JP5460243B2 - 電子機器 - Google Patents
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上記第1の部材は、互いに離間して設けられ、それぞれ同軸の第1の軸受け部及び第2の軸受け部を有する。
上記第2の部材は、第1の軸保持部を有する。
上記第1の回動軸は、上記第1の部材の上記第1の軸受け部と上記第2の軸受け部との間に第2の部材の第1の軸保持部を同軸的に配置した状態で、上記第1の軸受け部、上記第2の軸受け部及び上記第1の軸保持部に挿通され、上記第2の部材と上記第1の部材とを互いに回動自在に連結する。
上記第1の係合部は、上記第1の軸受け部の、上記第2の部材と軸方向で対向する第1の部位に設けられる。
上記第2の係合部は、上記第2の部材の、上記第1の軸受け部の上記第1の部位と軸方向で対向する第2の部位に設けられ、上記第2の部材と上記第1の部材とが所定の回動位置関係にあるとき、上記第2の部材と上記第1の部材との回動を規制するように上記第1の係合部と係合する。
上記第1の付勢手段は、上記第2の部材の上記第2の部位と上記第1の軸受け部の上記第1の部位とを互いに接近する方向に付勢する。
上記第3の部材は、互いに離間して設けられ、それぞれ同軸の軸孔をもつ第3の軸受け部及び第4の軸受け部を有する。
上記第2の軸保持部は、上記第2の部材に設けられ、上記第1の軸保持部と同軸である。
上記第2の回動軸は、上記第3の部材の上記第3の軸受け部と上記第4の軸受け部との間に第2の部材の第2の軸保持部を同軸的に配置した状態で、上記第3の軸受け部及び上記第4の軸受け部と上記第2の部材の上記第2の軸保持部とに挿通されて、上記第2の部材と上記第3の部材とを互いに回動自在に連結する。
上記第3の係合部は、上記第3の軸受け部の、上記第2の部材と軸方向で対向する第3の面に設けられる。
上記第4の係合部は、上記第2の部材の、上記第3の軸受け部の上記第3の面と軸方向で対向する第4の面に設けられ、上記第2の部材と上記第3の部材とが所定の回動位置関係にあるとき、上記第2の部材と上記第3の部材との回動を規制するように上記第3の係合部と係合する。
上記第2の付勢手段は、上記第2の部材の上記第4の面と上記第3の軸受け部の上記第3の面とを互いに接近する方向に付勢する。
上記連結装置によれば、第2の回動軸により連結された第2の部材と第3の部材との回動を、所定の回動位置関係で規制することができる。
上記第1の筐体と上記第2の筐体とが回動自在に連結されるように、上記第1の連結装置の上記第1の部材が上記第1の筐体に固定されるとともに上記第3の部材が上記第2の筐体に固定され、上記第2の連結装置の上記第1の部材が上記第2の筐体に固定されるとともに上記第3の部材が上記第1の筐体に固定される。
上記電子機器によれば、複数の連結装置により連結された第1の筐体と第2の筐体との回動を、所定の回動位置関係で規制することができる。
本発明の一実施形態として、2つの筐体を開状態と閉状態との間で相対的に回動自在な電子機器について説明する。本実施形態において、電子機器は、例えばノート型パーソナルコンピュータ(以下、PCという。)である。
電子機器1は、第1の筐体10と、第2の筐体20と、クリック機構をもつ2つの連結装置2,2とを有する。第1の筐体10及び第2の筐体20は、それぞれ例えば直方体であり、略等しい形状を有する。
図3は、1つの連結装置2を示す斜視図である。
連結装置2は、第1のヒンジ部30と、第2のヒンジ部60とを有する。
第1のヒンジ部30は、第1の蝶番部31と、第2の蝶番部41と、第1の軸連結部51とを有する。
第2の蝶番部41は、第2の板部48と、軸孔42hを有する第2の軸受け部42aと、軸孔42hを有する第2の軸受け部42bと、第2の回動軸44とを有する。
次に、第1の回動軸34、第1の軸受け部32a、第1の環状部材90、第2の環状部材91、軸保持部52、皿バネ部92及び第1の軸受け部32bの連結構造及びこれら各部材の組み合わせにより実現される連結装置2のクリック機構について説明する。
図7(a)において、第1の軸受け部32aと一体に回動するように連結された第1の環状部材90の凸部94,94と、軸保持部52と一体に回動するように連結された第2の環状部材91の凹部96,96とが係合状態にある。この係合状態は、皿バネ部92による軸保持部52と第1の軸受け部32aとが互いに接近する方向への付勢力により維持されている。この係合状態では、軸保持部52と第1の軸受け部32aとの回動が、凹部96,96と凸部94,94との係合による強度で規制された状態にある。
次に、以上のように構成された連結装置2の第1の筐体10及び第2の筐体20に対する装着について、再び図3を参照して説明する。
次に、以上のように構成された電子機器1をユーザが開閉するときの連結装置2の作用について説明する。
以下の説明において、0°回動状態から第1の筐体10に対して第2の筐体20を回動させる方向を「+方向」と呼ぶこととし、その逆の回動方向を「−方向」と呼ぶこととする。
同図に示すように、+180°回動状態時において、第1の筐体10の第1の主面11と第2の筐体20の第3の主面21とが互いに平行かつ同一平面に沿って配置される位置関係となる。
2…連結装置
10、20…筐体(第1〜第2の筐体)
11、12、21、22…主面(第1〜第4の主面)
16、19、26、29…側面(第1〜第4の側面)
30、60…ヒンジ部(第1〜第2のヒンジ部)
31、41、61、71…蝶番部(第1〜第4の蝶番部)
34、44、64、74…回動軸(第1〜第4の回動軸)
51、81…軸連結部(第1〜第2の軸連結部)
90…第1の環状部材
91…第2の環状部材
92…皿バネ部
95…凸部
96…凹部
Claims (6)
- 互いに離間して設けられ、それぞれ同軸の第1の軸受け部及び第2の軸受け部を有する第1の部材と、
第1の軸保持部を有する第2の部材と、
前記第1の部材の前記第1の軸受け部と前記第2の軸受け部との間に第2の部材の第1の軸保持部を同軸的に配置した状態で、前記第1の軸受け部、前記第2の軸受け部及び前記第1の軸保持部に挿通され、前記第2の部材と前記第1の部材とを互いに回動自在に連結する第1の回動軸と、
前記第1の軸受け部の、前記第2の部材と軸方向で対向する第1の部位に設けられた第1の係合部と、
前記第2の部材の、前記第1の軸受け部の前記第1の部位と軸方向で対向する第2の部位に設けられ、前記第2の部材と前記第1の部材とが所定の回動位置関係にあるとき、前記第2の部材と前記第1の部材との回動を規制するように前記第1の係合部と係合する第2の係合部と、
前記第2の部材の前記第2の部位と前記第1の軸受け部の前記第1の部位とを互いに接近する方向に付勢する第1の付勢手段と、
互いに離間して設けられ、それぞれ同軸の軸孔をもつ第3の軸受け部及び第4の軸受け部を有する第3の部材と、
前記第2の部材に設けられた第2の軸保持部と、
前記第3の部材の前記第3の軸受け部と前記第4の軸受け部との間に第2の部材の第2の軸保持部を同軸的に配置した状態で、前記第3の軸受け部及び前記第4の軸受け部と前記第2の部材の前記第2の軸保持部とに挿通されて、前記第2の部材と前記第3の部材とを互いに回動自在に連結する第2の回動軸と、
前記第3の軸受け部の、前記第2の部材と軸方向で対向する第3の面に設けられた第3の係合部と、
前記第2の部材の、前記第3の軸受け部の前記第3の面と軸方向で対向する第4の面に設けられ、前記第2の部材と前記第3の部材とが所定の回動位置関係にあるとき、前記第2の部材と前記第3の部材との回動を規制するように前記第3の係合部と係合する第4の係合部と、
前記第2の部材の前記第4の面と前記第3の軸受け部の前記第3の面とを互いに接近する方向に付勢する第2の付勢手段と
を各々有する第1の連結装置、第2の連結装置、第3の連結装置、及び第4の連結装置と、
第1の筐体と、
第2の筐体と
を具備し、
前記第1の筐体と前記第2の筐体とが回動自在に連結されるように、
前記第1の連結装置の前記第1の部材が前記第1の筐体に固定されるとともに前記第3の部材が前記第2の筐体に固定され、前記第2の連結装置の前記第1の部材が前記第2の筐体に固定されるとともに前記第3の部材が前記第1の筐体に固定され、
前記第3の連結装置の前記第1の部材が前記第1の筐体に固定されるとともに前記第3の部材が前記第2の筐体に固定され、前記第4の連結装置の前記第1の部材が前記第2の筐体に固定されるとともに前記第3の部材が前記第1の筐体に固定され、
前記第1の筐体と前記第2の筐体との相対的な回動過程にて、
前記第1の連結装置の前記第1の回動軸および前記第2の連結装置の前記第1の回動軸を支点として、前記第1の筐体および前記第2の筐体が回動する第1の状態と、
前記第1の連結装置の前記第2の回動軸および前記第2の連結装置の前記第2の回動軸を支点として、前記第1の筐体および前記第2の筐体が回動する第2の状態とが切り替わる
電子機器。 - 請求項1に記載の電子機器であって、
前記第1の状態および前記第2の状態は、
前記第1の連結装置の前記第1の回動軸と前記第2の連結装置の前記第1の回動軸が同軸となり、かつ
前記第1の連結装置の前記第2の回動軸と前記第2の連結装置の前記第2の回動軸が同軸となる第3の状態を経由して切り替わる
電子機器。 - 請求項2に記載の電子機器であって、
前記第1の係合部及び前記第2の係合部は、一方が軸方向に突出する凸部であり、他方が軸方向に凹んだ凹部である
電子機器。 - 請求項3に記載の電子機器であって、
前記凸部は、半球状である
電子機器。 - 請求項4に記載の電子機器であって、
前記凹部は、前記第2の部材と前記第1の部材との異なる複数の回動位置関係において、それぞれ前記凸部と係合可能なように複数箇所に設けられる
電子機器。 - 請求項5に記載の電子機器であって、
前記第1の付勢手段は、前記第2の軸受け部と前記第2の部材との間に、前記第1の回動軸によって保持された皿バネである
電子機器。
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