JP5449050B2 - 通信装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、他の装置との間で、中継装置を介したデータ通信を行う通信装置及びその制御方法に関する。
昨今、ユーザがデジタルカメラで撮った画像データを公衆網上のサーバにアップロードすることで、他のユーザが画像を閲覧できるようにするサービスがある。デジタルカメラが公衆網上のサーバと通信する際には、中継装置を経由してサーバと通信する場合がある。そして、中継装置にはプロキシ機能を有するものと、プロキシ機能を有していないものが存在する。
中継装置がプロキシ機能を有する場合、中継装置はデジタルカメラの通信相手としてデータを受信し、保持(キャッシュ)する。さらに、中継装置はデジタルカメラの代わりにサーバを通信相手としてデータを代理送信する。一方、中継装置がプロキシ機能を有していない場合、デジタルカメラがサーバを通信相手として送信したデータを中継伝送する。
特許文献1には、通信装置がプロキシ機能を有する中継装置を経由して他の通信装置にデータを送信する構成が記載されている。特許文献1によれば、中継装置と他の通信装置との間の通信が切断した場合であっても、通信装置から中継装置へのデータ送信は継続され、中継装置は送信されたデータを受信し、保持する。そして、中継装置と他の通信装置との間の通信が復帰すると、中継装置は保持しているデータを他の通信装置に代理送信する。
特開2008−067192号公報
しかしながら、プロキシ機能を有していない中継装置と他の通信装置との間の通信が切断した場合には、通信装置がデータの送信を継続しても中継装置はデータを破棄してしまう。従って、通信装置はデータの送信を継続する必要が無い。
本発明は、上述したような課題に鑑みてなされたものであり、中継装置を介して他の通信装置にデータを送信する際に、中継装置におけるデータの中継機能に応じたデータ送信を実行可能にすることを目的とする。
上記の目的を達成するための、本発明の一態様による通信装置は以下の構成を備える。すなわち、
中継装置を介して他の通信装置にデータを送信する送信手段と、
前記通信装置から前記中継装置を通信相手として送信された前記データを受信し、前記中継装置が前記他の通信装置を通信相手として前記データを代理送信する第1の中継機能と、前記通信装置から前記他の通信装置を通信相手として送信された前記データを前記中継装置が中継伝送する第2の中継機能のうち、いずれの中継機能で前記中継装置が動作しているかを検出する検出手段と、
前記中継装置と前記他の通信装置との間の通信が切断した際に、前記中継装置が前記第1の中継機能で動作している場合には前記送信手段による前記データの送信を継続し、前記第2の中継装置で動作している場合には前記送信手段による前記データの送信を中断する制御手段とを備える。
本発明によれば、データ送信の中断時に、中継装置におけるデータの中継機能に応じたデータ送信を実行することが可能となり、不必要なデータ送信を防ぐことができる。
システム構成を示す図。 デジタルカメラのハードウェア構成を示す図。 デジタルカメラの機能ブロック図。 携帯電話の構成を示すブロック図。 IPルータモードによりデータを送信する際のシーケンス図。 プロキシモードによりデータを送信する際のシーケンス図。 デジタルカメラのデータ送信処理を示すフローチャート。 デジタルカメラのデータ送信処理を示すフローチャート。 データ送信処理を説明するフローチャート。
まず、本発明を実施するのに好適な事例におけるハードウェア構成について説明する。以下、本実施形態に係る通信装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下の説明では、IEEE802.11シリーズに準拠した無線LANシステムを用いた例について説明するが、通信形態は必ずしもIEEE802.11準拠の無線LANには限らない。
[第1実施形態]
図1は、本実施形態によるシステム構成例を説明する図である。無線LAN100は、後述するデジタルカメラ101の通信IF206により構築されている。デジタルカメラ101と携帯電話103とは、無線LAN100によってアドホック無線接続をしている。なお、無線LAN100に代えて、Bluetooth(商標)やIrDA(赤外線通信)により、デジタルカメラ101と携帯電話103とを無線接続するようにしてもよい。また、携帯電話103は、携帯電話基地局104(以下、基地局104)を介して公衆網102にも接続している。公衆網102には撮像データを蓄積可能な、他の通信装置としてのWebサーバ105が接続されている。
携帯電話103は、デジタルカメラ101から送信された撮像データをWebサーバ105に中継する中継装置としての機能(中継機能)を有している。携帯電話103が有する中継機能には、以下の2つがある。第1の中継機能では、デジタルカメラ101から携帯電話103を通信相手として送信されたデータを携帯電話103が受信し、保持する。そして、携帯電話103がWebサーバ105を通信相手として保持しているデータを代理送信する。以下、これをプロキシ機能と呼ぶ。一方、第2の中継機能では、デジタルカメラ101からWebサーバ105を通信相手として送信されたデータを携帯電話103が中継伝送する。以下、これをIPルータ機能と呼ぶ。
図2は、デジタルカメラ101のハードウェア構成図である。制御部201は、不図示のCPU等を含み、デジタルカメラ101を制御する。ROM202は、制御部201が実行する制御命令を含むプログラム等を格納する。RAM203は、例えば制御部201が各種処理を実行する際のワークメモリとして機能する。アンテナ204、アンテナ制御部205、通信インターフェース部206(以下、通信IF)は、無線通信処理を行う無線部として動作する。電源部207は、デジタルカメラ101の各構成に電力を供給する。記憶部208は撮影により得られた画像データなど各種データを記憶、管理する。記憶部208として着脱可能な記録媒体が用いられてもよい。表示部209は、ユーザに対する各種表示を行う。操作部210は、ユーザからの操作指示を受け付ける。撮像部211は被写体の光学像を撮像する。
