JP5457819B2 - ロアバックトリム - Google Patents
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Description
ルーバーは、複数の細長い薄板状のフィンを備えている。フィンは、それぞれ水平方向に延び、互いに間隔を空けて平行に設けられている。これにより、各フィンの間にスリット状の通気口が形成されており、各通気口を介して、車室内の空気がトリムパネルの外側へ流出する。
本発明の目的は、荷物の衝突や引っ掛かりなどによるフィンの変形および破損を防止することができる、ロアバックトリムを提供することにある。
また、突出部は、フィンの一方面からその一方面と交差する方向に突出し、フィンの長手方向に沿って延びている。
各フィンが車室側に向けて上方に傾斜していると、ロアバックトリムを見下ろした時に、ロアバックトリムの外側に配置されているロアバックパネル(ロアバックインナーパネル)が各フィン間から見えるという懸念がある。ロアバックパネルが見えると、見栄えが良くない。突出部がフィンの一方面からその一方面と交差する方向に突出しているので、ロアバックトリムを見下ろした時の視線を突出部により遮ることができる。そのため、各フィンの間からロアバックパネルが見えることを防止できる。
このようなロアバックトリムでは、突出部がフィンの上面から突出しているので、車室から荷物を取り出す時に、荷物が突出部に引っ掛かることを防止することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るロアバックトリムの斜視図である。図2は、図1に示す切断線II−IIにおけるロアバックトリムの断面図である。図1,2では、ロアバックトリム以外の部材が仮想線で示されている。
ロアバックトリム1は、自動車の車室2の最後部に取り付けられる。
図1に示すように、フロアパネル4の後部には、凹部6が形成されている。この凹部6は、スペアタイヤや工具などを収容するための空間であり、凹部6上には、車室2の後部の床面をなすデッキボード(図示せず)が配置される。
ロアバックアウターパネル9は、閉姿勢のバックドア8の下端部に対して車室2側から対向する位置から下方に向けて延び、後方に屈曲し、さらに下方に屈曲して延びている。
ロアバックパネル3の上端部には、ゴム製のドアシール16が設けられている。ドアシール16は、ロアバックアウターパネル9およびロアバックインナーパネル10の各上端部を一括して挟み込むように上方から取り付けられている。これにより、バックドア8を閉じたときに、バックドア8の下端部がドアシール16に圧接され、ロアバックパネル3とバックドア8との間がシールされる。
上面被覆部17の車幅方向の中央部19は、上方に向けて膨出している。中央部19の車室2側と反対側には、バックドア8を閉姿勢で保持するためのストライカ(図示せず)が設けられている。
上面被覆部17の下面には、複数の取付具20が突設されている。また、前面被覆部18には、複数の取付具21が突設されている。取付具21は、たとえば、後述するフィン23の車幅方向の両端部の下方であって、フィン24,25の車幅方向の両側に、それぞれ配置されている。取付具20,21の先端部は、弾性変形可能な断面菱形に形成されている。
そして、前面被覆部18には、ロアバックインナーパネル10の前面部13に形成された開口15と対向する位置に、ルーバー22が設けられている。
また、前面被覆部18には、上延設部27が最上の通気口26の上端縁から延設されている。上延設部27は、車室2側と反対側に向けて下方に傾斜し、フィン23,24,25と平行をなしている。
ルーバー22の各フィン23,24,25は、車室2側に向けて上方に傾斜するように設けられている。これにより、車室2から荷物を取り出す時に、荷物をフィン23,24,25の傾斜方向に沿って取り出すことができ、荷物がフィン23,24,25に引っ掛かることを防止することができる。その結果、荷物の引っ掛かりによるフィン23,24,25の変形および破損を防止することができる。
各フィン23,24,25が車室2側に向けて上方に傾斜していると、ロアバックトリム1を見下ろした時に、ロアバックトリム1の外側に配置されているロアバックインナーパネル10が通気口26から見えるという懸念がある。ロアバックインナーパネル10が見えると、見栄えが良くない。突出部29がフィン23,24,25の上面からその上面と直交する方向に突出しているので、ロアバックトリム1を見下ろした時の視線を突出部29により遮ることができる。そのため、通気口26からロアバックインナーパネル10が見えることを防止できる。
図3は、本発明の他の実施形態に係るロアバックトリムの断面図である。図3において、図2に示す各部に相当する部分には、それらの各部に付した参照符号と同一の参照符号を付している。そして、以下では、図3に示すロアバックトリムについて、図2に示すロアバックトリムとの相違点のみを説明する。
フィン23,24に形成された突出部29の先端部は、それぞれフィン24,25の上端部に対して、突出部29の突出方向に間隔を空けて対向している。最下のフィン25に形成された突出部29の先端部は、最下の通気口26の上端縁に対して、突出部29の突出方向に間隔を空けて対向している。
なお、突出部29は、フィン23,24,25の上面または下面と直交する方向に限らず、フィン23,24,25の上面または下面と交差する方向に突出していれば、上述の作用効果を奏することができる。
22 ルーバー
23 フィン
24 フィン
25 フィン
29 突出部
30 突出部
Claims (2)
- ルーバーが形成されたロアバックトリムにおいて、
前記ルーバーは、
車幅方向に延びる板状に形成され、上下方向に間隔を空けて互いに平行をなし、車室側に向けて上方に傾斜するように設けられた複数のフィンと、
前記フィンの一方面から当該一方面と交差する方向に突出し、車幅方向に延びる突出部とを備えていることを特徴とする、ロアバックトリム。 - 前記突出部が前記フィンの上面から突出していることを特徴とする、請求項1に記載のロアバックトリム。
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JP2009290874A JP5457819B2 (ja) | 2009-12-22 | 2009-12-22 | ロアバックトリム |
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2009
- 2009-12-22 JP JP2009290874A patent/JP5457819B2/ja active Active
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