JP5449680B2 - 燃料電池システムの運転方法 - Google Patents

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Description

本発明は、酸化剤ガス供給装置及び燃料ガス供給装置と、燃料電池とを有するとともに、前記燃料ガス供給装置は、アノード側電極から排出される燃料ガスを、循環流路を介して前記アノード側電極の入口側に戻す燃料ガス循環用ポンプを設ける燃料電池システムの運転方法に関する。
燃料電池は、燃料ガス(主に水素を含有するガス)及び酸化剤ガス(主に酸素を含有するガス)をアノード側電極及びカソード側電極に供給して電気化学的に反応させることにより、直流の電気エネルギを得るシステムである。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる電解質膜の両側に、それぞれアノード側電極及びカソード側電極を設けた電解質膜・電極構造体を、セパレータによって挟持した発電セルを備えている。この種の発電セルは、通常、電解質膜・電極構造体及びセパレータを所定数だけ交互に積層することにより、燃料電池スタックとして使用されている。
この種の燃料電池では、発電(運転)が停止されると、前記燃料電池への燃料ガス及び酸化剤ガスの供給が停止されるものの、アノード側電極に前記燃料ガスが残存する一方、カソード側電極に前記酸化剤ガスが残存している。このため、燃料電池の停止中に、カソード側が高電位に保持されてしまい、電極触媒層が劣化するという問題がある。
そこで、例えば、アノード側電極中に残存する燃料ガスを、空気や窒素等の不活性ガスで強制的にパージする方法が行われている。このため、燃料電池スタックの停止時には、カソード側電極及びアノード側電極に、例えば、空気が存在している。
また、上記のパージ処理を行わない場合にも、燃料電池スタックを長時間にわたって停止させていると、カソード側から電解質膜を透過した空気がアノード側に移動し、カソード側電極及びアノード側電極に空気が存在する状態になってしまう。
この状態で、燃料電池スタックを起動させると、アノード側電極に燃料ガスの供給が開始される際に水素と空気とが混在し、カソード側電極がさらに高電位となり易い。これにより、カソード側電極の電極触媒層の性能劣化による発電性能の低下が惹起されるという問題がある(特許文献1)。
このため、例えば、特許文献2に開示されている燃料電池システムでは、燃料電池の始動時に、この燃料電池のカソード側内部の少なくとも一部の空気が負圧になるように制御している。これにより、開放端電圧の上昇を抑えることができ、燃料電池のカソード側で発生する炭素被毒を抑制することが可能になる、としている。
特表2006−507647号公報 特開2005−158552号公報
上記の特許文献2では、燃料電池のカソード側に酸化剤ガスとして空気を供給するためのコンプレッサに、空気三方弁が接続されている。そして、コンプレッサからの空気を純水タンクに供給することで、ベンチュリー効果による負圧が発生し、カソード側の空気が前記純水タンクに吸引されることにより、前記カソード側の空気の圧力が負圧となっている。
しかしながら、上記のように、カソード側を減圧するために、大型で且つ消費電力の大きなコンプレッサを駆動させている。このため、エネルギの消費が増大し、経済的ではないという問題がある。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、簡単且つ経済的に、燃料電池の減圧処理及び置換処理を効率的に遂行することが可能な燃料電池システムの運転方法を提供することを目的とする。
本発明は、酸化剤ガス流路を介してカソード側電極に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給装置及び燃料ガス流路を介してアノード側電極に燃料ガスを供給する燃料ガス供給装置と、前記酸化剤ガス及び前記燃料ガスの電気化学反応により発電する燃料電池とを有するとともに、前記燃料ガス供給装置は、前記アノード側電極から排出される前記燃料ガスを、循環流路を介して前記アノード側電極の入口側に戻す燃料ガス循環用ポンプを設け、前記酸化剤ガス供給装置は、前記酸化剤ガス流路に前記酸化剤ガスを供給するエアポンプを設け、前記燃料ガス流路の入口側と前記酸化剤ガス流路の入口側とが、前記エアポンプよりも前記燃料電池側に設けられる分岐流路を介して接続されている燃料電池システムの運転方法に関するものである。
この運転方法は、燃料電池システムの停止時に、燃料ガス流路の入口側を閉塞した状態で燃料ガス循環用ポンプが駆動されることにより、前記燃料ガス流路を吸引して減圧する第1減圧工程と、前記燃料ガス循環用ポンプを停止した状態で、自然空気掃気によって、少なくとも前記燃料ガス流路を空気に置換する第1置換工程と、前記第1置換工程の後に、エアポンプを用いた強制空気掃気により分岐流路を介して前記燃料ガス流路に空気を導入する工程と、を有している。
また、この運転方法は、燃料電池システムの起動時に、燃料ガス流路の入口側を閉塞した状態で燃料ガス循環用ポンプが駆動されることにより、前記燃料ガス流路を吸引して減圧する第2減圧工程と、前記燃料ガス流路を燃料ガスに置換する第2置換工程とを有している。
さらに、この運転方法は、第減圧工程及び第置換工程の後に、前記第減圧工程が所定回数だけ行われたか否かを判断する工程を有し、前記第減圧工程が前記所定回数行われなかった場合には再度前記第減圧工程及び前記第置換工程を行うことが好ましい。
本発明では、燃料電池システムの停止時に、燃料ガス循環用ポンプを介して燃料ガス流路の減圧処理が行われている。従って、燃料ガス流路に残存する燃料ガスや滞留水が除去されるとともに、前記燃料ガス流路が減圧されているため、前記燃料ガスを空気に迅速且つ確実に置換することができる。このため、水素と空気との混在によるカソード側電極のさらなる高電位の発生を阻止することが可能になる。これにより、燃料ガス流路におけるガス交換性の向上及び生成水の排水性の向上が容易に図られる。
また、本発明では、燃料電池システムの起動時に、燃料ガス循環用ポンプを介して燃料ガス流路の減圧処理が行われている。従って、燃料ガス流路に残存する空気や滞留水が除去されるとともに、前記燃料ガス流路が減圧されているため、前記空気を燃料ガスに迅速且つ確実に置換することができる。このため、水素と空気との混在によるカソード側電極のさらなる高電位の発生を阻止することが可能になる。これにより、燃料ガス流路におけるガス交換性の向上及び生成水の排水性の向上が容易に図られる。
しかも、燃料電池システムの停止時や始動時において、燃料ガス流路の減圧処理は、燃料ガス循環用ポンプにより行われている。このため、減圧処理専用のポンプを設ける必要がなく、燃料電池システム全体を簡略且つ経済的に構成することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る燃料電池システム10の概略構成図である。
燃料電池システム10は、燃料電池スタック12と、前記燃料電池スタック12に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給装置14と、前記燃料電池スタック12に燃料ガスを供給する燃料ガス供給装置16と、開閉弁装置18と、前記燃料電池システム10全体を制御するコントローラ20とを備える。
燃料電池スタック12は、複数の燃料電池22を積層して構成される。各燃料電池22は、固体高分子電解質膜24をカソード側電極26とアノード側電極28とで挟持した電解質膜・電極構造体30を備え、前記電解質膜・電極構造体30を一対のセパレータ32a、32bで挟持する。電解質膜・電極構造体30とセパレータ32aとの間には、カソード側電極26に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス流路34が形成されるとともに、前記電解質膜・電極構造体30とセパレータ32bとの間には、アノード側電極28に燃料ガスを供給する燃料ガス流路36が形成される。
燃料電池スタック12の積層方向一端部には、空気(酸素含有ガス)等の酸化剤ガスを酸化剤ガス流路34に供給するための酸化剤ガス入口連通孔38aと、水素含有ガス等の燃料ガスを燃料ガス流路36に供給するための燃料ガス入口連通孔40aとが形成される。燃料電池スタック12の積層方向他端部には、酸化剤ガスを酸化剤ガス流路34から排出するための酸化剤ガス出口連通孔38bと、燃料ガスを燃料ガス流路36から排出するための燃料ガス出口連通孔40bとが形成される。
酸化剤ガス供給装置14は、大気からの空気を圧縮して供給するエアポンプ42を備え、前記エアポンプ42が空気供給流路44に配設される。空気供給流路44は、燃料電池スタック12の酸化剤ガス入口連通孔38aに連通する。空気供給流路44のエアポンプ42の上流側の端部は、アノード側空気導入流路46と共に空気導入流路48に合流する。
空気導入流路48は、加湿器50を介してエアフィルタ52に連通するとともに、前記空気導入流路48には、前記加湿器50をバイパスするバイパス流路54が設けられる。
酸化剤ガス供給装置14は、酸化剤ガス出口連通孔38bに連通する空気排出流路56を備える。この空気排出流路56は、加湿器50を介して希釈装置58に接続される。
燃料ガス供給装置16は、高圧水素(水素含有ガス)を貯留する水素タンク60を備え、この水素タンク60は、水素供給流路62を介して燃料電池スタック12の燃料ガス入口連通孔40aに連通する。水素供給流路62には、レギュレータ64及びエゼクタ66が設けられるとともに、前記水素供給流路62の途上には、アノード側空気導入流路46が合流する。アノード側空気導入流路46と空気供給流路44のエアポンプ42の下流とは、分岐流路68を介して連通可能である。
燃料ガス出口連通孔40bには、オフガス流路70が連通する。オフガス流路70は、水トラップ72を介装して希釈装置58に接続される一方、前記水トラップ72の排水路74は、前記オフガス流路70の途上に接続される。オフガス流路70には、水トラップ72の下流に水素循環路76が接続されるとともに、前記水素循環路76は、燃料ガス循環用ポンプ78を介してエゼクタ66に連通する。
エゼクタ66は、水素タンク60から供給される水素ガスを、水素供給流路62を通って燃料電池スタック12に供給するとともに、燃料電池スタック12で使用されなかった未使用の水素ガスを含む排ガスを、水素循環路76から吸引して、再度、前記燃料電池スタック12に燃料ガスとして供給する。
水素循環路76の途上には、燃料ガス循環用ポンプ78の下流に位置してアノード側排気流路79の一端が接続される。このアノード側排気流路79の他端は、排水路74と同様にオフガス流路70に接続される。
開閉弁装置18は、第1開閉バルブ80a〜第8開閉バルブ80hを備える。具体的には、第1開閉バルブ80aは、水素供給流路62に配置され、第2開閉バルブ80bは、アノード側排気流路79に配置される。第3開閉バルブ80cは、アノード側空気導入流路46に配置され、第4開閉バルブ80dは、分岐流路68に配置される。
第5開閉バルブ80eは、排水路74に配置され、第6開閉バルブ80fは、オフガス流路70に水トラップ72の下流に位置して配置される。第7開閉バルブ80gは、空気排出流路56に配置され、第8開閉バルブ80hは、バイパス流路54に配置される。
空気供給流路44及び水素供給流路62には、酸化剤ガス入口連通孔38a及び燃料ガス入口連通孔40aに近接して、第1圧力センサ82aと第2圧力センサ82bとが配置される。
燃料電池スタック12には、例えば、駆動モータ等の負荷86が、スイッチ88を介して電気的に切断及び接続可能に設けられる。
このように構成される燃料電池システム10の動作について、第1の実施形態に係る運転方法との関連で、図2に示すフローチャート及び図3に示すタイミングチャートに沿って以下に説明する。
先ず、燃料電池システム10の発電時には、図3及び図4に示すように、第2開閉バルブ80b〜第6開閉バルブ80f及び第8開閉バルブ80hが閉じられる一方、第1開閉バルブ80a及び第7開閉バルブ80gが開放される。さらに、スイッチ88が閉じられて、負荷86が燃料電池スタック12に電気的に接続されることにより、この燃料電池スタック12による発電が開始される(ステップS1)。
具体的には、図4に示すように、水素タンク60から水素供給流路62に燃料ガス(水素ガス)が供給され、この燃料ガスは、レギュレータ64で減圧された後、燃料電池スタック12の燃料ガス流路36に供給される。この燃料ガスは、各燃料電池22のアノード側電極28に沿って供給される。
一方、エアポンプ42が駆動され、エアフィルタ52を通った空気(酸化剤ガス)は、加湿器50で加湿された後、空気導入流路48及び空気供給流路44を介して燃料電池スタック12の酸化剤ガス流路34に送られる。この空気は、各燃料電池22のカソード側電極26に沿って供給される。このため、カソード側電極26に供給される空気と、アノード側電極28に供給される燃料ガスとが電気化学的に反応して、発電が行われる。
燃料ガス流路36からオフガス流路70に排出される燃料ガスは、水トラップ72で水分が除去された後、水素循環路76を通ってエゼクタ66に吸引され、水素供給流路62から再度、前記燃料ガス流路36に送られる。また、酸化剤ガス流路34から空気排出流路56に排出される空気は、加湿器50を通って使用前の空気を加湿した後、希釈装置58に導入される。
そして、燃料電池スタック12による発電が停止される際には(ステップS2)、図3及び図5に示すように、第1開閉バルブ80aが閉じられるとともに、第2開閉バルブ80bが開放される。さらに、スイッチ88が開放されることにより、燃料電池スタック12の負荷86から電気的に切断され、この燃料電池スタック12から外部への電力供給が停止される。
次に、ステップS3に進んで、燃料ガス流路36の減圧処理(アノード極減圧)が行われる。この減圧処理時には、燃料ガス循環用ポンプ78が駆動され、燃料ガス流路36が吸引される一方、前記燃料ガス流路36の燃料ガス入口連通孔40a側が閉塞されている。
従って、燃料ガス流路36が吸引されることにより、この燃料ガス流路36に残存する燃料ガスは、水素循環路76からアノード側排気流路79を通って希釈装置58に排出される。これにより、燃料ガス流路36が減圧される。
第2圧力センサ82bを介して、燃料ガス流路36が所定の減圧状態に至ったことが確認されると、所定の時間だけ保持された後に、燃料ガス流路36の空気置換(アノード自然空気掃気)に移行する(ステップS4)。このアノード自然空気掃気時には、図3及び図6に示すように、燃料ガス循環用ポンプ78が停止され、第2開閉バルブ80bが閉じられるとともに、第3開閉バルブ80c及び第8開閉バルブ80hが開放される。
このため、減圧された燃料ガス流路36は、燃料ガス入口連通孔40a側がアノード側空気導入流路46からエアフィルタ52に連通している。従って、外部空気は、パージ用空気として燃料ガス流路36に吸引される。
燃料ガス流路36の空気置換が行われ、この燃料ガス流路36が大気圧に至った後、ステップS5に進んで、酸化剤ガス流路34及び前記燃料ガス流路36の強制空気掃気(カソード強制空気掃気)が行われる。図3及び図7に示すように、カソード強制空気掃気時には、第3開閉バルブ80cが閉じられるとともに、第4開閉バルブ80dが開放される一方、エアポンプ42が駆動される。
これにより、エアポンプ42を介して空気供給流路44に外部の空気が送られ、前記空気の一部分は、酸化剤ガス入口連通孔38aから酸化剤ガス流路34に強制的に供給される。空気の残余の部分は、分岐流路68及び水素供給流路62を介して燃料ガス入口連通孔40aから燃料ガス流路36に強制的に供給される。
従って、酸化剤ガス流路34及び燃料ガス流路36の空気掃気が行われる。酸化剤ガス流路34から排出される空気は、空気排出流路56を通って希釈装置58に排出される。
上記のカソード強制空気掃気が行われた後、ステップS6に進んで、掃気終了状態に至る。図3及び図8に示すように、掃気終了時には、エアポンプ42が停止されるとともに、第4開閉バルブ80d、第7開閉バルブ80g及び第8開閉バルブ80hが閉じられる。
そして、燃料ガス流路36及び酸化剤ガス流路34内の空気が大気圧になることにより、ソークに移行する(ステップS7)。このソーク時には、カソード側電極26とアノード側電極28とが同電位になるため、電極触媒層の腐食による劣化も抑制することができる。
次いで、燃料電池システム10の起動が開始される際には、先ず、ステップS8に進んで、燃料ガス流路36の減圧処理が施される。図3及び図9に示すように、第2開閉バルブ80bが開放されるとともに、燃料ガス循環用ポンプ78が駆動される。従って、燃料ガス循環用ポンプ78の回転作用下に、燃料ガス流路36内の空気が吸引され、前記燃料ガス流路36が減圧される。
そして、燃料ガス流路36が所定の減圧状態に至った後、ステップS9に進んで、前記燃料ガス流路36に燃料ガスの供給(水素投入)が開始される。このステップS9では、図3及び図10に示すように、燃料ガス循環用ポンプ78が停止され、第2開閉バルブ80bが閉じられるとともに、第1開閉バルブ80aが開放される。このため、水素タンク60から水素供給流路62に燃料ガスが導出され、この燃料ガスは、燃料電池スタック12の各燃料ガス流路36に吸引される。
次いで、ステップS10に進んで、酸化剤ガス流路34に空気の供給(空気投入)が開始される。このステップS10では、図3及び図11に示すように、第7開閉バルブ80gが開放される一方、エアポンプ42が回転駆動される。
これにより、図11に示すように、エアフィルタ52から吸引された空気は、加湿器50を通って空気導入流路48に送られ、さらにエアポンプ42に吸引されて空気供給流路44から燃料電池スタック12の各酸化剤ガス流路34に送られる。酸化剤ガス流路34から排出された空気は、空気排出流路56から加湿器50を通って希釈装置58に排出される。
さらに、スイッチ88が閉じられて、負荷86が燃料電池スタック12に接続されることにより、燃料電池システム10の起動が開始される(ステップS11)。
この場合、第1の実施形態では、燃料電池システム10の発電停止後及び(又は)前記燃料電池システム10の起動前に、燃料ガス流路36を減圧する工程が行われている(ステップS3及びステップS8)。
ここで、燃料電池システム10の停止時や起動時に、アノード側電極28に空気と燃料ガスとの混在が発生すると、図12に示すような反応や、触媒燃焼による固体高分子電解質膜24の劣化や、触媒のシンタリングによる劣化等が誘発される。
従って、燃料電池システム10の発電停止後に燃料ガス流路36を減圧し、次に、この燃料ガス流路36に空気を供給してエアパージを行うことにより、前記燃料ガス流路36での空気と燃料ガスとの混在を防止するとともに、滞留水の積極的な除去が可能になる。このため、空気と燃料ガスの混在によるカソード側電極26のさらなる高電位の発生を阻止することが可能になる。これにより、燃料ガス流路36における燃料ガスから空気へのガス交換性の向上及び生成水の排水性の向上が容易に図られるという効果が得られる。
さらに、燃料電池システム10の起動前に、燃料ガス流路36を減圧した後、この燃料ガス流路36に燃料ガスを供給することにより、前記燃料ガス流路36での空気と燃料ガスとの混在を防止している。従って、アノード側電極28側の水素基準電位の到達遅れによるカソード側電極26側下流部の一時的な高電位の発生を抑制することができる。
しかも、燃料電池システム10の停止時や始動時において、燃料ガス流路36の減圧処理は、燃料ガス循環用ポンプ78により行われている。このため、減圧処理専用のポンプを設ける必要がなく、燃料電池システム10全体を簡略且つ経済的に構成することが可能になるという利点がある。
その際、燃料ガス循環用ポンプ78の吸い込み口側には、水トラップ72が配置されている。これにより、燃料ガス循環用ポンプ78に水が混入することを確実に阻止することができ、前記燃料ガス循環用ポンプ78を長期間にわたって良好に使用することが可能になる。
図13は、本発明の第2の実施形態に係る運転方法を説明するフローチャートであり、図14は、そのタイミングチャートである。
なお、この第2の実施形態は、燃料電池システム10を用いており、第1の実施形態と同一の工程については、その詳細な説明は省略する。
第2の実施形態では、燃料電池システム10の発電(ステップS21)から停止後の燃料ガス流路36の減圧処理、ソーク、起動前の前記燃料ガス流路36の減圧処理、前記燃料ガス流路36の水素投入(ステップS29)までの処理は、第1の実施形態のステップS1〜ステップS9と同様に行われる。
そして、ステップS29の後、ステップS30に進んで、起動前に燃料ガス流路36の減圧処理が所定の回数だけ行われたか否かが判断される。ここで、減圧処理が所定の回数に満たないと判断されると(ステップS30中、NO)、ステップS28に戻って、再度、燃料ガス流路36の減圧処理が行われる。この減圧処理は、図9に示すように行われる。
さらに、ステップS29に進んで、燃料ガス流路36の水素投入が行われた後、ステップS30で上記のステップS28及びステップS29が所定の回数だけ行われたか否かが判断される。その際、ステップS28及びステップS29が所定の回数だけ繰り返されたと判断されると(ステップS30中、YES)、ステップS31に進んで、酸化剤ガス流路34に空気が導入される(図11参照)。
さらに、スイッチ88が閉じられて、負荷86が燃料電池スタック12に電気的に接続されることにより、燃料電池システム10の起動が開始される(ステップS32)。
この場合、第2の実施形態では、ステップS28〜ステップS30に示すように、燃料ガス流路36の減圧処理と前記燃料ガス流路36の水素パージ(水素投入)処理とが、所定の回数だけ繰り返し行われている。これにより、燃料電池システム10の起動時に、燃料電池スタック12内の排水性の一層の向上を図るとともに、前記燃料電池システム10のガス置換能力の向上が容易に図られるという効果が得られる。
図15は、本発明の第3の実施形態に係る運転方法を実施するための燃料電池システム90の概略構成図である。なお、燃料電池システム10と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
燃料電池システム90は、分岐流路68を削除するとともに、開閉弁装置18に代えて開閉弁装置92を備える。開閉弁装置92は、第1開閉バルブ94a〜第7開閉バルブ94gを設ける。第1開閉バルブ94a〜第7開閉バルブ94gは、開閉弁装置18を構成する第1開閉バルブ80a〜第3開閉バルブ80cと同一である一方、第4開閉バルブ94d〜第7開閉バルブ94gは、第5開閉バルブ80e〜第8開閉バルブ80hと同一である。
このように構成される燃料電池システム90の動作について、本発明の第3の実施形態に係る運転方法との関連で、図16に示すフローチャート及び図17に示すタイミングチャートに沿って以下に説明する。なお、燃料電池システム90の具体的な動作は、上記の燃料電池システム10と同様であり、その詳細な動作説明は省略する。
先ず、燃料電池システム90の発電時には、図17及び図18に示すように、第2開閉バルブ94b〜第5開閉バルブ94e及び第7開閉バルブ94gが閉じられる一方、第1開閉バルブ94a及び第6開閉バルブ94fが開放される。さらに、スイッチ88が閉じられて、負荷86が燃料電池スタック12に電気的に接続されることにより、この燃料電池スタック12による発電が開始される(ステップS101)。
そして、燃料電池スタック12による発電が停止される際には(ステップS102)、図17及び図19に示すように、第1開閉バルブ94aが閉じられるとともに、第2開閉バルブ94bが開放される。さらに、スイッチ88が開放されることにより、燃料電池スタック12の負荷86から電気的に切断され、この燃料電池スタック12から外部への電力供給が停止される。
次に、ステップS103に進んで、燃料ガス流路36の減圧処理(アノード極減圧)が行われた後(図19参照)、前記燃料ガス流路36の空気置換(アノード自然空気掃気)に移行する(ステップS104)。このアノード空気掃気時には、図17及び図20に示すように、燃料ガス循環用ポンプ78が停止されるとともに、第2開閉バルブ94bが閉塞される一方、第3開閉バルブ94c及び第7開閉バルブ94gが開放される。
このため、減圧された燃料ガス流路36には、エアフィルタ52からの外部空気がパージ用空気として吸引される。燃料ガス流路36の空気置換が行われ、この燃料ガス流路36が大気圧に至った後、第3開閉バルブ94cが閉じられる(図17及び図21参照)。これにより、アノード空気掃気が終了する(ステップS105)。
その後、図17及び図22に示すように、第6開閉バルブ94f及び第7開閉バルブ80gが閉じられる。そして、燃料ガス流路36内の空気が大気圧になることにより、ソークに移行する(ステップS106)。このソーク時には、カソード側電極26とアノード側電極28とが同電位になるため、電極触媒層の腐食による劣化も抑制することができる。
次いで、燃料電池システム90の起動が開始される際には、先ず、ステップS107に進んで、燃料ガス流路36の減圧処理が施される。図17及び図23に示すように、第2開閉バルブ94bが開放されるとともに、燃料ガス循環用ポンプ78が駆動される。従って、燃料ガス循環用ポンプ78の回転作用下に、燃料ガス流路36内の空気が吸引され、前記燃料ガス流路36が減圧される。
そして、燃料ガス流路36が所定の減圧状態に至った後、ステップS108に進んで、前記燃料ガス流路36に燃料ガスの供給(水素投入)が開始される。このステップS108では、図17及び図24に示すように、燃料ガス循環用ポンプ78が停止され、第2開閉バルブ94bが閉じられるとともに、第1開閉バルブ94aが開放される。このため、水素タンク60から水素供給流路62に燃料ガスが導出され、この燃料ガスは、燃料電池スタック12の各燃料ガス流路36に吸引される。
次いで、ステップS109に進んで、酸化剤ガス流路34に空気の供給(空気投入)が開始される。このステップS109では、図17及び図25に示すように、第6開閉バルブ94fが開放される一方、エアポンプ42が回転駆動される。これにより、エアフィルタ52から吸引された空気は、各酸化剤ガス流路34に送られる。
さらに、スイッチ88が閉じられて、負荷86が燃料電池スタック12に接続されることにより、燃料電池システム90の起動が開始される(ステップS110)。
この場合、第3の実施形態では、燃料ガス流路36における燃料ガスから空気へのガス交換性の向上及び生成水の排水性の向上が容易に図られるとともに、燃料電池システム90全体を簡略且つ経済的に構成することが可能になる等、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
図26は、本発明の第4の実施形態に係る運転方法を説明するフローチャートであり、図27は、そのタイミングチャートである。
なお、この第4の実施形態は、燃料電池システム90を用いており、第3の実施形態と同一の工程については、その詳細な説明は省略する。
この第4の実施形態では、燃料電池システム90の発電(ステップS121)から停止後の燃料ガス流路36の減圧処理及び前記燃料ガス流路36の自然空気掃気(ステップS124)までの処理は、第3の実施形態のステップS101〜ステップS104と同様に行われる。
そして、ステップS124の後、ステップS125に進んで、発電停止後に燃料ガス流路36の減圧処理が所定の回数だけ行われたか否かが判断される。ここで、減圧処理が所定の回数に満たないと判断されると(ステップS125中、NO)、ステップS123に戻って、再度、燃料ガス流路36の減圧処理が行われる。
さらに、ステップS124に進んで、燃料ガス流路36の自然空気掃気が行われた後、ステップS125で上記のステップS123及びステップS124が所定の回数だけ行われたか否かが判断される。その際、ステップS123及びステップS124が所定の回数だけ繰り返されたと判断されると(ステップS125中、YES)、ステップS126に進む。従って、第3開閉バルブ94cが閉じられることにより掃気が終了され(ステップS126)、ソーク処理に移行する(ステップS127)。
次いで、燃料電池システム90の起動が開始される際には、第3の実施形態のステップS107〜ステップS110と同様に、ステップS128〜ステップS131が行われる。
この場合、第4の実施形態では、ステップS123〜ステップS125に示すように、発電停止後に燃料ガス流路36の減圧処理と前記燃料ガス流路36の自然空気掃気処理とが、所定の回数だけ繰り返し行われている。これにより、燃料電池システム10の停止時に、燃料電池スタック12内の排水性の一層の向上を図るとともに、前記燃料電池システム10のガス置換能力の向上が容易に図られるという効果が得られる。
本発明の第1の実施形態に係る燃料電池システムの概略構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る運転方法を説明するフローチャートである。 前記第1の実施形態におけるタイミングチャートである。 前記燃料電池システムの発電時の説明図である。 前記燃料電池システムの減圧時の説明図である。 前記燃料電池システムのアノード側の自然空気掃気時の説明図である。 自然空気掃気終了時の説明図である。 前記燃料電池システムのソーク時の説明図である。 前記燃料電池システムの減圧時の説明図である。 前記燃料電池システムの水素投入時の説明図である。 前記燃料電池システムの空気投入時の説明図である。 燃料電池の電極反応の説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る運転方法を説明するフローチャートである。 前記第2の実施形態におけるタイミングチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る運転方法を実施するための燃料電池システムの概略構成図である。 本発明の第3の実施形態に係る運転方法を説明するフローチャートである。 前記第3の実施形態におけるタイミングチャートである。 前記燃料電池システムの発電時の説明図である。 前記燃料電池システムの減圧時の説明図である。 前記燃料電池システムのアノード側の自然空気掃気時の説明図である。 前記自然空気掃気終了時の説明図である。 前記燃料電池システムのソーク時の説明図である。 前記燃料電池システムの減圧停止時の説明図である。 前記燃料電池システムの水素投入時の説明図である。 前記燃料電池システムの空気投入時の説明図である。 本発明の第4の実施形態に係る運転方法を説明するフローチャートである。 前記第4の実施形態におけるタイミングチャートである。
符号の説明
10、90…燃料電池システム 12…燃料電池スタック
14…酸化剤ガス供給装置 16…燃料ガス供給装置
18、92…開閉弁装置 20…コントローラ
22…燃料電池 24…固体高分子電解質膜
26…カソード側電極 28…アノード側電極
30…電解質膜・電極構造体 34…酸化剤ガス流路
36…燃料ガス流路 42…エアポンプ
44…空気供給流路 50…加湿器
56…空気排出流路 60…水素タンク
62…水素供給流路 66…エゼクタ
68…分岐流路 70…オフガス流路
72…水トラップ 76…水素循環路
78…燃料ガス循環用ポンプ 79…アノード側排気流路
80a〜80h、94a〜94g…開閉バルブ

Claims (3)

  1. 酸化剤ガス流路を介してカソード側電極に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給装置及び燃料ガス流路を介してアノード側電極に燃料ガスを供給する燃料ガス供給装置と、前記酸化剤ガス及び前記燃料ガスの電気化学反応により発電する燃料電池とを有するとともに、前記燃料ガス供給装置は、前記アノード側電極から排出される前記燃料ガスを、循環流路を介して前記アノード側電極の入口側に戻す燃料ガス循環用ポンプを設け、前記酸化剤ガス供給装置は、前記酸化剤ガス流路に前記酸化剤ガスを供給するエアポンプを設け、前記燃料ガス流路の入口側と前記酸化剤ガス流路の入口側とが、前記エアポンプよりも前記燃料電池側に設けられる分岐流路を介して接続されている燃料電池システムの運転方法であって、
    前記燃料電池システムの停止時に、前記燃料ガス流路の入口側を閉塞した状態で前記燃料ガス循環用ポンプが駆動されることにより、前記燃料ガス流路を吸引して減圧する第1減圧工程と、
    前記燃料ガス循環用ポンプを停止した状態で、自然空気掃気によって、少なくとも前記燃料ガス流路を空気に置換する第1置換工程と、
    前記第1置換工程の後に、前記エアポンプを用いた強制空気掃気により前記分岐流路を介して前記燃料ガス流路に空気を導入する工程と、
    を有することを特徴とする燃料電池システムの運転方法。
  2. 請求項1記載の運転方法において、
    前記燃料電池システムの起動時に、前記燃料ガス流路の入口側を閉塞した状態で前記燃料ガス循環用ポンプが駆動されることにより、前記燃料ガス流路を吸引して減圧する第2減圧工程と、
    前記燃料ガス流路を前記燃料ガスに置換する第2置換工程と、
    を有することを特徴とする燃料電池システムの運転方法。
  3. 請求項記載の運転方法において、前記第減圧工程及び前記第置換工程の後に、前記第減圧工程が所定回数だけ行われたか否かを判断する工程を有し、前記第減圧工程が前記所定回数行われなかった場合には再度前記第減圧工程及び前記第置換工程を行うことを特徴とする燃料電池システムの運転方法。
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