JP5449102B2 - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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本発明は、配管を固定する構造を有する空気調和機の室外機に関するものである。
配管を固定する構造を有する空気調和機の室外機として、「四方弁などの冷媒回路部品に緩衝性を持った固定具を取り付け、この固定具を前記仕切板や前記筐体、あるいは、これらに固定されたアングルへ固定することにより、前記冷媒配管の振動および、前記四方弁などの冷媒回路部品自体から発生される振動を伝えること無く、前記仕切板や前記筐体などへ固定することが可能となる。」というものがある(特許文献1参照。)。
また、「垂直姿勢にしたアキュームレータ9の外周に、環状部21の1箇所に切れ目22を有する固定バンド20を嵌合してアキュームレータ9と固定バンド20を締め付け関係に置き、固定バンド20の切れ目22から放射方向に突き出す延長部23を、空気調和機室外機の天板3から垂下する取付板10に固定する。アキュームレータ9の外周には下向きの段差9aが形成されており、この段差9aに固定バンド20の上縁が当接する。アキュームレータ9と固定バンド20の間には吸振材30が挟み込まれる。」というものがある(特許文献2参照。)。
特開2003−106567号公報(要約、図2、図4) 特開2008−292062号公報(要約、図3、図5)
特許文献1においては、固定具において、ネジ等により配管が通る穴を締め付ける構造となっていないため、配管を押さえつける力が弱く振動の抑制効果が薄いという課題がある。
特許文献2においては、固定バンドに金属製のクランプを使用しているため、特に配管が上下に振動した場合に、配管が上下にずれてしまうため、配管の振動の抑制効果が薄いという課題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、第1の目的は、配管を固定する力が強く、それにより配管の振動を抑制することができる空気調和機の室外機を提供することである。
また、第2の目的は、特に配管が上下に振動した場合にも配管がずれないで固定される構造とすることで、振動を抑制することができる空気調和機の室外機を提供することである。
本発明における空気調和機の室外機は、ファンが設置されるファン室と、圧縮機が設置される機械室と、前記ファン室と前記機械室とを分け、角部を有するセパレーターと、前記セパレーターの機械室側の前記角部の側面に、該側面との間に空隙を有するように固定されたL字形を有する板金と、略軸方向にスリットが形成された略円筒部分と該スリットの両端部に接続された板面部分とを有し、前記板面部分が前記板金にネジ止めされることで、前記セパレーターに固定されるクランプと、前記クランプに挿入され、スリットが略軸方向に形成されたラバーチューブと、前記圧縮機に接続され、前記ラバーチューブに挿入される配管と、を備え、前記クランプの前記板面部分が前記板金にネジ止めされることで、前記クランプの略円筒部分が前記ラバーチューブを介して前記配管を締め付けて固定し、前記ラバーチューブは、内側面に螺旋状の突条部を有するものである。
本発明により、圧縮機に接続された配管をラバーチューブ及びクランプ等を介して空気調和機の室外機のセパレーターに固定することで、圧縮機から伝播する配管の振動を抑制することができる空気調和機の室外機を得ることができる。
本発明の実施の形態における空気調和機の室外機の内部構造の全体図である。 図1のA部拡大図である。 本発明の実施の形態における空気調和機の室外機のラバーチューブの拡大図である。 本発明の実施の形態における空気調和機の室外機のクランプ及びラバーシートの拡大図である。 本発明の実施の形態における空気調和機の室外機の各部品を分解した状態を示す図である。
以下、本発明における空気調和機の室外機の一例について、図面を用いて詳細に説明する。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態における空気調和機の室外機の内部構造の全体図である。また、図2は、図1のA部拡大図である。
図1に示すように、本実施の形態における空気調和機の室外機は、ファン11等を有するファン室20と、圧縮機3等を有する機械室30とがセパレーター1によって分けられている。
ファン室20には、略中央にファン11が設けられ、その外周は略L字状の熱交換器12が設けられており、筐体(図示省略)によって囲まれている。
また、機械室30は、冷媒回路内を流れる冷媒を圧縮する圧縮機3が設けられている。そして、圧縮機3の上方に、冷房運転と暖房運転との切替の際に冷媒が流れる方向を変更する四方弁2が設けられている。そして、圧縮機3と四方弁2とが、配管4によって接続されている。
なお、圧縮機3は、空気調和機の冷媒回路内を循環する冷媒を圧縮して高温高圧となった冷媒を凝縮側熱交換器(図示省略)へ流出させる。また、圧縮機3は、モーターの回転運動とシリンダー及び回転ローターとの組み合わせにより冷媒の圧縮を行い、振動を発生させる。
また、セパレーター1の機械室側側面には板金9が取り付けられている。そして、その板金9にラバーシート7を介してクランプ6がネジ止めされており、クランプ6の内側にラバーチューブ5が設けられている。そして、配管4はラバーチューブ5に挿入されており、クランプ6をネジ止めすることで、ラバーチューブ5及び配管4が固定される構造になっている。なお、ラバーチューブ5及びクランプ6については後に詳しく説明する。
なお、本実施の形態における空気調和機の室外機の構造は、図1に示した例に限られるものではない。
次にラバーチューブ5及びクランプ6について詳細に説明する。
図3は、本発明の実施の形態における空気調和機の室外機のラバーチューブの拡大図であり、図4は、本発明の実施の形態における空気調和機の室外機のクランプ及びラバーシートの拡大図である。
図3に示すように、ラバーチューブ5は略円筒形状であり、その上端部には略円形状のフランジ5aが設けられており、下部には略円形状のフランジ5bが設けられている。上部のフランジ5a及び下部のフランジ5bをラバーチューブ5の外側に突出するように設けることで、クランプ6の内側に取り付けられるラバーチューブ5が上下にずれることを防止する。
また、ラバーチューブ5の一箇所に略軸方向のスリット5dが形成されている。そして、ラバーチューブ5は、外部から内側方向に向けて力を加えることでこのスリット5dの幅が縮小し、内径が調節できる。これにより、内部に挿入される配管4を締め付けて固定することができる。
また、ラバーチューブ5の内側側面は、螺旋状の突条部5cが形成されている。この突条部5cが形成されていることで、ラバーチューブ5に挿入されている配管4が上下にずれないで固定される。
図4に示すように、クランプ6は略円筒部分と、その略円筒形状部分の一箇所に形成されたスリット6bの両端部に接続された板面部分とから形成されている。そして、板面部分において板金9に取り付けられる側にはラバーシート7が貼られており、圧縮機3から配管4等を介して伝わる振動が空気調和機の室外機の筐体に伝わることを抑止することができる。
また、クランプ6の板面部分6dにはネジ穴6eが空けられており、板金9にネジ止めすることでスリット6bの幅が縮小し、クランプ6が締め付けられ、略円筒部分の内側に挿入されたラバーチューブ5が締め付けられる。これにより、前述したようにラバーチューブ5は、スリット5dの幅が縮小し、内側に挿入された配管4が締め付けられる。これにより配管4が固定され振動を抑止することができる。
また、クランプ6の略円筒形状部分の内側側面には、複数の突起6aが設けられている。この突起6aにより、略円筒形状部分の内側に取り付けられるラバーチューブ5が上下にずれないように固定することができる。
図5は、本実施の形態における空気調和機の室外機の各部品を分解した状態を示す図である。
図5に示すように、板金9にはネジ穴が空けられている。そして、ラバーチューブ5に配管4を挿入し、クランプ6にラバーチューブ5を挿入する。そして、ラバーシート7、クランプ6の順に板金9に取り付け、クランプ6のネジ穴6eにネジ8を挿入することで上記の各部品が固定される。
なお、取り付けの手順は上記の手順に限定されるものではなく、同様の構成にすることができれば他の手順でもよい。
なお、ラバーチューブ5及びラバーシート7の材質は、例えばEPDM(Ethylene Propylene Diene Monomer)である。EPDMは、耐候性、耐熱性、耐寒性及び耐薬品性等に優れているため、本実施の形態における空気調和機の室外機を様々な環境で長期間使用することが可能となる。
以上により、圧縮機3が接続する配管4をラバーチューブ5及びクランプ6等を介して空気調和機の室外機のセパレーター1に固定することで、圧縮機3から伝播する配管4の振動を抑制することができる空気調和機の室外機を得ることができる。
そして、配管4の振動を抑制することにより、配管4の折損及び固定位置からずれることを抑止できる。また、配管4に接続する部品及び空気調和機の室外機の筐体の振動も抑制されるため、各部品の落下又は固定位置からのずれ並びに音の発生を抑止することができる。
1 セパレーター、2 四方弁、3 圧縮機、4 配管、5 ラバーチューブ、5a,5b フランジ、5c 突条部、5d スリット、6 クランプ、6a 突起、6b スリット、6c 略円筒部分、6d 板面部分、6e ネジ穴、7 ラバーシート、8 ネジ、9 板金、11 ファン、12 熱交換器、20 ファン室、30 機械室。

Claims (3)

  1. ファンが設置されるファン室と、
    圧縮機が設置される機械室と、
    前記ファン室と前記機械室とを分け、角部を有するセパレーターと、
    前記セパレーターの機械室側の前記角部の側面に、該側面との間に空隙を有するように固定されたL字形を有する板金と、
    略軸方向にスリットが形成された略円筒部分と該スリットの両端部に接続された板面部分とを有し、前記板面部分が前記板金にネジ止めされることで、前記セパレーターに固定されるクランプと、
    前記クランプに挿入され、スリットが略軸方向に形成されたラバーチューブと、
    前記圧縮機に接続され、前記ラバーチューブに挿入される配管と、
    を備え、
    前記クランプの前記板面部分が前記板金にネジ止めされることで、前記クランプの略円筒部分が前記ラバーチューブを介して前記配管を締め付けて固定し、
    前記ラバーチューブは、内側面に螺旋状の突条部を有する
    ことを特徴とする空気調和機の室外機。
  2. 前記クランプの板面部分と前記板金との間にラバーシートを備えたことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室外機。
  3. 前記クランプの略円筒部分の内側面に複数の突起を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の空気調和機の室外機。
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