JP5455252B2 - 建物立ち上がり部分の手摺り取付け装置 - Google Patents

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Description

この発明は、バルコニーやベランダ等の建物の立ち上り部の上端を笠木で覆うと共に、この笠木の上に手摺りを固定配置するための建物立ち上がり部分の手摺り取付け装置に関する。
従来、建物の立ち上り部を笠木で覆い、その上に手摺りを固定配置するための取付け装置は、建物の立ち上り部の上面に多数の笠木取付け金具をビスのねじ込みにより固定して所定間隔で配置し、前記建物立ち上り部の上部に被せる笠木には、支柱取付け位置の内面側に支柱補強金具と外面側に支柱の下端を重ね、支柱補強金具の下面から支柱に設けたビスねじ込み溝にビスをねじ込むことにより、支柱補強金具と笠木及び支柱の三者を固定化し、笠木の上面に支柱を起立させる。
このようにした笠木を建物立ち上り部の上部に被せ、建物立ち上り部に上から押し込むことにより、この笠木の内面で両側の位置に設けた係合片を上記笠木取付け金具に係止することにより、建物立ち上り部の上部に笠木を固定配置するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
上記のような手摺り取付け装置は、笠木の上面に起立する支柱の直下において、建物立ち上り部の上面と笠木の間に支柱補強金具が位置することにより、支柱の起立強度を確保することになり、笠木の上に支柱を固定するビスが外部に露見しないため、外観的に仕上がりの体裁が向上するという利点がある。
特開2006−83658号公報
ところで、上記した従来の手摺り取付け装置は、笠木を建物立ち上り部の上部に被せて取付ける前に、笠木の上面に支柱を予め先付け固定しておかなければならず、実際の施工において、上面に複数の支柱が直角の配置で取付けられている長い笠木は、この笠木を建物立ち上り部の上部に被せる作業時の取り扱いに困難をきたし、取付け時に支柱が振れることで作業が行いにくいという点で改良の余地が見出された。
また、支柱が先付けされた笠木は全体の重量が重くなり、その取り扱いや建物立ち上り部への被せ作業に複数の作業者が必要になる。
そこで、この発明の課題は、笠木を建物立ち上り部に対して取付けた後、笠木に対して支柱を後付で固定するようにし、建物立ち上り部に対する笠木及び支柱の固定作業が安全に能率よく省力的に行える建物立ち上がり部分の手摺り取付け装置を提供することにある。
上記のような課題を解決するため、この発明は、建物立ち上り部の上面に笠木取付け金具をビスのねじ込みによって固定し、前記建物立ち上り部の上部に被せた笠木を前記笠木取付け金具に係止することにより固定配置し、前記建物立ち上り部の上面と笠木の対向面間で、笠木の上面に対して手摺り支柱を設置する部分に該当する位置に、その上面が笠木の内面を受けるように形成された手摺り支柱の固定用ベース板を、ビスのねじ込みによる建物立ち上り部への固定によって配置し、前記手摺り支柱の下端に座板をビス止め固定し、この座板を笠木上で固定用ベース板の直上位置に重ね、前記座板に設けたビス孔から笠木及び手摺り支柱の固定用ベース板にねじ込んだビスで笠木の上に固定することにより、笠木の上に手摺り支柱を起立配置したものである。
上記手摺り支柱の固定用ベース板は、建物立ち上り部の長さ方向に沿わせる扁平角筒部と、この扁平角筒部の両側に設けたフランジ部とからなり、前記扁平角筒部は、建物立ち上り部の上面に載置した状態で笠木の内面を支持する高さを有し、この扁平角筒部とその両側のフランジ部は下面がフラットになり、フランジ部は、扁平角筒部の高さよりも低い厚みを有し、その上面が扁平角筒部から外側端部に向けて下がる傾斜面に形成され、前記フランジ部にビス挿通孔が前記傾斜面に対して直角の配置で貫通するように設けられているようにすることができる。
上記座板は、支柱の横断面形状よりも平面的に大きな金属板で形成され、この座板には、支柱と結合するビスのビス孔と、座板を建物立ち上り部の上面に固定するビスのビス孔が設けられ、前記支柱と結合するビスのビス孔は、支柱の内面に設けたビスねじ込み溝に合わせた配置と数で設けられ、座板の下面側における端部がビスの頭部が納まる大径孔に形成され、建物立ち上り部の上面に固定するビスのビス孔は、支柱を結合する部分よりも外側の位置に設けられているようにしたものである。
ここで、笠木取付け金具は、建物立ち上り部の幅方向に沿わせるベース板の中央に笠木受け板と、両端に上端が内側に向く弧状となる誘導壁を設け、前記ベース板に建物立ち上り部へねじ込んで笠木取付け金具を固定するビスのための長孔を設けた構造を有し、前記誘導壁の外側端部が係合溝となり、前記笠木取付け金具の上に被せる笠木の内側面で幅方向の両側位置に、前記係合溝に外接する係合片を設け、笠木を笠木取付け金具上に押し込むと、係合片の下端は誘導壁で外側に押し広げられ、誘導壁の下端を通過した時点で復帰して係合溝に係合し、建物立ち上り部に対して笠木を固定化するようになっている。
この笠木取付け金具には、幅の広いものと狭いものの二種類が用意され、笠木の突き合わせ接続部分の位置に幅の広い笠木取付け金具を用い、その他の中間部の位置には幅の狭い笠木取付け金具を使用する。
上記支柱の固定用ベース板は、アルミの押し出し成形品を所定の長さに切断して得られたものであり、扁平角筒部の上板を厚肉とすることで、ビスのねじ込みに対する引抜き強度を確保できるようになっていると共に、フランジ部に設けたビス挿通孔が上面の傾斜面に対して直角の配置で貫通しているので、この固定用ベース板を建物立ち上り部に固定するためビス挿通孔からねじ込むビスは、垂直に対して斜めにねじ込まれることになり、垂直の引っ張り荷重に対する固定強度が向上することになる。
この発明によると、建物立ち上り部の上面に、笠木取付け金具と支柱の固定用ベース板を固定し、建物立ち上り部に被せた笠木を笠木取付け金具に係止固定した後、下端に座板をビス止め固定した手摺り支柱を笠木上で固定用ベース板の直上位置に重ね、前記座板に設けたビス孔から笠木及び手摺り支柱の固定用ベース板にねじ込んだビスで、前記笠木の上に手摺り支柱を起立固定するようにしたので、笠木を建物立ち上り部に対して取付けた後、笠木に対して支柱を後付で固定することができ、笠木及び支柱を単体のままで取り扱えるので、建物立ち上り部に対する笠木及び支柱の固定作業が安全に能率よく省力的に行える。
また、建物立ち上り部の上面に支柱の固定用ベース板をビス止め固定し、支柱の下端にビス止め固定した座板を笠木の上に重ね、座板から支柱の固定用ベース板にビスをねじ込むことで手摺り支柱を固定するので、笠木の上面からの作業となり、支柱固定作業が行いやすいだけでなく、支柱を建物立ち上り部に対して強固に固定することができる。
更に、支柱の固定用ベース板を建物立ち上り部に固定するビスのねじ込みが斜めになるようにしたので、支柱の固定用ベース板の上方への引抜き荷重に対する固定強度が向上し、支柱を強固に固定することができる。
(a)はこの発明に係る建物立ち上がり部分の手摺り取付け装置を示す手摺り取付け完了状態の正面図、(b)は同平面図 図1(a)の矢印a−aで示す笠木取付け金具の部分での拡大した縦断側面図 (a)は同じく支柱の固定用ベース板の部分での拡大した縦断側面図、(b)は図2の矢印b−bにおける手摺り支柱の部分での横断平面図 手摺り取付け装置における端部の処理構造を示す縦断側面図 この発明に係る建物立ち上がり部分の手摺り取付け装置を示す全体の分解斜視図 この発明に係る建物立ち上がり部分の手摺り取付け装置の一部分を拡大した分解斜視図 建物立ち上がり部分と笠木取付け金具、支柱の固定用ベース板、笠木、支柱の関係を拡大した分解斜視図
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図5のように、建物立ち上がり部1の手摺り取付け装置は、ベランダやバルコニーにおけるコンクリート製の建物立ち上り部1の上面に所定の間隔配置で固定する多数の笠木取付け金具2と、前記建物立ち上り部1の上部に被せた状態で、前記笠木取付け金具2を用いて固定配置する笠木3と、前記建物立ち上り部1の上面と笠木3の間において固定する支柱固定用ベース板4と、笠木3の上に立設する複数本の支柱5と、各支柱5の下端部に取付けられ、支柱5を笠木3の上面に固定するために用いる座板6と、支柱5の上端間に固定する手摺り7とで形成されている。
上記笠木3は、図2のように、帯状天板の幅方向両側に垂れ下がり部を設け、建物立ち上り部1の上部を覆うことのできる幅の断面略下向きコ字状に、アルミ等の材料を用いて押出成形され、取付けんとする建物立ち上り部1の幅寸法の変化に対応するため、幅寸法の異なるものが複数用意されている。
上記笠木3の下面で幅方向の両側位置に、上記笠木取付け金具2に対して係止するため、下端に内向きの爪を有する係合片8が下向きに突出するように設けられている。
この一対となる係合片8は笠木の長さ方向に沿うよう全長にわたって設けられ、その配置間隔は、幅の異なる笠木3においても同じ間隔とし、笠木取付け金具2を共通使用することができるようにしている。
上記笠木取付け金具2は、図2と図7に示すように、アルミ製であり、建物立ち上り部の幅方向に沿わせるベース板9の中央にT字形の笠木受け板10と、両端に上端が内側に向く弧状となる誘導壁11を設け、前記ベース板9に建物立ち上り部1へねじ込んで笠木取付け金具2を固定するタッピングビス12を挿通するための長孔13を設けた構造を有し、前記誘導壁11の外側端部が係合溝14となり、この笠木取付け金具2の上に被せた笠木3を上から押し込むと、笠木3に設けた係合片8の下端は誘導壁11で外側に押し広げられ、誘導壁11の下端を通過した時点で復帰して係合溝14に係合し、建物立ち上り部1に対して笠木3を固定化するようになっている。なお、係合溝14の下には係合片8の下降を阻止するストッパー板15が突設してある。
上記のように、建物立ち上り部1に固定した笠木取付け金具2に上から押し込んで笠木3を固定すると、笠木3の下面中央部が笠木受け板10で受けられることになる。
この笠木取付け金具2には、図6に示すように、幅の広いものと狭いものの二種類が用意され、笠木3の突き合わせ接続部分の位置には幅の広い笠木取付け金具2aを用い、笠木3の両端を支持することができるようにし、その他の中間部の位置には幅の狭い笠木取付け金具2bを使用する。
上記支柱固定用ベース板4は、図3(a)と図7等に示すように、建物立ち上り部1の長さ方向に沿わせる扁平角筒部16と、この扁平角筒部16の両側に設けたフランジ部17とからなり、アルミの押し出し成形品を所定の長さに切断して得られたものであり、前記扁平角筒部16は、建物立ち上り部1の上面に載置した状態で笠木3の内面を支持する高さを有し、この扁平角筒部16とその両側のフランジ部17は下面が同一のフラットになり、フランジ部17は、扁平角筒部16の高さよりも低い厚みを有し、その上面が扁平角筒部16から外側端部に向けて下がる傾斜面17aに形成され、前記フランジ部17に複数のビス挿通孔18が前記傾斜面17aに対して直角の配置で貫通するように設けられている。
図3(a)のように、上記扁平角筒部16の上板を厚肉とし、扁平角筒部16の中央に仕切り板を設けることで強度を確保できるようになっていると共に、フランジ部17に設けたビス挿通孔18が上面の傾斜面17aに対して直角の配置で貫通しているので、建物立ち上り部1にねじ込むタッピングビス19は、垂直に対して斜めにねじ込まれ、垂直の引っ張り荷重に対する固定強度を向上させるようになっている。
上記支柱5は、図7のように、アルミを用いて角筒に形成され、内面における一組の対向壁にはそれぞれ一対のビスねじ込み溝20が全長にわたって設けられている。
この支柱5の下端に固定する座板6は、支柱5の横断面形状よりも平面的に大きな厚みのあるアルミ等の角形金属板で形成され、この座板6には、支柱5と結合するタッピングビス21のビス孔22と、座板6を支柱固定用ベース板4に対して固定するタッピングビス23のビス孔24が設けられ、前記支柱5と結合するタッピングビス21のビス孔22は、支柱5の内面に設けたビスねじ込み溝20に合わせた配置と数で設けられ、図4のように、座板6の下面側における端部がタッピングビス21の頭部が納まる大径孔に形成され、建物立ち上り部1の上面に固定するタッピングビス23のビス孔24は、支柱5を結合する部分よりも外側の四隅の位置に設けられている。
上記笠木3の上面に固定した座板6は、図2乃至図4に示すように、二つ割でビス結合する合成樹脂製のカバー25で覆い、座板6及びタッピングビス23の頭部が外部から見えないようにして美観の向上を図ると共に、雨水からの保護を図るようにし、また、笠木3及び手摺り7の突き合わせ端部は、それぞれに外嵌するよう形成したキャップ3a、7aで覆い、更に、笠木3及び手摺り7の端部はそれぞれに外嵌するよう形成したエンドキャップ3b、7bを被せることで仕上げ処理を施している。
なお、手摺り7は、図2や図6に示すように、支柱5の上端にビス26で固定するベース部材27と、これに被せて係止固定する手摺り本体28との組み合わせによって形成され、隣接する支柱5間には、図1(a)と図2のように、支柱5間に固定した上下横桟29と、上下横桟29間に固定した多数の縦桟30からなる格子31を取り付けるようになっている。
この発明の手摺りの取り付け装置は、上記のような構成であり、次に、建物立ち上がり部1に対する手摺り7の取付け方法を説明する。
建物立ち上がり部1に手摺り7を取付けるには、図5のように、センター出しをした建物立ち上がり部1の上面に、広幅の笠木取付け金具2aと狭い幅の笠木取付け金具2bをそれぞれ長孔13からねじ込んだタッピングビス12で固定する。
上記広幅の笠木取付け金具2aは、笠木3の突合せ端部に該当する位置に、建物立ち上がり部1の幅方向に沿って誘導壁11が並列する配置で、また、狭い幅の笠木取付け金具2bはその他の中間部の複数箇所の位置に、同じく建物立ち上がり部1の幅方向に沿って誘導壁11が並列する配置固定する。
また、建物立ち上がり部1に被せる笠木3においては、被せる位置及びその上面に対する手摺り支柱5の取付け位置が設計図によって指定されており、従って、建物立ち上がり部1の上面において、笠木3を被せる前に、笠木3の上に設ける手摺り支柱5の直下に該当する位置に、タッピングビス19を用いて支柱固定用ベース板4を固定しておく。
上記支柱固定用ベース板4は、両側のフランジ部17が建物立ち上がり部1の幅方向に位置するよう配置し、このフランジ部17に設けたビス孔18から建物立ち上がり部1にタッピングビス19をねじ込むことにより固定し、前記ビス孔18は傾斜しているので、タッピングビス19は図3(a)のように斜めにねじ込まれ、上方への引張り加重に対する固定強度を向上させている。
次に、笠木3を建物立ち上がり部1の上に臨ませて被せると、笠木3の下面両側に設けた係合片8が笠木取付け金具2の両側誘導壁11に載り、この状態で、笠木3を笠木取付け金具2に向けて上から押し込むと、図2のように、係合片8が誘導壁11の外面を強制的に通過し、係合溝14と係合片8が互に係合し、係合片8がストッパー板15で下降しないよう支持され、これによって、笠木3の上方への抜け止めとなり、笠木3は建物立ち上がり部1にこれを覆うように固定される。
建物立ち上がり部1に固定された笠木3は、各笠木取付け金具2に臨む位置において、下面中央が笠木受け板10で受けられ、これと同時に、笠木3の各支柱固定用ベース板4上に位置する手摺り支柱5を取り付けんとする部分は扁平角筒部16の上に重なって支持される。
また、上記笠木3は、突き合わせ部分をキャップ3aによって覆うように処理し、端部はエンドキャップ3bによって処理する。
このようにして建物立ち上がり部1の上に笠木3を取付けた後、笠木3の上面の指定された取付け位置に手摺り支柱5を固定し、各支柱5の下端部はカバー部材25で覆うことにより防水処理する。
上記支柱5の固定は、支柱5の下端に座板6をタッピングビス21のねじ込みによって予め固定しておき、この支柱5の座板6を笠木3の上面で指定された取付け位置に重ねれば、その下に支柱固定用ベース板4が位置することになり、この状態で座板6に設けたビス孔24にタッピングビス23をねじ込むと、タッピングビス23は笠木3を貫通して支柱固定用ベース板4の扁平角筒部16における上板にねじ込まれ、支柱5は笠木3を挟んで支柱固定用ベース板4に固定され、笠木3の上に起立状の配置となる。
このようにして笠木3の上に複数の手摺り支柱5を取り付けた後、各支柱5の上端にわたってベース部材27をビス26で固定し、このベース部材27の上に手摺り本体28を被せて係止固定することで手摺り7を形成し、突き合わせ部分をキャップ7aによって覆うように処理し、端部はエンドキャップ7bによって処理し、更に、隣接する支柱5間に格子31を取付けるようにすれば、図1(a)、(b)のように、建物立ち上がり部1に対する手摺り7の取り付けが完了する。
上記のように、建物立ち上がり部1に対する手摺り7の取付けにおいて、笠木3に対して手摺り支柱5を後付けするようにしているので、笠木3は建物立ち上がり部1に被せるとき単体で取り扱え、一人の作業者で容易に取り扱うことができ、手摺り支柱5を固定するタッピングビス23はカバー部材25で覆うことで外部に露見しないので、仕上がりの外観形状が向上すると共に、笠木3と手摺り支柱5の固定部分の防水も確保できる。
また、建物立ち上がり部1に支柱固定用ベース板4をビス止め固定し、この支柱固定用ベース板4上に笠木3を介して手摺り支柱5をビス止め固定するので、笠木3を建物立ち上がり部1に対して固定化できると同時に、手摺り支柱5の前後及び左右横方向への負荷に対する固定強度が向上することになる。
1 建物立ち上り部
2 笠木取付け金具
3 笠木
4 支柱固定用ベース板
5 支柱
6 座板
7 手摺り
8 係合片
9 ベース板
10 笠木受け板
11 誘導壁
12 タッピングビス
13 長孔
14 係合溝
15 ストッパー板
16 扁平角筒部
17 フランジ部
17a 傾斜面
18 ビス挿通孔
19 タッピングビス
20 ビスねじ込み溝
21 タッピングビス
22 ビス孔
23 タッピングビス
24 ビス孔
25 カバー
26 ビス
27 ベース部材
28 手摺り本体
29 上下横桟
30 縦桟
31 格子

Claims (2)

  1. 建物立ち上り部の上面に笠木取付け金具をビスのねじ込みによって固定し、前記建物立ち上り部の上部に被せた笠木を前記笠木取付け金具に係止することにより固定配置し、前記建物立ち上り部の上面と笠木の対向面間で、笠木の上面に対して手摺り支柱を設置する部分に該当する位置に、その上面が笠木の内面を受けるように形成された手摺り支柱の固定用ベース板を、ビスのねじ込みによる建物立ち上り部への固定によって配置し、前記手摺り支柱の下端に座板をビス止め固定し、この座板を笠木上で固定用ベース板の直上位置に重ね、前記座板に設けたビス孔から笠木及び手摺り支柱の固定用ベース板にねじ込んだビスで笠木の上に固定することにより、笠木の上に手摺り支柱を起立配置し、
    上記手摺り支柱の固定用ベース板は、建物立ち上り部の長さ方向に沿わせる扁平角筒部と、この扁平角筒部の筒軸に交差する方向の両側に設けたフランジ部とからなり、前記扁平角筒部は、上板を下板よりも厚肉として筒軸に交差する方向の中央に上板と下板とを結ぶ仕切り板を有して強度を確保できるようになっているとともに、建物立ち上り部の上面に載置した状態で笠木の内面を支持する高さを有し、この扁平角筒部とその両側のフランジ部は下面がフラットになり、フランジ部は、扁平角筒部の高さよりも低い厚みを有し、その上面が扁平角筒部から外側端部に向けて下がる傾斜面に形成され、前記フランジ部にビス挿通孔が前記傾斜面に対して直角の配置で貫通するように設けられて、座板に設けたビス孔からねじ込まれたビスは、笠木を貫通して支柱固定用ベース板の扁平角筒部における上板にねじ込まれる建物立ち上がり部分の手摺り取付け装置。
  2. 上記座板は、支柱の横断面形状よりも平面的に大きな金属板で形成され、この座板には、支柱と結合するビスのビス孔と、座板を建物立ち上り部の上面に固定するビスのビス孔が設けられ、前記支柱と結合するビスのビス孔は、支柱の内面に設けたビスねじ込み溝に合わせた配置と数で設けられ、座板の下面側における端部がビスの頭部が納まる大径孔に形成され、建物立ち上り部の上面に固定するビスのビス孔は、支柱を結合する部分よりも外側の位置に設けられている請求項に記載の建物立ち上がり部分の手摺り取付け装置。
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