JP7069736B2 - 商品情報管理プログラム、方法及び装置 - Google Patents

商品情報管理プログラム、方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、商品情報管理プログラム、方法及び装置、並びに商品管理プログラム、方法及び装置に関する。
小売店舗においては、商品を陳列する棚の状態を自動的又は半自動的に把握して、把握した状態に基づいて、品出し指示や商品の発注を行いたいというニーズがある。棚の状態を把握する方法としては、重量センサを用いた方法や画像を利用した方法などが検討されている。
なお、セルフPOS(point of sales)装置において、スキャナにより商品コード(バーコード)を読み取る際に、カメラで撮影された商品の3次元画像のデータを商品コードと関連付けて記憶する技術が知られている(例えば、特許文献1等参照)。
特開2010-237886号公報
画像を用いた商品認識技術として、予め撮影した商品の画像を用いて機械学習を行い、機械学習の結果得られたモデルを用いて商品認識を行う技術が知られている。一方、棚に陳列される商品の画像は、商品の向きや形状(袋の凹み)、光の当たり具合など様々な要因により変化する。このため、商品認識精度を向上するためには、機械学習において、商品の向きや形状、光の当たり具合などを異ならせながら撮影した多数の画像を用いる必要がある。
しかしながら、商品の画像を多数撮影するには手間と時間がかかるため、作業負担が大きい。
1つの側面では、本発明は、商品情報を記憶部において管理する際の作業負担を軽減することが可能な商品情報管理プログラム、方法及び装置を提供することを目的とする。また、本発明は、商品管理を適切に行うことが可能な商品情報管理プログラム、方法及び装置を提供することを目的とする。
一つの態様では、商品情報管理プログラムは、商品の画像を取得し、取得した前記商品の画像に対して、光を反射する箇所の画像を合成する位置、前記光を反射する箇所の画像の大きさ、前記光を反射する箇所の画像の角度の少なくとも1つを変更しつつ、複数の画像を生成し、生成した複数の新たな画像を用いて機械学習を行い、学習結果としてモデルを取得し、取得した前記モデルと、前記商品の識別情報とを関連付けて記憶部に記憶する、処理をコンピュータに実行させるための商品情報管理プログラムである。
商品情報を記憶部において管理する際の作業負担を軽減することができる。また、商品管理を適切に行うことができる。
第1の実施形態に係る商品管理システムの構成を概略的に示す図である。 図2(a)は、管理装置のハードウェア構成を示す図であり、図2(b)は、店員端末のハードウェア構成を示す図である。 第1の実施形態に係る管理装置及び店員端末の機能ブロック図である。 図4(a)は、第1の実施形態に係る商品情報テーブルの一例を示す図であり、図4(b)は、第1の実施形態に係る商品マスタの一例を示す図であり、図4(c)は、第1の実施形態に係る棚卸情報テーブルの一例を示す図である。 第1の実施形態に係る商品登録処理を示すフローチャートである。 図6(a)、図6(b)は、図5の処理を説明するための図(その1)である。 図7(a)、図7(b)は、図5の処理を説明するための図(その2)である。 第1の実施形態に係る品切れ箇所登録処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る棚卸処理を示すフローチャートである。 図9の処理を説明するための図である。 第2の実施形態に係る商品管理システムの構成を概略的に示す図である。 第2の実施形態に係る管理装置及び店員端末の機能ブロック図である。 図13(a)は、第2の実施形態に係る商品マスタの一例を示す図であり、図13(b)は、第2の実施形態に係る商品情報テーブルの一例を示す図であり、図13(c)は、第2の実施形態に係る棚卸情報テーブルの一例を示す図である。 第2の実施形態に係る商品登録処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る棚卸処理を示すフローチャートである。 変形例に係る棚卸処理を示すフローチャートである。
《第1の実施形態》
以下、商品管理システムの第1の実施形態について、図1~図10に基づいて詳細に説明する。本第1の実施形態の商品管理システム100は、スーパーマーケットなどの小売店において、商品(袋詰めや箱詰めされた加工食品等)の棚卸情報を管理するシステムである。図1には、商品管理システム100のシステム構成が概略的に示されている。
図1に示すように、商品管理システム100は、撮影機材15と、商品情報管理装置及び商品管理装置としての管理装置10と、店員端末70と、を備える。管理装置10と店員端末70とは、インターネットやLAN(Local Area Network)などのネットワーク80に接続されている。
(撮影機材15)
撮影機材15は、小売店において新たに棚卸情報等を管理する必要のある商品を撮影するために用いる機材である。撮影機材15は、図1に示すように、ターンテーブル20と、照明器具30と、カメラ40と、を有する。
ターンテーブル20は、商品を搭載した状態でモータ等の駆動力により回転する台である。ターンテーブル20は、管理装置10からの指示を受けて回転することで、照明器具30及びカメラ40に対する商品の姿勢を変更する。
照明器具30は、ターンテーブル20近傍に設けられたポール32に取り付けられており、ターンテーブル20上に搭載される商品を照明する蛍光灯やLEDランプ等を有する。照明器具30は、管理装置10からの指示を受けて、照度を調整する。なお、照明器具30の高さ位置や設置角度についても、管理装置10の制御の下、変更できるようになっていてもよい。
カメラ40は、ターンテーブル20近傍に設けられたポール42に取り付けられている。カメラ40は、管理装置10からの指示を受けて、ターンテーブル20上に搭載されている商品を撮影する。なお、カメラ40の高さ位置や設置角度が、管理装置10の制御の下、変更できるようになっていてもよい。
なお、照明器具30が取り付けられているポール32と、カメラ40が取り付けられているポール42の位置関係が、管理装置10の制御の下、変更できるようになっていてもよい。
(管理装置10)
管理装置10は、カメラ40を用いて撮影された画像を取得し、取得した画像から得られる情報を、商品と対応付けて管理する。また、管理装置10は、店員端末70と協働して、小売店における商品の棚卸情報を収集し、管理する。
図2(a)には、管理装置10のハードウェア構成が示されている。管理装置10は、サーバやPC(Personal Computer)などの情報処理装置であり、図2(a)に示すように、CPU(Central Processing Unit)90、ROM(Read Only Memory)92、RAM(Random Access Memory)94、記憶部(ここではHDD(Hard Disk Drive))96、ネットワークインタフェース97、可搬型記憶媒体用ドライブ99、表示部93、及び入力部95等を備えている。これら管理装置10の構成各部は、バス98に接続されている。表示部93は、液晶ディスプレイ等を含み、入力部95は、キーボード等を含む。
管理装置10では、ROM92あるいはHDD96に格納されているプログラム(商品情報管理プログラム及び商品管理プログラムを含む)、或いは可搬型記憶媒体用ドライブ99が可搬型記憶媒体91から読み取ったプログラムをCPU90が実行することにより、図3に示す各部の機能が実現されている。より具体的には、管理装置10では、CPU90がプログラムを実行することで、撮影条件変更部51、商品画像取得部としての画像取得部52、バーコード情報取得部53、生成部としての画像増殖部55、モデル取得部及び処理部としての機械学習部56、通信部57、棚卸情報登録部58、としての機能が実現されている。なお、図3には、管理装置10のHDD96等に格納されている各種DB(Database)やマスタなども図示されている。
撮影条件変更部51は、ターンテーブル20を回転したり、照明器具30の照度を変更したり、カメラ40の高さ位置を変更したりすることで、ターンテーブル20上に搭載されている商品の撮影条件を変更する。
画像取得部52は、カメラ40を制御して撮影を行い、撮影した画像を取得する。画像取得部52は、取得した画像を画像格納DB61に格納する。なお、画像格納DB61の1つの格納場所には、1つの商品について撮影条件を変更しながら撮影した複数枚(例えば1000枚)の画像が格納されるものとする。
バーコード情報取得部53は、カメラ40を用いて商品を撮影した画像からバーコードを抽出し、抽出したバーコードから商品の識別情報(以下、バーコード情報と呼ぶ)を読み取り、取得する。バーコード情報取得部53は、取得したバーコード情報を商品情報テーブル64に格納する。なお、バーコード情報は、カメラ40が撮影した画像から取得しなくてもよい。例えば、ターンテーブル20近傍にバーコードリーダを設けておき、バーコードリーダによって読み取られたバーコード情報をバーコード情報取得部53が取得するようにしてもよい。
ここで、商品情報テーブル64は、図4(a)に示すように、「バーコード」と「モデルID」とを関連付けて格納するテーブルである。バーコード情報取得部53が新たな商品のバーコード情報を取得すると、商品情報テーブル64の「バーコード」のフィールドに新たな商品のバーコード情報を格納する。また、後述する機械学習部56により新たな商品の画像を用いた機械学習が行われると、機械学習の結果として得られたモデルの識別情報(モデルID)が、新たな商品のバーコード情報と対応付けて「モデルID」のフィールドに格納される。
図3に戻り、画像増殖部55は、画像取得部52が取得し、画像格納DB61に格納された画像を用いて、画像を増殖する処理を実行する。なお、画像の増殖処理の詳細については後述する。画像増殖部55は、増殖処理の結果得られた画像を、画像格納DB61に格納する。
機械学習部56は、画像取得部52が取得した画像、及び画像増殖部55の増殖処理の結果得られた画像を画像格納DB61から読み出し、機械学習する。そして、機械学習部56は、機械学習の結果得られたモデルを学習結果DB63に格納する。また、機械学習部56は、モデルの識別情報(モデルID)を商品情報テーブル64に格納する。なお、機械学習部56は、モデルIDに代えて又はモデルIDとともに、商品情報テーブル64にモデルの格納場所(パス)の情報を格納することとしてもよい。
通信部57は、店員端末70において取得された商品が陳列される棚の画像を取得し、棚卸情報登録部58に受け渡す。
棚卸情報登録部58は、通信部57から受け取った棚の画像に基づいて棚に商品の在庫があるか、ないか、及び正しい商品が適切に陳列されているかを判定し、判定結果を棚卸情報テーブル65に登録する。ここで、棚卸情報登録部58は、商品マスタ62を利用して、棚卸情報テーブル65を生成する。
商品マスタ62は、商品の情報を管理するマスタである。なお、商品マスタ62は、管理装置10とは異なる装置(例えば商品を製造等する企業や、商品に関する情報を提供する企業のサーバなど)において管理されていてもよい。商品マスタ62には、図4(b)に示すように、「バーコード」、「商品名」、「価格」、「寸法」等の商品の情報が格納されている。
棚卸情報テーブル65は、棚卸情報(棚に商品の在庫があるか否かの情報)を管理するテーブルである。棚卸情報テーブル65には、図4(c)に示すように、商品マスタ62から取得した商品の情報(「バーコード」、「商品名」、「価格」、「寸法」など)や、「商品有無」、「棚卸日時」等の情報が格納されている。
(店員端末70)
店員端末70は、店員が店舗内を歩きながら棚を撮影し、撮影した画像を管理装置10に送信するための端末である。図2(b)には、店員端末70のハードウェア構成が示されている。店員端末70は、図2(b)に示すように、CPU190、ROM192、RAM194、記憶部(ここではHDD)196、ネットワークインタフェース197、カメラ189、表示部193、及び入力部195等を備えている。これら店員端末70の構成各部は、バス198に接続されている。店員端末70では、CPU190がプログラムを実行することで、図3に示すように、画像取得部72及び通信部71としての機能が実現されている。
画像取得部72は、店員がカメラ189を用いて撮影した棚の画像を取得する。また、通信部71は、画像取得部72が取得した棚の画像を管理装置10の通信部57に送信する。
(商品登録処理について)
次に、管理装置10による商品登録処理について、図5のフローチャートに沿って、その他図面を適宜参照しつつ詳細に説明する。なお、本処理は、小売店が新たな商品の取り扱いを始める際に行われる処理であり、店員などの作業者による操作に応じて実行される処理である。
図5の処理においては、まず、ステップS10において、撮影条件変更部51が、商品がターンテーブル20上に搭載された後、作業者によって開始ボタンが押されるまで待機する。なお、開始ボタンは、管理装置10の入力部95に含まれている。作業者がターンテーブル20上に商品を載置し、開始ボタンを押すと、ステップS12に移行する。
ステップS12に移行すると、バーコード情報取得部53が、カメラ40を用いてターンテーブル20上に搭載された商品のバーコード情報の読み取りを実行する。この場合、商品が置かれている姿勢によってはバーコードを読み取ることができない場合がある。したがって、バーコード情報取得部53は、ターンテーブル20を回転しつつ、カメラ40により一定間隔で商品を撮影する処理を、バーコードの読み取りができるまで実行するものとする。
次いで、ステップS14では、バーコード情報取得部53が、商品情報テーブル64にステップS12で取得したバーコード情報を登録する。次いで、ステップS16では、バーコード情報取得部53が、ステップS12で取得したバーコード情報に紐付く格納場所を画像格納DB61に生成する。
次いで、ステップS18では、撮影条件変更部51が照明条件を変化させつつ、画像取得部52がカメラ40を制御し、商品の外観をカメラ40で複数枚撮影する。この場合、撮影条件変更部51は、例えばターンテーブル20を回転したり、照明器具30の照度を変更したり、カメラ40の高さ位置を変更したりすることで、照明条件を変化させる。
次いで、ステップS20では、画像取得部52が、取得した画像を画像格納DB61の対象の格納場所に保存する。一例として、画像取得部52は、1つの商品に対して、1000枚程度の画像を保存するものとする。
次いで、ステップS22では、画像増殖部55が、画像の増殖処理を実施するか否かを判断する。例えば、画像増殖部55は、ステップS20において保存した画像が機械学習に必要な所定枚数に満たない場合に、画像処理を実施すると判断する。ステップS22の判断が肯定された場合には、ステップS24に移行する。
ステップS24では、画像増殖部55が、画像格納DB61内の画像を光の明るさで二値化し、光を反射している部分(箇所)を複数抽出する。図6(a)には、画像格納DB61に格納された商品の画像の一例が示されている。この商品の画像には、袋の凹みや照明の当たり具合により、光を反射する部分が3か所存在している(符号R1~R3参照)。画像増殖部55は、この図6(a)の画像を光の明るさで二値化することで、図6(b)に示すような画像を得る。そして、画像増殖部55は、図6(b)の画像のうち、明るさが所定の閾値以上の部分を光を反射している部分として抽出する。なお、図6(b)に示すように商品の画像の上端部と下端部には、明るさが閾値以上の箇所(元々白色の部分)があるが、画像増殖部55は、所定の処理によりこれを除外するものとする。例えば、画像増殖部55は、所定面積以上の部分を抽出しないこととすることで、商品の上端部と下端部の明るさが閾値以上の部分を抽出しないようにしてもよい。ただし、これに限らず、その他の処理により、商品の上端部と下端部の明るさが閾値以上の部分を除外するようにしてもよい。なお、図7(a)には、ステップS24の処理により抽出された部分の画像が図示されている。なお、画像増殖部55は、画像格納DB61に格納されている複数の画像を取り出し、複数の画像それぞれから光を反射している部分を抽出することとしてもよい。
次いで、ステップS26では、画像増殖部55が、抽出した光を反射している部分を画像格納DB61に格納している画像に合成して、画像を増殖する。この場合、画像増殖部55は、図7(a)に示すような光を反射している部分の画像の中から1つを選択するとともに、画像格納DB61に格納している画像を1つ選択する。また、画像増殖部55は、選択した光を反射している部分の画像を合成する位置、大きさ、角度の少なくとも1つを変更しながら、多数の画像を合成する。そして、画像増殖部55は、光を反射している部分の画像と画像格納DB61に格納している画像とを異ならせて上記処理を繰り返し実行する。
ここで、光を反射している部分の画像を合成する位置を変更する場合、図7(b)において矢印で示すように、所定ピクセルずつ移動しながら画像を合成する処理を繰り返す。また、光を反射している部分の画像の大きさを変更する場合、倍率をランダムに変更する。また、光を反射している部分の画像の角度を変更する場合、回転角をランダムに(例えば0.1~1の範囲で)変更する。このようにして画像を増殖することで、機械学習が可能な程度の数の画像を得る。そして、画像増殖部55は、ステップS26で合成した画像を画像格納DB61(ステップS16で生成された格納場所)に格納する。
次いで、ステップS28では、機械学習部56が、画像格納DB61内の対象の格納場所に格納されている全画像を用いて機械学習を実行する。この機械学習としては、様々な技術を採用することができるが、例えば、論文「Quac V. Le, et al., "Building High-level Features Using Large Scale Unsupervised Learning," Intl. Conf. on Machine Learning (ICML) 2012」などの技術を採用することができる。この機械学習の結果、機械学習部56は、画像に商品が含まれているか否かを判定するためのモデルを得ることができる。
次いで、ステップS30では、機械学習部56が、学習結果のモデルを学習結果DB63に格納するとともに、バーコード情報に紐付けてモデルの識別情報(モデルID)を商品情報テーブル64に保存する。以上により、図5の全処理が終了する。
なお、ステップS22の判断が否定された場合、すなわち、画像の増殖処理を実施する必要がなかった場合には、ステップS24、S26の処理を実行せずに、ステップS28に直接移行する。そして、機械学習部56は、画像格納DB61内の対象の格納場所に格納されている画像を用いて、ステップS28、S30の処理を実行する。以上により図5の全処理が終了する。
本第1の実施形態では、図5の処理を実行することで、作業者は、新たな商品をターンテーブル20に乗せ、開始ボタンを押すのみで、後述する棚卸処理の際に利用する商品のモデルを、管理装置10において自動的に生成し、管理することができる。
(品切れ箇所登録処理について)
次に、図8のフローチャートに沿って、商品が陳列されていない棚(品切れ箇所)のモデルを登録する処理について説明する。なお、店員などの作業者は、品切れ箇所の照明条件を変化させながら、様々な角度から複数枚の画像を撮影するものとする。また、図8の処理は、作業者が撮影した品切れ箇所の複数枚の画像が入力されたタイミングで実行される。
図8の処理では、まずステップS50において、画像取得部52が、照明条件を変化させながら品切れ箇所を撮影した複数枚の画像を取得する。次いで、ステップS52では、画像取得部52が、画像を画像格納DB61の所定の格納場所(品切れ箇所用格納場所と呼ぶ)に保存する。
次いで、ステップS54では、画像増殖部55が、画像の増殖処理を実施するか否かを判断する。この場合、前述したステップS22の処理と同様、品切れ箇所用格納場所に保存されている品切れ箇所の画像が所定枚数に満たない場合などにおいて、ステップS54の判断が否定されるようにすればよい。
ステップS54の判断が肯定されてステップS56に移行すると、画像増殖部55は、図5のステップS24と同様、画像格納DB61の品切れ箇所用格納場所に格納されている品切れ箇所の画像を光の明るさで二値化し、光を反射している部分を複数抽出する。また、次のステップS58では、画像増殖部55が、図5のステップS26と同様の方法により、光を反射している部分を画像格納DB61の品切れ箇所用格納場所に格納されている品切れ箇所の画像に合成して、画像を増殖する。その後は、ステップS60に移行する。
ステップS60では、機械学習部56が、図5のステップS28と同様、画像格納DB61の品切れ箇所用格納場所に格納されている全画像を用いて機械学習を行う。そして、ステップS62では、機械学習部56が、学習結果のモデルを学習結果DB63に格納する。以上により図8の全処理が終了する。
本第1の実施形態では、図8の処理を実行することで、後述する棚卸処理の際に利用する品切れ箇所のモデルを、管理装置10において生成し、管理することができる。
(棚卸処理について)
次に、棚卸処理について、図9のフローチャートに沿って、その他図面を適宜参照しつつ、詳細に説明する。なお、図9の処理は、店員端末70の画像取得部72が、店員の操作の下、商品を陳列する棚の画像を取得し、取得した画像が通信部71を介して管理装置10の通信部57に送信されてきた段階で開始される。なお、棚の画像とは、一例として、図10に示すような画像であるものとする。棚には、商品の陳列位置に対応付けて、各商品のプライスカード11が設けられているものとする。プライスカード11には、商品名や価格の他、商品のバーコードが記載されているものとする。
図9の処理では、まず、ステップS70において、棚卸情報登録部58が、プライスカード11のバーコードが撮影された画像(図10参照)を取得する。なお、画像にバーコードが含まれない場合には、棚卸情報登録部58は、通信部57を介して店員端末70にエラーを出力し、店員に対して撮影のやり直しを要求すればよい。
次いで、ステップS72では、棚卸情報登録部58が、商品マスタ62を参照する。次いで、ステップS74では、棚卸情報登録部58が、商品マスタ62に該当する商品(取得したバーコード情報が一致する商品)が存在するか否かを判断する。このステップS74の判断が否定された場合には、ステップS76に移行し、棚卸情報登録部58は、通信部57を介して店員端末70に対してエラーを出力し、ステップS96に移行する。一方、ステップS74の判断が肯定された場合には、ステップS78に移行する。
ステップS78に移行すると、棚卸情報登録部58は、商品を撮影した画像を取得する。なお、棚卸情報登録部58は、撮影すべき商品を特定したうえで、通信部57を介して店員端末70に対して撮影を促す指示を出すようにしてもよい。店員端末70では、当該指示を表示部93に表示することで、店員に商品の画像を撮影させることができる。
次いで、ステップS80では、棚卸情報登録部58が、商品のバーコードに対応するモデルを抽出する。具体的には、棚卸情報登録部58は、商品情報テーブル64を参照して、ステップS70において得られたバーコード情報と対応するモデルIDを特定する。そして、特定したモデルIDに基づいて、学習結果DB63から撮影された商品に対応するモデルを抽出する。
次いで、ステップS82では、棚卸情報登録部58が、抽出したモデルとステップS78で取得した撮影画像を用いて、撮影した商品が抽出したモデルの商品と一致するかを判定する。次いで、ステップS84では、棚卸情報登録部58が、撮影した商品が抽出したモデルの商品と一致していたかを判断し、判断が肯定された場合には、ステップS86に移行する。
ステップS86に移行すると、棚卸情報登録部58は、「商品あり」として棚卸情報テーブル65を更新する。なお、棚卸情報テーブル65に商品の情報が存在しない場合には、商品マスタ62の商品の情報をコピーする。その後は、ステップS96に移行する。
一方、ステップS84の判断が否定されると、ステップS88に移行し、棚卸情報登録部58は、学習結果DB63に格納されている品切れ箇所のモデルと撮影された画像を用いて、撮影された画像は品切れ箇所の画像であるか否かを判定する。次いで、ステップS90では、棚卸情報登録部58が、品切れ箇所か否かを判断する。このステップS90の判断が肯定された場合には、ステップS92に移行し、棚卸情報登録部58は、「品切れ」として棚卸情報テーブル65を更新する。その後は、ステップS96に移行する。
これに対し、ステップS90の判断が否定された場合には、ステップS94に移行し、棚卸情報登録部58は、「別商品が置かれている」として通信部57を介して店員端末70に対しエラーを出力する。なお、店員は、エラーに基づいて、別商品を正しい位置に直すことができる。その後は、ステップS96に移行する。
ステップS76、S86、S92、S94のいずれかを経て、ステップS96に移行すると、棚卸情報登録部58は、全商品の棚卸が終了したか否かを判断する。このステップS96の判断が否定されると、ステップS98に移行し、棚卸情報登録部58は、処理対象を次の商品として、ステップS70に戻る。その後は、ステップS70以降の処理を上述したのと同様に実行する。一方、ステップS96の判断が肯定された場合には、図9の全処理を終了する。
本第1の実施形態では、図9の処理を実行することで、店員がプライスカード11の画像及び商品の陳列棚の画像を撮影するだけで、棚卸処理を行うことができる。
これまでの説明からわかるように、本第1の実施形態では、学習結果DB63及び商品情報テーブルを含んで、機械学習の結果として得られるモデルと、商品の識別情報(バーコード情報)とを関連付けて記憶する記憶部が実現されている。また、本第1の実施形態では、棚卸情報登録部58により、商品が陳列される棚から商品のバーコードを取得する商品情報取得部、棚の画像を取得する棚画像取得部、商品情報テーブル64及び学習結果DB63を参照してバーコード情報に対応するモデルを取得し、取得したモデルと取得した棚の画像とを用いて、棚に商品が存在するか否かを判定する判定部、としての機能が実現されている。
以上、詳細に説明したように、本第1の実施形態によると、画像取得部52が、商品の画像を取得し(S18)、画像増殖部55が、取得した商品の画像に対して、光を反射している部分の画像を合成することで新たな画像を複数生成し(S26)、機械学習部56が、生成した複数の新たな画像を用いて機械学習を行い(S28)、学習結果としてモデルを取得する。そして、機械学習部56は、取得したモデルと、商品の識別情報(バーコード)とを関連付けて商品情報テーブル64及び学習結果DB63に記憶する。これにより、本第1の実施形態では、取得した商品の画像に光を反射している部分の画像を合成することで、機械学習に用いる多数の画像を生成するため、機械学習に用いる多数の画像を撮影する場合と比べて、作業者の作業負担を軽減することができる。また、商品の画像を撮影する枚数を低減することができるため、機械学習に必要な画像を用意するのに要する時間を短縮することができる。特に、スーパーマーケットなどの小売店では、商品数が数千~数万点と非常に多く、また、新商品も次々に取り扱い始めなければならないため、商品登録における作業者負担の軽減効果は非常に大きい。また、機械学習により得られたモデルを商品のバーコードと関連付けておくことで、実際の棚卸作業の際に適切な位置に適切な商品が陳列されているか否かを、棚の画像から自動的に判断することができる。
また、本第1の実施形態では、画像増殖部55は、光を反射している部分の画像を合成する位置、大きさ、角度の少なくとも1つを変更しつつ、複数の画像を合成する。これにより、光を反射している部分の抽出個数が少なくても、多数の画像を合成することが可能である。
また、本第1の実施形態では、光を反射している部分の画像を、同一の商品の画像から抽出することとしているので、別の種類の商品の画像から光を反射している部分の画像を抽出する場合よりも適切な画像を生成することができる。
また、本第1の実施形態では、棚卸情報登録部58は、商品が陳列される棚のプライスカード11からある商品のバーコード情報を取得し(S70)、棚の画像を取得し(S78)、商品情報テーブル64を参照して、取得した商品のバーコードに対応するモデルを学習結果DB63から抽出し(S80)、抽出したモデルと取得した画像とを用いて、棚に商品が存在しているか否かを判定する(S82)。これにより、店員がプライスカード11の画像及び商品の陳列棚の画像を撮影するだけで、棚に商品が存在しているか、正しい商品が陳列されているかを自動的に特定し、棚卸情報テーブル65を更新することができる。したがって、棚卸情報を更新する際の店員の作業負担を軽減することができる。
また、本第1の実施形態では、学習結果DB63には、商品が何も陳列されていない状態の棚(品切れ箇所)の画像を用いて機械学習した結果得られたモデルが記憶されており、図9のステップS88において、棚卸情報登録部58は、該モデルと、取得した棚の画像とを用いて、棚に商品が何も陳列されていないかを判定する。これにより、棚が品切れ状態か、別の商品が置かれているかを判定することができるため、別の商品が置かれている場合にエラーを出力することができる(ステップS94)。
なお、上記第1の実施形態では、棚卸の際に、店員が店員端末70を操作して棚の画像を撮影する場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、カメラを有する自立移動型のロボットや自立式の無人航空機(ドローン)が店内を移動しながら棚の画像を撮影してもよい。また、棚近傍に固定されたカメラにより棚の画像を撮影することとしてもよい。
なお、上記第1の実施形態では、図5の処理を実行する際に、光を反射している部分を予め用意しておいてもよい。例えば、袋の商品や箱の商品など、包装の種別ごとに、光を反射している部分の画像を用意しておき、新たな商品の包装の種別に応じて、適切な画像を抽出して、合成に用いることとしてもよい。また、品切れ箇所のモデルは、各小売店で用意しなくてもよく、複数の小売店において共用することとしてもよい。
なお、上記第1の実施形態では、棚卸情報登録部58が、図9のステップS70において、プライスカード11に記載されたバーコードから棚に陳列される商品の情報を取得する場合について説明したが、棚に陳列される商品の情報はバーコード以外から取得することとしてもよい。例えば、棚にRFID(radio frequency identifier)タグ等を設けておき、RFIDタグ等から商品の情報を取得するようにしてもよい。
《第2の実施形態》
以下、第2の実施形態に係る商品管理システム100’について、図11~図15に基づいて詳細に説明する。なお、第1の実施形態の商品管理システム100と同一又は同等の構成についての説明は省略するものとする。
図11には、第2の実施形態に係る商品管理システム100’の構成が概略的に示されている。図11に示すように、第2の実施形態の商品管理システム100’は、重量センサ50と管理装置10とが無線通信可能であるとともに、重量センサ50と店員端末70とが無線通信可能である。
作業者は、新たな商品の情報を管理装置10において登録する場合には、管理装置10の近傍に、新たな商品が陳列される棚に設けられる重量センサ50を配置するものとする。なお、重量センサ50は、通常は、商品が陳列される棚に設置され、商品の個数の判別に用いる特徴量として、商品の重量(商品が複数陳列される場合には総重量)を計測する。
第2実施形態の管理装置10は、図12に示すように、第1の実施形態で説明した機能に加えて、重量センサ情報取得部59としての機能を有する。ここで、本第2の実施形態の商品管理システム100’においては、ターンテーブル20に重量センサが内蔵されている。これにより、ターンテーブル20上に商品が搭載されたときに、商品の重量を検出することができる。重量センサ情報取得部59は、ターンテーブル20上に搭載された商品の重量の情報を取得する。また、管理装置10の近傍に配置された重量センサ50と無線通信を行い、重量センサ50の識別情報(重量センサIDであり、例えばMACアドレスやRFID)を取得する。
重量センサ情報取得部59は、商品のバーコード情報に対応付けて、取得した商品の重量の情報を商品マスタ62に格納するとともに、取得した重量センサ50の情報(重量センサID)を商品情報テーブル64に格納する。すなわち、重量センサ情報取得部59は、商品の個数の判別に用いる特徴量と、特徴量を検出するセンサの識別情報を取得して、バーコード情報と対応付けて商品マスタ62及び商品情報テーブル64に記憶する特徴量記憶処理部としての機能を有する。ここで、図13(a)には、本第2の実施形態の商品マスタ62が示されている。図13(a)に示すように、商品マスタ62には、第1の実施形態で説明した情報に加え、「重量」の情報が格納される。また、図13(b)には、本第2の実施形態の商品情報テーブル64が示されている。図13(b)に示すように、商品情報テーブル64には、第1の実施形態で説明した「バーコード」、「モデルID」の情報に加え、「重量センサID」の情報も格納される。
図13(c)には、本第2の実施形態の棚卸情報テーブル65が示されている。図13(c)に示すように、棚卸情報テーブル65には、第1の実施形態の「商品有無」の情報(図4(c))に代えて、「棚にある個数」及び「品出し閾値」の情報が格納される。本実施形態では、重量センサ50を用いて検出される商品の重量に基づいて商品の個数を求め、棚卸情報テーブル65において管理する。なお、管理装置10は、棚卸情報テーブル65において管理する商品の個数が品出し閾値を超えた場合に、店員端末70に対して品出し指示を出すようにしている。なお、商品マスタ62において「重量」の情報が最初から管理されている場合もある。この場合には、ターンテーブル20において商品の重量を計測しなくてもよい。
(商品登録処理について)
次に、図14のフローチャートに基づいて、本第2の実施形態における商品登録処理について説明する。
図14の処理では、ステップS14とS16の間に、ステップS15の処理を実行する点が第1の実施形態(図5)と異なっている。なお、図14の処理が実行される場合、作業者は、管理装置10の近傍に、新たな商品に対応する重量センサ50を配置しているものとする。
ステップS15では、棚卸情報登録部58は、ターンテーブル20で測定した重量を取得して商品マスタ62に登録するとともに、無線通信した重量センサ50の識別情報(重量センサID)を商品情報テーブル64に登録する。なお、管理装置10が無線通信可能な範囲には、新たな商品に対応する重量センサ50以外は配置しないか、電源をオフにしておき、新たな商品に対応する重量センサ50以外と管理装置10とが無線通信を行わないようにするものとする。
上述したステップS15以外の処理は、上記第1の実施形態と同様である。また、品切れ箇所登録処理については、上記第1の実施形態(図8)と同様である。
(棚卸処理について)
次に、図15のフローチャートに基づいて、本第2の実施形態における棚卸処理について説明する。図15の処理では、ステップS84の判断が肯定された場合に、上記第1の実施形態で説明したステップS86に代えて、ステップS87A,S87Bの処理を実行する点に特徴を有する。
ステップS84の判断が肯定された場合、すなわち、商品が適切な棚に陳列されている場合には、ステップS87Aに移行し、重量センサ情報取得部59は、商品情報テーブル64から、現在棚卸処理を行っている商品(ステップS70で取得したバーコード情報)に対応する重量センサIDを取得し、取得した重量センサIDの重量センサ50と無線通信して得られた重量(商品の総重量)の情報を取得する。
次いで、ステップS87Bでは、商品マスタ62に登録されている商品の重量で、ステップS87Aで取得した総重量を割ることで、商品の個数を特定し、特定した個数を棚卸情報テーブル65に登録する。これにより、本第2の実施形態では、棚卸情報テーブル65において、商品の個数を管理することができる。
その他の処理については、上記第1の実施形態と同様となっている。
以上説明したように、本第2の実施形態によると、商品の重量と、棚において商品の重量を検出する重量センサ50の識別情報とを、商品の識別情報(バーコード情報)と対応付けて管理している。これにより、棚卸情報登録部58は、商品が適切に陳列されている場合に、重量センサ50を用いて測定される商品の総重量から陳列されている個数を求め、棚卸情報テーブル65に登録することができる。したがって、より詳細な棚卸情報を棚卸情報テーブル65に登録することができる。
なお、上記第2の実施形態では、図14の商品登録処理において、管理装置10が重量センサ50と無線通信することで、重量センサIDを取得する場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、管理装置10は、USBケーブル等を介して接続された重量センサ50から重量センサIDを取得するようにしてもよい。また、管理装置10は、その他の手段により、重量センサIDを取得することとしてもよい。
(変形例)
なお、上記第2の実施形態では、図15のステップS88において、品切れ箇所のモデルを用いることとしているが、これに限られるものではない。例えば、図16に示すように、ステップS88、S90に代えて、ステップS89A、S89Bの処理を実行することとしてもよい。
図16の処理では、ステップS84の判断が否定された場合、すなわち、棚に適切な商品が陳列されていない場合に、ステップS89Aに移行し、棚卸情報登録部58は、ステップS87Aと同様にして重量センサ50から商品の総重量を取得する。次いで、ステップS89Bでは、棚卸情報登録部58は、総重量が0であるか否かを判断する。このステップS89Bの判断が肯定された場合には、棚に商品が陳列されていない状態であるので、ステップS92に移行して、棚卸情報登録部58は、「品切れ」として棚卸情報テーブル65を更新する。
一方、ステップS89Bの判断が否定された場合には、ステップS94に移行し、棚卸情報登録部58は、「別商品が置かれている」として通信部57を介して店員端末70に対しエラーを出力する。
その他の処理は、上述した第2の実施形態と同様である。
以上のように、本変形例によれば、品切れ箇所のモデルを用意しなくてもよい(図8の処理を実行しなくてもよい)ため、処理を簡素化することができる。
なお、上記第2の実施形態及び変形例では、商品の個数の判別に用いる特徴量として商品の重量を計測する場合について説明したが、これに限らず、商品の個数の判別に用いることが可能な特徴量であれば、例えば静電容量センサを用いて計測される静電容量など、その他の特徴量を用いることとしてもよい。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、処理装置が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体(ただし、搬送波は除く)に記録しておくことができる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD(Digital Versatile Disc)、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)などの可搬型記録媒体の形態で販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
なお、以上の第1、第2の実施形態及び変形例の説明に関して、更に以下の付記を開示する。
(付記1) 商品の画像を取得し、
取得した前記商品の画像に対して、光を反射する箇所の画像を合成することで新たな画像を複数生成し、
生成した複数の新たな画像を用いて機械学習を行い、学習結果としてモデルを取得し、
取得した前記モデルと、前記商品の識別情報とを関連付けて記憶部に記憶する、処理をコンピュータに実行させるための商品情報管理プログラム。
(付記2) 前記新たな画像を複数生成する処理では、前記光を反射する箇所の画像を合成する位置、前記光を反射する箇所の画像の大きさ、前記光を反射する箇所の画像の角度の少なくとも1つを変更しつつ、複数の画像を生成する、ことを特徴とする付記1に記載の商品情報管理プログラム。
(付記3) 前記光を反射する箇所の画像を、前記商品の画像から抽出する、処理を前記コンピュータに更に実行させる、ことを特徴とする付記1又は2に記載の商品情報管理プログラム。
(付記4) 前記商品の個数の判別に用いる特徴量と、該特徴量を検出するセンサの識別情報と、を取得し、
前記商品の識別情報と関連付けて、該商品の個数の判別に用いる特徴量と、該商品の特徴量を検出するセンサの識別情報と、を前記記憶部に記憶する、処理を前記コンピュータに更に実行させることを特徴とする付記1~3のいずれかに記載の商品情報管理プログラム。
(付記5) 特定の商品が陳列される棚から該特定の商品の識別情報を取得し、
前記棚の画像を取得し、
付記1~4のいずれかに記載の商品情報管理プログラムを用いて情報が記憶された前記記憶部を参照して、取得した前記特定の商品の識別情報に対応するモデルを取得し、取得した該モデルと取得した前記棚の画像とを用いて、前記棚に前記特定の商品が存在するか否かを判定する、処理をコンピュータに実行させるための商品管理プログラム。
(付記6) 前記記憶部には、前記商品の識別情報と関連付けて、該商品の個数の判別に用いる特徴量と、該商品の特徴量を検出するセンサの識別情報と、が記憶されており、
前記コンピュータに、
前記記憶部を参照して、前記特定の商品に対応するセンサの識別情報を取得し、取得した該識別情報に対応するセンサの検出結果と前記特定の商品の特徴量とから、前記棚に陳列されている前記特定の商品の個数を判定する、処理を更に実行させることを特徴とする付記5に記載の商品管理プログラム。
(付記7) 前記記憶部には、商品が何も陳列されていない状態の棚の画像を用いて機械学習した結果得られた、棚の画像のモデルが記憶されており、
前記コンピュータに、
前記棚の画像のモデルと、取得した前記棚の画像とを用いて、前記棚に商品が何も陳列されていないかを判定する、処理を更に実行させることを特徴とする付記5又は6に記載の商品管理プログラム。
(付記8) 商品の画像を取得し、
取得した前記商品の画像に対して、光を反射する箇所の画像を合成することで新たな画像を複数生成し、
生成した複数の新たな画像を用いて機械学習を行い、学習結果としてモデルを取得し、
取得した前記モデルと、前記商品の識別情報とを関連付けて記憶部に記憶する、処理をコンピュータが実行することを特徴とする商品情報管理方法。
(付記9) 特定の商品が陳列される棚から該特定の商品の識別情報を取得し、
前記棚の画像を取得し、
付記8に記載の商品情報管理方法を用いて情報が記憶された前記記憶部を参照して、取得した前記特定の商品の識別情報に対応するモデルを取得し、取得した該モデルと取得した前記棚の画像とを用いて、前記棚に前記特定の商品が存在するか否かを判定する、処理をコンピュータが実行することを特徴とする商品管理方法。
(付記10) 商品の画像を取得する商品画像取得部と、
取得した前記商品の画像に対して、光を反射する箇所の画像を合成することで新たな画像を複数生成する生成部と、
生成した複数の新たな画像を用いて機械学習を行い、学習結果としてモデルを取得するモデル取得部と、
取得した前記モデルと、前記商品の識別情報とを関連付けて記憶部に記憶する処理部と、
を備える商品情報管理装置。
(付記11) 前記生成部は、前記光を反射する箇所の画像を合成する位置、前記光を反射する箇所の画像の大きさ、前記光を反射する箇所の画像の角度の少なくとも1つを変更しつつ、複数の画像を生成する、ことを特徴とする付記10に記載の商品情報管理装置。
(付記12) 前記生成部は、前記光を反射する箇所の画像を、前記商品の画像から抽出することを特徴とする付記10又は11に記載の商品情報管理装置。
(付記13) 前記商品の個数の判別に用いる特徴量と、該特徴量を検出するセンサの識別情報と、を取得し、前記商品の識別情報と関連付けて、該商品の個数の判別に用いる特徴量と、該商品の特徴量を検出するセンサの識別情報と、を前記記憶部に記憶する特徴量記憶処理部を更に備える付記10~12のいずれか一項に記載の商品情報管理装置。
(付記14) 特定の商品が陳列される棚から該特定の商品の識別情報を取得する商品情報取得部と、
前記棚の画像を取得する棚画像取得部と、
付記10~13のいずれかに記載の商品情報管理装置を用いて情報が記憶された前記記憶部を参照して、取得した前記特定の商品の識別情報に対応するモデルを取得し、取得した該モデルと取得した前記棚の画像とを用いて、前記棚に前記特定の商品が存在するか否かを判定する判定部と、を備える商品管理装置。
(付記15) 前記記憶部には、前記商品の識別情報と関連付けて、該商品の個数の判別に用いる特徴量と、該商品の特徴量を検出するセンサの識別情報と、が記憶されており、
前記判定部は、前記記憶部を参照して、前記特定の商品に対応するセンサの識別情報を取得し、取得した該識別情報に対応するセンサの検出結果と前記特定の商品の特徴量とから、前記棚に陳列されている前記特定の商品の個数を判定する、ことを特徴とする付記14に記載の商品管理装置。
(付記16) 前記記憶部には、商品が何も陳列されていない状態の棚の画像を用いて機械学習した結果得られた、棚の画像のモデルが記憶されており、
前記判定部は、前記棚の画像のモデルと、取得した前記棚の画像とを用いて、前記棚に商品が何も陳列されていないかを判定する、ことを特徴とする付記14又は15に記載の商品管理装置。
10 管理装置(商品情報管理装置、商品管理装置)
52 画像取得部(商品画像取得部)
55 画像増殖部(生成部)
56 機械学習部(モデル取得部、処理部)
58 棚卸情報登録部(商品情報取得部、棚画像取得部、判定部)
59 重量センサ情報取得部(特徴量記憶処理部)
63 学習結果DB(記憶部の一部)
64 商品情報テーブル(記憶部の一部)

Claims (10)

  1. 商品の画像を取得し、
    取得した前記商品の画像に対して、光を反射する箇所の画像を合成する位置、前記光を反射する箇所の画像の大きさ、前記光を反射する箇所の画像の角度の少なくとも1つを変更しつつ、複数の画像を生成し、
    生成した複数の新たな画像を用いて機械学習を行い、学習結果としてモデルを取得し、
    取得した前記モデルと、前記商品の識別情報とを関連付けて記憶部に記憶する、処理をコンピュータに実行させるための商品情報管理プログラム。
  2. 前記光を反射する箇所の画像を、前記商品の画像から抽出する、処理を前記コンピュータに更に実行させる、ことを特徴とする請求項1に記載の商品情報管理プログラム。
  3. 前記商品の個数の判別に用いる特徴量と、該特徴量を検出するセンサの識別情報と、を取得し、
    前記商品の識別情報と関連付けて、該商品の個数の判別に用いる特徴量と、該商品の特徴量を検出するセンサの識別情報と、を前記記憶部に記憶する、処理を前記コンピュータに更に実行させることを特徴とする請求項1又は2に記載の商品情報管理プログラム。
  4. 定の商品が陳列される棚から該特定の商品の識別情報を取得し、
    前記棚の画像を取得し、
    前記記憶部を参照して、取得した前記特定の商品の識別情報に対応するモデルを取得し、取得した該モデルと取得した前記棚の画像とを用いて、前記棚に前記特定の商品が存在するか否かを判定する、処理を前記コンピュータに更に実行させることを特徴とする請求項1又は2に記載の商品情報管理プログラム。
  5. 前記商品の識別情報と関連付けて、該商品の個数の判別に用いる特徴量と、該商品の特徴量を検出するセンサの識別情報と、を前記記憶部に記憶し、
    前記記憶部を参照して、前記特定の商品に対応するセンサの識別情報を取得し、取得した該識別情報に対応するセンサの検出結果と前記特定の商品の特徴量とから、前記棚に陳列されている前記特定の商品の個数を判定する、処理を前記コンピュータに更に実行させることを特徴とする請求項4に記載の商品情報管理プログラム。
  6. 商品が何も陳列されていない状態の棚の画像を用いて機械学習した結果得られた、棚の画像のモデルを前記記憶部に記憶し、
    前記棚の画像のモデルと、取得した前記棚の画像とを用いて、前記棚に商品が何も陳列されていないかを判定する、処理を前記コンピュータに更に実行させることを特徴とする請求項4又は5に記載の商品情報管理プログラム。
  7. 商品の画像を取得し、
    取得した前記商品の画像に対して、光を反射する箇所の画像を合成する位置、前記光を反射する箇所の画像の大きさ、前記光を反射する箇所の画像の角度の少なくとも1つを変更しつつ、複数の画像を生成し、
    生成した複数の新たな画像を用いて機械学習を行い、学習結果としてモデルを取得し、
    取得した前記モデルと、前記商品の識別情報とを関連付けて記憶部に記憶する、処理をコンピュータが実行することを特徴とする商品情報管理方法。
  8. 定の商品が陳列される棚から該特定の商品の識別情報を取得し、
    前記棚の画像を取得し、
    前記記憶部を参照して、取得した前記特定の商品の識別情報に対応するモデルを取得し、取得した該モデルと取得した前記棚の画像とを用いて、前記棚に前記特定の商品が存在するか否かを判定する、処理を前記コンピュータが更に実行することを特徴とする請求項7に記載の商品情報管理方法。
  9. 商品の画像を取得する商品画像取得部と、
    取得した前記商品の画像に対して、光を反射する箇所の画像を合成する位置、前記光を反射する箇所の画像の大きさ、前記光を反射する箇所の画像の角度の少なくとも1つを変更しつつ、複数の画像を生成する生成部と、
    生成した複数の新たな画像を用いて機械学習を行い、学習結果としてモデルを取得するモデル取得部と、
    取得した前記モデルと、前記商品の識別情報とを関連付けて記憶部に記憶する処理部と、
    を備える商品情報管理装置。
  10. 定の商品が陳列される棚から該特定の商品の識別情報を取得する商品情報取得部と、
    前記棚の画像を取得する棚画像取得部と、
    前記記憶部を参照して、取得した前記特定の商品の識別情報に対応するモデルを取得し、取得した該モデルと取得した前記棚の画像とを用いて、前記棚に前記特定の商品が存在するか否かを判定する判定部と、を更に備える請求項9に記載の商品情報管理装置。
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