JP5461156B2 - 洗米装置 - Google Patents

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Description

本発明は、洗米タンク内に配置された攪拌棒を回転させることにより該洗米タンク内の米を洗米するようにした洗米装置に関するものである。
従来、洗米タンク内に配置された攪拌棒を回転させることにより該洗米タンク内の米を洗米するようにした洗米装置が特許文献1にて開示されている。
前記洗米タンクは、上下方向の軸心を有する筒状のタンク本体と、このタンク本体の下端側に設けられた排水ジャケットとを有する。
タンク本体は、上端及び下端が開口状で、上部が円筒形に形成され下部が下方に行くに従って先窄まりとなる截頭円錐形に形成されている。
タンク本体内には上端開口から米と水とが供給可能とされ、該タンク本体の下端開口は排水ジャケット内に連通している。
排水ジャケットの下面側には、米を排出させるための排米口が下方に向けて開口状に形成され、この排米口は排米弁によって開閉自在に閉塞されている。
排水ジャケット内には、タンク本体の下端開口と排米口との間の空間を取り囲むように設けられていて、水は通すが米は通さない小孔が多数形成された分離板が設けられ、この分離板を介して排水ジャケットから洗米水が排水可能とされている。
洗米タンク内に投入された米は、洗米タンクの上端側から水を供給すると共に排水ジャケットから水を排水しながら攪拌棒を回転させる洗い工程と、水の供給を停止して攪拌棒を回転させる研ぎ工程とを交互に複数回行った後、排水ジャケットからの排水を停止させた状態で洗米タンク内に水を供給して該水と共に浮遊物を洗米タンクの上部に設けたオーバーフロー口から排出させるオーバーフロー工程を行うことにより洗米される。
特開平10−117927号公報
前記従来の洗米装置にあっては、洗い工程と研ぎ工程の際において、洗米タンク内に水を溜めないで洗米が行われるが、このとき米が攪拌棒と供回りする場合がある。米が攪拌棒と供回りすると、攪拌棒による米の攪拌効果が十分に発揮されず、洗米精度が低下する。
そこで、本発明は、前記問題点に鑑み、洗米精度の向上を企図した洗米装置を提供することを課題とする。
前記技術的課題を解決するために本発明が講じた技術的手段は、上部に円筒部を有し下部に下方に行くに従って先窄まりとなる截頭円錐形の漏斗部を有する洗米タンクを備え、この洗米タンクは上端側から米と水とが供給可能とされると共に下端側に排米弁で開閉自在に塞がれる排米口を備え、該洗米タンク内に配置された攪拌棒を縦軸回りに回転駆動することにより洗米タンク内の米を洗米するようにした洗米装置において、
前記洗米タンクの内面に、洗米時に米が攪拌棒と供回りするのを抑制するように洗米タンク内面から洗米タンクの径内側に突出するリブを設け
前記攪拌棒は、洗米タンクの上部から洗米タンクの下端近傍にまで延びていると共に、洗米した米を水加減水と一緒に排出する排米時において渦流を起こしながら排米させるべく回転駆動され、
前記リブは、洗米タンクの上端側から漏斗部の上下方向中途部にまで設けられていて、その下端が前記攪拌棒の下端よりも上方に位置していることを特徴とする。
また、前記リブの下端は、前記洗米タンクの利用可能な容量の2/5の高さに設定されているのがよい。
また、前記リブは洗米タンクの中心からみて上下方向の略直線状に形成されているのがよい。
本発明によれば、洗米タンクの内面に設けたリブによって、洗米時において米が攪拌棒と供回りするのが抑制され、洗米精度が向上する。
洗米タンク及び攪拌棒の斜視図である。 自動炊飯機の正面図である。 洗米装置の正面断面図である。 洗米タンクの正面断面図である。 洗米タンク及び攪拌棒の平面図である。 洗米タンクのリブ形成部分の断面拡大図である。 洗米タンクのリブ形成部分の平面拡大図である。 タンク支持体の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図2において、1は米の計量・洗米・炊飯をマイコン制御によって自動で行う自動炊飯機である。
この炊飯機1は、機枠2と、この機枠2の上部に設けられた貯米庫3と、この貯米庫3の下方に設けられた洗米タンク4と、この洗米タンク4に水を供給する給水装置5と、前記洗米タンク4の下方に設けられた炊飯器6と、この炊飯器6を載置すべく機枠2の下端側に設けられた載置台7とを有する。
前記機枠2は、下端部の平面視矩形状のベース部材8と、このベース部材8の後端側の左右両側に立設された左右一対の支柱部材9とを有する。
前記貯米庫3は、図1、2に示すように、上端開口状の箱状のケース10と、このケース10内の上部側に収納された上端開口状の貯米タンク11と、この貯米タンク11の上端開口を開閉自在に閉塞する蓋体12とを有する。前記ケース10の下面の後端側が機枠2の左右支柱部材9の上端に固定されている。
前記貯米タンク11の上端開口は米の投入口とされ、この貯米タンク11の下端側には該貯米タンク11内の米を排出する米排出口13が設けられている。
洗米タンク4は、上下方向の軸心を有する筒状のタンク本体14と、このタンク本体14の下端側に設けられた排水ジャケット15とを有する。
タンク本体14は、樹脂によって一体成型され、図4にも示すように、上端及び下端が開口状で、上部が円筒形の円筒部16とされ、下部が下方に行くに従って先窄まりとされた截頭円錐形の漏斗部17とされている。
なお、本実施形態では、円筒部16より漏斗部17が占める割合が大きく、洗米タンク4を、上部と下部とこれら上下部の間の中間部との3部分に分けると、上部が円筒形で、中間部及び下部が截頭円錐形とされているといえる。
このタンク本体14(洗米タンク4)の上端側は前記貯米庫3のケース10の下壁に固定されたタンク支持体18に着脱自在に取り付けられている。
タンク支持体18は、図8に示すように、その上壁19がケース10の下壁に取付固定されていて、ケース10の下面から下方突出状とされ、タンク支持体18の上壁上面側はケース10の下壁に形成された開口を介してケース10内に露出状とされている。
タンク支持体18は樹脂によって形成され、上壁から下方に突出する筒状の取付部20を有し、この取付部20の下端に前記洗米タンク4のタンク本体14の上端側が接当し、且つ複数の取付具(パチン錠)を介してタンク本体14が取付部20に着脱自在に取り付けられている。したがって、タンク本体14の上端開口は、タンク支持体18によって塞がれている。
タンク支持体18の上壁19には、貯米タンク11下端の米排出口13の下方に位置する米通過口21が形成され、この米通過口21と前記米排出口13との間には、米排出口13から排出される貯米タンク11内の米を計量して米通過口21を通して洗米タンク4に供給する米計量器22が設けられている。
タンク支持体18の中心部分には、上下方向の軸心を有する筒状の回転軸23を軸心回りに回転自在に支持する軸受部24が設けられている。回転軸23の下部には、洗米タンク4内の米を攪拌する複数本の攪拌棒25が設けられている。
攪拌棒25は、本実施形態では、回転軸23から径方向外方に延出する横杆部25aと該横杆部25aの延出端から下方側に延出する縦杆部25bとを有する7本の攪拌棒25と、回転軸23から下方に直線状に延びると共に後述する排米弁26の上面近傍で該排米弁26上面に沿って屈曲された1本の攪拌棒25とからなり、各攪拌棒25は回転軸23の周方向に関して位置ズレさせて配置されている。
横杆部25aを有する攪拌棒25のうち、横杆部25aの長さが略同じ長さとされた3本の攪拌棒25の横杆部25aはタンク本体14の内面近傍にまで延出されており、他の攪拌棒25の横杆部25aの長さは前記3本の攪拌棒25の横杆部25aの長さよりも短く且つそれぞれ異なる長さに形成されている。
同じ長さの横杆部25aを有する前記3本の攪拌棒25のうち、1本の攪拌棒25の縦杆部25bは横杆部25aの延出端から円筒部16に沿って下方に延びた後、下方に行くに従って洗米タンク4の中心に移行する方向に延びる形状に形成され、その他の攪拌棒25の縦杆部25bは横杆部25aの延出端から下方に行くに従って洗米タンク4の中心に移行する方向に延びる傾斜状に形成されている。
回転軸23は、タンク支持体18の上方側に設けられた攪拌モータによって回転駆動され、回転軸23を回転駆動することにより、攪拌棒25が縦軸回りに(洗米タンク4の軸心回りに)回転して米を攪拌させる。
前記給水装置5は、図2及び図8に示すように、水道等の水源に接続される止水栓27と、この止水栓27の下流側に設けられた流量計28と、この流量計28の下流側に設けられた電磁弁29と、この電磁弁29の下流側に設けられた給水部30と有する。
給水部30は、前記タンク支持体18に複数設けられ、多数の小孔を有していて洗米タンク4内に上方から水をシャワー状に散水する。
前記排水ジャケット15はタンク本体14と連通しており、該排水ジャケット15の下面側には、洗米した米を水加減水と共に排出するための排米口31が設けられ、この排米口31は円錐状の排米弁26によって下方側から開閉自在に閉塞される。
排米弁26は、洗米タンク4内の中心に上下方向に配置された弁棒32の下端に取り付けられ、前記弁棒32はタンク支持体18の上面側に設けられた昇降機構によって昇降操作され、この排米弁26を引き上げることで排米口31が閉じ、該排米弁26を下降させることにより排米口31が開くよう構成されている。
排水ジャケット15の側方には排水ボックス33が設けられ、この排水ボックス33と排水ジャケット15とは排水パイプ34によって連通されている。
また、排水ジャケット15内には、洗米タンク4のタンク本体14の下端開口と排米口31との間の空間を取り囲むように截頭円錐筒状に形成された分離板36が設けられている。
この分離板36は水は通すが米は通さない小孔が多数形成されており、排水ジャケット15から排水ボックス33へと米の研ぎ汁が小さな不純物と共に流れるようになっており、また、米の研ぎ汁等は排水ボックス33から排水溝へと流れるようになっている。
また、排水ボックス33内には、排水ジャケット15側から排水ボックス33への流体の浸入口を開閉自在な開閉弁37が設けられ、この開閉弁37はタンク支持体18の上面に設けられた開閉モータ38によって開閉駆動される。
タンク支持体18の取付部20には、洗米タンク4内に水を貯めて、該水をオーバーフローさせたときに、洗米タンク4からオーバーフローする水を排水させるためのオーバーフロー部39が設けられ、このオーバーフロー部39は縦排水パイプ40を介して排水ボックス33に連通している。したがって、洗米タンク4からオーバーフローした水及び不純物は、排水ボックス33から排水溝へと流れる。
前記ケース10内の貯米タンク11の下方側は、前記攪拌棒25を駆動する撹拌モータ、排米弁26を昇降する昇降機構、前記開閉弁37を開閉させる開閉モータ38等を収容する収容部とされ、これらはタンク支持体18の上面に取付固定されている。
貯米庫3のケース10の前壁内側には炊飯機1を制御する制御装置が設けられていると共に、貯米庫3のケース10の前面には、操作パネル41が設けられている。
操作パネル41には、炊飯機1を始動させるスタートスイッチが設けられている他、該操作パネル41によって、炊飯する米の量、米の洗い方の程度(軽く〜念入り)の選定、炊き加減(軟〜硬)の選定、炊き方の種類(通常の白米、玄米、おこわ、おかゆ等)の選定等が入力可能とされ、この操作パネル41によって入力された条件によって、貯米庫3内の米が計量され、洗米され、水加減されて炊飯されるように自動運転される。
洗米タンク4内に投入された米は以下のようにして洗米される。
洗米タンク4の上端側から水を供給すると共に排水ジャケット15から水を排水しながら攪拌棒25を回転させる洗い工程と、水の供給を停止して攪拌棒25を回転させる研ぎ工程とを交互に複数回行い(例えば、洗い工程3回、研ぎ工程2回)、最後に、排水ジャケット15からの排水を停止させた状態で攪拌棒25を回転させながら洗米タンク4内に水を供給して該水と共に浮遊物を洗米タンク4の上部に設けたオーバーフロー部39から排出させるオーバーフロー工程を行う。
オーバーフロー工程が終わると、排水ボックス33内の開閉弁37を開けて水を排水し、その後、排水ボックス33内の開閉弁37を閉じて水加減水を供給する。
水加減水が供給された後、排米弁26を下降させることにより洗米した米を水加減水と一緒に炊飯器6の内釜へと落下排出する。このとき、攪拌棒25を回転させながら米と水加減水とを排出する。攪拌棒25を回転させることにより渦流が生じ、この渦流により米と水加減水とを一挙に排出させることができるからである。
前記タンク本体14の漏斗部17の内面は下方に行くに従って径方向内方に移行する傾斜状とされているので、タンク本体14の内面が粗いと抵抗などで排米した後にタンク本体14内面に残米が生じることがある。このため、タンク本体14の内面の面粗度を上げているが、そうすると、洗米時において(洗い工程、研ぎ工程のときにおいて)、米が攪拌棒25と共に供回りしてしまう場合がある。この洗い工程、研ぎ工程のときに米が攪拌棒25と供回りしてしまうと、洗米精度が悪くなるという問題が生じる。
そこで、本実施形態にあっては、図1、図4〜図7に示すように、タンク本体14(洗米タンク4)の内面に、洗い工程、研ぎ工程の際において、タンク本体14内で米が攪拌棒25と供回りするのを抑制するリブ42が設けられている。
このリブ42は、樹脂によってタンク本体14に一体成型されていて、タンク本体14の内面から該タンク本体14の径内側に一体的に延出されて設けられている。なお、リブ42をタンク本体14とは別体で形成して該タンク本体24の内面に接着してもよい。
また、前記リブ42は、上下方向に関して長い凸条に形成されており、図例のものでは、タンク本体14の中心からみて上下方向の略直線状に形成されている。
また、図例のものでは、リブ42は、タンク本体14の上端側から漏斗部17の上下方向中途部にわたって(円筒部16と、漏斗部17の上部とに)設けられている。すなわち、漏斗部17の下部にはリブ42は設けられていない。
また、前記リブ42は上端から下端にわたって連続状に形成されており、図例では、タンク本体14の周方向に等間隔をおいて4本設けられている。
また、図例の自動炊飯機1にあっては、洗米タンク4は5升の米を洗米できるものを例示しており、リブ42は、タンク本体14に2升の米が入る2升ラインA(タンク本体14に2升の米を入れた場合の米の集合体の上面のライン)にまで設けられている。
なお、リブ42の下端は、2升ラインAのやや下側又はやや上側(2升ラインAの付近)であってもよい(2升ラインA付近から上側にリブ42を設ける)。
また、図例のリブ42は、長さ方向に直交する方向の面で切断した断面形状が洗米タンク4径内側に凸となる山形状に形成され、該リブ42の頂部42aはタンク本体14の径内側に凸となる円弧状とされている。また、この断面山形状のリブ42の裾野部には、タンク本体14の径内側からタンク本体14の内面側に向けて凹むアール42bが付けられている。これらによって、洗米時において、米がリブ42に当たった場合の米の損傷を防止することができる。
なお、リブ42の断面形状は、矩形状、正三角形や不等辺三角形等の三角形状など、どのような形状であってもよい。
前記構成の洗米タンク4にあっては、前記リブ42を設けることにより、洗い工程、研ぎ工程のときにおいて、米に攪拌棒25の回転方向に抗する抵抗を与えることができ、米が攪拌棒25と供回りするのを(米がタンク本体14内面と攪拌棒25の回転方向に相対移動するのを)抑制することができる。これによって、攪拌棒25による米の攪拌効果を十分に発揮でき、洗米性能(洗米精度)を向上させることができる。
また、攪拌棒25によって米を攪拌する際においてリブ42が抵抗となるので、リブ42による攪拌効果も期待できる。
なお、最長の横杆部25aを有する攪拌棒25の横杆部25aがリブ42に最も接近したときにおいて、該横杆部25aの延出端とリブ42との間で米が潰されないように、最長の横杆部25aがリブ42に最も接近したときにおける、該横杆部25aの延出端とリブ42との間の隙間を米が十分に通る間隔とするのがよい。
前記構成のものにあっては、リブ42を洗米タンク4の中心からみて上下方向の直線状に形成することにより、米を排米した後に、リブ42に米が残る惧れはない。また、リブ42をタンク本体14と容易に一体成型することができる。
前記リブ42は、タンク本体14の上端から下端にわたって設けられるのが供回り抑制効果は大きいが、リブ42を漏斗部17の下部にまで設けると、排米した後にタンク本体14の下部側に残米が生じる惧れがある。
すなわち、洗米した米を水加減水と共に排出する場合、前述したように、攪拌棒25を回転させて渦流を起こしながら排米させるが、漏斗部17の下部は、漏斗部17の上部に比べてスペースが狭いので、リブ42による影響は大きく(リブ42による供回り抑制効果は大きく)、水の排出に対して米の排出が遅れることによってタンク本体14の内面に残米が生じる惧れがある。
そこで、漏斗部17の下部においてはリブ42を設けないことにより、排米時に米をスムーズに排出させることができる。
一方、円筒部16及び漏斗部17上部は、スペースが広いので、排米動作に対するリブ42の影響は少ないので問題はない。
また、2升未満の米を洗米する場合はリブ42による効果が得られないが、2升程度の米であると、供回りの問題はない。これは、2升程度であれば、米全体の重量が比較的軽いこと、また、洗米タンク4の下端側には分離板(抵抗となるもの)があること等が考えられる。
図例では、リブ42はタンク本体14の中心からみて上下方向の直線状に形成されているが、これに限定されることはなく、リブ42をタンク本体14の中心からみて上下方向に対して傾斜状に形成されていてもよい(すなわち、リブ42は螺旋状となる)。
この場合、リブ42は下方に行くに従って攪拌棒25の回転方向とは逆の方向に移行する傾斜状とすると、供回りを抑制する上でよい。
また、各リブ42は、上端から下端にわたって連続状に形成されているが、上下方向に関して断続状に形成されていてもよい(リブ42を上下方向に関して複数設けてもよい)。この場合、上下方向で隣接するリブ42をタンク本体14の周方向に関して位置ズレさせてもよい。
前記リブ42は、図例のものでは、タンク本体14の周方向に等間隔をおいて4本設けられているが、1本又は2乃至3本或いは5本以上設けてもよい。
また、米が攪拌棒25と供回りするのを抑制する手段として、タンク本体14の平面の断面形状が多角形となるように該タンク本体14を形成することが考えられるが、このようにすると、タンク本体14の内面の隅部分に糠分が溜まって清掃が大変となるということが考えられる。
また、本実施形態では、米の計量から炊飯までを自動で行う自動炊飯機1を例示したが、本発明を、米の計量から洗米した米を水加減水と共に洗米タンク4から排出する自動洗米機に採用してもよい。
4 洗米タンク
16 円筒部
17 漏斗部
25 攪拌棒
26 排米弁
31 排米口
42 リブ

Claims (3)

  1. 上部に円筒部(16)を有し下部に下方に行くに従って先窄まりとなる截頭円錐形の漏
    斗部(17)を有する洗米タンク(4)を備え、この洗米タンク(4)は上端側から米と水とが供給可能とされると共に下端側に排米弁(26)で開閉自在に塞がれる排米口(31)を備え、該洗米タンク(4)内に配置された攪拌棒(25)を縦軸回りに回転駆動することにより洗米タンク(4)内の米を洗米するようにした洗米装置において、
    前記洗米タンク(4)の内面に、洗米時に米が攪拌棒(25)と供回りするのを抑制するように洗米タンク(4)内面から洗米タンク(4)の径内側に突出するリブ(42)を設け
    前記攪拌棒(25)は、洗米タンク(4)の上部から洗米タンク(4)の下端近傍にまで延びていると共に、洗米した米を水加減水と一緒に排出する排米時において渦流を起こしながら排米させるべく回転駆動され、
    前記リブ(42)は、洗米タンク(4)の上端側から漏斗部(17)の上下方向中途部にまで設けられていて、その下端が前記攪拌棒(25)の下端よりも上方に位置していることを特徴とする洗米装置。
  2. 前記リブ(42)の下端は、前記洗米タンク(4)の利用可能な容量の2/5の高さに設定されていることを特徴とする請求項1に記載の洗米装置。
  3. 前記リブ(42)は、洗米タンク(4)の中心からみて上下方向の略直線状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の洗米装置。
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