JP5445853B2 - 接近通報装置およびプログラム - Google Patents
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Description
A.構成
図1は、本発明の実施の一形態による車両接近通報装置100の構成を示すブロック図である。車両に搭載される車両接近通報装置100は、集音マイク10、増幅器11、A/D変換器12、DSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)13、入力ポート14、ROM15、RAM16、D/A変換器17、増幅器18およびスピーカ19から構成される。
次に、図2〜図5を参照して車両接近通報装置100が備えるDSP13の動作について説明する。以下では、最初にメインルーチンの動作を説明した後、このメインルーチンからコールされる入力波形分析処理および出力波形生成処理の各動作について述べる。
上記構成による車両接近通報装置100に電源が投入されると、DSP13は図2に図示するメインルーチンを実行してステップSA1に進み、RAM16のワークエリアに格納される各種レジスタやフラグデータをゼロリセットしたり初期値セットしたりする他、RAM16の入出力バッファエリアを初期化するイニシャライズを行う。イニシャライズが完了すると、ステップSA2に進み、入力ポート14を介して入力される車速パルス信号に基づき車速が「0」でないか否か、つまり車両が走行しているかどうかを判別する車速モニタを開始する。
次に、図3を参照して入力波形分析処理の動作を説明する。上述したメインルーチンのステップSA4(図2参照)を介して本処理が実行されると、DSP13は図3に図示するステップSB1に進み、RAM16の入力バッファエリアに取り込んだ所定時間分(所定サンプル数分)の環境音データを順次読み出し、続くステップSB2では、読み出した一連の環境音データにFFT(高速フーリエ変換)処理を施して公知の周波数分析を行う。
次に、図5を参照して出力波形生成処理の動作を説明する。前述したメインルーチンのステップSA5(図2参照)を介して本処理が実行されると、DSP13は図5に図示するステップSC1に進む。ステップSC1では、上述の入力波形分析処理において検出され、最も音圧の大きいオクターブバンド(中心周波数fmax)の音圧Pmaxと、最も音圧の小さいオクターブバンド(中心周波数fmin)における音圧Pminとの差分が、最も音圧の小さいオクターブバンドの中心周波数fminに対応してROM15のデータエリアから読み出される最小可聴音圧Pdif(fmin)より大きいか否かを判断する。つまり、最も音圧の小さいオクターブバンド(中心周波数fmin)の音圧Pminが、最も音圧の大きいオクターブバンド(中心周波数fmax)の音圧Pmaxよりも聴感上小さく感じられるかどうかを判断する。
11 増幅器
12 A/D変換器
13 DSP
14 入力ポート
15 ROM
16 RAM
17 D/A変換器
18 増幅器
19 スピーカ
100 車両接近通報装置
Claims (4)
- 移動体の周囲の音を環境音として取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された環境音を複数の周波数帯域に区分けし、区分けされた各周波数帯域毎の音圧を検出する音圧検出手段と、
前記音圧検出手段により検出された各周波数帯域毎の音圧の内、最も音圧の大きい第1の周波数帯域と最も音圧の小さい第2の周波数帯域とで聴感上の差異の有無を判別する判別手段と、
前記判別手段により聴感上の差異が有ると判別された場合には、第2の周波数帯域を周波数成分とした音であって、第1の周波数帯域の音圧と第2の周波数帯域の音圧との差分値に基づいて決定された音圧の通報音を生成して出力し、一方、前記判別手段により聴感上の差異が無いと判別された場合には、第2の周波数帯域を周波数成分とした音であって、最小可聴値に基づいて決定された音圧の通報音を生成して出力する通報音出力手段と
を具備することを特徴とする接近通報装置。 - 前記取得手段は、
移動体が走行しているか否かを検知する検知手段を有し、
当該検知手段によって移動体の走行が検知された場合に、移動体の周囲の音を環境音として取得することを特徴とする請求項1記載の接近通報装置。 - 前記判別手段は、
前記通報音出力手段から通報音が出力中か否かを判別する出力判別手段と、
前記出力判別手段により通報音の出力中と判別された場合に、前記音圧検出手段により検出された各周波数帯域毎の音圧の内、通報音を含む周波数帯域の音圧から前記通報音出力手段が生成した通報音の音圧を減算して環境音から通報音の音圧分を相殺する相殺手段とを備え、
前記相殺手段により通報音の音圧分が相殺された環境音の各周波数帯域毎の音圧の内、最も音圧の大きい第1の周波数帯域と最も音圧の小さい第2の周波数帯域とで聴感上の差異の有無を判別することを特徴とする請求項1記載の接近通報装置。 - コンピュータに、
移動体の周囲の音を環境音として取得する取得ステップと、
前記取得ステップにより取得された環境音を複数の周波数帯域に区分けし、区分けされた各周波数帯域毎の音圧を検出する音圧検出ステップと、
前記音圧検出ステップにて検出された各周波数帯域毎の音圧の内、最も音圧の大きい第1の周波数帯域と最も音圧の小さい第2の周波数帯域とで聴感上の差異の有無を判別する判別ステップと、
前記判別ステップにより聴感上の差異が有ると判別された場合には、第2の周波数帯域を周波数成分とした音であって、第1の周波数帯域の音圧と第2の周波数帯域の音圧との差分値に基づいて決定された音圧の通報音を生成して出力し、一方、前記判別ステップにより聴感上の差異が無いと判別された場合には、第2の周波数帯域を周波数成分とした音であって、最小可聴値に基づいて決定された音圧の通報音を生成して出力する通報音出力ステップと
を実行させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2010046807A JP5445853B2 (ja) | 2010-03-03 | 2010-03-03 | 接近通報装置およびプログラム |
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Family
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Family Applications (1)
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JP2010046807A Active JP5445853B2 (ja) | 2010-03-03 | 2010-03-03 | 接近通報装置およびプログラム |
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