JP5446362B2 - 伝送システム及びその伝送方法並びに伝送装置 - Google Patents

伝送システム及びその伝送方法並びに伝送装置 Download PDF

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Description

この発明は、伝送システム及びその伝送方法並びに伝送装置に関し、詳しくは、上流側伝送装置での調整パラメータ等の伝送条件の変更の、下流側伝送装置への影響防止に有効な伝送システム及びその伝送方法並びに伝送装置に関する。
従来から信号を長い伝送路を介して伝送する系は、多数の伝送装置で信号を中継して伝送する系として構築されている。その系においては、伝送しようとする信号を受信側の端末装置まで首尾良く伝送するために、伝送信号に必要な調整を施す手段を採用している。
例えば、再生中継部が多段接続され、それらの再生中継部に可変分散補償などを行う調整パラメータを用意している場合に、同時に各再生中継部で調整パラメータの調整を実施して分散補償をする手段(以下、従来技術という)が採られている。
また、特許文献1には、信号の伝送中継区間毎に信号の分散等化を自動的に行う関連技術が記載されている。この関連技術は、伝送中継区間の波長分散に応じて分散量を変化させて分散等化を行うことに関わる技術である。この特許文献1には、交番チャープ信号光の入力変調周波数成分強度を最小値にする、受信信号のクロック成分強度を最大にする等、各種の制御成分を制御するように可変分散等化器の分散量を設定して分散等化を行う技術である。
特許文献2には、信号断、信号劣化等の信号異常発生時に、そして信号異常回復時に計時するための各タイマーを1つのタイマーで行う技術が記載されている。その中で、伝送路の信号異常が発生して回復した後、通信先に回復を通知することの記載もある。
特許文献3には、ユーザからの要求を受け取って個々のコンポーネントに機能提供を要求し、個々のコンポーネントの機能を統合したサービスをユーザに提供するサービス提供システムが記載されている。このシステムでの処理はプログラムで行うことが記述されており、この処理において、マークがついたコンポーネントに他へのブランチの候補がなく、最初のコンポーネントに戻っていないとき、ブランチを更に遡ってブランチの削除をするという記載がある。
特開2000−115077号公報 特開平08−139692号公報 再特WO2003−034776号公報
上述したように、再生中継部を多段接続して構成される伝送系において、それらの再生中継部で調整パラメータの調整を施して信号伝送において問題となる分散補償などを行うことはできる(上記従来技術及び特許文献1)。
しかし、そのような調整において、その途中でクロック切替が発生すると、下流で実施している調整にエラーが発生し、調整が失敗することがあった。
上述の現状での調整は、数分程度の時間が掛かってしまうし、失敗したものを再度調整するという手段や、端から順番に1つずつ調整するという手段を用いて不都合を回避しているが、実運用、手間や調整時間を考えると望ましくない。
また、上述した調整中に発生するエラーに対する対策は、必ずしも望ましいものではなく、なお、解決すべき問題があると言える。このことは、特許文献2及び特許文献3は分散調整に直接関連する技術ではないので、これらの技術についても存在する。
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、上流側伝送装置での調整パラメータ等の伝送条件の変更中に下流側伝送装置での受信に与える影響を可及的に防止し得る伝送システム及びその伝送方法並びに伝送装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、この発明の第1の構成は、単一の系統で伝送路に伝送する伝送システムに係り、信号を所定の分散伝送条件で伝送路に送信する送信手段を有する第1の伝送装置と、上記伝送路に接続され、受信される上記信号に対する受信処理を行う受信手段を有する第2の伝送装置とを有し、上記第1の伝送装置に、上記送信手段において分散調整することで上記分散伝送条件を変更しているときに調整中の上記信号が受信側でエラーを発生させてしまう信号状態になったことを検出する検出手段と、該検出手段から出力される検出信号に基づいて、上記信号状態の発生を知らせる通知信号を上記送信手段を介して上記伝送路へ送出させる通知手段とを設ける一方、上記第2の伝送装置に、上記伝送路を介して上記通知信号を受信する通知受信手段と、該通知受信手段で受信した上記通知信号に基づいて当該通知信号対応の受信処理を上記受信手段に行わせる受信制御手段を備えることを特徴としている。
この発明の第2の構成は、単一の系統で伝送路に伝送する伝送システムで用いられる信号伝送方法に係り、送信側にて、分散調整することで信号を送信する分散伝送条件を変更しているときに調整中の上記信号が受信側でエラーを発生させてしまう信号状態になったことを検出し、検出される検出信号に基づいて、上記信号状態の発生を知らせる通知信号を伝送路へ送信し、受信側にて、上記伝送路を介して受信される上記通知信号に基づいて当該通知信号対応の受信処理を行うことを特徴としている。
この発明の第3の構成は、単一の系統で伝送路に伝送する伝送システムで用いられる伝送装置に係り、信号を所定の分散伝送条件で伝送路に送信する送信手段と、該送信手段において分散調整することで上記分散伝送条件を変更しているときに調整中の上記信号が受信側でエラーを発生させてしまう信号状態になったことを検出する検出手段と、該検出手段から出力される検出信号に基づいて、上記信号状態の発生を知らせる通知信号を上記送信手段を介して上記伝送路へ送出させる通知手段とを備えることを特徴としている。
この発明の第4の構成は、単一の系統で伝送路に伝送する伝送システムで用いられる伝送装置に係り、送信装置から伝送路を介して信号を受信する受信手段と、上記送信装置で信号の伝送条件を変更しているときに変更中の上記信号が受信側でエラーを発生させてしまう信号状態になったことの通知信号を伝送路を介して受信する通知受信手段と、該通知受信手段で受信した上記通知信号に基づいて当該通知信号対応の受信処理を上記受信手段に行わせる受信制御手段とを備え、該受信制御手段は、上記通知信号に基づいて当該通知信号の受信時から所定時間前までのデータの廃棄を行い、当該時刻の分散調整値での調整を行うことを特徴としている。
この発明の構成によれば、送信側での信号伝送条件の変更中の信号が受信側でエラーを発生させてしまう信号状態になったとしても、その状態を下流側で判断することができる。これにより、分散調整等の自動的再調整を行い得るので、調整失敗により再度調整を実施するための手間や時間を省くことができる。
この発明の実施形態1である伝送システムの構成を示すブロック図である。 同伝送システムを構成する伝送装置の主信号処理部又は再生中継部の電気的構成を示すブロック図である。 同伝送システムにおける分散調整動作でのタイミングチャートを示す図である。 この発明の実施形態2である伝送システムの構成を示すブロック図である。 この発明の実施形態3である伝送システムの構成を示すブロック図である。
実施形態1
図1は、この発明の実施形態1である伝送システムの構成を示すブロック図、図2は、同伝送システムを構成する伝送装置の主信号処理部又は再生中継部の電気的構成を示すブロック図、また、図3は、同伝送システムにおける分散調整動作でのタイミングチャートを示す図である。
この実施形態の伝送システム10は、上流の再生中継部での分散補償値等の調整中に、その調整状態の影響を受けて下流の再生中継部又は主信号処理部でエラーを検出してしまう調整状態になるとき、その調整無効フラグを上流の再生中継部から下流の再生中継部又は主信号処理部へ伝達(通知)して下流の再生中継部又は主信号処理部で無効な調整状態の判断ができるようにしたシステムに係り、図1に示すように、主信号処理部A2を有する伝送装置A1と、再生中継部B2を有する伝送装置B1と、再生中継部C2を有する伝送装置C1と、…、主信号処理部Z2を有する伝送装置Z1とから構成される。
この伝送システム10では、伝送装置A1の主信号処理部A2は、クライアント信号を収容し、下流の伝送装置B1に光信号として伝送する役割を担う。伝送装置B1は、その再生中継部B2において、伝送装置A1からの光信号を光-電気変換して電気信号に所要の処理を施した後に再度光信号に変換し、下流の伝送装置C1に伝送する。
以下同様の再生中継しながら光信号を伝送装置Z1まで伝送する。その伝送装置Z1の主信号処理部Z2で光信号の終端処理をしてクライアント信号として出力する。
上述した伝送装置の主信号処理部及び再生中継部は、図2に示すように、光受信部S1と、分散調整部S2と、データ/クロック分離部S3と、クロック断検出部S4と、データ処理部S5と、内部発振器S6と、クロック選択部S7と、光送信部S8と、監視制御部S9とを有して構成される。
光受信部S1は、クライアント信号又は上流伝送装置からの光信号を光-電気変換する信号変換部である。分散調整部S2は、伝送される光信号についての分散調整の最適化を行う処理部である。分散調整は、波長分散における分散値をパラメータとして変化させながら、そのときのエラーをデータ処理部S5でモニターして行う。上記分散調整の過程において、調整中の信号の変化が、受信側でエラーを発生してしまう信号状態(受信障害となる信号状態)への変化となることがある。
データ/クロック分離部S3は、分散調整部S2から出力される信号内のデータ部分とそこから抽出されるクロックとを分離する分離部である。
クロック断検出部S4は、データ/クロック分離部S3からクロック信号があるか否かを監視してデータ/クロック分離部S3からクロック信号がなくなるときクロック断信号を出力する検出部である。
データ処理部S5は、クロック断検出部S4からのクロック断信号の制御の下に、データ/クロック分離部S3からのデータ部分及びクロックを、それぞれ、光送信部S8及びクロック選択部S7へ出力する。データ処理部S5において、クロック断検出部S4からクロック断を示すクロック断信号が供給されるときには、後述するクロック選択部S7でクロックの切り替えが行われるが、その切り替えが行われたことを示すクロック切替フラグ(通知信号)をデータ内に一定時間挿入してそのデータを光送信部S8へ出力する。
内部発振器S6は、クロックを出力するクロック出力部である。クロック選択部S7は、クロック断検出部S4から出力されるクロック断信号がないとき、データ処理部S7からのクロックを、また、クロック断信号があるとき内部発振器S6からのクロックを出力する選択部である。光送信部S8は、データ処理部S5からのデータ部分とクロック選択部S7からのクロックとに応答してデータを電気−光変換し、光信号を出力する信号処理部である。監視制御部S9は、データ処理部S7に接続され、上流から来る状態を監視する処理部である。
次に、図1及び図2を参照して、この実施形態の動作について説明する。
この実施形態の伝送システムにおける信号の伝送は、伝送装置Z1へのクライアント信号が伝送装置A1に入力されると、そのクライアント信号は、伝送装置B1,C1、…等において再生中継され、そして伝送装置Z1に伝送される。その伝送装置Z1においてクライアント信号が抽出されて出力される。
この信号伝送における再生中継においても、分散調整が信号に対して施される。この分散調整は、各伝送装置の再生中継部B2,C2、…等において最適化するようにして行われる。以下、再生中継部B2,C2、…等のいずれかの再生中継部で行われる分散調整の最適化について、図2に示す再生中継部での分散調整の最適化を例に取って説明する。
例えば、図2に示す再生中継部B2,C2、…の分散調整部S2において分散値をパラメータとして変化させながら(図3の(1),(2))、そのときのエラーをデータ処理部S5でモニターして分散調整の最適化を実施して行くとき、その調整の過程で信号の状態が変化し、データ/クロック部S3でクロックが抽出できる場合と抽出できない場合とが生ずる。このクロックが抽出できなくなる信号状態までへの調整になると、受信側でエラーを発生してしまうこととなる。
クロックが抽出できる場合には、クロック断検出部S4からクロック断検出信号は出力されず、断検出信号によって制御されるクロック選択部S7はその抽出されたクロックを選択し、選択されたクロックに従属した動作を行う。
逆に、クロックが抽出できない場合は、クロック断検出部S4はクロック断検出信号を出力し、この断検出信号によって制御されるクロック選択部S7は、内部発振器S6を選択し、選択されたクロックに従属した動作を行う。
上記後者の場合、すなわち、データ/クロック部S3でクロックの抽出ができない場合には、クロック断検出部S4からクロックの断を示すクロック断信号が出力されるから(図3の(3))、クロック選択部S7でクロックの切り替えが行われる。そのことを示すクロック切替フラグ(通知信号)が、データ処理部S5において、出力されるデータ内に一定時間挿入されて(図4(4))光送信部S8へ出力する。なお、図3の(4),(5)中のAIS信号のAISは、Alarm Indication Signalである。
上述のようなクロックの切り替えが、上流の再生中継部B2で行われると、下流の再生中継部C2,…又は主信号処理部Z2のデータ/クロック分離部S3においてデータやクロックが抽出できなくなるが、切替完了後には下流の再生中継部C2,…又は主信号処理部Z2のデータ/クロック分離部S3でのクロック抽出ができ、下流の再生中継部C2,…又は主信号処理部Z2のデータ処理部S5で受信信号のモニターができるようになる。
その際に、下流の再生中継部C2,…又は主信号処理部Z2のデータ処理部S5がクロック切替フラグを受信していれば、過去に遡り一定時間のデータを無効として破棄し、そのときの分散調整値での調整を再度行う(図3の(5))。
このように、この実施形態によれば、上流の再生中継部での分散調整中に生ずる信号状態の変化でクロック検出が不能になり(受信側でエラーを発生させる信号状態に至り)、クロックが切り替わるとき、その信号状態になったことをクロック切替フラグにて下流の再生中継部又は主信号処理部に伝達(通知)するうにしたので、無効な調整状態を判断することができる。
この無効な調整状態の判断が可能となり、分散調整の自動的再調整を行い得るので、調整失敗により再度調整を実施するための手間や時間を省くことができる。
実施形態2
図4は、この発明の実施形態2ある伝送システムの構成を示すブロック図である。
この実施形態の構成が、実施形態1のそれと大きく異なる点は、クロック切替フラグを光監視制御部で信号のデータに挿入するようにした点である。
すなわち、この実施形態の伝送システム10Aは、図4に示すように、光波長多重伝送装置B11,C11,…等の再生中継部B14,C14,…等で実施形態1で説明したクロック切替フラグを光監視制御部B15,C15,…等で信号のデータに挿入するように構成したことにその特徴部分がある。
光波長多重伝送装置A11,B11,…,Z11のいずれにも、監視制御部A12,B12,…,Z12、光多重分離部A13,B13,…,Z13、光監視制御部A15,B15,…,Z15が設けられ、また、光波長多重伝送装置A11,Z11には、主信号処理部A14,Z14が設けられる。
光監視制御部A15,b15,…,Z15は、上述したように、再生中継部B14,C14,…等で検出したクロック断信号の供給を受けてそのクロック断信号に基づいて実施形態1で説明したクロック切替フラグを信号のデータ部分に挿入する機能部である。
光多重分離部A15,B15,…Z15は、従来の光波長多重伝送装置に設けられているものと同じで、光多重信号の受信、分離、送信を行う機能部である。
また、監視制御部A12,B12,…Z12も、従来の光波長多重伝送装置に設けられているものと同じで、各種信号の監視を行い、必要な制御を行う機能である。
次に、図4を参照して、この実施形態の動作について説明する。
この実施形態においても、実施形態1と同様の分散調整が、再生中継部B14,C24,…等で行われる。また、再生中継部B14,C24,…等での動作は、以下に説明するクロック断検出信号に関わる信号処理を除き、実施形態1と同様である。
上述の分散調整の過程で信号の状態が変化するときには、データ/クロック部S3(図2)でクロックが抽出できない場合は、クロック断検出部S4(図2)はクロック断検出信号を出力する。
そのクロック断検出信号は、この実施形態では光多重分離部B13,C13…等を介して光監視制御部B15,C15,…等へ転送される。そして、光監視制御部B15,C15,…等が、クロック断検出信号に応答してクロック選択部S7でのクロック切り替えが行われた旨のクロック切替フラグを送信されるデータに挿入する処理を行う。このクロック切替フラグが挿入された光信号が、当該光波長多重伝送装置から下流の光波長多重伝送装置へ送信される。
クロック切替フラグが挿入された光信号を受信した下流の光波長多重伝送装置での受信処理は、実施形態1と同様であるので、その説明は繰り返さない。
この実施形態によっても、実施形態1で得られる効果と同等の効果が得られる。
実施形態3
図5は、この発明の実施形態3ある伝送システムの構成を示すブロック図である。
この実施形態の構成が、実施形態1のそれと大きく異なる点は、クロック切替フラグを監視制御部から監視ネットワークを介して下流の光波長多重伝送装置に伝送するようにした点である。
すなわち、この実施形態の伝送システム10Bは、図5に示すように、光波長多重伝送装置B21,C21,…等の再生中継部B24,C24,…等で実施形態1で説明したクロック切替フラグを監視制御部B22,C22,…等から監視ネットワーク11を介して下流の光波長多重伝送装置C21,…,Z21に伝送するように構成したことにその特徴部分がある。
光波長多重伝送装置A21,B21,…,Z21のいずれにも、上記構成のほか、光多重分離部A23,B23,…,Z23、光監視制御部A25,B25,…,Z25が設けられ、また、光波長多重伝送装置A21,Z21には、主信号処理部A24,Z24が設けられる。
監視制御部B22,C22,…等は、上述したように、再生中継部B24,C24,…等で検出したクロック断信号の供給を受け、そのクロック断信号に基づいてクロック切替フラグを監視ネットワーク11を介して下流の光波長多重伝送装置C21,…,Z21に伝送し、上流の光波長多重伝送装置から監視ネットワーク11を介して受信するクロック切替フラグを光多重分離部C23,…,Z23を介して再生中継部C24,…,主信号処理部Z24に供給する機能部である。
光多重分離部A23,B23,…Z23は、従来の光波長多重伝送装置に設けられているものと同じで、光多重信号の受信、分離、送信を行う機能部である。
また、光監視制御部A25,B25,…Z25も、従来の光波長多重伝送装置に設けられているものと同じで、各種信号の監視を行い、必要な制御を行う機能である。
次に、図5を参照して、この実施形態の動作について説明する。
この実施形態においても、実施形態1と同様の分散調整が、再生中継部B24,C24,…等で行われる。また、再生中継部B24,C24,…等での動作は、以下に説明するクロック断検出信号に関わる信号処理を除き、実施形態1と同様である。
上述の分散調整の過程で信号の状態が変化するときには、データ/クロック部S3(図2)でクロックが抽出できない場合は、クロック断検出部S4(図2)はクロック断検出信号を出力する。
そのクロック断検出信号は、この実施形態では光多重分離部B23,C23,…等を介して監視制御部B22,C22,…等へ転送される。そして、監視制御部B22,C22,…等が、クロック断検出信号に応答してクロック選択部S7(図2)でのクロック切り替えが行われた旨のクロック切替フラグを監視ネットワーク11に送信する。送信されたクロック切替フラグは、監視ネットワーク11を介して、当該光波長多重伝送装置から下流の光波長多重伝送装置へ送信される。
クロック切替フラグが挿入された光信号を受信した下流の光波長多重伝送装置での受信処理は、実施形態1と同様であるので、その説明は繰り返さない。
この実施形態によっても、実施形態1で得られる効果と同等の効果が得られる。
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、この発明の具体的な構成は、これらの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもそれらはこの発明に含まれる。
例えば、いずれの実施形態においても、分散調整を施している過程においてその信号の状態が変化し、クロックの抽出が出来なくなったとき、クロック断の検出を行い、抽出し得なくなったクロックの代わりに内部クロックを下流の伝送装置に送信する一方、クロック断の検出に応答してクロック切替フラグを送信されるデータに挿入して下流の伝送装置に送信(通知)して無効な調整状態を下流の伝送装置で判断できるようにしている例を示した。
しかし、この発明は、上記例に限られるものではなく、送信しようとする信号の分散調整と同趣旨の、伝送しようとする信号の伝送条件を変更しようとするときに生ずる信号状態が受信側で障害の発生となる状態に至っていることを検出して送信先に通知するような場合へも、上述の実施形態と同等に適用して実施し得る。伝送条件は、伝送しようとする信号により各種各様に設定され得るし、また、伝送条件の変更も、それに応じて設定可能である。
ここに開示している伝送システム及びその伝送方法並びに伝送装置は、伝送条件の変更で生ずるとき、それに伴う通知を必要とする各種の伝送システム等で利用し得る。
10 伝送装置
10A,10B 光波長多重伝送装置(伝送装置)
S1 光受信部(受信手段の一部、通知受信手段の一部)
S2 分散調整部(送信手段の一部、受信手段の一部、通知受信手段の一部)
S3 データ/クロック分離部(送信手段の一部、受信手段の一部、通知受信手段の一部))
S4 クロック断検出部(検出手段)
S5 データ処理部(送信手段の一部、受信手段の残部、通知手段、受信制御手段の残部)
S7 クロック選択部(送信手段の一部)
S8 光送信部(送信手段の残部)

Claims (23)

  1. 単一の系統で伝送路に伝送する伝送システムであって、
    信号を所定の分散伝送条件で伝送路に送信する送信手段を有する第1の伝送装置と、前記伝送路に接続され、受信される前記信号に対する受信処理を行う受信手段を有する第2の伝送装置とを有し、
    前記第1の伝送装置に、
    前記送信手段において分散調整することで前記分散伝送条件を変更しているときに調整中の前記信号が受信側でエラーを発生させてしまう信号状態になったことを検出する検出手段と、
    該検出手段から出力される検出信号に基づいて、前記信号状態の発生を知らせる通知信号を前記送信手段を介して前記伝送路へ送出させる通知手段とを設ける一方、
    前記第2の伝送装置に、
    前記伝送路を介して前記通知信号を受信する通知受信手段と、
    該通知受信手段で受信した前記通知信号に基づいて当該通知信号対応の受信処理を前記受信手段に行わせる受信制御手段を備えることを特徴とする伝送システム。
  2. 単一の系統で伝送路に伝送する伝送システムであって、
    信号を所定の伝送条件で伝送路に送信する送信手段を有する第1の伝送装置と、前記伝送路に接続され、受信される前記信号に対する受信処理を行う受信手段を有する第2の伝送装置とを有し、
    前記第1の伝送装置に、
    前記送信手段において前記伝送条件を変更しているときに、クロック信号の断を検出すると、クロック断検出信号を出力する検出手段と、
    該検出手段から供給される前記クロック断検出信号に基づいて、変更中の前記信号が受信側でエラーを発生させてしまう信号状態になったことを知らせる通知信号を前記送信手段を介して前記伝送路へ送出させる通知手段とを設ける一方、
    前記第2の伝送装置に、
    前記伝送路を介して前記通知信号を受信する通知受信手段と、
    該通知受信手段で受信した前記通知信号に基づいて当該通知信号対応の受信処理を前記受信手段に行わせる受信制御手段を備えることを特徴とする伝送システム。
  3. 前記通知手段は、前記検出信号に基づいて前記送信手段から送信される前記信号にクロック切替フラグを挿入させる手段であることを特徴とする請求項記載の伝送システム。
  4. 前記通知手段は、前記クロック信号の断により送信される前記信号の不定パターンの消滅時に前記クロック切替フラグを前記信号に挿入する手段であることを特徴とする請求項記載の伝送システム。
  5. 前記通知手段は、第1の前記伝送装置の再生中継部に設けられることを特徴とする請求項又は記載の伝送システム。
  6. 前記通知手段は、第1の前記伝送装置の光監視制御部に設けられることを特徴とする請求項又は記載の伝送システム。
  7. 前記通知手段は、第1の前記伝送装置の監視制御部に設けられ、該監視制御部は、監視ネットワークを介して下流の前記伝送装置の監視制御部に接続されることを特徴とする請求項又は記載の伝送システム。
  8. 前記受信制御手段は、前記通知信号に基づいて当該通知信号の受信時から所定時間前までのデータの廃棄を行い、当該時刻の分散調整値での調整を行うことを特徴とする請求項記載の伝送システム。
  9. 単一の系統で伝送路に伝送する伝送システムで用いられる信号伝送方法であって、
    送信側にて、分散調整することで信号を送信する分散伝送条件を変更しているときに調整中の前記信号が受信側でエラーを発生させてしまう信号状態になったことを検出し、
    検出される検出信号に基づいて、前記信号状態の発生を知らせる通知信号を伝送路へ送信し、
    受信側にて、前記伝送路を介して受信される前記通知信号に基づいて当該通知信号対応の受信処理を行うことを特徴とする信号伝送方法。
  10. 単一の系統で伝送路に伝送する伝送システムで用いられる信号伝送方法であって、
    送信側にて、信号を送信する伝送条件を変更しているときに、クロック信号の断を検出し、
    検出されるクロック断検出信号に基づいて、変更中の前記信号が受信側でエラーを発生させてしまう信号状態になったことを知らせる通知信号を伝送路へ送信し、
    受信側にて、前記伝送路を介して受信される前記通知信号に基づいて当該通知信号対応の受信処理を行うことを特徴とする信号伝送方法。
  11. 前記通知信号は、前記検出信号に基づいて前記信号に挿入されるクロック切替フラグであることを特徴とする請求項10記載の信号伝送方法。
  12. 前記クロック切替フラグの挿入は、前記クロック信号の断により送信される前記信号の不定パターンの消滅時に行うことを特徴とする請求項11記載の信号伝送方法。
  13. 前記通知信号は、伝送装置の再生中継部で生成されることを特徴とする請求項11又は12記載の信号伝送方法。
  14. 前記通知信号は、伝送装置の光監視制御部で生成されることを特徴とする請求項11又は12記載の信号伝送方法。
  15. 前記通知信号は、伝送装置の監視制御部で生成され、該監視制御部から監視ネットワークを介して下流の前記伝送装置の前記監視制御部に送信されることを特徴とする請求項11又は12記載の信号伝送方法。
  16. 前記受信処理は、前記通知信号に基づいて当該通知信号の受信時から所定時間前までのデータの廃棄を行い、当該時刻の分散調整値での調整を行うことを特徴とする請求項記載の信号伝送方法。
  17. 単一の系統で伝送路に伝送する伝送システムで用いられる伝送装置であって、
    信号を所定の分散伝送条件で伝送路に送信する送信手段と、
    該送信手段において分散調整することで前記分散伝送条件を変更しているときに調整中の前記信号が受信側でエラーを発生させてしまう信号状態になったことを検出する検出手段と、
    該検出手段から出力される検出信号に基づいて、前記信号状態の発生を知らせる通知信号を前記送信手段を介して前記伝送路へ送出させる通知手段とを備えることを特徴とする伝送装置。
  18. 単一の系統で伝送路に伝送する伝送システムで用いられる伝送装置であって、
    信号を所定の伝送条件で伝送路に送信する送信手段と、
    該送信手段において前記伝送条件を変更しているときに、クロック信号の断を検出すると、クロック断検出信号を出力する検出手段と、
    該検出手段から供給される前記クロック断検出信号に基づいて、変更中の前記信号が受信側でエラーを発生させてしまう信号状態になったことを知らせる通知信号を前記送信手段を介して前記伝送路へ送出させる通知手段とを備えることを特徴とする伝送装置。
  19. 前記通知手段は、前記検出信号に基づいて前記送信手段から送信される前記信号にクロック切替フラグを挿入させる手段であることを特徴とする請求項18記載の伝送装置。
  20. 前記通知手段は、前記クロック信号の断により送信される前記信号の不定パターンの消滅時に前記クロック切替フラグを前記信号に挿入する手段であることを特徴とする請求項19記載の伝送装置。
  21. 前記通知手段は、再生中継部に設けられることを特徴とする請求項19又は20記載の伝送装置。
  22. 前記通知手段は、光監視制御部に設けられることを特徴とする請求項19又は20記載の伝送装置。
  23. 単一の系統で伝送路に伝送する伝送システムで用いられる伝送装置であって、
    送信装置から伝送路を介して信号を受信する受信手段と、
    前記送信装置で信号の伝送条件を変更しているときに変更中の前記信号が受信側でエラーを発生させてしまう信号状態になったことの通知信号を伝送路を介して受信する通知受信手段と、
    該通知受信手段で受信した前記通知信号に基づいて当該通知信号対応の受信処理を前記受信手段に行わせる受信制御手段とを備え、
    該受信制御手段は、前記通知信号に基づいて当該通知信号の受信時から所定時間前までのデータの廃棄を行い、当該時刻の分散調整値での調整を行うことを特徴とする伝送装置。
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