲げ接続部の先端)同士で接続されている。第3加工線35cの折り曲げ接続部45cと第6加工線37cの折り曲げ接続部47cとが、接続端(折り曲げ接続部の先端)同士で接続されている。この結果、各加工線の間に、第1配線33aと、第2配線33bと、第3配線33cと、第4配線33dとが画定されている。
加工線35a〜35cに対して、加工線37a〜37cは図右側に加工線の幅の2倍ずれている。例えば、第5加工線37bの折り曲げ接続部47bは、第2加工線35bの折り曲げ接続部45bに対して、第1加工線35a(接続先の加工線の接続端に比べて長く延びる加工線)から離れる方向である図右側に変位した位置を目標に接続される。
この実施形態では、折り曲げ接続部同士を接続することによって、図3の実施形態に比べて接続許容範囲(並び方向の許容誤差)が大きくなる。
一方、このように並び方向に延びる折り曲げ接続部を形成すれば、配線束39Aの接続部分31Aの幅が大きくなってしまう。しかし、大きくなるのは折り曲げ接続部1個分であって、配線数が多くなれば折り曲げ接続部による配線束の増加率は小さくなる。
また、配線束39の接続部幅が大きくなってしまうが、図1に示すように接続部分31は概ね厚膜回路パターン5の図上下方向中央に位置するので、接続部分31における配線束39の幅が、最も広い部分の半分になっている。したがって、本実施形態の接続パターンを採用しても、タッチ入力シートの縁部分の幅が大きくなることはない。
なお、接続部分31がフィルム基材7上に配置される位置は、厚膜回路パターンの延び方向の中心から、両側にそれぞれ全体長さの10〜20%の範囲にある。
なお、折り曲げ接続部の長さAは、配線の幅Bより長くすることができる。
(5)第2実施形態の変形例(その1)
図11に第2実施形態の変形例として、接続端の形状が異なる例を示す。図11(a)では、折り曲げ接続部の先端である接続端の幅が根元の幅より大きくなっている。具体的には、接続端は円形になっている。なお、接続端の形状は円形に限定されない。図11(b)では、折り曲げ接続部が半円形の接続端になっている。
これら変形例では、前記第2実施形態に比べて、延び方向への加工誤差許容範囲が大きくなっている。
(6)第2実施形態の変形例
図12に第2実施形態の変形例として、折り曲げ接続部を有する加工線と、直線状の加工線との組み合わせを示す。
図12(a)では直線状接続部と鋭角折り曲げ接続部の組み合わせ、図12(b)では直線状接続部と直角折り曲げ接続部との組み合わせ、図12(c)では直線状接続部と鈍角折り曲げ接続部との組み合わせが示されている。
(7)第3実施形態
図13は、折り曲げ接続部の形状をフック形状にした場合である。以下、詳細に説明する。
導電体の帯には、第1加工線35Aと、第2加工線35Bと、第3加工線35Cとが形成されている。これらは図の上側から延びている線であり、導電体の帯を加工することによって形成されている。図では、第1加工線35Aと、第2加工線35Bと、第3加工線35Cとは、図左側から右側に並んでおり、段階的に短くなっている。
また、導電体の帯には、第4加工線37Aと、第5加工線37Bと、第6加工線37Cとが形成されている。これらは図の下側から延びている線であり、導電体の帯を加工することによって形成されている。図では、第4加工線37Aと、第5加工線37Bと、第6加工線37Cとは、図左側から右側に並んでおり、段階的に長くなっている。この実施形態では、最初に第1加工線35Aと、第2加工線35Bと、第3加工線35Cとが形成され、続いて第4加工線37Aと、第5加工線37Bと、第6加工線37Cとが形成される。
第1加工線35Aの先端には、二段折り曲げ接続部45Aが形成されている。第2加工線35Bの先端には、二段折り曲げ接続部45Bが形成されている。第3加工線35Cの先端には、二段折り曲げ接続部45Cが形成されている。二段折り曲げ接続部45A〜45Cは、並び方向に右側に延びる第1部分と、そこから延び方向上側に延びる第2部分とから構成されている。なお、第2部分と加工線本体との間の隙間は、第2部分の幅より狭いことが好ましい。
