JP5457053B2 - 皮膚洗浄料組成物 - Google Patents
皮膚洗浄料組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5457053B2 JP5457053B2 JP2009059062A JP2009059062A JP5457053B2 JP 5457053 B2 JP5457053 B2 JP 5457053B2 JP 2009059062 A JP2009059062 A JP 2009059062A JP 2009059062 A JP2009059062 A JP 2009059062A JP 5457053 B2 JP5457053 B2 JP 5457053B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- extract
- mass
- oil
- cleansing composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
Description
しかしながら、これらの成分を含む洗浄料やクレンジング剤を使用して皮膚を洗浄すると、皮膚の汚れとともに、天然保湿因子(NMF)、細胞間脂質、皮脂膜などの皮膚の潤いを保つための有用成分も除去されてしまうという問題がある。
前記皮膚の潤いを保つための有用成分は、一度除去されると回復までに、数時間あるいは数日かかり、これにより、外的刺激に対する防御機能が低下し、肌荒れに繋がる。
しかし、これらのスキンケア剤を使用しても、環境の変化等により皮膚から水分や油分を失ったり、手の洗浄については、洗浄頻度が他の皮膚の部位と比べ多く、つまり洗浄料に暴露される回数が多いことから、洗浄剤により手荒れが生じたりするリスクが高いという問題がある。
特に、外的刺激に弱い敏感肌のユーザー、子供、老人においては、肌荒れのリスクが顕著であり、皮膚の潤いが十分でない問題がある。
また、メイクアップ化粧料を洗い落とす分野においては、油分を多く含む洗浄料を用いることで洗浄力効果が高いことが知られているが、油分特有の洗い流しにくさを有し、洗浄性が不十分であるという問題がある。
例えば、(a)油性成分を50〜95質量%と(b)脂肪酸エステル型又はアルキルエーテル型非イオン性界面活性剤を5〜15質量%、(c)水を0.1〜5質量%を含有した液状油性皮膚化粧料であって、(b)成分の合計量に対し、HLB8以上、16以下の界面活性剤を50〜80質量%、HLB6以上、8未満の界面活性剤を5〜30質量%、HLB4以上、6未満の界面活性剤を5〜30質量%の液状油性皮膚化粧料が開示されている(特許文献1参照)。
また、液状油性成分、HLB3〜13の界面活性剤、多価アルコールおよび水を必須成分として含有する自己乳化型油性化粧料組成物が開示されている(特許文献2参照)。
また、N−長鎖アシル中性アミノ酸エステルを含有する油性成分50〜95質量%と、HLBが5〜16である非イオン界面活性剤4〜30質量%とを含有することを特徴とする油性洗浄料が開示されている(特許文献3参照)。
また、液状高級アルコール、ポリオキシエチレン鎖を持つHLB5〜16の非イオン性界面活性剤1〜3質量%、ジイソステアリン酸ポリグリセリル及び/又はトリイソステアリン酸ポリグリセリル、及び液状炭化水素油を配合することを特徴とする油性皮膚クレンジング料が開示されている(特許文献4参照)。
また、(A)HLB8以下の非イオン界面活性剤1〜15質量%、(B)HLBが13より大きい非イオン界面活性剤5〜30質量%、(C)HLBが8より大きく13以下である非イオン界面活性剤1〜10質量%、(D)30℃における粘度が15mPa・s以下である油剤10〜40質量%、(E)水溶性溶剤10〜60質量%、(F)水5〜50質量%を含有し、成分(E)及び成分(F)の合計含有量が40〜70質量%である透明液状クレンジング組成物が開示されている(特許文献5参照)。
また、油約30%〜約80%及びHLB値約7〜約12の非イオン系界面活性剤約5%〜約9%を含有する油相等を含有するスキンケア組成物が開示されている(特許文献6参照)。
また、HLB値7〜14の非イオン界面活性剤5.0〜15.0重量%、水0.1〜2.0重量%、常温で液状の油等をからなるクレンジング化粧料が開示されている(特許文献7参照)。
また、油性成分として(A)25℃における粘度が1000〜50000mPa・sの油剤と、(B)25℃における粘度が20mPa・s以下の油剤とを含有し、全油性成分中における(A)成分と(B)成分の含有量が合計で30質量%以上であり、その質量比が(B)/(A)=1〜5である液状クレンジング剤組成物が開示されている(特許文献8参照)。
