JP5444016B2 - 作業管理装置、作業管理システムおよび作業管理方法 - Google Patents

作業管理装置、作業管理システムおよび作業管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、作業における使用部品などについてのトレーサビリティ技術に関する。
製品を生産する形態として、近年、必要な製品を、必要なときに、必要な量だけ、必要な場所に提供するという、いわゆるJIT(Just In Time)生産方式が多く採用されている。JIT生産方式によれば、多くの在庫をかかえるという事態を回避できる。
JIT生産方式においては、作業者に負担をかけずに、作業実績(作業者、作業内容、作業時間帯など)の情報を収集することが望ましい。そこで、本出願人は、先に、作業者に負担をかけずに、作業実績の情報を収集する技術を提案した(特許文献1参照)。特許文献1の技術によれば、作業対象物品の作業内容を特定する情報が書き込まれた作業特定用ID(IDentification)タグを作業者が作業時に作業管理ボックスに投入するだけで、作業管理ボックスに併設されたIDタグ読取装置が作業特定用IDタグの情報を読み取り、作業実績管理装置が作業内容や作業開始時刻などの作業実績の情報を収集することができる。また、作業者が作業終了時に作業特定用IDタグを作業管理ボックスから取り出すだけで、作業実績管理装置は作業終了時刻の情報を収集することができる。
特開2007−328665公報
しかしながら、特許文献1の技術では、どの作業内容をどの作業者がどの時間帯に行ったかといった作業実績の情報を収集することはできるが、作業者が各作業内容において正しい部品を使用したかといったトレーサビリティ情報を得ることができなかった。
そこで、本発明は、前記問題を解決するためになされたものであり、作業における使用部品などについてのトレーサビリティ情報を取得することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、順番に行う複数の作業内容を有する作業工程に関し、作業者による作業内容それぞれについての作業の様子を、作業スペースに設置され撮影方向が可変なカメラで撮影して記憶する作業管理システムにおける作業管理装置である。作業管理装置は、作業内容ごとに撮影箇所の情報が対応付けられた作業情報、および、撮影箇所ごとのカメラ角度の情報およびズーム倍率の情報が対応付けられた撮影用情報を記憶する記憶部と、作業スペースに設けられ作業内容を次に移行するときに作業者によって操作される切替手段が操作されたとき、作業情報および撮影用情報を参照し、移行後の作業内容に対応するカメラ角度およびズーム倍率に基づいてカメラを制御して撮影箇所を撮影し、その撮影した画像を記憶部に記憶する処理部と、を備える。
その他の手段については後記する。
本発明によれば、作業における使用部品などについてのトレーサビリティ情報を取得することができる。
本実施形態の作業管理システムを示す全体構成図である。 本実施形態の作業スペースを示す構成図である。 本実施形態の表示器に表示される画面を示す図である。 本実施形態の指図情報を示す図である。 本実施形態の撮影用情報を示す図である。 本実施形態のサーバによる処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態の作業管理システムの変形例を示す全体構成図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、実施形態という。)に係る作業管理システムについて、図面を参照(言及図以外の図も適宜参照)しながら説明する。なお、本実施形態の作業管理システムSによって作業における使用部品などについてのトレーサビリティ情報を取得することができるというのは、具体的には、作業者が作業時に部品箱から部品を取り出した行為などを撮影して記憶しておくことを指す。これにより、後にその撮影画像を見ることで、正しい部品が使用されていたのか否かなどを検証することができるようになる。
図1に示すように、本実施形態の作業管理システムSは、作業スペース1、LAN(Local Area Network)2およびサーバ3(作業管理装置)を備えて構成される。これに加えて指図4を用いることで、作業管理システムSでは、各種演算処理や表示などを行うことができる。なお、作業スペース1は、ここでは1つしか図示していないが、複数設けられているのが一般的である。
本実施形態において、作業とは、ワークW(例えば、回路基板)に対する部品(例えば、半導体部品)の組み付け作業などを指すが、それ以外の作業であってもかまわない。なお、ワークWとそれに対応する指図4は、ペアとして扱われ、一緒に持ち運びされるものとする。
ここで、指図4とは、複数の作業内容を有する作業工程(以下、単に「工程」ともいう。)が記載された書類であり、また、作業に関する情報を記憶した作業特定用IC(Integrated Circuit)タグ41が埋め込まれている。
作業特定用ICタグ41は、例えば、RFID(Radio Frequency IDentification)などの非接触の無線用IDタグにより実現することができる。作業特定用ICタグ41には、例えば、ワークWの作業内容を特定する情報が記憶されている。そのような情報には、例えば、指図ID、加工する製品・半製品の型番や品名、製作員数などがある。また、ワークWの作業内容を特定する情報の詳細情報として、作業者16がワークWに部品を取付ける際の指示情報などが記憶されている。そのような情報には、例えば、部品の種別、員数、部品の取付順序などがある。
なお、指図4に埋め込まれる作業特定用ICタグ41は、例えば、電池未搭載型で受信電波から電力を得るものであれば、小型化や低コスト化などを実現しやすいが、電池搭載型のものであってもよい。
作業スペース1には、作業台11、表示器12、部品箱13、第1ストックエリア14、第2ストックエリア15、スイッチ17(切替手段)、作業管理ボックス18、リーダライタ19、カメラ101およびカメラ102が備えられている。また、作業者16は、作業スペース1で作業を行う者である。
作業台11は、作業者16がワークWに関する作業を行う場所である。作業台11の上に、表示器12、部品箱13およびスイッチ17が載置されている。
表示器12は、ワークWの作業に関する情報を表示するものであり、スイッチ17の押下によって画面が切り替わり、また、LAN2を経由してサーバ3と接続されている。
部品箱13は、ワークWの作業に必要な部品が入っている箱である。
第1ストックエリア14は、作業前のワークWを載置する場所である。第2ストックエリア15は、作業後のワークWを載置する場所である。
スイッチ17は、作業内容を次に移行するときに作業者16によって操作される切替手段である。前記したように、スイッチ17が押下されると、表示器12の画面が次の作業内容に対応した画面に切り替わる。
作業管理ボックス18は、作業台11において、作業者16の作業位置(以下、単に「作業位置」という。)の右下部分に設置され、作業者16がワークWに関する作業を開始するときに、そのワークWに対応する指図4を投入する箱である。
リーダライタ19は、作業管理ボックス18に併設され、作業管理ボックス18に投入された指図4の作業特定用ICタグ41に書き込まれた情報を読み取り、LAN2を経由してサーバ3にその情報を送信する。
具体的には、まず、リーダライタ19のアンテナ(不図示)からは、制御信号を含む電波が常時発信されている。そこで、作業管理ボックス18に指図4が入れられると、作業特定用ICタグ41内のアンテナ(不図示)がその電波を受信し、アンテナの共振作用により起電力を発生する。
そして、作業特定用ICタグ41では、発生した電力により内部の回路を起動し、必要な処理を行い、その処理結果をアンテナから電波でリーダライタ19に送信する。リーダライタ19は、この電波を受信することで、作業特定用ICタグ41の情報を取得することができる。
なお、リーダライタ19により作業特定用ICタグ41の情報の読み取りを行うタイミングは、常時でなくても、所定時間(例えば10秒)ごとなどであってもよい。
また、リーダライタ19は、作業管理ボックス18に投入された指図4が複数であった場合に、すべての作業特定用ICタグ41を読み取ることができるようにしてもよく、あるいは、1つの作業特定用ICタグ41しか読み取ることができないようにしてもよい。
なお、作業管理ボックス18に投入された複数の指図4のすべての作業特定用ICタグ41を読み取ることができるようにする場合、作業管理ボックス18は、複数の指図4が先入れ先出しをしやすい構造(例えば、指図4を立てて入れる型)とすればよいが、それ以外の構造でもかまわない。
このようにして、リーダライタ19は、作業管理ボックス18に指図4が投入された場合、作業特定用ICタグ41との通信を新たに確認すると、その情報を読み取り、サーバ3に、作業特定用ICタグ41との通信開始情報や、ワークWの作業内容を特定する情報などを送信する。
通信開始情報には、作業管理ボックス18のID、作業開始時刻(作業特定用ICタグ41の情報を新たに読み取った時刻)などがある。ワークWの作業内容を特定する情報には、例えば、指図ID、加工する製品・半製品の型番や品名、製作員数などがある。
また、リーダライタ19は、作業管理ボックス18から指図4が取り出された場合、作業特定用ICタグ41との通信の断絶を確認すると、サーバ3に、作業特定用ICタグ41との通信終了情報や、ワークWの作業内容を特定する情報などを送信する。
