JP5453998B2 - デジタルカメラ - Google Patents

デジタルカメラ Download PDF

Info

Publication number
JP5453998B2
JP5453998B2 JP2009187093A JP2009187093A JP5453998B2 JP 5453998 B2 JP5453998 B2 JP 5453998B2 JP 2009187093 A JP2009187093 A JP 2009187093A JP 2009187093 A JP2009187093 A JP 2009187093A JP 5453998 B2 JP5453998 B2 JP 5453998B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shooting
skill
situation
evaluation
photographing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009187093A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011041042A (ja
Inventor
大亮 築山
正永 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP2009187093A priority Critical patent/JP5453998B2/ja
Publication of JP2011041042A publication Critical patent/JP2011041042A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5453998B2 publication Critical patent/JP5453998B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Description

本発明は、撮影状況ごとにユーザの撮影技量を判別可能なデジタルカメラに関する。
撮影状況ごとに撮影枚数を計数し、予め定めた枚数に達するたびに、撮影技量が向上した旨を段階的にユーザに報知したり、使用可能な機能を追加するなどのサービスを行うカメラが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−354606号公報
撮影技量の上達の度合いは人によってまちまちであり、何回撮影しても上達しないユーザもいる。このため、引用文献1のように単に撮影枚数のみによって技量を判定する方法では、必ずしもユーザにとって真に必要なサービスを提供できない。
本発明に係るデジタルカメラは、被写体を撮影して画像データを得る撮影手段と、撮影時における撮影状況を判別する判別手段と、画像データを評価する評価手段と、撮影状況ごとの撮影回数、及び各回の撮影における評価手段の評価結果に基づいて、撮影者の撮影技量を撮影状況ごとに求める技量演算手段と、技量演算手段の演算結果に基づく情報を報知する報知手段とを具備し、技量演算手段は、撮影回数が多いほど、また評価手段による評価が高いほど高くなる熟練度を撮影状況ごとに求め、その熟練度を撮影技量として扱うことを特徴とする。
本発明に係る他のデジタルカメラは、被写体を撮影して画像データを得る撮影手段と、撮影時における撮影状況を判別する判別手段と、前記画像データを評価する評価手段と、前記撮影状況ごとの撮影回数、及び各回の撮影における前記評価手段の評価結果に基づいて、撮影者の撮影技量を前記撮影状況ごとに求める技量演算手段と、前記技量演算手段の演算結果に基づく情報を報知する報知手段とを具備し、前記技量演算手段は、複数回の撮影における前記評価手段による評価の平均値を前記撮影状況ごとに求め、その平均値を前記撮影技量として扱い、前記撮影回数と前記撮影技量とに基づき、撮影回数が多いほど、また前記撮影技量が低いほど高くなる優先度を前記撮影状況ごとに求める優先度演算手段を更に備え、前記報知手段は、前記優先度が高い撮影状況の順に前記撮影技量に関するコメントを報知することを特徴とする。
本発明に係る他のデジタルカメラは、被写体を撮影して画像データを得る撮影手段と、撮影時における撮影状況を判別する判別手段と、画像データを評価する評価手段と、撮影状況ごとの撮影回数、及び各回の撮影における評価手段の評価結果に基づいて、撮影者の撮影技量を撮影状況ごとに求める技量演算手段と、演算された撮影技量が所定条件を満たす撮影状況が存在する場合に、その撮影状況に対する撮影技量をアップさせるためのカメラの補助機能の使用を許可する制御手段とを具備することを特徴とする。
本発明に係る他のデジタルカメラは、被写体を撮影して画像データを得る撮影手段と、撮影時における撮影状況を判別する判別手段と、画像データを評価する評価手段と、撮影状況ごとの撮影回数、及び各回の撮影における評価手段の評価結果に基づいて、撮影者の撮影技量を撮影状況ごとに求める技量演算手段と、撮影回数と撮影技量とに基づき、撮影回数が多いほど、また撮影技量が低いほど高くなる優先度を撮影状況ごとに求める優先度演算手段と、所定の条件が成立したときに、優先度の高い撮影状況の順に、当該撮影状況に応じたカメラの買い換え推奨機種を報知する報知手段とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザにとって真に必要なサービスを提供できる。
デジタルカメラの制御系を示すブロック図。 撮影動作の手順を示すフローチャート。 撮影状況ごとの平均点、撮影回数、熟練度、優先度の演算例を示す図。 画像ファイルの構造を示す図。 図3の演算結果に基づくレーダーチャート表示の一例を示す図。 図3の演算結果に基づく熟練度の時系列表示の一例を示す図。 撮影状況ごとの追加補助機能を示す図。 撮影状況ごとの推奨機種を示す図。
図1〜図8により本発明の一実施形態を説明する。
図1はデジタルカメラの制御ブロック図である。撮影レンズ(ズームレンズ)1を透過した被写体光束は、撮像素子2で撮像され、その撮像信号は画像処理部3に入力される。画像処理部3を構成する画像処理回路3aは、入力された撮像信号に種々の処理を施して画像データを生成する。画像データは、表示回路3bによる処理を経て、カメラ背面などに設けられた液晶モニタ4に表示される。撮影モード設定時には、上記撮像および画像表示が繰り返され、いわゆるライブビュー表示(スルー画表示)が行われる。撮像指示がなされると改めて撮像が行われ、生成された画像データは、コンピュータ100で扱うことが可能な画像ファイルとして、記録/再生回路3cによりメモリカード等の記録媒体5に記録される。
再生モードでは、記録媒体5に記録された画像データを記録/再生回路3cにて読み出し、画像処理回路3aおよび表示回路3bによる処理を経て液晶モニタ4に表示することができる。
CPU6は、操作部7からの入力に応答して画像処理部3や不図示の回路を制御する。操作部7は、電源ボタンやレリーズボタン、再生操作や情報入力等で用いる各種操作部材等を含む。8はROMやRAMから成るメモリである。
次に、本実施形態における情報/機能提供サービスについて説明する。
情報/機能提供サービスとは、基本的にユーザの撮影技量を撮影状況ごとに判定し、技量の低いユーザに対して情報提供やカメラ機能の追加を行うサービスである。
図2はCPU6による撮影モード時の制御を示すフローチャートである。なお、本発明と無関係の制御は図示を省略している。
レリーズボタンが操作されるとこのプログラムが起動され、まずステップS1でCPU6の指示に基づき撮影(撮像)が行われ、画像データが得られる。ステップS2では、CPU6は、得られた画像データに基づいて画像を評価し、ポイント付けを行う。CPU6による画像評価の判定基準は、手振れ量(像振れ量)、ピントの正確さ、露出の正確さ、構図の良否などである。
手振れ量は、画像解析によって判断してもよいし、撮影時の像振れセンサ(カメラに設けられる)の出力に基づいて判断してもよい。ただし、画像解析では被写体ブレも手振れとみなされるが、像振れセンサの場合は被写体ブレは検出されない。いずれの場合も振れ量が多いほどポイントは低くなる。
ピントの正確さは、例えばフォーカスエリアのコントラストで判断することができ、ピンぼけの度合いが高いほどポイントは低くなる。露出の正確さは、いわゆる白飛びや黒づぶれの度合いによって判断でき、その度合いが大きいほどポイントは低くなる。構図については、例えば特開平06-337467号公報に記載された方法により、種々の構図不良を判定できる。その他、被写体が人物であった場合には、顔の表情、目つぶりの有無、肌の色の善し悪し等も含めてポイント付けを行ってもよい。そして、各評価項目のポイントの合計値または平均値をその画像データに対するポイントとする。
ステップS3では、CPU6は撮影時における撮影状況を判別し、フラグのオン・オフ設定を行う。ここでいう「撮影状況」とは、被写体の種類、被写体照明光の方向や光量、撮影レンズ1の焦点距離などを含む概念である。本実施形態では、図3に示すように、撮影状況としての「人物」,「風景」,「順光」,「暗所」,「逆光」,「広角」,「望遠」,「接写」にそれぞれ対応するフラグA〜Hが用意されている。フラグA〜Hのうち、今回の撮影で該当するフラグがオンとなり、該当しないフラグはオフとなる。
ここで、フラグA,B,Hのオン・オフは、シーンモードで決定することができる。すなわち、ポートレートモードが設定されているときはフラグAが、風景モードが設定されているときはフラグBが、マクロモードが設定されているときにはフラグHがオンとなる。また、顔認識が可能なカメラでは、画像中に顔が検出されたらフラグAをオンするようにしてもよい。フラグC,D,Eのオン・オフは、測光結果あるいは画像中の輝度分布により決定できる。フラグF,Gについては、撮影レンズ1の焦点距離が所定値未満でフラグFをオン、所定値以上でフラグGをオンとする。
このようにして得られた画像のポイント情報、およびフラグのオン・オフ情報は、CPU6によって、当該画像ファイルに埋め込まれる(ステップS4)とともに、カメラ内のメモリ8に記憶される(ステップS5)。作成された画像ファイルは、CPU6の指示の基づき、記録媒体5に記録される(ステップS6)。
図4により画像ファイルへの情報埋め込みについて説明する。一般にカメラで作成される画像ファイルは、画像本体を構成する画像データと、その画像データに関する付加情報とを組み合わせて構成される。付加情報は、撮影日時や撮影条件といった種々の情報を含むが、本実施形態では、上記ポイント情報およびフラグのオン・オフ情報をタグデータとして付加情報に追加する。例えば図4(a)の画像データは、フラグ情報から、人物を順光条件下で広角で撮影したものであることが分かる。同様に図4(b)の画像データは、人物を暗所において望遠で撮影したもの、図4(c)の画像データは、広角で風景を撮影したものである。
このように画像ファイルに埋め込まれたタグデータは、後に画像検索で利用できる。例えば、点数が50以上の画像ファイルを抽出したり、逆光で人物撮影した画像ファイルのみを抽出して一覧表示するといった処理が容易に行える。
次に、カメラのメモリ8に記憶されたタグデータの利用方法について説明する。
図3は8回分の撮影におけるフラグごとの集計結果を示し、左側の表は、画像評価によるポイントを適合するフラグに割り当てたものである。例えば画像番号1の画像データは、上記図4(a)のデータに相当し、フラグA,C,Fにポイント60がそれぞれ割り当てられている。右側の表は、総合およびフラグごとの平均点Ave、同撮影回数n,同熟練度および同優先度の演算結果である。演算はCPU6によってなされる。
熟練度は、(n×Ave)/100で表され、その値は、撮影回数nが多いほど、また平均点が高いほど大きくなる。ただし、撮影回数が多くても平均点が低いと熟練度はあまり上がらない。優先度は、情報/機能提供サービスを行う優先順位を決めるためのパラメータで、{n×(100−Ave)}/100で表される。この値は、撮影回数が多いほど、また平均点が低いほど大きくなるが、撮影回数が多くて平均点が高い場合よりも、撮影回数が少なくても平均点が低い方が優先度が高くなることがあり得る。これは、ユーザの技量がなかなか上達しない撮影状況ほどサービスが必要であるという考え方に基づく。
このように本実施形態では、撮影回数と画像の評価とに基づいて撮影技量(平均点Aveや熟練度)を求めるようにしたので、撮影回数のみで撮影技量を判断する従来と比べて、各撮影状況に応じた撮影技量を正確に求めることができ、以下に示すサービスにおいて、真に必要な情報や補助機能を提供できる。
CPU6による情報/機能提供サービスの具体例を説明する。
図5は、液晶モニタ4に表示されたレーダーチャートの一例を示し、これは図3の演算結果に基づくものである。この表示では、フラグ(撮影状況)ごとの撮影回数および熟練度のチャートが重ねて表示される。これを見たユーザは 自身の得手/不得手を容易に知ることができる。
なお、図の例では撮影8回分のデータしかないが、撮影回数が増えるにつれて熟練度の信頼性は高まる。情報提供サービスにおいては、最近のN回分のデータに基づいて情報を表示するものとして、Nの値をユーザが選べるようにすることが望ましい(例えば、N=50,N=100,N=全撮影回数など)。全撮影回数がNに達するまでは表示を行わないようにしてもよいし、それまでの全撮影回数分のデータに基づく表示を行うようにしてもよい。これらは、レーダーチャート表示に限らず、以下に示すサービス表示においても同様である。
サービス表示のタイミングは、撮影待機中に何らかの操作を行うと表示されるようにしてもよいし、情報提供サービスモードを新たに設け、このモードを選択してからサービス内容(上記レーダーレーダーチャート表示や、以下の各サービス表示)を選択できるようにしてもよい。
図6は熟練度を液晶モニタ4に表示する時系列表示例であり、(a)は総合、(b)はフラグA(人物)、(c)はフラグB(風景)である。図示はしていないが、フラグC〜Hに関しても同様の表示がなされる。いずれの場合も横軸に撮影回数を、縦軸に熟練度をとっている。ユーザがこれを見ることで、全体的に、あるいは撮影状況ごとに撮影技量の上達の度合いを知ることができる。
更に他の情報提供サービスとして、撮影技量についてのコメントを液晶モニタ4に表示する例が考えられる。例えばフラグごとの平均点Aveを閾値Ave1,Ave2と比較し、Ave≧Ave1で「上手です」、Ave1>Ave≧Ave2で「この調子です」、Ave2>Aveで「もっとがんばりましょう」などのコメントを表示する。例えば、これらのコメントは予めメモリ8に記憶されているものとし、平均点Aveに基づいてCPU6により選択アームsr得たコメントが液晶モニタ4に表示されるものとする。この表示もフラグごとに行うが、その順序は上記優先度が高い順とする。優先度が高いということは、基本的には撮影回数が多いのに技量が上達しないということであり、そのような撮影状況に対するコメントは優先的に表示する。例えば、優先度の高い撮影状況順に上から下に表示してゆくことが考えられる。優先度が特に高いものについては、文字を大きくしたり、強調したり、色を変えてもよい。また、優先度が高いものから幾つかをまず表示し、それ以外のものは、何らかの操作が行われてから表示するようにしてもよい。
また、液晶モニタ4にタッチパネルを配したカメラでは、図5のレーダーチャート表示において、チャート内の表示をタッチすると、そのエリアに対応するフラグの平均点に応じたコメントを表示するようにしてもよい。
次に、撮影技量に応じて使用可能なカメラ機能を追加する例を説明する。
カメラには、失敗写真を防ぐための種々の補助機能が用意されているが、これらの補助機能は、ユーザによっては不要なものもあり、必要な補助機能はユーザによってまちまちである。このため、最初から全ての機能を使用可能とすると、機能が多すぎてユーザによっては煩わしさを感ずることがある。そこで、当初使える補助機能は最小限に抑え、ユーザの上達度を勘案して補助機能を追加することで、ユーザに真に必要な機能を提供できるようにする。
図7はフラグと追加すべき補助機能の対応を示し、これは、テーブルとして予めメモリ8に記憶されている。いずれの補助機能も、そのフラグに対応する撮影状況での撮像結果を良好にする(失敗写真を減らす)ための機能であり、初期状態では使用不可となっている。
一例として、CPU6は撮影回数100回ごとに平均点Aveをチェックし、CPU6が平均点が所定値(例えば、上記Ave2)以下のフラグがあると判定した場合に、そのフラグに対応する補助機能を使用可能とするよう制御する。これによれば、苦手な撮影状況をユーザが克服できる可能性が高まる。
例えばフラグAに着目すると、全撮影回数が100回に達した段階でフラグAの平均点Aveが所定値以下であった場合は、例えば「顔認識AF」が追加される。「顔認識AF」は、公知のように被写体の顔を認識し、認識した顔にピントが合うようにAF処理を行うというものである。これにより、人物撮影時の失敗写真を防げる可能性が高まる。
次に、全撮影回数が200回に達した段階で、なおフラグAの平均点が所定値以下であった場合は、例えば「笑顔レリーズ」が追加される。これは、被写体が笑顔であることを検出して自動的に画像記録を行うというものであり、これを利用すれば、一般に好ましい表情とされる笑顔で人物を撮影できる可能性が高まる。「目つぶりBSS」は、人物撮影の際に複数回撮像を行い、目つぶりのない画像を選んで記録するというものである。「美肌モード」は、画像処理によって人物の肌を美しい色合いで表現するというものである。
なお、いかなる失敗写真が多いかをカメラが分析し、それに応じて追加機能を決定してもよい。例えば、CPU6が最初の100回で目つぶりの写真が多いと判断した場合には、その時点で「目つぶりBSS」を追加するよう制御する。
図7に示した補助機能の幾つかを簡単に説明する。
ゆがみ補正:画像処理によって歪曲収差などを補正する。
ヒストグラム表示:画像の輝度分布をグラフ化して画面に表示する。
電子水準器表示:画面に水準器を表示し、水平が出せるようにする。
感度制限オート:ISO感度の上限を制限し、ノイズの発生を抑える。
部分階調補正:明部はそのままで暗部を明るく補正し、黒つぶれを防ぐ。
グリッド表示:モニタなどにグリッドを表示し、水平,垂直をとり易くする。
BSS:複数回撮影を行い、ベストショット(例えば、像振れの最も少なく画像データ)を選んで記録する。
なお、使用者によってフラグが選択されたときに、CPU6はその選択されたフラグに対応する補助機能の使用説明が液晶モニタ4に表示されるよう制御すると、使用者にとって便利である。
以上では、苦手な撮影状況を克服するためにCPU6が補助機能を追加するよう制御する例を示したが、これとは逆に、技量が上達したことに対する報償として補助機能を追加するという考え方もある。この場合は、例えばCPU6は撮影回数100回ごとに平均点Aveをチェックし、CPU6が平均点が所定値(例えば、上記Ave1)以上のフラグがある場合に、そのフラグに対応する補助機能を使用可能とするよう制御する。これによれば、上達するほど使用可能な機能が増えるので、ゲーム感覚で撮影を楽しめ、また技量の上達にも寄与する。
補助機能の追加は、その機能を実現するためのソフトウェアを外部から導入することで達成されるようにしてもよい。一例として、各種追加機能のソフトウェアをメーカーのWebサイトからダウンロードしてカメラに組み込めるようにしておき、機能の追加条件が成立したときに、カメラは該当する機能をダウンロードするためのパスワードを表示する。ユーザがメーカーサイトにアクセスしてパスワードを入力すると、その機能のダウンロードページが開かれ、ダウンロードが可能となる。ただし、この方法は、ソフトウェアのみで実現可能な機能に限って有効である。
次に、撮影技量に応じてカメラの買い換え推奨機種を表示する例を説明する。
本実施形態では、次の(1),(2)の条件のうち少なくともいずれか一方が満たされたときに、カメラの買い換え時期と考える。
(1)総撮影回数が所定回数(例えば、3000枚)に達した
(2)当該カメラの発売日から所定年数(例えば、2年)が経過した
そして、買い換え時期に達したと判定すると、フラグごとに買い換え推奨機種を表示する。
図7はフラグごとの買い換え推奨機種の対応例を示し、これは、本実施形態のカメラが非一眼レフカメラ(いわゆるコンパクトカメラ)であることを前提としている。例えばカメラが通信機能を有していれば、上記(1),(2)のいずれかの条件が成立したときに、カメラがメーカーのWebページにアクセスし、フラグごとの推奨機種情報を入手するようにすることができる。あるいは、ユーザがパーソナルコンピュータ等を利用して情報を入手し、カメラに転送するようにしてもよい。図ではカメラの特徴が記載されているが、実際に入手する情報は、その特徴を持つカメラの機種名である。いずれの機種も、対応するフラグ(撮影状況)に有利な特徴を備えている。
そしてカメラが推奨機種情報を入手したことをCPU6により判定されると、液晶モニタ4に優先度が高いフラグの順に買い換え推奨機種名が表示される。例えば人物撮影が苦手なユーザであれば、人物撮影に強い機種が優先的に表示される。また、特にフラグごとの優先度のばらつきが小さい場合、すなわちユーザにとって特に得手(不得手)な撮影状況が存在しないような場合は、フラグ別ではなく総合の平均点に応じて推奨機種を表示する。この場合に表示される機種は、いかなる撮影状況にも対応したデジタル一眼レフカメラであり、図示のように総合平均点が70未満の場合は入門機、70以上90未満の場合は中級機、90以上の場合は上位機種が表示される。ばらつきの大小は、例えば、フラグごとの優先度のうちの最小値が最大値の90%以上の場合に「ばらつき小」と判断するようにすればよい。
ユーザは、上記の推奨機種表示を参考にして次に購入するカメラを決めることで、自身に適したカメラを入手することができる。
なお、上述した種々の情報/機能提供サービスは、これらを全て備えている必要はなく、最低限一つのサービス機能を備えていればよい。
1 撮影レンズ
2 撮像素子
3 画像処理部
4 液晶モニタ
6 CPU

Claims (10)

  1. 被写体を撮影して画像データを得る撮影手段と、
    撮影時における撮影状況を判別する判別手段と、
    前記画像データを評価する評価手段と、
    前記撮影状況ごとの撮影回数、及び各回の撮影における前記評価手段の評価結果に基づいて、撮影者の撮影技量を前記撮影状況ごとに求める技量演算手段と、
    前記技量演算手段の演算結果に基づく情報を報知する報知手段とを具備し、
    前記技量演算手段は、前記撮影回数が多いほど、また前記評価手段による評価が高いほど高くなる熟練度を前記撮影状況ごとに求め、その熟練度を前記撮影技量として扱うことを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 前記報知手段は、前記撮影回数と前記撮影技量とを前記撮影状況ごとに重ねてグラフ表示することを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ。
  3. 前記報知手段は、前記撮影回数に対する前記撮影技量の変化を前記撮影状況ごとにグラフ表示することを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ。
  4. 被写体を撮影して画像データを得る撮影手段と、
    撮影時における撮影状況を判別する判別手段と、
    前記画像データを評価する評価手段と、
    前記撮影状況ごとの撮影回数、及び各回の撮影における前記評価手段の評価結果に基づいて、撮影者の撮影技量を前記撮影状況ごとに求める技量演算手段と、
    前記技量演算手段の演算結果に基づく情報を報知する報知手段とを具備し、
    前記技量演算手段は、複数回の撮影における前記評価手段による評価の平均値を前記撮影状況ごとに求め、その平均値を前記撮影技量として扱い、
    前記撮影回数と前記撮影技量とに基づき、撮影回数が多いほど、また前記撮影技量が低いほど高くなる優先度を前記撮影状況ごとに求める優先度演算手段を更に備え、
    前記報知手段は、前記優先度が高い撮影状況の順に前記撮影技量に関するコメントを報知することを特徴とするデジタルカメラ。
  5. 被写体を撮影して画像データを得る撮影手段と、
    撮影時における撮影状況を判別する判別手段と、
    前記画像データを評価する評価手段と、
    前記撮影状況ごとの撮影回数、及び各回の撮影における前記評価手段の評価結果に基づいて、撮影者の撮影技量を前記撮影状況ごとに求める技量演算手段と、
    前記演算された撮影技量が所定条件を満たす撮影状況が存在する場合に、その撮影状況に対する撮影技量をアップさせるためのカメラの補助機能の使用を許可する制御手段とを具備することを特徴とするデジタルカメラ。
  6. 前記制御手段は、前記演算された撮影技量が所定値を下回る撮影状況が存在する場合に、その撮影状況に対する撮影技量をアップさせるためのカメラの補助機能を使用可能とすることを特徴とする請求項に記載のデジタルカメラ。
  7. 前記制御手段は、前記演算された撮影技量が所定値を上回る撮影状況が存在する場合に、その撮影状況に対する撮影技量をアップさせるためのカメラの補助機能を使用可能とすることを特徴とする請求項に記載のデジタルカメラ。
  8. 被写体を撮影して画像データを得る撮影手段と、
    撮影時における撮影状況を判別する判別手段と、
    前記画像データを評価する評価手段と、
    前記撮影状況ごとの撮影回数、及び各回の撮影における前記評価手段の評価結果に基づいて、撮影者の撮影技量を前記撮影状況ごとに求める技量演算手段と、
    前記撮影回数と前記撮影技量とに基づき、撮影回数が多いほど、また前記撮影技量が低いほど高くなる優先度を前記撮影状況ごとに求める優先度演算手段と、
    所定の条件が成立したときに、前記優先度の高い撮影状況の順に、当該撮影状況に応じたカメラの買い換え推奨機種を報知する報知手段とを具備することを特徴とするデジタルカメラ。
  9. 前記撮影状況ごとの優先度のうち最高優先度に対する最低優先度比率が所定値以上の場合は、前記撮影状況ごとの推奨機種とは別に、総合的な評価に応じた機種を推奨機種として報知することを特徴とする請求項に記載のデジタルカメラ。
  10. 前記総合的な評価に応じた推奨機種はデジタル一眼レフカメラであることを特徴とする請求項に記載のデジタルカメラ。
JP2009187093A 2009-08-12 2009-08-12 デジタルカメラ Expired - Fee Related JP5453998B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009187093A JP5453998B2 (ja) 2009-08-12 2009-08-12 デジタルカメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009187093A JP5453998B2 (ja) 2009-08-12 2009-08-12 デジタルカメラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011041042A JP2011041042A (ja) 2011-02-24
JP5453998B2 true JP5453998B2 (ja) 2014-03-26

Family

ID=43768346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009187093A Expired - Fee Related JP5453998B2 (ja) 2009-08-12 2009-08-12 デジタルカメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5453998B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013021614A (ja) * 2011-07-13 2013-01-31 Nikon Corp 画像処理装置およびプログラム
WO2015145769A1 (ja) * 2014-03-28 2015-10-01 富士通株式会社 撮像装置、情報処理装置、撮影補助システム、撮影補助プログラム及び撮影補助方法
US10506109B2 (en) 2016-06-21 2019-12-10 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus, method of controlling the same, and non-transitory computer-readable storage medium

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003169245A (ja) * 2001-11-30 2003-06-13 Konica Corp 画像撮影装置
JP2004029423A (ja) * 2002-06-26 2004-01-29 Fuji Photo Film Co Ltd カメラ
JP2005354606A (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Fuji Photo Film Co Ltd デジタルカメラ
JP2008278408A (ja) * 2007-05-07 2008-11-13 Sony Corp 撮像装置、画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび当該プログラムを記憶する記憶媒体
JP2009044671A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Fujifilm Corp 撮影装置、データベースの生成方法及びその利用方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011041042A (ja) 2011-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5475021B2 (ja) 画像内のぼやけ検出に対する対応
CN101867724B (zh) 成像装置以及成像方法
US7711190B2 (en) Imaging device, imaging method and imaging program
KR101795601B1 (ko) 영상 처리 장치, 영상 처리 방법, 및 컴퓨터 판독가능 저장매체
JP5131286B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理プログラム
JP4834725B2 (ja) 赤目補正において虹彩色を組み込む方法及び装置
JP2007096477A (ja) カメラ及び手ぶれ補正方法及び手ぶれ補正プログラム
JP2005110097A (ja) 撮像装置および撮像方法
CN104853066B (zh) 摄像装置、摄像方法
JP6096298B2 (ja) 逆光補正方法、装置及び端末
JP2009081784A (ja) 撮像装置、再生装置、撮影制御設定方法およびプログラム
JP3971240B2 (ja) アドバイス機能付きカメラ
JP2008035125A (ja) 撮像装置、画像処理方法およびプログラム
JP5453998B2 (ja) デジタルカメラ
CN111586308A (zh) 图像处理方法、装置及电子设备
CN107155000B (zh) 一种拍照行为分析方法、装置及移动终端
JP2004112054A (ja) 撮影アドバイスカメラ
JP7264675B2 (ja) 処理装置、およびプログラム
JP2012073512A (ja) 撮影装置及びプログラム
JP2007306200A (ja) カメラ、カメラの条件設定方法およびカメラの条件設定プログラムを記録した記録媒体
JP2011172079A (ja) 画像再生装置及び画像再生プログラム
JP2012034146A (ja) 電子機器およびプログラム
JP4770965B2 (ja) 画像マッチング装置、およびカメラ
JP2013016924A (ja) 画像評価装置
JP6617765B2 (ja) 撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120720

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130604

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130802

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131210

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131223

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5453998

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees