JP5458847B2 - 回転体の傾き・偏心検出装置、及び回転体の傾き・偏心検出方法 - Google Patents

回転体の傾き・偏心検出装置、及び回転体の傾き・偏心検出方法 Download PDF

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この発明は、回転体の傾き及び偏心を検出する回転体の傾き・偏心検出装置、及び回転体の傾き・偏心検出方法に関する。
一般的に、回転体を精度よく滑らかに回転させるためには、回転体の傾きや偏心を抑える手段が必要となる。通常、回転体の傾きや偏心を抑えるためには、各種機構部品の寸法精度のばらつきを低減させたり、機構部品の寸法精度のばらつきを吸収する機構を導入したり、あるいは、回転構造物を組立てるときの組立て精度を向上させる必要がある。特に、回転構造物を組立てる際には、何らかの測定手段によって傾き量及び偏心量を測定しながら、序々に精度を上げて行く方法が必要であり、機構部品の寸法精度の向上が製品の最終的な性能に結びつくことが多い。例えば、航空管制等で使用される回転型のアンテナは、重量や慣性が大きいために、アンテナ部分に安定した回転性能を実現させるためには、アンテナを構成する回転体の傾きや偏心を抑えると共に組立て精度を上げる必要がある。
一般的に行われている回転体の傾き検出の方法としては、水準器を用いて回転体の傾きを測定する機械的な測定方法や、レーザ光を回転体の表面に照射して入射光と反射光との光路差(又は時間差)を読み取る光学的な測定方法などが主流である。また、偏心を検出する方法としては、回転軸の周囲に隙間センサを配置し、回転軸と隙間センサとの間のギャップ変動を測定する測定方法や、回転体の横方向に複数の変位センサを配置する等の測定方法が用いられている。
また、回転体の傾きや偏心を検出する先行技術としては、例えば、測定歯車を使用した回転体の偏心検出方法が開示されている(特許文献1参照)。以下、図13を参照して、特許文献1における偏心検出方法について説明する。この技術では、回転体201に取り付けられた歯車202の位置を検出する電磁ピックアップ203を含む位置検出手段(検出回路204)と、この位置検出手段による回転状態時の検出信号と記憶手段であるRAM205やROM206に記憶された検出信号との時間ずれを測定し、回転状態時の検出信号とあらかじめ記憶されている検出信号との時間的な比較値に基づいて、回転体201の偏心量を算出するCPU(演算手段)207と、を備えて偏心検出装置の全体を構成している。そして、この位置検出手段による初期状態時の検出信号と回転状態時の検出信号との時間ずれを比較することにより、回転体の偏心量を検出している。
また、回転体の偏心を検出する技術として、ラインカメラから得られる映像信号によって回転体の偏心角や偏心長を測定する方法も開示されている(特許文献2参照)。この技術によれば、光学的及び電気的に偏心量を測定しているので、分解能が高く高精度に偏心角や偏心長を測定することができる。また、カートリッジに収納されている光ディスク回転体のチルト量(偏心量)を検出する技術も開示されている(特許文献3参照)。この技術によれば、チルトセンサの受光面を、光ディスク回転体のラジアル方向及びタンジェンシャル方向に配置しているので、光ディスク回転体のチルト量をラジアル方向及びタンジェンシャル方向で同時に検出することができる。したがって、光ディスク回転体の偏心量を高精度に検出することが可能となる。
特開平07−253375号公報 特開昭60−235003号公報 特開平10−320804号公報
しかしながら、特許文献1の技術による回転体の傾き及び偏心の検出方式においては、次のようないくつかの課題がある。すなわち、第1の課題は、回転体の傾きと偏心とを同時に検出することができず、かつ、少なくとも独立した2つの検出系が必要である。近年では、多次元のレーザ変位計等が存在し、2方向以上の変位や角度が測定できることが可能であるが、このような2方向の測定には大掛かりな準備が必要となる。また、第2の課題は、レーザ光を使用する光学的な測定方法や、特許文献1における測定歯車を使用する測定方法などにおいては、検出機構に高価な測定器や歯車のような精密加工を要する構造体が必要となり、結果的に、低コストでの検出装置を構成することが難しい。さらに、第3の課題は、レーザ等を用いる測定方法では測定系自体の小型化が難しく、例えば、回転体の実動状態における傾き検出が極めて困難である。そため、回転体の動作状態における異常検出等の用途として使用することが難しい。
