JP5446727B2 - 電磁接触器 - Google Patents

電磁接触器 Download PDF

Info

Publication number
JP5446727B2
JP5446727B2 JP2009248445A JP2009248445A JP5446727B2 JP 5446727 B2 JP5446727 B2 JP 5446727B2 JP 2009248445 A JP2009248445 A JP 2009248445A JP 2009248445 A JP2009248445 A JP 2009248445A JP 5446727 B2 JP5446727 B2 JP 5446727B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
contact holder
holder
electromagnet
lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009248445A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011096472A (ja
Inventor
亘 千住
健太郎 外山
拓 内山
雅祥 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric FA Components and Systems Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric FA Components and Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric FA Components and Systems Co Ltd filed Critical Fuji Electric FA Components and Systems Co Ltd
Priority to JP2009248445A priority Critical patent/JP5446727B2/ja
Publication of JP2011096472A publication Critical patent/JP2011096472A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5446727B2 publication Critical patent/JP5446727B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Electromagnets (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)

Description

この発明は、可動接点を支持した接触子ホルダと操作用電磁石との間を揺動式の操作レバーを介して連係し、電磁石の励磁動作により接触子ホルダを釈放位置から投入位置に駆動して接点を投入する電磁接触器に関し、詳しくは接点投入動作の過程で可動接点が固定接点に衝突して発生する衝突音の低減,およびチャタリングの防止対策に係わる。
周知のように電磁接触器は可動接点を支持した接触子ホルダを操作用電磁石により釈放位置,投入位置に駆動して接点をオン,オフ制御するものであり、そのタイプとしては接触子ホルダを板型電磁石のアーマチュアに直結して直接駆動する方式のほか、接触子ホルダを横スライド式とした上で、フラッパー型電磁石のアーマチュアから延在する揺動アームを介して接触子ホルダを投入位置に駆動するようにした方式のものが知られている(例えば特許文献1,特許文献2参照)。
また、前記した横スライド式接触子ホルダの下方に並置した操作用電磁石として、プランジャ型電磁石を横向きに配置した上で、該電磁石のプランジャ(アーマチュア)と接触子ホルダとの間を揺動式のレバーを介して連係するようにしたタイプのものも製作されており、次にその電磁接触器の従来構造を図5(a)〜(c)に示す。
図5において、1は操作コイル1a,プランジャ(アーマチュア)1b,磁気ヨーク1cからなるプランジャ型電磁石、2は横スライド式の接触子ホルダ、3は電磁石1と接触子ホルダ2との間を連係する揺動式の操作レバー、4は接触子ホルダ2の復帰バネ、5は接触子ホルダ2の窓穴に嵌挿した橋絡形の可動接触子(a接点)、5aは可動接触子5の接圧バネ、6は可動接触子5に対向する固定接触子に取付けたネジ端子である。
ここで、前記操作レバー3はヒンジ軸3aを介してフレームに枢支した揺動式のレバーで、その一端をプランジャ型電磁石1のプランジャ1bに支軸3bを介して連結し、他端の操作端3cを接触子ホルダ2の端部に形成した係合溝部2aに嵌入して電磁石1と接触子ホルダ2との間を連係している。
上記の構成で、図示の釈放位置(可動接点5が固定接点から開離(オフ))で電磁石1の操作コイル1aを通電励磁すると、電磁吸引力を受けて右方向に移動するプランジャ1bに連動して操作レバー3がヒンジ軸3aを支点に反時計方向に揺動し、その操作端3cが復帰バネ4に抗して接触子ホルダ2を左方向に押し出す。これにより、接触子ホルダ2の可動接触子5が固定接触子に当接して接点が閉成(オン)する。また、ストロークエンドに移動した電磁石1のプランジャ1bは固定コアに吸着してこの位置に保持される。一方、操作コイル1aの通電を停止すると電磁力が消失し、復帰バネ4の付勢を受けた接触子ホルダ2,操作レバー3,電磁石1が図示の釈放位置に復帰して接点が開極することは周知の通りである。
ところで、前記構成の電磁接触器については、その投入動作のストローク途上で電磁石がストロークエンドに達する前に接触子ホルダに支持した可動接点が固定接点に衝突し、この衝突衝撃で騒音が発生する。そこで、この接点衝突音の緩和対策として特許文献1では、電磁石のアーマチュア(フラッパー形)に反転バネ機構を付加し、投入動作時における必要以上のアーマチュアの電磁駆動力を反転ばね機構に吸収させて接点の衝突速度を減速させるようにし、またストロークエンドの投入位置ではアーマチュアに作用する反転バネの負荷を抑えて高い接点保持力を確保するようにしている。
特開平10−223431号公報 特開平4−6724号公報
ところで、先記の特許文献1に開示されている構成では、電磁石のアーマチュアに複雑な反転バネ機構を付加しているために、部品点数,組立工数が増加して電磁接触器の製品がコスト高となる問題がある。
そこで、この発明は先記した反転バネ(特許文献1参照)などの部品を追加することなしに、接点投入動作のストローク途上で接触子ホルダの変位速度を制御して接点の衝突速度を減速し、接点衝突音の軽減,チャタリング発生の防止が図れるように改良した電磁接触器を提供することにある。
上記目的を達成するために、この発明によれば、可動接触子を支持した横スライド式の接触子ホルダと、該接触子ホルダの下方に並置配備したプランジャ型電磁石と、該電磁石のプランジャに一端を軸支結合して前記接触子ホルダに連係させた揺動式の操作レバーと、接触子ホルダを釈放位置に向けて付勢する復帰バネとの組立構造になり、電磁石の励磁動作により操作レバーを介して接触子ホルダを釈放位置から投入位置に駆動するようにした電磁接触器であって、前記操作レバーの操作端を接触子ホルダに形成した係合溝部に嵌入して駆動力を伝達するようにしたものにおいて、
接点投入動作の途上における固定,可動接点間の衝突速度の減速手段として、前記係合溝部にはレバー操作端と摺動接触面に沿ってカム輪郭が凹凸状を呈するカム部を形成するとともに、前記接触子ホルダの係合溝部に形成したカム部の輪郭形状を、釈放,投入位置に対応する両端域が凸面,接点の衝突位置に対応する中央域が凹面を呈する形状に設定する(請求項1)。
上記構成によれば、特許文献1に開示されている反転バネ機構などの追加部品を装備することなしに、従来製品の構造をベースとして、その接触子ホルダに形成した操作レバーの係合溝部に簡易な輪郭形状のカム部を形成する変更を加えるだけで、接点投入動作のストローク途上における接点衝突位置の前後で接触子ホルダの変位速度をカム制御により減速して接点の衝突衝撃力を弱め、接点衝突音の軽減,チャタリング発生を効果的に防止できる。
この発明の実施例による電磁接触器の内部構造図で、接触子ホルダが釈放位置に復帰した電磁石の非励磁状態を表す側視断面図である。 電磁石の励磁駆動による接触子ホルダの投入動作開始直後の状態を表す図である。 図2の状態から接触子ホルダが接点衝突点を通過した状態を表す図である。 この発明の実施例と従来構造とを対比して表した投入動作の特性図で、接触子ホルダのストロークと変位加速度との関係を模式的に表す図である。 横スライド式接触子ホルダとプランジャ型電磁石を組み合わせた電磁接触器の従来構成図であって、(a)はその組立構造の外観図、(b)は(a)の平面図、(c)は(b)における矢視X−X断面図である。
以下、この発明の実施の形態を図1〜図4に基づいて説明する。なお、実施例の図中で図5に対応する部材には同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
図示実施例の電磁接触器の構造は基本的に図5に示した従来構造と同じであるが、操作レバー3の操作端3aが嵌入する接触子ホルダ2の係合溝部2aには次記のようなカム部2bが形成されている。すなわち、係合溝部2aには操作レバー3の操作端3aが当接する摺動面に沿って凹凸状の波形輪郭形状になるカム部2bを形成し、このカム部(従節)2bと操作レバー(原節)3とで“反対カム機構”を構成している。ここで、図示のカム部2bの輪郭形状は、その両端域が操作レバー3に向けて突き出た凸面,中央域が凹面を呈している。
上記の構成で操作用電磁石1の通電励磁によりプランジャ1bが図1の釈放状態から右方向に移動(ストローク動作)を開始すると、操作レバー3がヒンジ軸3aを支点に反時計方向に回動して先端の操作端3cが接触子ホルダ2を押して左側に移動させる。この場合に、操作レバー3の回転角と接触子ホルダ2の変位量との関係推移を表すカム曲線は前記カム部2bの輪郭形状により決まり、図示のカム輪郭形状では、凸部領域での操作レバー3の回転角に対する接触子ホルダ2の変位量は大きく(カム部無しの平坦な摺動面と比べて)なり、凹部領域では逆に接触子ホルダ2の変位量が小さくなる。なお、電磁石1のプランジャ1bはそのストローク途上で磁気駆動力を受けて加速される。
これにより、操作レバー3の角速度と接触子ホルダ2の変位速度との関係は、カム部2bの凸部領域では接触子ホルダ2の変位速度が増速し、逆に凹部領域では減速することになる。したがって、接触子ホルダ2に支持した可動接触子5(図1参照)が固定接触子に衝突する前後地点(移動ストロークの略中間位置)に合わせて前記カム部2bの凹部を形成しておけば接点の衝突速度が減速され、この接点衝突に伴う衝突音を低減することができる。
また、接触子ホルダ2がストロークエンド近くまで移動すると、操作レバー3の操作端3cがカム部2bの凸部に乗り上げて接触子ホルダ2を背後から押圧する。したがって、ストロークエンドに到達した接触子ホルダ2は操作レバー3を介して(操作レバーが“心張り棒”の役目を果たす)投入位置に拘束保持されることになる。これにより、接触子ホルダ2の機械的なバウンズ発生を抑えて接触子ホルダ2に搭載した可動接点と固定接点間にチャタリングが発生するのを効果的に抑止でき、その結果として接点の寿命が伸びる。
次に、前記投入動作の推移を図4の特性図により補足説明する。図示特性図の横軸はストローク,縦軸は接触子ホルダの変位加速度を表し、図中のAは先記カム部2bを設けない従来構造に対応する特性線、Bはこの発明の実施例に対応する特性線である。なお、接触子ホルダ2に支持した可動接触子の接点衝突位置は、釈放位置(左端)と投入位置(右端)の間の略中間に位置し、また前記カム部2bの凸部領域はストロークの両端側領域に、凹部領域は接点衝突位置を挟む前後範囲の領域に対応して形成されている。
すなわち、電磁接触器の投入動作により、従来の特性線Aでは接触子ホルダの変位加速度が釈放位置から投入位置に向けて直線的に増加し、その途中の接点衝突位置で接触子ホルダに支持した可動接触子が固定接触子に衝突する。これに対して、この発明による特性線Bでは、前記カム部の速度制御により接触子ホルダの速度は図示のように凹部接触範囲に対応する範囲で減速する。これにより、接点間の衝突速度は特性線AとBとの間の差δに相応して減速し、その結果として接点衝突音が緩和される。また、ストロークエンドに近づくと減速していた速度が回復するので、これにより投入位置(ストロークエンド)では高い接点保持力の確保と合わせて、接点のチャタリング発生を効果的に抑止できる。
1:プランジャ型電磁石
1a:操作コイル
1b:プランジャ(アーマチュア)
2:接触子ホルダ
2a:係合溝部
2b:カム部
3:操作レバー
3a:ヒンジ軸
3c:操作端
4:復帰バネ
5:可動接触子

Claims (1)

  1. 可動接触子を支持した横スライド式の接触子ホルダと、該接触子ホルダの下方に並置配備したプランジャ型電磁石と、該電磁石のプランジャに一端を軸支結合して前記接触子ホルダに連係させた揺動式の操作レバーと、接触子ホルダを釈放位置に向けて付勢する復帰バネとの組立構造になり、電磁石の励磁動作により操作レバーを介して接触子ホルダを釈放位置から投入位置に駆動するようにした電磁接触器であって、前記操作レバーの操作端を接触子ホルダに形成した係合溝部に嵌入して駆動力を伝達するようにしたものにおいて、
    接点投入動作の途上における固定,可動接点間の衝突速度の減速手段として、前記係合溝部にはレバー操作端と摺動接触面に沿ってカム輪郭が凹凸状を呈するカム部を形成するとともに、前記接触子ホルダの係合溝部に形成したカム部の輪郭形状を、釈放,投入位置に対応する両端域が凸面,接点の衝突位置に対応する中央域が凹面を呈する形状に設定したことを特徴とする電磁接触器。
JP2009248445A 2009-10-29 2009-10-29 電磁接触器 Expired - Fee Related JP5446727B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009248445A JP5446727B2 (ja) 2009-10-29 2009-10-29 電磁接触器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009248445A JP5446727B2 (ja) 2009-10-29 2009-10-29 電磁接触器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011096472A JP2011096472A (ja) 2011-05-12
JP5446727B2 true JP5446727B2 (ja) 2014-03-19

Family

ID=44113191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009248445A Expired - Fee Related JP5446727B2 (ja) 2009-10-29 2009-10-29 電磁接触器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5446727B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106531492B (zh) * 2016-12-30 2019-01-22 李乾伟 偏心轮滑块传动式自保持电控开关

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4926774B1 (ja) * 1970-06-17 1974-07-11
JPS5787450U (ja) * 1980-11-19 1982-05-29

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011096472A (ja) 2011-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20080078666A1 (en) Switchgear and switchgear operating mechanism
US8420969B2 (en) Switchgear and switchgear operating mechanism
JP5821354B2 (ja) 電磁接触器の補助接点ユニット
WO2013021642A1 (ja) 開閉装置およびその操作機構
US20110073446A1 (en) Switchgear and switchgear operating mechanism
WO2012004909A1 (ja) 電磁接触器
JP5446727B2 (ja) 電磁接触器
JP4262766B2 (ja) 保護ブレーカーのためのリーディング補助スイッチ
JP6489565B2 (ja) 遮断器
WO2007146657A3 (en) Bi-stable magnetic latch assembly
JP2010526974A (ja) バルブ
EP2672499B1 (en) Opening/closing device and mechanism for operating opening/closing device
US20060125581A1 (en) Electromagnetic contactor
JP4792287B2 (ja) 電磁ソレノイド式駆動装置及びこれを備えた家具又は建物
WO2020148994A1 (ja) リレー
JP6301661B2 (ja) マルチポジション型往復回転アクチュエータ
US10240489B2 (en) Variable valve mechanism of internal combustion engine
KR20080069957A (ko) 위치 피드백 제어를 이용하여 가동 부재를 갖는액추에이터를 제어하는 방법
JP6567868B2 (ja) 羽根駆動装置、及びシャッタ装置、並びに撮像装置
EP2141395A1 (en) Valve core position controlling device
JP4534777B2 (ja) 電磁接触器
JP2001155593A (ja) 電磁操作式開閉器
JPWO2004007987A1 (ja) 電磁ブレーキ
JP5488032B2 (ja) 電磁接触器
JP6848220B2 (ja) 電磁接触器

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20120924

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130809

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130820

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130918

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees