JP5444450B1 - 食肉加工品及び該食肉加工品の製造方法 - Google Patents

食肉加工品及び該食肉加工品の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5444450B1
JP5444450B1 JP2012284261A JP2012284261A JP5444450B1 JP 5444450 B1 JP5444450 B1 JP 5444450B1 JP 2012284261 A JP2012284261 A JP 2012284261A JP 2012284261 A JP2012284261 A JP 2012284261A JP 5444450 B1 JP5444450 B1 JP 5444450B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
meat
processed
leg
package
product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012284261A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014124149A (ja
Inventor
雅俊 沖田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Itoham Foods Inc
Original Assignee
Itoham Foods Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Itoham Foods Inc filed Critical Itoham Foods Inc
Priority to JP2012284261A priority Critical patent/JP5444450B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5444450B1 publication Critical patent/JP5444450B1/ja
Publication of JP2014124149A publication Critical patent/JP2014124149A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)

Abstract

【課題】鶏肉から形成され長尺状の食肉加工品を手早く製造する方法を提供する。
【解決手段】食肉加工品は、鶏肉の肉塊3に1つの切り込み30を入れて、第1脚部31と第2脚部32とを形成する工程Aと、両脚部31、32が略直線上に位置するまで両脚部31、32を互いに開いて長尺状の半製品を形成する工程Bと、該半製品を加熱して加工体を得る工程Cと、該加工体を包装体にて包装し、該包装体内を真空に形成して、加工体と該包装体とを密着させる工程Dを経て製造される。
【選択図】図1

Description

本発明は、食肉加工品及び該食肉加工品の製造方法に関する。特に鶏肉を用いた長尺状の食肉加工品及び該食肉加工品の製造方法に関する。
例えば、長尺状のベーコンや焼豚のように、20cm程度の長さを有する加熱済み食肉加工品が市場に多く流通している。このような加工品が市場で好まれる理由は、その形状から小売店の商品陳列棚に場所を取らずに多くの加工品を並べることができる点、整然として並べることができることができるので消費者からの印象が良い点、包装が容易である点、包装にラベルを貼り付け易い点が、製造及び販売業者によって好都合であるからである。また、消費者には適当な長さにカットしながら、必要な分だけ使用できる利便性や、残りの部分の保存のし易さが好まれる。材料としての肉の種類も多様である。
また、加工法から加熱済み食肉加工品を分類すると、挽肉を腸詰して加熱して製造されるソーセージ、長さ20cmほどの直方体形状にカットした豚肉の肉塊を加熱して真空パックしたベーコン、複数の小さな鶏肉の肉塊を結着剤で結着して棒状に形成したもの(特許文献1参照)がある。
実開昭63-143187号公報
挽いたり結着剤でつないだりしない、カットされたままの肉塊の食感を好む消費者が多い一方、最近の健康指向などから鶏肉を好んで食する需要者も多い。
しかし、鶏には大型のものが少なく、20cm以上の生の肉塊をとることは難しい。そのため20cmの加工品を製造するには、特許文献1のように複数の小塊を結着剤でつなぎ合わせるしかなかったのであるが、これでは製造するのに手間がかかり、また需要者の求める肉本来の食感を得ることはできない。
本発明の目的は、鶏肉から形成され長尺状の食肉加工品を手早く製造することにある。また、かかる食肉加工品の食感を良くすることも目的とする。
本発明に係る食肉加工品は、鶏肉のもも肉又は胸肉からなる肉塊に、肉塊表面の一端部に貼りついた皮体を避けた箇所の筋繊維が延びる方向に1つの切り込みを入れることにより形成されて互いに直に位置するまで開かれた第1脚部と第2脚部とを有する長尺状の半製品を加熱して加工体を製造し、その加工体を包装体で包装している
また、前記第1脚部と第2脚部は、長手方向が鶏肉の筋繊維が延びる方向を向いている。
この構成によれば、鶏肉の肉塊に1つの切り込みを入れて第1脚部と第2脚部を設け、両脚部を直線に位置するまで開き、これを加熱することにより食肉加工品を得る。即ち、鶏肉から形成された長尺状の食肉加工品を手早く製造することができる。加熱により肉塊の蛋白質が熱変性するので外力が働かない状態でも長尺状の形状が維持される。
また、第1脚部と第2脚部は、長手方向が鶏肉の筋繊維が延びる方向を向いているから、食肉加工品を長手方向に沿って容易に手で裂くことができる。これにより、鶏肉をつなぎ合せていない肉本来の食感を得ることができる。
本発明の実施形態に係る食肉加工品の製造方法を示す図である。 本発明の実施形態に係る食肉加工品の製造方法を示す図である。 本発明の実施形態に係る食肉加工品の製造方法を示す図である。
以下、本発明の実施形態を、図を用いて詳述する。なお、以下では全ての図面を通じて、同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。以下では、食品加工品の原料として鶏肉を例示するが、鶏肉とは鶏の肉である。該鶏は一般に食用とされている家禽の鳥全般を意味する。即ち、鶏には、ニワトリの他に、ウズラや七面鳥が含まれる。
本実施形態に係る食品加工品は、図2に示すように、鶏肉を長尺状に形成した物であり、後記するように長手方向に沿って紐体状に裂いて食することができる。
図1乃至図3は、本実施形態に係る食肉加工品の製造方法を示す図である。先ず、小さな骨や異物を除去して、図1に示すように、鶏肉のもも肉又は胸肉からなる肉塊3を用意する。肉塊3の表面の一端部には、皮体4が貼りついている。その後、肉塊3は食肉加工品特有の風味、食感とし、さらには保存性を高めるため、通常食塩やその他添加物を含んだ塩漬剤と混合するのが一般的だが、特に塩漬剤の混合に制限されるものではない。
次に、肉塊3にナイフ、カッター、包丁等にて1つの切り込み30を入れる。切り込み30は、皮体4とは反対の一端部から入れ始めて、肉を略一直線状に開くことができれば、切り込み30の長さは特に限定されないが、皮体4は残す方が好ましい。その理由については後記する。尚、図1では切り込み30は直線状であるが、直線状でなくてもよい。肉塊3上にて切り込み30の両側に、切り込み30に沿って延びた先細の第1脚片31と第2脚片32が形成され、両脚片31、32は切り込み30が形成されていない繋ぎ部33にて接続されている。両脚片31、32は長手方向が肉塊3の筋繊維が延びる方向に沿っている。
この後、図2に示すように、両脚片31、32が略一直線に位置するまで、両脚片31、32を手で開く。この際に、皮体4が肉塊3から剥がれないようにすることが好ましい。肉塊3は長手方向が両脚片31、32に沿った長尺状の半製品2となる。繋ぎ部33は半製品2の長手方向の中央部に位置する。
次に、該半製品2を加熱する。加熱方法は、半製品2を、直線状が保たれるように載置又は吊るして燻煙若しくは蒸煮するのが一般的であるが、網等に載置し下から火で焼いてもよく、特に加熱方法は限定されない。半製品2は元の肉塊3よりも細くなっているから、熱が通り易い。従って、肉塊3の状態よりも短時間で加熱することができる。半製品2を加熱することにより、食肉加工品特有の風味、食感が生まれ、需要者がそのまま食することができる加工体6を得る。加熱温度は60〜110℃、加熱時間は100〜120分であるのが好ましいが、半製品2の中心部まで加熱されていれば、特に制限はない。
次に図3に示すように、加工体6を透明または半透明な包装体5にて包装する。該包装体5の内部から空気を抜いて真空にし、包装体5と加工体6とを密着させる。包装体5の所望の箇所に、商品名や賞味期限等を付したラベル50を貼る。該ラベル50は加工体6に被さっても被さっていなくてもよい。これにより、食肉加工品の完成品1が出来上がる。加工体6は真空包装されているため、比較的長期間保存することができる。尚、商品名や賞味期限等はラベル50ではなく、包装体5に直接印刷される場合もある。
需要者が加工体6を食するときは、完成品1の包装体5を開き、内部から加工体6を取り出す。そのまま、食しても良いが、ナイフ等で小さな塊に切り分けてから、該小さな塊を食してもよい。更に、前記の如く、両脚片31、32の長手方向は鶏肉の筋繊維方向を向いているから、需要者は加工体6を長手方向に沿って手で容易に紐体状(図示せず)に裂くことができる。裂いた紐体状の肉を食すれば、繊維感の残った適度な歯応えを味わうことができる。
本実施形態にあっては、鶏肉の肉塊3に1つの切り込み30を入れて第1脚部31と第2脚部32を形成し、両脚部31、32を直線に位置するまで開き、これを加熱することにより食肉加工品を得る。即ち、鶏肉から形成された長尺状の食肉加工品を手早く製造することができる。
また、第1脚部31と第2脚部32は、長手方向が鶏肉の筋繊維が延びる方向を向いているから、食肉加工品を長手方向に沿って容易に手で裂くことができる。
肉塊3に切り込み30を入れる際には、皮体4を残す方が好ましい。その理由として、皮体4が貼り付いている部分と皮体4の無い部分では、皮体4が貼り付いている部分の方が厚い。従って、皮体4の無い部分を残して、肉塊3に切り込み30を入れて両脚片31、32を形成すると、繋ぎ部33の厚さが薄くなり、破断し易くなるからである。
図1では肉塊3に皮体4が貼り付いており、皮体4は除去してもよい。しかし、皮体4自体に風味や味があり、これを楽しむ需要者も存在するから、皮体4を残す場合もある。
本発明は、鶏肉を用いた長尺状の食肉加工品を製造するのに有用である。
1 完成品
2 半製品
3 肉塊
5 包装体
6 加工体
30 切り込み
31 第1脚片
32 第2脚片

Claims (2)

  1. 鶏肉のもも肉又は胸肉からなる肉塊であって、該肉塊表面の一端部に貼りついた皮体を避けた箇所の筋繊維が延びる方向に1つの切り込みを入れ形成され、長手方向に筋繊維が向くように互いに直に位置するまで開かれた第1脚部と第2脚部とを有し、該第1脚部と第2脚部とが開かれた状態の長尺状の半製品を加熱して加工体を製造し、
    前記加工体は、包装体にて包装され、該包装体内は真空に形成されて、前記加工体と包装体とが密着するように包装されている、食肉加工品。
  2. 鶏肉のもも肉又は胸肉からなる肉塊にであって、該肉塊表面の一端部に貼りついた皮体を避けた箇所の筋繊維が延びる方向に1つの切り込みを入れて、第1脚部と第2脚部とを形成する工程Aと、
    前記第1脚部と第2脚部とを直線に位置するまで互いに開いて長手方向に筋繊維が向くようにした長尺状の半製品を形成する工程Bと、
    該半製品を加熱して加工体を得る工程Cと、
    前記加工体を、包装体にて包装し、該包装体内を真空に形成して、該加工体と該包装体とを密着させる工程Dと、を有する食肉加工品の製造方法。
JP2012284261A 2012-12-27 2012-12-27 食肉加工品及び該食肉加工品の製造方法 Active JP5444450B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012284261A JP5444450B1 (ja) 2012-12-27 2012-12-27 食肉加工品及び該食肉加工品の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012284261A JP5444450B1 (ja) 2012-12-27 2012-12-27 食肉加工品及び該食肉加工品の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5444450B1 true JP5444450B1 (ja) 2014-03-19
JP2014124149A JP2014124149A (ja) 2014-07-07

Family

ID=50614386

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012284261A Active JP5444450B1 (ja) 2012-12-27 2012-12-27 食肉加工品及び該食肉加工品の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5444450B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109287566A (zh) * 2018-09-20 2019-02-01 扬州大学 一种肉鹅活体估测胸肌产肉量的方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109287566A (zh) * 2018-09-20 2019-02-01 扬州大学 一种肉鹅活体估测胸肌产肉量的方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014124149A (ja) 2014-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102948771B (zh) 一种保鲜羊肉串及其制备方法
US5932278A (en) Method of making turkey products from turkey breast by selective cutting and trimming of the breast to form steak-like products
US20070110884A1 (en) Additive for meat product, meat product and method for making same
US1864285A (en) Steak and method of producing same
EP3056095B1 (de) Umhüllte nahrungsmittelzubereitung
JP2011030534A (ja) カニ足・カニ爪様練製品及びその製造方法
US7959500B1 (en) Process for preparing rib meat product
JP5444450B1 (ja) 食肉加工品及び該食肉加工品の製造方法
US20130084372A1 (en) Whole-Muscle Jerky Slice Production Using Bulk Form Processing
US2922718A (en) Method of preparing cooked fowl
US3036922A (en) Process of preparing a boneless cooked poultry product
KR20150100244A (ko) 육류 가공방법
KR200497262Y1 (ko) 개선된 소시지 절단 장치
US1381526A (en) Food product
CN201700353U (zh) 一种素汉堡
US20170079312A1 (en) Method of preparing and displaying turkey meat
CN205547237U (zh) 汉堡鸡
KR101190241B1 (ko) 맛볼 가공식품의 제조방법 및 이에 의해 제조된 맛볼 가공식품
US10660344B1 (en) Method of making a meat product and a meat product
KR102273693B1 (ko) 육질로 이루어진 햄버거 패티 및 이의 제조방법
JP3191204U (ja) 牛舌整形包装構造体
JP3033624U (ja) 畜肉加工品とチーズの個包装製品
JP6630266B2 (ja) 巻き寿司の製造方法及び巻き寿司用巻芯の製造方法
JP2024009590A (ja) 鳥薄肉圧着物、鳥薄肉圧着加工食品、および鳥薄肉圧着物の製造方法
JP5753954B1 (ja) 未油調重ね合わせカツ

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5444450

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250