通信終了情報には、作業管理ボックス18のID、作業終了時刻(作業特定用ICタグ41との通信の断絶を確認した時刻)などがある。ワークWの作業内容を特定する情報には、例えば、指図ID、加工する製品・半製品の型番や品名、製作員数などがある。
カメラ101は、作業スペース1において作業位置の左側の位置に設置され、撮影方向が可変な構造のカメラである。また、ズーム機能も有している。カメラ101は、サーバ3からの指示を受け、指示されたカメラ角度およびズーム倍率に基づいて撮影し、その撮影した画像をLAN2経由でサーバ3に送信する。
カメラ102は、作業スペースにおいて作業位置の右側の位置に設置され、作業スペース1の全体を撮影するカメラである。カメラ102は、作業スペース1の全体を撮影し、撮影した画像をLAN2経由でサーバ3に送信する。
なお、カメラ101,102は、例えば、デジタルビデオカメラによって実現することができるが、その他のカメラであってもよい。
LAN2は、作業管理システムSにおける通信網であり、例えば、Ethernet(登録商標)などにより実現することができる。
サーバ3は、コンピュータ装置であり、入力部31、表示部32、通信部33、記憶部34および処理部35を備えている。
入力部31は、例えば、マウスやキーボードなどであり、管理者が作業に関する情報を入力するときなどに使用される。
表示部32は、処理部35からの指示によって情報を表示する手段であり、例えば、液晶表示装置などである。
通信部33は、LAN2を介して表示器12、リーダライタ19、カメラ101,102と通信を行うための通信インタフェースである。
記憶部34は、指図情報341(作業情報)(図4参照)、撮影用情報342(図5参照)、処理部35の動作プログラムなどを格納する手段であり、例えば、HDD(Hard Disk Drive)などである。
処理部35は、例えば、CPU(Central Processing Unit)とメモリ(RAM(Random Access Memory)など)から構成される。処理部35の機能は、CPUが記憶部34の動作プログラムを読み込んでメモリに展開して演算することで実現される。
なお、処理部35は、例えば、表示器12に、ワークWの作業内容などの情報を表示させることができるが、それらの情報は、予め、記憶部34に記憶させておいてもよいし、あるいは、リーダライタ19から受信した作業特定用ICタグ41の情報であってもよい。
次に、図2を参照しながら、作業スペースの構成について説明する。なお、図1と同一の構成には同一の符号を付し、重複説明を適宜省略する。
図2に示すように、作業台11が半円形に構成され、その外側部分に複数の部品箱13(部品の図示は省略)が並べられている。なお、図2の部品箱13におけるP101〜P116は部品箱13を特定するための識別子である。
また、作業台11上において、作業位置の正面の奥の位置に表示器12が設置されている。作業管理ボックス18およびリーダライタ19は、作業位置の右下の位置に設置されている。
作業者16は、ワークWに関する作業を行う場合、まず、第1ストックエリア14に載置されている指図4を作業管理ボックス18に投入する。それから、第1ストックエリア14に載置されているワークWを作業台11に移動させる。その後、スイッチ17を押下して表示器12に表示された画面を見ながら、部品箱13から部品を取り出してワークWに取り付けるなどの作業を行う。画面に表示された作業が終わると、スイッチ17を押下して表示器12の画面を切り替え、その画面を見ながら作業を行う。
作業者16は、ワークWに関する一通りの作業が終了すると、作業管理ボックス18に入っている指図4を取り出し、その指図4とワークWを第2ストックエリア15に載せる。
前記したように、作業位置の左側の位置に設置されたカメラ101は、サーバ3からの指示を受け、指示されたカメラ角度およびズーム倍率に基づいて撮影対象を撮影し、その撮影した画像をLAN2経由でサーバ3に送信する。
また、作業位置の右側の位置に設置されたカメラ102は、作業スペース1の全体を撮影し、撮影した画像をLAN2経由でサーバ3に送信する。
続いて、図3を参照しながら、作業中に表示器12に表示される画面の例について説明する。図3に示すように、表示器12には、指図ID121、指図内容122(製造(加工)する製品・半製品の型番、品名および員数(個数)を含む。)、組付指示情報123(作業IDおよび作業内容)、工程ID124、作業者ID125、完成員数(完成個数)126、作業着手日時・作業終了日時127および詳細作業時刻128が表示される。
指図ID121には、作業特定用ICタグ41に対応するワークWの作業内容を特定する情報(例えば、「A0001」)が表示される。また、指図内容122および組付指示情報123には、指図ID121に対応する詳細情報が表示される。
工程ID124には、工程を特定する情報(例えば、「W0001」)が表示される。作業者ID125には、作業者16を特定する情報(例えば、「MS001」)が表示される。なお、作業者16を特定する情報は、例えば、予めサーバ3の記憶部34に登録しておけばよい。あるいは、作業者16を特定するための作業者特定用ICタグ(不図示)を作業者16が作業管理ボックス18に投入することでサーバ3が作業者16を特定する情報を認識し、作業者ID125に表示するようにしてもよい。
作業着手日時・作業終了日時127には、指図4が、作業管理ボックス18に投入された時刻、および、作業管理ボックス18から取り出された時刻が表示される。完成員数126には、製作員数(例えば、「1」枚)のうち完成した数(例えば、「0」枚)が表示される。詳細作業時刻128には、各手順(作業ID)の終了時刻(日時)が表示され、例えば、各手順の終了時にスイッチ17が押される方式のときは、その時刻を表示する。
このようにして、作業者16は、表示器12の表示画面による作業内容の指示にしたがい、作業を確実に進めることができる。また、その作業の際、サーバ3がカメラ101を制御することで、使用部品などについてのトレーサビリティ情報を取得することができる(詳細は後記)。
次に、図4を参照しながら、指図情報341について説明する。図4に示すように、指図情報341には、品名、指図ID、工程ID、作業者ID、作業ID、作業内容、画面ID、撮影箇所、撮影フラグの各情報が関連付けられて格納される。なお、これらの各情報のうち、図3で説明したものについては重複説明を省略する。
画面IDは、表示器12に表示する画面の識別子であり、作業IDと1対1で対応している。
撮影箇所は、作業IDに対応した作業内容を作業者が行う際の撮影すべき箇所を示す情報である。例えば、作業で使用する部品が収容された部品箱の識別子(ID)や、作業内容が「はんだ付け」の場合の「手元」などの情報がある。
撮影フラグは、作業IDに対応した作業内容について、撮影すべき場合に立てられるフラグである。図4の指図情報341では、作業IDが「B001」〜「B004」の4つの作業内容について、撮影フラグが立てられている。
次に、図5を参照しながら、カメラ101を制御するために使用する撮影用情報342について説明する。図5に示すように、撮影用情報342には、撮影箇所、カメラ角度、ズーム倍率の各情報が関連付けられて格納される。
撮影箇所は、指図情報341(図4参照)の撮影箇所と対応する情報である。
カメラ角度は、対応する撮影箇所を撮影するためにカメラ101を向けるべき角度の情報であり、XYZの三次元情報である。
ズーム倍率は、撮影箇所を撮影するためにカメラ101をズームするべき倍率の情報である。図5の撮影用情報342では、例えば、撮影箇所「P101」についてはズーム倍率が5倍となっている。
続いて、図6を参照しながら、サーバ3による処理の流れについて説明する。なお、カメラ102による作業スペース1の全体の撮影は、作業管理ボックス18に指図4が投入されている間、常時行われるものとし、その説明については省略する。
まず、処理部35は、作業管理ボックス18に指図4が投入されたか否かを判定する(ステップS1)。この判定は、具体的には、リーダライタ19から通信開始情報などを受信したか否かによって行うことができる。
処理部35は、指図4が投入されていなければ(ステップS1でNo)ステップS1の処理を繰り返し、指図4が投入されていれば(ステップS1でYes)現在の作業ID(例えば、指図情報341の作業ID「B000」、「B002」など(図4参照))に対応する画面(例えば、指図情報341の画面ID「N0001」、「N0002」(図4参照)の画面)を表示器12に表示する(ステップS2)。
続いて、処理部35は、記憶部34の指図情報341を参照し、現在の作業IDの撮影フラグがオンであるか否かを判定し(ステップS3)、Yesの場合はステップS4に進み、Noの場合はステップS8に進む。
ステップS4において、処理部35は、記憶部34の指図情報341と撮影用情報342を参照し、現在の作業IDに対応する撮影箇所についてのカメラ角度とズーム倍率の情報を取得する。例えば、作業IDが「B001」の場合、指図情報341を参照すると撮影箇所が「P101(部品箱13)」となっているので、撮影用情報342を参照し、「P101(部品箱13)」のカメラ角度「X」とズーム倍率「5(倍)」の情報を取得する。
その後、ステップS5において、処理部35は、ステップS4で取得したカメラ角度「X」とズーム倍率「5(倍)」の情報に基づいてカメラ101を制御して撮影を開始する。
続いて、処理部35は、作業者によるスイッチ17の押下があったか否かを判定する(ステップS6)。
処理部35は、スイッチ17の押下がなければ(ステップS6でNo)ステップS6の処理を繰り返し、スイッチ17の押下があれば(ステップS6でYes)撮影を停止し、現在の作業IDについての画像(動画)を記憶部34に保存し(ステップS7)、ステップS9に進む。
ステップS8において、処理部35は、作業者によるスイッチ17の押下があったか否かを判定する。
処理部35は、スイッチ17の押下がなければ(ステップS8でNo)ステップS8の処理を繰り返し、スイッチ17の押下があれば(ステップS8でYes)ステップS9に進む。
ステップS9において、処理部35は、記憶部34の指図情報341を参照し、次の作業IDがあるか否かを判定し、Yesの場合はステップS10に進み、Noの場合はステップS11に進む。
ステップS10において、処理部35は、次の作業IDに処理を移行し、ステップS2に進む。例えば、ステップS10において作業IDが「B001」から「B002」に移行し、作業ID「B002」についてステップS2以降の処理を実施する。
ステップS11において、処理部35は、作業終了の画面を表示器12に表示し、処理を終了する。
このようにして、本実施形態の作業管理システムSによれば、作業者がスイッチ17で表示器12の画面を切り替え、作業内容が変わるたびに、その作業内容に応じた撮影箇所(部品箱や手元など)をカメラ101で自動的にズームして撮影することで、作業における使用部品などについてのトレーサビリティ情報を取得することができる。つまり、作業内容ごとに、作業者が正しい部品を使用したのか否かなどを後で検証するための画像を記憶することができる。
また、指図情報341において、複数の作業内容のうち、撮影すべき作業内容に対応して撮影フラグを付与しておくことで、撮影が必要な作業内容に関する撮影箇所のみを自動的に撮影することができる。
次に、図7を参照して、本実施形態の作業管理システムの変形例について説明する。なお、図1における構成と同一の構成については同一の符号を付し、説明を適宜省略する。図7に示すように、変形例の作業管理システムSa(S)では、作業スペース1に、コンピュータ装置である制御装置103が設けられている。そして、制御装置103には、カメラ101,102、表示器12およびリーダライタ19が接続されている。制御装置103はLAN2に接続されている。
図1の作業管理システムSでは、処理部35が主に処理を行うが、作業スペース1が多数ある場合、処理部35の処理負担が重くなってしまう。そこで、作業スペース1ごとに制御装置103を設けておき、制御装置103がその作業スペース1に関する処理を行うようにする。
具体的には、制御装置103は、作業管理ボックス18に指図4が入れられた場合、サーバ3に要求して、その指図4に対応する指図情報341と撮影用情報342を受信する。そして、制御装置103は、図6のフローチャートのステップS2〜S11の処理を行い、その処理の終了後、撮影画像などの情報をサーバ3に送信する。サーバ3はその撮影画像などを記憶部34に保存する。
このようにして、作業管理システムSaによれば、サーバ3(処理部35)の負担を軽減することができる。
以上で本実施形態の説明を終えるが、本発明の態様はこれらに限定されるものではない。
例えば、指図情報341に撮影フラグを設けず、撮影箇所が特定されていない作業内容については作業スペース1の全体を撮影するなどとしてもよい。
また、作業スペース1の全体を撮影するカメラ102は、設けなくてもよい。
また、作業台11の形状は、半円形に限らず、矩形などの他の形状であってもよい。
また、撮影箇所は、部品箱、手元、足元に限らず、作業者の体全体など、他の箇所であってもよい。
また、カメラ101によるズーム倍率の変更は必須の動作ではなく、固定のズーム倍率で各撮影箇所を撮影するようにしてもよい。
また、作業スペースに設けられ作業内容を次に移行するときに作業者によって操作される切替手段は、スイッチ17に限らず、タッチパネルなどの他の手段であってもよい。
その他、ハードウェアやフローチャートなどの具体的な構成について、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
1 作業スペース
2 LAN
3 サーバ(作業管理装置)
4 指図
11 作業台
12 表示器
13 部品箱
14 第1ストックエリア
15 第2ストックエリア
16 作業者
17 スイッチ(切替手段)
18 作業管理ボックス
19 リーダライタ
31 入力部
32 表示部
33 通信部
34 記憶部
35 処理部
41 作業特定用ICタグ
101,102 カメラ
103 制御装置
341 指図情報(作業情報)
342 撮影用情報
S,Sa 作業管理システム
W ワーク

Claims (5)

  1. 順番に行う複数の作業内容を有する作業工程に関し、作業者による前記作業内容それぞれについての作業の様子を、作業スペースに設置され撮影方向が可変なカメラで撮影して記憶する作業管理システムにおける作業管理装置であって、
    前記作業内容ごとに撮影箇所の情報が対応付けられた作業情報、および、撮影箇所ごとのカメラ角度の情報およびズーム倍率の情報が対応付けられた撮影用情報を記憶する記憶部と、
    前記作業スペースに設けられ作業内容を次に移行するときに作業者によって操作される切替手段が操作されたとき、前記作業情報および前記撮影用情報を参照し、移行後の前記作業内容に対応するカメラ角度およびズーム倍率に基づいて前記カメラを制御して撮影箇所を撮影し、その撮影した画像を前記記憶部に記憶する処理部と、
    を備えることを特徴とする作業管理装置。
  2. 前記作業情報において、撮影すべき作業内容に対応して撮影フラグが付与されており、
    前記処理部は、
    前記切替手段が前記作業者によって操作されたとき、前記作業情報を参照して、移行後の前記作業内容に撮影フラグが付与されている場合に、移行後の前記作業内容に対応するカメラ角度およびズーム倍率に基づいて前記カメラを制御して撮影箇所を撮影し、その撮影した画像を前記記憶部に記憶する
    ことを特徴とする請求項1に記載の作業管理装置。
  3. 順番に行う複数の作業内容を有する作業工程に関し、作業者による前記作業内容それぞれについての作業の様子を、作業スペースに設置され撮影方向が可変なカメラで撮影して記憶する作業管理システムであって、
    前記作業内容ごとに撮影箇所の情報が対応付けられた作業情報、および、撮影箇所ごとのカメラ角度の情報およびズーム倍率の情報が対応付けられた撮影用情報を記憶する記憶部を有する作業管理装置と、
    前記作業スペースに設置され、前記作業管理装置から前記作業情報および前記撮影用情報を受信し、前記作業スペースに設けられ作業内容を次に移行するときに作業者によって操作される切替手段が操作されたとき、前記作業情報および前記撮影用情報を参照し、移行後の前記作業内容に対応するカメラ角度およびズーム倍率に基づいて前記カメラを制御して撮影箇所を撮影し、その撮影した画像を前記作業管理装置に送信する制御装置と、
    を備えることを特徴とする作業管理システム。
  4. 順番に行う複数の作業内容を有する作業工程に関し、作業者による前記作業内容それぞれについての作業の様子を、作業スペースに設置され撮影方向が可変なカメラで撮影して記憶する作業管理システムにおける作業管理装置による作業管理方法であって、
    前記作業管理装置は、
    前記作業内容ごとに撮影箇所の情報が対応付けられた作業情報、および、撮影箇所ごとのカメラ角度の情報およびズーム倍率の情報が対応付けられた撮影用情報を記憶する記憶部と、処理部と、を備えており、
    前記処理部は、
    前記作業スペースに設けられ作業内容を次に移行するときに作業者によって操作される切替手段が操作されたとき、前記作業情報および前記撮影用情報を参照し、移行後の前記作業内容に対応するカメラ角度およびズーム倍率に基づいて前記カメラを制御して撮影箇所を撮影し、その撮影した画像を前記記憶部に記憶する
    ことを特徴とする作業管理方法。
  5. 順番に行う複数の作業内容を有する作業工程に関し、作業者による前記作業内容それぞれについての作業の様子を、作業スペースに設置され撮影方向が可変なカメラで撮影して記憶する作業管理システムにおける作業管理方法であって、
    前記作業管理システムは、
    前記作業内容ごとに撮影箇所の情報が対応付けられた作業情報、および、撮影箇所ごとのカメラ角度の情報およびズーム倍率の情報が対応付けられた撮影用情報を記憶する記憶部を有する作業管理装置と、前記作業スペースに設置された制御装置と、を備えており、
    前記制御装置は、
    前記作業管理装置から前記作業情報および前記撮影用情報を受信し、前記作業スペースに設けられ作業内容を次に移行するときに作業者によって操作される切替手段が操作されたとき、前記作業情報および前記撮影用情報を参照し、移行後の前記作業内容に対応するカメラ角度およびズーム倍率に基づいて前記カメラを制御して撮影箇所を撮影し、その撮影した画像を前記作業管理装置に送信する
    ことを特徴とする作業管理方法。
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