JP5439532B2 - 電子装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スイッチング電源装置および電子装置に関し、例えば、DC−DCコンバータ等のスイッチング電源装置や、これに加えて、その電力供給先となる各種半導体集積回路を備えた電子装置に適用して有益な技術に関する。
マイコンやメモリなどの半導体集積回路に電力供給を行うため、例えば、直流電圧を別の直流電圧に変換するDC−DCコンバータを代表とするスイッチング電源装置が広く用いられている。このようなDC−DCコンバータでは、転流モード時にトランジスタを介した電流経路を形成する同期整流方式を適用したものが多く存在し、同期整流方式を用いた場合の電力変換効率を向上させる技術として以下のような技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、直列に接続された2つのスイッチを交互にオン状態とする同期整流方式のDC−DCコンバータにおいて、2つのスイッチが共にオフ状態となるデッドタイムをスイッチの特性(サイズ)に合わせて適切に調整することで電力変換効率を向上させる技術が開示されている。また、特許文献2には、スイッチング電源装置の同期整流器を担うアクティブダイオード(NMOSトランジスタを含む)において、アノード−カソード間(当該NMOSトランジスタのソース−ドレイン間)の電圧と所定のオフセット電圧との差分に応じて当該NMOSトランジスタのゲート電圧を制御する技術が開示されている。
特開2011−199972号公報 特開2005−295794号公報
近年、マイコンやメモリなどの半導体集積回路は、例えば自身の内部動作状態に応じて複数の電力モードを適宜切り替えること等で低消費電力化を図っている。この場合、当該半導体集積回路に電力供給を行うスイッチング電源装置(DC−DCコンバータ)では、半導体集積回路の電力モードに応じてその出力電力が大きく変動するため、常に高い電力変換効率を維持することが困難となる恐れがある。
そこで、本発明の目的の一つは、負荷電力の変動が大きい場合でも高い電力変換効率を実現可能なスイッチング電源装置およびそれを備えた電子装置を提供することにある。本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的な実施の形態の概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本実施の形態によるスイッチング電源装置は、第1ノードと入力電源電圧の間に結合される第1スイッチと、第1ノードと接地電源電圧の間に結合される第2スイッチと、第1ノードと第2ノードの間に結合されるコイルと、第2ノードと接地電源電圧の間に結合されるコンデンサとに加えて制御回路を備える。当該制御回路は、第1ノードの電圧が入力され、第1スイッチをオンからオフに遷移させたのち、第1ノードの電圧が第1基準値に達した際に第2スイッチをオンに制御する。
本願において開示される発明のうち代表的な実施の形態によって得られる効果を簡単に説明すれば、スイッチング電源装置およびそれを備えた電子装置において、負荷電力の変動が大きい場合でも高い電力変換効率が実現可能になる。
本発明の実施の形態1によるスイッチング電源装置において、その構成の一例を示す回路ブロック図である。 図1のスイッチング電源装置の動作例を示す波形図である。 (a)は、図1におけるスイッチ制御回路の詳細な構成例を示す回路ブロック図であり、(b)は、(a)の動作例を示す波形図である。 本発明の実施の形態2によるスイッチング電源装置において、その構成の一例を示す回路ブロック図である。 図4のスイッチング電源装置の動作例を示す波形図である。 本発明の実施の形態3によるスイッチング電源装置において、それを備えた電子装置の外形例を示す概略図である。
以下の実施の形態においては便宜上その必要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらは互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細、補足説明等の関係にある。また、以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも良い。
さらに、以下の実施の形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。同様に、以下の実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。このことは、上記数値および範囲についても同様である。
また、実施の形態の各機能ブロックを構成する回路素子は、特に制限されないが、公知のCMOS(相補型MOSトランジスタ)等の集積回路技術によって、単結晶シリコンのような半導体基板上に形成される。なお、実施の形態では、MISFET(Metal Insulator Semiconductor Field Effect Transistor)の一例としてMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)(MOSトランジスタと略す)を用いるが、ゲート絶縁膜として非酸化膜を除外するものではない。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
《スイッチング電源装置の全体構成および動作》
図1は、本発明の実施の形態1によるスイッチング電源装置において、その構成の一例を示す回路ブロック図である。図1に示すスイッチング電源装置は、入力電源電圧Vin(例えば3V等)を入力として、安定した所定レベルの出力電源電圧Vout(例えば1V等)を生成するDC−DCコンバータDCC1となっている。Vinは、ハイサイド側のスイッチSW1を介してコイルL1と接続される。SW1とL1の接続ノードN1と接地電源電圧GNDの間には、ロウサイド側のスイッチSW2が接続される。L1のもう一方の端子はノードN2と接続される。N2には平滑コンデンサC1および出力負荷LDが接続される。LDは、当該DCC1によって電力が供給されるマイコンやメモリなどの半導体集積回路であり、ノードN2に生成されるVoutで動作する。
スイッチSW1,SW2は、特に限定はされないが、ここではNMOSトランジスタで構成される。SW1のオン・オフ(NMOSトランジスタのゲート)は、制御信号CN1によって制御され、SW2のオン・オフ(NMOSトランジスタのゲート)は、制御信号CN2によって制御される。CN1,CN2は、スイッチ制御回路CONTによって生成される。ノードN2は、比較回路ブロックCMPBK内の比較回路CMP1における2入力の一方に接続される。ここで、CMP1における2入力の他方には、詳細は後述するが、上限電圧VDDHと下限電圧VDDLが印加される点が特徴となっている。CONTは、CMP1の比較結果や、ノードN1の監視結果などを受けて、CN1,CN2を生成する。ここで、CONTは、詳細は後述するが、遅延回路DLYおよびその遅延時間を定めるレジスタREG1を含み、当該DLYを介してCN2を生成することが特徴となっている。
図2は、図1のスイッチング電源装置の動作例を示す波形図である。図2において、比較回路CMP1は、ノードN2における出力電源電圧Voutを監視し、それが下限電圧VDDLよりも下がると(時刻T0)、その情報をスイッチ制御回路CONTに伝達する。CONTは、当該情報を受けてハイサイド側のスイッチSW1をオンに制御(制御信号CN1を‘H’レベルに駆動)する。これにより、コイルL1に電流IL1が流れ、N2におけるVoutが上昇する。次いで、CMP1は、N2におけるVoutを監視し、今度は、それが上限電圧VDDHを超えると(時刻T1)、その情報をCONTに伝達する。CONTは、当該情報を受けてSW1をオフに制御(CN1を‘L’レベルに駆動)する。これにより、ノードN1の電圧が下降する。
その後、スイッチ制御回路CONTは、時刻T2で、ロウサイド側のスイッチSW2をオンに制御(制御信号CN2を‘H’レベルに駆動)する。これにより、電流が接地電源電圧GNDからコイルL1に向かって流れる所謂転流動作が行われる。ここで、スイッチSW1がオフしてからSW2がオンする間の時間はデットタイムTdと呼ばれ、この時間が短すぎると貫通電流が流れるため電力効率が下がる。また貫通電流が流れなくてもノードN1が高い電圧の時にSW2をオンすると、N1に蓄積された電荷がGNDへ流れるため電力効率の低下を招く。一方でデットタイムTdが長すぎると電流が供給されない期間(又はスイッチSW2がボディダイオードを備える場合、当該ボディダイオードに伴う損失)が生じ、電力効率の低下を招く。
したがって、ノードN1の電圧が接地電源電圧GNDのレベル(0V)になった時にスイッチSW2がオンとなるのが最も効率的である。しかしながら、前述したように出力負荷LDがマイコンやメモリ等の半導体集積回路の場合、各回路の動作モード(例えば、アクティブモード(更には高速動作モード、低速動作モード等)、スタンバイモード、スリープモードなど)に応じて全体の負荷電流が大きく変動するため、これに応じて最適なデットタイムTdが変動する場合がある。例えば、負荷電流が大きくなると、N1の電圧の低下速度が早まるため最適なTdの値は短くなり、逆に、負荷電流が小さくなると、N1の電圧の低下速度が遅くなるため最適なTdの値は長くなる。
そこで、スイッチ制御回路CONTは、図2の時刻T2に示すように、ノードN1の電圧を監視し、N1が0Vの時にスイッチSW2がオンするように遅延回路DLYを用いてタイミングを調整することが特徴となっている。具体的には、例えば、SW2が毎回オンする度にそのタイミングとN1の電圧を監視し、オンタイミングが早ければDLYの遅延量を増やし、遅ければ遅延量を減らすことにより調整する。この調整したタイミングは、レジスタREG1に保存される。
その後、スイッチ制御回路CONTは、コイルL1に流れる電流IL1が0Aになると、スイッチSW2をオフに制御する(時刻T3)。比較回路ブロックCMPBKは、例えば同期コンパレータで構成される。CMPBKは、比較回路CMP1における2入力の一方に対して、上限電圧VDDHと下限電圧VDDLをサイクル毎に交互に印加する。これに応じて、CMP1は、前述したように、ノードN2の出力電源電圧VoutがVDDHに達するタイミングを検出したのち、今度は、VoutがVDDLに達するタイミングを検出する。VoutがVDDLに達すると、前述した時刻T0と同様の状態に戻り、以降、同様の動作が繰り返される。
このような比較回路ブロックCMPBKを用いると、2個ではなく1個の比較回路CMP1を用いて、出力電源電圧Voutのリプルを所定の範囲内(VDDH−VDDL)に収めることができ、回路面積の低減が可能となる。また、当該所定の範囲(VDDH−VDDL)は、特に限定はされないが例えば十mV〜百mVといった小さい値となるが、1個の比較回路CMP1を用いているため、2個の比較回路を用いる場合と異なり、各比較回路間のオフセット電圧のばらつき等が問題とならず、リプルを高精度に制御することが可能になる。
《スイッチ制御回路の構成および動作》
図3(a)は、図1におけるスイッチ制御回路の詳細な構成例を示す回路ブロック図であり、図3(b)は、図3(a)の動作例を示す波形図である。図3(a)に示すスイッチ制御回路CONTは、立ち上がり位相比較回路PHRD、比較回路CMP2、ドライバ回路DV、SRラッチ回路SRLT、遅延回路DLY1、レジスタREG1、遅延量制御回路DCTLを備えている。CMP2は、図1のノードN1の電圧が所定の比較電圧(ここでは0V)よりも低下した際に基準信号REFとして‘H’レベル信号を出力する。CONTは、図3(b)に示すように、REFの立ち上がり位相と図1のスイッチSW2の制御信号CN2の立ち上がり位相とを一致させるように、例えば以下のようなフィードバックループ制御によって最適なデットタイムTdを定める。
まず、立ち上がり位相比較回路PHRDは、基準信号REFの立ち上がり位相と、制御信号CN2の立ち上がり位相を比較し、REFの位相に対してCN2の位相が早いか遅いかを表す信号を出力する。レジスタREG1は、遅延回路DLY1の遅延時間を設定する。遅延量制御回路DCTLは、PHRDからの位相差を受け、REFに対してCN2の位相が早い場合にはREG1に設定されるDLY1の遅延時間を増加させ、遅い場合にはREG1に設定されるDLY1の遅延時間を減少させる。DLY1は、起動信号CN2’を受け、それをREG1の設定値に応じて遅延させたのち、SRラッチ回路SRLTにセット信号(S)を出力する。ここで、CN2’は、例えば、図3(b)に示すように、図1の制御信号CN1の立ち下りエッジ(時刻T1)を立ち上がりエッジとするワンショットの‘H’パルス信号となっており、図示しないワンショットパルス信号生成回路等によって生成される。SRLTは、当該セット信号(S)を受けて出力信号を‘H’レベルに遷移させ、ドライバ回路DVは、SRLTの出力信号を所定の駆動能力で駆動することでCN2を‘H’レベルに遷移させる(時刻T2)。
このような構成例および動作例を用いると、ノードN1の電圧が0Vになるタイミングで高精度にスイッチSW2をオンに駆動することが可能となる。すなわち、負荷電力の変動に応じてN1が0Vとなるタイミング(最適なデットタイムTd)は変動し得るが、比較回路CMP2によって実際に検出されたタイミングと一致するようにSW2をオンに駆動することが可能になる。その結果、負荷電力の変動が大きい場合でも高い電力変換効率を実現できる。なお、遅延回路DLY1は、例えば、複数のインバータ回路で実現したり、あるいはディジタル的なカウンタ回路等によって実現することも可能である。カウンタ回路を用いる場合、例えば、スイッチSW1をオフするタイミングでカウンタ回路を起動させ、レジスタREG1で設定される値だけカウントした際にSRラッチ回路SRLTをセットするように構成すればよい。
ところで、このようなフィードバックループ制御方式を用いずに、例えば単純に、CMP2の出力からSRラッチ回路およびドライバ回路等を介して制御信号CN2を生成するような方式も考えられる。ただし、この場合、SRラッチ回路やドライバ回路等の遅延によって、実際にノードN1の電圧が0VになるタイミングとスイッチSW2をオンに駆動するタイミングとの間に誤差が生じる恐れがある。そこで、このような遅延を補償するため、図3のような方式を用いることが有益となる。また、図3のような方式を用いると、レジスタREG1の値によって、間接的に負荷電流の大きさを検出できる。スイッチング電源装置では、例えば最大の電力効率を発揮する回路パラメータや動作パラメータが負荷電流の大きさに応じて異なり得る。そこで、負荷電流の大きさを検出することで、例えば、後述する実施の形態2を一例として、このようなパラメータを動的に変更するようなことが可能となり、この観点からも図3のような方式を用いることが望ましい。
以上、本実施の形態1のスイッチング電源装置を用いることで、代表的には、負荷電力の変動が大きい場合でも高い電力変換効率が実現可能になる。
(実施の形態2)
《スイッチング電源装置の全体構成および動作(変形例)》
図4は、本発明の実施の形態2によるスイッチング電源装置において、その構成の一例を示す回路ブロック図である。図4に示すスイッチング電源装置(DC−DCコンバータDCC2)は、図1のDC−DCコンバータDCC1を拡張した構成例となっており、DCC1とは次の点が異なっている。まず、図1のSW1に対応するハイサイド側のスイッチが並列接続された複数のスイッチSW11,SW12で構成され、図1のSW2に対応するロウサイド側のスイッチが並列接続された複数のスイッチSW21,SW22で構成される。また、コイルL1と並列接続されたスイッチSW3が設けられる。これに応じて、図4のスイッチ制御回路CONT2は、各スイッチSW11,SW12,SW21,SW22,SW3のオン・オフを制御する制御信号CN11,CN12,CN21,CN22,CN3を生成する。
さらに、スイッチ制御回路CONT2は、図1等で述べたレジスタREG1に加えてレジスタREG2を備える。また、ここでは、CONT2は、出力負荷LDからのモード信号MDを受信可能となっており、詳細は後述するが、当該MDに応じてレジスタREG1,REG2の操作を行う。各スイッチSW11,SW12,SW21,SW22,SW3は、特に限定はされないが、ここではNMOSトランジスタで構成される。これ以外の構成に関しては、図1と同様であるため詳細な説明は省略する。
図5は、図4のスイッチング電源装置の動作例を示す波形図である。ここでは、図2と同様の動作に関しては、簡略化して説明を行う。図5に示すように、ノードN2における出力電源電圧Voutは比較回路ブロックCMPBKで監視され、下限電圧VDDLよりN2の電圧が下がると(時刻T0)、スイッチ制御回路CONT2にその情報が伝わり、ハイサイド側のスイッチSW11,SW12がオンに制御される。これにより、コイルL1に電流IL1が流れ、N2の電圧が上昇する。その後、N2の電圧が上限電圧VDDHを超えると(時刻T1)、SW11,SW12がオフに制御され、これによりノードN1の電圧が下降する。
その後、時刻T2でロウサイド側のスイッチSW21,SW22がオンに制御され、電流が接地電源電圧GNDからコイルL1に向かって流れる。スイッチSW11,SW12がオフしてからスイッチSW21,SW22がオンする間の時間はデットタイムTdと呼ばれ、この時間が短すぎると貫通電流が流れ電力効率の低下を招く。また貫通電流が流れなくてもノードN1が高い電圧の時にスイッチSW21,SW22をオンするとN1に蓄積された電荷がGNDへ流れるため電力効率の低下を招く。一方でTdが長すぎても電流が供給されないため電力効率の低下を招く。さらに、Tdの最適値は、出力負荷(例えばマイコンやメモリ等)LDの動作状態によって適宜変わり得る。そこで、実施の形態1の場合と同様にして、N1の電圧が0VとなるタイミングでSW21,SW22がオンとなるようにレジスタREG1の設定を介してTdの調整が行われる。
ここで、図4の構成例は、図1の構成例と異なり、出力負荷LDの負荷電流ILDに応じてハイサイド側およびロウサイド側の各スイッチのサイズを変更可能となっている点が特徴となっている。すなわち、例えば、LDの動作モードの切り替えに応じてILDが小さくなった場合には、各スイッチのサイズを小さく設定することにより、無駄なスイッチのオン・オフ電力を削減でき、電力変換効率を向上させることが可能になる。そこで、図4のスイッチ制御回路CONT2は、例えば、レジスタREG1の設定値によってILDの大きさを検出し、それが所定の基準値よりも小さい(すなわち遅延回路DLYの設定遅延時間又はデットタイムTdが所定の基準値よりも長い)場合には、ハイサイド側およびロウサイド側のスイッチサイズを小さく設定する。
図5に示すように、第1サイクルCYCLE1では、負荷電流ILDが大きいためハイサイド側のスイッチSW11,SW12およびロウサイド側のスイッチSW21,SW22をそれぞれ2つオンしているが、第2サイクルCYCLE2ではILDが小さいためSW11とSW21のみがオンし、SW12とSW22はオフのままである。このような動作により負荷電流ILDの値により最適なスイッチサイズを選択でき、不必要なスイッチのオン・オフを避けることができる。
また、図4の構成例では、出力負荷LDが動作モード(電力モード)を変更する際に、その情報を前もってモード信号MDとしてスイッチ制御回路CONT2へ送ることにより、動作モードの変更による急激な負荷変動に迅速に対応することが可能となっている。これを実現するため、例えば、各動作モードに対応したレジスタREG1(デッドタイムTd)の設定値がレジスタREG2に予め用意される。スイッチ制御回路CONT2は、コイルL1に電流が流れていない時に(例えば図5におけるスイッチSW3のオン期間で)、MDに対応するREG2の設定値をREG1の初期値としてロードする。
例えば、レジスタREG2には、アクティブモードを表すモード信号MDに対応してある程度短い遅延時間を表す値が用意され、スタンバイモードを表すMDに対応してアクティブモードよりも長い遅延時間を表す値が用意され、スリープモードを表すMDに対応してスタンバイモードよりも長い遅延時間を表す値が用意される。そうすると、例えば図3のようなフィードバックループ制御方式を用いた場合でも、その収束時間を短縮することができ、REG2を設けない場合と比べて電力変換効率を向上させることが可能になる。
なお、ここでは、出力負荷LDの動作モードに応じてレジスタREG2に複数の設定値を設けたが、同様に、LDに設定する出力電源電圧Voutの値(例えばLDから当該情報を受ける)に応じてREG2に複数の設定値を設けることも可能である。また、ここでは、REG2の設定値を予め用意する方式としたが、例えば、当該設定値をより最適な値となるように順次更新していくような方式を用いることも可能である。すなわち、LDがある動作モードで動作している状態で、スイッチ制御回路CONTのフィードバックループ制御が収束した時点のレジスタREG1の値をREG2に保持させれば、次回、当該動作モードに設定された際には当該REG2の値をREG1の初期値としてロードすればよい。
図5において、スイッチ制御回路CONT2は、スイッチSW21,SW22(又はその一方)をオンに制御したのち、コイルL1の電流IL1が0Aになると、SW21,SW22(又はその一方)をオフに制御する(時刻T3)。この時刻T3において、CONT2は、制御信号CN3を介してスイッチSW3をオンに制御し、ノードN1とノードN2が同電位となるように制御する。その後、CONT2は、N2の出力電源電圧Voutが下限電圧VDDLに達すると、SW3をオフに制御することで前述した時刻T0と同様の状態に戻り、以降、同様の動作が繰り返される。このような制御によりノードN1がフローティングになることを防ぎノイズ等による誤動作を防止できる。
以上、本実施の形態2のスイッチング電源装置を用いることで、代表的には、負荷電力の変動が大きい場合でも高い電力変換効率が実現可能になる。
(実施の形態3)
《電子装置の全体構成》
図6は、本発明の実施の形態3によるスイッチング電源装置において、それを備えた電子装置の外形例を示す概略図である。図6に示す電子装置SIPは、例えば、様々な機能を持つ複数の半導体集積回路装置(半導体チップ)が三次元的に積層され、1個のパッケージに格納された所謂システム・イン・パッケージの形態となっている。半導体チップCP[0]は、トランジスタが形成されるトランジスタ面TR[0]を下向きにした状態でパッケージ基板(配線基板)205上に搭載される。半導体チップCP[1]は、トランジスタ面TR[1]を下向きにした状態でCP[0]上に積層搭載され、以降同様にして、半導体チップCP[n]はトランジスタ面TR[n]を下向きにした状態でCP[n−1](図示は省略)上に積層搭載される。
半導体チップCP[0]のトランジスタ面TR[0]は、複数のバンプ206を介してパッケージ基板205の表面に接続される。ここで、例えばCP[0]のTR[0]に形成される回路は、TR[0]に形成される配線層110と、CP[0]内に形成されるシリコン貫通ビアTSV10と、半導体チップCP[1]のトランジスタ面TR[1]に接触するバンプBP11と、TR[1]に形成される配線層111を介してCP[1]のTR[1]に形成される回路に接続される。これと同様にして、半導体チップCP[0]〜CP[n]のトランジスタ面TR[0]〜TR[n]に形成される回路は、適宜、貫通ビアTSVおよびバンプBPを介して相互に接続される。また、パッケージ基板205の裏面は、バンプ207を介して図示しないマザーボード等に接続される。
ここで、図6においては、最下段に位置する半導体チップCP[0]と最上段に位置する半導体チップCP[n]に、実施の形態1、2で述べたようなDC−DCコンバータDCC[0]とDCC[n]が搭載される点が特徴となっている。半導体チップCP[1]〜CP[n−1]あるいはこれに加えてCP[0],CP[n]内には、メモリやマイコン等の集積回路となる出力負荷LDが搭載され、DCC[0],DCC[n]は、当該LDに対して電力(出力電源電圧Vout)を供給する。すなわち、DCC[0],DCC[n]のVoutは、CP[0]〜CP[n]に適宜形成される配線層(130,131,…,13n)、シリコン貫通ビア(TSV30,TSV31,…,TSV3n)およびバンプ(BP31,…,BP3n)を介してCP[0]〜CP[n]内のLDに供給される。
半導体チップCP[n]のDC−DCコンバータDCC[n]で使用されるコンデンサC3とコイルL3は、CP[n]の上部(トランジスタ面TR[n]と対向する面)に配置され、CP[n]の上部に形成された配線層(200,201,202)にワイヤボンディングなどを用いて接続される。半導体チップCP[0]のDC−DCコンバータDCC[0]で使用されるコンデンサC2とコイルL2は、パッケージ基板205上に配置され、パッケージ基板205内の配線を用いて接続される。また、DCC[0]の入力電源電圧Vinは、バンプ207からパッケージ基板205を介して供給される。一方、DCC[n]のVinは、バンプ207からパッケージ基板205、ならびにCP[0]〜CP[n]に適宜形成される配線層(110,111,…,11n)、シリコン貫通ビア(TSV10,TSV11,…,TSV1n)、バンプ(BP11,…,BP1n)を介して供給される。
このように、積層された半導体チップの最下段および最上段にDC−DCコンバータを搭載することで、各DC−DCコンバータの近傍にコンデンサやコイルを効率的に配置することができ、出力電源電圧Voutを高精度に設定すること等が可能になる。また、1本のシリコン貫通ビア経路(TSV30,…,TSV3n)に対して最下段と最上段から電力を供給する構成となっているため、Voutを高精度に設定すること等が可能になる。すなわち、仮に、最下段か最上段の一方のみから電力供給を行う構成とした場合、シリコン貫通ビアの寄生成分等に伴い各半導体チップ間でVoutの値にばらつきが生じる恐れがある。そして、このばらつきの大きさは、負荷電流の変動によっても変わり得る。そこで、図6のような構成例を用いることで、このようなばらつきを十分に低減することが可能になる。なお、コイルL3およびコンデンサC3は、図6のようにDC−DCコンバータの近傍に配置することが望ましいが、必ずしもこれに限定されるものではなく、場合によってはパッケージ基板205上に搭載することも可能である。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
例えば、ここでは、同期整流方式を持つ降圧型のDC−DCコンバータを例に説明を行ったが、昇圧型のDC−DCコンバータに対しても同様に適用することが可能である。昇圧型のDC−DCコンバータの場合、例えば図1において、概略的には出力電源電圧Vout側が入力電源電圧Vin側に、Vin側がVout側にそれぞれ変更され、スイッチSW2がオンの際にコイルL1に電力が蓄えられ、SW2のオフから所定のデッドタイムを経たのちスイッチSW1がオンに駆動される。この際のSW1のオンタイミングが、前述した実施の形態と同様な方式を用いて制御される。また、ここでは、スイッチとしてMOSトランジスタを用いたが、勿論、MOSトランジスタに限定されるものではなく、場合によってはバイポーラトランジスタや、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)等であってもよい。
110、120、130、111、121、131、11n、12n、13n、200、201、202 配線層
205 パッケージ基板
206,207 バンプ
BP バンプ
C コンデンサ
CMP 比較回路
CMPBK 比較回路ブロック
CN 制御信号
CONT スイッチ制御回路
CP 半導体チップ
DCC DC−DCコンバータ
DCTL 遅延量制御回路
DLY 遅延回路
DV ドライバ回路
GND 接地電源電圧
L コイル
LD 出力負荷
MD モード信号
N ノード
PHRD 立ち上がり位相比較回路
REG レジスタ
SIP 電子装置
SRLT SRラッチ回路
SW スイッチ
TR トランジスタ面
TSV シリコン貫通ビア
VDDH 上限電圧
VDDL 下限電圧
Vin 入力電源電圧
Vout 出力電源電圧

Claims (4)

  1. パッケージ配線基板と、
    前記パッケージ配線基板上に搭載される第1半導体チップと、
    前記第1半導体チップ上に順次積層搭載される第2,…,第(N−1)(Nは3以上の整数)半導体チップと、
    前記第(N−1)半導体チップ上に積層搭載される第N半導体チップと、
    前記第1〜第N半導体チップを貫通するように形成される第1および第2貫通ビアとを備え、
    前記第1半導体チップは、
    第1ノードと第1入力電源電圧の間に結合される第1スイッチと、
    前記第1ノードと接地電源電圧の間に結合される第2スイッチと、
    前記第1および第2スイッチのオン・オフを制御する第1制御回路とを備え、
    前記第N半導体チップは、
    第2ノードと第2入力電源電圧の間に結合される第3スイッチと、
    前記第2ノードと前記接地電源電圧の間に結合される第4スイッチと、
    前記第3および第4スイッチのオン・オフを制御する第2制御回路とを備え、
    前記パッケージ配線基板上には、
    前記第1ノードと第3ノードの間に結合される第1コイルと、
    前記第3ノードと前記接地電源電圧の間に結合される第1コンデンサとが実装され、
    前記第N半導体チップ上には、
    前記第2ノードと第4ノードの間に結合される第2コイルと、
    前記第4ノードと前記接地電源電圧の間に結合される第2コンデンサとが実装され、
    前記第3および第4ノードは、前記第1貫通ビアの一端および他端にそれぞれ結合され、
    前記第1入力電源電圧は、前記パッケージ配線基板を介して供給され、
    前記第2入力電源電圧は、前記パッケージ配線基板から前記第2貫通ビアを介して供給され、
    前記第1制御回路は、前記第1ノードの電圧が入力され、前記第1スイッチをオンからオフに遷移させたのち、前記第1ノードの電圧が第1基準値に達した際に前記第2スイッチをオンに制御し、
    前記第2制御回路は、前記第2ノードの電圧が入力され、前記第3スイッチをオンからオフに遷移させたのち、前記第2ノードの電圧が前記第1基準値に達した際に前記第4スイッチをオンに制御することを特徴とする電子装置。
  2. 請求項記載の電子装置において、
    前記第1基準値は、前記接地電源電圧のレベルであり、
    前記第1制御回路は、前記第1ノードの電圧が前記接地電源電圧のレベルまで低下した際に前記第2スイッチをオンに制御し、
    前記第2制御回路は、前記第2ノードの電圧が前記接地電源電圧のレベルまで低下した際に前記第4スイッチをオンに制御することを特徴とする電子装置。
  3. 請求項記載の電子装置において、
    前記第1制御回路は、
    前記第1ノードの電圧が前記第1基準値に達した際に第1検出信号を生成する第1比較回路と、
    第1タイミングに第1遅延時間を加えることで前記第2スイッチをオンに制御する第2タイミングを生成する第1遅延回路と、
    前記第1遅延時間を設定するための第1設定値を保持する第1レジスタと、
    前記第1検出信号の生成タイミングと前記第2タイミングとを比較しながら、当該2個のタイミングが一致するまで前記第1設定値の更新を行う第1フィードバック回路とを備え、
    前記第2制御回路は、
    前記第2ノードの電圧が前記第1基準値に達した際に第2検出信号を生成する第2比較回路と、
    第3タイミングに第2遅延時間を加えることで前記第4スイッチをオンに制御する第4タイミングを生成する第2遅延回路と、
    前記第2遅延時間を設定するための第2設定値を保持する第2レジスタと、
    前記第2検出信号の生成タイミングと前記第4タイミングとを比較しながら、当該2個のタイミングが一致するまで前記第2設定値の更新を行う第2フィードバック回路とを備えることを特徴とする電子装置。
  4. 請求項記載の電子装置において、
    前記第1〜第4スイッチは、それぞれ、第1〜第4トランジスタで構成され、
    前記第1〜第4トランジスタは、それぞれ、トランジスタサイズが可変に構成され、
    前記第1制御回路は、前記第1設定値の大きさに応じて前記第1および第2トランジスタのトランジスタサイズを変更し、
    前記第2制御回路は、前記第2設定値の大きさに応じて前記第3および第4トランジスタのトランジスタサイズを変更することを特徴とする電子装置。
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