画像処理部212は撮像部211から出力された光学像を所定フォーマットの画像データに変換する。符号化/復号化部213は、画像処理部212から出力された画像データに対して所定の圧縮符号化を行い、圧縮符号化された画像データ(圧縮画像データ)を記録再生部214に供給する。また、符号化/復号化部213は記録再生部214から受け取った圧縮画像データを伸長復号化も行う。記録再生部214は、圧縮画像データを記憶部208に記録したり、記憶部208から再生のために読み出したりする。なお、本実施形態では画像データを圧縮符号化にはJPEG(Joint Photographic Experts Group)方式を用いるが、これに限定されない。計時部215は時間を計測する。
なお、上述のハードウェア構成は、本発明における実施形態の一つの事例であって、必ずしも上述したハードウェア構成でなくてもよい。本実施形態に適用可能なハードウェア構成であれば全て本発明の範囲内である。
図3は本実施形態における通信装置(デジタルカメラ101)の機能ブロック図である。本実施形態において、通信装置の機能ブロックは、ROM202にプログラムとして記憶され、制御部201によって実行されることで実現される。なお、図3に示す通信装置の機能ブロックの一部をハードウェア化してもよい。以下、図3を参照して通信装置の機能ブロックについて説明する。
ネットワーク検出部301はデジタルカメラ101の周辺に存在するネットワークの検出を行う。通信制御部302は、通信IF206を制御して、無線レイヤ通信や無線レイヤより上位層の通信、例えばTCP/IPの通信処理を制御する。パワーセーブ制御部303は、省電力のために、通信制御部302で実行している通信をパワーセーブモードに遷移させたり、パワーセーブモードの解除を行ったりする。ここでパワーセーブモードとは、データの送受信を行うことのできるアウェイク(Awake)状態と、データの送受信を行うことのできないドーズ(Doze)状態との間を遷移することで、通信IF206を省電力とするモードのことである。サービス検索部304は、同一ネットワーク内に存在する装置が実行しているサービスを、UPnP(Universal Plug and Play)などのサービス検索プロトコルを用いて検索する。ここで、サービス検索部304が検索するサービスとは、同一ネットワーク内に存在する装置がどのような中継機能を実行しているかを示す情報である。また、サービス検索部304が用いるプロトコルはUPnPに限られるものではなく、その他のサービス検索プロトコル機能を用いても良い。
切断検知部305は、携帯電話103から切断情報を受信することにより、携帯電話103と基地局104との間の通信の切断を検知する。復帰検知部306は、中継装置から復帰情報を受信することにより、携帯電話103と基地局104との間で再び通信ができるようになったこと(以下、通信の復帰)を検知する。IPルータ動作制御部307は、中継装置がIPルータ機能により中継を行う場合に、デジタルカメラ101の通信制御部302がWebサーバ105と、直接データ通信を行うための制御を行う。プロキシ動作制御部308は、中継装置がプロキシ機能により中継を行う場合に、デジタルカメラ101の通信制御部302が、プロキシ機能を実行している中継装置に対してデータ通信を行うための制御を行う。タイマ制御部309は、計時部215を利用して、タイマの起動やタイムアウトを制御する。
判断部310は、サービス検索部304で検索された中継装置が、IPルータ機能を実行しているかを判断して、IPルータ動作制御部307を動作させるか否かを判断する。また、判断部310は、サービス検索部304で検索された中継装置が、プロキシ機能を実行しているか否かを判断して、プロキシ動作制御部308を動作させるか否かを判断する。また、判断部310は、携帯電話103と基地局104との間の通信が切断したか復帰したか、及びIPルータ動作制御部307とプロキシ動作制御部308のどちらが動作しているかを判断して、通信制御部302による通信を継続するか、中断するかを判断する。また、判断部310は、通信制御部302で実行されている通信状況に応じて、パワーセーブ制御部303を制御してパワーセーブモードを行うか否かを判断する。さらに、判断部310は、タイマ制御部309によって起動しているタイマ(計時部215)がタイムアウトしたか否かを判断して、アプリケーションや、通信制御部302で実行している通信を停止するなどの判断も行う。
図4は、携帯電話103の構成を示すブロック図である。図4において、携帯電話機能制御部401は、不図示のCPU、ROM、RAM等を具備し、無線基地局を介して携帯電話を電話網へ接続するなど、携帯電話機としての周知の各種機能を実現する。メモリ402は、携帯電話103において各種データを保存する。メモリ402は、着脱可能な記録媒体を含むように構成してもよい。通信I/F部403は、外部機器との無線通信のためのインターフェースであり、本実施形態では、デジタルカメラ101の通信IF206と無線LAN100を介して無線通信を行う。無線通信としては、無線LANに代えてBluetoothやIrDAなどを用いることができる。中継処理部404は、IPルータ機能部405とプロキシ機能部406を有し、上述したIPルータ機能、プロキシ機能のいずれかによりデータ送信の中継処理を行う。尚、本実施形態では携帯電話103においてユーザがIPルータ機能とプロキシ機能のいずれを用いるかを選択する。しかしこれに限らず、ユーザがデジタルカメラ101を操作することで、デジタルカメラ101が携帯電話103に対してIPルータ機能とプロキシ機能のいずれを用いるかを指示できるようにしてもよい。また、携帯電話103がIPルータ機能とプロキシ機能いずれか一方の機能のみを実行可能なものであってもよい。また、本実施形態では中継装置として携帯電話を用いた構成を説明するが、中継装置がネットワークルータやプロキシサーバであってもよい。
なお、上述した機能ブロック図は本発明の実施形態の一つの事例であって、必ずしも上記機能ブロック構成を有していなければいけないものではない。本発明を実施可能な機能ブロック構成であれば全て本発明の範囲内である。
《IPルータ機能による中継時の動作》
図5は、図1で示した構成で、デジタルカメラ101が携帯電話103のIPルータ機能を経由して、Webサーバ105へ撮像データ(ここでは、上述の圧縮画像データのことである)のアップロードを実行する場合のシーケンス図である。ここでは、携帯電話103がIPルータ機能を利用してデータ通信を中継している場合に、携帯電話103と基地局104との間の通信が切断された際のデータ通信制御について説明する。また、携帯電話103と基地局104との間の通信が復帰した後のデータ通信制御についても説明する。
まず、ユーザが携帯電話103を操作して、携帯電話103がIPルータ機能によりデータを中継することを決定する。次に、ユーザがデジタルカメラ101を操作することで、撮像データをWebサーバ105に送信するためのアップロードアプリケーションが起動する。本実施形態では、デジタルカメラ101は撮像データのアップロード開始時に送信モードを決定する。送信モードには、IPルータ動作制御部307により撮像データを送信するIPルータモードと、プロキシ動作制御部308により撮像データを送信するプロキシモードの2つがある。デジタルカメラ101の判断部310は、携帯電話103がIPルータ機能により中継を行う場合には送信モードをIPルータモードに決定し、携帯電話103がプロキシ機能により中継を行う場合には送信モードをプロキシモードに決定する。本実施形態では、デジタルカメラ101は、サービス検索部304によって、携帯電話103がIPルータ機能で動作していることを検出する(F500)。従って、判断部310はIPルータ動作制御部307を動作することを決定し、デジタルカメラ101はIPルータ動作制御部307を起動してアップロードを開始する(F501)。
デジタルカメラ101は、携帯電話103を介して撮像データをWebサーバ105に送信する。IPルータ機能による中継において、携帯電話103は、デジタルカメラ101から送信された撮像データをそのままWebサーバ105に中継伝送する(F502)。続いてWebサーバ105からデジタルカメラ101に対しアップロード成功を示す情報が返信される(F503)。デジタルカメラ101は、携帯電話103を経由して、次の撮像データをWebサーバ105に送信する。この時、携帯電話103は、F502と同様にデジタルカメラ101から送信された撮像データを透過的に中継する(F504)。携帯電話103がデジタルカメラ101から送信された撮像データを透過的に中継している際に、携帯電話103と基地局104との間の通信が切断されたとする(F505)。例えば、携帯電話103が基地局104の通信エリア圏外に移動した場合に携帯電話103と基地局104との間の通信が切断される。基地局104との間の通信の切断を検出した携帯電話103は、デジタルカメラ101に切断通知を行う(F506)。なお、携帯電話103が基地局104の通信エリア圏外であることをデジタルカメラ101に通知しても良い。デジタルカメラ101の切断検知部305は、携帯電話103から切断通知を受信する。デジタルカメラ101の切断検知部305が切断通知を受信すると、判断部310はIPルータ動作制御部307を動作させているかどうかを判断する。判断部310は、IPルータ動作制御部307を動作させていた場合に、携帯電話103から切断通知を受信すると、デジタルカメラ101とWebサーバ105との間でのデータ通信が不可能になったと判断し、データ通信を直ちに中断することを決定する。ここでは、デジタルカメラ101は、IPルータ動作制御部307を動作させているため、データ通信は直ちに中断される(F507)。
データ通信を中断すると、デジタルカメラ101の判断部310はWebサーバ105への送信が完了していない未送信撮像データを記憶部208に記憶する(F508)。デジタルカメラ101は、未送信撮像データを記憶部208に記憶すると、パワーセーブ制御部303を制御してパワーセーブモードに移行する(F509)。これにより、携帯電話103と基地局104との間の通信が切断されている間、デジタルカメラ101は省電力とすることができる。
その後、例えば携帯電話103が基地局104の通信圏内に入り両者間の通信が復帰(再接続)すると(F510)、携帯電話103は、デジタルカメラ101に復帰通知を行う(F511)。なお、携帯電話103が基地局104の通信エリア内であることをデジタルカメラ101に通知しても良い。デジタルカメラ101の復帰検知部306が携帯電話103の復帰通知を受信すると、判断部310は、パワーセーブ制御部303を制御してパワーセーブモードを解除する(F512)。さらに、デジタルカメラ101の判断部310は、IPルータ動作制御部307を制御してWebサーバ105とのデータ通信を再開する(F513)。デジタルカメラ101は、Webサーバ105とのデータ通信が再開されると、記憶部208に記憶している未送信撮像データをWebサーバ105に送信する。このとき、携帯電話103は、F502と同様にデジタルカメラ101から送信された撮像データを透過的に中継する(F514)。
《プロキシ機能による中継時の動作》
図6は、デジタルカメラ101が携帯電話103のプロキシ機能により撮像データをWebサーバ105にアップロードする場合(プロキシモードでアップロードする場合)の処理シーケンスである。デジタルカメラ101の操作部210をユーザが操作することで、撮像データのアップロードが開始される。ここでは、サービス検索部304によって携帯電話103はプロキシ機能で動作していることが検出され(F600)、デジタルカメラ101の判断部310は、プロキシ動作制御部308を動作することを決定する。こうして、デジタルカメラ101はプロキシモードで撮像データのアップロードを開始する(F601)。
デジタルカメラ101は、プロキシ機能を実行している携帯電話103に対し、撮像データを送信する(F602)。携帯電話103は、デジタルカメラ101から送信された撮像データを一時的に保持する(F603)。そして、携帯電話103は、一時的に保持した撮像データを、基地局104を介してWebサーバ105に代理送信する(F604)。そして、Webサーバ105から携帯電話103にアップロード成功を示す情報が返信される(F605)。デジタルカメラ101は、プロキシ機能を実行している携帯電話103に対し、次の撮像データを送信する(F606)。携帯電話103がデータを代理送信している際に、携帯電話103と基地局104の間の通信が切断したとする(F607)。携帯電話103は、この切断を検知すると、デジタルカメラ101に切断通知を行う(F608)。
デジタルカメラ101の切断検知部305が携帯電話103からの切断通知を受信すると、判断部310はプロキシ動作制御部308を動作させているかを判断する。プロキシ動作制御部308を動作させていた場合は、携帯電話103と基地局104との間の通信が切断した場合であっても、判断部310はデータ通信を継続することを決定する(F609)。携帯電話103がプロキシ機能で代理送信する場合、デジタルカメラ101から送信されるデータを携帯電話103が一時的に保持して、Webサーバ105へ代理送信する。従って、携帯電話103と基地局104との間の通信が切断した状態でデジタルカメラ101が携帯電話103への撮像データ送信を継続しても、携帯電話103は撮像データの保持を行うことができる。そのため、デジタルカメラ101の判断部310は、撮像データ送信の継続を決定する。
その後、デジタルカメラ101は、携帯電話103が撮像データを一時的に保持するための空き容量があるか否かを判定するために、通信制御部302を制御して撮像データ送信許可確認を携帯電話103に送信する(F610)。撮像データ送信許可確認には、これから送信する撮像データのデータサイズの情報を付加する。デジタルカメラ101において、通信制御部302は携帯電話103から返信された撮像データ送信許可結果を受信する(F611)。撮像データ送信許可結果には、撮像データを保持するための空き容量があるか否かの情報が付加されている。なお、撮像データ送信許可結果に、携帯電話103の記憶領域のサイズ情報(一時的に保持可能なデータサイズ)を付加してもよい。この場合、付加されたサイズ情報に基づいてデジタルカメラ101が、撮像データを保持するための空き容量があるか否かを判定する。デジタルカメラ101において、判断部310は、携帯電話103から返信された撮像データ送信許可結果が撮像データを保持するための空き容量があることを示す場合は、撮像データの送信を継続する(F612)。そして、携帯電話103はデジタルカメラ101から送信された撮像データを保持する。(F613)。一方、撮像データ送信許可結果が携帯電話103に撮像データを保持するための空き容量がないことを示す場合には、判断部310は、直ちにデータ通信を中断し、Webサーバ105への送信が完了していない未送信撮像データを記憶部208に記憶し、パワーセーブモードに移行する。すなわち、図5のF507〜F509が実行される(F612)。
その後、携帯電話103と基地局104との間の通信が復帰(再接続)する(F614)と、携帯電話103は、デジタルカメラ101に復帰通知を行う(F615)。このとき、携帯電話103は、デジタルカメラ101から送信され、自身のメモリに一時的に保持した撮像データを、基地局104を介してWebサーバ105に代理送信する(F616)。デジタルカメラ101において、復帰検知部306は携帯電話103からの復帰通知を受信すると、判断部310はF612で記憶部208に記憶した未送信撮像データが存在するか否かを確認する(F617)。
例えば携帯電話103において一時的に撮像データを保持するための記憶領域が少ないために、記憶部208に未送信撮像データが存在した場合、未送信の撮像データを携帯電話103に対して送信する(F618)。携帯電話103は、デジタルカメラ101から送信された撮像データを一時的に保持し(F619)、一時的に保持した撮像データをWebサーバ105に代理送信する(F620)。
図7A,7Bは、図5および図6に示されるシーケンスを実現するためのデジタルカメラ101における処理を示すフローチャートである。このフローチャートは、デジタルカメラ101の制御部201がROM202に記憶されたプログラムを読み出し、実行することにより実現される。
デジタルカメラ101の操作部210を介してユーザにより所定の操作がなされると、アップロードアプリケーションが起動する(S701)。判断部310は、携帯電話103が実行している中継機能を検出し検出結果に基づいて、送信モードを決定する。(S702)。
判断部310は、ステップS702で決定した送信モードに基づいて、IPルータ動作制御部307またはプロキシ動作制御部308を起動し、携帯電話103を経由して撮像データをWebサーバ105に送信する(S703)。判断部310は、Webサーバ105にアップロードすべき撮像データの送信が完了したか否かを定期的に判断する(S704)。アップロードすべき撮像データの送信が完了した場合はS705に進み、完了していない場合はS706に進む。なお、S703における撮像データ送信の開始と共にタイマ制御部309が計時部215のタイマを起動し、所定の期間内に撮像データの送信が完了しなければ、表示部209にエラーを表示して撮像データアップロードを中止するようにしてもよい。デジタルカメラ101は、アップロードすべき撮像データの送信が完了した場合(S704でYES)、撮像データのアップロードを終了すると共にアップロードアプリケーションを終了する(S705)。この際、WEBサーバ105からのログアウトならびに携帯電話103との間の無線レイヤ通信を切断する。なお、無線レイヤより上位層の通信のみを切断するようにしてもよい。また、パワーセーブ制御部303が通信制御部302をパワーセーブモードに移行させる。
アップロードすべき撮像データの送信が未完了の場合(ステップS704でNO)、判断部310は、切断検知部305により携帯電話103から切断通知を受信したか否かを判断する(S706)。携帯電話103から切断通知を受信していないと判断された場合、処理はS703に戻り、Webサーバ105への撮像データの送信を継続する(S706でNO)。一方、切断通知を受信したと判断された場合(S706でYES)、判断部310はS702で決定した送信モードがIPルータモードか、プロキシモードかを判断する(S707)。デジタルカメラ101の送信モードがIPルータモードの場合はS708に進み、送信モードがプロキシモードの場合はS721に進む。
送信モードがIPルータモードの場合、判断部310はデジタルカメラ101とWebサーバ105との間の直接透過的なデータ通信が不可能と判断して、データ通信を中断する(S708)。S708でデータ通信を中断した場合、判断部310はWebサーバ105への送信が完了していない未送信撮像データを記憶部208に記憶する(S709)。このとき、1枚の画像の送信途中であった場合には、デジタルカメラ101は、当該画像を始めから再送するために、当該画像の全体を記憶部208に記憶し、続いて、後続の送信予定の画像を記憶部208に記憶する。未送信撮像データが記憶部208に記憶されると、判断部310はパワーセーブ制御部303を制御して、通信制御部302をパワーセーブモードへ移行させる(S710)。
次に、判断部310は、復帰検知部306において携帯電話103から復帰通知を受信したか否かを判断する(S711)。復帰検知部306が復帰通知を受信した場合(S711でYES)、判断部310は、パワーセーブ制御部303に通信制御部302のパワーセーブモードを解除させる(S712)。パワーセーブモードが解除されると、判断部310は、Webサーバ105とのデータ通信を再開することを決定する。そして、IPルータ動作制御部307は記憶部208に記憶している未送信撮像データを選択して、Webサーバ105にデータ送信する(S713)。なお、S710において、判断部310がタイマ制御部309にタイマを起動させ、一定期間の間に復帰通知を受信しない場合には、表示部209にエラーを表示して撮像データアップロードのための当該撮像データ送信アプリケーションを中止するようにしてもよい。
以上のように、デジタルカメラ101は、携帯電話103がIPルータ機能で中継動作することを検知すると、送信モードをIPルータモードに決定して、撮像データのアップロードを開始する。さらに、デジタルカメラ101は、携帯電話103と基地局104との間の通信が切断された場合には携帯電話103から通知される切断通知を検知する。デジタルカメラ101は、IPルータモードで撮像データのアップロードを行っている間にこの切断通知を受信すると、直ちに撮像データの送信を一時停止し、未送信撮像データを記憶部208に記憶して、パワーセーブモードとなる。この状態で、携帯電話103と基地局104との間の通信が復帰すると、デジタルカメラ101は携帯電話103から通知される復帰通知を検知し、パワーセーブモードを解除して、自動的に未送信撮像データの送信を再開する。
例えば、IPルータモードで3枚の撮像画像のデータを送信する際に、2枚目の画像の途中で携帯電話網が切断された(切断通知を受信した)とする。この場合、データ送信は直ちに停止され(S708)、未送信の画像(この場合、送信途中の2枚目と未送信の3枚目の画像)が記憶部208に記憶される(S709)。そして、ネットワークが再接続されたこと(復帰通知の受信)に応じて送信が再開されると、2枚目の画像の最初から送信が再開される(S713)。
その結果、デジタルカメラ101は、携帯電話103と基地局104との間の通信の切断時において、携帯電話103がIPルータとしてデータ通信を透過して中継していた場合に、不必要な撮像データ送信が防止される。さらに、デジタルカメラ101と携帯電話103の省電力効果を得ることができる。また、デジタルカメラ101は、撮像データの送信を一時停止した時に、通信パワーセーブモードに移行するので、更なる省電力効果を得ることができる。
更には、デジタルカメラ101は、携帯電話103と基地局104との間の通信の切断や復帰、中継装置のデータ通信経由方法に応じて、ユーザに意識させずに撮像データの送信を自動制御するため、ユーザの利便性も高まる。
ステップS707において、送信モードがプロキシモードであると判断された場合について説明する。送信モードがプロキシモードである場合にはステップS721に進み、判断部310は、データ通信を継続することを決定する。
通信制御部302は、携帯電話103が撮像データを一時的に保持するための空き容量があるか否かを判定するために、撮像データ送信許可確認を携帯電話103に送信する(S722)。なお、撮像データ送信許可確認には、送信する撮像データのデータサイズ情報を付加する。判断部310は、携帯電話103から返信される撮像データ送信許可結果を通信制御部302が受信したかを判断する(S723)。なお、撮像データ送信許可結果の受信待ちの開始とともにタイマ制御部309がタイマを起動し、一定期間の間に撮像データ送信許可結果を受信しなければ表示部209にエラーを表示して当該撮像データ送信アプリケーションを中止するようにしてもよい。
携帯電話103から返信される撮像データ送信許可結果を受信すると(S723でYES)、判断部310は撮像データ送信許可結果を参照し、携帯電話103に撮像データを一時的に保持するための空き容量があるか否かを判定する(S724)。即ち、デジタルカメラ101が携帯電話103へ撮像データを送信可能であるか否かが判断される。撮像データ送信許可結果が撮像データを保持するための空き容量がある(撮像データ送信可能)ことを示す場合(S724のYES)、判断部310は、通信制御部302を制御して、撮像データの送信を継続する(S725)。
その後、判断部310は、復帰検知部306が携帯電話103から復帰通知を受信したかどうかを判断し、復帰通知を受信したならば処理をS703へ戻す(S726でYES)。復帰通知が受信されていない場合、判断部310は、アップロードすべき撮像データの送信が完了したか否かを判断する(S727)。アップロードすべき撮像データの送信が完了していない場合は(S727でNO)、S721に戻り、上述した処理を繰り返す。一方、アップロードすべき撮像データの送信が完了した場合は(S727でYES)、撮像データのアップロードのための撮像データ送信アプリケーションを終了する(S705)。
S724において、撮像データ送信許可結果が撮像データを保持するための空き容量がないこと(撮像データ送信不可能)を示す場合S708に進み、データ通信を一時停止する。さらに、上述したS709〜S713の処理を行う。
以上のように、デジタルカメラ101は、携帯電話103がプロキシ機能で動作していることを検知すると、送信モードをプロキシモードに決定して、撮像データのアップロードを開始する。デジタルカメラ101は、携帯電話103と基地局104との間の通信が切断した場合に、携帯電話103から通知される切断通知を検知する。プロキシモードの場合には切断を検知した場合であっても、デジタルカメラ101は携帯電話103が撮像データを保持できるため、撮像データの送信を継続する。但し、デジタルカメラ101は、携帯電話103に対して撮像データ送信許可の確認を行うことにより、携帯電話103によって一時的なデータの保持が可能な範囲で撮像データの送信を行う。その結果、未送信の撮像データが残った場合、未送信撮像データを記憶部208に記憶して、パワーセーブモードに移行する。携帯電話103は基地局104と再接続した場合に、記憶している撮像データをWebサーバ105に送信するとともに、デジタルカメラ101にネットワークの復帰通知を行う。デジタルカメラ101はこの復帰を検知すると、記憶部208に未送信撮像データが記憶されている場合に、パワーセーブモードを解除して、自動で送信再開する。
例えば、デジタルカメラ101がプロキシモードで10枚の画像の撮像データをアップロードしている際に、2枚目の画像を送信している途中で、携帯電話103と基地局104との間の通信の切断発生を検出したとする。この場合、デジタルカメラ101は、携帯電話103からの撮像データ送信許可結果により撮像データ送信の不許可が通知されるまで、残りの画像の送信を継続する(S723、S724,S725)。携帯電話103が10枚の画像を保持できる記憶容量を有していれば、デジタルカメラ101におけるアップロードは完了する(S726,S727,S705)。
一方、携帯電話103と基地局104との間の通信の切断通知の受信後に、5枚目の画像を送信している途中で携帯電話103からの撮像データ送信許可結果により撮像データ送信の不許可が通知されたとする。この場合、デジタルカメラ101は直ちにデータ送信を停止し、送信中の画像を含む未送信の画像(5枚目〜10枚目の画像)を記憶部208に記憶する(S708、S709)。そして、復帰通知が受信されると、5枚目の画像の始めから10枚目の画像をアップロードし、処理を終える(S713→S703〜S705)。
なお、S722で撮像データ送信許可確認通知に付加される撮像データのデータサイズ情報は、たとえば、上記例で2枚目から10枚目の画像の合計のサイズ情報が付加される(2枚目の画像については未送信部分のサイズとしてもよい)。携帯電話103は、付加されたサイズ情報から残りの画像を保持できる記憶容量があるか否かを判断し、その判断結果を示す撮像データ送信許可結果をデジタルカメラ101に通知する。このようにすれば、残りの全ての画像を携帯電話103が保持できる場合にのみデータ送信が継続されるので、画像の途中で送信できなくなるといった事態を防止できる。画像の途中で送信できなくなると、当該画像に関してのそれまでの送信は無駄になる。したがって、上記構成によれば、より確実に不必要なデータ送信を防止することができる。
また、携帯電話103から送信される撮像データ送信許可結果に携帯電話103が保持可能なデータサイズ情報が付加されるようにすれば、デジタルカメラ101は後何枚の画像の送信を完了できるかを判断することができる。したがって、デジタルカメラ101が送信完了できる範囲でデータの送信を継続するようにすれば、画像の途中で送信できなくなるといった事態を防止でき、より確実に不必要なデータ送信を防止できる。
以上のような構成のデジタルカメラ101によれば、携帯電話103と基地局104との間の通信の切断時に携帯電話103がプロキシとして代理送信していた場合に、携帯電話103が撮像データを保持できるか否かに応じて、撮像データ送信が制御される。そのため、データ送信の継続によって送信時間を短縮できるとともに、携帯電話103の記憶領域の容量を超えた撮像データの送信を防ぐことができる。
すなわち、デジタルカメラ101は、携帯電話103と基地局104との間の通信の切断時において、携帯電話103が保持可能な範囲で撮像データの送信を継続する。そのため、携帯電話103の記憶領域にデジタルカメラ101のアップロードする全撮像データを記憶する余裕があれば、携帯電話103と基地局104が切断した場合でもデジタルカメラ101における撮像データアップロード処理を完了できる。その結果、省電力やアップロード処理の高速化が期待できる。また、携帯電話103と基地局104との間の通信の切断発生時にデジタルカメラ101がアップロードする全ての撮像データを携帯電話103で保持できないとしても、デジタルカメラ101は可能な限り携帯電話103への撮像データの送信を継続する。このため、撮像データのアップロード時間の短縮が期待できる。また、デジタルカメラ101は、IPルータモードと同様に、撮像データの送信を一時停止した際にパワーセーブモードに移行するため、省電力効果が期待できる。
更には、デジタルカメラ101は、携帯電話103と基地局104との間の通信の切断や復帰、中継装置のデータ通信経由方法に応じて、ユーザに意識させずに撮像データ送信を自動制御するため、ユーザの利便性が高まる効果も期待できる。
なお、上述の実施形態では、携帯電話103と基地局104との間の通信の切断や復帰について説明した。しかしこれに限らず、携帯電話103とWebサーバ105との間や、基地局104とWebサーバ105との間の通信の切断や復帰についても同様に本発明を適用することができる。
[第2実施形態]
第2実施形態における本発明を実施した通信装置のハードウェア構成、機能ブロック構成は第1実施形態と同様であるため同じ符号を付し、ここでは説明を省略する。上記第1実施形態においては、携帯電話103からの復帰通知を受信後、デジタルカメラ101は直ちに撮像データ送信を再開して未送信の撮像データを送信した。しかしながら、携帯電話103が移動中であった場合には、携帯電話103の状態が圏外と圏内を頻繁に切替わることが考えられる。このようにして、携帯電話103と基地局104間の接続と切断が繰り返されると、同じ画像を何度も送りなおすことになり、無駄なデータ通信が発生する可能性がある。第2実施形態では、これを解決する。図8は、第2実施形態による、撮像データの送信再開の制御を説明するフローチャートである。
なお、アップロードアプリケーションの起動(S701)から未送信撮像データの記憶(S709)までは、実施形態1の図7Aに示すフローチャートと同じ動作をデジタルカメラ101が行うので、ここでは説明を省略する。まず、S709で未送信撮像データが記憶部208に記憶されると、判断部310はパワーセーブ制御部303により通信制御部302をパワーセーブモードへ移行させる(S801)。次に、デジタルカメラ101は、携帯電話103からの復帰通知を待つ(S802)。復帰検知部306が復帰通知を受信すると、判断部310はタイマ制御部309を制御して切断・復帰検出の間隔を測る検出タイマを起動する(S803)。この検出タイマは、切断(圏外)および復帰(圏内)が少ない時間(例えば数秒)で頻繁に切替わっている、つまり携帯電話103が移動中かどうかを推定することを目的としている。なお、切断(圏外)および復帰(圏内)が頻繁に切り替わること(或いは移動中であること)を検出する方法は、このようなタイマによる計測に限られるものではない。たとえば、ある単位時間当りに切断と復帰が切替わる頻度を計測して検出してもよい。また、単位時間の切断通知と復帰通知にそれぞれ現在の位置情報が付加され、位置情報の変化が大きい場合には、移動中であると判断してもよい。
次に、判断部310は、携帯電話103と基地局104との通信が不能になったことを示す切断通知を切断検知部305が受信したかを調べる(S804)。検出タイマが満了する前に切断通知が受信された場合には(S804でYES)、判断部310は切断が頻繁である(移動中である)と判断する。したがって、判断部310は、検出タイマを停止し(S806)、パワーセーブモードを継続したままS802に進む。一方、切断通知が受信されていない場合、判断部310は検出タイマが満了になったか調べる(S805)。検出タイマが満了していなければ、処理はS804に戻る。切断通知が受信されないまま検出タイマが満了した場合、つまり所定時間以上、携帯電話103と基地局104とが切断しなかった場合(S805でYES)、判断部310は送信モードがIPルータモードか、プロキシモードかを判断する(S807)。送信モードがIPルータモードであると判断された場合にはS808に進み、プロキシモードであると判断された場合にはS815に進む。
S808において、パワーセーブ制御部303にパワーセーブモードを解除させる。 続いて、判断部310は、IPルータモードで携帯電話103および基地局104を介してWEBサーバ105との接続および認証を開始する(S809)。その後、処理はS713へ進み、第1実施形態で説明したように撮像データの再送が開始される。なお、撮像データの送信が完了して撮像データ送信アプリケーションを終了する際には、判断部310は、WEBサーバ105からのログアウトならびに携帯電話103との切断を行う(S705)。
一方、送信モードがプロキシモードであると判断された場合、判断部310は携帯電話103が撮像データを保持するための空き容量があるか否かを判定するために撮像データ送信許可確認通知を行う(S815)。そして、判断部310は、携帯電話103から撮像データ送信許可結果を受信したか確認する(S816)。撮像データ送信許可結果を受信した場合(S816でYES)、判断部310は撮像データが送信可能かを調べる(S817)。撮像データ送信可能でない場合は(S817でNO)、S815に戻り、通信可能となるまで上記処理を繰り返す。なお、本実施形態では、デジタルカメラ101は、携帯電話103に対して撮像データ送信許可確認通知をすぐに送信しているが、S817でNOになった場合には所定時間パワーセーブモードを継続した上で確認通知を実施してもよい。
撮像データ送信が可能な場合には(S817でYES)、パワーセーブモードを解除し(S818)、S713へ処理を進めて撮像データの再送信を行う。なお、第1実施形態では復帰通知を検出すると直ちにパワーセーブモードを解除したが、第2実施形態では携帯電話103がデータを保持可能な状態になったことを確認してからパワーセーブモードを解除し、データの再送を開始している。これにより、再送時のデータ通信をより確実な元することができる。なお、このような処理手順は第1実施形態にも適用可能であることはいうまでもない。
以上のように第2実施形態によれば、中継装置としての携帯電話103からの切断通知と復帰通知の発生の頻度を計測(推定)することにより、適切なタイミングでデータの送信再開を行うことができる。すなわち、計測した頻度が一定値を超えている場合には、復帰通知を受信しても撮像データの再送は行われない。これによって、データの送信が再開されてもすぐにデータ送信が中断されることを防ぐことが可能になり、無駄な無線資源やバッテリ消費を回避可能になる。
以上のように、上記各実施形態によれば、データ送信装置が中継装置経由で公衆網サーバと通信する際、中継装置の通信網切断を検知、中継装置のデータ通信経由方法に応じて、データ送信装置はデータ送信を制御する。そのため、不必要なデータ送信や中継装置の記憶領域のオーバフローを防ぐことができる。
なお、上記各実施形態では、デジタルカメラと携帯電話の間の通信に無線LAN通信システムを用いたがこれに限定されるものではない。また、通信装置としてデジタルカメラを、中継装置として携帯電話を例示したが、これに限らず、例えば、通信装置がビデオカメラであり、中継装置がモバイルルータであっても本発明を適用することができる。
尚、前述した各実施の形態の機能を実現するソフトウェアのコンピュータプログラムを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータが記憶媒体に格納されたコンピュータプログラムを読出し実行する。これによっても、本発明の目的が達成される。
101 デジタルカメラ、103 携帯電話、104 携帯電話基地局、105 Webサーバ

Claims (9)

  1. 通信装置であって、
    中継装置を介して他の通信装置にデータを送信する送信手段と、
    前記通信装置から前記中継装置を通信相手として送信された前記データを受信し、前記中継装置が前記他の通信装置を通信相手として前記データを代理送信する第1の中継機能と、前記通信装置から前記他の通信装置を通信相手として送信された前記データを前記中継装置が中継伝送する第2の中継機能のうち、いずれの中継機能で前記中継装置が動作しているかを検出する検出手段と、
    前記中継装置と前記他の通信装置との間の通信が切断した際に、前記中継装置が前記第1の中継機能で動作している場合には前記送信手段による前記データの送信を継続し、前記第2の中継装置で動作している場合には前記送信手段による前記データの送信を中断する制御手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記送信手段は、前記検出手段による検出結果に応じた送信モードで前記データを送信することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記中継装置と前記他の通信装置との間の通信が切断したことを示す切断通知を前記中継装置から受信する受信手段をさらに有することを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 前記中継装置と前記他の通信装置との間の通信が切断した際に、前記中継装置が前記データを保持するための空き容量があるか否かを判定する判定手段をさらに有し、
    前記制御手段は、前記中継装置が前記第1の中継機能で動作している場合であっても、前記判定手段により前記空き容量がないと判定された場合には、前記送信手段による前記データの送信を中断することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記送信手段による前記データの送信が中断している際に、前記中継装置と前記他の通信装置との間の通信が復帰した場合、前記制御手段は前記送信手段による前記データの送信を再開することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 前記送信手段による前記データの送信が中断している際に、前記通信装置の無線部をパワーセーブモードとするパワーセーブ手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 前記中継装置と前記他の通信装置との間の通信の切断の頻度を計測する計測手段をさらに有し、
    前記制御手段は、前記計測手段により計測された前記頻度が所定の値を超えている場合には、前記中継装置と前記他の通信装置との間の通信が復帰した場合であっても、前記送信手段による前記データの送信を再開しないことを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
  8. 通信装置の制御方法であって、
    送信手段が、中継装置を介して他の通信装置にデータを送信する送信工程と、
    検出手段が、前記通信装置から前記中継装置を通信相手として送信された前記データを受信し、前記中継装置が前記他の通信装置を通信相手として前記データを代理送信する第1の中継機能と、前記通信装置から前記他の通信装置を通信相手として送信された前記データを前記中継装置が中継伝送する第2の中継機能のうち、いずれの中継機能で前記中継装置が動作しているかを検出する検出工程と、
    制御手段が、前記中継装置と前記他の通信装置との間の通信が切断した際に、前記中継装置が前記第1の中継機能で動作している場合には前記送信工程における前記データの送信を継続し、前記第2の中継装置で動作している場合には前記送信工程における前記データの送信を中断する制御工程と、
    を有することを特徴とする通信装置の制御方法。
  9. コンピュータを、
    中継装置を介して他の通信装置にデータを送信する送信手段、
    前記通信装置から前記中継装置を通信相手として送信された前記データを受信し、前記中継装置が前記他の通信装置を通信相手として前記データを代理送信する第1の中継機能と、前記通信装置から前記他の通信装置を通信相手として送信された前記データを前記中継装置が中継伝送する第2の中継機能のうち、いずれの中継機能で前記中継装置が動作しているかを検出する検出手段、
    前記中継装置と前記他の通信装置との間の通信が切断した際に、前記中継装置が前記第1の中継機能で動作している場合には前記送信手段による前記データの送信を継続し、前記第2の中継装置で動作している場合には前記送信手段による前記データの送信を中断する制御手段、
    として機能させるためのコンピュータプログラム。
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