JP5446928B2 - ネットワークシステムの節電制御 - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワークを介して接続された複数の機器を含むネットワークシステムの
節電制御に関する。
消費電力低減の観点から、機器が通常の動作状態(以下、「通常モード」と呼ぶ)にあ
るときに一定時間使用されないと、機器の動作状態を通常モードより消費電力の小さい状
態(以下、「節電モード」と呼ぶ)に移し、節電モードにおいて所定の操作や情報の入力
が行われると機器の動作状態を通常モードに戻すような機器の節電に関する制御が知られ
ている。本明細書では、機器の動作状態を通常モードと節電モードとの間で切り替えるこ
とを「動作モード切り替え」と呼び、機器の動作モード切り替えに関する制御を節電制御
と呼ぶものとする。なお、節電モードは、省エネルギーモードやスタンバイモードとも呼
ばれる。
他方、ネットワークを介して接続された複数の機器を含むネットワークシステムにおい
て、複数の機器を協調して制御する技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開平10−49267号公報 国際公開第01/73558号パンフレット 特開2000−339116号公報
従来、ユーザーがネットワークを介して接続された複数の機器を使用する場合に、各機
器は個々に節電制御を実行するため、ユーザーが一定時間使用しなかった機器は、ユーザ
ーが希望しない場合にも単独で節電モードに移行してしまう場合があった。そのため、ネ
ットワークを介して接続された複数の機器を含むネットワークシステムにおける節電制御
に関し、ユーザー利便性に向上の余地があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、ネットワークを介して接
続された複数の機器を含むネットワークシステムのユーザー利便性を向上させることを目
的とする。
上記課題の少なくとも一部を解決するために、本発明は、以下の形態または適用例とし
て実現することが可能である。
[適用例1]ネットワークを介して接続された複数の機器を含むネットワークシステムで
あって、
前記複数の機器の内、機器の使用態様に関する所定の事項が共通する機器をグループ化
するグループ化処理部と、
グループ化された前記機器に通常モードから前記通常モードより消費電力の小さい節電
モードへの動作モード切り替えを共通のタイミングで行わせると共に、前記節電モードに
あるグループ化された前記機器の中から選択された少なくとも1つの代表機器に、前記代
表機器以外の機器を前記節電モードに維持したまま、前記通常モードへの移行を行わせる
制御部と、を備える、ネットワークシステム。
このネットワークシステムでは、複数の機器の内、機器の使用態様に関する所定の事項
が共通する機器がグループ化され、グループ化された機器については通常モードから節電
モードへの動作モード切り替えが共通のタイミングで行われる。また、節電モードにある
グループ化された機器の中から選択された少なくとも1つの代表機器について、代表機器
以外の機器が節電モードに維持されたまま、通常モードへの移行が行われる。そのため、
このネットワークシステムでは、グループ化された機器が単独で節電モードに移行してし
まうことが抑制されると共に、グループ化された機器が節電モードに移行した後にユーザ
ーが機器の使用を希望する場合には、代表機器以外の機器は節電モードに維持されたまま
代表機器が通常モードに移行して使用可能となるため、ユーザー利便性を向上させること
ができる。
[適用例2]適用例1に記載のネットワークシステムであって、
前記制御部は、グループ化された前記機器の内、最も遅くまで前記通常モードであった
機器を、前記代表機器として選択する、ネットワークシステム。
このネットワークシステムでは、グループ化された機器が節電モードに移行した後にユ
ーザーが機器の使用を希望する場合において、代表機器による処理の円滑化・効率化を図
ることができる。
[適用例3]適用例1に記載のネットワークシステムであって、
前記制御部は、グループ化された前記機器の間で、前記代表機器として選択される頻度
が平均化されるように、前記代表機器を選択する、ネットワークシステム。
このネットワークシステムでは、グループを構成する各機器の消耗・摩耗等の均等化を
図ることができる。
[適用例4]適用例1に記載のネットワークシステムであって、
前記制御部は、グループ化された前記機器の内、前記節電モードから前記通常モードへ
の前記動作モード切り替えが行われてから所定の動作の開始までに要する時間の最も長い
機器を、前記代表機器として選択する、ネットワークシステム。
このネットワークシステムでは、節電モードから通常モードへの動作モード切り替えが
行われてから所定の動作の開始までに要する時間の最も長い機器を他の機器に先んじて通
常モードに移行することができるため、その後にグループ化された機器全体を通常モード
に移行して使用する場合に、処理の迅速化・効率化を図ることができる。
[適用例5]適用例1に記載のネットワークシステムであって、
前記制御部は、グループ化された前記機器の内、消耗品の残量が最も多い機器を、前記
代表機器として選択する、ネットワークシステム。
このネットワークシステムでは、グループを構成する各機器の消耗品(例えば用紙やイ
ンク)の消費の均等化を図ることができると共に、消耗品の補充を行うことなくユーザー
が所望の処理を完了させることができる可能性を高めることができる。
[適用例6]適用例1に記載のネットワークシステムであって、
前記制御部は、グループ化された前記機器の内、ユーザーにより指定された機器を、前
記代表機器として選択する、ネットワークシステム。
このネットワークシステムでは、グループ化された機器が節電モードに移行した後も、
ユーザーは所望する機器を使用することができる。
[適用例7]適用例1ないし適用例6のいずれかに記載のネットワークシステムであって

前記機器の使用態様に関する所定の事項は、使用者と、使用場所と、使用時間と、使用
者の属性と、の少なくとも一つである、ネットワークシステム。
このネットワークシステムでは、使用者と使用場所と使用時間と使用者の属性との少な
くとも一つが共通する機器をグループ化して制御する場合のユーザー利便性を向上させる
ことができる。
[適用例8]適用例1ないし適用例7のいずれかに記載のネットワークシステムであって

前記グループ化処理部と前記制御部とは前記機器に含まれる、ネットワークシステム。
このネットワークシステムでは、グループ化処理部と制御部が機器に含まれる場合にも
、ネットワークシステムのユーザー利便性を向上させることができる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能であり、例えば、ネットワークシス
テム、ネットワーク装置、ネットワーク機器、当該システム・装置・機器の制御方法、こ
れらのシステム・装置・機器または方法の機能を実現するためのコンピュータープログラ
ム、そのコンピュータープログラムを記録した記録媒体、そのコンピュータープログラム
を含み搬送波内に具現化されたデータ信号、等の形態で実現することができる。
本発明の第1実施例におけるネットワークシステム10の構成を示す説明図である。 サーバー100の概略構成を示す説明図である。 プリンター300の概略構成を示す説明図である。 グループ化処理の流れを示すフローチャートである。 グループ化処理の流れを示すフローチャートである。 グループ化処理においてプリンター300とサーバー100との間で行われる情報のやりとりを示すチャート図である。 ログインユーザー情報の一例を示す説明図である。 ネットワークシステム10における同期節電制御処理の流れを示すフローチャートである。 ネットワークシステム10における同期節電制御処理の流れを示すフローチャートである。 ネットワークシステム10における節電解除処理の流れを示すフローチャートである。 ネットワークシステム10における節電解除処理の流れを示すフローチャートである。
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A.実施例:
A−1.構成:
A−2.グループ化処理:
A−3.同期節電制御処理:
A−4.節電解除処理:
B.変形例:
A.実施例:
A−1.構成:
図1は、本発明の第1実施例におけるネットワークシステム10の構成を示す説明図で
ある。本実施例のネットワークシステム10は、サーバー100と、クライアントコンピ
ューター200(以下、「クライアント200」と呼ぶ)と、複数のプリンター300と
、を有している。サーバー100とクライアント200と各プリンター300とは、例え
ばLANといったネットワークNWを介して互いに接続されている。ネットワークシステ
ム10において、ユーザーは、例えばクライアント200を操作して、プリンター300
を用いた印刷を行うことができる。ネットワークNWに、さらに、他のクライアントコン
ピューター、スキャナー、プロジェクター、ファクシミリといったネットワーク接続可能
な他の機器が接続されているとしてもよい。また、本実施例では、図示するように、ネッ
トワークNWとして有線のネットワークを使用するものとしたが、無線のネットワークを
使用するものとしてもよい。
ネットワークシステム10はセキュリティーシステムを備えており、セキュリティー管
理はサーバー100によって一括で行われている。具体的には、ユーザーがクライアント
200およびプリンター300を使用する際に、クライアント200およびプリンター3
00に対してユーザーIDおよびパスワードを入力する処理(以下、「ログイン処理」と
呼ぶ)を行うと、ユーザーIDおよびパスワード(以下、「ログイン情報」と呼ぶ)がサ
ーバー100に送信され、サーバー100によるログイン情報を用いたセキュリティー管
理が実行される。
図2は、サーバー100の概略構成を示す説明図である。サーバー100は、CPU1
10と、ROM120と、ハードディスクドライブ(以下、「HDD」と呼ぶ)130と
、RAM140と、ネットワークインターフェイス(以下、「NT−IF」と呼ぶ)15
0と、を含み、各構成要素はバス180によって互いに接続されている。サーバー100
は、NT−IF150を介してネットワークNWと接続され、ネットワークシステム10
の他の機器との間で各種データや情報のやり取りを行う。
ROM120は、サーバー100の起動に必要なBIOSプログラムを記憶している。
CPU110は、サーバー100の起動時に、ROM120にアクセスしてBIOSを実
行する。BIOSの実行に伴い、HDD130の所定のトラックに記憶されたオペレーテ
ィングシステム(以下、「サーバーOS」と呼ぶ)がRAM140にロードされ、CPU
110によりサーバーOSが実行される。サーバーOSとしては、Linux(登録商標)、S
olaris(登録商標)、NetWare(登録商標)、Windows NT/2000(登録商標)等のサーバー
OSを用いることができる。また、ログイン認証専用のサーバーを別途用意してもよい。
CPU110は、ログイン監視部111と、グループ化処理部112と、同期制御部1
13と、を含んでいる。CPU110は、HDD130に記憶されたプログラム(不図示
)を読み出して実行することにより、これら各部の機能を実現する。これら各部の機能の
詳細については後述する。
HDD130は、データや情報を記憶する記憶装置であり、前述のサーバーOSやプロ
グラムを記憶していると共に、ネットワークシステム10を使用するユーザーのユーザー
ID、パスワード、所属等のユーザー情報が記録されたIDファイル131を記憶してい
る。
RAM140は、CPU110における主記憶を構成している。CPU110は、必要
なプログラムをこの主記憶にロードして実行する。またRAM140は、ログイン状態記
憶部141を含んでいる。ログイン状態記憶部141は、ログイン監視部111がログイ
ンを許可した機器やユーザーのユーザーID、IPアドレス、ログイン時間、ログイン場
所等のログインユーザー情報を記憶する。ログイン状態記憶部141は、また、グループ
化処理部112がグループ化を行った機器の情報(以下、「グループ化情報」と呼ぶ)も
記憶する。
図3は、プリンター300の概略構成を示す説明図である。プリンター300は、CP
U310と、ROM320と、RAM340と、ネットワークインターフェイス(NT−
IF)350と、外部入出力インターフェイス(以下、「I/O−IF」と呼ぶ)370
と、プリンターエンジン390と、を含んでおり、各構成要素はバス380によって互い
に接続されている。プリンター300は、NT−IF350を介してネットワークNWに
接続されており、ネットワークシステム10内の他の機器との間で各種データや情報のや
り取りを行う。
ROM320は、プリンター300の動作全般を制御するための制御プログラムを記憶
する。CPU310は、ログイン制御部311と、同期制御部313と、印刷制御部31
6と、を含んでいる。CPU310は、ROM320およびRAM340に記憶されたプ
ログラムを読み出して実行することにより、これら各部の機能を実現する。
印刷制御部316は、ネットワークNWを介してプリンター300に接続された機器(
例えばクライアント200)やプリンター300に直結された機器から送信される印刷デ
ータを取得し、印刷データと操作パネル372を介して指定された印刷用紙サイズとに基
づいて、プリンターエンジン390を制御して印刷を実行させる。プリンターエンジン3
90は、印刷制御部316による制御に従い印刷を実行する機構である。
I/O−IF370には、液晶ディスプレイ(LCD)371と、操作パネル372と
、IDカードリーダー374と、が接続されている。液晶ディスプレイ371は、メニュ
ー画面や画像等を表示する。操作パネル372は、ユーザーによる操作のための操作ボタ
ン(図示省略)を含んでいる。ユーザーは、IDカードリーダー374にユーザーが所持
しているIDカードを挿入することによって、プリンター300にユーザーIDを入力す
る。また、ユーザーは、操作パネル372を介してパスワードをプリンター300に入力
する。
A−2.グループ化処理:
図4および図5は、グループ化処理の流れを示すフローチャートである。グループ化処
理は、ネットワークシステム10(図1)において、機器の使用態様に関する所定の事項
が共通する複数の機器を1つのグループにグループ化する処理である。ネットワークシス
テム10においてグループ化された複数の機器は、後述する同期節電制御処理の対象とな
る。本実施例では、サーバー100の制御の下、プリンター300を対象としたグループ
化処理が実行される。図4には、グループ化処理におけるプリンター300が実行する処
理を示しており、図5には、グループ化処理におけるサーバー100が実行する処理を示
している。また、図6は、グループ化処理においてプリンター300とサーバー100と
の間で行われる情報のやりとりを示すチャート図である。
ユーザーは、プリンター300の使用に際し、プリンター300のIDカードリーダー
374にIDカードを挿入することによってユーザーIDを入力する。また、操作パネル
372を用いてパスワードを入力する。プリンター300のログイン制御部311は、入
力されたユーザーのログイン情報(ユーザーIDおよびパスワード)とログイン要求とを
サーバー100に送信する(図4のステップS102、図6のRQ1)。その後、ログイ
ン制御部311は、ログイン許可の受信を監視する(ステップS104)。
サーバー100のログイン監視部111は、ログイン情報およびログイン要求の受信を
監視し(図5のステップS202)、プリンター300から送信されたログイン情報およ
びログイン要求を受信すると(ステップS202:YES)、受信したログイン情報とH
DD130のIDファイル131に記録されているユーザー情報とを照合する(ステップ
S204)。ログイン監視部111は、照合の結果、ログイン情報が正しいと判断すると
、ログイン情報の送信元のプリンター300に対してログイン許可ACK1を送信する(
ステップS206、図6のACK1)。照合の結果、受信したログイン情報が正しくない
と判断した場合には、ログイン監視部111は、プリンター300に対して再度のユーザ
ー情報入力を要求する。
プリンター300のログイン制御部311は、ログイン許可ACK1を受信すると(図
4のステップS104:YES)、ネットワークシステム10にログインして、印刷制御
部316やプリンターエンジン390を起動する(ステップS106)。なお、ネットワ
ークシステム10にログインした機器をログイン機器と呼ぶ。その後、同期制御部113
は、動作モード同期コマンドの受信を監視する(ステップS108)。
サーバー100のログイン監視部111は、ログイン許可ACK1を送信した後、RA
M140内のログイン状態記憶部141(図2)に記録されたログインユーザー情報を更
新する(図5のステップS208)。図7は、ログインユーザー情報の一例を示す説明図
である。図7に示すように、ログインユーザー情報は、ネットワークシステム10におけ
る各機器について、ユーザーを特定するユーザーIDや設置場所(使用場所)、ログイン
時間(使用時間)等を特定する情報を含んでいる。ログイン監視部111は、ログイン要
求のあった機器を機器IDにより特定し、当該機器についてのログインユーザー情報の内
のユーザーIDやログイン時間等を更新する。
また、サーバー100のグループ化処理部112は、全ログインユーザー情報を検索し
、ユーザーID、ログイン時間、設置場所等の事項に関して、互いに共通する事項を有す
るログイン機器を検索する(ステップS210)。例えば、ユーザーがログイン処理を行
ったプリンター300のログインより前に他の機器がログインしておらず、互いに共通す
る事項を有する機器がなかった場合には(ステップS212:No)、サーバー100に
おけるグループ化処理は終了する。
ログインユーザー情報の検索の結果、互いに共通する事項を有する機器があった場合に
は(ステップS212:YES)、サーバー100のグループ化処理部112は、ログイ
ン状態記憶部141にアクセスし、ログインユーザー情報(図7)において互いに共通す
る事項を有する機器が一つのグループであることを示すグループ化情報を追加する(ステ
ップS214)。これにより、ログインユーザー情報において、どの機器がグループ化さ
れているかが特定される。例えば、図7の例では、同一ユーザーにより使用され設置場所
も同一である3つのプリンター300(Pr1、Pr2、Pr3)が、1つのグループに
グループ化されている。
サーバー100の同期制御部113は、グループ化された機器に対して、動作モード同
期コマンドRQ2を送信する(ステップS216、図6のRQ2)。
グループ化されたプリンター300の同期制御部313は、サーバー100から動作モ
ード同期コマンドRQ2を受信すると(図4のステップS108:YES)、プリンター
300の動作モードの切り替えに関する制御(節電制御)をグループ内の他の機器と同期
させる動作モード同期設定を行い、動作モード同期設定の完了ACK2をサーバー100
