JP5439453B2 - 画像表示装置 - Google Patents

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本発明の実施形態は、画像表示装置に関する。
マンモグラフィ装置において3次元画像データや断層画像データなどのボリュームデータを得る手法としてトモシンセシス撮影法がある。トモシンセシス撮影法はデジタル検出器を用い、X線管を被検体に対し相対的に移動させながら複数回X線撮影を行う撮影法である。トモシンセシス撮影で得られた複数の収集画像は断層画像データに再構成される。再構成して得られた断層画像は乳房の厚さ方向に垂直な面を断面とし、乳房上面から下面まである間隔で数枚から数十枚再構成される。診断時にはモニタにこれらを一枚ずつ順番に切り替えながらサイクリックに表示する。この表示方法では石灰化が表示されるが、乳房の厚さ方向での石灰化の分布が不明である又は一目瞭然でないため診断の効率・精度が悪い。
また、既知の技術として、トモシンセシス撮影によって得られた複数の収集画像を三次元画像データに再構成する技術が知られている。しかし、3次元表示で診断を行う場合、乳房の内部に異常があるかないかの判断がしづらく、診断に非常に手間がかかる。
特開2006−116313号公報
実施形態の目的は、診断効率・精度の良い診断を行うことを可能とする画像表示装置を提供することである。
本実施形態に係る画像表示装置は、トモシンセシス撮影によって収集された複数の収集画像から複数の断層画像を発生する断層画像発生部と、前記複数の断層画像から投影画像を発生する投影画像発生部と、操作部と、前記操作部からの入力に基づいて前記投影画像に対し関心領域を設定する設定部と、前記関心領域に対応する部分に限定して前記複数の断層画像を前記投影画像よりも高分解能で表示する表示部と、を具備する画像表示装置であって、前記投影画像発生部は、前記複数の断層画像のうちの最大値投影処理対象の断層画像を順番に切替えながら前記最大値対象処理対象の断層画像に対して最大値投影処理を行うことにより複数の最大値投影像を発生し、前記表示部は、前記関心領域に対応する部分に限定して前記複数の最大値投影像を一枚ずつ順番に切り替えながら表示する、ことを特徴とする。
本発明の実施形態に係わるマンモグラフィ装置の構成を示す図。 図1のマンモグラフィ装置のX線撮影台の主要部構造を示す図。 本実施形態における、トモシンセシス撮影時のX線管の動きを示す図。 第1の実施形態における画像データの処理過程を示した図。 第1の実施形態の一動作例を説明するための図。 第1の実施形態における診断時の表示画面例を説明するための図。 第2の実施形態の一動作例を説明するための図。 第2の実施形態における診断時の表示画面例を説明するための図。 第2の実施形態の変形例の一動作例を説明するための図。 図9のSC6で生成される断層画像数スライス分のMIP像を説明するための図。 図9のSC6で生成される他の断層画像数スライス分のMIP像を説明するための図。
(第1の実施形態)
以下図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明の実施形態に係わるマンモグラフィ装置の構成を示している。マンモグラフィ装置はX線撮影台1を有している。X線撮影台1は、図2に示すように、フレーム20とフレーム21を有している。フレーム20、21は支柱22に水平に取り付けられた軸部23に接続されている。フレーム20、21は軸部23の軸心を回転中心軸Rとして個別に回転可能なように支柱22により支持される。この回転方向をβ方向とする。
フレーム20の端にはX線管装置24が装備されている。X線管装置24はX線管2を収容する。X線管2は高電圧発生部3から高電圧の印加とフィラメント電流の供給とを受けてX線を発生する。
フレーム21の端にはX線管2に対向する向きに平面検出器(フラット・パネル・ディテクタ/FPDとも呼ばれる)5が装備されている。平面検出器5は、入射X線を直接的に電気信号に変換する直接変換形又は入射X線を蛍光体で光に変換しその光を電気信号に変換する間接変換形の複数の半導体検出素子を有する。この複数の半導体検出素子は2次元格子状に配列される。X線入射に伴って複数の半導体検出素子で発生した信号電荷はデータ収集部6を介してデジタル信号として読み出される。
図2に示すように、フレーム21の端には平面検出器5とともに下側圧迫板25が取り付けられている。下側圧迫板25の背面に平面検出器5が配置される。上側圧迫板26は下側圧迫板25に対向して位置し、下側圧迫板25と接近/離反する方向に移動可能にフレーム21に取り付けられている。ここで、回転中心軸RをZ軸とし、Y軸を焦点fと平面検出器5の有効面の中心とを結ぶ線(撮影軸)に規定し、X軸をYZ平面に垂直に規定する。なお、XYZ座標系はZ軸を中心とした回転座標系を構成する。下側圧迫板25と上側圧迫板26間距離を矢印α方向とする。下側圧迫板25は、フレーム21に矢印α方向に関して移動可能に支持された上側圧迫板26とともに、被検体の乳房をスラブ状に圧迫するために設けられている。
本実施形態に係わるマンモグラフィ装置は、X線撮影台1とともに、システム制御部7、撮影制御部8、操作部9、画像記憶部10、領域設定部11、発生部12、領域切出し部13、投影画像発生部14、画像表示部15、画像処理部16とを備えている。
図3に示すように、トモシンセシス撮影はX線管2をX線検出器5の鉛直方向から片側に20°以上傾けた位置から開始し、β方向に連続的に移動させながら一定間隔でX線発生・画像収集を繰り返す。X線撮影は、X線管2がX線検出器5の鉛直方向に関し開始位置から反対側20°以上の位置で終了する。このようなトモシンセシス撮影を行うために、システム制御部7はマンモグラフィ装置全体を制御する。撮影制御部8は、トモシンセシス撮影を行うための所定の手順に従って支持機構4を制御し、X線発生条件(X線継続時間、管電流、管電圧)に基づいて高電圧発生部3を制御することでX線管2からX線を発生させ、データ収集部6を制御することでデジタル信号を収集する。このように、撮影制御部8が繰り返し支持機構4とX線発生部3とデータ収集部6とを制御することでトモシンセシス撮影が可能となる。画像記憶部10はトモシンセシス撮影によって得られた複数の収集画像を記憶する。
図4は第1の実施形態における画像データの処理過程を示した図である。発生部12は画像記憶部10に記憶されている複数の収集画像に結像処理を行い、図4(a)に示すような、乳房の厚さ方向(Z方向)に垂直な面(XY平面)を断面とした多断面の断層画像のデータ(マルチスライス画像データ)を発生する。次に、発生部12は、この多断面の断層画像のデータに対して座標変換処理及び補間処理を行い、図4(b)に示すような、ボクセルデータで構成された3次元画像データを発生する。この補間処理は、通常、断層画像データ(XY平面)の解像度と断層画像間(Z方向)の解像度とが等しくなるように行われる。
図4(c)に示すように、投影画像発生部14は画像記憶部10に記憶されている3次元画像データに基づいて投影画像を発生する。以下、説明のため投影面(本実施形態においては乳房の厚さ方向に対して垂直な面)から垂直に発せられる仮想的な光線をレイと称することにする。投影画像は、3次元画像データを貫くレイに沿って、3次元画像データ内のレイ上の画素値を投影面に投影した画像である。そのため、投影画像は3次元画像データ内の全ての画素値を反映させた2次元画像と言うこともできる。マンモグラフィ装置によるX線撮影の発見目標は石灰化と腫瘤である。通常使用するネガ像では石灰化された部分は乳房内の組織に比べ画素値が大きい。そのため投影画像を観察することにより、石灰化の厚さ方向の分布状況は判断できないが、石灰化の存在の有無が一目瞭然に判断できる。
この投影画像は3次元画像データの厚さ方向(図4のZ方向)の最大画素値を厚さ方向と鉛直な平面(図4のXY平面)に投影した最大値投影(Maximum Intensity Projection/以下MIPと呼ぶ)像又は3次元画像データの厚さ方向の重み付け平均値像などである。
MIP像は3次元画像データを貫くレイ上の画素値のうち最大画素値を投影面に投影することによって発生する2次元画像である。すなわち、MIP像には石灰化などの画素値が大きい組織が映し出される。従ってMIP像を観察することにより一目瞭然に乳房内の石灰化の有無が判断できる。
3次元画像データの厚さ方向の重み付け平均値像は、関心の度合いに応じてレイ上の画素値に重み付けを行い、その重み付けをした画素値に基づいて平均値を算出し、その平均値を投影面に投影することによって得られる2次元画像である。例えば、乳房の表面付近など関心のないところは強調しないように、乳房の内部など関心のあるところは強調するように重み付けをし、平均値像を発生することが可能である。この様な重み付け平均値像は通常の平均値像に比べ石灰化の存在の有無が判断しやすくなる。画像記憶部10はこれら投影画像も記憶する。
図4(d)に示すように、領域設定部11は操作部の入力に基づいて投影画像に関心領域を設定する。領域切出し部は、関心領域に対応する部分の部分的3次元画像データを乳房全体の3次元画像データに対して設定し(図4(e))、その部分的3次元画像データを乳房全体の3次元画像データから切出す(図4の(f))。画像記憶部10はこの切出された3次元画像データを記憶する。
画像処理部16は3次元画像データに画像処理をし、擬似3次元画像データを発生する。この擬似3次元画像データは、3次元画像データはそのままモニタに表示できないため、3次元画像データに画像処理を行い2次元画像データにしたものであって、視覚的に3次元に見せるための画像である。擬似3次元画像を発生するために画像処理部16が実行する画像処理は抽出処理とレンダリングとである。抽出処理は閾値処理とも呼ばれ、図4(g)に示すように、3次元画像データから対象とする部位(例えば乳腺)を立体的に抽出する処理である。レンダリングは、図4(h)に示すように、任意の視線方向に垂直な投影面を仮定して3次元画像データから2次元画像データへ変換する座標変換、見えない部分を消去する陰面消去、投影面から物体までの距離を表わすZバッファの作成、立体感をだすための陰影処理などの画像処理からなる。レンダリングを行うことにより擬似3次元画像が発生され、モニタに表示可能となる。
画像表示部15は画像記憶部10に記憶されている任意の画像データを読み込みモニタに表示する。操作部9は画像選択、画像表示、画像処理選択、領域指定などの操作を行う。これらの操作はシステム制御部7により領域設定部11、発生部12、投影画像発生部14、画像表示部15、画像処理部16に入力される。
以下、図5を参照しながら第1の実施形態における一動作例を説明する。トモシンセシス撮影を行い画像記憶部10に複数の収集画像が記憶されると、発生部12はこの複数の収集画像を再構成し3次元画像データを発生する(ステップSA1)。次に投影画像発生部14は発生した3次元画像データに基づいて投影画像を発生する。ここで投影画像は3次元画像データの厚さ方向の最大画素値を厚さ方向と鉛直な平面に投影したMIP像又は3次元画像データの厚さ方向の重み付け平均値像などである(ステップSA2)。この投影画像を用いて第1段階の読影を行う(ステップSA3)。図6は本実施形態の診断画像を示す図である。図6に示すように第1段階の診断画像は投影画像1枚で乳房全体に石灰化や腫瘤などの異常があるかないかの判断が可能である(ステップSA4)。この段階で石灰化や腫瘤などの異常が発見されなければ診断終了となる。
操作者が石灰化や腫瘤などの異常があると判断した場合、領域設定部11は、操作部9からの信号に基づいて、図6に示すように、モニタに映し出された診断画像上の異常がある部位に対し関心領域を設定する(ステップSA5)。関心領域が設定されると、領域切出し部13は設定された関心領域に対応する部分の3次元画像データを画像記憶部10に記憶されている乳房全体の3次元画像データから切出す(ステップSA6)。この切出された3次元画像データは画像記憶部10に記憶される。切出された3次元画像データは3次元構造を有しているためにこのままではモニタに表示できない。そのため、画像処理部16は切出された3次元画像データに対して抽出処理、レンダリングを行い、擬似3次元画像を発生する(ステップSA7)。
ステップSA7が終了したら第2段階の読影が行われる(ステップSA8)。マンモグラフィ装置によるX線撮影の発見目標は石灰化と腫瘤であるが、石灰化はその分布状況(乳管内のみに分布、乳管からはみ出している、血管に沿っている等)がわかると病変のカテゴリ分類をすることが可能となる。診断の際、操作者は随時モニタに表示されている擬似3次元画像に対して、操作部9の入力に応じて、回転、重ね合わせ、くり抜き等の画像処理を行うことが可能である。この様にして、操作者は、石灰化の分布状況を3次元的に把握することができ、読影時の診断精度が向上する。
第2段階の読影が終了した時点(ステップSA9)で、ステップSA4で読影した投影画像に対して別の場所に関心領域を設定したい場合がある。その場合は、画像表示部15によりステップSA4で用いた投影画像をモニタに表示し、操作者が、操作部9を介し、表示された投影画像に対し関心領域を設定(ステップSA5)することで、ステップSA5〜ステップSA9の操作を繰り返すことが可能である。これにより、別の関心領域を設定する必要がなくなるまで読影を続けることが可能である。別の関心領域を設定する必要がない場合は診断終了となる。
かくして第1の実施形態によれば、診断効率・精度の良い診断を行うことができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係わるX線撮影台の主要部の構成(図2)は第1の実施形態と同様なので説明は省略する。まず、図1のマンモグラフィ装置の構成要素の処理のうち第1の実施形態と異なる処理を行う構成要素のみ説明する。
発生部12は、画像記憶部10に記憶されているX線撮影によって得られた複数の収集画像に対して結像処理を行い、図4(a)に示すような、多断面の断層画像のデータ(マルチスライス画像データ)を発生する。
投影画像発生部14は多断面の断層画像のデータに基づいて投影画像を発生する。この投影画像は、多断面の断層画像のデータを貫くレイに沿って、レイ上の画素値を投影面に投影した画像である。
この投影画像は多断面の断層画像のデータの厚さ方向(図4のZ方向)の最大画素値を厚さ方向と鉛直な平面(図4のXY平面)に投影したMIP像又は多断面の断層画像のデータの重み付け平均値像などである。
領域設定部11は、操作部の入力に基づいて投影画像に関心領域を設定する。画像表示部15は関心領域に対応する部分の部分的断層画像のデータを多断面の断層画像のデータから抜き出して表示する。画像表示部15は多断面の断層画像のデータを上面から下面まで1枚ずつ順番に切り替えながら表示する。
画像処理部16は、投影画像や断層画像などの2次元画像に対して、診断・表示に適した階調に変換させるために画素値の分布を再配分する階調処理、関心領域内の画像の大きさを変化させる拡大処理等の任意の画像処理を行う。
この第2の実施形態において上述した構成要素以外の他の構成要素の説明は第1の実施形態と共通であるため、第1の実施形態と共通の符号を付して説明は省略する。
次に、図7を参照しながら第2の実施形態における一動作例を説明する。第1の実施形態と同様に、まず、トモシンセシス撮影を行い、複数の収集画像を得る。発生部12はこの複数の収集画像を結像し多断面の断層画像のデータを発生する(ステップSB1)。次に投影画像発生部14がこの発生した多断面の断層画像のデータに基づいて投影画像を発生する(ステップSB2)。この投影画像は断層画像データの厚さ方向(図4のZ方向)の最大画素値を厚さ方向と鉛直な平面(図4のXY平面)に投影したMIP像又は断層画像データの厚さ方向の重み付け平均値像などである。この投影画像を用いて第1段階の読影を行う(ステップSB3)。図8は第2の実施形態における診断時の表示画面例を示す図である。図8に示すように、第1段階の診断画像(投影画像)は、第1の実施形態における第1段階の診断画像と同様、1枚の画像で乳房全体に石灰化や腫瘤などの異常があるかないかの判断が可能である(ステップSB4)。この段階で石灰化や腫瘤などの異常が発見されなければ診断終了となる。
操作者が石灰化や腫瘤などの異常があると判断した場合、領域設定部11は、操作部9の入力に基づいて、モニタに映し出された診断画像上の異常がある部位に対し関心領域を設定する(ステップSB5)。画像処理部16は関心領域に対応する部分の多断面の断層画像のデータに階調処理、拡大等の画像処理を行う(ステップSB6)。
ここで、第2段階の読影が行われる(ステップSB7)。第2段階の読影では、画像表示部15は断層画像のデータを関心領域に対応する部分に限定して表示する。これにより、第1段階の読影で使用した投影画像よりも高分解能の画像を用いて読影ができる。また、図8に示すように、画像表示部15は、多断面の断層画像のデータから関心領域に対応する部分を抜き出し、上面から下面まで一枚ずつ順番にモニタに高解像度で表示することも可能である。この表示方法により石灰化や腫瘤などの異常部位周辺にある組織による重なりの影響を排除できる。
第2段階の読影が終了した時点で、別の関心領域を設定する必要があるかを判断する(ステップSB8)。別の関心領域を設定する場合、操作者はステップSB5に戻り、投影画像に対し別の関心領域を設定することで、第1の実施形態と同様、ステップSB5〜ステップSB7を繰り返すことが可能である。
(第2の実施形態の変形例)
図9は第2の実施形態の変形例における一動作例を説明するための図である。図9に示すように、第2の実施形態と第2の実施形態の変形例との違いはステップSC6とステップSC7のみなので、その2ステップのみ説明する。
操作者は第2の実施形態と同様に第1段階の読影を行い、投影画像に対して関心領域を設定すると、ステップSC6に進む。ステップSC6において、投影画像発生部14は、多断面の断層画像のデータに基づいて複数の断層画像数スライス分のMIP像を発生する。このステップSC6で使用するMIP像は、ステップSC2で使用する投影画像よりも高解像度を有する。図10A、図10Bは断層画像数スライス分のMIP像を説明するための図であり、一例として、断層画像3スライス分のMIP像の例が示されている。図10A、図10Bに示すように、断層画像数スライス分のMIP像は多断面の断層画像のデータを構成する断層画像のデータを数枚分まとめてMIP処理を行った結果発生するMIP像である。投影画像発生部14はMIP処理を行う断層画像を順番に変えながらMIP処理を行い、複数の断層画像数スライス分のMIP像を発生する。MIP処理される断層画像のデータは、図10Aに示すように、重複してもよいし、図10Bに示すように、重複しなくてもよい。
次に第2段階の読影が行われる(ステップSC7)。画像表示部15は、ステップSC6において発生された断層画像数スライス分のMIP像から関心領域に対応する部分を抜き出し、この抜き出した断層画像数スライス分のMIP像を一枚ずつ切り替えながらサイクリックに高解像度で表示する。この断層画像数スライス分のMIP像により3次元画像表示ほどではないが石灰化などの異常部位周辺の3次元構造をある程度把握できる。
この第2の実施形態の変形例において上述したステップ以外の他のステップの説明は第2の実施形態と共通であるため、第2の実施形態と共通の符号を付して説明は省略する。
かくして第2の実施形態によれば、診断効率・精度の良い診断を行うことができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…X線撮影台、2…X線管、3…高電圧発生部、4…支持機構、5…平面検出器、6…データ収集部、7…システム制御部、8…撮影制御部、9…操作部、10…画像記憶部、11…領域設定部、12…発生部、13…領域切出し部、14…投影画像発生部、15…画像表示部、16…画像処理部。

Claims (3)

  1. トモシンセシス撮影によって収集された複数の収集画像から複数の断層画像を発生する断層画像発生部と、
    前記複数の断層画像から投影画像を発生する投影画像発生部と、
    操作部と、
    前記操作部からの入力に基づいて前記投影画像に対し関心領域を設定する設定部と、
    前記関心領域に対応する部分に限定して前記複数の断層画像を前記投影画像よりも高分解能で表示する表示部と、
    を具備する画像表示装置であって、
    前記投影画像発生部は、前記複数の断層画像のうちの最大値投影処理対象の断層画像を順番に切替えながら前記最大値対象処理対象の断層画像に対して最大値投影処理を行うことにより複数の最大値投影像を発生し、
    前記表示部は、前記関心領域に対応する部分に限定して前記複数の最大値投影像を一枚ずつ順番に切り替えながら表示する、
    ことを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記投影画像発生部は、前記投影画像として、前記複数の断層画像を貫くレイ上の画素値のうちの最大画素値からなる投影像又は前記レイ上の画素値の重み付け平均値からなる投影像を発生する、請求項1記載の画像表示装置。
  3. 前記表示部は、前記複数の断層画像を1枚ずつ順番に切り替えながら表示する、請求項1記載の画像表示装置。
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