JP5461764B2 - 両面粘着テープ - Google Patents

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Description

本発明は、デジタルカメラ、携帯電話端末、パソコン及び携帯用オーディオプレーヤーなどのディスプレイ周辺や操作キー周辺の固定及び止水に使用可能な両面粘着テープに関するものである。
従来より、デジタルカメラ、携帯電話端末、パソコン及び携帯用オーディオプレーヤーなどのディスプレイ周辺や操作キー周辺の固定には、基材にパルプや麻を原料とした薄葉紙やテープ原紙(不織布)、合成ゴム、ポリオレフィン系発泡体を使用した両面粘着テープ、基材のない両面粘着テープ、液状接着剤での固定等で対応してきた。しかしながら、上記接着剤の場合、養生時間(接着剤の乾燥時間)が必要で、かつ、溶剤が揮発することから好ましくなかった。また、基材にパルプや麻を主原料とする不織布を使用した両面テープの場合、水を吸い込むため、好ましくなく、ポリエチレン発泡体両面粘着テープの場合は、発泡体が独立気泡体ではなく連続気泡体であるため、止水性がなく、また、基材のない両面粘着テープの場合は、加工性に問題があり、好ましくなかった。
また、少なくとも一方にアクリル系粘着剤を塗布した不織布両面粘着テープとしては、基材を強化し再剥離性を付与したもの(特許文献1〜6)、不織布基材の含水率が10〜20%であるもの(特許文献7)、不織布基材とアクリル系粘着剤との密着を向上させるため、基材にアクリル繊維やアクリロニトリルを使用しテープを形成したもの(特許文献8〜9)がある。
また、合成ゴムやポリオレフィン系発泡体を使用した両面粘着テープとしては、曲面追従性を有するもの(特許文献10)、ポリオレフィン基材との密着性を向上したもの(特許文献11)がある。
また、基材のない両面粘着テープとしては、高温特性に優れたもの(特許文献12)がある。
また、両面粘着テープの製造方法としては、第1粘着剤層の形成と第2粘着剤層の形成の間にエージング時間を設けた製造方法(特許文献13)、第2粘着剤層を押出し式塗工機で塗工し、基材の破損がない製造方法(特許文献14)、粘着剤を液状で積層塗工した製造方法(特許文献15)がある。
特開平8−209086号公報 特開平9−272850号公報 特開2001−240817号公報 特開2003−193006号公報 特開2003−253228号公報 特開2005−60633号公報 特開平8−67862号公報 特開平5−78631号公報 特開平5−331437号公報 特開平7−18229号公報 特開平5−25441号公報 特開2000−248242号公報 特開平7−224261号公報 特開平6−212132号公報 特開2000−248241号公報
しかし、特許文献1〜12に記載の発明は、デジタルカメラ、携帯電話端末、パソコン及び携帯用オーディオプレーヤーなどのディスプレイ周辺や操作キー周辺の止水に使用可能な両面粘着テープとして、各粘着剤層の構成、基材の種類、粘着テープ厚について規定したものはない。
また、特許文献13〜15に記載の発明は、基材と粘着剤層の層間に空壁ができない両面粘着テープの製造方法を記載したものではない。
本発明の目的は、上記課題を解決するためになされたものであり、デジタルカメラ、携帯電話端末、パソコン及び携帯用オーディオプレーヤーなどのディスプレイ周辺や操作キー周辺の固定に使用されているポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂等と筐体及び部品との固定に使用可能であり、かつ、止水が可能な両面粘着テープを提供することにある。
本発明の目的を達成するために、本発明は特許請求の範囲に記載のような構成とするものである。
すなわち、本発明は、耐熱性高分子繊維または不織布からなる基材の両側に、粘着剤層を有する両面粘着テープにおいて、上記耐熱性高分子繊維または不織布からなる基材の少なくとも一方の面にアクリル系粘着剤を塗工した粘着剤層を有し、上記基材に塗工する上記アクリル系粘着剤の粘度が500〜12,000mPa・s/23℃であり、かつ、上記耐熱性高分子繊維または不織布からなる基材と上記粘着剤層の層間に空壁がない。
この場合、上記両面粘着テープの総厚を30〜300μmとする。
また、これらの場合、上記耐熱性高分子繊維または不織布からなる基材を、厚さ5〜200μm、坪量3〜100g/mとし、かつ、含水しないものとする。
本発明は、耐熱性高分子繊維または不織布からなる基材の両側に、粘着剤層を有する両面粘着テープにおいて、上記耐熱性高分子繊維または不織布からなる基材の少なくとも一方の面にアクリル系粘着剤を塗工した粘着剤層を有し、かつ、上記耐熱性高分子繊維または不織布からなる基材と上記粘着剤層の層間に空壁がないから、携帯電話端末やデジタルカメラ等のディスプレイ周辺部材と筐体との固定に使用でき、また、上記ディスプレイ周辺や操作キー周辺の止水に使用できる。
この場合、上記両面粘着テープの総厚が30〜300μmであるから、デジタルカメラや携帯電話端末のディスプレイ周辺に使用された場合、デジタルカメラや携帯電話端末の意匠性を損なうことがない。
また、これらの場合、上記耐熱性高分子繊維または不織布からなる基材が、厚さ5〜200μm、坪量3〜100g/mであり、かつ、含水しないものであるから、携帯電話端末やデジタルカメラ等の部品の打ち抜き加工工程での加工性が良く、塗工性についても扱いやすく、また、90°に折り曲げて貼り付けても、基材の反撥による剥がれや浮きの発生を防止できる。また、筐体内部への浸水を抑制することが可能であり、結果として、デジタルカメラ、携帯電話端末、パソコン及び携帯用オーディオプレーヤーなどのディスプレイ周辺や操作キー周辺の止水に使用できる。
また、これらの場合、上記アクリル系粘着剤の粘度が、500〜12,000mPa・s/23℃であるから、塗布性に優れ、結果として、上記両面粘着テープの厚さを30〜300μmにすることが可能である。また、耐熱性高分子繊維または不織布からなる基材の空間に粘着剤が染み込み、基材と粘着剤の間に空壁を生じさせないため、結果として、デジタルカメラ、携帯電話端末、パソコン及び携帯用オーディオプレーヤーなどのディスプレイ周辺や操作キー周辺の止水に使用できる。
本発明者達は、耐熱性高分子繊維または不織布からなる基材の両側に、粘着剤層を有する両面粘着テープにおいて、上記耐熱性高分子繊維または不織布からなる基材の少なくとも一方の面にアクリル系粘着剤を塗工した粘着剤層を有し、かつ、上記耐熱性高分子繊維または不織布からなる基材と上記粘着剤層の層間に空壁を設けないことにより、デジタルカメラ、携帯電話端末、パソコン及び携帯用オーディオプレーヤーなどのディスプレイ周辺や操作キー周辺の固定に使用されているポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂等と筐体及び部品との固定に使用可能であり、かつ、止水が可能な両面粘着テープを得ることができた。
本発明の耐熱性高分子繊維または不織布からなる基材の両側に粘着剤層を有する両面粘着テープにおいて、少なくとも一方にアクリル重合体及び架橋剤を含有する粘着剤組成物により形成されたアクリル系粘着剤層を有する両面粘着テープのアクリル重合体は、(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体と極性基含有単量体との共重合体と架橋剤からなり、粘着剤中の溶剤(例えば、トルエン、酢酸エチル、キシレン、n−ヘキサン等)、または、水を乾燥、もしくは、粘着剤中の(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体、極性基含有単量体及び多官能アクリレートに光重合開始剤(例えば、イルガキュア184、イルガキュア651、イルガキュア369、イルガキュア1800(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社)、Chivacure TPO、Chivacure 107、Chivacure 173、Chivacure 1256(チャイテック社)等)を0.001〜5.0重量部添加し、紫外線(UV)重合させアクリル粘着剤層を形成する。(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体と極性基含有単量体との共重合体とは、例えば、アクリル酸2−エチルヘキシルとアクリル酸との共重合体、アクリル酸イソオクチルとメタクリル酸2−ヒドロキシエチルとの共重合体、アクリル酸ブチルとアクリル酸とメタクリル酸2−ヒドロキシエチルとの三元共重合体等が使用されるが、特に、これらに限定されるものではない。
上記した(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体としては、例えば、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、2−エチルヘキシル基、オクチル基、イソオクチル基、ノニル基、イソノニル基、デシル基などで代表される通常、炭素数が20以下のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸のエステル等が挙げられる。なお、上記した(メタ)アクリル酸アルキルエステルは、単独もしくは2種以上で使用される。
また、上記した極性基含有単量体としては、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸2−ヒドロキシプロピル、アクリル酸ジメチルアミノエチル、アクリロニトリル、アクリル酸−β−カルボキシエチル(β−CEA)、メタクリロニトリル、N−ビニル−2−ピロリドン等で代表される、分子中にカルボキシル基、水酸基、アミノ基等の極性基を有する重合性不飽和単量体等が挙げられる。
アクリル系粘着剤の粘着付与剤は、耐候性の高い水素化ロジン樹脂(完全水素化ロジン樹脂)、脂肪族完全飽和炭化水素樹脂、水素化テルペン樹脂(完全水素化テルペン樹脂)またはシランカップリング剤であって、具体的には、パインクリスタルKE−100、パインクリスタルKE−311、パインクリスタルKE−359、パインクリスタルKE−604(荒川化学工業製)、アルコンP−70、アルコンP−100、アルコンP−115、アルコンP−125、アルコンP−140(荒川化学工業製)、クリアロンP−85、クリアロンP−105、クリアロンP−115、クリアロンP−125、クリアロンM−105、クリアロンK−100、クリアロンK−110(ヤスハラケミカル製)及びシランカップリング剤Z−6011、シランカップリング剤Z−6020、シランカップリング剤Z−6050、シランカップリング剤Z−6041、シランカップリング剤Z−6044、シランカップリング剤Z−6920、シランカップリング剤Z−6075、シランカップリング剤Z−6300、シランカップリング剤Z−6825、シランカップリング剤Z−6033、シランカップリング剤Z−6062、シランカップリング剤Z−6860(東レ・ダウコーニング製)等が使用されるが、特に、これらに限定されるものではない。
アクリル系粘着剤の架橋剤とは、例えば、分子中にイソシアネート基(ポリイソシアネート)、エポキシ基(エポキシ樹脂)等の官能基を2個以上持つもの、または、1、6−ヘキサンジオールジアクリレート、トリエチレングリコールジアクリレートなどの多官能アクリレート、または、金属キレート化合物が使用されるが、特に、これらに限定されるものではない。
両面粘着テープの基材とは、例えば、パラ系及びメタ系アラミド繊維、超高分子量ポリエチレン(PE)繊維、アクリル(PAN)繊維、ポリエステル(PET)繊維、ポリアリレート繊維、ポリベンゾオキサゾール(PBO)繊維、炭素繊維、ポリフェニレンサルファイド(PPS)繊維、ポリイミド(PI)繊維、フッ素繊維、ポリエステル(PET)不織布、ポリエチレン(PE)不織布等であって、具体的には、テクノーラ、トワロン、コーネックス(帝人テクノプロダクツ)、ケブラー、ノーメックス(東レ・デュポン)、ダイニーマ、ザイロン、プロカン、P84、スパンボンド(東洋紡績)、トレロン、トレカ、トルコン、トヨフロン(東レ)、ベクトラン(クラレ)、テナックス(東邦テナックス)、パイロフィル(三菱レーヨン)、ミライフ(新日石プラスト)、ソンタラ(デュポン)等が使用されるが、特に、これらに限定されるものではない。
耐熱性高分子繊維または不織布からなる基材は、厚さが5〜200μm、坪量が3〜100g/mであり、かつ、含水しないものに限る。上記耐熱性高分子繊維または不織布からなる基材が、厚さ5μm未満、坪量3g/m未満の場合、基材の貼り合わせが困難で、生産性に欠ける。また、上記耐熱性高分子繊維または不織布からなる基材が、厚さ200μmを超え、坪量100g/mを超えると、両面粘着テープの総厚が大きくなり過ぎるとともに、粘着剤の染み込みが好ましくない。
剥離ライナーとは、例えば、スミリーズ(住化加工紙製)、エスケーセパレーター(サンエー化研製)、ピューレックス(帝人製)、セラピール(東レフィルム加工製)、ニッパシート(ニッパ製)が使用されるが、特に、これらに限定されるものではない。また、剥離ライナー厚は19〜200μmのものであり、剥離ライナーの剥離処理面は両側にあり、好ましくは、両面で1対1.5以上の剥離異差があることが好ましい。また、剥離ライナー厚が19μm未満であると、打ち抜き加工性の悪化や剥がす際の作業性が低下することから好ましくない。200μmを超えると巻き戻した際、両面テープカールや剥離紙からテープが浮いてしまう等の問題が発生することから好ましくない。
また、アクリル系粘着剤の架橋剤の配合量としては、上記粘着剤組成物の0.50〜4.0重量部が好ましい。配合量が0.50重量部未満の場合、両面粘着テープが40℃保持力を保持できないため、好ましくない。また、配合量が4.0重量部を超えると、架橋密度が高くなり過ぎ、結果として、凝集力が高まり、40℃保持性が維持できないため、好ましくない。
また、アクリル系粘着剤の粘着付与剤配合量の総和としては、上記粘着剤組成物の0〜50重量部が好ましい。配合量の総和が50重量部を超えると、粘着付与剤が両面粘着テープ表面に染み出し、被着体(部品)を汚染することから、好ましくない。
アクリル系粘着剤の粘度としては、500〜12,000mPa・s/23℃、より好ましくは、1,500〜3,000mPa・s/23℃の範囲が好ましい。アクリル系粘着剤の粘度が、500mPa・s/23℃未満では、塗布性が悪く、好ましくない。また、アクリル系粘着剤の粘度が、12,000mPa・s/23℃を超えると、耐熱性高分子繊維または不織布からなる基材の空間に粘着剤が染み込まず、また、粘着剤中の気泡が抜けないため、基材と粘着剤層の間に空壁が生じ、結果として、止水する際、毛管現象で水か浸入してしまうため、好ましくない。
両面粘着テープの厚さとしては、30〜300μm、より好ましくは、100〜250μmの範囲が好ましい。厚さが、30μm未満では、部品を固定する力としての効果が得られず、好ましくない。また、厚さが300μmを超えるとデジタルカメラや携帯電話端末のディスプレイ周辺に使用されることから、デジタルカメラや携帯電話端末の意匠性を損なうことから、好ましくない。
アクリル系粘着剤の粘着力(対ステンレス)は、2.5N/10mm以上、好ましくは3.0N/10mm以上であることが望ましい。この粘着力が2.5N/10mm未満では、部品及び筐体の固定としての貼付け強度が低く、好ましくない。
また、デジタルカメラや携帯電話端末などに使用されている材料部品に使用可能な両面粘着テープの保持力は、被着体ステンレス板、試験雰囲気40℃、荷重9.8Nのとき、24時間落下しないことが望ましい。この保持力が、被着体界面破壊、粘着剤層中間の凝集破壊及び両面粘着テープ層間で落下する場合は、部品の保持強度として低く、好ましくない。
両面粘着テープの耐熱性高分子繊維または不織布からなる基材の坪量は3〜100g/m、より好ましくは、5〜25g/mであることが望ましい。坪量が3g/m未満では、部品の打ち抜き加工工程での加工性が乏しく、また、塗工性についても、扱いがしづらく、好ましくない。この坪量が100g/mを超えると、耐熱性高分子繊維または不織布からなる基材の剛性が大きくなり、90°に折り曲げて貼り付ける際に剥がれや浮きが生じる等の問題で、使用上、好ましくない。
両面粘着テープの少なくとも一方のアクリル系粘着剤層の厚さは、基材を含む総厚で30〜300μm、より好ましくは、100〜250μmであることが望ましい。このアクリル系粘着剤層の厚さが基材を含む総厚で30μm未満では、部品の固定力が低く、好ましくない。このアクリル系粘着剤層の厚さが耐熱性高分子繊維または不織布からなる基材を含む総厚で300μmを超えると、テープ総厚として300μmを超えることから、携帯電話端末等の意匠性を損なうことから、好ましくない。
以下、本発明の両面粘着テープ及びその製造方法について、図を用いて具体的に説明する。
本発明の両面粘着テープの構成図を図1及び図2に示す。本発明の両面粘着テープは、耐熱性高分子繊維または不織布からなる基材の厚さ、坪量及びアクリル系粘着剤の粘度により、上記粘着剤の上記基材に対する染み込み易さ、及び、上記基材の粘着剤層への沈み込みの度合いが異なる。したがって、本発明の両面粘着テープの構造は、上記基材の厚さ、坪量及び上記アクリル系粘着剤の粘度により、図1または図2に示す構造の両面粘着テープとなる。図1において、1は剥離ライナー、2は耐熱性高分子繊維または不織布からなる基材、3aは第1の粘着剤層、3bは第2の粘着剤層を示す。また、図2において、1は剥離ライナー、2は耐熱性高分子繊維または不織布からなる基材、3は粘着剤層を示す。
両面粘着テープの製造方法は、第1段階として剥離ライナー1の重剥離処理面にアクリル系粘着剤を塗工後、上記粘着剤が乾燥または硬化する前に、耐熱性高分子繊維または不織布からなる基材2を貼り合わせ、加熱乾燥または窒素雰囲気下で紫外線(UV)を照射して、耐熱性高分子繊維または不織布からなる基材2を含む第1の粘着剤層3aを形成させる。第2段階として、第1の粘着剤層3aの基材2を貼り合わせた側にアクリル系粘着剤を塗工し、加熱乾燥または窒素雰囲気下で紫外線照射して、第2の粘着剤層3bを形成させる。これにより、図1に示す構造の両面粘着テープが得られる。
また、両面粘着テープの別の製造方法は、剥離ライナー1の重剥離処理面にアクリル系粘着剤を塗工後、上記アクリル系粘着剤が乾燥または硬化する前に、耐熱性高分子繊維または不織布からなる基材2を貼り合わせ、上記アクリル系粘着剤を加熱乾燥または窒素雰囲気下で紫外線照射して、耐熱性高分子繊維または不織布からなる基材2を含む粘着剤層3を形成させる。これにより、図2に示す構造の両面粘着テープが得られる。
本発明の両面粘着テープの製造方法は、アクリル系粘着剤層を剥離ライナーに塗工し、粘着剤がウエットの状態で基材を貼り合わせた後、加熱乾燥または窒素雰囲気下で紫外線(UV)照射し、更に、基材を貼り合わせた面にアクリル系粘着剤を直接、塗工することが望ましい。アクリル系粘着剤を加熱乾燥または窒素雰囲気下で紫外線(UV)照射し、固形の状態で基材と貼り合わせると、粘着剤層と基材層の層間に空壁が出来ることから、止水できず、好ましくない。
本発明の両面粘着テープは、その用途が、デジタルカメラ、携帯電話端末のディスプレイ周辺の固定に使用可能で、かつ、部品の固定を要求される限り、特に、限定されないが、特に、デジタルカメラ、携帯電話端末の部品として好適に用いられ、その止水性に大きく寄与する。
本発明の両面粘着テープについて、実施例によって具体的に説明する。但し、本発明の両面粘着テープはこれに限定されるものではない。なお、本発明の実施例及び比較例の記述中における「部」は重量部を表し、「μm」は厚さを表し、「分またはズレmm」は保持力特性を表す。
[実施例1]
アクリル酸/アクリル酸ブチル=2/98の単量体組成95部、同組成の共重合体(重量平均分子量(以降「Mw」とする):300万)5部の粘着剤組成に、架橋剤のトリエチレングリコールジアクリレート0.50部とチバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製光重合開始剤イルガキュア184 0.20部と荒川化学工業製粘着付与剤パインクリスタルKE311 5.0部を添加し、均一に混合した粘度2,000mPa・s/23℃の粘着剤を帝人製ピューレックス(剥離ライナー厚さ 19μm)にテープ総厚30μmになるように塗工し、アクリル系粘着剤がウエットの状態で、直ちに、坪量3g/m、厚さ5μmの東洋紡績製スパンボンド(ポリエステル不織布)を貼り合わせ、窒素雰囲気下でUV照射し、粘着剤層と基材の層間に空壁のない両面粘着テープ(シート)を得た。この両面粘着テープ(シート)は、表1に示すとおり、粘着力、保持力及び止水性を有していた。
[実施例2]
アクリル酸/アクリル酸−2−エチルヘキシル=6/94の単量体組成30部、同組成の共重合体(Mw:70万)70部の粘着剤組成に、分子中にエポキシ基を2個以上持つエポキシ樹脂(三菱ガス化学製TETRAD X)を架橋剤として0.5部添加し、更に、東レ・ダウコーニング製粘着付与剤シランカップリング剤Z−6020 0.1部均一に混合した粘度500mPa・s/23℃の粘着剤を住化加工紙製スミリーズ(剥離ライナー厚さ 200μm)に基材を含む粘着層厚として30μmになるように塗工し、アクリル系粘着剤がウエットの状態で、直ちに、坪量5g/m、厚さ20μmの新日石プラスト製ミライフ(ポリエステル不織布)を貼り合わせ、乾燥させた。次に、基材を貼り合わせた面に上記粘着剤を直接、粘着層厚20μmになるように塗工・乾燥し、粘着剤層と基材の層間に空壁のない、総厚50μmの両面粘着テープ(シート)を得た。この両面粘着テープ(シート)は、表1に示すとおり、粘着力、保持力及び止水性を有していた。
[実施例3]
アクリル酸/アクリル酸−2−エチルヘキシル=2/98の単量体組成30部、同組成の共重合体(Mw:70万)70部の粘着剤組成に、分子中にエポキシ基を2個以上持つエポキシ樹脂(綜研化学製硬化剤E−AX)を架橋剤として1.0部添加し、更に、東レ・ダウコーニング製粘着付与剤シランカップリング剤Z−6062 0.3部を均一に混合した粘度12,000mPa・s/23℃の粘着剤をサンエー化研製エスケーセパレーター(剥離ライナー厚さ 95μm)に基材を含む粘着層厚として50μmになるように塗工し、アクリル系粘着剤がウエットの状態で、直ちに、坪量12g/m、厚さ30μmの東レ製トルコン(PPS繊維)を貼り合わせ、乾燥させた。次に、基材を貼り合わせた面に上記粘着剤を直接、粘着層厚50μmになるように塗工・乾燥し、粘着剤層と基材の層間に空壁のない、総厚100μmの両面粘着テープ(シート)を得た。この両面粘着テープ(シート)は、表1に示すとおり、粘着力、保持力及び止水性を有していた。
[実施例4]
アクリル酸/アクリル酸ブチル/アクリル酸−2−ヒドロキシエチル=2/95/3の単量体組成15部、同組成の共重合体(Mw:200万)85部の粘着剤組成に、分子中にイソシアネート基を2個以上持つポリイソシアネートを架橋剤(大日本インキ化学工業製硬化剤D−40)として4.0部添加し、更に、ヤスハラケミカル粘着付与剤クリアロンP−105 20部及び荒川化学工業製粘着付与剤パインクリスタルKE604 15部を均一に混合した粘度6,000mPa・s/23℃の粘着剤を東レフィルム化工製セラピール(剥離ライナー厚さ 50μm)に基材を含む粘着層厚として120μmになるように塗工し、アクリル系粘着剤がウエットの状態で、直ちに、坪量50g/m、厚さ150μmの東レ・デュポン製ケブラー(パラ系アラミド繊維)を貼り合わせ、乾燥させた。次に、基材を貼り合わせた面に上記粘着剤を直接、粘着層厚80μmになるように塗工・乾燥し、粘着剤層と基材の層間に空壁のない、総厚200μmの両面粘着テープ(シート)を得た。この両面粘着テープ(シート)は、表1に示すとおり、粘着力、保持力及び止水性を有していた。
[実施例5]
アクリル酸/アクリル酸−2−エチルヘキシル=8/92の単量体組成20部、同組成の共重合体(Mw:70万)80部の粘着剤組成に、分子中にエポキシ基を2個以上持つエポキシ樹脂(三菱ガス化学製TETRAD C)を架橋剤として0.8部添加し、均一に混合した粘度8,000mPa・s/23℃の粘着剤を住化加工紙製スミリーズ(剥離ライナー厚さ 120μm)に基材を含む粘着層厚として160μmになるように塗工し、アクリル系粘着剤がウエットの状態で、直ちに、坪量100g/m、厚さ200μmの東洋紡績製ザイロン(PBO繊維)を貼り合わせ、乾燥させた。次に、基材を貼り合わせた面に上記粘着剤を直接、粘着層厚140μmになるように塗工・乾燥し、粘着剤層と基材の層間に空壁のない、総厚300μmの両面粘着テープ(シート)を得た。この両面粘着テープ(シート)は、表1に示すとおり、粘着力、保持力及び止水性を有していた。
[比較例1]
アクリル酸/アクリル酸−2−エチルヘキシル=2/98の単量体組成20部、同組成の共重合体(Mw:70万)80部の粘着剤組成に、分子中にイソシアネート基を2個以上持つポリイソシアネート(大日本インキ化学工業硬化剤D−40)を架橋剤として1.5部添加し、均一に混合した粘度400mPa・s/23℃の粘着剤を東セロ製SPセパレーター(剥離ライナー厚さ 50μm)にテープ総厚25μmになるように塗工し,アクリル系粘着剤がウェットの状態で、直ちに、坪量5g/m、厚さ20μmの新日石プラスト製ミライフ(ポリエステル不織布)を貼り合わせ、窒素雰囲気下でUV照射し、両面粘着テープ(シート)を得た。しかし、テープ厚が薄すぎることから、貼り合わせても、部分的に不織布が浮いてしまい、空壁を無くすことが出来ず、安定して作製することが困難であった。
[比較例2]
アクリル酸/アクリル酸−2−エチルヘキシル=10/90の単量体組成20部、同組成の共重合体(Mw:70万)80部の粘着剤組成に、分子中にイソシアネート基を2個以上持つポリイソシアネート(綜研化学製硬化剤L−45)を架橋剤として5.0部添加し、更に、東レ・ダウコーニング製粘着付与剤シランカップリング剤Z−6300 0.1部を均一に混合した粘度3,000mPa・s/23℃の粘着剤を住化加工紙製スミリーズ(剥離ライナー厚さ 95μm)に基材を含む粘着層厚として120μmになるように塗工し、アクリル系粘着剤がウエットの状態で、直ちに、坪量10g/m、厚さ25μmの大王製紙製テープ原紙(パルプ原料の不織布)を貼り合わせ、乾燥させた。次に、基材を貼り合わせた面に上記粘着剤を直接、粘着層厚80μmになるように塗工・乾燥し、粘着剤層と基材の層間に空壁のある、総厚で200μmの両面粘着テープ(シート)を得た。この両面粘着テープ(シート)は、粘着層の凝集力が高くなり過ぎたため、硬くなり、表1に示すとおり、粘着力、保持力ともに架橋剤の配合量が良好な範囲でないため、規格値を満足する値が得られなかった。また、基材についても、水を吸いやすいパルプ原料のテープ原紙を使用したため、浸水を抑制することは出来なかった。
[比較例3]
アクリル酸/アクリル酸−2−エチルヘキシル=8/92の単量体組成20部、同組成の共重合体(Mw:70万)80部の粘着剤組成に、分子中にイソシアネート基を2個以上持つポリイソシアネート(綜研化学製硬化剤L−45)を架橋剤として0.4部添加し、均一に混合した粘度1,500mPa・s/23℃の粘着剤をサンエー化研製エスケーセパレーター(剥離ライナー厚さ 120μm)に基材を含む粘着層厚として50μmになるように塗工し、アクリル系粘着剤がウエットの状態で、直ちに、坪量2.5g/m、厚さ4μmの東レ・デュポン製ノーメックス(メタ系アラミド繊維)を貼り合わせ、乾燥させた。次に、基材を貼り合わせた面に上記粘着剤を直接、粘着層厚50μmになるように塗工・乾燥し、粘着剤層と基材の層間に空壁のある、総厚100μmの両面粘着テープ(シート)を得た。この両面粘着テープ(シート)は、表1に示すとおり、粘着力を有していた。しかし、保持力及び止水性は、架橋剤の配合量が良好な範囲でないため、粘着層の凝集力が低く、規格値を満足せず、また、粘着剤層と基材の間に空壁ができてしまい、結果として、浸水を抑制することはできなかった。
[比較例4]
アクリル酸/アクリル酸−2−エチルヘキシル=8/92の単量体組成20部、同組成の共重合体(Mw:70万)80部の粘着剤組成に、分子中にエポキシ基を2個以上持つエポキシ樹脂(三菱ガス化学製TETRAD C)を架橋剤として0.8部添加し、均一に混合した粘度8,000mPa・s/23℃の粘着剤を住化加工紙製スミリーズ(剥離ライナー厚さ 120μm)に基材を含む粘着層厚として200μmになるように塗工し、アクリル系粘着剤がウエットの状態で、直ちに、坪量136g/m、厚さ250μmのデュポン製ソンタラ(ポリエステル不織布)を貼り合わせ、乾燥させた。次に、基材を貼り合わせた面に上記粘着剤を直接、粘着層厚160μmになるように塗工・乾燥し、粘着剤層と基材の層間に空壁のある、総厚360μmの両面粘着テープ(シート)を得た。この両面粘着テープ(シート)は、表1に示すとおり、粘着力及び保持力を有していたが、テープ厚さ及び基材が厚いことから、粘着剤の染み込み不足で、粘着剤層と基材の間に空壁ができてしまい、結果として、浸水を抑制することはできなかった。
[比較例5]
アクリル酸/アクリル酸−2−エチルヘキシル=2/98の単量体組成30部、同組成の共重合体(Mw:70万)70部の粘着剤組成に、分子中にエポキシ基を2個以上持つエポキシ樹脂(綜研化学製硬化剤E−AX)を架橋剤として1.0部添加し、更に、東レ・ダウコーニング製粘着付与剤シランカップリング剤Z−6062 0.3部を均一に混合した粘度13,000mPa・s/23℃の粘着剤をサンエー化研製エスケーセパレーター(剥離ライナー厚さ 95μm)に基材を含む粘着層厚として50μmになるように塗工し、アクリル系粘着剤がウエットの状態で、直ちに、坪量10g/m、厚さ25μmの新日石プラスト製ミライフ(ポリエステル不織布)を貼り合わせ、乾燥させた。次に、基材を貼り合わせた面に上記粘着剤を直接、粘着層厚50μmになるように塗工・乾燥し、粘着剤層と基材の層間に空壁のある、総厚100μmの両面粘着テープ(シート)を得た。この両面粘着テープ(シート)は、表1に示すとおり、粘着力、保持力を有していた。しかし、止水性が不良で、粘着剤層と基材の層間に空壁ができてしまい、結果として、浸水を抑制することはできなかった。
Figure 0005461764
[厚さ]JIS−Z−0237(2000)に準ずる。なお、厚さの測定には、JIS−B−7503に規定するダイヤルゲージを使用する。
[粘着力]JIS−Z−1528(2004)に準じ、被着体として鏡面仕上げ(ブライトアニール処理)ステンレス板(厚さ2.0mm)を使用し、0.019mm厚ポリエステル(PET)フィルムで裏打ちした試験片を貼り付け、荷重19.6Nのローラーで一往復させた後、20分後、アイコー引張試験機にて剥離速度300mm/minにて180°方向にピールし、測定した。
[保持力]JIS−Z−1528(2004)に準じ、0.019mm厚PETフィルムで裏打ちし、測定温度40℃、荷重9.8N、試験時間24時間で落下(分)またはズレ幅(mm)を測定した。
〔止水試験〕ドーナツ状(直径50mm、粘着テープ巾5mmの円)に打ち抜いた両面粘着テープを介し、アクリル板とアクリル板を貼り合わせ、荷重49Nで圧着し、20分養生後、深さ1mのウォーターバスに浸漬し、168時間後に水の浸入があるかを確認する。
〔空壁の確認〕液体窒素中に本発明の両面粘着テープを浸漬させ、両面粘着テープのガラス転移温度よりも低くなった段階で、断面を割り、電子顕微鏡で空壁の有無を確認した。
本発明の両面粘着テープの構成図を表す。 本発明の両面粘着テープの別の構成図を表す。
符号の説明
1:剥離ライナー、2:耐熱性高分子繊維または不織布からなる基材、3a:第1の粘着剤層、3b:第2の粘着剤層、3:粘着剤層

Claims (2)

  1. 耐熱高分子繊維または不織布からなる基材の両側に、粘着剤層を有する止水に使用可能な両面粘着テープにおいて、
    上記耐熱高分子繊維または不織布からなる基材であって該基材の少なくとも一方の面にアクリル系粘着剤を塗工した粘着剤層を有し、
    前記基材はポリエステル不織布、PPS繊維、パラ系アラミド繊維、PB0繊維から選ばれる1種であり、
    上記耐熱高分子繊維または不織布からなる基材が、厚さ5〜200μm、坪量3〜100g/m であり、かつ含水しないものであり、
    上記基材に塗工する上記アクリル系粘着剤の粘度が500〜12,000mPa・s/23℃であり、
    上記耐熱性高分子繊維または不織布からなる基材と上記粘着剤層の層間に空壁がないことを特徴とする両面粘着テープ。
  2. 上記両面粘着テープの総厚が、30〜300μmであることを特徴とする請求項1に記載の両面粘着テープ。
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