JP5458823B2 - コネクタカバー - Google Patents
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Description
例えば、図5(A)に示すように、従来汎用されているコネクタカバー100は、一端側の小径筒部100aに大径筒部100bが連続し、該大径筒部100bで嵌合する相手方コネクタも覆うことができる長さ及び外径とされている。該コネクタカバー100はワイヤハーネス101の端末に接続したコネクタ102に予め取り付け、該コネクタカバー100がコネクタ102から外れるように移動するのを防止するため、前記小径筒部100aをコネクタ首下のワイヤハーネス101に粘着テープ103を巻き付けて固着している場合が多い。
しかしながら、コネクタカバー100の先端を40mm程度捲る作業は手作業で行われており、作業員の手先が痛くなる等の作業上の問題があった。また、ワイヤハーネスの製造工程でコネクタカバーの先端を予め捲っておき、この状態で組立ラインへと搬送する場合、コネクタカバー100からコネクタ102が露出しているため、コネクタ102の保護が図れない問題もある。
小径筒部の一端に、環状の山部と谷部を軸線方向に交互に設けた大径の蛇腹筒部を連続させた形状とし、該蛇腹筒部の長さは前記嵌合接続したコネクタ接続部を覆う長さとしており、
前記一方のワイヤハーネスに取り付けたコネクタに被せて前記蛇腹筒部で覆うと共に、前記小径筒部は該コネクタから引き出されるワイヤハーネスの外周を覆うと共にテープを巻き付けて前記ワイヤハーネスに固着しており、
前記一方のワイヤハーネスのコネクタを他方のワイヤハーネスの相手方コネクタと嵌合接続する時に、前記小径筒部をワイヤハーネスに固着保持して前記蛇腹筒部を軸線方向に収縮して前記コネクタを該蛇腹筒部より外部に突出させて露出させ、この露出させたコネクタに前記相手方コネクタを嵌合し、コネクタの嵌合接続後に前記収縮した蛇腹筒部を伸長して両コネクタを前記蛇腹筒部内に収容できるものとしているコネクタカバーを提供している。
特に、塩化ビニル樹脂を用いてディップ成形していることが好ましい。これは、従来汎用されているコネクタカバーが塩化ビニル樹脂製の場合が多いため、同一原料を用いて成形することで絶縁信頼性を高めることができる。さらに、従来のコネクタカバーは射出成型されている場合が多いが、ディップ成形とすることで、金型は雄型だけでよく、雌型が不要となるため、製造コストを低減することができる。
二輪車に配索するワイヤハーネスのコネクタ嵌合部は、比較的水および埃が侵入しやすい部位に取り付けられる場合が多いため、本発明のコネクタカバーで嵌合する一対のコネクタを覆うことで、ワイヤハーネスの接続信頼性を高めることができる。
図1乃至図4に示す実施形態のコネクタカバー1は、二輪車に配索するワイヤハーネス2の幹線2aから分岐した枝線2bの端末にそれぞれ接続した2個のコネクタ3、4を覆うように取り付けるものである。
前記コネクタ3、4は、二輪車に配索されている別のワイヤハーネス5の幹線5aから分岐した枝線5bの端末にそれぞれ取り付けた相手方コネクタ6、7と嵌合接続し、前記コネクタ3、4を覆っていたコネクタカバー1でコネクタ6、7も覆うことができるものとしている。
前記小径筒部10の断面積はコネクタ3、4のハーネス合計断面積よりは大きくしている。蛇腹筒部11の断面積はカバーするコネクタの個数に応じて設定している。
その後、二輪車に配索したワイヤハーネス2のコネクタ3をワイヤハーネス5の相手方コネクタ6に、同様に、コネクタ4を相手方コネクタ7と嵌合接続している。
コネクタ3、4と相手方コネクタ6、7との嵌合接続作業終了後に、図4(C)に示すように、コネクタカバー1の縮めていた蛇腹筒部11を伸ばし、前記全長L1の長さとする。この状態で、嵌合接続したコネクタ3、4および相手方コネクタ6、7の両方が蛇腹筒部11で覆われ、蛇腹筒部11の先端は相手方コネクタ6、7を越え、これら相手方コネクタ6、7の首下位置のワイヤハーネス枝線5bの位置まで達している。
よって、前記従来の図5に示すようなコネクタカバーの先端を捲る作業を不要にでき、作業者の負担を軽減できる。
また、本発明のコネクタカバー1はディップ成形しているため、安価に製造でき、大幅にコスト低下を図ることができる。
また、コネクタカバーでカバーするコネクタを取り付けたワイヤハーネスは自動車に配索するものでもよく、二輪車用に限定されない。
2、5 ワイヤハーネス
2a、5a 幹線
2b、5b 枝線
3、4 コネクタ
6、7 相手方コネクタ
8 粘着テープ
10 小径筒部
11 蛇腹筒部
Claims (3)
- 車両に配索される一方のワイヤハーネスのコネクタを囲むように固着しておき、該コネクタと他方のワイヤハーネスの相手方コネクタとを嵌合接続したコネクタ接続部を覆うコネクタカバーであって、
小径筒部の一端に、環状の山部と谷部を軸線方向に交互に設けた大径の蛇腹筒部を連続させた形状とし、該蛇腹筒部の長さは前記嵌合接続したコネクタ接続部を覆う長さとしており、
前記一方のワイヤハーネスに取り付けたコネクタに被せて前記蛇腹筒部で覆うと共に、前記小径筒部は該コネクタから引き出されるワイヤハーネスの外周を覆うと共にテープを巻き付けて前記ワイヤハーネスに固着しており、
前記一方のワイヤハーネスのコネクタを他方のワイヤハーネスの相手方コネクタと嵌合接続する時に、前記小径筒部をワイヤハーネスに固着保持して前記蛇腹筒部を軸線方向に収縮して前記コネクタを該蛇腹筒部より外部に突出させて露出させ、この露出させたコネクタに前記相手方コネクタを嵌合し、コネクタの嵌合接続後に前記収縮した蛇腹筒部を伸長して両コネクタを前記蛇腹筒部内に収容できるものとしているコネクタカバー。 - 前記蛇腹筒部はワイヤハーネスの端末に接続する1個または複数個のコネクタを収容できる大きさとしている請求項1に記載のコネクタカバー。
- 前記蛇腹筒部は樹脂を用いてディップ成形したもの、あるいはゴム材で成形したものからなる請求項1または請求項2に記載のコネクタカバー。
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