また、前述の特許文献2の技術においては、カメラ等の光学系を用意しなければならないので、複雑な機構要素が高密度で実装されている回転体の傾き及び偏心を検出することは難しい。また、回転体の周囲にオイルなどが飛散するような雰囲気においては、光学系による検出方法では回転体の傾き及び偏心を正確に検出することはできない。さらに、前述の特許文献3の技術においては、光ディスク回転体のような精密な回転機構の傾き及び偏心を検出するため、検出機構が極めて高価なものとなってしまう。すなわち、回転体の傾き及び偏心を検出する検出機構を安価に実現することはできない。
以上を要約すると、回転体を安定して回転させるには、回転体の傾き及び偏心を抑える必要がある。特に、航空管制レーダ等で用いられる回転体のアンテナには傾きや偏心を充分に抑えることが要求されるので、その回転体を高い精度で組立てることが必要である。ところが、一般的に行われている回転体の傾き検出方法は、水準器を用いる機械的な検出方法や、レーザ光を回転体の表面に照射して入射光と反射光との光路差を読み取る光学的な検出方法などが主流である。また、偏心の検出方法は、回転軸の周囲に複数の隙間センサを配置して、回転軸と隙間センサとの間のギャップ変動を測定する測定方法や、回転体の横方向に複数の変位センサを配置する等の測定方法が用いられている。
しかしながら、これらの検出方法では、回転体の傾きと偏心を同時に検出することができず、少なくとも独立した二系統の検出系が必要である。一方、近年では、多次元のレーザ変位計などが存在し、2方向以上の変位や角度が測定できることが可能になったが、何れの方法にしても、回転体の傾きと偏心を測定(検出)するのに大掛かりな準備が必要となり、またコスト高の要因となるなどの問題がある。
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、簡単な構成で回転体の傾きと偏心とを同時に検出することができる回転体の傾き・偏心検出装置、及び回転体の傾き・偏心検出方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、この発明の第1の構成は、固定部に対して回転自在に搭載された回転体の傾き量及び偏心量を検出する回転体の傾き・偏心検出装置であって、前記固定部と前記回転体とに対向して搭載された少なくとも3つ以上の光センサ及び少なくとも3つ以上の被検出体と、前記回転体の回転中において、前記光センサが前記被検出体を検出したときの検出信号に基づいて、前記回転体の傾き量と偏心量とを同時に推定する推定手段とを備え、前記被検出体は、先端に所定の角度を有する角部と該角部からテーパ状に延在するエッジ部とを備えてなると共に、前記光センサは、前記回転体の回転中において、前記被検出体の前記エッジ部で囲まれた領域を横切る態様に配置されてなり、かつ、前記光センサ及び前記被検出体は、それぞれ、前記回転体の円周上に等角度で配置されていることを特徴としている。
この発明の第2の構成は、固定部に対して回転自在に搭載された回転体の傾き量及び偏心量を、前記固定部と前記回転体とに対向して搭載された少なくとも3つ以上の光センサ及び少なくとも3つ以上の被検出体を用いて検出する回転体の傾き・偏心検出方法であって、前記被検出体を、先端に所定の角度を有する角部と該角部からテーパ状に延在するエッジ部とを備える構成にすると共に、前記光センサを、前記回転体の回転中において、前記被検出体の前記エッジ部で囲まれた領域を横切る態様に配置し、かつ、前記光センサ及び前記被検出体を、それぞれ、前記回転体の円周上に等角度に配置することで、前記回転体の回転中において、前記光センサが前記被検出体を検出したときの検出信号に基づいて、前記回転体の傾き量と偏心量とを同時に推定することを特徴としている。
この発明の構成によれば、固定部及び回転体にそれぞれ搭載された複数の光センサと複数の被検出体のみで、回転体の傾きと偏心量を同時に推定することができる。したがって、簡単かつ安価な構成で回転体の傾きと偏心を同時に検出することが可能となる。さらに、小型で汎用的な光センサを用いているので、回転構造物のような複雑な装置に対しても、この発明による回転体の傾き・偏心検出装置を容易に実装することが可能となる。
この発明に係る回転型アンテナ装置の全体構成を示す図であり、(a)は上から見た平面図、(b)は(a)のA−A断面図である。 図1に示す被検出体の形状を示す側面図である。 図1に示す光センサと被検出体との位置関係を示す図であり、(a)は光センサの構成の一例を示す図、(b)は被検出体が光センサの上を通過する際の位置関係を示す上面図、(c)は被検出体が光センサの上を通過する際の位置関係を示す側面図である。 図3に示す光センサと被検出体におけるクリアランスと検出感度との関係を示す特性図である。 この発明の回転体の傾き・偏心検出装置における演算回路部の構成を示すブロック図である。 図1に示すアンテナ装置において、回転体が傾いた場合における光センサと被検出体の相対的な高さ方向の位置関係を示す説明図であり、(a)は上面図、(b)は側面における仮想断面図を示す。 図6に示すように回転体に傾きが生じた場合における各光センサからの検出信号を示す特性図であり、(a)はクリアランスが狭い光センサ1aの検出信号、(b)はクリアランスが広い光センサ1bの検出信号を示す。 回転体に偏心が生じたときの光センサと被検出体の相対位置の変化を示す図であり、(a)は被検出体が外周方向に振られた場合、(b)は回転体に偏心がない状態、(c)は被検出体が内周方向に振られた場合の光センサと被検出体との位置関係を示す。 回転体に偏心が生じたときの光センサからの検出信号を示す特性図であり、(a)は被検出体が外周方向に振られた場合、(b)は回転体に偏心がない場合、(c)は被検出体が内周方向に振られた場合の、それぞれの検出信号の特性図を示す。 回転体が偏心したときの、各光センサ位置における相対位置と回転体の偏心量を示す説明図である。 この発明の回転体における、光センサと被検出体の相対位置と各諸元との関係を示す図である。 (a)は、この発明の実施形態2に係るアンテナ装置の側面における仮想断面図、(b)は、光センサと被検出体との位置関係を示す図である。 先行技術における偏心検出方法を示す概念図である。
この発明による回転体の傾き及び偏心の検出装置は、固定部に対して回転自在に搭載された回転体の傾き量及び偏心量を検出する回転体の傾き・偏心検出装置であって、固定部と回転体とに対向して搭載された少なくとも3つ以上の光センサ及び少なくとも3つ以上の被検出体と、回転体の回転中において、光センサが被検出体を検出したときの検出信号に基づいて、回転体の傾き量と偏心量とを同時に推定する推定手段とを備えることによって、簡単な構成で回転体の傾きと偏心とを同時に検出するという目的を実現した。
さらに具体的に説明すると、前記被検出体は、先端に所定の角度を有する角部と該角部からテーパ状に延在するエッジ部とを備えてなると共に、前記光センサは、前記回転体の回転中において、前記被検出体の前記エッジ部で囲まれた領域を横切る態様に配置されてなり、かつ、前記光センサ及び前記被検出体は、それぞれ、前記回転体の円周上に等角度で配置されている。
以下、図面を参照して、この発明の実施形態について詳細に説明する。以下の説明では、具体的な実施例として、アンテナ装置における回転機構(回転体)の傾き及び偏心の検出方法について、アンテナ装置の全体構成及び機能を参照して詳細に説明する。
実施形態1
図1は、この発明に係る回転型アンテナ装置の全体構成を示す図であり、(a)は上部から見た平面図、(b)は(a)のA−A断面図である。図1に示すように、一対の発光部と受光部とを備えた3つの光センサ1a、1b、1cは、回転軸5を中心とする同一円上に120°ずつ離れて配置されており、それぞれ固定部3に固定されている。一方、回転体4には、角部からテーパ状に延在するエッジ部を有する3つの被検出体2a、2b、2cが、回転軸5を中心とする同一円上に120°ずつ離れて取り付けられている。
また、被検出体2a、2b、2cは、回転体4の回転時において、光センサ1a、1b、1cの上を接触することなく通過することができ、かつ、両者の間隔は後述する光センサ1が持つ光学検出特性において、検出範囲内になるような高さに配置されている。さらに、回転体4にはアンテナ6が搭載されており、アンテナ6は、駆動モータ8及び旋回ベアリング9を介して回転軸5を中心として回転できる機構となっている。また、アンテナ6の回転時には、光センサ1a、1b、1cの上を被検出体2a、2b、2cが通過したときに検出される検出信号が演算回路7へ入力される。なお、この実施形態で使用する光センサ1は反射型のものである。
このような構成により、各被検出体2a、2b、2cが、各光センサ1a、1b、1cの上を通過した際に、それぞれの光センサ1a、1b、1cから出力される検出信号を演算回路部7へ入力すると、その演算回路部7は回転体4の傾きと偏心の算出を行う。
すなわち、回転体4に傾きが生じた場合は、各光センサ1a、1b、1cがそれぞれの被検出体2a、2b、2cから検出した検出信号は、それぞれ振幅レベルが異なる信号成分として検出される。また、回転体4に偏心が生じた場合は、各光センサ1a、1b、1cがそれぞれの被検出体2a、2b、2cから検出した検出信号は、一定振幅レベル以上の検出信号の検出時間の差として検出される。ここで、傾きと偏心はそれぞれ独立した現象であるため、傾きと偏心が同時に存在している場合には、傾きの検出信号と偏心の検出信号の和として検出される。すなわち、各光センサ1a、1b、1cから得られた検出信号に基づいて、回転体4の傾きと偏心をそれぞれ独立して算出することができる。
図2は、図1に示す被検出体2の形状を示す側面図である。また、図3は、図1に示す光センサ1と被検出体2との位置関係を示す図である、以下、図2及び図3を参照して、この発明の実施形態1における被検出体2の形状及び被検出体2と光センサ1との位置関係について説明する。図2に示すように、この実施形態における被検出体2は、所定の角度αを持つ角部21を有している。また、角部21からテーパ状に延在するエッジ部22、23は、前記角度αの中心線に対して対称な直線形状を有している。
また、被検出体2は、光センサ1の発光部からの光を効率良く反射させるために、金属等の反射率の高い材料を使用するか、または、光センサ1の発光部から放射される光の波長に対して、充分な反射が得られる材料にて表面全体が均一にコーティングされていることが望ましい。
次に、図3を参照して、この実施形態を実現するための被検出体2と光センサ1との位置関係について説明する。図3(a)は、光センサ1の構成の一例を示す図であり、光センサ1には、一対の発光部11と受光部12とを備え、発光部11から発光された光は、図示しない反射物(被検出体)に当たり、反射して戻ってくる光を受光部12にて受光する構造を有している。
図3(b)は、被検出体2が光センサ1の上を通過する際の位置関係を示す上面図であり、図3(c)は、被検出体2が光センサ1の上を通過する際の位置関係を示す側面図である。被検出体2は、回転時において、発光部11からの光が、被検出体2のエッジ部22、23を確実に捕らえることができるように配置される。また、光センサ1と被検出体2の高さ方向のクリアランスは、ある所定の範囲を確保するように配置されている。
図4は、図3に示す光センサ1と被検出体2におけるクリアランスと検出感度との関係を示す特性図であり、横軸にクリアランス、縦軸に検出感度を示している。すなわち、光センサ1と被検出体2とのクリアランス量は、図4に示すように、光センサ1が被検出体2に対して持つクリアランスと検出感度との関係において、リニアな検出範囲L0の中心付近になるようにクリアランスの設計値を設定することが望ましい。
図5は、この発明の回転体の傾き・偏心検出装置における演算回路部7の構成を示すブロック図である。図5を参照して、この実施形態における演算回路部7の構成について説明する。なお、各光センサ1a、1b、1cより得られた検出信号13a、13b、13cは、被検出体2からの反射光量に比例した光電流として演算回路部7へ出力される。
演算回路部7において、I−V変換器71a、71b、71cは、前記光電流として出力された検出信号13a、13b、13cを電圧信号に変換する機能を有する。調整部72a、72b、72cは、各光センサ1a、1b、1cの出力感度や、被検出体2a、2b、2cの反射率にばらつきがある場合に、あらかじめゲインや電気的なオフセットを調整する機能を有する。A/D変換部73a、73b、73cは、検出信号13a、13b、13cにおける電圧信号をアナログ信号からデジタル信号へ変換する機能を有する。
振幅検知部74a、74b、74cは、各光センサ1a、1b、1cからの検出信号の電圧振幅を出力する機能を有する。時間検知部75a、75b、75cは、一定振幅レベル以上の検出信号の検出時間を出力する機能を有する。傾き演算部76は、振幅検知部74a、74b、74cから得られた各光センサ出力の振幅に基づいて回転体4の傾きを算出する機能を有し、偏心演算部77は、時間検知部75a、75b、75cで得られた各光センサ1a、1b、1cの出力信号の検知時間に基づいて回転体4の偏心量を算出する機能を有する。記憶部78は、光センサ1(1a、1b、1c)と被検出体2(2a、2b、2c)のクリアランスと検出信号レベルとの相関関係や、光センサ1と被検出体2のエッジ位置と検出信号の検出時間との相関関係を記憶する機能を有している。
次に、回転体4に傾き及び偏心が生じた場合の、光センサ1と被検出体2による信号検出のメカニズムについて、図を参照して説明する。図6は、図1に示すアンテナ装置において、回転体4が傾いた場合における光センサ1と被検出体2の相対的な高さ方向の位置関係を示す説明図であり、(a)は上面図、(b)は側面における仮想断面図を示している。
なお、この実施形態において、図6(a)では光センサ1a、1b、1cの配置間隔は120°間隔で配置されているが、同図(b)では、作図の関係上及び説明の便宜上から、光センサ1aと1b、及び被検出体2aと2bが180°対向する位置関係に配置されて図示されている。回転体4に図6(b)に示すような傾きがある場合には、光センサ1aと被検出体2aとのクリアランスは狭くなり、光センサ1bと被検出体2bとのクリアランスは広くなる。
図7は、図6に示すように回転体4に傾きが生じた場合における各光センサからの検出信号を示す特性図であり、(a)はクリアランスが狭い光センサ1aの検出信号、(b)はクリアランスが広い光センサ1bの検出信号を示している。なお、図7(a)、(b)は、何れも横軸に時間、縦軸に検出信号の信号レベルを示している。すなわち、図6に示すように回転体4に傾きが生じて、光センサ1aと被検出体2aとのクリアランスが狭くなり、光センサ1bと被検出体2bとのクリアランスが広くなるようなクリアランスの関係になると、図4に示すクリアランスと検出感度との関係から、図7(a)、(b)に示すような信号特性となる。言い換えると、図6に示すように光センサ1aのクリアランスは光センサ1bのクリアランスより狭いので、図7(a)に示す光センサ1aの検出信号13aは、同図(b)に示す光センサ1bの検出信号13bよりも大きな振幅を示している。
この実施形態では、光センサ1と被検出体2がそれぞれ120°ずつ隔てて3箇所存在するため、3箇所の位置情報と図7に示すような検出信号レベルの情報とに基づいて、回転体4の平面度を推定することができる。すなわち、120°ずつ隔てた各光センサ1a、1b、1cの検出信号の振幅レベルを検知して演算回路部7が演算することにより、回転体4の傾きを推定することができる。
また、回転体4が偏心した場合には、被検出体2が、光センサ1に対して、回転面内に相対的な位置ずれを生ずる。図8は、回転体4に偏心が生じたときの光センサ1と被検出体2の相対位置の変化を示す図である。すなわち、図8(a)、(b)、(c)は、光センサ1と被検出体2が、図面左右方向に相対的にずれた場合の位置関係を示している。
図8(a)は、回転体4の偏心により被検出体2が外周方向に振られた場合の光センサ1と被検出体2の位置関係を示している。また、図8(b)は、回転体4に偏心がない状態、または偏心があっても、被検出体2が設計位置を通過した場合の位置関係を示している。さらに、図8(c)は、図8(a)とは逆方向つまり内周方向に被検出体2が振られた場合の光センサ1と被検出体2の位置関係を示している。
また、図9は、回転体4に偏心が生じたときの光センサからの検出信号を示す特性図であり、横軸に時間、縦軸に検出信号の信号レベルを示している。すなわち、図8(a)、(b)、(c)における光センサ1と被検出体2との位置関係が、それぞれ、図9(a)、(b)、(c)の検出信号の特性図に対応している。言い換えると、図9(a)は、図8(a)のように被検出体2が外周方向に振られた場合の検出信号の特性図、図9(b)は、図8(b)のように回転体4に偏心がない場合の検出信号の特性図、図9(c)は、図8(c)のように被検出体2が内周方向に振られた場合の検出信号の特性図を示している。
すなわち、回転体4が偏心して回転した場合には、光センサ1の発光部11が被検出体2に当接する時間の長さは、図8(a)>図8(b)>図8(c)の関係にある。したがって、それぞれの検出信号を示すと、図9(a)、図9(b)、図9(c)のように、時間幅Ta、Tb、Tcがそれぞれ異なる台形波の検出信号が検出され、それぞれの検出信号の時間幅は、Ta>Tb>Tcの関係となる。
図10は、回転体4が偏心したときの、各光センサ1a、1b、1cの位置における相対位置と回転体4の偏心量を示す説明図である。すなわち、回転体4が偏心して回転し、図10に示すような偏心状態になった場合、光センサ1と被検出体2は、図8(a)、(b)、(c)のような位置関係になり、その結果、検出信号は図9(a)、(b)、(c)に示すような時間関係になる。
さらに詳しく説明すると、図10に示すように回転体4が偏心しているときの光センサ1aの位置においては、回転体4は理想位置4a(偏心のない場合の回転体4)よりも外周方向(図の左方向)に振られる。ところが、光センサ1cの位置においては、回転体4は理想位置4aよりも内周方向(図の斜め右上方向から斜め右下方向)に振れている。一方、光センサ1bは理想位置4aと回転体4の位置が一致していて偏心が生じていない。この実施形態では、光センサ1と被検出体2がそれぞれ3個存在するため、3箇所の位置情報から実際の回転体4の偏心円が決まる。すなわち、図9に示すように、各光センサ1a、1b、1cの検出信号13a、13b、13cの時間幅がTa>Tb>Tcとなる情報に基づいて、図10に示す偏心量Δを推定することができる。
次に、回転体4の傾き及び偏心を求めるための演算回路7の動作に関して、図5を参照して説明する。回転体4の傾きを算出するためには、振幅検知部74a、74b、74cへ各光センサ1a、1b、1cからの検出信号13a、13b、13cのA/D変換信号(つまり、デジタル信号)を入力する。すると、振幅検知部74a、74b、74cは、これら3つの検出信号13a、13b、13の台形波の振幅を検知し、その振幅データを傾き演算部76へ送信する。
ここで、検出信号13a、13b、13の台形波の振幅と、光センサ1と被検出体2のクリアランスとの関係については、図4に示す特性図よってその関係がわかるため、記憶部75に記憶されているクリアランスと検出信号レベルとの相関関係を参照することにより、3つの光センサ位置におけるクリアランス変動量が求められる。すなわち、回転体4の理想的な平面が決定されるため、回転体4の傾きは傾き演算部76によって一義的に傾き量を算出することができる。
また、回転体4の偏心を算出するためには、時間検知部75に各光センサ1a、1b、1cからの検出信号13a、13b、13cのA/D変換信号(デジタル信号)を入力する。すると、時間検知部75は、これらの3つの検出信号の台形波がある一定レベルを超えている時間を検知する。なお、被検出体2のエッジ部22、23が、光センサ1(1a、1b、1c)の各発光部11を横切るとき、検出信号は理論上においては台形波ではなく矩形波であるが、現実的には反射率の急変動によって発光部11の光は有限の光束をもつため、図9に示すような台形波の検出信号となる。
このため、光センサ1の発光部11に被検出体2が横切る時間は、等価的に台形波の振幅Aの半値A/2以上になる時間Ta、Tb、Tcの情報を利用すればよい。すなわち、図9の例では、各光センサ1a、1b、1cの検出信号13a、13b、13cの時間幅はTa>Tb>Tcとなっているので、これらの時間幅の情報を利用すれば回転体4の偏心を推定することができる。
図11は、光センサ1と被検出体2の相対位置と各諸元との関係を示す図である。すなわち、図11(a)は、回転体に偏心がある場合の光センサ1と被検出体2の位置関係を示し、図11(b)は、回転体に偏心がない場合の光センサ1と被検出体2の位置関係を示している。
ここで、被検出体2に光センサ1の発光体11が横切る距離La(m)は、被検出体2の回転軸からの半径をR(m)、回転体4の回転数がZ(rpm)、光センサ1の発光体11に被検出体2が横切る時間をTaとすれば、回転体4に偏心がある場合は、被検出体2に光センサ1の発光部が横切るための距離La(m)は、下記の式(1)で求まる。
La=2πZTaR/60 (1)
一方、回転体に偏心がない状態での、被検出体2に光センサ1の発光部が横切る距離をLとすれば、光センサ1がある位置での回転体の振れ量δは、次の式(2)で求まる。
δ=(La−L)/2tan(α/2) (2)
上記の振れ量δは、3つの光センサ1a、1b、1cの位置での値がそれぞれ算出される。このようにして3つの振れ量が推定できれば、実際に偏心して回転している回転体4の円の形状が求められるため、偏心量を求めることができる。なお、偏心がない状態での、被検出体2に光センサ1の発光体11が横切る距離Lは、演算回路7の中の記憶部75に記憶される。
実施形態2
図12(a)は、この発明の実施形態2に係るアンテナ装置の側面における仮想断面図であり、(b)は、光センサ1aと被検出体2aとの位置関係を示す図である。すなわち、前述の実施形態1では、固定部3に光センサ1(1a、1b、1c)を実装し、回転体4に被検出体2(2a、2b、2c)を固定している。ところが、実施形態2では、固定部3に被検出体2を固定し、回転体4に光センサ1を実装している。このようにして、光センサ1と被検出体2とを実施形態1とは逆にした取付け構成にしても、実施形態1と同様の作用効果が得られる。
すなわち、図12(a)は、実施形態2における側面から見た回転構造物の仮想断面図であり、図12(b)は、光センサ1aと被検出体2aを下から見た位置関係を示す図である。一対の発光部と受光部を備えた3つの光センサ1a、1b、1cは、実施形態1と同様に、回転軸5を中心とする同一円上に120°離れて配置されていて回転体4に固定されている。
一方、固定部3には、角部21からテーパ状に延在したエッジ部22、23を有する3つの被検出体2a、2b、2cが、回転軸5を中心とする同一円状に120°ずつ離れて取り付けられている。また、被検出体2a、2b、2cは、回転時において光センサ1a、1b、1cの上を接触することなく通過できる高さ関係に配置されている。さらに、回転体4は、駆動モータ8、旋回ベアリング9を介して、回転することができる機構となっている。
このような構成により、回転体4の回転時には、光センサ1a、1b、1cの上を被検出体2a、2b、2cが通過したときに検出される検出信号13a、13b、13cを演算回路7へ入力する。尚、この実施形態2で使用する光センサ1は反射型のものである。
ここで、図1(b)及び図3(b)の実施形態1と比較すると、実施形態2では、図12に示すように、光センサ1と被検出体2の搭載場所と、搭載の向きが異なっているのみであり、回転体4に傾きや偏心が生じたとしても、光センサ1及び被検出体2の相対的な位置関係は実施形態1と同じである。したがって、以降の動作原理及び作用効果については、実施形態1と同じであるため、それらの説明は省略する。
以上述べたように、この発明による回転体の傾き・偏心検出装置によれば、以下に述べるような種々の効果を奏することができる。すなわち、第1の効果は、複数(たとえば、3つ)の光センサと複数(例えば、3つ)の被検出体のみで、回転体の傾きと偏心量を同時に推定することができることにある。その理由は、角部にエッジ部を有する被検出体を用いることにより、回転体の傾きによる光センサの検出信号の特徴と、偏心による光センサの検出信号の特徴との相違点を作り出すことができるためである。
第2の効果は、低コストで回転体の傾き及び偏心が検出可能であることにある。その理由は、従来のように特別なセンサや大型の測定器を用いる必要がないため、光センサとして汎用のフォトインタラプタなどのような低価格のものを使用することができるからである。また、第3の効果は、汎用の光センサは非常に小型であるため、常に回転構造物に実装した状態で使用できるという点である。これは、単に、傾きや偏心の検出のみに限らず、実稼動状態における異常や故障検出などに応用することができることを意味している。
以上、この発明の2つの実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、この発明の具体的に構成は、これらの実施形態に限定されるものではなく、この発明の趣旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、それらはこの発明に含まれる。例えば、光センサ及び被検出体は、それぞれ3個ではなく、さらに多くの個数を回転体の円周上に配置すれば、回転体の傾き量及び偏心量をさらに高精度に測定することができる。また、複数の光センサ及び被検出体は、回転体の円周上に等角度で配置すれば、回転体の傾き量及び偏心量を円周に沿って均一に測定することができるが、回転体の傾きと偏心を簡易的に検出する場合は、複数の光センサ及び被検出体を回転体の円周上に不等角度で配置してもよい。
この発明による回転体の傾き・偏心検出装置は、航空管制用の空中線回転装置(回転アンテナ)などのように、安定した回転運用が必要とされる回転構造物に有効に利用することができる。特に、回転構造物を組み立てるときの、精度追い込み作業時の傾きや偏心検出、あるいは運用時における回転動作の異常検出などに有効に利用することができる。
1、1a、1b、1c 光センサ
2、2a、2b、2c 被検出体
3 固定部
4、4a 回転体
5 回転軸
6 アンテナ
7 演算回路部(推定手段)
8 駆動モータ
9 旋回ベアリング
11 発光体
12 受光体
13a、13b、13c 検出信号
21 角部
22、23 エッジ部
71a、71b、71c I−V変換部
72a、72b、72c 調整器
73a、73b、73c A/D変換部
74a、74b、74c 振幅検知部
75a、75b、75c 時間検知部
76 傾き演算部
77 偏心演算部
78 記憶部
Δ 偏心量

Claims (10)

  1. 固定部に対して回転自在に搭載された回転体の傾き量及び偏心量を検出する回転体の傾き・偏心検出装置であって、
    前記固定部と前記回転体とに対向して搭載された少なくとも3つ以上の光センサ及び少なくとも3つ以上の被検出体と、
    前記回転体の回転中において、前記光センサが前記被検出体を検出したときの検出信号に基づいて、前記回転体の傾き量と偏心量とを同時に推定する推定手段とを備え
    前記被検出体は、先端に所定の角度を有する角部と該角部からテーパ状に延在するエッジ部とを備えてなると共に、前記光センサは、前記回転体の回転中において、前記被検出体の前記エッジ部で囲まれた領域を横切る態様に配置されてなり、かつ、
    前記光センサ及び前記被検出体は、それぞれ、前記回転体の円周上に等角度で配置されている
    ことを特徴とする回転体の傾き・偏心検出装置。
  2. 前記光センサは、前記回転体の回転中における傾き量に応じて前記被検出体との間のクリアランスを変化させると共に、前記回転体の回転中における偏心量に応じて前記エッジ部で挟まれた領域を横切る時間を変化させる
    ことを特徴とする請求項記載の回転体の傾き・偏心検出装置。
  3. 前記推定手段は、
    前記光センサが前記被検出体から検出した検出信号の振幅レベルに応じて前記回転体の傾き量を推定し、
    前記光センサが前記被検出体から検出した一定振幅レベル以上の検出信号の検出時間に応じて前記回転体の偏心量を推定する
    ことを特徴とする請求項記載の回転体の傾き・偏心検出装置。
  4. 前記光センサは前記固定部に搭載され、前記被検出体は前記回転体に搭載されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の回転体の傾き・偏心検出装置。
  5. 前記光センサは前記回転体に搭載され、前記被検出体は前記固定部に搭載されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の回転体の傾き・偏心検出装置。
  6. 前記光センサは、自己が放射した光信号を前記被検出体から反射させて受光する反射型の光センサであることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1に記載の回転体の傾き・偏心検出装置。
  7. 前記被検出体は、反射率の高い材料を用いるか、又は、その光センサから放射される光信号の波長に対して充分な反射率が得られる材料で表面全体がコーティングされていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1に記載の回転体の傾き・偏心検出装置。
  8. 固定部に対して回転自在に搭載された回転体の傾き量及び偏心量を、前記固定部と前記回転体とに対向して搭載された少なくとも3つ以上の光センサ及び少なくとも3つ以上の被検出体を用いて検出する回転体の傾き・偏心検出方法であって、
    前記被検出体を、先端に所定の角度を有する角部と該角部からテーパ状に延在するエッジ部とを備える構成にすると共に、前記光センサを、前記回転体の回転中において、前記被検出体の前記エッジ部で囲まれた領域を横切る態様に配置し、かつ、
    前記光センサ及び前記被検出体を、それぞれ、前記回転体の円周上に等角度に配置することで、
    前記回転体の回転中において、前記光センサが前記被検出体を検出したときの検出信号に基づいて、前記回転体の傾き量と偏心量とを同時に推定することを特徴とする回転体の傾き・偏心検出方法。
  9. 前記被検出体は、前記回転体の回転中における偏心量に応じて、前記回転体の軸心方向と円周方向との間を移動し、
    前記光センサは、前記回転体の回転中における傾き量に応じて前記被検出体との間のクリアランスを変化させると共に、前記回転体の回転中における偏心量に応じて前記エッジ部で挟まれた領域を横切る時間を変化させる
    ことを特徴とする請求項記載の回転体の傾き・偏心検出方法。
  10. 前記光センサが前記被検出体から検出した検出信号の振幅レベルに応じて前記回転体の傾き量を推定し、
    前記光センサが前記被検出体から検出した一定振幅レベル以上の検出信号の検出時間に応じて前記回転体の偏心量を推定する
    ことを特徴とする請求項記載の回転体の傾き・偏心検出方法。
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