JP5453537B2 - 傘および傘の支持装置 - Google Patents

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Description

[関連出願の記載]
本発明は、日本国特許出願:特願2010−181543号(2010年8月16日出願)の優先権主張に基づくものであり、同出願の全記載内容は引用をもって本書に組み込み記載されているものとする。
本発明は、傘および傘の支持装置に関し、特に、傘使用者の両手を自由にできるようにした傘に関する。
傘をさしながら両手で作業をしたいときや、自転車に乗るときやベビーカーを押す際に手がふさがれる不便を解消するため、従来より、装着器具を用いて身体や自転車等に装着可能とした傘や傘の支持用具が各種提案されている。このうちの、傘使用時に、傘の中心に使用者が位置できるようにした傘に関して、以下の特許文献が挙げられる。
例えば、特開2010−5355号公報や特開2000−139533号公報には、左右に二股状に開くことのできる中軸(中棒)を有し、身体に装着できるようにした傘が開示されている。
また、特開2003−310320号公報には、交叉しない2本の軸(中棒)を備え、使用者の両肩に装着できるようにした傘が紹介されている。
さらに特開2007−54105号公報には、本出願人による、傘を開いた状態で、傘生地とは独立した第2の親骨が脚状に保持されるよう、第2の親骨と下ろくろ(ランナー)とを接続する第2の受骨と、を備えた傘が開示されている。
特開2010−5355号公報 特開2000−139533号公報 特開2003−310320号公報 特開2007−54105号公報
なお、上記特許文献1〜4の全開示内容はその引用をもって本書に繰込み記載する。以下の分析は、本発明によって与えられたものである。
この点は、使用者の身体等に装着する形式の傘においては、傘本体の重量のみならず、重心を下げることが重要となるが、特許文献1、2の構成は、中棒を左右に開いて使用する構成であるため、中棒やヒンジ(屈曲箇所)等に前後方向からの風に耐えうるような構造を採用しなければならず、傘自体の重量がかさんでしまう上、傘の重心が高くなってしまうという問題点がある。
同様に、特許文献3の傘も、2つの傘を連結したような特殊な構成であり、収納性や重量面での不利があり、持ち運びも不便である。
特許文献4の傘は、上記各公報記載の傘に対する本出願人の改良案であるが、同公報の図3のように中棒を曲げて使用するものであるため、重心が高くなってしまう。
また、左右に1対の中棒とバンド(ベルト)を用いて傘使用者の身体に装着する構成では、傘本体の重量や横風による力が作用して傘がずれてしまうため、バンド(ベルト)を強く締めなければ安定的な装着が困難である。そこで、特許文献1の図2、特許文献2の図13、図23、特許文献3の図1のように、傘使用者の肩と腹に2本のベルトを巻いて使用することが考えられるが、中棒(中軸)の長さを長くしなければならないという問題点がある。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、使用者の身体等に装着可能とするとともに、その際の傘の安定性を向上できる構成を提供することにある。
本発明の第1の視点によれば、前後方向に対し線対称位置にある2本の親骨にそれぞれ連結された第1の支持骨の組と、前後方向に対し線対称位置にありかつ前記第1の支持骨が連結された親骨以外の親骨に一端が連結された第2の支持骨の組と、傘を開いた状態において前記第1、第2の支持骨が交差するよう前記第1、第2の支持骨を連結する連結部材の組と、傘を開いた状態を保持可能な下ろくろおよび受骨と、を備え、傘を開いた状態において、前記第1の支持骨の下端同士を連結させるとともに、前記交差する第1の支持骨と第2の支持骨との間に、使用者の肩を位置させて使用する傘が提供される。
本発明の第2の視点によれば、軸部を折り畳みまたは取り外し可能な中棒を備えた傘の支持装置であって、前後方向に対し線対称位置にある2本の親骨にそれぞれ連結可能な第1の支持骨の組と、前後方向に対し線対称位置にありかつ前記第1の支持骨が連結された親骨以外の親骨に一端を連結可能な第2の支持骨の組と、傘を開いた状態において前記第1、第2の支持骨が交差するよう前記第1、第2の支持骨を連結する連結部材の組と、前記連結部材より下方の前記第1の支持骨と前記第2の支持骨との間に配設され、使用者の肩を載せる肩当て部材の組と、前記各肩当て部材に使用者の肩を固定するベルト部材と、を備え、前記各支持骨を前記傘の親骨に装着し、前記中棒の軸部を折り畳みまたは取り外しかつ傘を開いた状態で、前記第1の支持骨の下端同士を連結させるとともに、前記肩当て部材およびベルト部材を用いて使用者の肩に、前記傘を固定する傘の支持装置が提供される。
本発明によれば、安定性・使い勝手の良好なハンズフリー型の傘が得られる。その理由は、親骨を頂辺とし第1の支持骨の下端同士を連結させたトラス構造と、傘生地を頂辺とし交差する第1、第2の支持骨による1対のトラス構造により傘を支持する構成を採用したことにある。また、本発明に係る傘は、従来の左右1対の中棒(中軸)とバンド(ベルト)を使って身体に装着する形態に比べ、ベルトによる締め付けを軽減することが可能であり、また、傘使用者の肩と腹の2点で固定する必要もないため、快適に使用することができる。
本発明の一実施形態に係る傘を開いた状態の構成を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る傘の傘生地等を省略した正面図である。 本発明の一実施形態に係る傘の傘生地等を省略した側面図である。 本発明の一実施形態に係る傘の使用状態を説明するための側面図である。 本発明の一実施形態に係る傘の使用状態を説明するための正面図である。 本発明の一実施形態に係る傘の開閉過程を説明するため傘生地、受骨等を省略した側面図である。 図6の続図である。 本発明の一実施形態に係る傘の開閉過程を説明するため傘生地、第1、第2の支持骨等を省略した正面図である。 図8の続図である。 本発明に係る傘の変形実施形態を表わした側面図である。
はじめに本発明の一実施形態の概要を説明する。本発明に係る傘1は、図1に示すように、傘の前後方向(図4、図5の矢線参照。図1の例では、親骨が8本の傘であるため、親骨10gが前、親骨10hが後ろとなる。)に対し線対称位置にある2本の親骨10a、10bにそれぞれ連結された第1の支持骨21の組と、前後方向に対し線対称位置にありかつ前記第1の支持骨が連結された親骨以外の親骨10c、10dに一端が連結された第2の支持骨22の組と、傘を開いた状態において前記第1、第2の支持骨が交差するよう前記第1、第2の支持骨を連結する連結部材30の組と、傘を開いた状態を保持可能な下ろくろ52および受骨12と、を備えて構成される。そして、傘を開いた状態において、本発明に係る傘は、前記第1の支持骨21の下端同士を連結させるとともに、前記交差する第1の支持骨21と第2の支持骨22との間に、使用者の肩を位置させて使用する。なお、この概要に付記した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、本発明を図示の態様に限定することを意図するものではない。
上記構成によれば、傘を開いた状態で、親骨10a−上ろくろ−親骨10bを頂辺とし第1の支持骨21の下端同士を連結させたトラス構造と、傘生地を頂辺とし交差する第1、第2の支持骨による1対のトラス構造とにて傘を支持することができる。このため、傘全体の重量を増大させたり、重心を高くさせたりせずに、安定して傘を支持できる構成が得られる。
なお、図1の例では、前記交差する第1の支持骨21と第2の支持骨22との間に肩当て部材41が取り付けられ、第2の支持骨22の端部に取り付けられたベルト部材42を使用者の脇の下を通して第1の支持骨21に繋止することで、肩当て部材41に使用者の肩を固定することが可能となっている(図4参照)。
[第1の実施形態]
続いて、本発明の第1の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図2は、本発明の一実施形態に係る傘の傘生地等を省略した正面図である。以下の説明では、図1のように8本の親骨を持つ傘を例に挙げるが、本発明は、その他の本数の親骨を持つ傘にも適用可能である。
図2を参照すると、傘の複数の親骨のうち、傘の前後方向(図2の手前側が前、図2の奥側が後ろ)を対称線(石突き50と下ろくろ52の中心を結んだ鉛直方向の仮想線に対し直交する傘の前後方向の線;図4の下端の両矢線参照)とする線対称位置にある親骨10a、10bに取り付けられた第1の支持骨21の組と、同じく前後方向に対し線対称位置にありかつ前記第1の支持骨21が連結された親骨以外の親骨10c、10dに連結された第2の支持骨22の組と、第1、第2の支持骨を連結する連結部材(スライダ)30とによって構成された傘の支持構造が示されている。
第1の支持骨21の一端は、親骨10a、10bの上ろくろ51と受骨12との連結部との間に、少なくとも傘の径方向に回動自在に連結され、他端(図の下端)は、もう一つの第1の支持骨21と連結されている。以上により、親骨10−上ろくろ51−親骨10を頂辺とし第1の支持骨21の下端同士を連結させたトラス構造が形成される。また、第1の支持骨21の下端には、ベルト部材42の先端の繋止部材に適合する被繋止部材が取り付けられている。
連結部材30は、第1の支持骨21の外径に適合する中空の筒状部材によって構成され、第1の支持骨21上を摺動可能となっている。また、各連結部材30の外側には、第2の支持骨22がビス等を介して回動自在に連結されている。
第2の支持骨22の一端は、親骨10c、10dの受骨12との連結部に連結され、他端は、固定用のベルト部材42が取り付けられている。第2の支持骨22は、前記各端部の中間付近で連結部材30に連結されている。
また、上述のように、連結部材30を交点として交差する第1の支持骨21と第2の支持骨22の下端部分には、使用者の肩に載せるための肩当て部材41にが設けられている。この肩当て部材41は、後記のように傘を畳んだ際に邪魔にならぬよう、布などの柔軟性のある素材で構成されていることが望ましい。もちろん、快適に仕様できるよう、必要に応じて追加の肩当て等を取り付けて使用することも可能である。
また、本実施形態に係る傘は、上ろくろ51が石突きカバーを兼ね、中空となっており、図2の傘を完全に開いた状態においては、下ろくろ52に取り付けられた石突き50が第3のろくろ(後に詳述。)を貫通し、上ろくろ51に挿入された状態となっている。また、この位置まで下ろくろ52を移動させると、親骨が閉じようとする力が、受骨12を介して下ろくろ52を上方に押し上げるため、傘を開いた状態が保持される。
また、本実施形態に係る傘は、上記石突き50を下方に引き抜いて傘を畳む構成となっているため、下方に引き抜いた石突き50の再挿入をガイドする第3のろくろ54が、受骨12に連結された複数の補助骨13によって支持された構成となっている。
図3は、本発明の一実施形態に係る傘の傘生地等を省略した側面図である。図3を参照すると、図2おいて省略されていた第3の支持骨23が示されている。
第3の支持骨23の一端は、傘の前後方向に対し線対称位置にありかつ前記第1、第2の支持骨が連結されていない親骨10e(10fは図示省略。)の受骨12との連結部に連結され、他端は、第2の支持骨22を挟む形で連結部材30の外側に連結されている。また、親骨10e(10f)は、第1の支持骨21が連結された親骨10a(10b)を中心として第2の支持骨22が連結された親骨10c(10d)の反対側に位置している。
以上により、図3に示すように、第1の支持骨21と、第2の支持骨22とが交差した状態が保持されて、2本の親骨10a(10b)、10c(10d)の間に張られた傘生地を頂辺とするトラス構造が形成される。
さらに本実施形態では、第1の支持骨21と、第2の支持骨22との交点にある連結部材30から第3の支持骨23が親骨10e(10f)に連結され、2本の親骨10a(10b)、10e(10f)間に張られた傘生地を頂辺とするトラス構造が形成される。
図4、図5は、上記傘の使用状態を説明するための側面図および正面図である。図4、図5に示すように、肩当て部材41を使用者の肩に当接させた状態で、第2の支持骨22の下端に取り付けられたベルト部材42を使用者の脇の下をくぐらせて、第1の支持骨21の下端に繋止することにより、傘本体が使用者の身体に固定される。
傘の使用者は、傘を持つ必要が無くなるため、両手で荷物を持った状態での歩行や各種機器の操作を行ないながらの移動を行うことが可能になる。
続いて、本実施形態に係る傘の収納時の動作について説明する。図6、図7は、上記傘の開閉する過程を説明するための側面図である。なお、図6、図7においては、下ろくろ52や石突き50の動きを判りやすくするため、傘生地、第1〜第3の支持骨等を省略している。
図6の破線に示すように、片手で第1の支持骨21等を持ちながら、下ろくろ52を引き抜くことで、本実施形態に係る傘は折り畳み過程に遷移する。図6の実線に示すように、下ろくろ52を下方に移動していくと、石突き50が上ろくろ51から抜け、親骨10h(その他の親骨10a〜10gも同様。)、受骨12が閉じられていくに従い、受骨12に連結された補助骨13が第3のろくろ54を石突き50の上方に移動させていく。
図7は、さらに、下ろくろ52を下方に移動していった状態を示す図である。この状態から、例えば、片手で第1の支持骨21等を持ちながら、下ろくろ52を上方に移動させることで、図6の実線の状態に遷移し、さらに、図6の破線の状態に遷移する。このとき、第3のろくろ54が石突き50の移動をガイドし、石突き50を常に上ろくろ51に向いた姿勢に維持するため、使用者は、確実に上ろくろ51の中空部に石突き50の先端部を挿入することができる。
図8、図9は、上記傘の開閉と連動して、上記第1〜第3の支持骨が変化する過程を説明するための側面図である。なお、図8、図9においては、第1〜第3の支持骨の変化を判りやすくするため、傘生地、受骨、下ろくろ等を省略している。
図8は、片手で第1の支持骨21等を持ちながら、下ろくろ52および上ろくろ51を引き抜いて傘を閉じかけた状態を示す図である。第1の支持骨21は親骨10a(10b)と回動自在に連結され、第2の支持骨22、第3の支持骨23は、それぞれ、親骨10e(10c、10d10fも同様。)および連結部材30と、回動自在に連結されているため、連結部材30が第1の支持骨21上を下方に移動していくに従い、受骨12と同様の動きで、閉じていく。
図9は、さらに、下ろくろ52を下方に移動していった状態を示す図である。この状態から、例えば、片手で第1の支持骨21等を持ちながら、下ろくろ52を上方に移動させることで、図8の状態に遷移し、さらに、図3の状態に遷移する。
以上のように、本実施形態に係る傘は、一般の傘と同様の動作で開閉することが可能であり、全閉状態においても図7、図9のように、一般の傘と同様の形態となる。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、上記した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、各種の変形・置換をなしうることが可能であることはいうまでもない。例えば、上記した実施形態では、第1の支持骨21の下端は予め連結されているものとして説明したが、両者の連結を解くことができるようにしても良い。
例えば、上記した実施形態では、石突き50が上ろくろ51を貫通する形態であるものとして説明したが、図10に示すように、上はじき55が配置された中棒(中軸)11を有する傘にも適用することが可能である。この場合、石突き50aは上ろくろ51aに固定された形態となる。また、中棒(中軸)11は、図10に示したように、上はじき55を配置可能な程度の長さとすることができる。折りたたみ傘と同様に、中棒(中軸)11を多段のロッドアンテナ状とし、傘を開いたときに使用者の頭部を干渉する部分を収納して使用するものとしたり、中棒(中軸)11の上はじき55以下の不要な部分を取り外して使用する形態としてもよい。また、前記上はじき55は、図2の第3のろくろ54と、下ろくろ52との間に配置してもよい。さらには、図2の上ろくろ51に、石突き50が抜けるのを防ぐストッパー機構(例えば、上ろくろ51の中空部分の内側に凹部または凸部を設けるとともに、石突き50側に、前記凹部または凸部に対応する凸部または凹部を設け、石突き50または上ろくろ51の材質の弾性により、石突き50を保持できるようにした構成や、前記凸部を付勢したピンに置き換えた構成等。)によって構成することもできる。
また、上記した実施形態では、8本の親骨を有する傘を例示して説明したが、その他の本数の親骨を持つ傘にも適用することが可能である。また、上記した実施形態では、前後方向に対して、直交する親骨10に第1の支持骨21を連結し、その前後の親骨に第2、第3の支持骨を連結したが、親骨の本数に応じて第1〜第3の支持骨の連結箇所は調節することが可能である。
また、上記した実施形態では、第3の指示骨23を備えるものとして説明したが、第3の指示骨23を省略した構成も採用可能である。
また、上記した実施形態では、使用者が後ろに手を回してベルト部材42をつかみ、第1の指示骨21に繋止することを想定して、第2の指示骨22にベルト部材42を取り付けるものとして説明したが、第1の指示骨21にベルト部材42を取り付けて、第2の支持骨22側で繋止する構成や、第1の指示骨21、第2の指示骨22の双方にベルト部材42を取り付けて、中間部分にバックル等を取り付けて締め付け可能とした構成も採用可能である。
また、上記した実施形態では、連結部材30が、第1の支持骨21上を摺動するものとして説明したが、上記構成のほか、第1の支持骨21上に、連結部材30を固定した構成も採用可能である。この場合、例えば、連結部材30に凸状部や繋止手段を設けるとともに、第2、第3の支持骨に前記凸状部や係止手段に適合する凹部や被係止手段を設けて両者を嵌合ないし係合させればよい。
また、上記した実施形態では、第1〜第3の支持骨が予め親骨に連結された傘の例を挙げて説明したが、第1〜第3の支持骨を親骨から着脱できるようにしてもよい。例えば、上記親骨10の第1〜第3の支持骨の連結箇所に、第1〜第3の支持骨を着脱自在とする継ぎ手などを配設しておき、普段は一般の傘として使用し、必要時に、中軸(中棒)を折り畳みまたは取り外し、上記した実施形態の第1〜第3の支持骨によって構成される傘の支持装置を連結して、ハンズフリー傘として使用する形態も採用可能である。
本発明の全開示(請求の範囲及び図面を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施例ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
1 傘
10、10a〜10h 親骨
11 中棒(中軸)
12 受骨
13 補助骨
21 第1の支持骨
22 第2の支持骨
23 第3の支持骨
30 連結部材(スライダ)
41 肩当て部材
42 ベルト部材
50、50a 石突き
51、51a 上ろくろ
52 下ろくろ
54 第3のろくろ
55 上はじき(ストッパー)

Claims (7)

  1. 前後方向に対し線対称位置にある2本の親骨にそれぞれ連結された第1の支持骨の組と、
    前後方向に対し線対称位置にありかつ前記第1の支持骨が連結された親骨以外の親骨に一端が連結された第2の支持骨の組と、
    傘を開いた状態において前記第1、第2の支持骨が交差するよう前記第1、第2の支持骨を連結する連結部材の組と、
    傘を開いた状態を保持可能な下ろくろおよび受骨と、を備え、
    傘を開いた状態において、前記第1の支持骨の下端同士を連結させるとともに、前記交差する第1の支持骨と第2の支持骨との間に、使用者の肩を位置させて使用することを特徴とする傘。
  2. 前記連結部材が、第1の支持骨上を摺動可能なスライダによって構成されて、
    前記第1、第2の支持骨の連結を解かずに、傘を閉じることが可能な請求項1の傘。
  3. さらに、一端が、前後方向に対し線対称位置にありかつ前記第1、第2の支持骨が連結された親骨以外の親骨に連結され、他端が、前記スライダに連結された第3の支持骨の組を備える請求項2の傘。
  4. 前記連結部材より下方の前記第1の支持骨と前記第2の支持骨との間に、使用者の肩を載せる肩当て部材の組を配設するとともに、
    前記各肩当て部材に使用者の肩を固定するベルト部材を備えた請求項1から3いずれか一の傘。
  5. 上ろくろが中空構造となっており、
    前記中空の上ろくろに石突きを挿入した開傘状態から、前記石突きが取り付けられた下ろくろを下方に移動させて傘を閉じることが可能であり、
    複数の受骨にそれぞれ連結された補助骨群によって支持され、傘の開閉に伴う前記石突きの移動をガイドする第3のろくろを備えた請求項1から4いずれか一の傘。
  6. 開傘状態を保持する上はじきまたはストッパーが配置され、開傘状態において前記上はじきまたは前記ストッパーより下方の軸部を折り畳みまたは取り外し可能な中棒を備えた請求項1から4いずれか一の傘。
  7. 軸部を折り畳みまたは取り外し可能な中棒を備えた傘の支持装置であって、
    前後方向に対し線対称位置にある2本の親骨にそれぞれ連結可能な第1の支持骨の組と、
    前後方向に対し線対称位置にありかつ前記第1の支持骨が連結された親骨以外の親骨に一端を連結可能な第2の支持骨の組と、
    傘を開いた状態において前記第1、第2の支持骨が交差するよう前記第1、第2の支持骨を連結する連結部材の組と、
    前記連結部材より下方の前記第1の支持骨と前記第2の支持骨との間に配設され、使用者の肩を載せる肩当て部材の組と、
    前記各肩当て部材に使用者の肩を固定するベルト部材と、を備え、
    前記各支持骨を前記傘の親骨に装着し、前記中棒の軸部を折り畳みまたは取り外しかつ傘を開いた状態で、前記第1の支持骨の下端同士を連結させるとともに、前記肩当て部材およびベルト部材を用いて使用者の肩に、前記傘を固定する傘の支持装置。
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