JP5455708B2 - 無線通信システム、無線通信装置および局内干渉測定方法 - Google Patents
無線通信システム、無線通信装置および局内干渉測定方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5455708B2 JP5455708B2 JP2010042557A JP2010042557A JP5455708B2 JP 5455708 B2 JP5455708 B2 JP 5455708B2 JP 2010042557 A JP2010042557 A JP 2010042557A JP 2010042557 A JP2010042557 A JP 2010042557A JP 5455708 B2 JP5455708 B2 JP 5455708B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission
- radio
- reception
- transmission channel
- information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Radio Relay Systems (AREA)
- Transceivers (AREA)
Description
前記局の上位側の第1及び前記局の下位側の第2の無線送受信機が、電波の送信および受信を行う各々の送受信アンテナ手段と、前記送受信アンテナ手段により受信した高周波信号から所望の伝送チャネルを受信ベースバンド信号に周波数変換する各々の受信手段と、
前記受信手段により周波数変換された受信ベースバンド信号を復調し受信データを得る各々の復調手段と、
送信データを変調し送信ベースバンド信号に変換する各々の変調手段と、
前記送信ベースバンド信号を所望の伝送チャネルに周波数変換する各々の送信手段と、前記受信手段により周波数変換された受信ベースバンド信号から受信レベルを検出する各々の受信レベル検出手段と、前記受信レベル検出手段により検出した受信レベルを記憶する各々の記憶手段と、
前記受信手段と前記変調手段と前記送信手段と前記受信レベル検出手段と前記記憶手段とを制御する各々の制御手段と、を備え、
前記第1の無線送受信機における前記制御手段は、前記変調手段と前記送信手段と前記送受信アンテナ手段により電波を放出するタイミングを示す送信タイミング情報を前記第2の無線送受信機における前記制御手段に通知するよう制御し、
前記第2の無線送受信機における前記制御手段は、前記変調手段と前記送信手段と前記送受信アンテナ手段により電波を放出するタイミングを示す送信タイミング情報を前記第1の無線送受信機における前記制御手段に通知するよう制御する制御手段を備える。
前記親局の第1の無線送受信機が干渉電力測定状態であることを示す情報を受け取る動作モード受領ステップと、
前記動作モード受領ステップで干渉電力測定状態であると判定した場合にタイマーを開始させる第1のタイマー開始ステップと、
前記親局の第1の無線送受信機における伝送チャネル設定を、同一中継局内の子局を構成する他方の第2の無線送受信機の伝送チャネルと同一となるように変更する第1の伝送チャネル変更ステップと、
同一中継局内の前記他方の第2無線送受信機から通知される送信タイミング通知信号と同期して干渉強度を測定する干渉強度測定ステップと、
前記親局の第1の無線送受信機における伝送チャネル設定を、元の伝送チャネルに変更する第2の伝送チャネル変更ステップと、
前記第1のタイマー開始ステップで開始したタイマーと第2のタイマー開始ステップで開始したタイマーが共に終了していることを判定するステップと、
下位局に対して報知データ送信周期情報を含む報知データを送信する報知データ送信ステップと、
前記報知データ送信周期を計測するためのタイマーを開始する前記第2のタイマー開始ステップと、
同一中継局内の他方の前記第2の無線送受信機が干渉電力を測定するためのダミー信号を送信するダミー信号送信ステップと、
前記親局の第1の無線送受信機における伝送チャネル設定を、同一中継局内の前記他方の第2の無線送受信機の伝送チャネルと同一となるように変更する第3の伝送チャネル変更ステップと、
を備える。
上位局からの動作モード情報を含む報知データを受信する報知データ受信ステップと、
前記受信した報知データに含まれる動作モード情報による動作状態設定が干渉電力測定状態であった場合に、同一中継局内の他方の第1の無線送受信機に動作モードを通知する動作モード通知ステップと、
上位局からの干渉強度測定用ダミーデータを受信するダミーデータ受信ステップと、
上記受信したダミーデータに対して前記上位局へ受信確認応答を送信する応答確認送信ステップと、
前記子局の第2の無線送受信機における伝送チャネル設定を、同一中継局内の他方の第1の無線送受信機の伝送チャネルと同一になるように変更する第1の伝送チャネル変更ステップと、
同一中継局内の他方の第1の無線送受信機から通知される送信タイミング通知信号と同期して干渉強度を測定する干渉強度測定ステップと、
前記子局における伝送チャネル設定を、元の伝送チャネルに変更する第1の伝送チャネル変更ステップと、
を備える。
なお、本実施例において、システム制御部10から端末50への通信、例えばデータパケットを送信することを下り方向通信とし、端末50からシステム制御部10への通信、例えばデータパケットを送信することを上り方向通信として説明する。また、無線通信装置20を基地局20、無線通信装置30―1〜nを中継局30−1〜n、無線通信装置40を端末局40と称する。
システム制御部10から基地局20にデータパケットが供給されると、該データパケットは、基地局20から中継局30−1へ、続いて中継局30−1から中継局30−2へというように、n番目の中継局30−nまで順次中継され、最後に中継局30−nから端末局40へとデータパケットが送信される。その結果、端末局40側の端末50へデータパケットが供給される。
図2は本発明の第1の実施形態に係る無線通信システムにおける無線通信装置、特に基地局20の構成を示すブロック図である。図2において基地局20は、無線機100aと、ネットワークI/F部200と、アンテナ60aと、を備える。
なお、前記無線機における信号処理は、本発明の本質でなく、また一般に周知技術であるので、その詳細説明は省略する。以下の無線機における信号処理も同様である。
ここで、基地局20内の無線機100aは、その電波到達範囲に複数の中継局や端末局が存在する親局として動作し、論理的な接続関係をマネージメントする機能を有する。
まず、下り方向通信を行う場合には、中継局30は、アンテナ60bで受信した高周波信号を無線機100bにおいて、信号処理を施し、これにより受信データパケットを抽出し、ネットワークI/F部210に供給する。ネットワークI/F部210は無線機100bから供給された受信データパケットを受け、該パケットを送信データパケットとして無線機100cに供給する。無線機100cはネットワークI/F部210から供給された送信データパケットを信号処理し、これにより高周波信号を抽出し、アンテナ60cに供給する。アンテナ60cは無線機100cから供給された高周波信号を下方局へ電波として放出(送信)する。
また、無線機100bは、アンテナ60bから電波を放出する期間を示す送信タイミング通知信号(図8の信号341参照)を無線機100cに供給する。更に無線機100cは、アンテナ60cから電波を放出する期間を示す送信タイミング通知信号(図8の信号351、352参照)を無線機100dに供給する。これらの送信タイミング通知信号は、例えば、電波放出中をハイ(High)レベル、それ以外をロウ(Low)レベルとなる信号が想定される。更に、中継局30内の無線機100b及び無線機100cは、お互いの無線機で使用する伝送チャネル情報を保持する機能を有する。この送信タイミング通知信号については後述する。
図4は本発明の第1の実施形態に係る無線通信システムにおける無線通信装置、特に端末局40の構成を示すブロック図である。図4において端末局40は、無線機100dと、ネットワークI/F部220と、アンテナ60dと、を備える。
図5において、無線機100は、送受信機(送受信手段)101と、受信レベル検出部160と、アクセス制御部170と、表示部180と、を備える。
送受信機101は、アンテナ部60と、送受信切換部110と、送信部120と、変調部130と、受信部140と、復調部150と、を含み、アクセス制御部170は、伝送チャネルを示す情報、動作モードを示す情報、信号強度(電波強度、干渉強度)を示す情報などを記憶する記憶部171を含んでいる。記憶部171は伝送チャネル情報、動作モード情報、信号強度情報(電波強度情報、干渉強度情報)などを記憶するものであるが、この記憶部はアクセス制御部170とは独立して別個に設けても良い。
アンテナ60で受信した上位局無線機からの高周波信号は送受信切換部110に供給される。送受信切換部110では、アンテナ60から受信部140に信号を供給する経路が選択され、アンテナ60からの高周波信号を受信部140に供給する。
更にアクセス制御部170は、通常動作モードにおいて、受信レベル検出部160から供給された信号強度情報を電波強度情報として記憶部171に記憶させておく。
なお、ここでの対向無線機とは、例えば、中継局30−1内の無線機100b(子局)においては、基地局20内の無線機100a(親局)を指す(図1、図2参照)。
なお、ここでの同一中継局内の他無線機とは、例えば、中継局30−1内の無線機100bにおいては、中継局30−1内の無線機100cを指す(図1、図3参照)。
なお、レベルインディケータ180での表示内容はアクセス制御部170の制御部176により制御される。アクセス制御部170は、その制御部176において、記憶部171に記憶されている動作モード情報を判定し、通常動作モードであれば、記憶部171に記憶されている電波強度情報を基に電波強度表示部181を制御し、点灯し表示させる。また、アクセス制御部170は、記憶部171に記憶されている動作モード情報を判定し、干渉測定モードであれば、記憶部171に記憶されている電波強度情報を基に電波強度表示部181を点灯し表示させると共に、記憶部171に記憶されている干渉強度情報を基に干渉強度表示部182を点灯し表示させる。
時間軸370は中継局30内の無線機100c(図3参照)から送信される電波のタイミングを示し、該時間軸において、中継局30の無線機100c(親局)から中継局30の無線機100a(子局)および端末局40の無線機100d(子局)に対して、報知データ371およびダミーデータ372が送信されている様子を示している。
時間軸380は端末局40内の無線機100d(図4参照)から送信される電波のタイミングを示し、該時間軸において、端末局40の無線機100d(子局)から中継局30の無線機100c(親局)に対して、受信確認応答信号381が送信されている様子を示している。
なお、基地局20内の無線機100aと中継局30内の無線機100bとの間で使用される伝送チャネルをチャネルCH1とし、中継局30内の無線機100cと端末局40内の無線機100dとの間で使用される伝送チャネルをチャネルCH2とする。
図7のステップS401において、無線機100a(親局)内のアクセス制御部170は、チャネルCH1にて報知データ311(図8参照)を中継局30内の無線機100b(子局)に対して送信すると共にカウントダウンタイマーを開始する。この報知データ311における動作モード情報は干渉強度測定モードとする。また、ここでのカウントダウンタイマーは報知データの送信周期とし、ここでは100ミリ秒とする。
これにより中継局30内の無線機100cから送信される電波を受信し、干渉強度を検出することが可能となる。
なお、ステップS426及びステップS428において、データ受信する際に、記憶部171に電波強度情報を記憶させておく。
これにより中継局30内の無線機100bから送信される電波を受信し、干渉強度を検出することが可能となる。
なお、本発明の第1の実施形態に係る無線通信システムにおいては、干渉強度測定モードにおいてシステム制御部10(図1参照)は、以下に述べる干渉強度測定用のデータ以外にデータ通信が発生しないように制御する。
なお、本発明の第1の実施形態に係る無線通信システムにおいては、一つの無線機を備えた基地局と、二つの無線機を備えた中継局と、一つの無線機を備えた端末局で構成される無線システムについて説明したが、それぞれ局において無線機を複数備える構成としても同様の効果を得ることができる。
10・・・システム制御部
20、21・・・無線通信装置、特に基地局
30、30−1〜n、30a−1〜n、30b−1〜n・・・無線通信装置、特に中継局
40、41・・・無線通信装置、特に端末局
50・・・端末
60、60a、60b、60c、60d・・・アンテナ
70・・・指向性アンテナ
100a、100b、100c、100d・・・無線機
110・・・送受信切換部
120・・・送信部
130・・・変調部
140・・・受信部
150・・・復調部
160・・・受信レベル検出部
170・・・アクセス制御部
171・・・記憶部
180・・・表示部
181・・・電波強度表示部
182・・・干渉強度表示部
183・・・動作モード表示部
200、210、220・・・ネットワークI/F部
Claims (13)
- 無線送受信機を備える基地局と無線送受信機を備える端末局との通信を、複数の無線送受信機を備える中継局を少なくとも一つ以上中継して無線伝送する無線通信システムにおいて、
前記中継局の同一内の第1及び第2の無線送受信機は、
それぞれ異なる第1、第2の伝送チャネルを有し、当該伝送チャネルの切換え変更をもって無線通信及び干渉電波の送受信を行うものであり、
電波の送信および受信を行う各々の送受信アンテナ手段と、
前記送受信アンテナ手段により受信した高周波信号から所望の伝送チャネルを受信ベースバンド信号に周波数変換する各々の受信手段と、
前記受信手段により周波数変換された受信ベースバンド信号を復調し受信データを得る各々の復調手段と、
送信データを変調し送信ベースバンド信号に変換する各々の変調手段と、
前記送信ベースバンド信号を所望の伝送チャネルに周波数変換する各々の送信手段と、
前記受信手段により周波数変換された受信ベースバンド信号から受信レベルを検出する各々の受信レベル検出手段と、
前記受信レベル検出手段により検出した受信レベルを記憶する各々の記憶手段と、
前記受信手段と前記変調手段と前記送信手段と前記受信レベル検出手段と前記記憶手段とを制御する各々の制御手段と、を備え、
前記第1の無線送受信機における前記制御手段は、
上位にある前記基地局からの報知データに含まれる動作モード情報が干渉強度測定モードを示す場合、当該干渉強度測定モードを含む動作モード情報、前記変調手段と前記送信手段と前記送受信アンテナ手段により電波を放出するタイミングを示す第1の送信タイミング情報を前記第1の伝送チャネルをもって前記第2の無線送受信機における前記制御手段に通知し、
また、前記動作モード情報、前記第2の無線送受信機から前記変調手段と前記送信手段と前記送受信アンテナ手段により電波を放出するタイミングを示す第2の送信タイミング情報を前記第2の伝送チャネルをもって受けたとき、当該伝送チャネルを前記第1の伝送チャネルに変更する制御部からなり、
前記第2の無線送受信機における前記制御手段は、
前記動作モード情報の干渉強度測定モードを示す情報を受信したとき、当該情報をもって前記第2の伝送チャネルを第1の伝送チャネルに変更し、前記第1の送信タイミング情報を受けたとき、前記第1の伝送チャネルを前記第2の伝送チャネルに変更し、また、
前記第2の送信タイミング情報を前記第2の伝送チャネルをもって前記第1の無線送受信機における前記制御手段に通知するよう制御する制御部とからなり、
前記第1、第2の無線送受信機の制御手段は、互いに前記動作モード情報、前記送信タイミング情報を受信したとき、変更される前記第2の伝送チャネル、又は前記第1の伝送チャネルの間において、該第1、第2の無線送受信機のいずれか一方から他方への廻り込み電波を受けられるように第1、第2の無線送受信機の伝送チャネルを合わせるように制御する
からなることを特徴とする無線通信システム。 - 請求項1に記載の無線通信システムにおいて、前記第1及び第2の無線送受信機は、動作モードが、少なくとも上り通信、下り通信が可能な通信モードと、前記無線送受信機間の電波干渉電力の測定が可能な干渉強度測定モードに設定可能に構成されていることを特徴とする無線通信システム。
- 請求項2に記載の無線通信システムにおいて、第1及び第2の無線送受信機における制御手段は、前記動作モードが、通信モードにある場合、前記送信タイミング情報に基づいて、前記受信レベル検出手段で検出された受信レベル情報を、受信強度情報と干渉強度情報に分けて前記記憶手段に記憶するように制御することを特徴とする無線通信システム。
- 請求項3に記載の無線通信システムにおいて、第1及び第2の無線送受信機は、前記制御手段の前記受信強度情報と干渉強度情報を、視覚的に表示する表示手段を備えている、ことを特徴とする無線通信システム。
- 一つないし複数の無線送受信機を備える基地局と、一つないし複数の無線送受信機を備える端末局との通信を、複数の無線送受信機を備える中継局を、一つ又は1つ以上中継して無線伝送を行う無線通信システムにおいて、
前記中継局の第1の無線送受信機及び前記中継局の第2の無線送受信機は、それぞれ異なる第1、第2の伝送チャネルを有し、当該伝送チャネルの切換え変更をもって無線通信及び干渉電波の送受信を行うものであり、
受信アンテナにて受信した信号を受信ベースバンド信号、又は送信アンテナへ供給する信号を送信ベースバンド信号に変換する第1及び第2の送受信手段と、
前記送受信手段に結合され、前記受信ベースバンド信号から受信レベルを検出する第1及び第2の受信レベル検出手段と、
前記受信検出手段により検出した受信レベルを信号強度情報として記憶する第1及び第2の記憶手段と、
前記送受信手段、前記受信レベル検出手段、前記記憶手段を制御する第1及び第2の制御手段と、
を備え、
前記第1の無線送受信機の第1の制御手段は、上位にある前記基地局からの報知データに含まれる動作モード情報が干渉強度測定モードを示す場合、当該干渉強度測定モードを含む動作モード情報、および前記送信アンテナ、前記送受信手段より電波を放出するタイミングを示す第1のタイミング情報を生成し、該タイミング情報を前記第1の伝送チャネルをもって前記第2の無線送受信機の制御手段に送信し、また、前記動作モード情報、前記第2の無線送受信機から前記変調手段と前記送受信手段と前記送信アンテナにより電波を放出するタイミングを示す第2の送信タイミング情報を前記第2の伝送チャネルをもって受けたとき、当該伝送チャネルを前記第1の伝送チャネルに変更する制御部を含み、
前記第2の無線送受信機の第2の制御手段は、前記干渉強度測定モードを含む動作モード情報を受信したとき、当該情報をもって前記第2の伝送チャネルを第1の伝送チャネルに変更し、前記第1の送信タイミング情報を受けたとき、前記第1の伝送チャネルを前記第2の伝送チャネルに変更し、また、前記第2のタイミングを前記第2の伝送チャネルをもって前記第1の無線送受信機の制御手段に送信する制御部を含み、
前記第1、第2の無線送受信機の制御手段は、互いに前記動作モード情報、前記送信タイミング情報に基づいて該第1、第2の無線送受信機のいずれか一方から他方への廻り込み電波を受けられるように第1、第2の無線送受信機の伝送チャネルを合わせるように制御する
ことを特徴とする無線通信システム。 - 第1、第2の無線機を備え、該第1、第2の無線機間で通信を行う無線通信システムにおいて、
前記第1、第2の無線機は、それぞれ異なる第1、第2の伝送チャネルを有し、当該伝送チャネルの切換え変更をもって無線通信及び干渉電波の送受信を行うものであり、
それぞれ電波の送受信を行う第1、第2の送受信手段と、受信電波のレベルを検出する第1、第2の受信レベル検出手段と、該受信検出手段により検出した受信レベルを記憶する第1、第2の記憶手段と、前記第1、第2の送受信手段、前記第1、第2の受信レベル検出手段、前記第1、第2の記憶手段を制御する第1、第2の制御手段を備え、
前記第1の無線機の第1の制御手段は、上位にある前記基地局からの報知データに含まれる動作モード情報が干渉強度測定モードを示す場合、当該干渉強度測定モードを含む動作モード情報、前記第1の無線機の各手段より電波を放出するタイミングを示す第1のタイミング情報を生成し、該タイミング情報を、前記第1の伝送チャネルをもって前記第2の無線機の第2の制御手段に送信し、また、前記動作モード情報、前記第2の無線送受信機から各手段より電波を放出するタイミングを示す第2の送信タイミング情報を前記第2の伝送チャネルをもって受けたとき、当該伝送チャネルを前記第1の伝送チャネルに変更し、
前記第2の無線機の第2の制御手段は、前記干渉強度測定モードを含む動作モード情報を受信したとき、当該情報をもって前記第2の伝送チャネルを第1の伝送チャネルに変更し、前記第1の送信タイミング情報を受けたとき、前記第1の伝送チャネルを前記第2の伝送チャネルに変更し、また、前記第2のタイミング情報を、前記第2の伝送チャネルをもって前記第1の無線機の第1の制御手段に送信し、
前記第1、第2の無線機の第1、第2の制御手段は、互いに前記動作モード情報、前記送信タイミング情報に基づいて該第1、第2の無線機のいずれか一方から他方への廻り込み電波が受けられるように第1、第2の無線機の伝送チャネルを合わせるように制御する
ように構成されていることを特徴とする無線通信システム。 - 一つないし複数の無線送受信機を備える基地局と、一つないし複数の無線送受信機を備える端末局との通信を、複数の無線送受信機を備える中継局を、一つ又は1つ以上中継して無線伝送を行う無線通信システムにおける無線送受信機を含む無線通信装置において、
前記無線通信装置の無線送受信機は、それぞれ異なる第1、第2の伝送チャネルを有し、当該伝送チャネルの切換え変更をもって無線通信及び干渉電波の送受信を行うものであり、
受信アンテナにて受信した信号を受信ベースバンド信号、又は送信アンテナへ供給する信号を送信ベースバンド信号に変換する送受信手段と、
前記送受信手段に結合され、前記受信ベースバンド信号から受信レベルを検出する受信レベル検出手段と、
前記受信検出手段により検出した受信レベルを信号強度情報として記憶する記憶手段と、
前記送受信手段、前記受信レベル検出手段、前記記憶手段を制御する制御手段と、
前記記憶手段の受信レベルの信号強度情報を表示する表示手段と、
を備え、
前記無線送受信機の制御手段は、上位にある前記基地局からの報知データに含まれる動作モード情報が干渉強度測定モードを示す場合、当該干渉強度測定モードを含む動作モード情報、前記送信手段より電波を放出するタイミングを示す第1のタイミング通知情報を、前記第1の伝送チャネルをもって他の無線送受信機の制御手段に送信し、かつ他の無線送受信機の送受信手段より電波を放出するタイミングを示すタイミング情報として送信されてくる第2のタイミング通知情報を前記第2の伝送チャネルをもって受け、前記第1、また前記第2のタイミング情報および前記動作モード情報に基づいて前記無線送受信機の送受信手段の第2の伝送チャネルを第1の伝送チャネル、また第1の伝送チャネルを第2の伝送チャネルに変更する制御部とを含み、
前記無線送受信機の制御手段は、他の無線送受信機からの第2の送信タイミング通知情報に基づいて該他の無線送受信機からの廻り込み電波が受けられるように無線送受信機の伝送チャネルを合わせるように制御する
ことを特徴とする無線送受信装置。 - 請求項7に記載の無線通信装置において、前記無線送受信機は、動作モードが、少なくとも上り通信、下り通信が可能な通信モードと、前記無線送受信機間の電波干渉電力の測定が可能な干渉強度測定モードに設定可能に構成されていることを特徴とする無線通信装置。
- 請求項8に記載の無線通信装置において、前記無線送受信機における制御手段は、前記動作モードが、通信モードにある場合、前記送信タイミング情報に基づいて、前記受信レベル検出手段で検出された受信レベル情報を、受信強度情報と干渉強度情報に分けて前記記憶手段に記憶するように制御することを特徴とする無線通信装置。
- 請求項9に記載の無線通信装置において、前記制御手段の前記受信強度情報と干渉強度情報を、視覚的に表示する表示手段を備えている、ことを特徴とする無線通信装置。
- 上位局の第1の無線送受信機と下位局の第2の無線送受信機との間で無線伝送を行う無線通信システムにおいて、
前記第1の無線送受信機および前記第2の無線送受信機は、それぞれ異なる第1、第2の伝送チャネルを有し、当該伝送チャネルの切換え変更をもって無線通信及び干渉電波の送受信を行うものであり、
受信アンテナにて受信した信号を受信ベースバンド信号に変換、又は送信アンテナへ供給する信号を送信ベースバンド信号に変換する第1および第2の送受信手段と、
前記送受信手段に供給された前記受信ベースバンド信号から受信レベルを検出する受信レベル検出手段と、
前記受信検出手段により検出した受信レベルを信号強度情報として記憶する記憶手段と、
前記送受信手段、前記受信レベル検出手段、前記記憶手段を制御する制御手段と、
を備え、
前記第1の無線送受信機の制御手段は、
上位局からのモード情報を含む信号を受信し、該信号のモード情報が通常受信モードである場合、
前記受信レベル検出手段の受信レベルを電波強度情報として前記記憶手段に記憶させ、 前記モード通知情報が干渉強度測定モードである場合、
前記第2の無線送受信機に干渉強度測定モードにある旨を示す通知を行い、前記アンテナ、前記送受信手段より電波を放出するタイミングを示す第1の送信タイミング通知信号を生成し、該信号を前記第2の無線送受信機の制御手段に送信し、かつ前記モード情報を受けたとき、伝送チャネルを前記第2の無線送受信機の伝送チャネルに合わせるようにチャネル変更を行い、前記受信レベル検出手段の受信レベルを干渉強度情報として前記記憶手段に記憶させる第1の制御部を含み、
前記第1の無線送受信機の制御手段は、
上位の基地局および下位の第2の無線送受信機から送信される報知データおよびダミーデータを受信し、上位の基地局からの報知データが干渉測定モードであるとき、第1の送信タイミング通知信号を下位の第2中継機に送信し、また前記モード情報を受けたとき、伝送チャネルを、上位の基地局から報知データ、ダミーデータを受ける通常受信モードの第1チャネルから、下位の第2の無線送受信機から報知データ、ダミーデータ、および第2の送信タイミング通知信号を受信する干渉強度測定モードの第2チャネルに変更し、
当該第2チャネルにおいて、下位の第2の無線送受信機からの報知データ、ダミーデータ、および第2の送信タイミング通知信号を受信したとき、当該送信タイミング通知信号をもって、伝送チャネルを、第2チャネルから第1チャネルに変更し、
第2の無線送受信機の制御手段は、
上位の第1の無線送受信機からの動作モード情報を含む信号を受信したとき、伝送チャネルを、第2チャネルから第1チャネルに変更し、
上位の第1の無線送受信機からの第1の送信タイミング通知信号を受けたとき、伝送チャネルを、第1チャネルから第2チャネルに変更し、
当該第2チャネルにおいて、上位の第1の無線送受信機に報知データ、ダミーデータ、および第2の送信タイミング通知信号を送信し、また、ダミーデータをさらに下位の端末局に送信し、当該ダミーデータに対してさらに下位の端末局から受信確認応答を受けたとき、伝送チャネルを、第2チャネルから第1チャネルに変更し、
前記無線送受信機の制御手段は、
伝送チャネルを第2チャネルに変更したとき、前記第1、第2の無線送受信機のいずれか一方から他方への廻り込み干渉電波を受け、該電波の強度を干渉強度として測定可能な構成となるように制御する
ことを特徴とする無線通信システム。 - 基地局と端末局間を、第1、第2の無線送受信機を含み、該第1、第2の無線送受信機を通して中継する中継局の親局における干渉電波強度測定方法において、
前記親局の第1の無線送受信機が干渉電力測定状態であることを示す情報を第1の伝送チャネルにて受け取る動作モード受領ステップと、
前記動作モード受領ステップで干渉電力測定状態であると判定した場合にタイマーを開始させる第1のタイマー開始ステップと、
前記親局の第1の無線送受信機における伝送チャネル設定を、同一中継局内の子局を構成する他方の第2の無線送受信機の伝送チャネルと同一となるように第2の伝送チャネルに変更する第1の伝送チャネル変更ステップと、
前記第2の伝送チャネルにおいて、同一中継局内の前記他方の第2無線送受信機から通知される送信タイミング通知信号と同期して干渉強度を測定する干渉強度測定ステップと、
前記親局の第1の無線送受信機における伝送チャネル設定を、元の伝送チャネルである第1の伝送チャネルに変更する第2の伝送チャネル変更ステップと、
前記第1のタイマー開始ステップで開始したタイマーと第2のタイマー開始ステップで開始したタイマーが共に終了していることを判定するステップと、
下位局に対して報知データ送信周期情報を含む報知データを送信する報知データ送信ステップと、
前記報知データ送信周期を計測するためのタイマーを開始する第2のタイマー開始ステップと、
前記第1の伝送チャネルにおいて、同一中継局内の他方の前記第2の無線送受信機が干渉電力を測定するためのダミー信号を送信するダミー信号送信ステップと、
前記親局の第1の無線送受信機における伝送チャネル設定を、同一中継局内の前記他方の第2の無線送受信機の伝送チャネルと同一となるように第2の伝送チャネルに変更する第3の伝送チャネル変更ステップと、
を備え、
前記第1、第2の伝送チャネル変更ステップは、前記動作モード通知信号、前記干渉強度測定送信タイミング通知信号、を受けたとき、前記第1、第2の伝送チャネルを切換え変更し、
前記第1、第2の伝送チャネルの切換え変更をもって無線通信及び干渉電波の送受信を行うことを特徴とする無線通信システムにおける干渉電波強度測定方法。 - 基地局と端末局間を、第1、第2の無線送受信機を含み、該第1、第2の無線送受信機を通して中継する中継局の子局における干渉電波強度測定方法において、
上位局からの動作モード情報を含む報知データを第1の伝送チャネルにて受信する報知データ受信ステップと、
前記受信した報知データに含まれる二つの無線送受信機を備える中継局の子局における干渉電波強度測定方法は、
上位局からの動作モード情報を含む報知データを受信する報知データ受信ステップと、
前記受信した報知データに含まれる動作モード情報による動作状態設定が干渉電力測定状態であった場合に、同一中継局内の他方の第1の無線送受信機に動作モードを通知する動作モード通知ステップと、
動作モード情報を含む信号を受信し、当該動作モード情報が干渉測定モードであるとき、
上位局からの干渉強度測定用ダミーデータを受信するダミーデータ受信ステップと、
上記受信したダミーデータに対して前記上位局へ受信確認応答を送信する応答確認送信ステップと、
前記子局の第2の無線送受信機における伝送チャネル設定を、同一中継局内の他方の第1の無線送受信機の伝送チャネルと同一になるように第2の伝送チャネルに変更する第1の伝送チャネル変更ステップと、
第2の伝送チャネルにおいて、同一中継局内の他方の第1の無線送受信機から通知される送信タイミング通知信号と同期して干渉強度を測定する干渉強度測定ステップと、
前記子局における伝送チャネル設定を、元の伝送チャネルである第1の伝送チャネルに変更する第2の伝送チャネル変更ステップと、
を備え、前記第1、第2の伝送チャネルの切換え変更をもって無線通信及び干渉電波の送受信を行うことを特徴とする無線通信システムにおける干渉電波強度測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010042557A JP5455708B2 (ja) | 2010-02-26 | 2010-02-26 | 無線通信システム、無線通信装置および局内干渉測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010042557A JP5455708B2 (ja) | 2010-02-26 | 2010-02-26 | 無線通信システム、無線通信装置および局内干渉測定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011182085A JP2011182085A (ja) | 2011-09-15 |
JP5455708B2 true JP5455708B2 (ja) | 2014-03-26 |
Family
ID=44693157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010042557A Expired - Fee Related JP5455708B2 (ja) | 2010-02-26 | 2010-02-26 | 無線通信システム、無線通信装置および局内干渉測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5455708B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6110259B2 (ja) * | 2013-08-29 | 2017-04-05 | 京セラ株式会社 | 中継局および無線中継方法 |
CN105357744B (zh) * | 2015-08-31 | 2017-03-01 | 厦门纵行信息科技有限公司 | 一种随机接入中继器、中继系统及其中继方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001177464A (ja) * | 1999-12-20 | 2001-06-29 | Nec Corp | 無線中継装置 |
JP2004328667A (ja) * | 2003-04-28 | 2004-11-18 | Matsushita Electric Works Ltd | 無線中継装置 |
US8570955B2 (en) * | 2007-03-08 | 2013-10-29 | Fujitsu Limited | Method of grouping and mapping transmission stations in a wireless network |
JPWO2011013410A1 (ja) * | 2009-07-29 | 2013-01-07 | 日本電気株式会社 | マルチホップ無線通信システム、制御装置、中継局、および制御方法 |
-
2010
- 2010-02-26 JP JP2010042557A patent/JP5455708B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011182085A (ja) | 2011-09-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102049046B1 (ko) | 단말간 직접통신 방법 및 이를 지원하는 단말 | |
GB2581707A (en) | Timing and frame structure in an integrated access backhaul (IAB) network | |
EP2385742B1 (en) | A terminal having a variable duplex capability | |
US9036550B2 (en) | Method and terminal for direct communication between terminals | |
EP2829145B1 (en) | Dynamic resource selection to reduce interference that results from direct device to device communications | |
CN101925110B (zh) | 中继链路上行反馈信息的传输方法、中继站及基站 | |
CN113875168B (zh) | 电子装置、无线通信方法和计算机可读介质 | |
US20110274032A1 (en) | Base station, relay station, mobile terminal for implementing relay and the corresponding method | |
KR20140033121A (ko) | 무선 통신 시스템 및 방법 | |
JP4118699B2 (ja) | 無線通信方法および無線通信システム | |
EP1903695A3 (en) | Mobile user terminal, mobile communication system, base station, and communication method | |
CN103716873A (zh) | 通信系统中的同步 | |
TW202025803A (zh) | 通訊裝置、通訊方法、及程式 | |
WO2015163013A1 (ja) | 無線通信装置、無線通信方法、及び無線通信システム | |
CN101925188B (zh) | 一种中继链路下行反馈信息传输方法与装置 | |
US20090111383A1 (en) | Methods for signaling and determining the time of the beginning of a measurement time interval, communication device and communication network element | |
JP5455708B2 (ja) | 無線通信システム、無線通信装置および局内干渉測定方法 | |
CN101867944B (zh) | 资源调度方法和系统以及基站和中继节点 | |
AU2007274018B2 (en) | Telecommunications system and method | |
RU2011142799A (ru) | Способ и устройство, поддерживающие многочисленное назначение частот в системе беспроводной связи | |
JP4835523B2 (ja) | 無線通信システム | |
KR20080065206A (ko) | 다중 홉 중계방식의 광대역 무선접속 통신시스템에서프레임 정보 전송 장치 및 방법 | |
JP2007013542A (ja) | デジタル無線通信システム | |
JP2010136349A (ja) | 中継システム、中継装置及び同期方法 | |
CN111328147B (zh) | 一种抗干扰的稳定高速自组网通信方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120727 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130913 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130924 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131107 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131121 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131217 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140107 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5455708 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |