JP5445440B2 - 定着回転体、定着装置および画像形成装置 - Google Patents
定着回転体、定着装置および画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5445440B2 JP5445440B2 JP2010284587A JP2010284587A JP5445440B2 JP 5445440 B2 JP5445440 B2 JP 5445440B2 JP 2010284587 A JP2010284587 A JP 2010284587A JP 2010284587 A JP2010284587 A JP 2010284587A JP 5445440 B2 JP5445440 B2 JP 5445440B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filler
- fixing
- resistance
- layer
- heating layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Description
さらに、特許文献1では、カーボン、金属等のフィラーを、定着ベルトの長手方向に沿って配向させる構成になっている。このような構成により、少ないフィラー量によって導電性を確保でき、しかも、所望の機械的強度が得られるものと思われる。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、抵抗発熱層の耐久性を向上させていることにより、長期にわたって安定的に使用することができ、しかも、定着画像の品質を低下させるおそれのない定着回転体を提供することにある。本発明の他の目的は、そのような定着回転体を有する定着装置および画像形成装置を提供することにある。
本発明に係る画像形成装置は、前記定着装置を有することを特徴とする。
好ましくは、前記低抵抗フィラーの電気抵抗率が前記高抵抗フィラーの電気抵抗率の1/10以下であることを特徴とする。
好ましくは、前記導電性フィラーは、前記低抵抗フィラーの体積含有量と前記高抵抗フィラーの体積含有量との比率が2:1以上、3:1以下になっていることを特徴とする。
好ましくは、絶縁樹脂に対する前記導電性フィラーの体積含有比率が、60%よりも少なくなっていることを特徴とする。
好ましくは、前記高抵抗フィラーは、カーボンナノチューブ、カーボンナノファイバー、カーボンマイクロコイル、黒鉛繊維、黒鉛フレーク、黒鉛チップの少なくとも1つを含み、前記低抵抗フィラーは、Ag、Cu、Al、Mg、Ni、SUSの少なくとも1つを含むことを特徴とする。
好ましくは、前記均熱層が前記抵抗発熱層の外周面上および内周面上のいずれか一方または両方に直接積層されていることを特徴とする。
好ましくは、前記均熱層を構成する樹脂が、前記抵抗発熱層を構成する絶縁樹脂と同一であることを特徴とする。
好ましくは、前記均熱層を構成する非導電性フィラーが、前記抵抗発熱層を構成する導電性フィラーよりも熱伝導率が高くなっていることを特徴とする。
以下、本発明に係る定着装置および画像形成装置の実施の形態について説明する。
<画像形成装置の概略構成>
図1は、本発明の実施の形態に係る定着装置を備える画像形成装置の一例であるプリンタの構成を説明するための模式図である。このプリンタは、ネットワーク(例えばLAN)を介して外部の端末装置等から入力される画像データ等に基づいて、周知の電子写真方式により、フルカラーあるいはモノクロの画像を記録用紙、OHPシート等の記録シートに形成する。
帯電装置12は、感光体ドラム11の斜め上方に配置されており、回転される感光体ドラム11の表面を一様に帯電する。
露光装置13にはレーザダイオードが設けられており、外部機器から入力される画像データが、図示しない制御部によってレーザダイオードの駆動信号に変換され、その駆動信号によって、露光装置13のレーザダイオードが駆動される。これにより、露光装置13からは画像データに対応したレーザ光Lが感光体ドラム11の表面に照射され、感光体ドラム11の表面上に静電潜像が形成される。
現像装置14の下方には、記録用紙、OHPシート等の記録シートSを複数枚収容できる記録シートカセット21が設けられている。また、感光体ドラム11の下方には、記録シートカセット21内の記録シートSを1枚ずつ繰り出す給紙ローラ22が設けられている。給紙ローラ22によって記録シートカセット21から繰り出された記録シートSは、感光体ドラム11に向って上方に搬送される。
感光体ドラム11の側方には転写ローラ15が設けられている。転写ローラ15は、感光体ドラム11に圧接されており、感光体ドラム11の回転に追従して矢印Bで示す方向に回転する。転写ローラ15と感光体ドラム11との間には転写ニップTが形成されており、記録シートSは、タイミングローラ対23によって、感光体ドラム11の回転に同期して、転写ニップTへと搬送される。
定着装置30では、記録シートS上の未定着のトナー画像が、加熱されて記録シートSに加圧される。これにより、トナー画像が記録シートS上に定着される。トナー画像が定着された記録シートSは、排紙ローラ24によって、排紙トレイ19上に排出される。
加圧ローラ32は、図示しないモータによって、図3に矢印Aで示す方向に回転される。定着ベルト31は、加圧ローラ32によって定着ローラ33の外周面に圧接されていることにより、加圧ローラ32の回転に追従して周回移動する。定着ローラ33は、定着ベルト31の周回移動に追従して回転する。
図4は、定着ベルト31の横断面図である。定着ベルト31は、例えば、内周側に配置された抵抗発熱層31aと、抵抗発熱層31aの外周面上に積層された離型層31bとを有している。内周側の抵抗発熱層31aは、全周にわたってほぼ一定の電気抵抗率を有しており、電流が流れることによってジュール熱を発熱する。離型層31bは、定着ニップNを通過する際に圧接した記録シートSが容易に剥離されるような剥離性を有している。
弾性層32bは、シリコーンゴム、フッ素ゴム等の高耐熱性の弾性材料によって、厚さが1〜20mm程度に構成されている。
なお、芯金32aは、パイプ形状に限らず、中実の円柱形状であってもよく、また、断面も円形状に限らず、外側に嵌合される弾性層32bが円筒形状に保持される形状、例えば周方向に等しい間隔で突出する3つ以上の軸方向に沿った突条を有するような形状であってもよい。
弾性体33aは、シリコーンゴム、フッ素ゴム等の高耐熱性の弾性材料によって、厚さが1〜20mm程度に構成されている。
このような構成の定着装置30では、定着ベルト31の外周面が所定の定着温度になるように制御された状態で、記録シートSが定着ニップNを通過すると、抵抗発熱層31aの発熱により外周面が全体にわたって略均一に所定の定着温度になった状態の定着ベルト31によって、記録シートSは、搬送方向と直交する方向の全体に略均一に加熱される。このとき、記録シートSは、定着ニップNにおいて、相互に圧接された状態の定着ベルト31および加圧ローラ32によって加圧される。これにより、記録シートS上の未定着のトナー画像が記録シートSに定着される。
定着ベルト31の抵抗発熱層31aは、耐熱性絶縁樹脂に、導電性フィラー(添加物)を、所定の体積含有比率(体積%)で均一に分散させた成形体であり、全周にわたって所定の電気抵抗率になっている。導電性フィラーは、電気抵抗率が低い(導電性が高い)金属材料によって構成された低抵抗フィラーと、電気抵抗率が高い(導電性が低い)カーボン材料によって構成された高抵抗フィラーとの2種類の導電性フィラーによって構成されている。
低抵抗フィラーとしては、Ag、Cu、Al、Mg、Ni、SUS等の金属材料を繊維(フィラメント)状または粉粒状にして用いることができる。高抵抗フィラーとしては、カーボンナノチューブ、カーボンナノファイバー、カーボンマイクロコイル等のカーボン材料が用いられる。
本実施形態では、低抵抗フィラーとしてNiフレーク(電気抵抗率:10−8Ω・m)を用いており、また、高抵抗フィラーとしてカーボンナノチューブ(電気抵抗率:10−5Ω・m)を用いている。Niフレークの電気抵抗率は、カーボンナノチューブの電気抵抗率に対して1/1000になっている。低抵抗フィラーと高抵抗フィラーとの電気抵抗率の差が大きい場合には、抵抗発熱層31aにおける抵抗値の調整は容易になるものの、所定の体積含有比率で所定の抵抗値にまで低下させることは容易でない。
低抵抗フィラーと高抵抗フィラーとの配合比率(体積含有比率)は、好ましくは、1.5:1以上、5:1以下、より好ましくは、2:1以上、3:1以下である。低抵抗フィラーが多くなると、全体のフィラー量が多くなり抵抗発熱層31aの強度が低下する。逆に、低抵抗フィラーが少なくなると、抵抗発熱層31aにおける電気抵抗率のムラが大きくなる。
従って、成形された抵抗発熱層31aは、耐熱性絶縁樹脂における高抵抗フィラーの体積含有量が、低抵抗フィラーの体積含有量よりも多くなっていないために、抵抗発熱層31aは高強度になっている。その結果、このような抵抗発熱層31aを有する定着ベルトは、長期にわたって安定的に使用することができる。
抵抗発熱層31aの厚さは、特に限定されるものではなく任意であるが、通常、5〜100μm程度とされる。
この離型層31bは、PFA(ポリテトラフルオロエチレン)、PTFE(ポリテトラフルオロチレン(4フッ化)樹脂)、ETFE(4フッ化エチレン・エチレン共重合樹脂)等のフッ素系チューブ、フッ素系コーティング等によって、例えば、5〜100μm程度の厚さに構成される。フッ素系チューブとしては、三井・デュポンフロロケミカル株式会社製の商品名「PFA350−J」、「451HP−J」、「951HP Plus」等が好適である。離型層31bは、導電性であってもよい。本実施形態では、離型層31dとしてPFAを用いている。
定着ベルト31の弾性層31dは、Si(シリコーン)ゴム、フッ素ゴム等が用いられる。本実施形態では、弾性層31dとしてSiゴムを用いている。
なお、補強層31cおよび弾性層31dの両方を設ける構成に限らず、いずれか一方のみを設ける構成であってもよい。
図6のグラフによると、本実施形態(Niフレークとカーボンナノチューブとの体積含有量の比率が2:1)の場合に、抵抗発熱層31aを所定の電気抵抗率とするために必要とされる導電性フィラーの含有量(体積%)が最も少なく、Niフレーク(低抵抗率フィラー)に対するカーボンナノチューブ(高抵抗率フィラー)の体積含有比率が、1:1(比較例1)および1:2(比較例2)の順で大きくなると、抵抗発熱層31aを所定の電気抵抗率とするために必要とされる導電性フィラーの含有量(体積%)が順番に多くなる。
特許文献1では、定着ベルトの機械的強度と、長さ方向への導電性を向上させるために、フィラーが定着ベルトの長手方向(周方向)に沿って配向されている。それによって、定着ベルトの抵抗発熱層には長手方向に沿って電流は効率良く流れる。しかし、この場合には、導電性フィラーは、周方向に沿った1次元的な電流経路を形成するために、周方向に配向された導電性フィラーに局所的な断線が生じた場合、その部分を含む線上において発熱が困難な状態になる。
なお、カーボンのような高抵抗フィラーを用いず、低抵抗の金属フィラーだけにすると導電性は向上するが、抵抗値が低くなりすぎ、投入する電流に対して所定の発熱状態とすることができないおそれがある。また、所定の発熱量を得るための電気的な調整の幅が極端に狭くなってしまい、逆に、定着性能のコントロールが不安定になる。そのために、高抵抗フィラーと低抵抗フィラーとを組み合わせることが必要になる。
本実施形態は、実施形態1とは、定着ベルト31の構成が異なっている。図7は、本実施形態において使用される定着ベルト31の積層構造を示す断面図である。図7に示す定着ベルト31は、図5に示す定着ベルト31の構成において、PI、PPS等の樹脂によって構成された補強層31cに代えて、耐熱性の絶縁性樹脂に非導電性フィラーを一様に混合してなる均熱層31eが、抵抗発熱層31aの外周面上に積層状態で設けられている。図7に示す定着ベルト31のその他の構成は、図5に示す定着ベルト31の構成と同様であり、均熱層31e上に、弾性層31dおよび剥離層31bが順番に積層されている。
抵抗発熱層31aでは、導電性フィラーが特定方向に配向されていない状態になっていることにより、全体に流れる電流が均一化されて抵抗発熱層31aの全体における発熱ムラの発生が抑制された状態であり、このような抵抗発熱層31aに対して均熱層31eを、直接、積層することによって、発熱ムラの発生を、より一層防止することができる。
樹脂に分散される非導電性フィラーとしては、AlN、SiC、Al2O3、Si3N4、ZrO2等のファインセラミック、あるいは、炭酸カルシウム、タルク、マイカ等の熱伝導率が高いものが好適に用いられる。
均熱層31eの非導電性フィラーは、均熱効果を向上させるために、抵抗発熱層31aに用いられる導電フィラーよりも熱伝導率が高くなっていることが好ましい。しかし、非導電性フィラーの熱伝導率が導電フィラーより低くても、非導電性フィラーが含まれることによって、非導電性フィラーが含まれていない場合(例えばPIのみの場合)よりも、定着ベルト31の発熱ムラを抑制させることは可能である。
さらに、定着ベルト31がニップ部で所定の形状に変形されるように、均熱層31eにおける非導電性フィラーの体積含有量は、抵抗発熱層31aにおける導電性フィラーの体積含有量よりも少なくなっていることが好ましい。均熱層31eにおける非導電性フィラーの体積含有量が、抵抗発熱層31aにおける導電性フィラーの体積含有量よりも多くなると、均熱層31eは変形しにくくなり、抵抗発熱層31aの形状に追従することができずに、定着ベルト31が所定の形状に変形されないおそれがある。
発熱ベルト31の抵抗発熱層31aは、前述したように、耐熱性絶縁樹脂(PI)に対して、Niフレークとカーボンナノチューブとを、体積含有量の比率が2:1の割合で分散させて厚さ40μmに構成している。
均熱層31e上に積層された弾性層31dは、シリコーンゴムによって厚さ200μmに構成している。
定着ベルト31は、幅方向(回転軸方向)長さが340mm、直径が30mmの円筒形状に構成されている。
このような構成の定着ベルト31を、図2および図3に示す定着装置30に用いて、その定着装置30を図1に示すプリンタにおいて用いた。そのプリンタの定着装置30において、定着ベルト31を所定の定着温度(200℃)に加熱制御した場合に、定着ベルト31の回転軸と平行な方向に沿った温度分布を測定したところ、図10において実線で示す結果が得られた。この場合の平均温度に対する温度差は、±10℃以内であった。また、トナー画像を記録紙上に定着させたところ、記録紙上に定着されたトナー画像には、光沢ムラが認められず、良好な品質が得られた。これらの結果を、図11の表3に示す。
また、均熱層31eは、抵抗発熱層31aの外周面上に積層される構成に限らず、抵抗発熱層31aの内周面に積層させる構成としても、抵抗発熱層31aでの発熱を周方向の全体にわたって均一化することができる。また、抵抗発熱層31aの外周面および内周面の両方に均熱層31eを積層させる構成としてもよく、この場合には、定着ベルト31を回転軸方向に沿って、より一層、均熱化させることが可能になる。
上記の実施形態では、定着ベルト31は、定着ベルト31の内部に設けられた定着ローラ33によって加圧ローラ32の外周面に圧接されて周回移動する構成であったが、このような構成に限らず、例えば、図13に示すように、一対のテンションローラ38および39に巻き掛けられた状態で周回移動する構成であってもよい。図13に示す定着装置30は、定着ベルト31が一対のテンションローラ38および39に巻き掛けられた状態で周回移動すること以外は、前記実施形態の定着装置30と同様の構成になっている。
なお、定着ベルト31は、このように、回転駆動される加圧ローラ32に追従させて周回移動する構成に限らず、定着ベルト31が巻き掛けられた一方のテンションローラ38を回転駆動することによって、あるいは、加圧ローラ32と一方のテンションローラ38との両方を回転駆動することによって、定着ベルト31を周回移動させる構成としてもよい。
31 定着ベルト
31a 抵抗発熱層
31b 離型層
31c 補強層
31d 弾性層
31e 均熱層
32 加圧ローラ
33 定着ローラ
34 交流電源
38 テンションローラ
39 テンションローラ
Claims (14)
- 外周面に加圧部材が圧接されて定着ニップが形成された状態で当該外周面が周回移動可能になっており、電流が流れることによって発熱して前記定着ニップを通過する記録シートを加熱する抵抗発熱層が周面全体にわたって設けられた定着回転体であって、
前記抵抗発熱層は、絶縁樹脂に繊維状またはフレーク状の導電性フィラーが分散されて所定の電気抵抗率を有する成形体であり、
前記導電性フィラーは、所定の電気抵抗率を有する高抵抗フィラーと、当該高抵抗フィラーよりも電気抵抗率が低い低抵抗フィラーと、を含み、
前記低抵抗フィラーの体積含有量が前記高抵抗フィラーの体積含有量よりも多く、かつ、前記導電性フィラーが前記抵抗発熱層において、特定の方向へ配向されていないことを特徴とする定着回転体。 - 前記低抵抗フィラーの電気抵抗率が前記高抵抗フィラーの電気抵抗率の1/10以下であることを特徴とする請求項1に記載の定着回転体。
- 前記導電性フィラーは、前記低抵抗フィラーの体積含有量と前記高抵抗フィラーの体積含有量との比率が、1.5:1以上、5:1以下になっていることを特徴とする請求項1または2に記載の定着回転体。
- 前記導電性フィラーは、前記低抵抗フィラーの体積含有量と前記高抵抗フィラーの体積含有量との比率が2:1以上、3:1以下になっていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の定着回転体。
- 絶縁樹脂に対する前記導電性フィラーの体積含有比率が、60%よりも少なくなっていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の定着回転体。
- 絶縁樹脂に対する前記導電性フィラーの体積含有比率が、20%以上、50%以下であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の定着回転体。
- 前記高抵抗フィラーは、カーボンナノチューブ、カーボンナノファイバー、カーボンマイクロコイル、黒鉛繊維、黒鉛フレーク、黒鉛チップの少なくとも1つを含み、前記低抵抗フィラーは、Ag、Cu、Al、Mg、Ni、SUSの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の定着回転体。
- 前記抵抗発熱層に、非導電性フィラーを樹脂に分散させた構成の均熱層が積層されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の定着回転体。
- 前記均熱層が前記抵抗発熱層の外周面上および内周面上のいずれか一方または両方に直接積層されていることを特徴とする請求項8に記載の定着回転体。
- 前記均熱層を構成する樹脂が、前記抵抗発熱層を構成する絶縁樹脂と同一であることを特徴とする請求項8または9に記載の定着回転体。
- 前記均熱層を構成する非導電性フィラーが球状になっていることを特徴とする請求項8〜10のいずれか一項に記載の定着回転体。
- 前記均熱層を構成する非導電性フィラーが、前記抵抗発熱層を構成する導電性フィラーよりも熱伝導率が高くなっていることを特徴とする請求項8〜11のいずれか一項に記載の定着回転体。
- 請求項1〜12のいずれか一項に記載の定着回転体を有することを特徴とする定着装置。
- 請求項13に記載の定着装置を有することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010284587A JP5445440B2 (ja) | 2010-03-15 | 2010-12-21 | 定着回転体、定着装置および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010057708 | 2010-03-15 | ||
JP2010057708 | 2010-03-15 | ||
JP2010284587A JP5445440B2 (ja) | 2010-03-15 | 2010-12-21 | 定着回転体、定着装置および画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011215592A JP2011215592A (ja) | 2011-10-27 |
JP5445440B2 true JP5445440B2 (ja) | 2014-03-19 |
Family
ID=44945317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010284587A Expired - Fee Related JP5445440B2 (ja) | 2010-03-15 | 2010-12-21 | 定着回転体、定着装置および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5445440B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5910419B2 (ja) * | 2012-08-29 | 2016-04-27 | コニカミノルタ株式会社 | 可撓性発熱体 |
JP2015179147A (ja) * | 2014-03-19 | 2015-10-08 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置、定着装置及び乾燥装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4360223B2 (ja) * | 2004-02-10 | 2009-11-11 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 加熱式定着部材およびその製造方法 |
JP5109168B2 (ja) * | 2006-03-10 | 2012-12-26 | 株式会社アイ.エス.テイ | 発熱定着ベルト及びその製造方法並びに画像定着装置 |
JP2009109997A (ja) * | 2007-10-12 | 2009-05-21 | Ist Corp | 画像定着装置 |
-
2010
- 2010-12-21 JP JP2010284587A patent/JP5445440B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011215592A (ja) | 2011-10-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4998597B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
US8639170B2 (en) | Fixing device and image forming apparatus with a mechanism to extend life of a fixing belt | |
US8606163B2 (en) | Fixing device and image forming apparatus | |
US8639171B2 (en) | Fixing device and image forming apparatus with a mechanism to extend a life of a fixing belt | |
US20120155912A1 (en) | Fixing device and image forming apparatus | |
KR101665506B1 (ko) | 저항 발열층을 채용한 가열부재 및 이를 채용한 정착장치 | |
JP2014085538A (ja) | 面状発熱体、当該面状発熱体を用いる定着装置および画像形成装置 | |
JP5445440B2 (ja) | 定着回転体、定着装置および画像形成装置 | |
US9002253B2 (en) | Heating member and fusing device including the same | |
JP5521780B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP2017181531A (ja) | 像加熱装置及び画像形成装置 | |
US20110222894A1 (en) | Fixing device and image forming apparatus | |
JP6255996B2 (ja) | 無端ベルト、定着装置、及び画像形成装置 | |
JP2012118318A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP5577524B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP5327201B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP5853557B2 (ja) | 定着部材、定着ベルト、定着装置および画像形成装置 | |
JP2013054163A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP7234790B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP2015036752A (ja) | 定着部材、定着装置、及び画像形成装置 | |
JP2005189404A (ja) | 定着ベルト及びそれを使用した定着装置 | |
JP2012068479A (ja) | 定着部材、定着装置、および画像形成装置 | |
JP2013200527A (ja) | 定着部材、定着装置、および画像形成装置 | |
JP5572841B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2021096301A (ja) | 無端ベルトを備えた電熱加熱装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121018 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20130417 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130828 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130903 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131101 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131126 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131209 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5445440 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |