JP5448751B2 - 化粧床材の施工構造 - Google Patents

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本発明は、バルコニーやベランダ等の化粧床材の施工構造に関する。
図14に示すように、バルコニーやベランダ等は、コンクリートや木質ボード等からなる基礎床101の上面を第1の防水シート102で覆って床面110が形成されるとともに、この第1の防水シート102の周縁部を床面110の周囲に設けられた手すり壁や掃きだし窓の框部等の立ち上がり壁120から垂らされた第2の防水シート121の下端部と重ねあわせて、この重ね合わせ部130でシールすることによって、階下への漏水を防止するようになっている防水構造が採用されている場合がある(例えば、特許文献1参照)。
また、上記のような防水構造においては、図14に示すように、ブラケット140を設け、このブラケット140にカバー水切り150を取り付けて第1の防水シート102と第2の防水シート121との重ね合わせ部130を隠蔽するようにしている。
さらに、上記のようなバルコニーやベランダ等においては、床面110を構成する第1の防水シート102がむき出しになっていると見栄えが悪いとともに、防水シート102が太陽の直射日光によって劣化するおそれがある。そこで、意匠性を向上させるとともに、防水シート102の劣化を防止する目的等によって、図15に示すように、化粧床材210,220を床面110上に敷設して、化粧床200を形成する場合がある(例えば、特許文献2参照)。
特開平6−146559号公報 実公平4−27420号公報
しかしながら、防水シート102により形成されたバルコニーやベランダ等の床面110は、流れ勾配が設けられているため、カバー水切り150の下端から床面(防水シート102の上面)までの距離が、場所によって異なる。したがって、化粧床材210,220を敷設した場合、化粧床材210,220の上面と、カバー水切り150の下端との距離が不均一となり、見栄えが悪い。また、化粧床材210,220の厚みによっては、カバー水切り150の下端と床面との間に化粧床材210,220を挿入できない部分もあり、うまく化粧床材210,220を敷設できない場合がある。
また、上記のように、ブラケット140及びカバー水切り150を用いて立ち上がり壁120の下端部を隠蔽する構造では、ブラケット140やカバー水切り150の施工工数がかかるとともに、バルコニーやベランダ等の立ち上がり壁部分の構造に応じたブラケットやカバー水切りを用意しなければならず、コストがかかるという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みて、立ち上がり壁の下端部に存在する防水シートと防水シートとの重ね合わせ部や立ち上がり壁に沿って設けられた排水溝をブラケットやカバー水切りを用いることなく、見栄えよく、かつ、低コストで隠蔽することができる化粧床材の施工構造を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明にかかる化粧床材の施工構造は、周縁に沿って立ち上がり壁を有する建物部分の床面に、多数の化粧床材が、端縁に沿って設けられた雄型嵌合部を、隣接する化粧床材の端縁に沿って設けられた雌型嵌合部に嵌合させることによって連結された状態で敷設される化粧床材の施工構造であって、前記雄型嵌合部と雌型嵌合部との嵌合によって連結状態で前記床面上に敷設されて化粧床を形成する第1の化粧床材と、その下面側を前記立ち上がり壁側に向けて立ち上がり壁の下端部を隠蔽するように立ち上がり壁に沿って配置される第2の化粧床材とを備え、前記第2の化粧床材とこの第2の化粧床材に隣接して配置された第1の化粧床材とが、両化粧床材に設けられた突部を連結金具に設けられた嵌合部に嵌合させることによって連結金具を介して連結固定されていることを特徴としている。
本発明において、化粧床材としては、雄型嵌合部及び雌型嵌合部を備えたものであれば、特に限定されないが、例えば、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル等の熱可塑性樹脂のみで形成されたものでも構わないし、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル等の熱可塑性樹脂のみで形成された枠体の上面に、化粧材としての木製、無機成形体、合成樹脂成形体等のタイルを接着あるいは嵌合によって一体に設けられたものでも構わない。
連結金具の嵌合部に嵌合する突部としては、特に限定されないが、化粧床材の雄型嵌合部、雌型嵌合部、脚部などが挙げられる。
また、第2の化粧床材としては、第1の化粧床材と同様のものを用いても構わないが、施工完了時に見栄えがよいことから、例えば、上面が傾斜構造になった端部用化粧床材が好適であって、端部用化粧床材を、傾斜の下端側を上側となるように設置することが好ましい。
第2の化粧床材は、熱伸縮を吸収するために、立ち上がり壁との間に隙間が形成されていることが好ましい。
さらに、第2の化粧床材は、第1の化粧床材の上面に受けられるように配置されても、第1の化粧床材の端面に当接するように配置されても構わない。
連結金具は、特に限定されないが、材質として、アルミニウムやステンレス鋼などの金属材料やプラスチック材料が挙げられ、耐食性や強度を考慮すると、ステンレス鋼が好ましい。
連結金具に設けられる嵌合部の構造は、特に限定されないが、化粧床材に設けられた突部が嵌合する嵌合孔、断面C字形などの嵌合溝が挙げられる。また、突部が雌型嵌合部などのように孔を備えている場合には、この孔に嵌合する嵌合突起でも構わない。
本発明にかかる化粧床材の施工構造は、周縁に沿って立ち上がり壁を有する建物部分の床面に、多数の化粧床材が、端縁に沿って設けられた雄型嵌合部を、隣接する化粧床材の端縁に沿って設けられた雌型嵌合部に嵌合させることによって連結された状態で敷設される化粧床材の施工構造であって、前記雄型嵌合部と雌型嵌合部との嵌合によって連結状態で前記床面上に敷設されて化粧床を形成する第1の化粧床材と、その下面側を前記立ち上がり壁側に向けて立ち上がり壁の下端部を隠蔽するように立ち上がり壁に沿って配置される第2の化粧床材とを備え、前記第2の化粧床材とこの第2の化粧床材に隣接して配置された第1の化粧床材とが、両化粧床材に設けられた突部を連結金具に設けられた嵌合部に嵌合させることによって連結金具を介して連結固定されている。
したがって、立ち上がり壁の下端部、特に、防水シートと防水シートとの重ね合わせ部や立ち上がり壁に沿って設けられた排水溝等を既存の化粧床材を第2の化粧床材として用いて隠蔽することができる。したがって、異なるデザインのバルコニーやベランダ等においても、新たにブラケットやカバー水切り等の別部材を製造する必要がなくなり、施工コストや材料コストが低減できる。
また、床面に敷設される化粧床材の障害となるブラケットやカバー水切りが不要となるので、床面全体に化粧床材をきれいに敷設することができる。
本発明にかかる化粧床材の施工構造の第1の実施の形態の要部斜視図である。 図1の施工構造の要部断面図である。 図1の施工構造に用いられる化粧床材の雌型嵌合部の拡大斜視図である。 図1の施工構造に用いられる化粧床材の雄型嵌合部の拡大斜視図である。 図1の施工構造に用いられる連結部材の斜視図である。 図1の施工構造に用いられる第1の化粧床材と第2の化粧床材との連結状態を説明する断面図である。 図1の施工構造に用いられる第1の化粧床材と第2の化粧床材との連結方法を説明する断面図である。 本発明にかかる化粧床材の施工構造の第2の実施の形態の要部斜視図である。 図8の施工構造の要部断面図である。 図8の施工構造に用いられる第1の化粧床材と第2の化粧床材との連結方法を説明する断面図である。 図10の後工程を説明する断面図である。 図8の施工構造に用いられる第1の化粧床材と第2の化粧床材との連結状態を説明する断面図である。 連結金具の他の例を示す斜視図である。 従来のバルコニーの床面と立ち上がり壁とのコーナー部分の断面図である。 従来の化粧床の構造を説明する図である。
以下に、本発明を、その実施の形態をあらわす図面を参照しつつ詳しく説明する。
図1及び図2は、本発明にかかる化粧床材の施工構造の第1の実施の形態をあらわしている。
図1及び図2に示すように、この化粧床材1a,1bの施工構造は、バルコニー3の床面31に多数の第1の化粧床材1aが連結状態で敷かれて化粧床2が形成されている。
詳しく説明すると、上記床面31は、ALC板や合板等からなる基礎床31a上に第1の防水シート31bが貼られることによって形成されている。
そして、第1の防水シート31bは、その周縁部が、立ち上がり壁32の下端部に沿って立ち上がり、この立ち上がり部の上端部が立ち上がり壁32の上端側から立ち上がり壁32に沿うように設けられた第2の防水シート32aの下端部と重ね合わさり、この重ね合わせ部33において、第2の防水シート32aと水密状態で接合されている。
また、立ち上がり壁32のバルコニー3の内壁側には、立ち上がり壁32の上部を覆う化粧壁パネル34が取り付けられている。
そして、化粧床2は、最も立ち上がり壁32側に配置される第1の化粧床材1aの端縁が上記化粧壁パネル34のバルコニー内側端縁にほぼ一致するように敷設されるとともに、隣接する他の第1の化粧床材1aと、一方の化粧床材1aの端縁に等ピッチで設けられた図3に拡大して示す雌型嵌合部11に、他方の化粧床材1aの端縁に雌型嵌合部11と同じピッチで設けられた図4に拡大して示す雄型嵌合部12を嵌合させることによってつぎつぎに連結される。
なお、図2中、13は、雌型嵌合部11及び雄型嵌合部12を備えた合成樹脂製の平面視ほぼ正方形をした床材本体、14は床材本体13の上面に接着固定された化粧タイルである。
また、床材本体13は、床材本体13と床面31との間に排水用の隙間を形成する多数の脚部15を下面側に備えている。
一方、化粧床2の周縁部には、第2の化粧床材1bが、第1の化粧床材1aの上面に受けられるように配置され、図5に示す連結金具5aを介して、図2及び図6に示すように、各第2の化粧床材1bを下方から受ける第1の化粧床材1aに、連結金具5aを介して連結固定されている。
すなわち、第2の化粧床材1bは、第1の化粧床材1aの床材本体13と同じ材質の合成樹脂からなり、端部化粧床材として使用されているもので、平面視長方形をしていて、端部化粧床材として使用されたときの上面16が短手方向の一方から他方に向かって下り勾配になっている。
また、第2の化粧床材1bは、長手方向の寸法が、第1の化粧床材1aの床材本体13の一辺の長さと同じになっているとともに、図ではあらわれていないが、長手方向の一方の端縁に第1の化粧床材1aと同様の2つの雌型嵌合部11が設けられ、長手方向の他方の端縁に2つの雄型嵌合部12が設けられている。
さらに、第2の化粧床材1bは、図2に示すように、上面16の勾配の上端側の端縁に沿って下方に突出するように第1の化粧床材1aと同じピッチで雄型嵌合部12が設けられている。
連結金具5aは、図5に示すように、ステンレス鋼板をL字形に折り曲げるとともに、各折曲部51、52にそれぞれ嵌合孔53が1つずつ穿設されている。
嵌合孔53は、雌型嵌合部11の水平断面形状とほぼ同形同大になっている。
そして、この化粧床材の施工構造は、例えば、以下のようにして施工される。
(1)第1の化粧床材1aを従来と同様にして床面31上に敷き並べて化粧床2を形成する。
(2)図7に示すように、まず、連結金具5aを、一方の折曲部51が第1の化粧床材1aの下面に対面し、他方の折曲部52が第1の化粧床材1aの側面に対面するように配置し、一方の折曲部51の嵌合孔53に化粧床2の周縁に位置する第1の化粧床材1aの突部としての雄型嵌合部12の1つを嵌合させる。なお、連結金具5aは、化粧床2の周縁に位置する各第1の化粧床材1aにそれぞれ1つ以上連結固定される。
(3)図5に示すように、第2の化粧床材1bを、その下面側を立ち上がり壁32側に向けるとともに、上面16の勾配の上端側の端面17が第1の化粧床材1aの上面で受けられるように配置し、連結金具5aの他方の折曲部52の嵌合孔53に第2の化粧床材1bの雄型嵌合部12の1つを嵌合させて連結金具5aを介して第1の化粧床材1aと第2の化粧床材1bとを連結する。
また、このとき、第2の化粧床材1bは、上端部となる上面16の勾配の下端側が化粧壁パネル34の下端部に当接した状態となる。すなわち、第1の防水シート31bと第2の防水シート32aとの重ね合わせ部33が第2の化粧床材1bによって隠蔽された状態になる。なお、この施工構造においては、第2の化粧床材1bは、長手方向の端縁に沿って設けられた雌型嵌合部11に、立ち上がり壁32に沿う方向に隣接する第2の化粧床材1bの長手方向の端縁に沿って設けられた雄型嵌合部11を嵌合させて連結固定することが好ましい。
なお、図6及び図7では、連結金具5aは、その構造を明瞭とするために、厚みを強調して描いているが、実際は、化粧床2の表面に段差が生じないように、1〜2mm程度の薄いものである。
この化粧床材1a,1bの施工構造は、従来のように、ブラケット140やカバー水切り150を用いることなく、上記のように、既存の端部化粧床材である第2の化粧床材1bを用いて第1の防水シート31bと第2の防水シート32aとの重ね合わせ部33を隠蔽するようにしたので、重ね合わせ部33の隠蔽にかかる作業工数を減らすことができるとともに、バルコニーやベランダ等の構造に応じてブラケット140やカバー水切り150を製造する必要がなくなり、施工コストも低減できる。
また、場所によっては、第1の化粧床材1aの敷設の障害となるブラケット140やカバー水切り150が用いられていないので、バルコニーの構造に関係なく第1の化粧床材1aの敷設をスムーズに行え、きれいな化粧床2を構築することができる。
図8及び図9は、本発明にかかる化粧床材の施工構造の第2の実施の形態をあらわしている。
図8及び図9に示すように、この実施の形態の施工構造では、第2の化粧床材1aをスロープの上端側の端面が、床面31に直接受けられ、第2に化粧床材1aの上面(スロープ面)が化粧床2の周縁に配置された第1の化粧床材1aの側面にほぼ当接している。
また、第1の化粧床材1aと第2の化粧床材1bとは、図9〜図12に示すような連結金具5bを介して連結固定されている。
すなわち、連結金具5bは、図10〜図12に示すように、第2の化粧床材1bの受部54と、この受部54の一端から直角に立ち上がる第1嵌合孔形成部55と、受部54の他端上面から一旦立ち上がったのち、直角に折れ曲がって、受部54から遠ざかる方向に延出する第2嵌合孔形成部56とを備えている。
第1嵌合孔形成部55には、第2の化粧床材1bの雄型嵌合部12が嵌合する第1嵌合孔55aが穿設され、第2嵌合孔形成部56には、第1の化粧床材1aの脚部15が嵌合する第2嵌合孔56aが穿設されている。なお、図10〜図12では、連結金具5bは、その構造を明瞭とするために、厚みを強調して描いているが、実際は、化粧床2の表面に段差が生じないように、1〜2mm程度の薄いものである。
そして、この第2の施工構造は、例えば、以下のようにして施工される。
(1)図10に矢印で示すように、第2の化粧床材1bの下面を第1嵌合孔形成部55側に向けるとともに、上面16の勾配の上端側の端面17を受部54に受けさせたのち、第2の化粧床材1bを受部54に沿って矢印方向にスライドさせて、図11に示すように、第1嵌合孔55aに雄型嵌合部12を嵌合させて、第2の化粧床材1bの長手方向の両端部(図11では一方の端部しかあらわれていない)に連結金具5bを取り付ける。
(2)図11に示すように、第2の化粧床材1bに連結された連結金具5bの第2嵌合孔形成部56を化粧床2の端縁に配置される第1の化粧床材1aの下面に臨ませ、連結金具5bを矢印方向に相対移動させて、図12に示すように、第2嵌合孔56aに第1の化粧床材1aの対応する脚部15を嵌合させて第2の化粧床材1bと第1の化粧床材1aと連結固定する。
(3)上記のように、第2の化粧床材1bが連結された第1の化粧床材1aを第2の化粧床材1bと立ち上がり壁32との間に隙間Sが形成されるように立ち上がり壁32に沿って敷設するとともに、化粧床2の端縁以外に配置される第1の化粧床材1aを、雄型嵌合部12(あるいは雌型嵌合部11)を隣接する第1の化粧床材1aの雌型嵌合部11(あるいは雄型嵌合部12)に嵌合させて従来と同様にして化粧床2を形成する。
この第2の施工構造では、上記第1の施工構造と同様の効果を備えているとともに、第2の化粧床材1bと立ち上がり壁32との間に隙間Sを設けるようにしたので、気温が高くなり、化粧床材1aが熱膨張しても、第2の化粧床材1bが立ち上がり壁32に当接することがない。したがって、化粧床2部分がひずまない。
本発明は、上記の実施の形態に限定されない。例えば、連結金具としては、図13に示すように、帯状の長い板材を直角に折り曲げるとともに、各面に脚部や雄型嵌合部12のピッチと同じピッチで複数の嵌合孔53を設けた連結金具5cを用いるようにしても構わない。また、化粧床材1aの雌型嵌合部に嵌合する嵌合突起を備えたものでも構わない。
また、上記の実施の形態では、第2の化粧床材として、端部化粧床材を用いるようにしていたが、第1の化粧床材と同じ化粧床材を第2の化粧床材として用いるようにしても構わない。
上記の実施の形態では、第2の化粧床材1bの長手方向の寸法と、第1の化粧床材1aの床材本体13の正方形の1辺の寸法とが一致していたが、一致していなくても構わない。
なお、第2の化粧床材1bの長手方向の寸法が長い場合は、長手方向の中間位置にも連結金具5aを取り付ける。
また、連結金具5aは、第1の化粧床材1aを床面31に敷き並べる前に化粧床2の周縁に配置される第1の化粧床材1aに予め取り付けられていても構わない。
1a 第1の化粧床材
1b 第2の化粧床材
11 雌型嵌合部(突部)
12 雄型嵌合部(突部)
2 化粧床
3 バルコニー
31 床面
31b 第1の防水シート
32 立ち上がり壁
32a 第2の防水シート
33 重ね合わせ部
5a,5b,5c 連結金具(連結部材)
53,55a,56a 嵌合孔(嵌合部)
S 隙間

Claims (6)

  1. 周縁に沿って立ち上がり壁を有する建物部分の床面に、多数の化粧床材が、端縁に沿って設けられた雄型嵌合部を、隣接する化粧床材の端縁に沿って設けられた雌型嵌合部に嵌合させることによって連結された状態で敷設される化粧床材の施工構造であって、
    前記雄型嵌合部と雌型嵌合部との嵌合によって連結状態で前記床面上に敷設されて化粧床を形成する第1の化粧床材と、その下面側を前記立ち上がり壁側に向けて立ち上がり壁の下端部を隠蔽するように立ち上がり壁に沿って配置される第2の化粧床材とを備え、
    前記第2の化粧床材とこの第2の化粧床材に隣接して配置された第1の化粧床材とが、両化粧床材に設けられた突部を連結金具に設けられた嵌合部に嵌合させることによって連結金具を介して連結固定されていることを特徴とする化粧床材の施工構造。
  2. 床面を構成し、周縁部で立ち上がり壁に沿って立ち上がる第1の防水シートの立ち上がり部と、立ち上がり壁に沿って設けられた第2の防水シートの下端部とが、水密に重ね合わさり、この重ね合わせ部が第2の化粧床材によって隠蔽される請求項1に記載の化粧床材の施工構造。
  3. 第2の化粧床材が、上面が一方から他方に向かって下り勾配に形成された端部用化粧床材であって、前記勾配の上端側の端面を下側にして設置される請求項1または請求項2に記載の化粧床材の施工構造。
  4. 第2の化粧床材と、立ち上がり壁との間に隙間が形成される請求項1〜請求項3のいずれかに記載の化粧床材の施工構造。
  5. 第2の化粧床材が、隣接する第1の化粧床材の上面に受けられる請求項1〜請求項4のいずれかに記載の化粧床材の施工構造。
  6. 第2の化粧床材が、隣接する第1の化粧床材の端面に当接する請求項1〜請求項5のいずれかに記載の化粧床材の施工構造。
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