JP5452431B2 - プレス型およびワークの清掃装置、並びに清掃方法 - Google Patents
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そして、エアブロー装置には空気通路が必要となり、型内部に細孔を複数個所穿設してエアを噴射するため、鋼板形状が変更された場合等において切粉飛散箇所が変わると空気通路を再加工しなければならないため柔軟に対応しにくいという問題があった。
また、前記プレス型から前記ワークを次工程へ搬出後、前記分岐配管から前記ブロー管に噴出用エアを供給することで、前記ブロー管から前記プレス型にエアを噴出してワークの搬出時にワークからプレス型に落下する塵埃を除去することができる。
本発明の実施形態に係る清掃装置1は、図1に示すように、例えば、前工程で絞り成形加工された鋼板等からなるワークWの縁取りを行うプレス型であるトリム型Tの清掃装置として使用することができる。
アングル部材23cは、水平方向部材23c1と垂直方向部材23c2からなり、回動部材23dは、垂直方向部材23c2に枢支されている。
水平方向の位置決めは、ベース部材23bに水平方向の一方向(H1方向)に沿って形成された長穴24aにより、ベース部材23bの水平方向のH1方向の位置調整を行ない、長穴24aに挿通されたボルト24bを高さ調整部材23aにねじ込んで固定して行う。
かかる構成により、エアコントローラ25は、図3に示すように、エア源Gから下降用エア供給配管83に供給する下降用エアと、エア源Gから上昇用エア供給配管84に供給する上昇用エアと、を制御する機能を有する。
そして、エアコントローラ25は、下降用エア供給配管83に下降用エアを供給してピストン82bを下降させ(図7(c)参照)、上昇用エア供給配管84に上昇用エアを供給してピストン82bを上昇させる(図7(b)参照)。
図7(a)に示すように、プレスマシーン(不図示)のクランク軸の上死点を360度、下死点を180度としたときに上死点付近でワークWをローダ装置(不図示)により下型11(図1参照)に投入する。このとき、リフタ装置8は、ピストン82bが下降した待機状態でラバーカップ81は下方に退避している。ワークWが下型11(図1参照)に投入されると、近接センサ(不図示)でワークWの投入が検出される。
このようにして、トリム型TからワークWを次工程へ搬出後、図7(c)に示すように、エアコントローラ25により、下降用エア供給配管83に下降用エアを供給して分岐配管21からブロー管22に噴出用エアを供給して噴出し、下型11のワーク載置面11b付着した塵埃を吹き飛ばして除去する。
すなわち、本発明の実施形態に係るトリム型Tの清掃装置1は、エアブロー装置2により、下降用エア供給配管83から分岐させた分岐配管21に連通したブロー管22からエアを噴出することで、リフタ装置8に供給される圧縮エアを利用することができるため、別途エア供給源や複雑なエア供給配管を設ける必要がなく、構成を簡素化することができる。
また、トリム型TからワークWをアンローダ装置(不図示)により次工程へ搬出後、分岐配管21からブロー管22に噴出用エアを供給することで、ブロー管22からトリム型Tにエアを噴出してワークWの搬出時にワークWからトリム型Tに落下する塵埃を除去することができる。
2 エアブロー装置
3 近接センサ
8 リフタ装置
10 上型
11 下型
11b ワーク載置面
11c 端面
21 分岐配管
22 ブロー管
22a 噴出口
23 支持台
23′ 取り付け部材
24 調整機構(24a,24b,24c,24d,24e)
25 エアコントローラ
81 支持部材(ラバーカップ)
82 エアシリンダ
83 下降用エア供給配管
84 上昇用エア供給配管
G エア源
T トリム型(プレス型)
W ワーク
Claims (6)
- ワークを支持しながら上昇させてプレス型から搬出するリフタ装置を有するプレス型に使用され、エアを噴出し前記プレス型および前記ワークに付着する塵埃を吹き飛ばして除去するエアブロー装置からなる清掃装置であって、
前記リフタ装置は、
前記ワークを支持する支持部材と、
前記ワークの搬入時には予め前記支持部材を下降させて退避させ、前記ワークの搬出時には前記支持部材を上昇させるエアシリンダと、
このエアシリンダに下降用エアを供給する下降用エア供給配管と、
前記エアシリンダに上昇用エアを供給する上昇用エア供給配管と、を備え、
前記エアブロー装置は、前記プレス型の鋳抜き穴に配設され、
前記下降用エア供給配管から分岐させた分岐配管と、この分岐配管に連通しエアを噴出するブロー管と、
前記上昇用エア供給配管に前記上昇用エアを供給して前記支持部材を上昇させながら前記エアシリンダ内の残圧エアを前記ブロー管から噴出するとともに、前記プレス型から前記ワークを次工程へ搬出後、前記下降用エア供給配管に前記下降用エアを供給して前記分岐配管から前記ブロー管に噴出用エアを供給するエアコントローラと、を備えたことを特徴とするプレス型およびワークの清掃装置。 - 前記エアブロー装置は、前記ブロー管の位置およびエアの噴出角度の少なくとも一方を調整する調整機構を備えていることを特徴とする請求項1に記載のプレス型およびワークの清掃装置。
- 前記ブロー管の噴出口は、水平方向の径が垂直方向の径よりも大きい楕円形状の噴出口を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプレス型およびワークの清掃装置。
- 前記ブロー管の噴出口は、水平方向に対して下向きに約10度の傾斜角度をもって前記プレス型のワーク載置面の端面の方向に向けられ、前記端面は水平方向に対して上向きに約10度の傾斜角度を有する面取りが設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のプレス型およびワークの清掃装置。
- 前記プレス型は、前記搬入されたワークを検出する近接センサと、この近接センサを当該プレス型に固定する取り付け部材と、を備え、
前記ブロー管は、前記取り付け部材に取り付けられて、前記プレス型のワーク載置面の近傍に配設されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のプレス型およびワークの清掃装置。 - ワークを支持しながら上昇させてプレス型から搬出するリフタ装置を有するプレス型に使用され、エアブロー装置によりエアを噴出し前記プレス型に付着する塵埃を吹き飛ばして除去するプレス型およびワークの清掃方法であって、
前記リフタ装置は、
前記ワークを支持する支持部材と、
前記ワークの搬入時には予め前記支持部材を下降させて退避させ、前記ワークの搬出時には前記支持部材を上昇させるエアシリンダと、
このエアシリンダに下降用エアを供給する下降用エア供給配管と、
前記エアシリンダに上昇用エアを供給する上昇用エア供給配管と、を備え、
前記エアブロー装置は、前記下降用エア供給配管から分岐させた分岐配管と、
この分岐配管に連通しエアを噴出するブロー管と、
前記下降用エア供給配管および上昇用エア供給配管に供給するエアを制御するエアコントローラと、を備え、
前記エアコントローラにより、前記上昇用エア供給配管に前記上昇用エアを供給して前記支持部材を上昇させながら前記エアシリンダ内の残圧エアを前記ブロー管から前記プレス型およびワークに噴出して塵埃を除去するとともに、前記プレス型から前記ワークを次工程へ搬出後、前記下降用エア供給配管に前記下降用エアを供給し前記分岐配管を通って前記ブロー管から前記プレス型にエアを噴出して塵埃を除去することを特徴とするプレス型およびワークの清掃方法。
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