JP5441435B2 - 貯蔵庫 - Google Patents
貯蔵庫 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5441435B2 JP5441435B2 JP2009038560A JP2009038560A JP5441435B2 JP 5441435 B2 JP5441435 B2 JP 5441435B2 JP 2009038560 A JP2009038560 A JP 2009038560A JP 2009038560 A JP2009038560 A JP 2009038560A JP 5441435 B2 JP5441435 B2 JP 5441435B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side walls
- support member
- heat insulating
- front panel
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Refrigerator Housings (AREA)
Description
中空部に発泡断熱材を充填発泡した壁からなり、前方および上方に開放する断熱箱体を備える貯蔵庫において、
前記発泡断熱材を充填発泡した後の前記断熱箱体における左右に離間する一対の側壁の間に亘り、該側壁の前部に着脱自在に配設される支持部材と、
前記支持部材の本体部に設けられて、両側壁間を後方に延出する嵌合部とを備え、
前記嵌合部には、両側壁の内側角部が当接可能な一対の当接面が、延出端に向かうにつれて相互に近接するように傾斜して形成され、
前記一対の当接面における本体部側の基端部の離間間隔を、両側壁の内側角部が一対の当接面の基端部に臨む状態で該両側壁が予め設定された間隔となる寸法に設定したことを特徴とする。
請求項2に係る発明によれば、支持部材に設けた嵌合部を両側壁間に嵌合することで、両側壁の変形が矯正されて側壁のネジ孔と支持部材の通孔とが整合するから、ネジ止め作業が容易になると共にネジが斜めに取付けられるのも防止し得る。
請求項3に係る発明によれば、支持部材から離間して配設されるフロントパネルの板厚を薄くすることで、該フロントパネルの結露を抑制し得る。またフロントパネルを、支持部材とは別体としたから、断熱箱体の補強を支持部材で担わせることで、該フロントパネルの板厚を薄くしても強度確保のためにリブや突起等を設ける必要はなく、コストを低減し得る。
次に、前述した実施例に係る貯氷庫の作用につき説明する。
本願は前述した実施例の構成に限定されるものではなく、その他の構成を適宜に採用することができる。
1.実施例では、支持部材の本体部に左右に離間して一対の嵌合片を折曲形成し、両嵌合片の外側面(当接面)に側壁の内側角部を当接して矯正するよう構成したが、図6に示す構成を採用し得る。すなわち、支持部材69を構成する下折曲部56の左右の側端について、本体部54から後方へ所定長さで平行に延出する平行面56a,56aと、該平行面56a,56aの前端から延出端まで相互に近接するように傾斜する当接面56b,56bとから構成し、当接面56b,56bの本体部側の基端部の離間間隔、すなわち平行面56a,56aの離間間隔L1を前記両側壁18,18の規定間隔Lに一致させる。すなわち、図6に示す変更例の支持部材69においても、両側壁18,18の間に下折曲部56を挿入することで、両側壁18,18が当接面56b,56bに沿って相互に離間するように変位して、その離間間隔が規定間隔Lとなるまで矯正される。従って、変更例においては下折曲部56が、嵌合部となる。そして、変更例の支持部材69では、実施例と同様の作用効果を奏する他に、下折曲部(嵌合部)56の全体で両側壁18,18からの応力を受けることができるから、実施例より強度的に優れている。なお、図6に示す変更例の支持部材69について、実施例と同一部位には同じ符号を付してある。
2.断熱箱体における側壁を矯正する嵌合部は、実施例や前記変更例に限定されず、例えば実施例における嵌合片と下折曲部とが連設されて嵌合片の強度を向上したものや、変更例の下折曲部を複数上下方向に並設したものであってもよく、両側壁の間への挿入により矯正し得るものであればよい。
3.実施例では、支持部材の本体部を両側壁の前面に当接した場合で説明したが、本体部の左右方向の両端部に実施例の嵌合片を折曲形成したり、あるいは変更例の1.で述べた嵌合部としての下折曲部を採用した支持部材の本体部を該下折曲部の長さと同一とし、両側壁の間に嵌合片や下折曲部等の嵌合部を嵌合した状態で、該本体部を側壁の前面以外の部位にネジ等の適宜の固定手段で固定する構成を採用し得る。
4.天板と支持部材の取着形態に関しては、実施例のように支持部材に天板をネジ止め固定する形態の他に、天板の前端下縁に成形した係合片と支持部材の上端縁に成形した被係合片とを係合し、支持部材を断熱箱体にネジ止めすることで天板が位置決め固定される形態を採用し得る。また、支持部材を天板の取付けに用いることなく、天板を断熱箱体に直接ネジ止め固定してもよい。
5.断熱箱体に対するフロントカバーの取着形態に関しては、実施例のように側壁に取付けられた係止用ネジを利用する形態の他に、図7に示す如く、支持部材を断熱箱体に固定するための上部ネジを利用する形態も採用可能である。すなわち、図7に示す如く、上部ネジ38を、支持部材53を側壁18にネジ止めした状態で、軸部が所定長さだけ支持部材53の前方に延出する状態となるように設定する。また、フロントカバー70の後面上部における各上部ネジ38と対応する位置に、該上部ネジ38の頭部の挿通を許容する凹部71を上方に開放するように形成すると共に、該凹部71の後面側を覆う壁部に、上部ネジ38の頭部の挿通は許容しないが軸部の挿通は許容するスリット72を上方に開放するように形成する。この変更例では、上部ネジ38,38の下方に、フロントカバー70の両凹部71,71およびスリット72,72が臨むようにフロントカバー70を位置させた後、該フロントカバー70を上方にスライドすることで、各上部ネジ38の頭部および軸部が凹部71およびスリット72に挿通して位置決めされる。
図7に示す断熱箱体に対するフロントカバーの取着形態においても、両側壁18,18は支持部材53の嵌合片57,57により矯正されているから、前記上部ネジ38は上部ネジ孔30に対して真っ直ぐに螺挿され、該上部ネジ38に対する凹部71およびスリット72の挿脱作業は容易で、組立ておよびメンテナンス性が良好となるのは、実施例と同様である。
6.実施例では、貯蔵庫として自動製氷機に用いられる貯氷庫を挙げたが、製氷機構を備えていない貯氷庫、あるいは内部画成した貯蔵室を温める温蔵庫等、断熱箱体を用いるものであればよい。
38 上部ネジ(ネジ),53 支持部材,54 本体部,54a 上部通孔
56 下折曲部(嵌合部),56b 当接面,57 嵌合片(嵌合部),57a 当接面
58 天板,62 フロントパネル,69 支持部材,T 外側基端部(基端部)
L 規定間隔(予め設定された間隔),L1 外側基端部の離間間隔
Claims (3)
- 中空部に発泡断熱材を充填発泡した壁からなり、前方および上方に開放する断熱箱体(16)を備える貯蔵庫において、
前記発泡断熱材を充填発泡した後の前記断熱箱体(16)における左右に離間する一対の側壁(18,18)の間に亘り、該側壁(18,18)の前部に着脱自在に配設される支持部材(53,69)と、
前記支持部材(53)の本体部(54)に設けられて、両側壁(18,18)間を後方に延出する嵌合部(56,57,57)とを備え、
前記嵌合部(56,57,57)には、両側壁(18,18)の内側角部が当接可能な一対の当接面(56b,56b,57a,57a)が、延出端に向かうにつれて相互に近接するように傾斜して形成され、
前記一対の当接面(56b,56b,57a,57a)における本体部(54)側の基端部(T,T)の離間間隔(L1)を、両側壁(18,18)の内側角部が一対の当接面(56b,56b,57a,57a)の基端部(T,T)に臨む状態で該両側壁(18,18)が予め設定された間隔(L)となる寸法に設定した
ことを特徴とする貯蔵庫。 - 前記各側壁(18)の前面にネジ孔(30)が形成されると共に、前記支持部材(53)の本体部(54)における嵌合部(56,57,57)を挟む両側で各側壁(18)の前面に当接する部位に通孔(54a)が夫々形成され、前記当接面(56b,56b,57a,57a)の基端部(T,T)まで嵌合部(56,57,57)を両側壁(18,18)間に嵌合した状態で、前記各ネジ孔(30)と対応する通孔(54a)とが夫々前後に整合し、各通孔(54a)に挿通したネジ(38)を対応するネジ孔(30)に夫々螺挿することで、前記支持部材(53)が断熱箱体(16)に固定される請求項1記載の貯蔵庫。
- 前記断熱箱体(16)の前部には、前記支持部材(53)の配設位置から下方に離間して、前記断熱箱体(16)に内部画成される貯蔵室(12)と外部とを仕切るフロントパネル(62)が配設され、該フロントパネル(62)の板厚は支持部材(53)より薄く設定される請求項1または2記載の貯蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009038560A JP5441435B2 (ja) | 2009-02-20 | 2009-02-20 | 貯蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009038560A JP5441435B2 (ja) | 2009-02-20 | 2009-02-20 | 貯蔵庫 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010190554A JP2010190554A (ja) | 2010-09-02 |
JP5441435B2 true JP5441435B2 (ja) | 2014-03-12 |
Family
ID=42816785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009038560A Active JP5441435B2 (ja) | 2009-02-20 | 2009-02-20 | 貯蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5441435B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS427234Y1 (ja) * | 1964-05-12 | 1967-04-06 | ||
JPS6123682U (ja) * | 1984-07-16 | 1986-02-12 | 三菱電機株式会社 | 冷蔵庫のキヤビネツト |
JPS6146883A (ja) * | 1984-08-10 | 1986-03-07 | 松下冷機株式会社 | 冷蔵庫等の箱体 |
JPH0436591U (ja) * | 1990-07-25 | 1992-03-26 | ||
JP2000304426A (ja) * | 1999-04-23 | 2000-11-02 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 断熱箱体 |
-
2009
- 2009-02-20 JP JP2009038560A patent/JP5441435B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010190554A (ja) | 2010-09-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2650628B1 (en) | Refrigerator | |
JP5812833B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
EP3926272A1 (en) | Refrigerator | |
EP3926271B1 (en) | Refrigerator | |
US20230083329A1 (en) | Refrigerator | |
JP5441435B2 (ja) | 貯蔵庫 | |
US20230087904A1 (en) | Refrigerator | |
JP5097515B2 (ja) | 製氷機 | |
JP2010060187A (ja) | 冷蔵庫 | |
US7182417B2 (en) | Refrigeration case clip assembly | |
KR101668707B1 (ko) | 냉장고 도어 | |
JP5260454B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
KR20220148182A (ko) | 냉장고 | |
JP4309334B2 (ja) | 貯蔵庫 | |
JP5603556B2 (ja) | 断熱箱体 | |
JP4270325B1 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP4919898B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
US9228774B1 (en) | Concealed mount for refrigerator appliance door panel | |
JPH11294943A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP5469817B2 (ja) | 製氷機 | |
JP2004116944A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP5219542B2 (ja) | 冷却庫 | |
JP4201486B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2006078057A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2006349215A (ja) | 断熱箱体の仕切構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120126 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130220 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130319 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130516 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131119 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131217 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5441435 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |