JPS6146883A - 冷蔵庫等の箱体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、冷蔵庫等の箱体において、その箱体の構成部
品を接着剤等で接着する箱体に関するものである。

従来例の構成とその問題点 従来の冷蔵庫等の箱体について第３図から第６図を参考
に説明する。

１は箱体で背面板１′と両側面２′と天面２“を有した
壁２とよシなっている。３は前記背面板１′と壁２を接
着するだめの接着剤である。６は壁２に形成されたフラ
ンジで、前記背面板１′と平行し接着剤３をフランジ６
に塗布し、背面板１′を接着剤３が塗布されたフランジ
６に圧着して、第４図のごとく壁２と背面板１′とが接
着されている。そしてフランジ６に背面板１′が圧着さ
れた際に接着剤の一部４がはみ出すといっだ問題があっ
た。しかしながら上記従来例のような構造では、接着剤
の一部４が必ずはみ出すため外観が損なわれる。従って
接着剤の一部４のはみ出しが硬化する前にはみ出した接
着剤部分を必ず取り除く必要があった。

そのためこのような箱体を組立てるには、多くの人手が
必要であった。

発明の目的 本発明は、上記従来例の欠点をなくすものであり、接着
剤の接着箇所からのはみ出しを防止するとともに、箱体
の組立を自動化可能にしたものである。

発明の構成 本発明は、上記目的を達成するために、箱体構成部品の
接着面のどちらか一方に、接着面どうしが平行にならな
いように傾斜をつけているため、箱体側面板の接着面に
背面板を圧着しても外観部に接着剤がはみ出ることがな
く、生産性を向上させかつ自動化を可能にするものであ
る。

実施例の説明 以下本発明の一実施例について第１図、第２図を用いて
説明するが、従来と同一構成については同一番号を付け
てその詳細な説明は省略する。

図において、６は側面板２′と垂直面より３°以上内側
に傾いた７ランジである。そして背面板１′を接着剤３
の塗布された前記フランジ６に圧着すると接着剤３は、
背面板１′の端部が前記７ランジ６の折り返し部に最初
に接触するため、圧力の逃げやすい前記フランジ６の傾
斜方向の内面側にはみだし、外観には、はみ出すことは
ない。

発明の効果 本発明は、上記の様な構成であり、冷蔵庫等の箱体にお
いて、その構成部品の接着面のどちらか一方に、接着面
どうしが平行にならないように、かつ接着剤が箱体内側
にはみ出るように傾斜をつけているため、その構成部品
どうしを圧着しても外面部に接着剤がはみ出ることがな
い。従ってはみ出した接着剤を取シ除く作業が不要にな
るばかりでなく、人手によって行われていた取９除き作
業がないので、箱体を組立てるのにロボット等を利用し
て、全自動で行うことが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の箱体の要部断面図、第２図
は本発明の一実施例の箱体の要部の接着前の断面図、第
３図、第４図は従来例の断面図、第５図は冷蔵庫等の箱
体の外観図である。 １′・・・・・・背面板、２′・・・・・・側面板、３
・・・・・・接着剤、４・・・・・・接着剤のはみ出し
、６・・・・・・フランジ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 ３図　　　　第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 接着剤で箱体構成部品を接着してなり、前記箱体構成部
   品の接着面を相手部品に対して傾斜させた冷蔵庫等の箱
   体。