JP5453285B2 - ワイヤレスマルチキャリア通信システムにおける複数のデータストリームの多重化および送信 - Google Patents

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Description

本開示は、一般に通信に関し、より詳細には、ワイヤレスマルチキャリア通信システムにおいて複数のデータストリームを多重化し、送信するための技術に関する。
マルチキャリア通信システムはデータ送信のために複数のキャリアを利用する。これらの複数のキャリアは、直交周波数分割多重(OFDM)、何らかの他のマルチキャリア変調技術、または何らかの他の構成体によって与えられる。OFDMは、全体的なシステム帯域幅を複数の直交サブバンドに効果的に分割する。これらのサブバンドは、トーン、キャリア、サブキャリア、ビン、および周波数チャネルとも呼ばれる。OFDMでは、各サブバンドは、データで変調されるそれぞれのサブキャリアに関連付けられる。
マルチキャリアシステムにおける基地局は、ブロードキャスト、マルチキャスト、および/またはユニキャストサービスのために複数のデータストリームを同時に送信することができる。データストリームは、ワイヤレスデバイスの独立した受信対象となり得るデータのストリームである。ブロードキャスト送信は、指定されたカバレージエリア内のすべてのワイヤレスデバイスに送信され、マルチキャスト送信はワイヤレスデバイスのグループに送信され、ユニキャスト送信は特定のワイヤレスデバイスに送信される。たとえば、基地局は、マルチメディア(たとえば、テレビジョン)プログラムのいくつかのデータストリームをワイヤレスデバイスによる受信のために地上波無線リンクを介してブロードキャストすることができる。このシステムは、たとえば、Digital Video Broadcasting−Terrestrial(DVB−T)やIntegrated Services Digital Broadcasting−Terrestrial(ISDB−T)など、従来の多重化および送信方式を採用することができる。そのような方式は、最初に、送信すべきデータストリームのすべてを単一の高レート複合ストリーム上に多重化し、次いで、無線リンクを介したブロードキャストのために複合ストリームを処理(たとえば、符号化、変調、およびアップコンバート)して、変調信号を生成する。
基地局のカバレージエリア内のワイヤレスデバイスは、複合ストリームによって搬送される複数のデータストリームの中の1つのみまたは少数の特定のデータストリームの受信に関係することがある。ワイヤレスデバイスは、高レート復号データストリームを取得するために受信信号を処理(たとえば、ダウンコンバート、復調、および復号)し、次いで、当該の1つまたは少数の特定のデータストリームを取得するために、このストリームを多重分離する必要がある。このタイプの処理は、家庭で使用される受信機ユニットなど、常に電源が投入されていることを意図された受信機ユニットでは問題にならないことがある。しかしながら、多くのワイヤレスデバイスは、ポータブルであり、内部バッテリによって電力供給される。当該のただ1つまたは少数のデータストリームを回復するための高レート複合ストリームの連続する復調および復号は、かなりの電力量を消費する。これは、ワイヤレスデバイスの「オン」時間を大幅に短縮する可能性があり、望ましくない。
したがって、当技術分野では、ワイヤレスデバイスが複数のデータストリームを最小の電力消費で受信することができるように、マルチキャリアシステムにおいて複数のデータストリームを送信する技術が必要である。さらに、様々な量のサブバンド(すなわち、FFTサイズ)を用いてOFDMシステム内でデータストリームを効率的に送信し、それによって広範囲の無線周波数およびネットワーク展開に柔軟性を与える必要がある。
ワイヤレスデバイスによる個々のデータストリームの電力効率的でロバストな受信を可能にする方法で複数のデータストリームを多重化し、送信するための技術について本明細書で説明する。各データストリームは、対応するデータシンボルストリームを生成するために、そのストリームのために選択されたコーディングおよび変調方式(たとえば、外部コード、内部コード、および変調方式)に基づいて別々に処理される。これにより、データストリームはワイヤレスデバイスによって個々に回復できる。各データストリームはまた、そのストリームの送信のために、ある量のリソースを割り振られる。割り振られたリソースは時間周波数平面上の「送信ユニット」に与えられ、各送信ユニットは、1つのシンボル期間中の1つのサブバンドに対応し、1つのデータシンボルを送信するために使用できる。各データストリームのデータシンボルは、ストリームに割り振られた送信ユニット上に直接マッピングされる。これにより、ワイヤレスデバイスは、同時に送信されている他のデータストリームを処理する必要なしに、各データストリームを独立して回復することができる。
一態様では、複数のデータストリームの送信は「スーパーフレーム」中で行われ、各スーパーフレームは所定の持続時間(たとえば、1秒または数秒程度)を有する。各スーパーフレームは、さらに複数(たとえば、2、4、または何らかの他の数)のフレームに分割される。各データストリームについて、各データブロックは、対応するコードブロックを生成するために処理(たとえば、外部符号化)される。各コードブロックは複数のサブブロックに分割され、各サブブロックは、さらに、変調シンボルの対応するサブブロックを生成するために処理(たとえば、内部符号化および変調)される。各コードブロックは1つのスーパーフレーム中で送信され、コードブロックの複数のサブブロックは、スーパーフレームの複数のフレーム中でフレームごとに1つのサブブロックが送信される。複数のサブブロックへの各コードブロックの分割、複数のフレームにわたるこれらのサブブロックの送信、およびコードブロックのサブブロックにわたるブロックコーディングの使用は、ゆっくり時間的に変化するフェージングチャネルにおいてロバストな受信パフォーマンスを与える。
各データストリームには、スーパーフレーム中のストリームのペイロード、スーパーフレーム中の送信ユニットの利用可能性、および場合によっては他のファクタに応じて、各スーパーフレームにおいて可変数の送信ユニットを「割り振る」ことができる。各データストリームはまた、(1)できるだけ効率的に、すべてのデータストリームの送信ユニットをパックすることと、(2)各データストリームの送信時間を低減することと、(3)十分な時間ダイバーシチを与えることと、(4)各データストリームに割り当てられた特定の送信ユニットを示すシグナリングの量を最小限に抑えることとを試みる割当て方式を使用して、各スーパーフレーム内で特定の送信ユニットを「割り当て」られる。データストリームの様々なパラメータ(たとえば、各データストリームに使用されるコーディングおよび変調方式、各データストリームに割り当てられた特定の送信ユニットなど)のためのオーバーヘッドシグナリングは、各スーパーフレームより前に送信でき、また各データストリームのデータペイロード内に埋め込むことができる。これにより、ワイヤレスデバイスは、今度のスーパーフレーム中の各所望のデータストリームの時間周波数位置を判断することができる。ワイヤレスデバイスは、埋込みオーバーヘッドシグナリングを使用して、所望のデータストリームが送信されるときのみ電源投入し、それによって電力消費を最小限に抑えることができる。
さらに、本開示の態様は、既存の4KのFFTサイズを補完する、たとえば、1K、2Kおよび8KのFFTサイズを使用する動作が可能である。様々なセルサイズおよびドップラー周波数要件をサポートするために、異なるFFTサイズを異なるRF周波数帯域において使用することができる。ただし、上述のFFTサイズは、様々なOFDMシステムの説明のための例にすぎず、本開示は、1K、2K、4Kおよび8KのFFTサイズのみに限定されないことに留意されたい。ただし、上述のFFTサイズは、様々なOFDMシステムの説明のための例にすぎず、本開示は、1K、2K、4Kおよび8KのFFTサイズのみに限定されないことに留意されたい。
本開示の様々な態様について以下でさらに詳細に説明する。
本開示の特徴および性質は、全体を通じて同様の参照符号が同様のものを指す図面とともに、以下に記載する詳細な説明を読めばより明らかになろう。
ワイヤレスマルチキャリアシステムを示す図。 例示的なスーパーフレーム構造を示す図。 スーパーフレーム中の物理層チャネル(PLC)上での1つのデータブロックの送信を示す図。 スーパーフレーム中の物理層チャネル(PLC)上での複数のデータブロックの送信を示す図。 時間周波数平面におけるフレーム構造を示す図。 バーストTDM(時分割多重)方式を示す図。 サイクリック型TDM方式を示す図。 バーストTDM/FDM(周波数分割多重)方式を示す図。 インターレースサブバンド構造を示す図。 方形パターンでのPLCへのスロットの割当てを示す図。 「ジグザグ」セグメントでのPLCへのスロットの割当てを示す図。 方形パターンでの2つのジョイントPLCへのスロットの割当てを示す図。 外部コードを用いたデータブロックのコーディングを示す図。 1つのサブバンドグループを使用する1つのデータブロックに対するスロットの割当てを示す図。 最大許容数のサブバンドグループを使用する1つのデータブロックに対するスロットの割当てを示す図。 6つのデータブロックに対するスロットの割当てを示す図。 水平方向に積み重ねられた方形パターンを用いた2つのジョイントPLCへのスロットの割当てを示す図。 垂直方向に積み重ねられた方形パターンを用いた2つのジョイントPLCへのスロットの割当てを示す図。 複数のデータストリームをブロードキャストするためのプロセスを示す図。 基地局のブロック図。 ワイヤレスデバイスのブロック図。 基地局における送信(TX)データプロセッサと、チャネライザと、OFDM変調器とのブロック図。 1つのデータストリームのためのデータストリームプロセッサのブロック図。
「例示的」という単語は、本明細書では「例、事例、または例示の働きをすること」を意味するために使用する。「例示的」として本明細書で説明するいかなる態様または設計も、必ずしも他の態様または設計よりも好ましいまたは有利なものと解釈すべきではない。
本明細書で説明する多重化および送信技術は、様々なワイヤレスマルチキャリア通信システムに使用できる。これらの技術はまた、ブロードキャスト、マルチキャスト、ユニキャストサービスに使用できる。明快のために、これらの技術を例示的なマルチキャリアブロードキャストシステムについて説明する。
図1に、ワイヤレスマルチキャリアブロードキャストシステム100を示す。システム100は、システム全体にわたって分散しているいくつかの基地局110を含む。基地局は、一般に固定局であり、アクセスポイント、送信機と呼ばれることもあり、または何らかの他の用語で呼ばれることもある。近接する基地局は同じコンテンツまたは異なるコンテンツをブロードキャストすることができる。ワイヤレスデバイス120はシステムのカバレージエリア全体にわたって位置する。ワイヤレスデバイスは、固定またはモバイルとすることができ、ユーザ端末、移動局、ユーザ装置と呼ばれることもあり、または何らかの他の用語で呼ばれることもある。ワイヤレスデバイスはまた、セルラー電話、ハンドヘルドデバイス、ワイヤレスモジュール、携帯情報端末(PDA)などのポータブルユニットとすることができる。
各基地局110は、そのカバレージエリア内で複数のデータストリームをワイヤレスデバイスに同時にブロードキャストすることができる。これらのデータストリームは、ビデオ、オーディオ、テレテキスト、データ、ビデオ/オーディオクリップなどのマルチメディアコンテンツ用とすることができる。たとえば、単一のマルチメディア(たとえば、テレビジョン)プログラムは、ビデオ、オーディオ、およびデータの3つの別々のデータストリームで送信できる。単一のマルチメディアプログラムはまた、たとえば、異なる言語用の複数のオーディオデータストリームを有することができる。簡単のために、各データストリームは別々の物理層チャネル(PLC)上で送信される。したがって、データストリームとPLCとの間には1対1の関係がある。PLCは、データチャネル、トラフィックチャネルと呼ばれることもあり、または何らかの他の用語で呼ばれることもある。
図2に、ブロードキャストシステム100に使用できる例示的なスーパーフレーム構造を示す。データ送信はスーパーフレーム210を単位にして行われる。各スーパーフレームは、たとえば、データストリームの所望の統計的多重化、所望の時間量ダイバーシチ、データストリームの取得時間、ワイヤレスデバイスのバッファ要件など、様々なファクタに基づいて選択できる所定の持続時間を有する。スーパーフレームサイズが大きいほど、時間ダイバーシチがより大きくなり、送信されているデータストリームの統計的多重化がより良好に行われるので、基地局において個々のデータストリームに必要とされるバッファリングはより少なくなる。しかしながら、同じくスーパーフレームサイズが大きいほど、(たとえば、電源投入時またはデータストリーム間の切替え時に)新しいデータストリームの取得時間がより長くなり、ワイヤレスデバイスにおいてより大きいバッファが必要とされ、また、復号待ち時間または遅延がより長くなる。約1秒のスーパーフレームサイズは、上記の様々なファクタ間の良好なトレードオフを与えることができる。しかしながら、他のスーパーフレームサイズ(たとえば、4分の1、2分の1、2、または4秒)も使用できる。各スーパーフレームは、さらに複数の等しい大きさのフレーム220に分割される。図2に示す態様では、各スーパーフレームは4つのフレームに分割される。
各PLCのデータストリームは、そのPLCのために選択されたコーディングおよび変調方式に基づいて符号化および変調される。一般に、コーディングおよび変調方式は、データストリーム上で実行すべき種々のタイプの符号化および変調のすべてを備える。たとえば、コーディングおよび変調方式は、特定のコーディング方式と特定の変調方式とを備えることができる。コーディング方式は、誤り検出コーディング(たとえば、巡回冗長検査(CRC))、前方誤り訂正コーディングなど、またはそれらの組合せを備えることができる。コーディング方式はまた、基本コードのための特定のコードレートを示すことができる。以下で説明する態様では、各PLCのデータストリームは、外部コーダと内部コードとからなる連結コードを用いて符号化され、さらに変調方式に基づいて変調される。本明細書で使用する「モード」は内部コードレートと変調方式との組合せを指す。
図3Aに、スーパーフレーム中のPLC上でのデータブロックの送信を示す。PLC上で送信すべきデータストリームはデータブロックで処理される。各データブロックは、特定の数の情報ビットを含んでおり、対応するコードブロックを得るために最初に外部コードを使用して符号化される。各コードブロックは4つのサブブロックに分割され、各サブブロック中のビットは、さらに内部コードを使用して符号化され、次いで、PLCのために選択されたモードに基づいて変調シンボルにマッピングされる。変調シンボルの4つのサブブロックは、次いで、1つのスーパーフレームの4つのフレーム中でフレームごとに1つのサブブロックが送信される。4つのフレームにわたる各コードブロックの送信は、ゆっくり時間的に変化するフェージングチャネルにおける時間ダイバーシチとロバストな受信パフォーマンスとを与える。
図3Bに、スーパーフレーム中のPLC上での複数(Nbl個)のデータブロックの送信を示す。Nbl個のデータブロックの各々は、対応するコードブロックを得るために外部コードを使用して別々に符号化される。各コードブロックは、さらに4つのサブブロックに分割され、PLCのために選択されたモードに基づいて内部符号化および変調され、次いで、1つのスーパーフレームの4つのフレーム中で送信される。各フレームでは、Nbl個のコードブロックのNbl個のサブブロックが、PLCに割り振られたフレームの一部分において送信される。
各データブロックは様々な方法で符号化および変調できる。例示的な連結コーディング方式について以下で説明する。PLCへのリソースの割振りおよび割当てを簡略化するために、各コードブロックは4つの等しい大きさのサブブロックに分割でき、サブブロックは次いで、1つのスーパーフレーム中の4つのフレームの同じ部分または位置において送信される。この場合、PLCへのスーパーフレームの割振りは、PLCへのフレームの割振りに相当する。したがって、リソースはスーパーフレームごとに1回PLCに割り振ることができる。
各PLCは、そのPLCが搬送しているデータストリームの性質に応じて、連続するまたは連続しない方法で送信できる。したがって、PLCは、所与のスーパーフレーム中で送信されることも送信されないこともある。各スーパーフレームについて、「アクティブ」PLCは、そのスーパーフレーム中で送信されているPLCである。各アクティブPLCは、スーパーフレーム中で1つまたは複数のデータブロックを搬送することができる。
図2を再び参照すると、各スーパーフレーム210はパイロットおよびオーバーヘッドセクション230の後にある。一態様では、セクション230は、(1)ワイヤレスデバイスがフレーム同期、周波数取得、タイミング取得、チャネル推定などに使用する1つまたは複数のパイロットOFDMシンボルと、(2)関連する(たとえば、直後の)スーパーフレームのオーバーヘッドシグナリング情報を搬送するために使用される1つまたは複数のオーバーヘッドOFDMシンボルとを含む。オーバーヘッド情報は、たとえば、関連するスーパーフレーム中で送信されている特定のPLC、各PLCの(1つまたは複数の)データブロックを送信するために使用されるスーパーフレームの特定の部分、各PLCに使用される外部コードレートおよびモードなどを示す。(1つまたは複数の)オーバーヘッドOFDMシンボルは、スーパーフレーム中で送信されるすべてのPLCのオーバーヘッドシグナリングを搬送する。時分割多重(TDM)方式でのパイロットおよびオーバーヘッド情報の送信により、ワイヤレスデバイスは最小のオン時間でこのセクションを処理することができる。さらに、次のスーパーフレーム中の各PLCの送信に関係するオーバーヘッド情報を現在のスーパーフレーム中のPLCの送信されたデータブロックの1つに埋め込むことができる。埋込みオーバーヘッド情報により、ワイヤレスデバイスは、そのスーパーフレーム中で送信された(1つまたは複数の)オーバーヘッドOFDMシンボルを確認する必要なしに、次のスーパーフレーム中でPLCの送信を回復することができる。したがって、ワイヤレスデバイスは、最初に、オーバーヘッドOFDMシンボルを使用して各所望のデータストリームの時間周波数位置を判断することができ、その後、所望のデータストリームが埋込みオーバーヘッドシグナリングを使用して送信される時間中にのみ電源投入することができる。これらのシグナリング技術により、電力消費の著しい節減がもたらされ、ワイヤレスデバイスは、標準のバッテリを使用してコンテンツを受信することができる。各PLCに使用される外部コードレートおよびモードは一般にスーパーフレームベースで変化しないので、外部コードレートおよびモードは、別個の制御チャネル上で送信でき、あらゆるスーパーフレーム中で送信される必要はない。
図2は、特定のスーパーフレーム構造を示す。一般に、スーパーフレームは、任意の持続時間として定義でき、任意の数のフレームに分割できる。パイロットおよびオーバーヘッド情報はまた、図2に示す方法とは異なる他の方法で送信できる。たとえば、オーバーヘッド情報は、周波数分割多重(FDM)を使用して専用のサブバンド上で送信できる。
図4に、時間周波数平面上の1つのフレームの構造を示す。水平軸は時間を表し、垂直軸は周波数を表す。各フレームは、OFDMシンボル期間(または単に、シンボル期間)を単位にして与えられる所定の持続時間を有する。各OFDMシンボル期間は、1つのOFDMシンボルを送信する持続時間である(以下で説明)。フレームごとのシンボル期間の特定の数(Nspf)は、フレーム持続時間およびシンボル期間持続時間によって決定され、次に、全体的なシステム帯域幅、サブバンドの総数(Ntsb)、巡回プレフィックス長などの様々なパラメータによって決定される(以下で説明)。一態様では、各フレームは297個のシンボル期間(またはNspf=297)の持続時間を有する。フレームの時間ユニットは、MAC(または割振り)層ではMAC時間ユニットからなり、PHY層ではOFDMシンボル期間からなることに留意されたい。したがって、残りの説明において、「シンボル期間」は、PLC割振りの文脈でのMAC時間ユニットまたはサブバンド割振りの文脈でのOFDMシンボル期間のいずれかを指す。したがって、「シンボル期間」という用語は文脈に基づいて解釈されたい。
各フレームはまた、1〜Ntsbの指標を与えられるNtsb個の全サブバンドをカバーする。
OFDMでは、1つの変調シンボルは、各シンボル期間中の各サブバンド、すなわち、各送信ユニット上で送信できる。Ntsb個の全サブバンドのうち、Ndsb個のサブバンドはデータ送信のために使用でき、「データ」サブバンドと呼ばれ、Npsb個のサブバンドはパイロットのために使用でき、「パイロット」サブバンドと呼ばれ、残りのNgsb個のサブバンドは「ガード」サブバンド(すなわち、データまたはパイロット送信ではない)として使用でき、Ntsb=Ndsb+Npsb+Ngsbである。「使用可能な」サブバンドの数は、データおよびパイロットサブバンドの数、またはNusb=Ndsb+Npsbに等しい。一態様では、ブロードキャストシステム100は、4096個の全サブバンド(Ntsb=4096)と、3500個のデータサブバンド(Ndsb=3500)と、500個のパイロットサブバンド(Npsb=500)と、96個のガードサブバンド(Ngsb=96)とを有するOFDM構造を利用する。異なる数のデータ、パイロット、使用可能、および全サブバンドをもつ他のOFDM構造を使用することもできる。各OFDMシンボル期間では、Ndsb個のデータシンボルはNdsb個のデータサブバンド上で送信でき、Npsb個のパイロットシンボルはNpsb個のパイロットサブバンド上で送信でき、Ngsb個のガードシンボルはNgsb個のガードサブバンド上で送信される。本明細書で使用する「データシンボル」はデータ用の変調シンボルであり、「パイロットシンボル」はパイロット用の変調シンボルであり、「ガードシンボル」は信号値0である。パイロットシンボルはワイヤレスデバイスによってアプリオリに知られている。各OFDMシンボル中のNdsb個のデータシンボルは1つまたは複数のPLC用とすることができる。
一般に、任意の数のPLCを各スーパーフレーム中で送信することができる。所与のスーパーフレームの間、各アクティブPLCは1つまたは複数のデータブロックを搬送することができる。一態様では、特定のモードおよび特定の外部コードレートが各アクティブPLCに使用され、PLCのすべてのデータブロックを、それぞれ、この外部コードレートおよびモードに従って符号化および変調して、変調シンボルの対応するコードブロックおよびサブブロックを生成する。別の態様では、各データブロックを、それぞれ、特定の外部コードレートおよびモードに従って符号化および変調して、変調シンボルの対応するコードブロックおよびサブブロックを生成することができる。いずれの場合も、各コードブロックは、そのコードブロックに使用されるモードによって決定される特定の数のデータシンボルを含んでいる。
所与のスーパーフレーム中の各アクティブPLCは、スーパーフレーム中でそのPLCを送信するために特定の量のリソースを割り振られる。各アクティブPLCに割り振られるリソースの量は、(1)スーパーフレーム中でPLC上で送信すべきコードブロックの数と、(2)各コードブロック中のデータシンボルの数と、(3)コードブロックごとのデータシンボルの数とともに他のPLC上で送信すべきコードブロックの数とに依存する。リソースは様々な方法で割り振ることができる。2つの例示的な割振り方式について以下で説明する。
図5Aに、バーストTDM割振り方式を示す。この方式では、各アクティブPLCには、1つまたは複数のOFDMシンボル期間中のすべてのNdsb個のデータサブバンドが割り振られる。図5Aに示す例では、PLC1には、シンボル期間1〜3中のすべてのデータサブバンドが割り振られ、PLC2には、シンボル期間4および5中のすべてのデータサブバンドが割り振られ、PLC3には、シンボル期間6〜9中のすべてのデータサブバンドが割り振られる。この方式では、各OFDMシンボルはただ1つのPLC用のデータシンボルを含む。異なるPLCのOFDMシンボルのバーストは、フレーム内で時分割多重化される。
連続するOFDMシンボルが各アクティブPLCに割り当てられる場合、バーストTDMによりPLCの送信時間を最小化することができる。ただし、各PLCの送信時間が短いと時間ダイバーシチもより小さくなる。OFDMシンボル全体が1つのPLCに割り振られるので、各フレームに対するリソース割振りのグラニュラリティ(granularity)(すなわち、PLCに割り振ることのできる最小ユニット)は、1つのOFDMシンボルである。1つのOFDMシンボル中に送信できる情報ビットの数は、情報ビットを処理するのに使用されるモードに依存する。バーストTDM方式では、割振りのグラニュラリティは、その場合、モードに依存する。データシンボル当たりにより多くの情報ビットを搬送することができる高次のモードであるほど、グラニュラリティは大きくなる。一般に、グラニュラリティが大きくなるほど、データを搬送するのに実際に使用されるフレームのパーセンテージを指す「パッキング」効率に悪影響を及ぼす。アクティブPLCがOFDMシンボル全体のデータ搬送能力を必要としない場合、その過剰な能力は無駄になり、パッキング効率を低下させる。
図5Bに、サイクリック型TDM割振り方式を示す。この方式では、スーパーフレーム中のアクティブPLCはL個のグループに構成される(ただし、L>1)。フレームもL個のセクションに分割され、各PLCグループはフレームのそれぞれのセクションに割り当てられる。各グループでは、グループ中のPLCはサイクルされ、各PLCには、割り当てられたセクション中の1つまたは複数のOFDMシンボル期間中のすべてのNdsb個のデータサブバンドが割り振られる。図5Bに示す例では、PLC1には、シンボル期間1中のすべてのデータサブバンドが割り当てられ、PLC2には、シンボル期間2中のすべてのデータサブバンドが割り当てられ、PLC3には、シンボル期間3中のすべてのデータサブバンドが割り当てられ、PLC1には、シンボル期間4中のすべてのデータサブバンドが割り当てられるなどする。バーストTDMと比較して、サイクリック型TDM方式は、より大きい時間ダイバーシチを与え、受信機バッファリング要件およびピーク復号レートを低減させるが、所与のPLCを受信するための受信機オン時間を増大させることができる。
図5Cに、バーストTDM/FDM割振り方式を示す。この方式では、各アクティブPLCには、1つまたは複数のシンボル期間中の1つまたは複数のデータサブバンドが割り振られる。図5Cに示す例では、PLC1には、シンボル周期1〜8中のデータサブバンド1〜3が割り振られ、PLC2には、シンボル期間1〜8中のデータサブバンド4および5が割り振られ、PLC3には、シンボル期間1〜8中のデータサブバンド6〜9が割り振られる。バーストTDM/FDM方式では、各OFDMシンボルは複数のPLC用のデータシンボルを含むことができる。異なるPLCのデータシンボルのバーストは、フレーム内で時分割多重化および周波数分割多重化される。
各PLCのペイロードを時間ならびに周波数にわたって分散することができるので、バーストTDM/FDM方式によりPLCの送信時間を増大させることができる。ただし、これにより時間ダイバーシチもより大きくなる。各PLCの送信時間は、より多くのサブバンドをそのPLCに割り振ることによって低減できる。バーストTDM/FDM方式では、リソース割振りのグラニュラリティは、パッキング効率とオーバーヘッドシグナリングとの間のトレードオフに基づいて選択できる。一般に、グラニュラリティが小さいほどパッキング効率はより良くなるが、各PLCに割り振られるリソースを示すためにより多くのオーバーヘッドシグナリングも必要となる。グラニュラリティが大きくなる場合、一般にその逆が真である。下記の説明では、バーストTDM/FDM方式を使用すると仮定する。
一態様では、Nusb個の使用可能なサブバンドを、使用可能なサブバンドのNgr個のグループに分割する。その場合、Ngr個のグループのうちの1つは、パイロットサブバンドを含むことができる。残りのグループについては、1つのグループ中のデータサブバンドの数によりリソース割振りのグラニュラリティが決定される。Nusb個の使用可能なサブバンドは、様々な方法でNgr個のグループに構成できる。1つのサブバンドグループ分け方式では、各グループは、Nspg個の連続する使用可能なサブバンドを含み、Nusb=Ngr・Nspgである。別のサブバンドグループ分け方式では、各グループは、Nusb個の使用可能なサブバンドにわたって擬似ランダムに分散されたNspg個の使用可能なサブバンドを含む。さらに別のサブバンドグループ分け方式では、各グループは、Nusb個の使用可能なサブバンドにわたって一様に離間されたNspg個の使用可能なサブバンドを含む。
図6に、バーストTDM/FDM方式に使用できるインターレースサブバンド構造600を示す。Nusb個の使用可能なサブバンドは、サブバンドグループ1〜Ngrと標示されたNgr個の独立したグループに構成される。Nusb個の使用可能なサブバンドの各々がただ1つのグループに属するという点で、Ngr個のサブバンドグループは独立である。各サブバンドグループは、グループ中の連続するサブバンドがNspサブバンドだけ離間されるようにNusb個の使用可能な全サブバンドにわたって一様に分散されたNspg個の使用可能なサブバンドを含む。一態様では、4000個の使用可能なサブバンド(Nusb=4000)が8つのグループに構成され(Ngr=8)、各グループは500個の使用可能なサブバンドを含み(Nspg=500)、各グループの使用可能なサブバンドは8つのサブバンドだけ離間される(Nsp=8)。各グループ中の使用可能なサブバンドは、したがって、他のNgr−1個のグループ中の使用可能なサブバンドとインターレースされる。各サブバンドグループは「インターレース」とも呼ばれる。
インターレースサブバンド構造は様々な利点を提供する。第1に、各グループがシステム帯域幅全体からの使用可能なサブバンドを含むので、より優れた周波数ダイバーシチが達成される。第2に、ワイヤレスデバイスは、完全(たとえば、4096ポイント)高速フーリエ変換(FFT)の代わりに「部分」(たとえば、512ポイント)FFTを実行することによって各サブバンドグループ上で送信されたデータシンボルを回復し、それによりワイヤレスデバイスによって消費される電力を低減することができる。部分FFTを実行するための技術は、2004年2月9日に出願された「Subband-Based Demodulator for an OFDM-based Communication System」と題する本願の譲受人に譲渡された米国特許出願第10/775,719号に記載されている。以下の説明では、図6に示すインターレースサブバンド構造を使用すると仮定する。
各PLCには、スーパーフレーム単位でリソースを割り振ることができる。各スーパーフレーム中の各PLCに割り振るべきリソースの量は、そのスーパーフレームのPLCのペイロードに依存する。PLCは、固定レートデータストリームまたは可変レートデータストリームを搬送することができる。一態様では、PLCによって搬送されるデータストリームのデータ転送速度が変化する場合でも各PLCに同じモードを使用する。これにより、データストリームのカバレージエリアがデータ転送速度にかかわらずほぼ一定のままであることが保証され、その結果、受信パフォーマンスはデータ転送速度に依存しなくなる。データストリームの可変レートの性質は、各スーパーフレーム中のPLCに割り振られるリソースの量を変化させることによって処理される。
図4に示すように、各アクティブPLCには時間周波数平面からのリソースが割り振られる。各アクティブPLCに割り振られるリソースは、「伝送スロット」(または単に「スロット」)を単位として与えることができる。1つのスロットは、(たとえば、500個の)データサブバンドの1つのグループ、または、等価的に、1つのシンボル期間中の変調シンボルの1つのグループに対応する。各シンボル期間中にはNgr個のスロットが利用可能であり、それらのスロットにスロットインデックス1〜Ngrを割り当てることができる。各スロットインデックスは、スロットインターレースマッピング方式に基づいて各シンボル期間中の1つのサブバンドグループにマッピングできる。1つまたは複数のスロットインデックスをFDMパイロットに使用し、残りのスロットインデックスをPLCに使用することができる。スロットインターレースマッピングは、FDMパイロットに使用されるサブバンドグループ(またはインターレース)が、各スロットインデックスに使用されるサブバンドグループに対して変化する距離を有するようにすることができる。これにより、PLCに使用されるすべてのスロットインデックスが同様のパフォーマンスを達成できるようになる。
上述の態様は4KのFFTサイズを仮定しているが、本開示の態様は、様々なFFTサイズのOFDMシステム中の複数のデータストリームを多重化し、送信することができることに留意されたい。4KのFFTサイズをもつOFDMシステムでは、スロットを形成する500個の変調シンボルのグループは1つのインターレースにマッピングされる。
しかしながら、スロットは、様々なFFTサイズにわたって固定であることに留意されたい。さらに、インターレースのサイズはアクティブサブバンドの数の1/8であり、スロットは、FFTサイズに基づいて部分インターレースかまたは(1つを含む)複数のインターレースのいずれかにマッピングされる。スロットに割り当てられた(1つまたは複数の)インターレースは、複数のOFDMシンボル期間中に存在することができる。たとえば、2KのFFTサイズでは、スロット(すなわち、500個の変調シンボル)は、2つの連続する2KのOFDMシンボルにわたる2つのインターレースにマッピングする。同様に、1KのFFTサイズでは、スロットは、4つの連続する1KのOFDMシンボルにわたる4つのインターレースにマッピングする。さらに、一例として、1K、2K、4K、および8KのFFTサイズの使用可能なサブバンドの数は、前記使用可能なサブバンドが、たとえば、ガードサブバンドを含まないことにより、それぞれ1000、2000、4000、および8000になる。すなわち、たとえば、1KのFFTサイズは1024個のサブバンドを含み、サブバンドのうちの24個をガードサブバンドとして使用することができる。ガードサブバンドの数は、たとえば、FFTサイズに比例して増加することができる。
8KのFFTサイズでは、スロットは、8KのOFDMシンボルの半分にわたるインターレースの半分にマッピングすることになる。FFTサイズにかかわらず、MAC時間ユニットは8つのスロットを備えることに留意されたい。以下の表に、1K、2K、4K、および8KのFFTサイズと、MAC時間ユニット当たりのそれぞれのOFDMシンボル数との間の関係、ならびにインターレース当たりのサブバンド数と、スロット当たりのインターレース数との間の関係を示す。
Figure 0005453285
したがって、MAC時間ユニットとOFDMシンボルとの間の関係、およびスロットとインターレースとの間の関係に依拠すると、本開示の態様により、OFDMシステムのFFTサイズにかかわらず、MAC時間ユニットおよびスロットにわたってMAC層多重化できることになる。物理層は、様々なFFTサイズについて、MAC時間ユニットおよびスロットをそれぞれOFDMシンボルおよびインターレースにマッピングする。
上記の例は1K、2K、4K、および8KのFFTサイズのみについて言及しているが、本開示はこれらの特定のFFTサイズに限定されず、特許請求の範囲に記載の発明の範囲から逸脱することなく他のFFTサイズを実装することができる。
各アクティブPLCには、スーパーフレーム中の少なくとも1つのスロットが割り振られる。各アクティブPLCにはまた、スーパーフレーム中の特定の(1つまたは複数の)スロットが割り当てられる。「割振り」プロセスは、各アクティブPLCにリソースの量または数量を与え、「割当て」プロセスは、各アクティブPLCにスーパーフレーム内の特定のリソースを与えるものである。明快のために、割振りおよび割当ては、別個のプロセスとして考えることができる。実際には、割振りは割当てに影響されることがあり、その逆も同様であるので、一般に割振りと割当ては一緒に実行される。いずれの場合も、割当ては以下の目的を達成するように実行できる。
1.各PLCの送信時間を最小限に抑えて、ワイヤレスデバイスがPLCを回復するためのオン時間および電力消費を低減する。
2.各PLCの時間ダイバーシチを最大化して、ロバストな受信パフォーマンスを与える。
3.各PLCを特定の最大ビットレート内に抑える。
4.ワイヤレスデバイスのバッファ要件を最小限に抑える。
最大ビットレートは、1つのPLC用の各OFDMシンボル中に送信できる情報ビットの最大数を示す。最大ビットレートは、一般に、ワイヤレスデバイスの復号機能およびバッファ機能によって設定される。各PLCを最大ビットレート内に抑えることにより、所定の復号機能およびバッファ機能を有するワイヤレスデバイスによってPLCを回復することができる。
上記の目的のいくつかは互いに矛盾する。たとえば、目的1と目的2は矛盾し、目的1と目的4が矛盾する。リソース割振り/割当て方式は、矛盾する目的間のバランスを達成しようと試み、優先順位の設定における柔軟性を可能にすることができる。
スーパーフレーム中の各アクティブPLCには、PLCのペイロードに基づいていくつかの数のスロットが割り振られる。異なるPLCには異なる数のスロットを割り振ることができる。各アクティブPLCに割り当てるべき特定のスロットは様々な方法で決定できる。いくつかの例示的なスロット割当て方式について以下で説明する。
図7Aに、第1のスロット割当て方式による、方形パターンでのPLCへのスロットの割当てを示す。各アクティブPLCには、2次元(2D)方形パターンに構成されたスロットが割り当てられる。方形パターンのサイズは、PLCに割り振られるスロット数によって決定される。方形パターンの垂直寸法(または高さ)は、最大ビットレートなどの様々なファクタによって決定される。方形パターンの水平寸法(または幅)は、割り振られるスロット数および垂直寸法によって決定される。
送信時間を最小限に抑えるために、最大ビットレートに準拠しながら、できるだけ多くのサブバンドグループをアクティブPLCに割り当てることができる。1つのOFDMシンボル中に送信できる最大数の情報ビットを様々なモードで符号化し、変調して様々な数のデータシンボルを得ることができ、次いでそれらのデータシンボルは、送信用に様々な数のデータサブバンドを必要とする。各PLCに使用できるデータサブバンドの最大数は、したがって、PLCに使用されるモードに依存する。
一態様では、各アクティブPLCの方形パターンは、(インデックス中で)連続するサブバンドグループと、連続するシンボル期間とを含む。このタイプの割当ては、方形パターンを指定するのに必要とされるオーバーヘッドシグナリングの量を低減させ、さらにPLCのスロット割当てをよりコンパクトにし、したがってフレーム内のPLCのパッキングを単純化する。方形パターンの周波数寸法は、方形パターンの開始サブバンドグループとサブバンドグループの総数とによって指定できる。方形パターンの時間寸法は、方形パターンの開始シンボル期間とシンボル期間の総数とによって指定である。各PLCの方形パターンは、したがって4つのパラメータで指定できる。
図7Aに示す例では、PLC1には、2×4方形パターン712の8つのスロットが割り当てられ、PLC2には、4×3方形パターン714の12個のスロットが割り当てられ、PLC3には、1×6方形パターン716の6つのスロットが割り当てられる。フレーム中の残りのスロットは、他のアクティブPLCに割り当てることができる。図7Aに示すように、異なるアクティブPLCに異なる方形パターンを使用することができる。パッキング効率を改善するために、アクティブPLCには、一度に1つのPLCずつ、各PLCに割り振られたスロットの数によって決定される順序でフレーム中のスロットを割り当てることができる。たとえば、フレーム中のスロットを、最初に最大数の割り振られたスロットをもつPLCに割り当て、次いで2番目に最も大きい数の割り振られたスロットをもつPLCに割り当てるなどし、最後に最小数の割り振られたスロットをもつPLCに割り当てることができる。スロットはまた、たとえば、PLCの優先順位、PLC間の関係など、他のファクタに基づいて割り当てることができる。
図7Bに、第2のスロット割当て方式による、「折曲状」または「ジグザグ」セグメントでのPLCへのスロットの割当てを示す。この方式では、フレームはNst個の「ストリップ」に分割される。各ストリップは、少なくとも1つのサブバンドグループをカバーし、さらにフレーム中のシンボル期間の最大数までの連続する数のシンボル期間にわたる。Nst個のストリップは、同じかまたは異なる数のサブバンドグループを含むことができる。アクティブPLCの各々は、様々なファクタに基づいてNst個のストリップのうちの1つにマッピングされる。たとえば、送信時間を最小限に抑えるために、各アクティブPLCは、そのPLCに許可された最大数のサブバンドグループをもつストリップにマッピングできる。
各ストリップのアクティブPLCにはストリップ中のスロットが割り当てられる。スロットは、特定の順序で、たとえば、垂直ジグザグパターンを使用してPLCに割り当てることができる。このジグザグパターンは、一度に1つのシンボル期間ずつ、シンボル期間1〜Nspfに対して、サブバンドグループインデックスが小から大となるようにスロットを選択する。図7Bに示す例では、ストリップ1はサブバンドグループ1〜3を含む。PLC1には、シンボル期間1中のサブバンドグループ1からシンボル期間4中のサブバンドグループ1までの10個のスロットを含むセグメント732が割り当てられる。PLC2には、シンボル期間4中のサブバンドグループ2からシンボル期間5中のサブバンドグループ2までの4個のスロットを含むセグメント734が割り当てられる。PLC3には、シンボル期間5中のサブバンドグループ3からシンボル期間7中のサブバンドグループ2までの6個のスロットを含むセグメント736が割り当てられる。ストリップ1中の残りのスロットは、このストリップにマッピングされた他のアクティブPLCに割り当てることができる。
第2のスロット割当て方式は、2次元(2D)ストリップ中のスロットのすべてを1次元(1D)ストリップに効果的にマッピングし、次いで1次元を使用して2Dスロット割当てを実行する。各アクティブPLCにはストリップ内のセグメントが割り当てられる。割り当てられるセグメントは、(開始サブバンドおよびシンボル期間によって与えられる)セグメントの開始、およびセグメントの長さという2つのパラメータによって指定できる。PLCがマッピングされた特定のストリップを示すのには追加のパラメータを使用する。一般に、各アクティブPLCに割り当てられたセグメントは、任意の数のスロットを含むことができる。ただし、セグメントサイズが(たとえば、2つまたは4つの)複数のスロットになるように制約される場合、割り当てられたセグメントを識別するのにオーバーヘッドシグナリングがより少ないことが必要とされる。
第2のスロット割当て方式は、単純な方法でスロットをアクティブPLCに割り当てることができる。また、ストリップ内のスロットを連続的にPLCに割り当てることができるので、各ストリップに対して緊密なパッキングを達成することができる。Nst個のストリップの垂直寸法は、スーパーフレーム中のすべてのアクティブPLCの形状と一致するように規定でき、それにより(1)PLCに許可された最大数のデータサブバンドを使用してできるだけ多くのPLCが送信され、(2)Nst個のストリップができるだけ完全にパッキングされるようになる。
図7Aおよび図7Bは2つの例示的なスロット割当て方式を示している。これらの方式により、各フレーム中にPLCを効率的にパッキングすることが可能になる。またこれらの方式により、各アクティブPLCに割り当てられた特定のスロットを示すのに必要とされるオーバーヘッドシグナリングの量が減少する。他のスロット割当て方式を使用することもでき、これは本開示の範囲内である。たとえば、スロット割当て方式によってフレームをストリップに分割し、フレームのアクティブPLCを利用可能なストリップにマッピングし、各ストリップのPLCにストリップ内の方形パターンを割り当てることができる。ストリップは、様々な高さ(すなわち、様々な数のサブバンドグループ)を有することができる。各ストリップのPLCに割り当てられる方形パターンは、ストリップの高さと同じ高さを有することができるが、PLCに割り振られたスロット数によって決定される異なる幅(すなわち、異なる数のシンボル期間)を有することができる。
簡単のために、図7Aおよび図7Bは個別のPLCへのスロットの割当てを示している。いくつかのサービスでは、複数のPLCがワイヤレスデバイスによって一緒に復号され、「ジョイント」PLCと呼ばれることがある。たとえば、複数のPLCが、単一のマルチメディアプログラムのビデオおよびオーディオ構成要素のために使用され、プログラムを回復するのに一緒に復号される場合、これがあてはまることがある。ジョイントPLCには、それらのペイロードに応じて、各スーパーフレーム中の同じかまたは異なる数のスロットを割り振ることができる。オン時間を最小限に抑えるために、ジョイントPLCには連続するシンボル期間中のスロットを割り当てることができ、それによってワイヤレスデバイスは、これらのPLCを受信するのにフレーム内で「ウェイクアップ」を複数回する必要がなくなる。
図7Cに、第1のスロット割当て方式に基づく2つのジョイントPLC1および2へのスロットの割当てを示す。第1の態様では、ジョイントPLCには、水平方向にすなわち並んで積み重ねられた方形パターンのスロットが割り当てられる。図7Cに示す例では、PLC1には、2×4方形パターン752の8つのスロットが割り振られ、PLC2には、パターン752のすぐ右に位置する、2×3方形パターン754の6つのスロットが割り振られる。この態様では、各PLCをできるだけ速やかに復号することが可能であり、それによりワイヤレスデバイスにおけるバッファ要件を低減することができる。
第2の態様では、ジョイントPLCには、垂直方向に積み重ねられた方形パターンのスロットが割り当てられる。図7Cに示す例では、PLC3には、2×4方形パターン762の8つのスロットが割り振られ、PLC4には、パターン762のすぐ上に位置する、2×3方形パターン764の6つのスロットが割り振られる。ジョイントPLCに使用されるサブバンドグループの総数は、これらのジョイントPLCが一括して最大ビットレートに準拠するようにすることができる。第2の態様では、ワイヤレスデバイスは、復号のための準備ができるまで、ジョイントPLC用の受信データシンボルを別々のバッファに格納することができる。第2の態様は、第1の態様に対してジョイントPLCのオン時間を低減することができる。
一般に、任意の数のPLCを一緒に復号することができる。ジョイントPLCの方形パターンは、同じまたは異なる数のサブバンドグループにわたり、その数は最大ビットレートによって制約することができる。方形パターンはまた、同じまたは異なる数のシンボル期間にわたることができる。ジョイントPLCの一部のセットの方形パターンは水平方向に積み重ねることができ、ジョイントPLCの他のセットの方形パターンは垂直方向に積み重ねることができる。
ジョイントPLCにはジグザグのセグメントを割り当てることもできる。一態様では、一緒に復号すべき複数のPLCには同じストリップ中の連続するセグメントが割り当てられる。別の態様では、複数のPLCには異なるストリップ中のセグメントが割り当てられ、これらのPLCを回復するためのオン時間を小さくするためにセグメントは可能な限り時間的に重複する。
概して、各データストリームは様々な方法で符号化できる。一態様では、各データストリームは、外部コードと内部コードからなる連結コードを用いて符号化される。外部コードは、リードソロモン(RS)コードなどのブロックコード、または何らかの他のコードとすることができる。内部コードは、ターボコード(たとえば、並列連結畳み込み符号(PCCC)、または直列連結畳み込み符号(SCCC))、畳み込み符号、低密度パリティチェック(LDPC)コード、または何らかの他のコードとすることができる。
図8に、リードソロモンコードを使用した例示的な外部コーディング方式を示す。PLCのデータストリームはデータパケットに分割される。一態様では、各データパケットは所定数(L)の情報ビットを含む。特定の例として、各データパケットは976個の情報ビットを含むことができる。他のパケットサイズおよびフォーマットを使用することもできる。データストリームのデータパケットは、行当たり1パケットずつメモリ行に書き込まれる。K個のデータパケットがK個の行に書き込まれた後、列方向に一度に1列ずつブロックコーディングを実行する。一態様では、各列は、Kバイトを含み(行当たり1バイト)、(N,K)リードソロモンコードを用いて符号化されて、Nバイトを含む対応するコードワードを生成する。コードワードの最初のKバイトは(システマティックバイトとも呼ばれる)データバイトであり、最後のN−Kバイトは(ワイヤレスデバイスによって誤り訂正のために使用できる)パリティバイトである。リードソロモンコーディングによりコードワードごとにN−K個のパリティバイトが生成され、それらのパリティバイトは、K個のデータ行の後のメモリ行K+1〜Nに書き込まれる。RSブロックは、K個のデータ行と、N−K個のパリティ行とを含む。一態様では、N=16であり、Kは、設定可能なパラメータ、たとえば、K∈{12,14,16}である。K=Nのとき、リードソロモンコードは使用不能になる。次いで、RSブロックの各データパケット(または行)と後続の(たとえば、8個の)ゼロ(テール)ビットの付加にCRC値(たとえば、16ビット長)を追加して、内部符号器を既知の状態に再設定する。得られたより長い(たとえば、1000ビットの)パケットは、その後、内部コードによって符号化されて、対応する内部コード化パケットを生成する。コードブロックは、RSブロックのN個の行に対してN個の外部コード化パケットを含み、各外部コード化パケットは、データパケットまたはパリティパケットとすることができる。N=16の場合、コードブロックは4つのサブブロックに分割され、各サブブロックは4つの外部コード化パケットを含む。
一態様では、各データストリームは、階層化コーディングを用いてまたは用いないで送信でき、ただしこの文脈での「コーディング」という用語は、送信機におけるソース符号化ではなくチャネル符号化を指す。データストリームは、基本ストリームおよび拡張ストリームと呼ばれる、2つのサブストリームからなることができる。一態様では、基本ストリームは、基地局のカバレージエリア内のすべてのワイヤレスデバイスに送信される情報を搬送することができる。拡張ストリームは、より良いチャネル状態を観測しているワイヤレスデバイスに送信される追加の情報を搬送することができる。階層化コーディングでは、基本ストリームは、第1のモードに従って符号化し、変調されて第1の変調シンボルストリームを生成し、拡張ストリームは、第2のモードに従って符号化し、変調されて第2の変調シンボルストリームを生成する。第1のモードおよび第2のモードは、同じでも、異なってもよい。次いで2つの変調シンボルストリームを組み合わせて、1つのデータシンボルストリームを得る。
表1に、本システムによってサポートできる8つのモードの例示的なセットを示す。mはモードを示すとし、ただし、m=1,2,...,8である。各モードは、特定の変調方式(たとえば、QPSKまたは16−QAM)、および特定の内部コードレートRin(m)(たとえば、1/3、1/2、または2/3)に関連する。最初の5つのモードは、基本ストリームのみを用いる「正則」コーディングに関し、最後の3つのモードは、基本ストリームと拡張ストリームとを用いる階層化コーディングに関する。簡単のために、各階層化コーディングモードの基本ストリームと拡張ストリームの両方に同じ変調方式および内部コードレートを使用する。
Figure 0005453285
表1はまた、各モードの様々な送信パラメータを示す。表1の第4列は、各モードで1パケットを送信するのに必要とされるスロット数を示し、各モードは、約1000個の情報ビットというパケットサイズと、スロット当たり500個のデータサブバンドとを仮定している。第5列は、各モードで4パケットの1サブブロックを送信するのに必要とされるスロット数を示す。モードのすべてについて様々な数のサブバンドグループをPLCに使用することができる。より多くのサブバンドグループを使用すると、送信時間がより短くなるが、時間ダイバーシチもより小さくなる。
モード1の一例として、K個のデータパケットをもつ1つのデータブロックを符号化して16個のコード化パケットを生成することができる。各データパケットは1000個の情報ビットを含む。モード1はコードレートRin(1)=1/3を使用するので、各コード化パケットは、3000個のコードビットを含み、データシンボル当たり2つのコードビットを搬送可能なQPSKを使用して1500個のデータサブバンド(すなわち、3つのサブバンドグループ)上で送信できる。各サブブロックの4つのコード化パケットは、12個のスロット中に送信できる。各サブブロックは、たとえば、寸法4×3、3×4、2×6、または1×12の方形パターン中で送信でき、寸法P×Q中の第1の値Pはサブバンドグループの数に関し、第2の値Qは方形パターンのシンボル期間の数に関する。
表1は、例示的な設計を示し、サブバンドの割振りおよび割当てに影響を及ぼす可能性がある様々なパラメータを示すために与えるものである。一般に、本システムは任意の数のモードをサポートし、各モードは、異なるコーディングおよび変調方式に対応することができる。たとえば、各モードは、変調方式と内部コードレートの異なる組合せに対応することができる。ワイヤレスデバイスの設計を単純にするために、本システムは、(たとえば、1/3または1/5の基本コードレートをもつ)単一の内部コードを利用し、内部コードによって生成されたコードビットの一部をパンクチャリングまたは削除することによって異なるコードレートを達成することができる。ただし、本システムは複数の内部コードを利用することもできる。各モードでのサブバンドグループの最大許容数は異なってよく、場合によっては最大ビットレートに基づくことができる。
一般に、各スーパーフレーム中のアクティブPLC上で1つまたは複数のデータブロックを送信することができる。スーパーフレーム当たりに送信すべきデータブロックの数は、PLC上で送信されるデータストリームのデータ転送速度に依存する。フレーム当たりにPLCに割り振られるスロットの数(Nslot)は、スーパーフレーム中のPLC上で送信されるデータブロックの数(Nbl)に、1つのサブブロックに必要とされるスロットの数をかけたものに等しく、すなわち、Nslot=Nbl・Nsps(m)であり、ただし、Nsps(m)は、PLCに使用されるモードに依存する。PLCが、(高レートデータストリーム用の)1つのスーパーフレーム中で多数のデータブロックを搬送する場合、PLCの送信時間を最小限に抑えるためにできるだけ多くのサブバンドグループを使用することが望ましい。たとえば、PLCが、1つのスーパーフレーム中で16個のデータブロックを搬送する場合、モード1を使用したフレーム当たりの送信時間は、1つのサブバンドグループを使用する192=16・12個のシンボル期間(これは、フレーム持続時間の65%である)と、4つのサブバンドグループを使用するわずか48=192/4個のシンボル期間(これは、フレーム持続時間の16.25%である)とである。したがって、より多くのサブバンドグループを使用することによってPLCの送信時間を大幅に短縮することができる。
図9Aに、1つのサブバンドグループを使用する1つのコードブロック(Nbl=1)に対するスーパーフレーム中のスロットの割当てを示し、これは、1つのサブブロックに対するフレーム中のスロットの割当てに相当する。上述の態様では、各サブブロックは、図9Aに1、2、3、および4と標示された4つのパケットを含む。各パケットは、表1のモード1〜5の各々について、異なる数のスロット中に送信される。1つのサブブロックの4つのパケット1〜4は、1つのサブバンドグループ上で、モード1では12個のシンボル期間、モード2では8つのシンボル期間、モード3では6つのシンボル期間、モード4では4つのシンボル期間、およびモード5では3つのシンボル期間中に送信できる。モード3および5では、2つのパケットが、同じスロットを共有することができる。パケット全体が受信されるとすぐに、各パケットを復号することができる。
図9Bに、それぞれ、モードm=1の4、4、3、2、および1のサブバンドグループ、および2、3、4、および5を使用する1つのコードブロック(Nbl=1)のスーパーフレーム中のスロットの割当てを示す。1つのサブブロック中の4つのパケットは、モード1では4×3方形パターン932、モード2では4×2方形パターン934、モード3では3×2方形パターン936、モード4では2×2方形パターン938、およびモード5では1×4方形パターン940中で送信される。
一態様では、1つのサブブロック中の4つのパケットは、図9Bに示すような方形パターン内の垂直ジグザグパターン942で送信される。この態様では、各パケットはできるだけ少数のシンボル期間中に送信され、任意の所与のシンボル期間中に1つの部分パケットしかないので、バッファ要件が低減する。別の態様では、4つのパケットは水平ジグザグパターン944で送信される。この態様では、各パケットはできるだけ多くのシンボル期間にわたって送信されるので、時間ダイバーシチがより大きくなる。ただし、水平ジグザグパターンを使用する場合、同じシンボル期間中に2つまでのパケットを完全に受信することができるので、最大ビットレートにより、使用できるサブバンドグループの数が制限されるかまたは追加のバッファリングが必要となることがある。
図9Cに、4つのサブバンドグループを使用する6つのコードブロック(Nbl=6)に対するスーパーフレーム中のスロットの割当てを示す。この例では、PLCに対してモード2が使用され、各パケットは、2つのスロット中に送信され、24個のパケットが、6つのコードブロックの各フレーム中で送信され、PLCには、フレームごとに4×12方形パターン952の48個のスロットが割り振られる。24個のパケットを方形パターン952内で様々な方法で送信することができる。
図9Cに示す第1の態様では、パケットは、6つのコードブロックをサイクルすることによって方形パターンで送信される。6つのコードブロックにわたる各サイクルでは、各コードブロックから1つのパケットが選択され、6つのコードブロックの6つのパケットが垂直ジグザグパターンを使用して送信される。コードブロックの6つのパケット1はボックス954a中で送信され、コードブロックの6つのパケット2はボックス954b中で送信され、コードブロックの6つのパケット3はボックス954c中で送信され、コードブロックの6つのパケット4はボックス954d中で送信される。i番目のコードブロックのj番目のパケットは、図9CではBi Pjと標示している。
第1の態様では、コードブロックの4つのパケットがより多くのシンボル期間にわたって送信されるので、各コードブロック全体にわたるより大きい時間ダイバーシチが与えられる。1つのシンボル期間中に送信されるパケットは、相関のある消去を受ける可能性ある。たとえば、シンボル期間中のディープフェードにより、そのシンボル期間中に送信されたすべてのパケットが誤って復号されることが起こることがある。異なるコードブロックからのパケットを同じシンボル期間中に送信することによって、複数のコードブロックにわたって相関のある(パケット)消去が分散される。これにより、これらの消去を訂正するブロック復号器の能力が強化される。第1の態様はまた、時間的にできるだけ離れるように各コードブロックの4つのパケットを離間させ、それによりコードブロックにわたる時間ダイバーシチが改善する。たとえば、コードブロック1の4つのパケットは、シンボル期間1、4、7、および10中に送信され、3つのシンボル期間だけ離間される。また第1の態様では、各パケットはできるだけ少数のシンボル期間にわたって送信されるので、バッファ要件が低減する。
図に示してない第2の態様では、第1の態様と同様に、Nbl個のコードブロックをサイクルすることによってパケットを選択するが、各サイクルのNbl個のパケットは、ボックス954内の水平ジグザグパターンを使用して送信される。この態様では、各パケット全体にわたるより大きい時間ダイバーシチを与えることができる。第3の態様では、最初に1つのコードブロックの4つのパケットが送信され、次に別のコードブロックの4つのパケットが送信されなどする。この態様では、一部のコードブロックを早く回復できるようになる。このようにして、様々な方法で複数のコードブロックをPLC上で送信することができる。
上記のように、複数のPLCを一緒に復号するように意図できる。ジョイントPLCの各々は、PLC上で送信されるデータストリームのデータ転送速度に応じてスーパーフレーム当たり任意の数のコードブロックを搬送することができる。ジョイントPLCに使用すべきサブバンドグループの総数は最大ビットレートによって制限できる。
図9Dに、水平方向に積み重ねられた方形パターンを使用する2つのジョイントPLCへのスーパーフレーム中のスロットの割当てを示す。この例では、PLC1は、(たとえば、ビデオストリーム用に)モード4を使用して2つのコードブロックを搬送し、8つのパケットが各フレームの8つのスロット中に送信される。PLC2は、(たとえば、オーディオストリーム用に)モード2を使用して1つのコードブロックを搬送し、4つのパケットが各フレームの8つのスロット中に送信される。PLC1の8つのパケットは、図9Cで上述したように、2つのコードブロックをサイクルし垂直ジグザグパターンを使用することによって、2×4方形パターン962中で送信される。PLC2の4つのパケットは、垂直ジグザグパターンを使用して2×4方形パターン964中で送信される。パターン964はパターン962の右側に積み重ねられる。
図9Eに、垂直方向に積み重ねられた方形パターンを使用する2つのジョイントPLCへのスーパーフレーム中のスロットの割当てを示す。PLC1の8つのパケットは、2つのコードブロックをサイクルし垂直ジグザグパターンを使用することによって、1×8方形パターン972中で送信されるが、1つのサブバンドグループのみを用いる。PLC2の4つのパケットは、垂直ジグザグパターンを使用して2×4方形パターン974中で送信される。パターン974はパターン972の上に積み重ねられる。PLC1の1×8方形パターンを使用することにより、最大ビットレートによって課された制限であることがある、2つのパケットのみが各シンボル期間中に送信されるようになる。最大ビットレートが許容するのであれば、PLC1とPLC2の両方の総送信時間を低減するために、PLC1に2×4方形パターンを使用することができる。
図9Dおよび図9Eに示す例は、任意の数のジョイントPLC、各PLC用の任意の数のコードブロック、および各PLC用の任意のモードをカバーするように拡張できる。最大ビットレートに準拠しながらジョイントPLCの総送信時間が最小限に抑えられるようにスロットをこれらのPLCに割り当てることができる。
図8に示す外部コーディング方式では、各コードブロックの最初のK個のパケットはデータに関し、最後のN−K個のパケットはパリティビットに関する。各パケットはCRC値を含むので、ワイヤレスデバイスは、受信されたパケットの情報ビットを使用してCRC値を再計算し、その再計算されたCRC値を受信されたCRC値と比較することによって、各パケットが正しく復号されたかまたは誤って復号されたかを判断することができる。各コードブロックについて、最初のK個のパケットが正しく復号された場合、ワイヤレスデバイスは最後のN−K個のパケットを処理する必要がない。たとえば、N=16、K=12、およびコードブロックの最後の4つのパケットが第4のフレーム中で送信される場合、最初の3つのフレーム中で送信された12個のデータパケットが正しく復号されたならば、ワイヤレスデバイスは最後のフレーム中でウェイクアップする必要がない。さらに、N−K個までの誤って(内部)復号されたパケットのどんな組合せでもリードソロモン復号器によって訂正することができる。
明快のために、上記の説明は、外部コードと内部コードとからなる連結コーディング方式に基づき、表1に与えたパラメータに関する。本システムには他のコーディング方式を使用することもできる。さらに、本システムには、同じまたは異なるパラメータを使用することができる。サブバンド割振りおよび割当ては、本明細書で説明する技術を使用し、本システムに適用できる特定のコーディング方式およびパラメータに従って実行できる。
図10に、本明細書で説明する多重化および送信技術を使用して複数のデータストリームをブロードキャストするためのプロセス1000のフロー図を示す。プロセス1000は、スーパーフレームごとに実行できる。
最初に、現在のスーパーフレームのアクティブPLCを識別する(ブロック1012)。各アクティブPLCについて、PLC用に選択された外部コード(およびレート)に従って少なくとも1つのデータブロックを処理して、各データブロックに1コードブロックずつ、少なくとも1つのコードブロックを得る(ブロック1014)。現在のスーパーフレームに対するPLCのペイロードに基づいて各アクティブPLCに特定の数の送信ユニットを割り振る(ブロック1016)。概して、現在のスーパーフレーム中の送信ユニットは、任意のレベルのグラニュラリティを用いてアクティブPLCに割り振りできる。たとえば、送信ユニットをスロット中のアクティブPLCに割り振ることができ、各スロットは500個の送信ユニットを含む。次いで現在のスーパーフレームの各フレーム中の特定の送信ユニットを各アクティブPLCに割り当てる(ブロック1018)。ブロック1016が、各アクティブPLCに割り振られるリソース量を決定する。ブロック1018は、各アクティブPLCに特定のリソース割振りを行い、割当て方式に基づいて実行できる。ブロック1018では、たとえば、方形パターンを割り当てる方式、またはストリップ内のジグザグセグメントを割り当てる方式を使用することができる。割振りは、割当てによって達成されるパッキング効率に依存するので、送信ユニットの割振りと割当てを一緒に実行することもできる。
各アクティブPLCの各コードブロックを、各フレームに1サブブロックずつ、複数のサブブロックに分割する(ブロック1020)。次いで、各サブブロック中の各パケットを内部コードによって符号化し、変調シンボルにマッピングする(ブロック1022)。各PLC用に使用される内部コードレートおよび変調方式は、そのPLCに選択されたモードによって決定される。次いで、各コードブロックの複数のサブブロックを現在のスーパーフレームの複数のフレーム中で送信して、時間ダイバーシチを達成する。現在のスーパーフレームの各フレームについて、各アクティブPLCのそのフレーム中で送信すべき(1つまたは複数の)サブブロック中のデータシンボルを、PLCに割り当てられた送信ユニットにマッピングする(ブロック1024)。次いで、(1)アクティブPLCのすべてについての多重化データシンボルと、(2)パイロット、オーバーヘッド、およびガードシンボルとを用いて合成シンボルストリームを形成する(ブロック1026)。合成シンボルストリームをさらに処理し(たとえば、OFDM変調し、調整し)、システム中のワイヤレスデバイスにブロードキャストする。
本明細書で説明する多重化および送信技術により、各スーパーフレーム中で送信された複数のデータストリームが、ワイヤレスデバイスによって独立して回復できるようになる。注目する所与のデータストリームは、(1)すべてのサブバンド上で、またはデータストリームに使用されるサブバンド上のみでOFDM復調を実行し、(2)データストリームの検出データシンボルを多重分離し、(3)データストリームの検出データシンボルを復号することによって回復できる。所望のデータストリームを受信するために、他のデータストリームを、完全にはまたは部分的には復号する必要がない。使用するように選択された割振りおよび割当て方式に応じて、ワイヤレスデバイスは、注目するデータストリームを回復するために別のデータストリームの部分復調および/または部分復号を実行することができる。たとえば、複数のデータストリームが、同じOFDMシンボルを共有する場合、選択されたデータストリームの復調により、選択されていないデータストリームの部分復調がもたらされる。
図11に、システム100の基地局のうちの1つである基地局110xのブロック図を示す。基地局110xでは、送信(TX)データプロセッサ1110が、1つまたは複数のデータソース1108から、たとえば、各サービスが1つまたは複数のPLC中で搬送できる様々なサービスの複数のデータソースから、({d}〜
Figure 0005453285
と示された)複数(Nplc個)のデータストリームを受信する。TXデータプロセッサ1110は、そのストリーム用に選択されたモードに従って各データストリームを処理して、対応するデータシンボルストリームを生成し、({s}〜
Figure 0005453285
と示された)Nplc個のデータシンボルストリームをシンボルマルチプレクサ(Mux)/チャネライザ1120に供給する。TXデータプロセッサ1110はまた、コントローラ1140から({d}と示された)オーバーヘッドデータを受信し、オーバーヘッドデータに使用されたモードに従ってオーバーヘッドデータを処理し、({s}と示された)オーバーヘッドシンボルストリームをチャネライザ1120に供給する。オーバーヘッドシンボルはオーバーヘッドデータの変調シンボルである。
チャネライザ1120は、Nplc個のデータシンボルストリーム中のデータシンボルを、それらの割り当てられた送信ユニット上に多重化する。チャネライザ1120はまた、パイロットサブバンド上にパイロットシンボルを、およびガードサブバンド上にガードシンボルを提供する。チャネライザ1120はさらに、各スーパーフレームにおいて先行しているパイロットおよびオーバーヘッドセクション中にパイロットシンボルおよびオーバーヘッドシンボルを多重化する(図2参照)。チャネライザ1120は、適切なサブバンドおよびシンボル期間上でデータ、オーバーヘッド、パイロット、およびガードシンボルを搬送する({s}と示された)合成シンボルストリームを供給する。OFDM変調器1130は、合成シンボルストリームに対してOFDM変調を実行し、OFDMシンボルのストリームを送信機ユニット(TMTR)1132に供給する。送信機ユニット1132は、OFDMシンボルストリームを調整し(たとえば、アナログ変換、フィルタ処理、増幅、および周波数アップコンバートし)、変調信号を生成し、次いでその変調信号をアンテナ1134から送信する。
図12に、システム100のワイヤレスデバイスのうちの1つであるワイヤレスデバイス120xのブロック図を示す。ワイヤレスデバイス120xでは、アンテナ1212が、基地局110xによって送信された変調信号を受信し、受信信号を受信機ユニット(RCVR)1214に供給する。受信機ユニット1214は、受信信号を調整し、デジタル化し、処理し、サンプルストリームをOFDM復調器1220に供給する。OFDM復調器1220は、サンプルストリームに対してOFDM復調を実行し、(1)受信パイロットシンボルをチャネル推定器1222に、および(2)受信データシンボルおよび受信オーバーヘッドシンボルを検出器1230に供給する。チャネル推定器1222は、受信パイロットシンボルに基づいて基地局110xとワイヤレスデバイス120xとの間の無線リンクのチャネル応答推定を導出する。検出器1230は、チャネル応答推定を用いて受信データおよびオーバーヘッドシンボルに対して検出(たとえば、均一化またはマッチドフィルタリング)を実行する。検出器1230は、それぞれ送信データおよびオーバーヘッドシンボルの推定である「検出された」データおよびオーバーヘッドシンボルをシンボルデマルチプレクサ(Demux)/デチャネライザ1240に供給する。検出されたデータ/オーバーヘッドシンボルは、データ/オーバーヘッドシンボルを形成するのに使用されたコードビットの対数尤度比(LLR)によって、または他の表現によって表すことができる。チャネル推定器1222はまた、タイミングおよび周波数情報をOFDM復調器1220に供給することができる。
コントローラ1260は、回復すべき1つまたは複数の特定のデータストリーム/PLCの指示(たとえば、ユーザ選択)を得る。コントローラ1260は、次いで、選択された各PLCのリソース割振りおよび割当てを判断する。ワイヤレスデバイス120xが初めて信号を取得した(たとえば、初期取得の)場合、受信(RX)データプロセッサ1250によって復号されたオーバーヘッドOFDMシンボルからシグナリング情報を得る。ワイヤレスデバイス120xがスーパーフレーム中のデータブロックを首尾よく受信した場合、シグナリング情報は、各スーパーフレーム中で送信された少なくとも1つのデータブロックの一部である埋込みオーバーヘッドシグナリングを通して得ることができる。この埋込みオーバーヘッドシグナリングは、次のスーパーフレームにおける対応するデータストリーム/PLCの割振りおよび割当てを示す。コントローラ1260は、MUX_RX制御をデチャネライザ1240に与える。デチャネライザ1240は、MUX_RX制御に基づいて各シンボル期間の検出データまたはオーバーヘッドシンボルの逆多重化を実行し、それぞれ1つまたは複数の検出データシンボルストリームまたは検出オーバーヘッドシンボルストリームをRXデータプロセッサ1250に供給する。オーバーヘッドOFDMシンボルの場合、RXデータプロセッサ1250は、オーバーヘッドシグナリングに使用されたモードに従って検出オーバーヘッドシンボルストリームを処理し、復号されたオーバーヘッドシグナリングをコントローラ1260に供給する。(1つまたは複数の)データシンボルストリームの場合、RXデータプロセッサ1250は、そのストリーム用に使用されたモードに従って注目する各検出データシンボルストリームを処理し、対応する復号データストリームをデータシンク1252に供給する。一般に、ワイヤレスデバイス120xにおける処理は基地局110xにおける処理を補足する。
コントローラ1140および1260は、それぞれ基地局110xおよびワイヤレスデバイス120xにおける動作を指示する。メモリ1142および1262は、それぞれコントローラ1140および1260によって使用されるプログラムコードおよびデータの記憶域を提供する。コントローラ1140および/またはスケジューラ1144は、アクティブPLCにリソースを割り振り、さらに各アクティブPLCに送信ユニットを割り当てる。
図13に、基地局110xにおけるTXデータプロセッサ1110と、チャネライザ1120と、OFDM変調器1130との一態様のブロック図を示す。TXデータプロセッサ1110は、Nplc個のデータストリーム用のNplc個のTXデータストリームプロセッサ1310aおよび1310pと、オーバーヘッドデータ用のデータストリームプロセッサ1310qとを含む。各TXデータストリームプロセッサ1310は、それぞれのデータストリーム{d}を独立して符号化し、インターリーブし、変調して、対応するデータシンボルストリーム{s}を生成する。
図14に、図13のTXデータストリームプロセッサ1310の各々に対して使用できるTXデータストリームプロセッサ1310iのブロック図を示す。TXデータストリームプロセッサ1310iは、1つのPLCに対して1つのデータストリームを処理する。データストリームプロセッサ1310iは、基本ストリームプロセッサ1410aと、拡張ストリームプロセッサ1410bと、ビットシンボルマッピングユニット1430とを含む。プロセッサ1410aはPLCの基本ストリームを処理し、プロセッサ1410bはPLCの拡張ストリーム(もしあれば)を処理する。
基本ストリームプロセッサ1410a内では、外部符号器1412aが、たとえば、リードソロモンコードに従って、基本ストリームデータの各データブロックを符号化してRSコードブロックを生成する。RSコードブロックはN個の外部コード化パケットからなる。符号器1412aはまた、各外部コード化パケットにCRC値を追加する。このCRC値は、ワイヤレスデバイスが誤り検出するために(すなわち、パケットが正しく復号されたかまたは誤って復号されたかを判断するために)使用できる。外部インターリーバ1414aは、各コードブロックをサブブロックに分割し、各フレーム中で送信される様々なサブブロックの中のパケットをインターリーブし(すなわち、再順序付けし)、スーパーフレームの様々なフレーム中で送信されるサブブロックをバッファする。次いで内部符号器1416aが、たとえば、ターボコードに従って、サブブロックの各外部コード化パケットを符号化して内部コード化パケットを生成する。内部ビットインターリーバ1418aは、各内部コード化パケット内のビットをインターリーブして、対応するインターリーブされたパケットを生成する。外部符号器1412aおよび内部符号器1416aによる符号化により基本ストリームの送信の信頼性が高められる。外部インターリーバ1414aおよび内部インターリーバ1418aによるインターリービングにより、それぞれ時間ダイバーシチおよび周波数ダイバーシチが基本ストリーム送信に与えられる。スクランブラ1420aは、PN系列を用いて、符号化されビットインターリーブされた各パケット中のビットをランダム化し、スクランブルされたビットをマッピングユニット1430に供給する。
拡張ストリームプロセッサ1410bは、PLCの拡張ストリーム(もしあれば)に対して同様に処理を実行する。プロセッサ1410bは、プロセッサ1410aに使用されるのと同じ内部コード、外部コード、および変調方式を使用しても、または異なる内部コード、外部コード、および変調方式を使用してもよい。プロセッサ1410bは、拡張ストリームのスクランブルされたビットをマッピングユニット1430に供給する。
マッピングユニット1430は、基本ストリームおよび拡張ストリームのスクランブルされたビットと、基本ストリームの利得Gbsと、拡張ストリームの利得Gesとを受信する。利得GbsおよびGesにより、それぞれ基本ストリームおよび拡張ストリームに使用するための送信電力量が判断される。基本ストリームおよび拡張ストリームを異なる電力レベルで送信することによって、これらのストリームに対して異なるカバレージエリアを達成することができる。マッピングユニット1430は、選択されたマッピング方式ならびに利得GbsおよびGesに基づいて、受信したスクランブルされたビットをデータシンボルにマッピングする。シンボルマッピングは、(1)スクランブルされたBビットのセットをグループ化してBビット2進値を形成し(ただし、B≧1)、(2)各Bビット2進値を、選択された変調方式の信号点配置(signal constellation)におけるポイントの複素数値であるデータシンボルにマッピングすることによって達成できる。階層化コーディングを使用しない場合、各データシンボルは、M−PSKまたはM−QAM(ただし、M=2)などの信号点配置におけるポイントに対応する。階層化コーディングを使用する場合、各データシンボルは複素信号点配置におけるポイントに対応し、この複素信号点配置は、2つの調整された信号点配置の重ね合わせによって形成されても、形成されなくてもよい。上述の態様では、基本ストリームおよび拡張ストリームは、各スーパーフレームについて同じ数のコードブロックを搬送する。基本ストリームおよび拡張ストリームのコードブロックは、図14に示すように同時に送信することも、またはTDMおよび/またはFDMを使用して送信することもできる。
再び図13を参照すると、チャネライザ1120は、Nplc個のデータシンボルストリームと、オーバーヘッドシンボルストリームと、パイロットシンボルと、ガードシンボルとを受信するマルチプレクサ1320を用いて実装される。マルチプレクサ1320は、コントローラ1140からのMUX_TX制御に基づいて適切なサブバンドおよびシンボル期間にデータシンボルと、オーバーヘッドシンボルと、パイロットシンボルと、ガードシンボルとを与え、合成シンボルストリーム{s}を出力する。変調シンボルをサブバンドグループに割り当てる際、変調シンボルを各サブバンドグループ内のサブバンドに擬似ランダム様式で割り当てることによって、さらなるレベルの(シンボル)インターリービングを実行することができる。サブバンドの割当てを単純化するために、上述のようにスロットをPLCに割り当てることができる。次いでスロットは、たとえば、あるシンボル期間から次のシンボル期間へと擬似ランダム様式で様々なサブバンドグループにマッピングできる。このスロットからサブバンドグループへのマッピングにより、特定のスロットインデックスに関連する変調シンボルが、異なるシンボル期間のパイロットサブバンドとは異なる距離を有することが保証され、それにより性能を改善することができる。
OFDM変調器1130は、逆高速フーリエ変換(IFFT)ユニット1330と、サイクリックプレフィックス発生器1332とを含む。各シンボル期間では、IFFTユニット1330が、Ntsb個の全サブバンドのNtsb個のシンボルの各セットを、NtsbポイントIFFTを用いて時間領域に変換して、Ntsb個の時間領域チップを含む「変換」シンボルを得る。周波数選択性フェージングによって生じるシンボル間干渉(ISI)を防止するために、サイクリックプレフィックス発生器1332は、各変換シンボルの一部を繰り返して、対応するOFDMシンボルを形成する。繰返し部分は、しばしばサイクリックプレフィックスまたはガードインターバルと呼ばれる。サイクリックプレフィックス発生器1332は、合成シンボルストリーム{s}の({c}と示された)データチップのストリームを与える。
本明細書で説明する多重化および送信技術は、様々な手段で実装できる。たとえば、これらの技術は、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組合せで実装できる。ハードウェア実装の場合、基地局において多重化および/または送信を実行するのに使用される処理ユニットは、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、本明細書で説明する機能を実行するように設計された他の電子ユニット、またはそれらの組合せの中で実装できる。ワイヤレスデバイスにおいて相補的な処理を実行するのに使用される処理ユニットは、1つまたは複数のASIC、DSPなどの中で実装することもできる。
ソフトウェア実装の場合、本明細書で説明する技術は、本明細書で説明する機能を実行するモジュール(たとえば、プロシージャ、関数など)を用いて実装できる。ソフトウェアコードは、メモリユニット(たとえば、図11のメモリユニット1142または1262)に格納し、プロセッサ(たとえば、コントローラ1140または1260)によって実行できる。メモリユニットは、プロセッサの内部またはプロセッサの外部に実装でき、その場合、当技術分野で知られているように様々な手段を介してプロセッサに通信可能に結合できる。
開示した態様の前述の説明は、当業者が本開示を実施または使用できるようにするために与えたものである。これらの態様への様々な変更は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義した一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の態様に適用できる。したがって、本開示は、本明細書で示した態様に限定されるものではなく、本明細書で開示した原理および新規特徴に一致する最も広い範囲を与えられるべきである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] 様々な量のサブバンドをもつワイヤレスマルチキャリア通信システムにおいてデータをブロードキャストおよびマルチキャストする方法であって、各データストリームに対して1つのデータシンボルストリームがある、複数のデータシンボルストリームを取得するために複数のデータストリームを処理することと、前記複数のデータストリームの各々に送信ユニットを割り振ることであって、各送信ユニットが、1つのシンボル期間の1つのサブバンドに対応し、1つのデータシンボルを送信するために使用可能である、割り振ることと、各データシンボルストリーム中のデータシンボルを前記対応するデータストリームに割り振られたそれぞれの送信ユニットにマッピングすることと、それぞれの割り振られた送信ユニットにマッピングされたデータシンボルを用いて前記複数のデータストリームの合成シンボルストリームを形成することと、を備え、受信機が、前記データストリームの前記合成シンボルストリーム中に含まれる前記データシンボルに基づいて、前記複数のデータストリームのいずれを独立して回復すべきかを判断する方法。
[C2] 前記マッピングすることは、X個の使用可能なサブバンドをもつシステムの場合、500個の使用可能なサブバンドを含むスロットを、4000/X個の連続するY個の直交周波数分割多重(OFDM)シンボルにわたる4000/X個のインターレースにマッピングすることを備える[C1]に記載の方法。
[C3] T個の全サブバンドが、ブロードキャストに使用される各シンボル期間にデータシンボルを送信するために使用可能であり、複数のデータストリームに割振り可能であり、T>1である[C1]に記載の方法。
[C4] 複数のデータストリームに、ブロードキャストおよびマルチキャストに使用される各シンボル期間にサブバンドの異なるグループが割り振られる[C3]に記載の方法。
[C5] 各グループ中の前記サブバンドが前記T個の全サブバンドにわたって分配され、各グループ中の前記サブバンドが、同じシンボル期間に他のグループ中の前記サブバンドとインターレースされる[C4]に記載の方法。
[C6] 各データストリームが、前記対応するデータシンボルストリームを取得するために、前記データストリームのために選択されたコーディングおよび変調方式を用いて独立して処理される[C1]に記載の方法。
[C7] 前記複数のデータストリームの各々が、前記データストリームのために選択された基本内部コードおよび内部コードレートを使用して独立して符号化される[C1]に記載の方法。
[C8] 送信ユニットが、前記データストリームの情報データ転送速度に基づいて各データストリームに割り振られる[C1]に記載の方法。
[C9] 送信ユニットが、所定の持続時間の各スーパーフレーム中で前記複数のデータストリームに割り振られる[C1]に記載の方法。
[C10] 前記マルチキャリア通信システムが直交周波数分割多重(OFDM)を利用する[C1]に記載の方法。
[C11] 回復のために少なくとも1つのデータストリームを選択することと、各選択されたデータストリームに使用される前記送信ユニットを決定することと、各選択されたデータストリームの検出されたデータシンボルを前記受信機によって取得することであって、各検出されたデータシンボルが、送信機によってブロードキャストされた対応するデータシンボルの推定値である、取得することと、前記選択されたデータストリームの検出されたデータシンボルストリーム上で各選択されたデータストリームに使用される送信ユニットからの検出されたデータシンボルを復調することであって、少なくとも1つの検出されたデータシンボルストリームが、回復のために選択された前記少なくとも1つのデータストリームのために取得される、復調することと、対応する復号データストリームを取得するために、前記少なくとも1つの検出されたデータシンボルストリームの各々を処理することとをさらに備える[C1]に記載の方法。
[C12] 様々な量のサブバンドを使用するワイヤレスマルチキャリアブロードキャスト通信システムにおける装置であって、各データストリームに対して1つのデータシンボルストリームがある、複数のデータシンボルストリームを取得するために複数のデータストリームを処理するように動作可能なデータプロセッサと、前記複数のデータストリームの各々に送信ユニットを割り振るように動作可能なコントローラであって、各送信ユニットが、1つのシンボル期間の1つのサブバンドに対応し、1つのデータシンボルを送信するために使用可能である、コントローラと、各データシンボルストリーム中のデータシンボルを前記対応するデータストリームに割り振られたそれぞれの送信ユニットにマッピングし、前記複数のデータストリームのために、それぞれの割り振られた送信ユニットにマッピングされたデータシンボルを用いて合成シンボルストリームを形成するように動作可能なマルチプレクサと、を備え、受信機が、前記データストリームの前記合成シンボルストリーム中に含まれる前記データシンボルに基づいて、前記複数のデータストリームのいずれを独立して回復すべきかを判断する装置。
[C13] 前記マルチプレクサが、X個の使用可能なサブバンドをもつシステムの場合、500個の使用可能なサブバンドを含むスロットを、4000/X個の連続するY個の直交周波数分割多重(OFDM)シンボルにわたる4000/X個のインターレースにマッピングするようにさらに動作可能な[C12]に記載の装置。
[C14] T個の全サブバンドが、ブロードキャストに使用される各シンボル期間にデータシンボルを送信するために使用可能であり、複数のデータストリームに割振り可能であり、T>1である[C12]に記載の装置。
[C15] 複数のデータストリームに、ブロードキャストおよびマルチキャストに使用される各シンボル期間にサブバンドの異なるグループが割り振られる[C14]に記載の装置。
[C16] 各グループ中の前記サブバンドが前記T個の全サブバンドにわたって分配され、各グループ中の前記サブバンドが、同じシンボル期間に他のグループ中の前記サブバンドとインターレースされる[C15]に記載の装置。
[C17] 各データストリームが、前記対応するデータシンボルストリームを取得するために、前記データストリームのために選択されたコーディングおよび変調方式を用いて独立して処理される[C12]に記載の装置。
[C18] 前記複数のデータストリームの各々が、前記データストリームのために選択された基本内部コードおよび内部コードレートを使用して独立して符号化される[C12]に記載の装置。
[C19] 送信ユニットが、前記データストリームの情報データ転送速度に基づいて各データストリームに割り振られる[C12]に記載の装置。
[C20] 送信ユニットが、所定の持続時間の各スーパーフレーム中で前記複数のデータストリームに割り振られる[C12]に記載の装置。
[C21] 前記マルチキャリア通信システムが直交周波数分割多重(OFDM)を利用する[C12]に記載の装置。
[C22] 前記受信機が、回復のために少なくとも1つのデータストリームを選択し、各選択されたデータストリームに使用される前記送信ユニットを決定し、各選択されたデータストリームの検出されたデータシンボルを取得し、各検出されたデータシンボルが、送信機によってブロードキャストされた対応するデータシンボルの推定値であり、前記選択されたデータストリームの検出されたデータシンボルストリーム上で各選択されたデータストリームに使用される送信ユニットからの検出されたデータシンボルを復調し、少なくとも1つの検出されたデータシンボルストリームが、回復のために選択された前記少なくとも1つのデータストリームのために取得され、対応する復号データストリームを取得するために、前記少なくとも1つの検出されたデータシンボルストリームの各々を処理するように構成される[C12]に記載の装置。
[C23] 様々な量のサブバンドを使用するワイヤレスマルチキャリア通信システムにおいてデータをブロードキャストおよびマルチキャストするための装置であって、各データストリームに対して1つのデータシンボルストリームがある、複数のデータシンボルストリームを取得するために複数のデータストリームを処理する手段と、前記複数のデータストリームの各々に送信ユニットを割り振る手段であって、各送信ユニットが、1つのシンボル期間の1つのサブバンドに対応し、1つのデータシンボルを送信するために使用可能である、割り振る手段と、各データシンボルストリーム中のデータシンボルを前記対応するデータストリームに割り振られたそれぞれの送信ユニットにマッピングする手段と、それぞれの割り振られた送信ユニットにマッピングされたデータシンボルを用いて前記複数のデータストリームの合成シンボルストリームを形成する手段と、を備え、受信機が、前記データストリームの前記合成シンボルストリーム中に含まれる前記データシンボルに基づいて、前記複数のデータストリームのいずれを独立して回復すべきかを判断する装置。
[C24] 様々な量のサブバンドを使用するワイヤレスマルチキャリア通信システムにおけるコンピュータ読取可能な媒体であって、その上に命令を格納し、各データストリームに対して1つのデータシンボルストリームがある、複数のデータシンボルストリームを取得するために複数のデータストリームを処理する命令と、前記複数のデータストリームの各々に送信ユニットを割り振る命令であって、各送信ユニットが、1つのシンボル期間の1つのサブバンドに対応し、1つのデータシンボルを送信するために使用可能である、割り振る命令と、各データシンボルストリーム中のデータシンボルを前記対応するデータストリームに割り振られたそれぞれの送信ユニットにマッピングする命令と、それぞれの割り振られた送信ユニットにマッピングされたデータシンボルを用いて前記複数のデータストリームの合成シンボルストリームを形成する命令と、を備え、受信機が、前記データストリームの前記合成シンボルストリーム中に含まれる前記データシンボルに基づいて、前記複数のデータストリームのいずれを独立して回復すべきかを判断するコンピュータ読取可能な媒体。
[C25] 様々な量のサブバンドを使用するワイヤレスマルチキャリア通信システムにおいてデータをブロードキャストおよびマルチキャストするための命令を実行するプロセッサであって、前記命令が、各データストリームに対して1つのデータシンボルストリームがある、複数のデータシンボルストリームを取得するために複数のデータストリームを処理することと、前記複数のデータストリームの各々に送信ユニットを割り振ることであって、各送信ユニットが、1つのシンボル期間の1つのサブバンドに対応し、1つのデータシンボルを送信するために使用可能である、割り振ることと、各データシンボルストリーム中のデータシンボルを前記対応するデータストリームに割り振られたそれぞれの送信ユニットにマッピングすることと、それぞれの割り振られた送信ユニットにマッピングされたデータシンボルを用いて前記複数のデータストリームの合成シンボルストリームを形成することと、を備え、受信機が、前記データストリーム100の前記合成シンボルストリーム中に含まれる前記データシンボルに基づいて、前記複数のデータストリームのいずれを独立して回復すべきかを判断するプロセッサ。

Claims (23)

  1. 様々な量のサブバンドをもつワイヤレスマルチキャリア通信システムにおいてデータをブロードキャストおよびマルチキャストする方法であって、
    複数のデータシンボルストリームを取得するために複数のデータストリームを処理することであって、各データストリームに対して1つのデータシンボルストリームがあることと、
    前記複数のデータストリームの各々に送信ユニットを割り振ることであって、各送信ユニットが、1つのシンボル期間の1つのサブバンドに対応し、1つのデータシンボルを送信するために使用可能であることと、
    各データシンボルストリーム中のデータシンボルを前記対応するデータストリームに割り振られたそれぞれの送信ユニットにマッピングすることと、
    それぞれの割り振られた送信ユニットにマッピングされたデータシンボルを用いて、前記複数のデータストリームについて、合成シンボルストリームを形成することであって、受信機が、前記データストリームの前記合成シンボルストリーム中に含まれる前記データシンボルに基づいて、前記複数のデータストリームのいずれを独立して回復すべきかを判断することと、を備え、
    Figure 0005453285
  2. T個の全サブバンドが、ブロードキャストに使用される各シンボル期間にデータシンボルを送信するために使用可能であり、複数のデータストリームに割振り可能であり、T>1である請求項1に記載の方法。
  3. 複数のデータストリームに、ブロードキャストおよびマルチキャストに使用される各シンボル期間にサブバンドの異なるグループが割り振られる請求項2に記載の方法。
  4. 各グループ中の前記サブバンドが前記T個の全サブバンドにわたって分配され、各グループ中の前記サブバンドが、同じシンボル期間に他のグループ中の前記サブバンドとインターレースされる請求項3に記載の方法。
  5. 各データストリームが、前記対応するデータシンボルストリームを取得するために、前記データストリームのために選択されたコーディングおよび変調方式を用いて独立して処理される請求項1に記載の方法。
  6. 前記複数のデータストリームの各々が、前記データストリームのために選択された基本内部コードおよび内部コードレートを使用して独立して符号化される請求項1に記載の方法。
  7. 送信ユニットが、前記データストリームの情報データ転送速度に基づいて各データストリームに割り振られる請求項1に記載の方法。
  8. 送信ユニットが、所定の持続時間の各スーパーフレーム中で前記複数のデータストリームに割り振られる請求項1に記載の方法。
  9. 前記マルチキャリア通信システムが直交周波数分割多重(OFDM)を利用する請求項1に記載の方法。
  10. 回復のために少なくとも1つのデータストリームを選択することと、
    各選択されたデータストリームに使用される前記送信ユニットを決定することと、
    各選択されたデータストリームの検出されたデータシンボルを前記受信機によって取得することであって、各検出されたデータシンボルが、送信機によってブロードキャストされた対応するデータシンボルの推定値であることと、
    前記選択されたデータストリームの検出されたデータシンボルストリーム上で各選択されたデータストリームに使用される送信ユニットからの検出されたデータシンボルを復調することであって、少なくとも1つの検出されたデータシンボルストリームが、回復のために選択された前記少なくとも1つのデータストリームのために取得されることと、
    対応する復号データストリームを取得するために、前記少なくとも1つの検出されたデータシンボルストリームの各々を処理することと
    をさらに備える請求項1に記載の方法。
  11. 様々な量のサブバンドを使用するワイヤレスマルチキャリアブロードキャスト通信システムにおける装置であって、
    複数のデータシンボルストリームを取得するために複数のデータストリームを処理するように動作可能なデータプロセッサであって、各データストリームに対して1つのデータシンボルストリームがある、データプロセッサと、
    前記複数のデータストリームの各々に送信ユニットを割り振るように動作可能なコントローラであって、各送信ユニットが、1つのシンボル期間の1つのサブバンドに対応し、1つのデータシンボルを送信するために使用可能である、コントローラと、
    各データシンボルストリーム中のデータシンボルを前記対応するデータストリームに割り振られたそれぞれの送信ユニットにマッピングし、それぞれの割り振られた送信ユニットにマッピングされたデータシンボルを用いて、前記複数のデータストリームについて、合成シンボルストリームを形成するように動作可能なマルチプレクサであって、受信機が、前記データストリームの前記合成シンボルストリーム中に含まれる前記データシンボルに基づいて、前記複数のデータストリームのいずれを独立して回復すべきかを判断する、マルチプレクサと、を備え、
    Figure 0005453285
  12. T個の全サブバンドが、ブロードキャストに使用される各シンボル期間にデータシンボルを送信するために使用可能であり、複数のデータストリームに割振り可能であり、T>1である請求項11に記載の装置。
  13. 複数のデータストリームに、ブロードキャストおよびマルチキャストに使用される各シンボル期間にサブバンドの異なるグループが割り振られる請求項12に記載の装置。
  14. 各グループ中の前記サブバンドが前記T個の全サブバンドにわたって分配され、各グループ中の前記サブバンドが、同じシンボル期間に他のグループ中の前記サブバンドとインターレースされる請求項13に記載の装置。
  15. 各データストリームが、前記対応するデータシンボルストリームを取得するために、前記データストリームのために選択されたコーディングおよび変調方式を用いて独立して処理される請求項11に記載の装置。
  16. 前記複数のデータストリームの各々が、前記データストリームのために選択された基本内部コードおよび内部コードレートを使用して独立して符号化される請求項11に記載の装置。
  17. 送信ユニットが、前記データストリームの情報データ転送速度に基づいて各データストリームに割り振られる請求項11に記載の装置。
  18. 送信ユニットが、所定の持続時間の各スーパーフレーム中で前記複数のデータストリームに割り振られる請求項11に記載の装置。
  19. 前記マルチキャリア通信システムが直交周波数分割多重(OFDM)を利用する請求項11に記載の装置。
  20. 前記受信機が、
    回復のために少なくとも1つのデータストリームを選択し、
    各選択されたデータストリームに使用される前記送信ユニットを決定し、
    各選択されたデータストリームの検出されたデータシンボルを取得し、各検出されたデータシンボルが、送信機によってブロードキャストされた対応するデータシンボルの推定値であり、
    前記選択されたデータストリームの検出されたデータシンボルストリーム上で各選択されたデータストリームに使用される送信ユニットからの検出されたデータシンボルを復調し、少なくとも1つの検出されたデータシンボルストリームが、回復のために選択された前記少なくとも1つのデータストリームのために取得され、
    対応する復号データストリームを取得するために、前記少なくとも1つの検出されたデータシンボルストリームの各々を処理する
    ように構成される請求項11に記載の装置。
  21. 様々な量のサブバンドを使用するワイヤレスマルチキャリア通信システムにおいてデータをブロードキャストおよびマルチキャストするための装置であって、
    複数のデータシンボルストリームを取得するために複数のデータストリームを処理する手段であって、各データストリームに対して1つのデータシンボルストリームがある手段と、
    前記複数のデータストリームの各々に送信ユニットを割り振る手段であって、各送信ユニットが、1つのシンボル期間の1つのサブバンドに対応し、1つのデータシンボルを送信するために使用可能である手段と、
    各データシンボルストリーム中のデータシンボルを前記対応するデータストリームに割り振られたそれぞれの送信ユニットにマッピングする手段と、
    それぞれの割り振られた送信ユニットにマッピングされたデータシンボルを用いて、前記複数のデータストリームについて、合成シンボルストリームを形成する手段であって、受信機が、前記データストリームの前記合成シンボルストリーム中に含まれる前記データシンボルに基づいて、前記複数のデータストリームのいずれを独立して回復すべきかを判断する手段と、を備え、
    Figure 0005453285
  22. 様々な量のサブバンドを使用するワイヤレスマルチキャリア通信システムにおける命令を記録したコンピュータ読取可能な媒体であって、
    複数のデータシンボルストリームを取得するために複数のデータストリームを処理する命令であって、各データストリームに対して1つのデータシンボルストリームがある命令と、
    前記複数のデータストリームの各々に送信ユニットを割り振る命令であって、各送信ユニットが、1つのシンボル期間の1つのサブバンドに対応し、1つのデータシンボルを送信するために使用可能である命令と、
    各データシンボルストリーム中のデータシンボルを前記対応するデータストリームに割り振られたそれぞれの送信ユニットにマッピングする命令と、
    それぞれの割り振られた送信ユニットにマッピングされたデータシンボルを用いて、前記複数のデータストリームについて、合成シンボルストリームを形成する命令であって、受信機が、前記データストリームの前記合成シンボルストリーム中に含まれる前記データシンボルに基づいて、前記複数のデータストリームのいずれを独立して回復すべきかを判断する命令と、を記録し、
    Figure 0005453285
  23. 様々な量のサブバンドを使用するワイヤレスマルチキャリア通信システムにおいてデータをブロードキャストおよびマルチキャストするための命令を実行するプロセッサであって、前記命令が、
    複数のデータシンボルストリームを取得するために複数のデータストリームを処理することであって、各データストリームに対して1つのデータシンボルストリームがあることと、
    前記複数のデータストリームの各々に送信ユニットを割り振ることであって、各送信ユニットが、1つのシンボル期間の1つのサブバンドに対応し、1つのデータシンボルを送信するために使用可能であることと、
    各データシンボルストリーム中のデータシンボルを前記対応するデータストリームに割り振られたそれぞれの送信ユニットにマッピングすることと、
    それぞれの割り振られた送信ユニットにマッピングされたデータシンボルを用いて、前記複数のデータストリームについて、合成シンボルストリームを形成することであって、受信機が、前記データストリームの前記合成シンボルストリーム中に含まれる前記データシンボルに基づいて、前記複数のデータストリームのいずれを独立して回復すべきかを判断することと、を備え、
    Figure 0005453285
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