JP5458624B2 - 加工性に優れた耐磨耗鋼板およびその製造方法 - Google Patents
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1.質量%で、C:0.05〜0.35%、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.1〜2.0%、Ti:0.1〜1.2%、Al:0.1%以下、更に、Cu:0.1〜1.0%、Ni:0.1〜2.0%、Cr:0.1〜1.0%、Mo:0.05〜1.0%、W:0.05〜1.0%、B:0.0003〜0.0030%の1種または2種以上を含有し、(1)式で示されるDI*が60未満であり、残部Feおよび不可避的不純物からなり、金属組織が、フェライト−ベイナイト相を基地相とし、該基地相中に硬質相が分散していることを特徴する加工性に優れた耐磨耗鋼板。
DI*=33.85×(0.1×C*)0.5 ×(0.7×Si+1)×(3.33×Mn+1)×(0.35×Cu+1)×(0.36×Ni+1)×(2.16×Cr+1)×(3×Mo*+1)×(1.5×W*+1)・・・・・(1)
但し、C*=C−1/4×(Ti−48/14N)、Mo*=Mo×(1−0.5×(Ti−48/14N)、W*=W×(1−0.5×(Ti−48/14N)、
C,Si,Mn,Cu,Ni,Cr,Mo,W,Ti,Nは含有量(質量%)
2.更に、質量%でNb:0.005〜1.0%、V:0.005〜1.0%の1種または2種を含有することを特徴とする1記載の耐磨耗鋼板。
3.更に、前記硬質相の分散密度が、400個/mm2以上であることを特徴とする1または2に記載の耐磨耗鋼板。
4.1または2記載の組成を有する鋼片を熱間圧延後、18℃/s以上の冷却速度で400℃以上、550℃以下まで冷却することを特徴とする加工性に優れた耐磨耗鋼板の製造方法。
5.更に、550℃以下の温度で焼き戻すことを特徴とする4記載の加工性に優れた耐磨耗鋼の製造方法。
[成分組成]以下の%表示は、いずれも質量%とする。
Cは、金属組織においてマトリクスの硬度を向上させて耐磨耗性を向上させるとともに、硬質な第二相(以下、硬質相ともいう)としてのTi炭化物を形成し、耐磨耗性の向上に、有効な元素であり、このような効果を得るためには、0.05%以上の含有を必要とする。
Tiは、Cとともに本発明における重要な元素であり、耐磨耗性向上に寄与する硬質相としてTi炭化物を形成する必須の元素である。このような効果を得るためには、0.1%以上の含有を必要とする。
尚、一般的な耐磨耗鋼の特性は、一般的な熱処理で製造する耐磨耗鋼板について上記と同様の試験を実施して求めた。比較試験に用いた耐磨耗鋼板は、0.15mass%C−0.35mass%Si−1.50mass%Mn−0.13mass%Cr−0.13mass%Mo−0.01mass%Ti−0.0010mass%Bの組成の鋼板を熱間圧延した後、900℃に再加熱後、焼入れ熱処理を施して製造したもので、ブリネル硬さが400HB程度の鋼板である。得られた結果は、上記図1と図2に、0.01mass%Ti量の場合として示している。
Siは、脱酸元素として有効な元素であり、このような効果を得るためには0.05%以上の含有を必要とする。また、Siは、鋼に固溶して固溶強化により高硬度化に寄与する有効な元素であるが、1.0%を超える含有は、延性、靭性を低下させ、さらに介在物量が増加するなどの問題を生じる。このため、Siは0.05〜1.0%の範囲に限定することが好ましい。なお、より好ましくは0.05〜0.40%である。
Mnは、固溶強化により高硬度化に寄与する有効な元素であり、このような効果を得るためには、0.1%以上の含有を必要とする。一方、2.0%を超える含有は、溶接性を低下させる。このため、Mnは0.1〜2.0%の範囲に限定することが好ましい。なお、より好ましくは0.1〜1.60%である。
Alは、脱酸材として作用し、このような効果は、0.0020%以上の含有で認められるが、0.1%を超える多量の含有は、鋼の清浄度を低下させる。このため、Alは0.1%以下に限定することが好ましい。
Cu:0.1〜1.0%
Cuは、固溶することにより焼入れ性を向上させる元素であり、この効果を得るためには0.1%以上の含有を必要とする。一方、1.0%を超える含有は、熱間加工性を低下させる。このため、Cuは添加する場合は0.1〜1.0%の範囲に限定することが好ましい。なお、より好ましくは0.1〜0.5%である。
Niは、固溶することにより焼入れ性を向上させる元素であり、このような効果は0.1%以上の含有で顕著となる。一方、2.0%を越える含有は、材料コストを著しく上昇させる。このため、Niは添加する場合は0.1〜2.0%の範囲に限定することが好ましい。なお、より好ましくは0.1〜1.0%である。
Crは、焼入れ性を向上させる効果を有し、このような効果を得るためには、0.1%以上の含有を必要とするが、0.1%を超える含有は、溶接性を低下させる。このため、Crは添加する場合は0.1〜1.0%の範囲に限定することが好ましい。なお、より好ましくは0.1〜0.40%である。
Moは、焼入れ性を向上させる元素である。このような効果を得るためには、0.05%以上の含有を必要とする。一方、1.0%を越えて含有すると溶接性を低下させる。そのため、Moは0.05〜1.0%の範囲に限定することが好ましい。なお、より好ましくは、0.05〜0.40%である。
Wは、焼入れ性を向上させる元素である。このような効果を得るためには、0.05%以上の含有を必要とする。一方、1.0%を越えて含有すると溶接性を低下させる。そのため、Wは0.05〜1.0%の範囲に限定することが好ましい。なお、より好ましくは、0.05〜0.40%である。なお、MoやWは、TiCに固溶するため、硬質相量を増加させる効果も有する。
Bは、粒界に偏析し、粒界を強化して、靭性向上に有効に寄与する元素であり、このような効果を得るためには、0.0003%以上の含有が必要である。一方、0.0030%を超える含有は、溶接性を低下させる。このため、Bは添加する場合は、0.0003〜0.0030%の範囲に限定することが好ましい。なお、より好ましくは、0.0003〜0.0015%である。
本発明でDI*(焼入れ性指標値)は、DI*=33.85×(0.1×C*)0.5 ×(0.7×Si+1)×(3.33×Mn+1)×(0.35×Cu+1)×(0.36×Ni+1)×(2.16×Cr+1)×(3×Mo*+1)×(1.5×W*+1)、ここでC*=C−1/4×(Ti−48/14N)、Mo*=Mo×(1−0.5×(Ti−48/14N)、W*=W×(1−0.5×(Ti−48/14N)で定義し、DI*<60とする。ここで、C,Si,Mn,Cu,Ni,Cr,Mo,W,Ti,Nは含有量(質量%)である。
Nbは、Tiと複合して添加することにより、Ti、Nbの複合炭化物((NbTi)C)を形成し、硬質な第二相として分散し、耐磨耗性向上に有効に寄与する元素である。このような耐磨耗性向上効果を得るためには、0.005以上の含有を必要とする。一方、1.0%を越える含有は、硬質な第二相(Ti,Nbの複合炭化物)が粗大化し、曲げ加工時に硬質な第二相(Ti,Nbの複合炭化物)を起点として割れが発生する。このため、添加する場合は、Nbは0.005〜1.0%の範囲に限定することが好ましい。なお、より好ましくは0.1〜0.5%である。
Vは、Tiと複合して添加することにより、Nbと同様に、Ti、Vの複合炭化物((VTi)C)を形成し、硬質な第二相として分散し、耐磨耗性向上に有効に寄与する元素である。このような耐磨耗性向上効果を得るためには、0.005%以上の含有を必要とする。
[金属組織]
本発明に係る耐磨耗鋼板は、金属組織を、フェライト−ベイナイト相を基地相とし、当該基地相中に硬質相(硬質な第二相)が分散した組織とする。基地相とは体積率で90%以上有することを意味しており、本発明に係る鋼板は、フェライトとベイナイトの2つの相が合計で全体の90%以上を占めている。鋼板の硬度は、加工性を考慮してブリネル硬度で250〜320HBの範囲とすることが好ましい。
[製造方法]
本発明に係る耐磨耗鋼板は、上記した組成の溶鋼を、公知の溶製方法で溶製し、連続鋳造法あるいは造塊−分解圧延法により、所定寸法のスラブ等の鋼素材とすることが好ましい。
[組織観察]
組織観察用試験片は、研磨後、ナイタール腐食して、表層下1mmの位置について、光学顕微鏡(倍率:400倍)を用いて、組織の同定,硬質相の大きさ、個数を測定した。なお、観察視野において、90%以上を占める組織を基地相とし、硬質相の大きさは、前述の方法により求めた平均粒径とした。
[引張試験]
JISZ2201の規定に準拠して、JIS5号試験片を採取し、JISZ2241の規定に準拠して引張試験を実施し、引張特性(降伏強さ:YS、引張強さ:TS)を求めた。本発明は引張り強さ780MPa以上1000MPa未満とする。
[磨耗試験]
試験片はt(板厚)×20×75(mm)とし、ASTM G 65の規定に準拠して、ラバーホイール磨耗試験を、磨耗砂を使用して実施した。試験後、試験片の磨耗量を測定した。
Claims (5)
- 質量%で、C:0.05〜0.35%、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.1〜2.0%、Ti:0.1〜0.8%、Al:0.1%以下、更に、Cu:0.1〜1.0%、Ni:0.1〜2.0%、Cr:0.1〜1.0%、Mo:0.05〜1.0%、W:0.05〜1.0%、B:0.0003〜0.0030%の1種または2種以上を含有し、(1)式で示されるDI*が60未満であり、残部Feおよび不可避的不純物からなり、金属組織が、フェライト−ベイナイト相を基地相とし、該基地相中に硬質相が分散していることを特徴する引張り強さ780MPa以上1000MPa未満の加工性に優れた耐磨耗鋼板。
DI*=33.85×(0.1×C*)0.5 ×(0.7×Si+1)×(3.33×Mn+1)×(0.35×Cu+1)×(0.36×Ni+1)×(2.16×Cr+1)×(3×Mo*+1)×(1.5×W*+1)・・・・・(1)
但し、C*=C−1/4×(Ti−48/14N)、Mo*=Mo×(1−0.5×(Ti−48/14N)、W*=W×(1−0.5×(Ti−48/14N)、
C,Si,Mn,Cu,Ni,Cr,Mo,W,Ti,Nは含有量(質量%) - 更に、質量%でNb:0.005〜1.0%、V:0.005〜1.0%の1種または2種を含有することを特徴とする請求項1記載の耐磨耗鋼板。
- 更に、前記硬質相の分散密度が、400個/mm2以上であることを特徴とする請求項1または2に記載の耐磨耗鋼板。
- 請求項1または2記載の組成を有する鋼片を熱間圧延後、18℃/s以上の冷却速度で400℃以上、550℃以下まで冷却することを特徴とし、金属組織が、フェライト−ベイナイト相を基地相とし、該基地相中に硬質相が分散している、引張り強さ780MPa以上1000MPa未満の加工性に優れた耐磨耗鋼板の製造方法。
- 更に、550℃以下の温度で焼き戻すことを特徴とする請求項4記載の加工性に優れた耐磨耗鋼の製造方法。
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