JP5439813B2 - 覆工コンクリートの養生装置及び養生方法 - Google Patents
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Description
すなわち、本発明は、トンネルの内壁面に打設した覆工コンクリートの養生装置であって、該覆工コンクリートの内面側に間隔をおいて設けられて、前記覆工コンクリートの内面との間に空間を形成する養生シートと、該空間の該トンネルの長手方向の両端部をシールする第1シール部材と、前記空間の前記トンネルの周方向の両端部をシールする第2シール部材と、該養生シートに沿って前記トンネルの長手方向に延びるように設けられるとともに、前記空間に連通し、前記長手方向に間隔をおいて配置された複数の送気口を有する送気管と、前記養生シートに沿って前記トンネルの長手方向に延びるように設けられるとともに、前記空間に連通し、前記長手方向に間隔をおいて配置された複数の排気口を有する排気管と、該送気管及び該排気管を介して前記空間との間で加湿された空気を循環させる加湿器とを備え、前記送気管及び前記排気管の一方は前記トンネルの頂部に配置されると共に他方は前記トンネルの周方向の端部に配置され、若しくは、前記送気管及び前記排気管の一方は前記トンネルの周方向の一端部に配置されると共に他方は前記トンネルの周方向の他端部に配置され、前記送気管の各送気口には、前記空間内への空気の送気量を調整するダンパーがそれぞれ設けられ、前記排気管の各排気口には、前記空間からの空気の排気量を調整するダンパーがそれぞれ設けられていることを特徴とする。
この場合、加湿器の作動により、空間内に加湿された空気を循環させることで、空間内を所定の湿度に保つことができるので、熟練を要することなく、空間内を所定の湿度に保つことができ、覆工コンクリートを所定の湿潤状態に保つことができる。
図1〜図4には、本発明による覆工コンクリートの養生装置の第1の実施の形態が示されている。図1は全体の縦断面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は図1の送気管及び排気管のB矢視図、図4は図3の側面図である。
なお、養生シート21は、シート表面に結露が生じにくく、かつ、気密性を有する材料であれば特に制限はなく、周知の各種の材料を用いることができる。
4 フレーム本体 5 門形フレーム
6 縦フレーム 7 横フレーム
8 張出材 9 アーチ形フレーム
9a 短材 9b ヒンジ
10 架材 11 補強フレーム
12 天板 13 作業足場
14 天板 15 階段
17 車輪 18 ガイドレール
21 養生シート 22 第1シール部材
23 第2シール部材 25 空間
26 第1空間 27 第2空間
28 加湿手段 29 加湿器
30 送気管 30a 第1送気管
30b 第2送気管 30c 第3送気管
31、35 伸縮継手 32 送気ダクト
33 送風機 34 排気管
34a 第1排気管 34b 第2排気管
34c 第3排気管 36 排気ダクト
40 セントル 41 作業足場
42 覆工コンクリート
Claims (4)
- トンネルの内壁面に打設した覆工コンクリートの養生装置であって、
該覆工コンクリートの内面側に間隔をおいて設けられて、前記覆工コンクリートの内面との間に空間を形成する養生シートと、該空間の該トンネルの長手方向の両端部をシールする第1シール部材と、前記空間の前記トンネルの周方向の両端部をシールする第2シール部材と、
該養生シートに沿って前記トンネルの長手方向に延びるように設けられるとともに、前記空間に連通し、前記長手方向に間隔をおいて配置された複数の送気口を有する送気管と、
前記養生シートに沿って前記トンネルの長手方向に延びるように設けられるとともに、前記空間に連通し、前記長手方向に間隔をおいて配置された複数の排気口を有する排気管と、
該送気管及び該排気管を介して前記空間との間で加湿された空気を循環させる加湿器とを備え、
前記送気管及び前記排気管の一方は前記トンネルの頂部に配置されると共に他方は前記トンネルの周方向の端部に配置され、若しくは、前記送気管及び前記排気管の一方は前記トンネルの周方向の一端部に配置されると共に他方は前記トンネルの周方向の他端部に配置され、
前記送気管の各送気口には、前記空間内への空気の送気量を調整するダンパーがそれぞれ設けられ、前記排気管の各排気口には、前記空間からの空気の排気量を調整するダンパーがそれぞれ設けられていることを特徴とする覆工コンクリートの養生装置。 - 前記養生シートに第1シール部材、及び第2シール部材が設けられており、前記養生シートを支持している架台フレームが前記トンネルの長手方向に移動可能であることを特徴とする請求項1に記載の覆工コンクリートの養生装置。
- 前記架台フレームは、前記トンネルの底部に設けられたガイドレールによって前記トンネルの長手方向に移動可能に案内されていることを特徴とする請求項2に記載の覆工コンクリートの養生装置。
- トンネルの内壁面に打設した覆工コンクリートの養生方法であって、
請求項1から3の何れか1項に記載の覆工コンクリートの養生装置を用い、前記各送気口に設けられたダンパー及び前記各排気口に設けられたダンパーの開口面積を調整することにより、前記各送気口から前記トンネルの長手方向に均一な状態で送気して、加湿された空気を前記トンネルの長手方向に均一な状態で循環させて、前記養生空間の湿度を均一に保つことを特徴とする覆工コンクリートの養生方法。
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