JP5447760B2 - モータ駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ステッピングモータを駆動するのに用いて好適なモータ駆動装置に関する。
従来、ステッピングモータを定電流で駆動するモータ駆動装置は、図7に示すように、駆動信号を生成する駆動信号生成部101と、MOS−FET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)M101〜M104によりモータ巻線L101に電流を流し、モータを駆動するモータ駆動部102と、モータ巻線L101の電流を検出する電流検出部103と、タイミング信号を発振するオシレータ部104と、電流検出部103の検出出力によりセットされ、タイミング信号によりリセットされるRSフリップフロップ105とから構成されている。このようなモータ駆動装置では、電流検出部103によりモータ巻線L101の電流を検出し、この検出出力によりRSフリップフロップ105をトリガし、オシレータ部104からのタイミング信号によりRSフリップフロップ105をリセットし、このRSフリップフロップ105の出力を駆動信号生成部101に供給して、モータを定電流で駆動している。
また、例えば特許文献1に示されるように、無整流モータにおいて、モータの回転により、モータの回転に伴う電磁誘導が起き、発電電圧が誘起されると、この誘起電圧とタイミング信号とを同期させるようにすることで、モータからの電磁ノイズや転流騒音を抑えるようにしたものが開示されている。
特開平5−328783号公報
上述のステッピングモータの駆動装置では、ステッピングモータのスイッチング速度が低速の場合、巻線リップル電流が大きくなり、平均電流を低下させ、回転効率を低下させる。特に、巻線電流が小さい場合に、巻線リップルが占有的になる。したがって、巻線リップル電流の減少という側面からは、スイッチング速度を上げることが望まれる。
ところが、ステッピングモータのスイッチング速度を高速にすると、高速スイッチングのため、スイッチング損失が増大すると共に、発生するノイズの処理が必要になる。また、スイッチング速度が高速の場合、出力トランジスタ、フライホイールダイオードに、スイッチング特性の良い素子を使用しないと、効率悪化を招く。さらに、スイッチング速度が高速の場合、巻線電流が小さく、インダクタンスの値が小さいモータを駆動した場合に、電流の右上がり現象が発生する。
したがって、巻線リップル電流が大きいことが問題になる場合には、スイッチング速度を高速にして、巻線リップル電流を小さくし、また、スイッチング損失の増大が問題となる場合には、スイッチング速度を低速にして、スイッチング損失を減少させるようにすることが望まれる。
ところが、上述の従来のステッピングモータの駆動装置では、スイッチング速度を簡単に変更することは困難である。つまり、図7に示した従来のモータ駆動装置では、外部接続端子107が導出されており、この外部接続端子107に接続するコンデンサC101や抵抗R101の時定数により、オシレータ部104の発振周波数を設定する構成となっている。このような構成では、スイッチング速度を変更するためには、コンデンサC101や抵抗R101等の外部部品を装着する必要があり、部品点数が増加すると共に、スイッチング速度を簡単に変更できない。
また、特許文献1に示されるものでは、誘起電圧とタイミング信号とを同期させる必要があるため、タイミング信号の周波数を容易に変更することはできない。
そこで、本発明は、上述の課題を鑑みてなされたものであり、外部部品を装着することなく、スイッチング速度を簡単に変更できるようにしたモータ駆動装置を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題を解決するために、以下の事項を提案している。
本発明は、上述の課題を解決するために、以下の事項を提案している。
(1)本発明は、タイミング信号を発振するオシレータ部(例えば、図1のオシレータ部4に相当)と、オシレータ部からのタイミング信号を基に駆動信号を生成する駆動信号生成部(例えば、図1の駆動信号生成部1に相当)と、駆動信号生成部からの駆動信号によりモータを駆動するモータ駆動部(例えば、図1のモータ駆動部2に相当)と、を有するモータ駆動装置において、時定数回路を有しない、且つ、外部入力によりオシレータ部の発振周波数が設定可能な周波数切替部(例えば、図1の周波数切替部6に相当)を設けたことを特徴とするモータ駆動装置を提案している。
この発明によれば、外部入力によりオシレータ部の発振周波数を変更することで、スイッチング速度を簡単に変更できる。
(2)本発明は、(1)のモータ駆動装置について、モータを定電流で駆動することを特徴とするモータ駆動装置を提案している。
この発明によれば、定電流駆動のモータで、外部入力によりオシレータ部の発振周波数を簡単に変更することができる。
(3)本発明は、(1)または(2)のモータ駆動装置について、モータは、ステッピングモータであることを特徴とするモータ駆動装置を提案している。
この発明によれば、ステッピングモータで、外部入力によりオシレータ部の発振周波数を簡単に変更することができる。
(4)本発明は、(1)から(3)のモータ駆動装置について、前記周波数切替部が、2以上の電流供給源からの供給電流量を切り替えて(例えば、図5の定電流源I1、I2およびSW2に相当)、前記オシレータ部の発振周波数が設定することを特徴とするモータ駆動装置を提案している。
この発明によれば、供給する電流量により、オシレータ部の発振周波数を可変することから、電流量を的確に制御することにより、細やかに、オシレータ部の発振周波数を可変することができる。
本発明によれば、外部入力によりオシレータ部の発振周波数を変更することで、巻線リップル電流が大きい場合には、スイッチング速度を高速にして、巻線リップル電流を小さくすることができるという効果がある。また、スイッチング損失が増大した場合には、スイッチング速度を低速にして、スイッチング損失を減少させることができる。オシレータ部の発振周波数が外部入力により変更できるので、外部部品が不要となり、外部部品を削減できるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、本実施形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、また、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能である。したがって、本実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
図1は、本発明の実施形態のモータ駆動装置の構成を示すものである。
図1に示すように、本発明の実施形態のモータの駆動装置は、駆動信号生成部1と、モータ駆動部2と、電流検出部3と、オシレータ部4と、RSフリップフロップ5と、周波数切替部6とから構成されている。これらモータ駆動装置を構成する各部の回路は、集積回路化されている。
駆動信号生成部1は、入力制御信号IN及びRSフリップフロップ5の出力信号を受けて、MOS−FETM1〜M4に対する駆動信号を生成する。モータ駆動部2は、MOS−FETM1〜M4により、モータ巻線L1に電流を流し、モータを駆動する。
電流検出部3は、モータ駆動部2に流れる電流を検出し、この検出出力により、RS−フリップフロップ5をトリガすることで、モータを定電流駆動する。オシレータ部4は、タイミング信号を発振し、このタイミング信号で、RS−フリップフロップ5をリセットする。周波数切替部6は、外部入力端子7からの設定により、オシレータ部4の発振周波数を切り替える。
モータ巻線L1は、MOS−FETM1〜M4の間に接続されている。すなわち、MOS−FETM1のソースと、MOS−FETM2のドレインとが接続される。MOS−FETM3のソースと、MOS−FETM4のドレインとが接続される。MOS−FETM1のドレインと、MOS−FETM1のドレインとが電源Vmmに接続される。
MOS−FETM2のソースと、MOS−FETM2のソースとが、検出抵抗Rs1を介して、接地される。MOS−FETM1のソースとMOS−FETM2のドレインとの接続点と、MOS−FETM3のソースとMOS−FETM4のドレインとの接続点との間に、モータ巻線L1が接続される。
図2は、本実施形態のモータ駆動装置の各部の波形を示すものである。
図2(A)に示すように、時刻t0で、入力制御信号INがハイレベルになると、FETオン期間となり、MOS−FETM1及びM4がオンする。MOS−FETM1及びM4がオンすると、図3(A)に示すように、電源Vmmから、MOS−FETM1、モータ巻線L1、MOS−FETM4を介して、励磁電流iaが流れる。これにより、図2(B)及び図2(E)に示すように、MOS−FETM1の電流IM1及びMOS−FETM4の電流IM4が上昇していく。
モータ駆動部2に流れる電流は、電流検出部3の検出抵抗Rs1で検出される。電源Vmmから、MOS−FETM1、モータ巻線L1、MOS−FETM4を介して流れる電流iaにより、図2(F)に示すように、検出抵抗Rs1の検出電圧Vsが上昇していく。
検出抵抗Rs1の検出電圧Vsは、コンパレータCMP1の一方の入力端に供給される。コンパレータCMP1の他方の入力には、リファレンス電圧Vrefが供給される。時刻t1で、検出抵抗Rs1の検出電圧Vs(図2(F))がリファレンス電圧Vrefを越えると、コンパレータCMP1の出力がハイレベルになる。
これにより、図2(H)に示すように、RSフリップフロップ5のセット入力Sにハイレベルが供給される。RSフリップフロップ5のセット入力Sにハイレベルが供給されると、図2(J)に示すように、RSフリップフロップ5がトリガされ、RSフリップフロップ5の出力Qがハイレベルになる。
RSフリップフロップ5の出力は、駆動信号生成部1に供給される。RSフリップフロップ5の出力Qがハイレベルになると、FETオン期間からフライホイール期間に変わり、MOS−FETM1がオフとなり、MOS−FETM2がオンとなる。
時刻t1〜時刻t2のフライホイール期間では、MOS−FETM2と、MOS−FETM4とがオンしており、図3(B)に示すように、フライホイール電流ibは、モータ巻線L1、MOS−FETM4、MOS−FETM2の経路で流れて、モータ巻線L1に戻る。これにより、MOS−FETM2の電流IM2及びMOS−FETM4の電流IM4は、図2(C)及び図2(E)に示すように減少していく。
オシレータ部4は、所定周波数のタイミング信号を発生している。このタイミング信号は、図2(I)に示すように、RSフリップフロップ5のリセット入力Rに供給される。時刻t2で、オシレータ部4からのタイミング信号がハイレベルになると、図2(J)に示すように、RSフリップフロップ5の出力Qがローレベルになり、フライホイール期間からFETオン期間に変わる。
時刻t2〜t3のFETオン期間では、前述と同様に、MOS−FETM1とMOS−FETM4がオンとなっており、電源Vmmから、MOS−FETM1、モータ巻線L1、MOS−FETM4を介して、励磁電流が流れ、MOS−FETM1の電流IM1及びMOS−FETM4の電流IM4が上昇していく。そして、時刻t3で、検出抵抗Rs1の検出電圧Vsがリファレンス電圧Vrefを越えると、コンパレータCMP1の出力がハイレベルになり、RSフリップフロップ5がトリガされる。そして、時刻t3〜時刻t4で、再び、フライホイール期間となる。
以下、同様にして、FETオン期間とフライホイール期間とが繰り返される。
時刻tn−1で、入力制御信号IN(図2(A))がハイレベルからローレベルになると、フライバック期間となり、MOSFETM1とMOS−FETM4がオフし、MOSFETM2とMOS−FETM3がオンする。これにより、時刻tn−1〜時刻tnで、図3(C)に示すように、MOS−FETM2、モータ巻線L1、MOS−FETM3の経路で回生電流icが流れ、電源Vmmに回生される。
以上説明したように、本実施形態のモータ駆動装置では、検出抵抗Rs1の検出出力から巻線電流を検出し、この検出出力でRSフリップフロップ5をセットし、オシレータ部4からのタイミング信号によりRSフリップフロップ5をリセットすることで、FETオン期間と、フライホイール期間とを繰り返して、ステッピングモータを定電流で駆動している。
ステッピングモータでは、スイッチング時間が低速の場合、巻線リップル電流が大きくなり、平均電流を低下させ、回転効率を低下させる場合がある。特に、巻線電流が小さい場合に、巻線リップルが支配的になる。
これに対して、スイッチング時間が高速の場合、高速スイッチング動作のため、スイッチング損失が増大する。また、この場合、発生するノイズの処理が必要になる。さらに、出力トランジスタ、フライホイールダイオードにスイッチング特性の良い素子を使用しないと、効率悪化を招く。巻線電流が小さく、インダクタンスが小さなモータを駆動した場合には、電流の右上がり現象が発生する。
そこで、本発明の実施形態のモータ駆動装置では、図1に示すように、周波数切替部6を設け、外部入力端子7からの設定により、オシレータ部4からのタイミング信号の発振周波数を切り替えることができるようにしている。
図4は、オシレータ部4の発振周波数を高くして、高速動作させた場合の各部の波形を示している。
図4では、オシレータ部4からのタイミング信号の周波数が、図2に示した低速動作の場合のタイミング信号の周波数より高くなっているものとする。図4と、前述の図2に示した波形と比較すればわかるように、高速動作の場合の巻線電流Ioutのリップル成分(図4(G))は、低速動作の場合の巻線電流Ioutのリップル成分(図2(G))よりも、小さくなる。
本実施形態では、外部入力端子7からの設定により、オシレータ部4の発振周波数を切り替えることで、巻線リップル電流が大きい場合には、スイッチング速度を高速にして、巻線リップル電流を小さくすることができ、また、スイッチング損失が増大した場合には、スイッチング速度を低速にして、スイッチング損失を減少させることができる。
次に、外部入力端子7からの設定により発振周波数を切り替えることができるオシレータ部4の構成について説明する。
図5は、オシレータ部4及び周波数切替部6の構成を示すものである。図5に示すように、オシレータ部4は、コンパレータCMP2と、スイッチ回路SW1と、コンデンサC1と、トランスファゲートG1及びG2と、インバータINV1及びINV2とから構成される。
コンパレータCMP2の一方の入力と接地間には、コンデンサC1及びスイッチ回路SW1が接続される。また、コンパレータCMP2の一方の入力には、電流源I1が接続されると共に、スイッチ回路SW2を介して、電流源I2が接続される。
電流源I1、I2及びスイッチ回路SW2は、周波数切替部6を構成している。スイッチ回路SW2は、外部入力端子7からの制御信号により切り替えられる。
コンパレータCMP2の他方の入力は、トランスファゲートG1を介して、充電上限値電圧V1に接続されると共に、トランスファゲートG2を介して、充電下限値電圧V2に接続される。
コンパレータCMP2の出力は、インバータINV1及びINV2を介して出力され、RSフリップフロップ5のリセット入力に供給される。また、インバータINV1及びインバータINV2の出力は、互いに逆相で、トランスファゲートG1及びG2の制御端子に供給される。トランスファゲートG1は、充電上限値電圧V1の供給をオン/オフし、トランスファゲートG2は、充電下限値電圧V2の供給をオン/オフしている。
このようなオシレータ部4の動作について、図6の波形図を参照しながら説明する。図6に示すように、コンパレータCMP2の出力(図6(E)がローレベルのときには、図6(B)に示すように、スイッチ回路SW1はオフされている。スイッチ回路SW1がオフのときには、コンパレータCMP2の一方の入力には、コンデンサC1の端子電圧が供給される。
また、コンパレータCMP2の出力(図6(E))がローレベルのときには、図6(C)及び図6(D)に示すように、トランスファゲートG1が開き、トランスファゲートG2が閉じられる。よって、コンパレータCMP2の他方の入力には、充電上限値電圧V1が供給される。
コンデンサC1には、電流源I1及びI2から充電電流が流される。これにより、コンデンサC1の端子電圧は、図6(A)に示すように、徐々に上昇していく。
なお、コンデンサC1に対する充電電流は、スイッチ回路SW2により切り替えられる。スイッチング周波数を低く設定する場合には、スイッチ回路SW2はオフされる。この場合には、コンデンサC1に対する充電電流は、電流源I1となる。スイッチング周波数を高く設定する場合には、スイッチ回路SW2はオンされる。スイッチ回路SW2をオンすると、コンデンサC1に対する充電電流は、電流源I1と電流源I2との和電流となる。
コンパレータCMP2で、コンデンサC1の端子電圧と充電上限値電圧V1とが比較される。コンデンサC1の端子電圧が充電上限値電圧V1を越えると、図6(E)に示すように、コンパレータCMP2の出力がハイレベルになる。
コンパレータCMP2の出力(図6(E))がハイレベルになると、図6(B)に示すように、スイッチ回路SW1がオンされる。また、図6(C)及び図6(D)に示すように、トランスファゲートG2が開き、トランスファゲートG1が閉じられる。よって、コンパレータCMP2の他方の入力には、充電下限値電圧V2が供給される。
スイッチ回路SW1がオンされると、コンデンサC1の電荷は、スイッチ回路SW1を介して放電され、図6(A)に示すように、コンデンサC1の端子電圧は下降する。コンパレータCMP2で、コンデンサC1の端子電圧と充電下限値電圧V2とが比較される。コンデンサC1の端子電圧が充電下限値電圧V2より下降すると、図6(E)に示すように、コンパレータCMP2の出力がローレベルになる。
コンパレータCMP2の出力(図6(E))がローレベルになると、図6(B)に示すように、スイッチ回路SW1はオフされ、コンデンサC1の端子電圧は、図6(A)に示すように、徐々に上昇していく。また、図6(C)及び図6(D)に示すように、トランスファゲートG1が開き、トランスファゲートG2が閉じられ、コンパレータCMP2で、コンデンサC1の端子電圧と充電上限値電圧V1とが比較される。
以下、同様の動作が繰り返される。これにより、図6(E)に示すような発振出力を得ることができる。
このようなオシレータ部4では、コンデンサC1を充電電流により、図6(A)に示すコンデンサC1の充電時間が変わる。これにより、発振周波数を変更することができる。
この例では、コンデンサC1に対する充電電流がスイッチ回路SW2により切り替えられる。スイッチング周波数を低く設定する場合には、スイッチ回路SW2はオフされる。この場合には、コンデンサC1に対する充電電流は、電流源I1からのみになるので、コンデンサC1の充電時間が長くなり、発振周波数が下がる。
スイッチング周波数を高く設定する場合には、スイッチ回路SW2はオンされる。スイッチ回路SW2をオンすると、コンデンサC1に対する充電電流は、電流源I1と電流源I2との和電流となる。このため、コンデンサC1の充電時間が短くなり、発振周波数が上がる。
以上説明したように、本実施形態では、外部入力端子7からの設定により、オシレータ部4の発振周波数を切り替えることで、外部部品を装着することなく、高速動作と低速動作とを簡単に切り替えることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
本実施形態のモータ駆動装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態のモータ駆動装置の低速動作の場合の各部の波形図である。 本実施形態のモータ駆動装置の各期間での電流の流れの説明図である。 本実施形態のモータ駆動装置の高速動作の場合の各部の波形図である。 本実施形態のモータ駆動装置におけるオシレータ部及び周波数切替部の構成を示すブロック図である。 本実施形態のモータ駆動装置におけるオシレータ部の動作説明に用いる波形図である。 従来のモータ駆動装置の一例を示すブロック図である。
符号の説明
1:駆動信号生成部、
2:モータ駆動部、
3:電流検出部、
4:オシレータ部、
5:RSフリップフロップ
6:周波数切替部、
7:外部入力端子、
M1〜M4:MOS−FET、
L1:モータ巻線

Claims (4)

  1. タイミング信号を発振するオシレータ部と、
    前記オシレータ部からのタイミング信号を基に駆動信号を生成する駆動信号生成部と、
    前記駆動信号生成部からの駆動信号によりモータを駆動するモータ駆動部と、を有するモータ駆動装置において、
    時定数回路を有しない、且つ、外部入力により前記オシレータ部の発振周波数が設定可能な周波数切替部を設け
    前記周波数切替部は、前記外部入力に応じた電流を前記オシレータ部に供給し、
    前記オシレータ部は、
    前記周波数切替部から供給される電流により充電されるキャパシタと、
    前記キャパシタの両端電圧と、基準電圧と、を比較して、比較結果に応じた電圧を前記タイミング信号として出力する比較器と、
    前記比較器の出力電圧に応じて、予め定められた上限電圧と、当該上限電圧よりも電位の低い下限電圧と、のいずれかに前記基準電圧を設定する基準電圧設定部と、
    前記比較器の出力電圧が前記上限電圧を越えると、当該比較器の出力電圧が前記下限電圧より下降するまで、前記キャパシタを放電する放電手段と、を備えることを特徴とするモータ駆動装置。
  2. 前記モータを定電流で駆動することを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動装置。
  3. 前記モータは、ステッピングモータであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のモータ駆動装置。
  4. 前記周波数切替部が、2以上の電流供給源からの供給電流量を切り替えて、前記オシレータ部の発振周波数が設定することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のモータ駆動装置。
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