第4加工線37Aの先端には、二段折り曲げ接続部47Aが形成されている。第5加工線37Bの先端には、二段折り曲げ接続部47Bが形成されている。第6加工線37Cの先端には、二段折り曲げ接続部47Cが形成されている。二段折り曲げ接続部47A〜47Cは、並び方向に左側に延びる第1部分と、そこから延び方向上側に延びる第2部分とから構成されている。なお、第2部分と加工線本体との間の隙間は、第2部分の幅より狭いことが好ましい。
以上に述べたように、各加工線は、加工線本体(直線状部分)と、二段折り曲げ接続部とから構成されている。
第1加工線35Aの二段折り曲げ接続部45Aと第4加工線37Aの二段折り曲げ接続部47Aとが、接続端(概ね第2部分)同士で接続されている。第2加工線35Bの二段折り曲げ接続部45Bと第5加工線37Bの二段折り曲げ接続部47Bとが、接続端(概ね第2部分)同士で接続されている。第3加工線35Cの二段折り曲げ接続部45Cと第6加工線37Cの二段折り曲げ接続部47Cとが、接続端(概ね第2部分)同士で接続されている。この結果、各加工線の間に、第1配線33Aと、第2配線33Bと、第3配線33Cとが画定されている。
この実施形態では、二段折り曲げ接続部同士を接続することによって、図3の実施形態に比べて接続許容範囲(並び方向の許容誤差)が大きくなる。
一方、このように並び方向に延びる折り曲げ接続部を形成すれば、配線束39Aの接続部分31Aの幅が大きくなってしまう。しかし、大きくなるのは折り曲げ接続部1個分であって、配線数が多くなれば折り曲げ接続部による配線束の増加率は小さくなる。
また、図1に示すように、接続部分(31)は概ね厚膜回路パターン5の図上下方向中央に位置するので、接続部分31Aにおける配線束39Aの幅が、最も広い部分の半分になっている。したがって、本実施形態の接続パターンを採用してもタッチ入力シートの縁部分の幅が大きくなることはない。
また、この実施形態では、図9及び図10に示した実施形態に比べて、加工線の図上下方向への接続許容範囲が大きくなっている。
なお、二段折り曲げ接続部の並び方向の長さAは、配線の幅Bより長くすることができる。
(8)第4実施形態
図14を用いて、厚膜回路パターンの接続部分131のパターンを説明する。図16は、回路パターンの接続部分を示す模式図である。なお、図左右方向を並び方向とし、図上下方向を延び方向とする。
この実施形態は、加工線の鋭角折り曲げ接続部同士が接続された例である。
導電体の帯133には、第1加工線135aと、第2加工線135bと、第3加工線135cとが形成されている(第1加工線135aの左側にある加工線の説明は省略)。これらは図の上側から延びている線であり、導電体の帯133を加工することによって形成されている。図では、第1加工線135aと、第2加工線135bと、第3加工線135cとは、図左側から右側に並んでおり、段階的に長くなっている。
また、導電体の帯133には、第4加工線137aと、第5加工線137bと、第6加工線137cとが形成されている(第4加工線137aの左側にある加工線の説明は省略)。これらは図の下側から延びている線であり、導電体の帯133を加工することによって形成されている。図では、第4加工線137aと、第5加工線137bと、第6加工線137cとは、図左側から右側に並んでおり、段階的に短くなっている。
第4加工線137aの加工線本体(直線状部分、以下同じ)は第1加工線135aの加工線本体に対して図左側にずれており、第5加工線137bの加工線本体は第2加工線135bに対して図左側に外れており、第6加工線137cの加工線本体は第3加工線135cに対して図左側にずれている。言い換えると、第2加工線束の加工線(137a〜137c)の加工線本体は、接続先の加工線の加工線本体に対して、接続先の加工線の接続端に比べて長く延びる加工線から離れる方向に変位している。以上の位置関係により、第4加工線137a、第5加工線137b、第6加工線137cを加工する際に、加工誤差があったとしても配線の幅を十分に確保することが可能になる。
なお、各加工線の並び方向へのずれ量はAで示されている。
この実施形態では、第1回目の加工で第1加工線135aと、第2加工線135bと、第3加工線135cとが形成され、第2回目の加工で第4加工線137aと、第5加工線137bと、第6加工線137cとが形成される。
第1加工線135aの先端には、鋭角折り曲げ接続部145aが形成されている。第2加工線135bの先端には、鋭角折り曲げ接続部145bが形成されている。第3加工線135cの先端には、鋭角折り曲げ接続部145cが形成されている。鋭角折り曲げ接続部145a〜145cは、図左下側に延びている。より詳細には、鋭角折り曲げ接続部145a〜145cは、各加工線本体に対して約25度の角度を形成している。
第4加工線137aの先端には、鋭角折り曲げ接続部147aが形成されている。第5加工線137bの先端には、鋭角折り曲げ接続部147bが形成されている。第6加工線137cの先端には、鋭角折り曲げ接続部147cが形成されている。鋭角折り曲げ接続部147a〜147cは、図右上側に延びている。より詳細には、鋭角折り曲げ接続部147a〜147cは、各加工線の本体に対して約25度の角度を形成している。
つまり、各加工線は、加工線本体(直線状部分)と、鋭角折り曲げ接続部とから構成されている。
第1加工線135aの鋭角折り曲げ接続部145aと第4加工線137aの鋭角折り曲げ接続部147aとが接続端同士で接続されている。第2加工線135bの鋭角折り曲げ接続部145bと第5加工線137bの鋭角折り曲げ接続部147bとが接続端同士で接続されている。第3加工線135cの鋭角折り曲げ接続部145cと第6加工線137cの鋭角折り曲げ接続部147cとが接続端同士で接続されている。この結果、各加工線の間に、第1配線133aと、第2配線133bと、第3配線133cと、第3配線133dとが画定されている。
なお、この実施形態では、接続端は、折り曲げ接続部の先端である。つまり、折り曲げ接続部の全てが互いに重なっているわけではない。その結果、一対の折り曲げ接続部の長さBは、各折り曲げ接続部の長さの1.5倍程度になっている。
以上の構成では、例えば、第3配線133cは、第1部分151aと、第2部分151bと、第3部分151cとを有している。第1部分151aは、第2加工線135bと第3加工線135cとの間である。第2部分151bは、鋭角折り曲げ接続部145b及び147bと鋭角折り曲げ接続部145c及び147cとの間である。第3部分151cは、第5加工線137bと第6加工線137cとの間である。第2部分151bは、第1部分151a及び第3部分151cに比べて太くなっており(図14のC)、この実施形態では3倍ほどである。
第1加工線135aに対して、第4加工線137aは図左側に所定距離だけずれている。第2加工線135bと第5加工線137bの関係、及び第3加工線135cと第6加工線137cの関係は、第1加工線135aと第4加工線137aの関係と同様である。
この実施形態では、接続部が斜めに折り曲げられているので、図3の実施形態に比べて接続許容範囲(並び方向の許容誤差)が大きくなる。なお、この場合は折り曲げ部によって配線束の接続部幅が大きくなってしまうが、図1に示すように接続部分31は厚膜回路パターン5の概ね図上下方向中央に位置するので、接続部分31における配線束39の幅が、最も広い部分の半分になっている。したがって、本実施形態の接続パターンを採用してもタッチ入力シートの縁部分の幅が太くなることはない。
特に、折り曲げ接続部が斜めになっているので、例えば第4加工線137aの鋭角折り曲げ接続部147aと第2加工線135bの鋭角折り曲げ接続部145bとの間(第3部分151c)の距離Cが大きくなっている。したがって、並び方向への許容誤差が第2実施形態及び第3実施形態に比べて大きくなっている。
また、折り曲げ接続部の角度θを大きくすれば許容誤差は大きくなるが、加工線の単位移動量に対する横方向移動が大きくなってそれにより配線束の接続部幅が大きくなることが懸念される。そこで、曲がり始め間ピッチPを大きくしつつ曲がり角度θを比較的小さく設定することで、接続部の幅を広げないようにできる。このように曲がり始め間ピッチPと折り曲げ接続部の角度θを調整することで、接続部分の形状及び寸法を望まれるように設計できる。
接続部の折り曲げ角度θは25度であるが、10〜90度の範囲であれば特に限定されない。ただし、20〜70度であることが好ましく、さらには20〜30度であることが好ましい。
重ね合わせの目標位置は、図15に示すように、第1接続端145aと第4接続端147aの幅が一致し、第2接続端145bと第5接続端147bの幅が一致し、第3接続端145cと第6接続端147cの幅が一致する位置である。これにより、第4加工線137a、第5加工線137b、第6加工線137cを加工する際に、加工誤差があったとしても配線の幅を十分に確保することが可能になる。例えば、加工線同士が上下左右にずれたとしても、配線133a〜133dは接続端付近で加工線本体同士間の幅を維持できる。以下、その理由を詳細に説明する。
図16に示すように、第4加工線137a、第5加工線137b、第6加工線137cが目標位置より図の左側にずれて加工されたとする。この場合には、配線は加工線本体同士の間の隙間より狭くなる部分がない。
図17に示すように、第4加工線137a、第5加工線137b、第6加工線137cが目標位置より図の右側にずれて加工されたとする。この場合には、配線は加工線本体同士の間の隙間より狭くなる部分がない。
図18に示すように、第4加工線137a、第5加工線137b、第6加工線137cが目標位置より図の下側にずれて加工されたとする。この場合には、配線は加工線本体同士の間の隙間より狭くなる部分がない。
図19に示すように、第4加工線137a、第5加工線137b、第6加工線137cが目標位置より図の上側にずれて加工されたとする。この場合には、配線は加工線本体同士の間の隙間より狭くなる部分がない。
上記の実施形態を用いた実施例を行った。この実施例では、接続部分においても配線の幅が40μm以上確保されることを目標にした。これは、抵抗値、及び銀ペーストを構成する銀フレーク間の接着強度維持のためである。
この実施例では、以下の条件を用いた。配線幅が60μmであり、加工線幅が60μmであり、接続部の折り曲げ角度θが25度であり、曲がり始め間ピッチPは226μmであり、重ね長さTは120μmであり、重なり合った状態での接続部の曲がり始め同士距離Bは360μmであり、折り曲げ接続部によって広がった幅長さAは152μmであった。
この実施例は、合計100回の加工を行った。その場合、1回目に形成した加工線と2回目に形成した加工線とでは、上下左右に最大±30μmのずれが生じた。しかし、100個のサンプルにおいて配線の幅が40μm未満になったサンプルは存在しなかった。
なお、従来のように段差を設けずに直線同士で接続した場合は、同様の条件において、配線の幅が40μm未満になったサンプルは100個中80個になった。
(9)第4実施形態の変形例
図20に第4実施形態の変形例として、接続端の形状が異なる例を示す。図では、折り曲げ接続部の先端である接続端の幅が折り曲げ接続部の根元の幅より大きくなっている。具体的には、接続端は円形になっている。なお、接続端の形状は円形に限定されない。
この形状によって、前記実施形態に比べて加工誤差の許容範囲が大きくなる。
(10)第5実施形態
図21に加工線の鈍角折り曲げ接続部同士が接続された実施形態を示す。接続端の曲げ角度は、曲げ角度は120度である。曲げ角度の範囲は、90〜170度である。
図21(a)では、折り曲げ接続部は直線状である。図21(b)では、折り曲げ接続部の先端である接続端の幅が根元の幅より大きくなっている。具体的には、接続端は円形になっている。なお、接続端の形状は円形に限定されない。
(11)他の実施形態
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組み合わせ可能である。
本発明では、加工機及び加工方法の種類については特に限定されない。
本発明は、タッチ入力シートの縁に形成される複数の配線からなる配線パターンに広く適用できる。
1 タッチ入力シート
3 透明電極パターン
5 厚膜回路パターン
7 フィルム基材
31 接続部分
33 導電体の帯
33a 第1配線
33b 第2配線
33c 第3配線
33d 第4配線
35a 第1加工線
35b 第2加工線
35c 第3加工線
37a 第4加工線
37b 第5加工線
37c 第6加工線
39 配線束
41a 接続端
41b 接続端
41c 接続端
43a 接続端
43b 接続端
43c 接続端

Claims (7)

  1. タッチ入力シートの縁に形成される複数の配線からなる配線パターンであって、
    複数の加工線と、前記複数の加工線の間に設けられた複数の配線とからなる配線束を備え、
    前記複数の加工線は、第1加工線束と、前記第1加工線束に接続される第2加工線束とを有しており、
    前記配線束は、前記第1加工線束によって画定される第1配線束と、前記第2加工線束によって画定される第2配線束とを有しており、
    前記第1加工線束及び前記第2加工線束の加工線は、並び方向に互いにずれた加工線本体と、互い接続された接続端とを有しており、
    前記第1加工線束の加工線の接続端及び前記第2加工線束の加工線の接続端は、前記加工線の並び方向にいくにつれて延び方向に段階的にずれており、
    前記第2加工線束の加工線の加工線本体は、接続先の加工線の加工線本体に対して、接続先の加工線の接続端に比べて長く延びる加工線から離れる方向に変位している、配線パターン。
  2. 前記第1加工線束及び前記第2加工線束は直線状であり、
    前記第2加工線束の加工線の接続端は、接続先の加工線の接続端に対して、接続先の加工線の接続端に比べて長く延びる加工線から離れる方向に変位して接続されている、請求項1に記載の配線パターン。
  3. 前記第1加工線束及び前記第2加工線束の少なくとも一方の加工線の接続端は、当該加工線の加工線本体延び方向とは異なる方向に曲がって形成されている、請求項1に記載の配線パターン。
  4. 前記接続端の前記延び方向に対する角度は、10〜90度の範囲である、請求項3に記載の配線パターン。
  5. 前記第1加工線束及び前記第2加工線束の加工線の接続端は、当該加工線の加工線本体延び方向に対して、10〜90度の範囲で曲がって形成されている、請求項1に記載の配線パターン。
  6. 前記第1加工線束の加工線の前記接続端は、前記延び方向に対して90度を形成しており、
    前記第2加工線束の加工線の前記接続端は、前記延び方向に対して0度を形成している、請求項3に記載の配線パターン。
  7. タッチ入力シートの縁に形成される複数の配線からなる配線パターンを形成する方法であって、
    導電体の帯に、複数の加工線からなる第1加工線束を形成し、
    前記導電体の帯に、複数の加工線からなる第2加工線束を前記第1加工線束と接続するように形成し、それにより、前記複数の加工線の間に複数の配線を形成し、
    前記第1加工線束及び前記第2加工線束の加工線は、並び方向に互いにずれた加工線本体と、互い接続された接続端とを有しており、
    前記第1加工線束の加工線の接続端及び前記第2加工線束の加工線の接続端は、前記加工線の並び方向にいくにつれて延び方向に段階的にずれており、
    前記第2加工線束の加工線の加工線本体は、接続先の加工線の加工線本体に対して、接続先の加工線の接続端に比べて長く延びる加工線から離れる方向に変位している、
    配線パターンの形成方法。
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