に送信する(ステップS110、図6のACK2)。サーバー100のグループ化処理部
112は、プリンター300から動作モード同期設定の完了ACK2を受信する(図5の
ステップS218)。以上の処理により、グループ化処理が完了する。
本実施例では、複数のログイン機器をグループ化する際の判断において、ユーザー同一
、ログイン時間重複、設置場所(使用場所)同一の三つの条件を全て満たした機器を1つ
のグループにグループ化するものとしている。しかし、複数のログイン機器をグループ化
する際の判断を、ユーザー同一の条件のみを用いて行ったり、設置場所同一の条件のみを
用いて行ったりしてもよい。
A−3.同期節電制御処理:
図8および図9は、ネットワークシステム10における同期節電制御処理の流れを示す
フローチャートである。同期節電制御処理は、ネットワークシステム10においてグルー
プ化された複数の機器のそれぞれについて、他の機器と同期をとりつつ動作モードの切り
替えに関する制御(節電制御)を行う処理である。以下では、ネットワークシステム10
における複数のプリンター300がグループ化処理によってグループ化され、各プリンタ
ー300が通常モードで動作している状態における同期節電制御処理について説明する。
図8には、同期節電制御処理におけるプリンター300が実行する処理を示しており、図
9には、同期節電制御処理におけるサーバー100が実行する処理を示している。
プリンター300の同期制御部313(図3)は、ユーザーがプリンター300を最後
に使用した時点からの経過時間(以下、「不使用時間」と呼ぶ)を計測し、不使用時間が
所定の時間(閾値)を超えたか否かを監視する(図8のステップS302)。ここで、機
器の使用とは、機器に対して何らかの処理を行わせることを言い、具体的には、プリンタ
ー300においてはクライアント200からの印刷処理命令の受信や印刷処理等が該当し
、クライアント200においてはキーボード272による入力やマウス273の操作、光
学ディスクドライブ260によるディスクの読み込み等が該当する。不使用時間の閾値は
、各機器に予め設定されている。
不使用時間が所定の時間を超えると(ステップS302:YES)、プリンター300
の同期制御部313は、節電条件が成立したと判断し(ステップS304)、サーバー1
00に対して節電要求を送信する(ステップS306)。節電要求の送信後、同期制御部
313は、ユーザーによる使用があるかを監視し(ステップS308)、ユーザーによる
使用があった場合には節電条件の成立を解消し、不使用時間に関する判定(ステップS3
02)に戻る。なお、このとき同期制御部313は、サーバー100に対して節電要求解
除のコマンドを送信する。
また、プリンター300の同期制御部313は、まだ節電モードへの動作モード切り替
えを行わず、後述するサーバー100からの節電許可の受信を監視する(ステップS31
0)。同期制御部313は、サーバー100への節電要求の送信(ステップS306)の
後に、ユーザーよるプリンター300の使用がないままサーバー100から節電許可を受
信すると(ステップS310:YES)、プリンター300の動作モードを、通常モード
よりも消費電力の小さい節電モードに切り換える(ステップS312)。
サーバー100の同期制御部113は、プリンター300からの節電要求の受信を監視
する(図9のステップS402)。同期制御部113は、いずれかのプリンター300か
ら節電要求を受信すると、ログイン状態記憶部141を参照してグループを構成する機器
を特定し、節電要求の送信元であるプリンター300と同一グループを構成する他のすべ
てのプリンター300から節電要求を既に受信したか否かを判定する(ステップS404
)。未だすべてのプリンター300からは節電要求を受信していない場合には(ステップ
S404:NO)、節電要求の受信の監視(ステップS402)に戻る。なお、既に節電
要求を受信しているプリンター300から節電要求解除のコマンドが送信されてくると、
当該プリンター300からの節電要求は取り消される。
グループを構成するすべてのプリンター300からの節電要求が揃うと(ステップS4
04:YES)、サーバー100の同期制御部113は、対象となっているグループを構
成するすべてのプリンター300に対して節電許可を送信する(ステップS406)。送
信された節電許可はプリンター300に受信され(図8のステップS310)、節電許可
を受信したプリンター300は共通のタイミングで節電モードに移行する(ステップS3
12)。
A−4.節電解除処理:
図10および図11は、ネットワークシステム10における節電解除処理の流れを示す
フローチャートである。節電解除処理は、節電モードにあるプリンター300を通常モー
ドに移行する処理である。節電解除処理は、ユーザーによる節電解除(節電モードから通
常モードへの動作モード切り替え)を要求する所定の操作があった場合、あるいはグルー
プ内のプリンター300に対してグループ外からの印刷要求があった場合に開始される。
サーバー100の同期制御部113は、1台のプリンター300のみを対象に節電解除
を行うか、グループ内のすべてのプリンター300を対象に節電解除を行うかを判定する
(図10のステップS502)。具体的には、同期制御部113は、ユーザーによる所定
の操作が1台のプリンター300のみを対象とした節電解除に対応するものであるか、す
べてのプリンター300を対象とした節電解除に対応するものであるかに基づいて、節電
解除の対象を判定する。また、グループ内のプリンター300に対してグループ外からの
印刷要求があったことを受けて節電解除処理が開始された場合には、同期制御部113は
、節電解除の対象は1台のプリンター300のみであると判定する。
節電解除の対象はグループ内のすべてのプリンター300であると判定された場合には
(ステップS502:NO)、サーバー100の同期制御部113は、グループ内の各プ
リンター300に対して節電解除要求を送信する(ステップS514)。節電モードにあ
るプリンター300の同期制御部313は、サーバー100からの節電解除要求の受信を
監視している(図11のステップS602)。プリンター300の同期制御部313は、
節電解除要求を受信すると、節電モードを解除し、通常モードに移行する(ステップS6
04)。
節電解除の対象は1台のプリンター300のみであると判定された場合には(図10の
ステップS502:YES)、サーバー100の同期制御部113は、グループ内のプリ
ンター300から節電解除対象のプリンター300(以下、「代表プリンター300R」
と呼ぶ)を決定する(ステップS504)。本実施例では、同期制御部113は、グルー
プ化されたプリンター300の内、最も遅くまで通常モードであったプリンター300を
代表プリンター300Rとして選択する。なお、グループ化された複数のプリンター30
0において、節電許可を受けてから節電モードへの移行までに要する時間が互いに異なっ
たり、節電許可を受けたときに印刷処理中であって節電モードへの移行が遅くなったりす
る場合があるため、各プリンター300における通常モードから節電モードへの切り換え
時点は差異が出る場合がある。
サーバー100の同期制御部113は、決定された代表プリンター300Rに対して節
電解除要求を送信する(ステップS506)。代表プリンター300Rの同期制御部31
3は、節電解除要求を受信すると、節電モードを解除し、通常モードに移行する(図11
のステップS604)。
以上説明したように、本実施例のネットワークシステム10では、ネットワークシステ
ム10内の複数のプリンター300の内、機器の使用態様に関する所定の事項(ユーザー
ID、ログイン時間、設置場所等)が共通するプリンター300がグループ化され、グル
ープ化されたすべてのプリンター300は、通常モードでの動作時に共通タイミングで発
行されるサーバー100からの節電許可を受信して節電モードに移行する。すなわち、プ
リンター300は、通常モードから節電モードへの動作モード切り替えが共通のタイミン
グで行われる。また、節電モードにあるグループ化されたプリンター300の中から選択
された代表プリンター300Rについて、代表プリンター300R以外のプリンター30
0が節電モードに維持されたまま、通常モードへの移行が行われる。そのため、本実施例
のネットワークシステム10では、グループ化されたプリンター300が単独で節電モー
ドに移行してしまうことが抑制されると共に、グループ化されたプリンター300が節電
モードに移行した後にユーザーがプリンター300の使用を希望する場合には、代表プリ
ンター300R以外のプリンター300は節電モードに維持されたまま代表プリンター3
00Rが通常モードに移行して使用可能となるため、ユーザー利便性を向上させることが
できる。
また、本実施例のネットワークシステム10では、グループ化されたプリンター300
の内、最も遅くまで通常モードであったプリンター300が代表プリンター300Rとし
て選択されるため、グループ化されたプリンター300が節電モードに移行した後にユー
ザーがプリンター300の使用を希望する場合において、最も遅くまで通常モードであっ
たためウォームアップ時間が比較的短いと考えられるプリンター300を代表プリンター
300Rとすることができ、代表プリンター300Rによる印刷処理の円滑化・効率化を
図ることができる。例えば、プリンター300がレーザープリンターである場合には、グ
ループ化されたプリンターの内、最も遅くまで通常モードであったプリンターは、定着器
の再加熱に必要な時間が短くできるためにウォームアップ時間が最も短い。従って、最も
遅くまで通常モードであったプリンター300を代表プリンター300Rとして選択すれ
ば、代表プリンター300Rによる印刷処理の円滑化・効率化を図ることができる。
B.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形
も可能である。
B1.変形例1:
上記実施例では、グループ化されたプリンター300のうち、最も遅くまで通常モード
であったプリンター300を代表プリンター300Rとして選択するものとしているが、
代表プリンター300Rの選択方法として他の方法を採用することも可能である。例えば
、グループ化されたプリンター300の間で、代表プリンター300Rとして選択される
頻度が平均化されるように代表プリンター300Rを選択するものとしてもよい。このよ
うにすれば、グループを構成する各プリンター300の消耗・摩耗等の均等化を図ること
ができる。
あるいは、グループ化されたプリンター300の内、節電モードから通常モードへの動
作モード切り替えが行われてから所定の動作(例えば印刷動作)の開始までに要する時間
の最も長いプリンター300を代表プリンター300Rとして選択するものとしてもよい
。このようにすれば、節電モードから通常モードへの動作モード切り替えが行われてから
所定の動作の開始までに要する時間の最も長いプリンター300を他のプリンター300
に先んじて通常モードに移行することができるため、その後にグループ化されたプリンタ
ー300のすべてを通常モードに移行して使用する場合に、処理の迅速化・効率化を図る
ことができる。
あるいは、グループ化されたプリンター300の内、消耗品の残量が最も多いプリンタ
ー300を代表プリンター300Rとして選択するものとしてもよい。このようにすれば
、グループを構成する各プリンター300機器の消耗品(例えば用紙やインク)の消費の
均等化を図ることができると共に、消耗品の補充を行うことなくユーザーが所望の処理(
例えば印刷処理)を完了させることができる可能性を高めることができる。
あるいは、グループ化されたプリンター300の内、ユーザーにより指定されたプリン
ター300を代表プリンター300Rとして選択するものとしてもよい。このようにすれ
ば、グループ化されたプリンター300が節電モードに移行した後も、ユーザーは所望す
るプリンター300を使用することができる。
B2.変形例2:
上記実施例では、グループを構成するプリンター300の内の1つが代表プリンター3
00Rとして選択されるとしているが、複数のプリンター300が代表プリンター300
Rとして選択されるものとしてもよい。
B3.変形例3:
上記実施例では、複数のプリンター300のグループ化について説明したが、本発明は
他の種類の機器のグループ化一般に適用可能である。すなわち、ネットワークシステム1
0において、複数のクライアント200がグループ化されるとしてもよい。また、本発明
は互いに異なる種類の機器を含む複数の機器のグループ化一般に適用可能である。すなわ
ち、ネットワークシステム10において、1つまたは複数のクライアント200と1つま
たは複数のプリンター300とが1つのグループとしてグループ化されるとしてもよい。
また、上記実施例では、ネットワークシステム10に含まれる機器はクライアント20
0やプリンター300であるとしているが、ネットワークシステム10に含まれる機器が
他の種類の機器であるとしてもよい。すなわち、本発明は、クライアント200やプリン
ター300以外のネットワーク接続可能な機器(例えば、スキャナーやプロジェクター、
ファクシミリ)を含むネットワークシステムにも適用可能である。
B4.変形例4:
上記実施例では、プリンター300のグループ化処理や同期節電制御処理、節電解除処
理にサーバー100が用いられるとしているが、必ずしもサーバー100が用いられる必
要はなく、ネットワークシステム10内の複数のプリンター300のいずれかが、サーバ
ー100におけるログイン監視部111(図2)やグループ化処理部112、同期制御部
113の機能を実行するとしてもよい。すなわち、プリンター300のいずれかが、機器
の使用態様に関する所定の事項が共通する複数のプリンター300をグループ化し、グル
ープ化されたプリンター300に通常モードから節電モードへの動作モード切り替えを共
通のタイミングで行わせたり、節電モードにあるグループ化されたプリンター300の中
から選択された代表プリンター300Rに通常モードへの移行を行わせたりしてもよい。
また、本発明は、機器の動作モード切り替えに限らず、グループ化された複数の機器が
共通の対応をとるような制御一般に適用可能である。共通の対応としては、例えば、ディ
スプレイ表示の同期制御や、機器の電源オフ制御、プログラム更新制御、アプリケーショ
ン制御等が挙げられる。機器の電源オフの同期制御は、動作モードの制御と同様に、グル
ープ内の全ての機器が使用されていないと判断した場合に、グループ内の全機器の電源を
オフにする制御である。
プログラム更新同期制御は、例えばOSのプログラム更新処理等は、一般に、そのOS
を備える機器であれば、同時期に更新処理を行う。よって、グループ内の一つの機器でプ
ログラム更新処理を行った場合に、グループ内の他の機器も同期して、自動でプログラム
更新処理を行うように制御すれば、ユーザーはグループ内の複数の機器に対して、1度で
プログラム更新処理を行うことができる。
アプリケーションの同期制御は、例えば図面作成用アプリケーションプログラム上で、
図面を作成する場合を想定する。図面作成用アプリケーションプログラムをグループ内の
機器で同期制御することで、グループ内の複数のユーザーが、同時に一つの図面の作成を
、各ログイン機器から行うことができる。よって、一つの図面作成を、複数のユーザーが
同時に、各ログイン機器を使用して、分担して行うことができる。
これらの共通の対応に関しても、サーバー100が関与する必要はなく、機器自身によ
ってグループ化された複数の機器が共通の対応をとるように制御を行うものとしてもよい
B5.変形例5:
上記実施例では、機器のグループ化に用いられる機器の使用態様に関する所定の事項は
、ユーザー(使用者)やログイン時間(使用時間)、ログイン場所(使用場所)であると
しているが、機器の使用態様に関する他の事項が機器のグループ化に用いられるとしても
よい。
また、「ログイン場所同一」の判断方法については、ユーザーがGPS端末を所持し、
若しくは使用機器にGPS機能を備えさせ、当該GPSの機能により検出した場所の情報
に基づいて、ログイン場所が同一とみなしうるか否かの判断をしてもよい。この他、同一
ログイン場所の判断方法として、オフィスや会議室等に無線LANのアクセスポイントを
設置し、どのアクセスポイントを介してユーザーがログインを行ったかを特定することに
より、ログイン場所が同一とみなしうるか否かを判断してもよい。
B6.変形例6:
上記実施例におけるネットワークシステム10やサーバー100、クライアント200
、プリンター300の構成は、あくまで一例であり、種々変形可能である。また、上記実
施例において、ハードウェアによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換
えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部をハード
ウェアに置き換えるようにしてもよい。
また、本発明の機能の一部または全部がソフトウェアで実現される場合には、そのソフ
トウェア(コンピュータープログラム)は、コンピューター読み取り可能な記録媒体に格
納された形で提供することができる。この発明において、「コンピューター読み取り可能
な記録媒体」とは、フレキシブルディスクやCD−ROMのような携帯型の記録媒体に限
らず、各種のRAMやROM等のコンピューター内の内部記憶装置や、ハードディスク等
のコンピューターに固定されている外部記憶装置も含んでいる。
10…ネットワークシステム
100…サーバー
110…CPU
111…ログイン監視部
112…グループ化処理部
113…同期制御部
120…ROM
124…制御プログラム
140…RAM
141…ログイン状態記憶部
160…スキャナーエンジン
170…ファックスエンジン
180…バス
200…クライアントコンピューター
300…プリンター
310…CPU
311…ログイン制御部
313…同期制御部
316…印刷制御部
320…ROM
340…RAM
371…液晶ディスプレイ
372…操作パネル
374…IDカードリーダー
380…バス
390…プリンターエンジン

Claims (18)

  1. ネットワークを介して接続された複数の機器を含むネットワークシステムであって、
    前記複数の機器の内、機器の使用態様に関する所定の事項が共通する機器をグループ化するグループ化処理部と、
    グループ化された前記機器に通常モードから前記通常モードより消費電力の小さい節電モードへの動作モード切り替えを共通のタイミングで行わせると共に、前記節電モードにあるグループ化された前記機器の中から選択された少なくとも1つの代表機器に、前記代表機器以外の機器を前記節電モードに維持したまま、前記通常モードへの移行を行わせる制御部と、を備え
    前記制御部は、グループ化された前記機器の内、最も遅くまで前記通常モードであった機器を、前記代表機器として選択する、ネットワークシステム。
  2. ネットワークを介して接続された複数の機器を含むネットワークシステムであって、
    前記複数の機器の内、機器の使用態様に関する所定の事項が共通する機器をグループ化するグループ化処理部と、
    グループ化された前記機器に通常モードから前記通常モードより消費電力の小さい節電モードへの動作モード切り替えを共通のタイミングで行わせると共に、前記節電モードにあるグループ化された前記機器の中から選択された少なくとも1つの代表機器に、前記代表機器以外の機器を前記節電モードに維持したまま、前記通常モードへの移行を行わせる制御部と、を備え、
    前記制御部は、グループ化された前記機器の間で、前記代表機器として選択される頻度が平均化されるように、前記代表機器を選択する、ネットワークシステム。
  3. ネットワークを介して接続された複数の機器を含むネットワークシステムであって、
    前記複数の機器の内、機器の使用態様に関する所定の事項が共通する機器をグループ化するグループ化処理部と、
    グループ化された前記機器に通常モードから前記通常モードより消費電力の小さい節電モードへの動作モード切り替えを共通のタイミングで行わせると共に、前記節電モードにあるグループ化された前記機器の中から選択された少なくとも1つの代表機器に、前記代表機器以外の機器を前記節電モードに維持したまま、前記通常モードへの移行を行わせる制御部と、を備え、
    前記制御部は、グループ化された前記機器の内、前記節電モードから前記通常モードへの前記動作モード切り替えが行われてから所定の動作の開始までに要する時間の最も長い機器を、前記代表機器として選択する、ネットワークシステム。
  4. ネットワークを介して接続された複数の機器を含むネットワークシステムであって、
    前記複数の機器の内、機器の使用態様に関する所定の事項が共通する機器をグループ化するグループ化処理部と、
    グループ化された前記機器に通常モードから前記通常モードより消費電力の小さい節電モードへの動作モード切り替えを共通のタイミングで行わせると共に、前記節電モードにあるグループ化された前記機器の中から選択された少なくとも1つの代表機器に、前記代表機器以外の機器を前記節電モードに維持したまま、前記通常モードへの移行を行わせる制御部と、を備え、
    前記制御部は、グループ化された前記機器の内、消耗品の残量が最も多い機器を、前記代表機器として選択する、ネットワークシステム。
  5. 請求項1ないし請求項のいずれかに記載のネットワークシステムであって、
    前記機器の使用態様に関する所定の事項は、使用者と、使用場所と、使用時間と、使用者の属性と、の少なくとも一つである、ネットワークシステム。
  6. 請求項1ないし請求項のいずれかに記載のネットワークシステムであって、
    前記グループ化処理部と前記制御部とは前記機器に含まれる、ネットワークシステム。
  7. ネットワークを介して接続された複数の機器を含むネットワークシステムの制御方法であって、
    (a)前記複数の機器の内、機器の使用態様に関する所定の事項が共通する機器をグループ化する工程と、
    (b)グループ化された前記機器に通常モードから前記通常モードより消費電力の小さい節電モードへの動作モード切り替えを共通のタイミングで行わせると共に、前記節電モードにあるグループ化された前記機器の中から選択された少なくとも1つの代表機器に、前記代表機器以外の機器を前記節電モードに維持したまま、前記通常モードへの移行を行わせる工程と、を備え
    グループ化された前記機器の内、最も遅くまで前記通常モードであった機器を、前記代表機器として選択する、方法。
  8. ネットワークを介して接続された複数の機器を含むネットワークシステムの制御方法であって、
    (a)前記複数の機器の内、機器の使用態様に関する所定の事項が共通する機器をグループ化する工程と、
    (b)グループ化された前記機器に通常モードから前記通常モードより消費電力の小さい節電モードへの動作モード切り替えを共通のタイミングで行わせると共に、前記節電モードにあるグループ化された前記機器の中から選択された少なくとも1つの代表機器に、前記代表機器以外の機器を前記節電モードに維持したまま、前記通常モードへの移行を行わせる工程と、を備え、
    グループ化された前記機器の間で、前記代表機器として選択される頻度が平均化されるように、前記代表機器を選択する、方法。
  9. ネットワークを介して接続された複数の機器を含むネットワークシステムの制御方法であって、
    (a)前記複数の機器の内、機器の使用態様に関する所定の事項が共通する機器をグループ化する工程と、
    (b)グループ化された前記機器に通常モードから前記通常モードより消費電力の小さい節電モードへの動作モード切り替えを共通のタイミングで行わせると共に、前記節電モードにあるグループ化された前記機器の中から選択された少なくとも1つの代表機器に、前記代表機器以外の機器を前記節電モードに維持したまま、前記通常モードへの移行を行わせる工程と、を備え、
    グループ化された前記機器の内、前記節電モードから前記通常モードへの前記動作モード切り替えが行われてから所定の動作の開始までに要する時間の最も長い機器を、前記代表機器として選択する、方法。
  10. ネットワークを介して接続された複数の機器を含むネットワークシステムの制御方法であって、
    (a)前記複数の機器の内、機器の使用態様に関する所定の事項が共通する機器をグループ化する工程と、
    (b)グループ化された前記機器に通常モードから前記通常モードより消費電力の小さい節電モードへの動作モード切り替えを共通のタイミングで行わせると共に、前記節電モードにあるグループ化された前記機器の中から選択された少なくとも1つの代表機器に、前記代表機器以外の機器を前記節電モードに維持したまま、前記通常モードへの移行を行わせる工程と、を備え、
    グループ化された前記機器の内、消耗品の残量が最も多い機器を、前記代表機器として選択する、方法。
  11. ネットワークを介して接続された複数の機器を含むネットワークシステムを制御するコンピュータープログラムであって、
    前記複数の機器の内、機器の使用態様に関する所定の事項が共通する機器をグループ化するグループ化処理機能と、
    グループ化された前記機器に通常モードから前記通常モードより消費電力の小さい節電モードへの動作モード切り替えを共通のタイミングで行わせると共に、前記節電モードにあるグループ化された前記機器の中から選択された少なくとも1つの代表機器に、前記代表機器以外の機器を前記節電モードに維持したまま、前記通常モードへの移行を行わせる制御機能と、を、コンピューターに実現させ、
    前記制御機能は、グループ化された前記機器の内、最も遅くまで前記通常モードであった機器を、前記代表機器として選択する、コンピュータープログラム。
  12. ネットワークを介して接続された複数の機器を含むネットワークシステムを制御するコンピュータープログラムであって、
    前記複数の機器の内、機器の使用態様に関する所定の事項が共通する機器をグループ化するグループ化処理機能と、
    グループ化された前記機器に通常モードから前記通常モードより消費電力の小さい節電モードへの動作モード切り替えを共通のタイミングで行わせると共に、前記節電モードにあるグループ化された前記機器の中から選択された少なくとも1つの代表機器に、前記代表機器以外の機器を前記節電モードに維持したまま、前記通常モードへの移行を行わせる制御機能と、を、コンピューターに実現させ、
    前記制御機能は、グループ化された前記機器の間で、前記代表機器として選択される頻度が平均化されるように、前記代表機器を選択する、コンピュータープログラム。
  13. ネットワークを介して接続された複数の機器を含むネットワークシステムを制御するコンピュータープログラムであって、
    前記複数の機器の内、機器の使用態様に関する所定の事項が共通する機器をグループ化するグループ化処理機能と、
    グループ化された前記機器に通常モードから前記通常モードより消費電力の小さい節電モードへの動作モード切り替えを共通のタイミングで行わせると共に、前記節電モードにあるグループ化された前記機器の中から選択された少なくとも1つの代表機器に、前記代表機器以外の機器を前記節電モードに維持したまま、前記通常モードへの移行を行わせる制御機能と、を、コンピューターに実現させ、
    前記制御部は、グループ化された前記機器の内、前記節電モードから前記通常モードへの前記動作モード切り替えが行われてから所定の動作の開始までに要する時間の最も長い機器を、前記代表機器として選択する、コンピュータープログラム。
  14. ネットワークを介して接続された複数の機器を含むネットワークシステムを制御するコンピュータープログラムであって、
    前記複数の機器の内、機器の使用態様に関する所定の事項が共通する機器をグループ化するグループ化処理機能と、
    グループ化された前記機器に通常モードから前記通常モードより消費電力の小さい節電モードへの動作モード切り替えを共通のタイミングで行わせると共に、前記節電モードにあるグループ化された前記機器の中から選択された少なくとも1つの代表機器に、前記代表機器以外の機器を前記節電モードに維持したまま、前記通常モードへの移行を行わせる制御機能と、を、コンピューターに実現させ、
    前記制御部は、グループ化された前記機器の内、消耗品の残量が最も多い機器を、前記代表機器として選択する、コンピュータープログラム。
  15. ネットワークを介して接続された複数の機器を含むネットワークシステムを制御するサーバであって、
    前記複数の機器の内、機器の使用態様に関する所定の事項が共通する機器をグループ化するグループ化処理部と、
    グループ化された前記機器に通常モードから前記通常モードより消費電力の小さい節電モードへの動作モード切り替えを共通のタイミングで行わせると共に、前記節電モードにあるグループ化された前記機器の中から選択された少なくとも1つの代表機器に、前記代表機器以外の機器を前記節電モードに維持したまま、前記通常モードへの移行を行わせる制御部と、を備え、
    前記制御部は、グループ化された前記機器の内、最も遅くまで前記通常モードであった機器を、前記代表機器として選択する、サーバ。
  16. ネットワークを介して接続された複数の機器を含むネットワークシステムを制御するサーバであって、
    前記複数の機器の内、機器の使用態様に関する所定の事項が共通する機器をグループ化するグループ化処理部と、
    グループ化された前記機器に通常モードから前記通常モードより消費電力の小さい節電モードへの動作モード切り替えを共通のタイミングで行わせると共に、前記節電モードにあるグループ化された前記機器の中から選択された少なくとも1つの代表機器に、前記代表機器以外の機器を前記節電モードに維持したまま、前記通常モードへの移行を行わせる制御部と、を備え、
    前記制御部は、グループ化された前記機器の間で、前記代表機器として選択される頻度が平均化されるように、前記代表機器を選択する、サーバ。
  17. ネットワークを介して接続された複数の機器を含むネットワークシステムを制御するサーバであって、
    前記複数の機器の内、機器の使用態様に関する所定の事項が共通する機器をグループ化するグループ化処理部と、
    グループ化された前記機器に通常モードから前記通常モードより消費電力の小さい節電モードへの動作モード切り替えを共通のタイミングで行わせると共に、前記節電モードにあるグループ化された前記機器の中から選択された少なくとも1つの代表機器に、前記代表機器以外の機器を前記節電モードに維持したまま、前記通常モードへの移行を行わせる制御部と、を備え、
    前記制御部は、グループ化された前記機器の内、前記節電モードから前記通常モードへの前記動作モード切り替えが行われてから所定の動作の開始までに要する時間の最も長い機器を、前記代表機器として選択する、サーバ。
  18. ネットワークを介して接続された複数の機器を含むネットワークシステムを制御するサーバであって、
    前記複数の機器の内、機器の使用態様に関する所定の事項が共通する機器をグループ化するグループ化処理部と、
    グループ化された前記機器に通常モードから前記通常モードより消費電力の小さい節電モードへの動作モード切り替えを共通のタイミングで行わせると共に、前記節電モードにあるグループ化された前記機器の中から選択された少なくとも1つの代表機器に、前記代表機器以外の機器を前記節電モードに維持したまま、前記通常モードへの移行を行わせる制御部と、を備え、
    前記制御部は、グループ化された前記機器の内、消耗品の残量が最も多い機器を、前記代表機器として選択する、サーバ。
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