しかしながら、これらの化粧料組成物等においては、洗浄性と皮膚の潤いとのそれぞれの問題を解決することのできるものはなく、したがって、洗浄性と皮膚の潤いとを両立させた皮膚洗浄料組成物としては、満足できるものが存在しないというのが現状である。
<1> HLB値が5〜8の非イオン界面活性剤(A成分)と、HLB値が10〜16の非イオン界面活性剤(B成分)と、40℃で液状の流動パラフィン(C成分)と、植物油(D成分)とを含み、前記C成分の皮膚洗浄料組成物全量に対する含有率と、前記D成分の前記皮膚洗浄料組成物全量に対する含有率との和(C+D)が70質量%〜90質量%であり、次式、0.20≦D/(C+D)≦0.90、の関係を満たすことを特徴とする皮膚洗浄料組成物である。
<2> HLB値が5〜8の非イオン界面活性剤(A成分)が、ジステアリン酸ポリエチレングリコール、ジイソステアリン酸ポリエチレングリコール、及びジオレイン酸ポリエチレングリコールのいずれかから選択される1種以上であり、HLB値が10〜16の非イオン界面活性剤(B成分)が、イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、ジイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、及びトリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリルのいずれかから選択される1種以上である前記<1>に記載の皮膚洗浄料組成物である。
<3> 植物油(D成分)が、ホホバ油、アーモンド油、コメヌカ油、及びコメ胚芽油のいずれかから選択される1種以上を含有する前記<1>から<2>のいずれかに記載の皮膚洗浄料組成物である。
前記HLB値が5〜8の非イオン界面活性剤(A成分)は、洗い流し易く、べたつきを抑える成分として作用する。
前記HLB値としては、6〜8がより好ましく、この条件を満たす前記HLB値が5〜8の非イオン界面活性剤(A成分)としては、例えば、日本エマルジョン社製のジイソステアリン酸PEG−8の400di−ISEX(HLB値;6)、ジイソステアリン酸PEG−12の600di−ISEX(HLB値;8)が挙げられる。
前記HLB値が5未満であると、洗い流しやすさやべたつきのなさの点において不十分になる。また、前記HLB値が8を超えると、洗い流しやすさやべたつきのなさに点において不十分になる。なお、前記HLB値は、界面活性剤を構成している親水基と疎水基の強さのバランスを示す値であり、その算出法は、下記川上の式による。
HLB値=7+11.7log(MW/MO)
MW:界面活性剤親水部分の分子量
MO:界面活性剤親油部分の分子量
1.0質量%未満であると、洗い流しやすさやべたつきのなさの点において不十分になり、10.0質量%を超えると、しっとり感の点において不十分になる。
前記HLB値が10〜16の非イオン界面活性剤(B成分)は、乾燥後のしっとり感を付与し、洗い流し易い成分として作用する。
前記HLB10〜12のトリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリルとしては、例えば、日本エマルジョン社製のトリイソステアリン酸PEG−30グリセリルのGWIS−330(HLB値;10)、トリイソステアリン酸PEG−40グリセリルのGWIS−340(HLB値;11)、トリイソステアリン酸PEG−50グリセリルのGWIS−350(HLB値:12)、が挙げられる。
前記HLB値が10未満であると、洗い流しやすさやべたつきのなさに点において不十分になる。また、前記HLB値が16を超えると、洗い流しやすさやべたつきのなさに点において不十分になる。
4.0質量%未満であると、洗い流しやすさやべたつきのなさの点において不十分になり、23.0質量%を超えると、しっとり感や水分量の点において不十分になる。
前記流動パラフィン(C成分)及び前記植物油(D成分)は、皮膚の水分蒸発を防ぎ、皮膚中の角質層の保湿バランスを整える、いわゆるエモリエント成分としての役割を有し、乾燥後のしっとり感を付与し、水分保持する成分として作用する。
前記40℃で液状である流動パラフィン(C成分)としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、流動パラフィン、40−S(動粘度3.4mm2S−1〜5.4mm2S−1)、55−S(動粘度7.0mm2S−1〜9.0mm2S−1)、60−S(動粘度8.5mm2S−1〜10.5mm2S−1)、70−S(動粘度11.7mm2S−1〜13.7mm2S−1)、80−S(動粘度12.8mm2S−1〜14.8mm2S−1)、90−S(動粘度14.4mm2S−1〜16.4mm2S−1)、100−S(動粘度16.0mm2S−1〜20.0mm2S−1)、120−S(動粘度18.5mm2S−1〜22.5mm2S−1)、150−S(動粘度23.4mm2S−1〜27.4mm2S−1)、260−S(動粘度46.0mm2S−1〜52.0mm2S−1)、350−S(動粘度64.0mm2S−1〜70.0mm2S−1)、以上(中央化成(株)製)、などが挙げられ1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
る。
前記流動パラフィン(C成分)の40℃での動粘度としては、液状を示すものであれば、特に制限はないが、乾燥後のしっとり感を高めるためには、18.5mm2S−1〜70mm2S−1が好ましい。
前記動粘度が18.5mm2S−1〜70mm2S−1である流動パラフィン(C成分)としては、前記流動パラフィン、120−S、150−S、260−S、350−Sが挙げられる。
8.0質量%未満であると、洗い流しやすさ、べたつきを抑える点で劣る場合があり、64.0質量%を超えると、乾燥後のしっとり感が劣り、水分量が少なくなる場合がある。
16.0質量%未満であると、乾燥後のしっとり感が劣り、水分量が少なくなる場合があり、72.0質量%を超えると、洗い流しやすさ、べたつきを抑える点で劣る場合がある。
70.0質量%未満であると、しっとり感や水分量の点において不十分になり、90.0質量%を超えると、洗い流しやすさやべたつきのなさの点において不十分になる。
前記D/(C+D)の値が0.20未満であると、水分量やしっとり感が不十分であり、0.90を超えると、洗い流しやすさやべたつきのなさの点において不十分になる。
前記その他の成分としては、本発明の目的を妨げない範囲であれば、特に制限はなく、皮膚洗浄料組成物に、通常用いられているものの中から適宜選択することができ、例えば、保湿剤としてのポリオール類、エモリエント剤としての前記流動パラフィン(C成分)及び前記植物油(D成分)以外の油分類、低級/高級アルコールなどのアルコール類、ラノリン誘導体、蛋白誘導体、高分子化合物、ビタミン類、アミノ酸類等の薬剤、殺菌剤、抗炎症剤、植物抽出剤又はその誘導体、紫外線吸収・散乱剤、防腐剤、pH調整剤、酸化防止剤、キレート剤、色素、天然色素、香料組成物、清涼剤、前記非イオン界面活性剤(A成分及びB成分)以外の界面活性剤としてのノニオン性界面活性剤、両性界面活性剤及びアニオン性界面活性剤、顔料、シリコーン等が挙げられる。
これらは1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
これらは1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
これらは1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してよい。
これらは1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
これらは1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
抗炎症剤としては、グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルレチン酸ステアリル、グリチルレチン酸、アラントインなどが上げられる。
これらは1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
これらは1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
前記酸化防止剤としては、特に制限はなく、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、アスコルビン酸等を例示することができる。
前記キレート剤としては、エデト酸二ナトリウム、エチレンジアミン四酢酸塩、ヘキサメタリン酸塩、グルコン酸、クエン酸等を例示することができる。
前記天然色素としては、例えば、カルミン酸、ラッカイン酸、カルサミン、ブラジリン、クロシン等から選ばれる粉体が挙げられる。
前記香料用溶剤の含有率としては、前記香料組成物中、0.1質量%〜99質量%が好ましく、0.1質量%〜10質量%がより好ましい。
前記香料安定化剤の含有率としては、前記香料組成中、0.0001質量%〜10質量%が好ましく、0.001質量%〜5質量%がより好ましい。
前記冷涼剤としては、特に制限はなく、N−エチルパラメンタンカルボキサミド(商品名:WS3),l-メンチルグリセリルエーテル(商品名:CA−10),メンチルラクテート(商品名:FrescolatML,FrescolatMGA)などが挙げられる。
これらは1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
より具体的には、例えば、N−デシルベタイン、セチルベタイン、ステアリルベタイン、ヤシ油アルキルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ラウリン酸アミドメチルベタイン、ミリスチン酸アミドメチルベタイン、パルミチン酸アミドメチルベタイン、ステアリン酸アミドメチルベタイン、ヤシ油脂肪酸ジメチルスルホプロピルベタイン、ステアリルジメチルスルホプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミノメチルスルホプロピルベタイン、ステアリルアミノメチルジメチルスルホプロピルベタイン、ミリスチルアミノメチルジメチルスルホプロピルベタイン、ラウリルアミノメチル−ビス−(2−ヒドロキシエチル)−スルホプロピルベタイン、N−ラウロイル−N−(2−ヒドロキシエチル)−N−カルボキシメチルエチレンジアミン、N−ラウロイル−N−(2−ヒドロキシエチル)−N’,N’−ビス(カルボキシエチル)エチレンジアミン、N−ラウロイル−N’−カルボキシメチル−N’−カルボキシメトキシエチルエチレンジアミン、N−ラウロイル−N’−カルボキシエチル−N’−(2−ヒドロキシエチル)−エチレンジアミン、N−ラウロイル−N’−カルボキシエトキシエチルエチレンジアミン、N−ラウロイル−N’−カルボキシエチル−N’−カルボキシエトキシエチルエチレンジアミン、2−ヤシ油脂肪酸アシル−N−カルボキシエチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン等が挙げられる。
これらは1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
前記皮膚洗浄料組成物の製造方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、皮膚洗浄料組成物の常法に準じて調製することができる。
前記皮膚洗浄料組成物を調製する装置としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、剪断力と全体混合できる複数の攪拌羽根、例えば、プロペラ、タービン、ディスパーなどを備えた攪拌装置が好ましい。
また、得られた実施例1〜30及び比較例1〜14における皮膚洗浄料組成物を下記の方法で評価した。その結果を下記表1〜表5に併せて示す。
約40℃の温度条件下で、HLB値が5〜8の非イオン界面活性剤(A成分)と、HLB値が10〜16の非イオン界面活性剤(B成分)と、40℃で液状の流動パラフィン(C成分)と、植物油(D成分)と、を所定量ビーカーに添加し、パドルミキサーで攪拌し、A成分〜D成分を含む組成物を調製した。
また、別のビーカーにおいて、約40℃の温度条件下で表1〜表5の共通成分である、精製水、イソプロピルメチルフェノール、塩化ベンザルコニウム、β-グリチルレチン酸、グリチルリチン酸ジカリウムを所定量添加後パドルミキサーで攪拌し、共通成分からなる組成物を調製した。
1%水溶液にした40℃で液状の流動パラフィン(C成分)と、植物油(D成分)とを、共通成分からなる組成物が添加されたビーカーに所定量添加し、さらにパドルミキサーで攪拌し、その後、先に攪拌していたA成分〜D成分を含む組成物が添加されたビーカーに添加し、パドルミキサーで十分攪拌することで、実施例1〜30及び比較例1〜14における皮膚洗浄料組料成物を得た。
−水分量の測定方法−
30代健常男性のパネラー3名の前腕内側部に対して、実施例1〜30及び比較例1〜14の皮膚洗浄料組成物5mLを触れさせるように、5分間カップシェイキングした後、精製水5mLにて同様の操作を行い、流水で洗い流した。その後、SKICON200(IBS社製)を用いて角質水分量を測定した。SKICON200(IBS社製)は、次のように設計されている。
このとき損出抵抗計の出力(VR)は角質層の水分含有量をきわめて鋭敏に反映することが知られている。このVRは電導度と平行した動きを示し、今回測定に用いた測定装置SKICON200は直接電導度を出力するように設計されている。
この測定装置を用いて、洗浄前後の皮膚の角質水分量変化率を次式により求めた。
変化率(%)=W/W0×100
W0:洗浄前の電導度
W:洗浄後の電導度
洗い流しやすさ、乾燥後のしっとり感、べたつきの評価は、専門評価パネラー5名が、実施例1〜30及び比較例1〜14のテストサンプルを使用して評価した。
洗い流しやすさの評価方法としては、2mLを両手に延ばし、水ですすいだ時の洗い流しやすさを評価した。
乾燥後のしっとり感の評価方法としては、タオルドライ後、手に残った水分を風乾し、乾燥後のしっとり感を評価した。
べたつきの評価方法としては、タオルドライ後、手に残った水分を風乾し乾燥後のべたつきを評価した。
評価は、下記に示す評価基準に基づき5段階の評点を付け、各サンプルの評点の平均値を基に下記判定基準を用いて判定した。
ここでいう、「洗い流しやすさ」とは、すすぎ時の皮膚洗浄料組成物の流れ落ちやすさのことをいう。また、「乾燥後のしっとり感」とは、タオルドライ後に手を揉み合わせ指先で触った際に感じた肌がうるおった状態のことをいう。また、「べたつき」とは、手を揉み合わせて、指先で触った際の接着感のことをいう。
前記流しやすさ、乾燥後のしっとり感、べたつきのそれぞれについての評価基準は、以下の通りである。
(評点):(評価)
5点 : 非常に良い
4点 : 良い
3点 : どちらともいえない
2点 : 悪い
1点 : 非常に悪い
(判定基準):(評点の平均点)
◎ : 4.5点〜5点
○ : 3.5点〜4.5点未満
△ : 2.5点〜3.5点未満
× : 1点〜2.5点未満
Claims (4)
- HLB値が5〜8の非イオン界面活性剤(A成分)と、HLB値が10〜16の非イオン界面活性剤(B成分)と、40℃で液状の流動パラフィン(C成分)と、植物油(D成分)とを含み、
前記C成分の皮膚洗浄料組成物の全量に対する含有率と、前記D成分の前記皮膚洗浄料組成物全量に対する含有率との和(C+D)が70質量%〜90質量%であり、次式、0.20≦D/(C+D)≦0.90、の関係を満たすことを特徴とする皮膚洗浄料組成物。 - HLB値が5〜8の非イオン界面活性剤(A成分)が、ジステアリン酸ポリエチレングリコール、ジイソステアリン酸ポリエチレングリコール、及びジオレイン酸ポリエチレングリコールのいずれかから選択される1種以上であり、
HLB値が10〜16の非イオン界面活性剤(B成分)が、イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、ジイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、及びトリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリルのいずれかから選択される1種以上である請求項1に記載の皮膚洗浄料組成物。 - 植物油(D成分)が、ホホバ油、アーモンド油、コメヌカ油、及びコメ胚芽油のいずれかから選択される1種以上を含有する請求項1から2のいずれかに記載の皮膚洗浄料組成物。
- (A)成分の含有量が、1.0質量%〜10.0質量%であり、
(B)成分の含有量が、4.0質量%〜23.0質量%であり、
(C)成分の含有量が、8.0質量%〜64.0質量%であり、
(D)成分の含有量が、16.0質量%〜72.0質量%である請求項1から3のいずれかに記載の皮膚洗浄料組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009059062A JP5457053B2 (ja) | 2009-03-12 | 2009-03-12 | 皮膚洗浄料組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009059062A JP5457053B2 (ja) | 2009-03-12 | 2009-03-12 | 皮膚洗浄料組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010209033A JP2010209033A (ja) | 2010-09-24 |
JP5457053B2 true JP5457053B2 (ja) | 2014-04-02 |
Family
ID=42969609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009059062A Active JP5457053B2 (ja) | 2009-03-12 | 2009-03-12 | 皮膚洗浄料組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5457053B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6203539B2 (ja) * | 2013-05-28 | 2017-09-27 | ライオン株式会社 | 皮膚洗浄剤組成物 |
JP6659543B2 (ja) * | 2013-12-20 | 2020-03-04 | ファイザー・インク | 肛門直腸の炎症および障害の治療において使用するための事前湿潤ワイプ |
CN112891253B (zh) * | 2019-11-19 | 2023-05-02 | 株式会社漫丹 | 皮肤清洗剂组合物 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2977568B2 (ja) * | 1989-11-17 | 1999-11-15 | 鐘紡株式会社 | クレンジング化粧料 |
JP3881953B2 (ja) * | 2002-11-21 | 2007-02-14 | 株式会社資生堂 | 液状油性皮膚洗浄料 |
US20060183662A1 (en) * | 2005-02-16 | 2006-08-17 | Unilever Home & Personal Care Usa, Division Of Conopco, Inc. | Liquid cleansing composition with unique sensory properties |
JP5646132B2 (ja) * | 2006-09-29 | 2014-12-24 | 株式会社コーセー | 皮膚洗浄料 |
-
2009
- 2009-03-12 JP JP2009059062A patent/JP5457053B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010209033A (ja) | 2010-09-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6033587B2 (ja) | ポリエステル及びこれを用いた化粧料 | |
BRPI1013598B1 (pt) | formulações para limpeza e cuidados de partes corporais humanas ou animais, que contêm ésteres de ácidos sorbitancarboxílico e uso de ésteres de ácido sorbitancarboxílico em formulações de limpeza ou cuidados | |
JP2007070469A (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JP6404667B2 (ja) | 透明化粧料および該透明化粧料の製造方法 | |
JP5457053B2 (ja) | 皮膚洗浄料組成物 | |
JP2006219449A (ja) | 毛髪洗浄剤組成物 | |
EP2832345B1 (en) | Cosmetic composition | |
JP5209295B2 (ja) | 皮膚化粧料組成物 | |
JP5616609B2 (ja) | 毛髪化粧料 | |
US20140005131A1 (en) | Active ingredient combinations of glucosyl glycerides and one or more preservatives | |
JP2010013429A (ja) | 頭皮外用剤 | |
JP2008150359A (ja) | 毛髪化粧料 | |
JP6062242B2 (ja) | 濃縮型液状身体用洗浄剤組成物 | |
JP6847839B2 (ja) | すすぎ速度が速いクレンジング組成物 | |
ES2951113T3 (es) | Emoliente y agente de limpieza | |
JP6986329B2 (ja) | しわ改善用皮膚洗浄剤 | |
JP2014162738A (ja) | 化粧料及び発汗促進剤 | |
JP5199744B2 (ja) | 皮膚化粧料組成物 | |
JP2002348218A (ja) | シャンプー組成物 | |
JP6179941B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JP2020040903A (ja) | 洗浄剤組成物 | |
KR102529753B1 (ko) | 피부 세정제 조성물 | |
JP6177634B2 (ja) | 皮膚洗浄剤組成物 | |
JP2001139456A (ja) | 皮膚洗浄剤組成物 | |
JP2008179585A (ja) | 皮膚洗浄剤組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111226 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130418 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130430 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130701 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140107 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140109 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5457053 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |