JP5441116B2 - 演出装置および当該演出装置を備えた遊技機 - Google Patents

演出装置および当該演出装置を備えた遊技機 Download PDF

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Description

本発明は、装飾体をモータの動力によって動作させることで演出を行う演出装置、および当該演出装置を備えた遊技機に関する。
従来、遊技機等に用いられる演出装置として、モータの動力によって装飾体を動作させることで各種演出を行う演出装置が知られている。例えば、特許文献1に記載の演出装置は、モータによって回転する回転体に駆動突起を設けている。回転体を回転させると、装飾体に設けられたカム状突部を駆動突起が摺動する。その結果、装飾体を揺動させる演出を行うことができる。
特開2008−183030号公報
特許文献1に記載の演出装置では、装飾体の揺動という単純な動作を行わせることができるのみであり、斬新な動作を行わせることはできなかった。従来の演出装置では、装飾体に斬新な動作を行わせるためには複数の動力源を用いる必要があり、さらに、演出装置の構造も複雑にする必要があった。従って、コストを増加させることなく装飾体に斬新な動作を行わせることは困難であった。
本発明は、1つの動力源を用いて、単純な構造で装飾体に斬新な動作を行わせることができる演出装置、および当該演出装置を備えた遊技機を提供することを目的とする。
請求項1に記載の演出装置は、回転駆動するモータを備え、前記モータの動力で装飾体を動作させることで演出を行う演出装置であって、軸線方向に延び、前記モータの動力によって軸回りに回転すると共に、螺旋状の溝またはリブを外周面に有する第一作用軸と、前記溝または前記リブに沿ってガイドされるガイド部を有し、前記第一作用軸の回転に伴って前記第一作用軸の軸線方向に沿って移動する移動体と、前記第一作用軸の軸線方向と平行な方向に配置され、前記モータの動力によって軸回りに回転すると共に、軸線方向に直行する方向に突出し、且つ当該軸線方向に対して平行に延びる突出部を外周面に有する第二作用軸と、前記装飾体に設けられ、前記第二作用軸に向けて突出する突起部とを備え、前記装飾体は、前記移動体に揺動可能に軸支され、前記モータの動力によって前記第一作用軸および前記第二作用軸が回転すると、前記装飾体は、前記第一作用軸の軸線方向に沿って移動すると共に、回転する前記第二作用軸の前記突出部に前記突起部が接触することによって揺動することを特徴とする。
当該演出装置では、モータが回転すると、第一作用軸および第二作用軸が共に回転する。第一作用軸が回転すると、移動体によって揺動可能に軸支された装飾体が、第一作用軸の軸線方向に移動する。第二作用軸が回転すると、装飾体の突起部が第二作用軸の突出部に接触し、装飾体が揺動する。従って、当該演出装置は、1つのモータを回転させることで、装飾体を揺動させながら第一作用軸の軸線方向に沿って移動させることができる。よって、僅かな動力で装飾体の斬新な動作を実現することができる。
請求項2に記載の演出装置は、前記装飾体を前記突起部から前記第二作用軸の方向へ付勢する付勢手段をさらに備えている。当該演出装置では、第二作用軸が回転すると、第二作用軸へ向けて付勢されている突起部が、突出部に繰り返し接触する。第二作用軸の突出部に突起部が接触すると、装飾体は、第二作用軸から遠ざかる方向へ揺動する。突起部と突出部とが離間すると、装飾体は、付勢手段の付勢力によって、第二作用軸に近づく方向へ揺動する。従って、当該演出装置は、装飾体を素早く、且つ確実に揺動させることができるため、より特徴のある動作を装飾体に行わせることができる。
請求項3に記載の演出装置では、前記付勢手段は、前記装飾体を前記移動体に軸支する軸部に巻回されたコイルバネであることを特徴とする。当該演出装置では、軸部から離れた位置で装飾体を付勢する場合に比べ、付勢手段の変形量が少ない。従って、付勢手段が破損するおそれを低下させることができる。付勢手段の変形量が少ないため、付勢力のばらつきが減り、円滑に装飾体を付勢することができる。
請求項4に記載の演出装置は、前記装飾体に設けられ、前記装飾体が前記付勢手段による付勢方向と反対の方向へ揺動した場合に前記移動体に接触する揺動量規制部をさらに備えている。当該演出装置は、揺動量規制部によって装飾体の揺動量を適切な量に規制することができる。従って、装飾体に所望の揺動動作を行わせることができる。
請求項5に記載の演出装置では、前記第二作用軸は、N角柱(Nは3以上の自然数)のN個の側面のそれぞれに、軸線方向に延びる溝を形成した形状であることを特徴とする。当該演出装置の第二作用軸では、2つの側面が交わることで形成される稜部が、突起部に接触する突出部となる。第二作用軸が回転すると、突起部は、突出部への接触動作と、2つの突出部の間に形成された溝に入り込む動作とを交互に繰り返す。従って、装飾体を小刻みに揺動させて特徴のある動作を行わせることができる。また、第二作用軸の形状が単純であり、製造が容易である。
請求項6に記載の遊技機は、請求項1から5のいずれかに記載の演出装置と、前記モータの回転を制御することで前記演出装置による演出の実行を制御する制御手段とを備えている。当該遊技機は、前記演出装置を用いて多様な演出を実行することができる。
請求項7に記載の遊技機では、前記モータはステップモータであり、前記移動体が、前記演出装置による演出が行われていない場合の待機位置である原点位置にあるか否かを検出する原点位置検出手段をさらに備え、前記制御手段は、前記演出装置による演出の途中で、前記移動体が前記原点位置にあることが前記原点位置検出手段によって検出されるまで前記ステップモータを駆動する原点確認手段を備えている。
演出装置は、第二作用軸の突出部と装飾体の突起部とを接触させることで、装飾体を揺動させることができる。突出部と突起部との接触時には、第二作用軸に負荷がかかる。従って、ステップモータが脱調するおそれもある。ステップモータが脱調した状態で演出を継続すると、遊技機は、設定された動作を装飾体に実行させることができない。特に、1回の演出中にステップモータが複数回脱調すると、装飾体の位置の誤差が累積し、遊技者が抱く違和感が顕著になる。当該遊技機は、演出の途中で移動体を原点位置に戻し、移動体の位置を確認することができる。よって、脱調によって演出に違和感が生じるおそれを低下させることができる。
請求項8に記載の遊技機は、前記移動体が、前記ステップモータによる移動の終点位置にあるか否かを検出する終点位置検出手段をさらに備え、前記制御手段は、前記移動体を前記終点位置に移動させる場合、前記ステップモータの回転量に関わらず、前記移動体が前記終点位置にあることが前記終点位置検出手段によって検出されるまで前記ステップモータを駆動することを特徴とする。当該遊技機は、仮に脱調が起きた場合でも、移動体を確実に終点位置に移動させることができる。従って、脱調によって遊技者が演出に違和感を抱くおそれを低下させることができる。
パチンコ機1の正面図である。 遊技盤2の正面図である。 演出装置20の正面図である。 演出装置20の背面図である。 演出装置20を右斜め後方から見た斜視図である。 台部23等を取り外した状態の演出装置20を右斜め後方から見た斜視図である。 図4におけるA−A線矢視方向断面図である。 図4におけるB−B線矢視方向断面図である。 パチンコ機1の電気的構成を示すブロック図である。 サブ統合基板102で行われる演出装置制御処理のフローチャートである。
以下、本発明の一実施の形態である演出装置20を備えたパチンコ機1について、図面を参照して説明する。まず、パチンコ機1の機械的構成について、図1および図2を参照して説明する。
図1に示すように、パチンコ機1の上半分の部分には遊技盤2が設けられている。遊技盤2は略正方形であり(図2参照)、透明なガラス板を保持したガラス枠13によって前面を保護されている。遊技盤2の下方部には、発射機に遊技球を供給し、且つ賞品球を受ける上皿5が設けられている。上皿5の直下には、賞品球を受ける下皿6が設けられている。下皿6の右横には、遊技球の発射を調整する発射ハンドル7が設けられている。ガラス枠13の上方の左右の角にはスピーカ8がそれぞれ設けられている。
図2に示すように、遊技盤2の前面には、ガイドレール3で囲まれた略円形の遊技領域4が形成されている。遊技領域4の中央よりやや上側には、表示装置10が設けられている。表示装置10は、各種図柄をドットによって表示するドット表示装置である。表示装置10の下方には、普通図柄始動ゲート12が設けられている。普通図柄始動ゲート12の下方には、特別図柄始動電動役物15が配設されている。さらに、特別図柄始動電動役物15の下方には、大入賞口16が設けられている。
なお、特別図柄始動電動役物15および大入賞口16は、開閉部材を備えている。遊技球が普通図柄始動ゲート12を通過すると、普通当たり判定が行われる。普通当たり判定によって普通当たりと判定されると、特別図柄始動電動役物15の開閉部材が開放されて、遊技球の入賞が可能な状態となる。特別図柄始動電動役物15に遊技球が入賞すると、大当たり判定が行われる。大当たり判定によって大当たりと判定されると、大入賞口16の開閉部材が開放されて、遊技球の入賞が可能となる。特別図柄始動電動役物15の左方には、図柄表示部17が設けられている。図柄表示部17は、普通当たり判定の結果を示す普通図柄、および大当たり判定の結果を示す特別図柄等を表示する。
遊技盤2の右側には、演出装置20および演出補助装置21が設けられている。演出装置20は、表示装置10の右側に配設されている。演出装置20は、マグロの形状に形成された装飾体27(図3参照)を揺動させながら上下させることで演出を行う。演出補助装置21は、表示装置10の上側に配設されており、銛の形状に形成された可動部22を備えている。演出補助装置21は、装飾体27が移動範囲の上端に位置した際に、可動部
22を装飾体27の方向へ可動させる。その結果、マグロを銛で捕獲する演出を行うことができ、遊技者を楽しませることができる。
以下、図3から図8を参照して、演出装置20について説明する。なお、図5から図8では、湾曲している装飾体27の形状の理解を容易にするために、図3とは異なる方法で装飾体27を図示している。図3に示すように、演出装置20は、正面視略矩形状の台部23を備える。台部23は、基部24とU字部25とからなる。基部24は、後述する第二ガイド溝59(図5参照)等を備え、装飾体27を上下方向に移動可能に支持する。U字部25は、正面視U字状の板状部材であり、基部24に正面側から螺子で固定される。基部24とU字部25との間には僅かな隙間がある。基部24の後部上端には、透明の合成樹脂によって形成された補助装飾部26が固定されている。台部23の正面側には、マグロの形状に形成された装飾体27、および波の形状に形成された遮蔽部材28が配設されている。遮蔽部材28は、装飾体27の正面側に位置する。
演出装置20が遊技盤2(図2参照)に装着されると、演出装置20の下半分は遊技盤2によって遮蔽される。さらに、演出装置20による演出が行われていない場合は、図3に示すように、装飾体27は移動範囲の下端に位置し、遮蔽部材28は移動範囲の上端に位置する。その結果、装飾体27は遮蔽部材28および遊技盤2によって遮蔽される。遊技者は、マグロが海中に潜んでいるような印象を受ける。
パチンコ機1は、演出装置20による演出を実行する場合、装飾体27を揺動させながら上下動させる。装飾体27を上方に移動させることによって、マグロが海中から海面上に現れる演出を行うことができる。さらに、パチンコ機1は、移動範囲の上端に位置させていた遮蔽部材28を下方に移動させることもできる。パチンコ機1は、波の形状の遮蔽部材28を上下方向に揺動させることで、海面が波打つ様子を表現することができる。そして、装飾体27を上方に移動させつつ遮蔽部材28を下方に移動させることで、装飾体27のみを上方に移動させる場合に比べて長い距離を装飾体27が移動したような印象を遊技者に与えることができる。よって、演出装置20による演出を効果的に実行することができる。
次に、遮蔽部材28およびその駆動機構について詳細に説明する。図3に示すように、遮蔽部材28の左端の上下方向中央部には、左支持片29が固定されている。左支持片29は、遮蔽部材28から背面側へ延び、左方へ屈曲して、基部24とU字部25との間の隙間に入り込む。また、遮蔽部材28の右端の上下方向中央部には、右支持片30が固定されている。右支持片30は、遮蔽部材28から背面側へ延び、右方へ屈曲して、基部24とU字部25との間の隙間に入り込む。
図4および図5に示すように、基部24の背面側の中心よりもやや左下側(図4および図5の右下側)には、第一モータ支持板33が水平に固定されている。第一モータ支持板33は、ステップモータである第一モータ34を支持する。第一モータ34の出力軸は上下方向に延びており、出力軸には第一モータギア35が設けられている。また、図4に示すように、基部24は、背面左側(図4の右側)で、2つの凹部37,38によって第一溝カム40を回転可能に支持する。第一溝カム40は、螺旋状の溝を外周面に有する円柱状の部材であり、上下方向が軸線方向となるように支持されている。つまり、第一溝カム40は、第一モータ34の出力軸と平行に配置されている。第一溝カム40は、下端部近傍に第一溝カムギア41を固定する。第一溝カムギア41は、第一モータギア35と噛み合っている。従って、第一モータ34が回転すると、第一溝カム40は、第一モータ34とは逆方向に回転する。
第一溝カム40は、第一ガイド部42を挿通している。また、前述した遮蔽部材28の左支持片29(図3参照)は、背面側に延びる凸部(図示せず)を備えている。凸部は、基部24の左端に上下方向に延びる第一ガイド溝43(図5参照)を挿通し、第一ガイド部42の正面側に接続する。そして、第一ガイド部42は、第一溝カム40の溝に嵌まる複数の球を内部に有し、第一溝カム40が回転することで、内部の球と共に第一溝カム40および第一ガイド溝43に沿って上下方向に移動する。従って、第一溝カム40が回転すると、第一ガイド部42に接続されている遮蔽部材28が上下に移動する。また、右支持片30にはローラ31が回転可能に設けられている。図5に示すように、ローラ31は、基部24の左端に上下方向に延びるレール部32に接触する。よって、遮蔽部材28はスムーズに上下動することができる。
なお、第一溝カム40の上端部の近傍には、光学センサである第一センサ44が配置されている。第一センサ44は、第一ガイド部42が第一溝カム40の上端部に位置しているか否かを検出する。演出装置20による演出が行われていない場合の遮蔽部材28の待機位置(原点位置)は、上下方向に延びる移動範囲の上端である。つまり、第一センサ44は、遮蔽部材28が原点位置にあるか否かを検出する。
次に、装飾体27の駆動機構について詳細に説明する。図4および図5に示すように、基部24の背面側の中心よりもやや右下側(図4および図5の左下側)には、第二モータ支持板48が水平に固定されている。第二モータ支持板48は、ステップモータである第二モータ49を支持する。第二モータ49の出力軸は上下方向に延びており、出力軸には第二モータギア50が設けられている。また、図4に示すように、基部24は、背面側の左右方向中央部で、2つの凹部52,53によって第二溝カム55を回転可能に支持する。第二溝カム55は、第一溝カム40と同様に、螺旋状の溝を外周面に有する円柱状の部材であり、上下方向が軸線方向となるように支持されている。第二溝カム55は、下端部近傍に第二溝カムギア56を固定する。第二溝カムギア56は、第二モータギア50と噛み合っている。従って、第二モータ49が回転すると、第二溝カム55は、第二モータ49とは逆方向に回転する。
第二溝カム55は、第二ガイド部57を挿通している。図6に示すように、第二ガイド部57は、正面側に延びる棒状の接続部58を備える。また、図5に示すように、基部24は、第二溝カム55の正面側に、上下方向に延びる第二ガイド溝59を形成している。第二ガイド部57の接続部58は、第二ガイド溝59を正面側へ挿通する。そして、第二ガイド部57は、第二溝カム55の溝に嵌まる複数の球を内部に有する。第二溝カム55が回転することで、第二ガイド部57は、内部の球と共に第二溝カム55および第二ガイド溝59に沿って上下方向に移動する。
なお、図4に示すように、第二溝カム55の下端部の近傍には第二センサ74が配置されている。第二センサ74は、第二ガイド部57が第二溝カム55の下端部に位置しているか否かを検出する。演出装置20による演出が行われていない場合の装飾体27の待機位置(原点位置)は、上下方向に延びる移動範囲の下端である。つまり、第二センサ74は、装飾体27が原点位置にあるか否かを検出する。また、第二溝カム55の上端部の近傍には第三センサ75が配置されている。第三センサ75は、装飾体27が移動範囲の終点位置である上端に位置しているか否かを検出する。
図6に示すように、第二ガイド部57の接続部58の正面側端部には、略板状の移動体61が固定されている。移動体61の上部の2つの角部には、ローラ62が回転可能に設けられている。また、図示しないが、移動体61の下端部の中心にも同一のローラ62が設けられている。ローラ62は、成形を容易にするために外側面の4分の1が切りかかれた形状となっている。しかし、切り欠き部分は特段の機能を有さず、ローラ62は通常の円柱状のローラと同様に機能する。図7に示すように、移動体61に設けられたローラ62は、基部24の正面に接触する。よって、移動体61は、第二ガイド部57と共にスムーズに上下方向に移動する。
図7に示すように、移動体61の正面側の上下方向中央には、軸部63が設けられている。軸部63は、左右方向に延び、装飾体27を前後方向に揺動可能に軸支する。この軸部63には、図6に示すように、コイルバネ64が巻回されている。コイルバネ64は、装飾体27の下部が基部24に近づく方向(図7の反時計回り方向)に装飾体27を付勢する。
図7に示すように、装飾体27は、軸部62よりもやや上方に揺動量規制部65を備える。揺動量規制部65は、装飾体27の上部が基部24に近づく方向(図7の時計回り方向)に揺動した場合に、移動体61の正面上部に接触する。その結果、装飾体27の揺動量が適切に規制される。また、図示しないが、移動体61の正面上部には、衝撃を吸収するゴムが配設されている。従って、揺動量規制部65と移動体61とが接触した場合でも、発生する騒音は僅かであり、部材の変形等の不具合が生じるおそれも低い。さらに、装飾体27の背面側の下端部近傍には、ローラ66が回転可能に設けられている。ローラ66は、装飾体27の下部が基部24へ近づく方向に揺動すると、基部24に接触する。従って、ローラ66は、装飾体27の揺動量を適切に規制すると共に、装飾体27が揺動しながらスムーズに上下動することを可能にしている。なお、装飾体27が揺動すると、以下説明する突起部68が角柱70に接触する。従って、突起部68も装飾体27の揺動量を規制する。
そして、図5から図8に示すように、装飾体27の背面側には突起部68が設けられている。突起部68は、軸部63のやや下側から背面側へ突出している。図5に示すように、基部24の中央よりもやや右側(図5の左側)には、上下方向に延びる溝部69が形成されている。突起部68は、溝部69を背面側へ挿通する。装飾体27が上下方向に移動しても、突起部68は常に溝部69の背面側へ突き出た状態となる。突起部68は、角柱70の角である稜部71に接触する。
角柱70について説明する。図4および図5に示すように、基部24の背面側の中心よりもやや右側(図4および図5の左側)には、角柱70が回転可能に設けられている。角柱70は、上下方向が軸線方向となるように支持されている。図6に示すように、本実施の形態における角柱70は、四角柱の4個の側面のそれぞれに、軸線方向に延びる谷部(本発明における「溝」に相当する)を形成した形状である。従って、角柱70の軸線方向に垂直な断面は、星型多角形となる。2つの側面が交わることで形成される4つの稜部71は、軸線方向に直行する方向に突出する。角柱70は、下端部近傍に角柱ギア72を固定する。角柱ギア72は、第二モータギア50と噛み合っている。従って、第二モータ49が回転すると、角柱70は、第二モータ49とは逆方向に回転する。
次に、演出装置20における演出動作について説明する。演出を行っていない場合、図5に示すように、装飾体27および移動体61は原点位置である移動範囲の下端に位置している。パチンコ機1は、演出を開始する場合、上方からみて反時計回りに第二モータ49を回転させる。第二モータ49が回転すると、第二モータギア50と噛み合っている第二溝カムギア56および角柱ギア72に第二モータ49の動力が伝達し、第二溝カム55および角柱70が共に回転する。
上方から見て時計回りに第二溝カム55が回転すると、第二ガイド部57は、第二溝カム55および第二ガイド溝59に沿って上方に移動する。そして、第二ガイド部57に接続されている装飾体27も上方に移動する。パチンコ機1は、ステップモータである第二モータ49の回転量をプログラムに従って制御することで、装飾体27の上下方向の位置および移動速度を制御することができる。
さらに、図7および図8に示すように、装飾体27の突起部68は、角柱70に向けて突出している。角柱70が回転し、突起部68が角柱70の稜部71(図6参照)に接触すると、装飾体27の下部は正面側(図7の左側)へ揺動する。突起部68が2つの稜部71の間の谷部に入り込むと、装飾体27の下部は背面側へ揺動する。つまり、角柱70が回転すると、装飾体27は小刻みに揺動する。
従って、パチンコ機1は、第二モータ49を一方向に回転させ続けることで、装飾体27を小刻みに揺動(振動)させながら上下のいずれかに移動させることができる。その結果、マグロが暴れながら吊り上げられる演出を、1つのモータで容易に行うことができる。また、第二モータ49の回転方向を周期的に細かく変更すると、装飾体27は上下移動を交互に細かく繰り返しながら揺動する。回転方向を変更する周期を短くすることで、マグロが同一の場所で揺動のみを繰り返しているような印象を遊技者に与えることもできる。よって、パチンコ機1は、1つのモータで装飾体27の上下動と揺動動作とを同時に行うことができるだけでなく、揺動動作のみを行っているように見せることもできる。
次に、図9を参照して、パチンコ機1の電気的構成について説明する。図9に示すように、制御部100は、主基板101、サブ統合基板102、ランプドライバ基板103、演出制御基板104、払出制御基板105、および中継基板106から構成されている。
主基板101は、I/Oインタフェイス114を介してサブ統合基板102、払出制御基板105、中継基板106、および始動口スイッチ131等に接続し、パチンコ機1の主制御を司る。具体的には、主基板101は、特別図柄始動電動役物15への遊技球の入賞が始動口スイッチ131によって検出された場合に、大当たり判定を行う。大当たり判定の結果を示す演出のパターンを決定し、決定した演出のパターンを指定するコマンド(演出パターン指定コマンド)をサブ統合基板102に送信する。主基板101の主基板CPUユニット110には、各種演算処理を行うCPU111と、データを一時的に記憶するRAM112と、制御プログラム等を記憶したROM113とが設けられている。CPU111は、割込信号発生回路117から割込信号が入力される毎にプログラムを実行する。
サブ統合基板102は、CPU121、RAM122、およびROM123を備え、ランプドライバ基板103、演出制御基板104、およびスピーカ8に接続している。サブ統合基板102は、主基板101から送信される演出パターン指定コマンド等の制御コマンドに従って、演出等の総合的な制御を行う。具体的には、演出装置20の動作を制御するための演出パターンが、ROM123に記憶されている。主基板101から演出パターン指定コマンドを受信すると、指定された演出パターンに従って、演出装置20等を制御するためのコマンドを各基板に送信する。
ランプドライバ基板103は、CPU133等を備える。ランプドライバ基板103は、サブ統合基板102から受信するコマンドと、第一センサ44、第二センサ74、および第三センサ75の検出結果とに基づいて、演出装置20の第一モータ34、第二モータ49の駆動を制御する。演出制御基板104は、CPU134等を備え、表示装置10の表示を制御する。払出制御基板105は、CPU135等を備え、主基板101から送信されるコマンドに応じて賞品球払出装置137の動作を制御する。
中継基板106には、開閉部材を開閉する電動役物開放ソレノイド141および大入賞口開放ソレノイド142、遊技球の入賞を検出する普通図柄作動スイッチ143および大入賞口スイッチ144、図柄を表示する図柄表示部17等が接続されている。中継基板106は、これらのスイッチ等と主基板101との間を中継する。電源基板107は、主基板101および遊技球発射装置108に接続されており、各基板および遊技球発射装置108に直流の安定化した電力を供給する。遊技球発射装置108は、一定間隔毎に1個ずつ遊技球を遊技領域4へ発射する。
次に、図10を参照して、サブ統合基板102で行われる演出装置制御処理について説明する。演出装置制御処理は、主基板101から受信したコマンドに応じて、演出装置20による演出を制御する処理である。演出装置制御処理は、ROM123に記憶されているプログラムに従って、サブ統合基板102のCPU121が実行する。演出装置制御処理は、サブ統合基板102に電源が投入されることで開始される。
まず、主基板101から演出パターン指定コマンドを受信したか否かが判断される(S1)。前述したように、演出パターン指定コマンドは、大当たり判定の結果を遊技者に報知するための演出のパターンを指定するコマンドである。受信していなければ(S1:NO)、この判断が繰り返し行われる。演出パターン指定コマンドを受信した場合には(S1:YES)、演出装置20による演出を実行する演出パターンが指定されたか否かが判断される(S2)。演出装置20による演出を実行しない演出パターンであれば(S2:NO)、処理はそのままS1の判断へ戻る。
演出装置20による演出を実行する演出パターンが指定された場合には(S2:YES)、指定された演出パターンに沿って、第一モータ34および第二モータ49を駆動するコマンドがランプドライバ基板103に送信される(S3)。演出パターンでは、ステップモータである第一モータ34および第二モータ49の回転開始タイミング、回転停止タイミング、回転方向、回転量(ステップモータに出力するパルス数)、および演出終了タイミングが定められている。サブ統合基板102は、演出パターンに沿って第一モータ34および第二モータ49を駆動することで、あらかじめ設定された演出を演出装置20に実行させることができる。さらに、演出パターンでは、原点確認タイミング、および終点位置への移動タイミングが定められている。以下、詳述する。
演出装置20による演出の実行中には、原点確認タイミングが到来したか否かが判断される(S4)。原点確認タイミングとは、演出の実行の途中で装飾体27および移動体61の位置を原点位置に一旦戻すタイミングである。原点確認タイミングが到来した場合には(S4:YES)、装飾体27および移動体61を下降させるように第二モータ49が駆動される(S8)。第二センサ74が第二ガイド部57を検出し、移動体61が原点に位置したと判断されるまで、第二モータ49が駆動される(S9:NO)。装飾体27および移動体61が原点に位置すると(S9:YES)、処理はS3に戻る。
演出装置20は、角柱70を回転させて稜部71を突起部68に接触させることで、装飾体27を揺動させる。この際、角柱70に負荷がかかるため、第二モータ49が脱調するおそれもある。第二モータ49が脱調した状態で演出を継続すると、設定された動作を装飾体27に実行させることができない。特に、1回の演出中に第二モータ49が複数回脱調すると、装飾体27および移動体61の位置の誤差が累積し、遊技者が抱く違和感が顕著になる。パチンコ機1は、演出の実行の途中で装飾体27および移動体を原点に移動させることで、誤差をリセットし、脱調が生じたまま演出が継続されるおそれを低下させることができる。
また、原点確認タイミングが到来していなければ(S4:NO)、終点位置への移動タイミングが到来したか否かが判断される(S5)。終点位置への移動タイミングとは、装飾体27および移動体61を移動範囲の上端(終点位置)に移動させるタイミングである。パチンコ機1は、大当たりであることを遊技者に報知する場合に、装飾体27を終点位置に移動させる。終点位置への移動タイミングが到来した場合には(S5:YES)、装飾体27および移動体61を上昇させるように第二モータ49が駆動される(S11)。第三センサ75が第二ガイド部57を検出し、移動体61が終点に位置したと判断されるまで、第二モータ49が駆動される(S12:NO)。装飾体27および移動体61が終点に位置すると(S12:YES)、処理はS3に戻る。以上の処理によって、仮に第二モータ49に脱調が起きた場合でも、装飾体27および移動体61を確実に終点位置に移動させることができる。
また、終点位置への移動タイミングが到来していなければ(S5:NO)、演出終了タイミングが到来したか否かが判断される(S6)。到来していなければ(S6:NO)、処理はS3へ戻り、演出が継続される。演出終了タイミングが到来すると(S6:YES)、装飾体27および移動体61が原点位置に戻されて(S14)、処理はS1の判断へ戻る。S14の処理は、S8およびS9の処理と同様である。
以上説明したように、本実施の形態の演出装置20では、第二モータ49が回転すると第二溝カム55および角柱70が共に回転する。第二溝カム55が回転すると、移動体61によって揺動可能に軸支された装飾体27が、第二溝カム55の軸線方向である上下方向に移動する。角柱70が回転すると、装飾体27の突起部68が角柱70の稜部71に接触し、装飾体27が揺動する。従って、演出装置20は、1つのモータを回転させることで、装飾体27を揺動させながら上下方向に移動させることができる。よって、僅かな動力および簡易な構成で、装飾体27の斬新な動作を実現することができる。
装飾体27は、コイルバネ64によって、突起部68が角柱70に近づく方向に付勢されている。角柱70が回転し、稜部71に突起部68に接触すると、装飾体27の下部は正面側へ揺動する。角柱70がさらに回転し、稜部71と突起部68とが離間すると、装飾体27の下部は、コイルバネ64の付勢力によって背面側に揺動する。従って、演出装置20は、装飾体27を素早く、且つ確実に揺動させることができる。よって、より特徴のある動作を装飾体27に行わせることができる。また、軸部63に巻回されたコイルバネ64によって装飾体27を付勢する場合、軸部63から離れた位置で付勢する場合に比べて、装飾体27を付勢するための付勢手段の変形量が少ない。従って、付勢手段が破損するおそれを低下させることができる。変形量が少ないと、付勢力のばらつきも少ないため、円滑に装飾体27を付勢することができる。
装飾体27の揺動量規制部65は、装飾体27の上部が背面側に揺動した場合に移動体61に接触する。従って、演出装置20は、突起部68および揺動量規制部65によって装飾体27の揺動量を適切な量に規制することができ、装飾体27に所望の揺動動作を行わせることができる。
演出装置20の角柱70は、四角柱の4個の側面のそれぞれに、軸線方向に延びる谷部を形成した形状である。角柱70が回転すると、装飾体27の突起部68は、角柱70の稜部71への接触動作と、2つの稜部71の間に形成された谷部に入り込む動作とを交互に繰り返す。従って、演出装置20は、装飾体27を小刻みに揺動させて特徴のある動作を行わせることができる。また、角柱70の形状が単純であり、製造が容易である。
演出装置20による演出を制御するパチンコ機1は、演出の途中で移動体61を原点位置に戻し、移動体61の位置を確認することができる。その結果、第二モータ49に脱調が生じた場合でも誤差をリセットすることができ、演出に違和感が生じるおそれを低下させることができる。また、パチンコ機1は、移動体61を終点位置に移動させる場合、第二モータ49の回転量(第二モータ49に出力するパルス数)に関わらず、第三センサ75が第二ガイド部57を検出するまで移動体61を上昇させる。従って、パチンコ機1は、仮に脱調が起きた場合でも、移動体61を確実に終点位置に移動させることができる。よって、脱調によって遊技者が演出に違和感を抱くおそれを低下させることができる。
なお、本実施の形態における第二モータ49が本発明の「モータ」に相当する。第二溝カム55が「第一作用軸」に相当する。第二ガイド部57が「ガイド部」に相当する。角柱70が「第二作用軸」に相当し、稜部71が「突出部」に相当する。図10に示す演出装置制御処理を行うサブ統合基板102のCPU121が「制御手段」として機能する。第二センサ74が「原点位置検出手段」に相当する。図10のS8,S9で第二モータ49を駆動するCPU121が「原点確認手段」として機能する。第三センサ75が「終点位置検出手段」に相当する。
本発明は、以上詳述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が可能であることは勿論である。まず、上記実施の形態では、第二溝カム55に設けられた第二溝カムギア56、および角柱70に設けられた角柱ギア72が、共に第二モータギア50と噛み合っている。しかし、第二モータ49の動力によって第二溝カム55および角柱70が共に回転する構成であればよく、上記実施の形態で示した構成は一例に過ぎない。例えば、第二モータギア50は第二溝カムギア56にのみ噛み合い、第二溝カムギア56が角柱ギア72にも噛み合うように構成しても、第二モータ49の動力は第二溝カム55および角柱70に伝達される。また、第二モータ49の出力軸が、第二溝カム55または角柱70に直結していてもよい。この場合、ギアの数を1つ減らすことができ、製造コストを低下させることができる。
上記実施の形態では、移動体61を上下方向に移動させるために、第二溝カム55および第二ガイド部57を用いている。しかし、移動体61を移動させる構成は適宜変更できる。例えば、外周面に螺旋状のリブを有する周知の円柱状のリブカムと、リブカムのリブによってガイドされるナットとを用いても、第二モータ49によって移動体61を移動させることができる。環状のベルトを移動体61に固定し、ベルトを第二モータ49で駆動させることで、移動体61を移動させてもよい。
前述したように、装飾体27の突起部68に接触して装飾体27を揺動させるための作用軸(本発明における「第二作用軸」)は、角柱70であることが望ましい。しかし、この作用軸も変更が可能である。例えば、三角柱を作用軸として用いれば、作用軸の回転量に対する装飾体27の揺動回数が四角柱の場合よりも減る。逆に、六角柱を作用軸として用いれば、装飾体27はより小刻みに揺動する。よって、作用軸の形状を変更することで、装飾体27に所望の揺動動作を行わせることができる。また、円柱の一部を、軸心から遠ざかる方向に突出させても、作用軸として用いることができる。
上記実施の形態では、第二溝カム55の軸線方向、および角柱70の軸線方向は、共に上下方向となっている。しかし、2つの軸線方向が平行であれば、第二溝カム55および角柱70はいずれの方向に配置してもよい。また、移動体61が装飾体27を支持するための軸部63は、左右方向に配置されている。しかし、軸部63の方向も変更できる。
前述したように、軸部63に巻回したコイルバネ64を用いて装飾体27を付勢するのが望ましい。しかし、この構成も変更できる。例えば、装飾体27の上部または下部と移動体61との間にばねを配置することで、装飾体27を付勢してもよい。また、装飾体27を付勢する付勢手段を用いずに、装飾体27の重心位置を調整し、装飾体27の自重を利用して突起部68を稜部71に接触させてもよい。この場合、上記実施の形態に比べて揺動の速さは遅くなるものの、演出装置20の製造コストを下げることができる。
上記実施の形態では、第一モータ34および第二モータ49にステップモータを用いることで、装飾体27に所望の動作を行わせている。しかし、回転量を制御できない安価なモータを代わりに用いても、上記実施の形態と同様に、装飾体27を揺動させながら上下に移動させることは可能である。装飾体27の形状がマグロの形状に限られないことは言うまでもないため、本発明は様々な演出に適用できる。例えば、上記実施の形態において、波の形状の遮蔽部材28にも、装飾体27と同様の揺動動作を実行させることも可能である。
1 パチンコ機
20 演出装置
27 装飾体
49 第二モータ
50 第二モータギア
55 第二溝カム
56 第二溝カムギア
57 第二ガイド部
58 接続部
59 第二ガイド溝
61 移動体
63 軸部
64 コイルバネ
65 揺動量規制部
68 突起部
69 溝部
70 角柱
71 稜部
72 角柱ギア
74 第二センサ
75 第三センサ
102 サブ統合基板
121 CPU

Claims (8)

  1. 回転駆動するモータを備え、前記モータの動力で装飾体を動作させることで演出を行う演出装置であって、
    軸線方向に延び、前記モータの動力によって軸回りに回転すると共に、螺旋状の溝またはリブを外周面に有する第一作用軸と、
    前記溝または前記リブに沿ってガイドされるガイド部を有し、前記第一作用軸の回転に伴って前記第一作用軸の軸線方向に沿って移動する移動体と、
    前記第一作用軸の軸線方向と平行な方向に配置され、前記モータの動力によって軸回りに回転すると共に、軸線方向に直行する方向に突出し、且つ当該軸線方向に対して平行に延びる突出部を外周面に有する第二作用軸と、
    前記装飾体に設けられ、前記第二作用軸に向けて突出する突起部とを備え、
    前記装飾体は、前記移動体に揺動可能に軸支され、
    前記モータの動力によって前記第一作用軸および前記第二作用軸が回転すると、前記装飾体は、前記第一作用軸の軸線方向に沿って移動すると共に、回転する前記第二作用軸の前記突出部に前記突起部が接触することによって揺動することを特徴とする演出装置。
  2. 前記装飾体を前記突起部から前記第二作用軸の方向へ付勢する付勢手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の演出装置。
  3. 前記付勢手段は、前記装飾体を前記移動体に軸支する軸部に巻回されたコイルバネであることを特徴とする請求項2に記載の演出装置。
  4. 前記装飾体に設けられ、前記装飾体が前記付勢手段による付勢方向と反対の方向へ揺動した場合に前記移動体に接触する揺動量規制部をさらに備えたことを特徴とする請求項2または3に記載の演出装置。
  5. 前記第二作用軸は、N角柱(Nは3以上の自然数)のN個の側面のそれぞれに、軸線方向に延びる溝を形成した形状であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の演出装置。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の演出装置と、
    前記モータの回転を制御することで前記演出装置による演出の実行を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする遊技機。
  7. 前記モータはステップモータであり、
    前記移動体が、前記演出装置による演出が行われていない場合の待機位置である原点位置にあるか否かを検出する原点位置検出手段をさらに備え、
    前記制御手段は、
    前記演出装置による演出の途中で、前記移動体が前記原点位置にあることが前記原点位置検出手段によって検出されるまで前記ステップモータを駆動する原点確認手段を備えたことを特徴とする請求項6に記載の遊技機。
  8. 前記移動体が、前記ステップモータによる移動の終点位置にあるか否かを検出する終点位置検出手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記移動体を前記終点位置に移動させる場合、前記ステップモータの回転量に関わらず、前記移動体が前記終点位置にあることが前記終点位置検出手段によって検出されるまで前記ステップモータを駆動することを特徴とする請求項7に記載の遊技機。
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