JP5439327B2 - シート材給送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像読取装置等にシート材を給送するシート材給送装置、及び該シート材給送装置を備える画像形成装置に関する。
シート材給送装置は、コピー機やファクシミリ等のように、原稿の画像を読み取る画像読取部を備える画像形成装置等と組み合わされて使用される装置である。シート材給送装置は、例えば、シート材が載置されるシート材載置部と、シート材載置部に載置されるシート材の下流側の下面側に配置されシート材の下流側端部を持ち上げるように上昇すると共にシート材の下流側端部を下げるように下降するシート材リフト部材と、シート材リフト部材の上面に対向配置可能な給送ローラであってシート材リフト部材により持ち上げられたシート材の上面に給送ローラを当接させながら回転させることによりシート材を送り出す給送ローラと、を備える(例えば、下記特許文献1,2参照)。
このようなシート材給送装置によれば、シート材リフト部材を上昇させてシート材の下流側端部を持ち上げ、この状態でシート材の上面に給送ローラを当接させながら回転させることによりシート材を送り出すことができる。
特開2009−286517号公報 特開2008−050144号公報
しかし、特許文献1,2記載のシート材給送装置においては、例えば、シート材載置部の下方でJAM(シート材の詰まり)が発生した場合に、JAMに気が付いたユーザが、JAMを解消しようとして(シート材を除こうとして)思わず、給送ローラによりシート材が送り出されている最中のシート材載置部を上げようとしてしまうことがある。その場合、シート材載置部における給紙がスムーズに行われなくなったり、ときには、シート材載置部においてもJAMを発生させてしまうこともある。
本発明は、シート材の給送の最中に、シート材が載置されるシート材載置部をユーザが上げてしまうことを防止することができるシート材給送装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、上記シート材給送装置を備える画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、シート材を給送するシート材給送装置であって、給送される前のシート材が載置され、第1係合部を有するシート材載置部と、前記シート材載置部に載置されるシート材の下流側の下面側に配置され、シート材の下流側端部を持ち上げるように上昇すると共にシート材の下流側端部を下げるように下降するシート材リフト部材と、前記シート材リフト部材の上面に対向配置可能な給送ローラであって、前記シート材リフト部材により持ち上げられたシート材の上面に該給送ローラを当接させながら回転させることにより、シート材を送り出す給送ローラと、正方向の作動時において前記シート材リフト部材を上昇させるように作動すると共に逆方向の作動時において前記シート材リフト部材を下降させるように作動するリフト作動部材と、前記シート材載置部の前記第1係合部に係合可能な第2係合部と、正方向の作動時において前記第2係合部を前記第1係合部に係合させるように作動すると共に逆方向の作動時において前記第2係合部を前記第1係合部に係合させないように作動する係合部作動部材と、前記リフト作動部材及び前記係合部作動部材を作動させる駆動力を発生する駆動部と、を備え、前記駆動部は、正方向の駆動時において前記シート材リフト部材を上昇させるように前記リフト作動部材を作動させると共に前記第2係合部を前記第1係合部に係合させるように前記係合部作動部材を作動させ、且つ、逆方向の駆動時において前記シート材リフト部材を下降させるように前記リフト作動部材を作動させると共に前記第2係合部を前記第1係合部に係合させないように前記係合部作動部材を作動させるシート材給送装置に関する。
また、前記シート材リフト部材は、正方向に回動することにより上昇し、逆方向に回動することにより下降し、前記リフト作動部材は、前記シート材リフト部材の下側に配置され第1回転軸を中心に回動するリフト部材であって正回動時において前記シート材リフト部材の下流側を持ち上げるように回動すると共に逆回動時において前記シート材リフト部材の下流側を下げるように回動するリフト部材と、前記リフト部材に連結され前記第1回転軸を形成する第1回転軸部材と、を有し、前記第2係合部は、第2回転軸を中心に回動し、前記係合部作動部材は、前記第2係合部に連結され前記第2回転軸を形成する第2回転軸部材であって、正回動時において前記第2係合部を前記第1係合部に係合させるように回動すると共に逆回動時において前記第2係合部を前記第1係合部に係合させないように回動する第2回転軸部材からなることが好ましい。
また、前記駆動部と前記第1回転軸部材及び前記第2回転軸部材との間の回転駆動力を伝達する駆動伝達部を備え、前記駆動伝達部は、その回転駆動力の伝達経路にトルクリミッタを有することが好ましい。
また、本発明は、前記シート材給送装置と、前記シート材給送装置により給送されたシート材の表面に形成された画像を読み取る画像読取部と、前記画像読取部により読み取られた画像に関する画像情報に基づいて、シート状の画像形成媒体に画像を形成する画像形成部と、を備える画像形成装置に関する。
本発明によれば、シート材の給送の最中に、シート材が載置されるシート材載置部をユーザが上げてしまうことを防止することができるシート材給送装置を提供することができる。
また、本発明によれば、上記シート材給送装置を備える画像形成装置を提供することができる。
本発明の画像形成装置の一実施形態としてのコピー機1における各構成要素の配置を説明するための左側面図である。 図1に示すシート材給送装置700のシート材リフト部材32の下流側端部が下がった状態におけるシート材搬送機構44とシート材リフト部材32との位置関係を示す模式図である。 図2に示したシート材載置部31上のシート材リフト部材32を取り外して、リフト作動部材35を露出させた状態の斜視図である。 図3に示した駆動伝達部46の周辺の拡大図である。 図4に示したロック部材361を取り外して、係合部作動部材37の一端を露出させた状態の斜視図である。 図3に示したシート材給送装置700に対して、シート材載置部31上にシート材リフト部材32を取り付け、駆動伝達部46に外部ケース461を取り付けた状態の斜視図である。 シート材給送装置700のシート材リフト部材32の下流側端部が上がった状態におけるシート材搬送機構44とシート材リフト部材32との位置関係を示す模式図である。 図7に示したシート材載置部31とシート材リフト部材32と給送ローラ34との関係を示す拡大図である。 図8に示した給送ローラ34及びシート材リフト部材32の拡大図である。 図9に示した給送ローラ34の周辺の拡大図である。 図6に示した駆動伝達部46の組立手順の説明図で、モータ38の出力軸に固定された原動歯車H0に噛み合う第1歯車H1が、第1支持軸d1に取り付けられた状態の斜視図である。 図11に示した状態から、第1歯車H1の第1支持軸d1に、トルクリミッタTR及び第2歯車H2が組み付けられ、第1歯車H1の回転がトルクリミッタTRを介して第2歯車H2に伝達される状態の斜視図である。 図12に示した状態から、第2支持軸d2に、第2歯車H2に噛み合う第3歯車H3と、第3歯車H3と一体的に回転する第4歯車H4とを組み付けた状態の斜視図である。 図13に示した状態から、第3支持軸d3に、第3歯車H3に噛み合う第5歯車H5と、第5歯車H5と一体的に回転してロック部材361の取付け部となる捻りコイルばね363とを組み付け、更に、第4支持軸d4に、第4歯車H4に噛み合う第6歯車H6と、第6歯車H6と一体的に回転する第7歯車H7とを組み付けた状態の斜視図である。 図14に示した状態から、第3支持軸d3にロック部材361が組み付けられた状態の斜視図である。 リフト作動部材35及び係合部作動部材37に駆動力を伝達する駆動伝達部46の内部の歯車列の配置を、リフト作動部材35側から見た斜視図である。 図16に示した回転力の伝達機構を、駆動伝達部46の外部ケース461を省いて、駆動伝達部46の外側から見た斜視図である。 図16に示した駆動伝達部46が逆回転駆動されたときのリフト作動部材35及び係合部作動部材37の回動状態を示す斜視図である。 図4に示した駆動伝達部46が逆回転駆動されたときの第2係合部36の状態を外側から見た斜視図である。 図15に示した駆動伝達部46が逆回転駆動されたときの第2係合部36の状態を内側から見た斜視図である。 図6に示した給送ローラユニット40の周囲を覆うサブカバーを取り外した状態の斜視図である。 図21に示した給送ローラユニット40を、伝達部材が設けられている側とは反対の側面側から見た斜視図である。 給送ローラユニット40のバランスを保つために給送ローラ34の回転軸方向の両側に付勢部材431,432が配置された構成の説明図である。 ユニットカバー部材が外され、付勢部材431,432による付勢力が発現しない状態における給送ローラユニット40の付勢部材431,432の周辺の縦断面図である。 給送ローラユニット40に設けられる遮蔽板472が光学センサ471の出射光を遮断し、原稿Gの送給が可能な状態ではないと光学センサ471により判断される状況の説明図である。 給送ローラユニット40に設けられる遮蔽板472が光学センサ471の出射光を遮断せず、原稿Gの送給が可能な状態にあると光学センサ471により判断される状況の説明図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
まず、図1により、本発明の画像形成装置の一実施形態としてのコピー機1における全体構造を説明する。図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態としてのコピー機1における各構成要素の配置を説明するための左側面図である。
図1に示すように、本実施形態のコピー機1は、画像読取装置200と、装置本体Mとを備える。
画像読取装置200は、画像読取部201と、画像読取部201の垂直方向上側に配置され画像読取部201に原稿G(シート材)を自動的に搬送するシート材給送装置700とを備える。
装置本体Mは、画像読取装置200(画像読取部201)の垂直方向下側に配置され、画像読取部201からの画像情報に基づいて用紙T(シート状の画像形成媒体)にトナー画像を形成する。
まず、シート材給送装置700について簡単に説明した後、画像読取装置200の画像読取部201と、装置本体Mについて説明し、その後、シート材給送装置700の詳細について説明する。
シート材給送装置700は、給送機構筐体701と、原稿載置部710と、原稿集積部720と、中間トレイ730とを備える。
給送機構筐体701は、シート材給送装置700における給送ローラユニット40(後述)及びシート材搬送機構44(後述)を収納する筐体である。
原稿載置部710は、画像が読み取られる前の原稿G(シート材)が積層状態に載置される部分である。
原稿集積部720は、原稿載置部710の垂直方向下側に位置し、所定の画像読取位置Jを通過した原稿Gが集積される部分である。
中間トレイ730は、原稿載置部710と原稿集積部720との間に配置され、原稿載置部710と原稿集積部720との間の空間Kを原稿集積部720側の原稿排出空間K1と原稿載置部710側の原稿スイッチバック用空間K2とに仕切るトレイである。
本実施形態のシート材給送装置700は、原稿載置部710に載置されている原稿Gを、給送機構筐体701内に設けられているシート材搬送機構44により画像読取位置Jに送り、画像読取部201による画像読取処理が終了した原稿Gを、原稿排出空間K1に排出する。また、本実施形態のシート材給送装置700は、原稿Gの両面の画像を連続して読取可能になっている。原稿Gの両面の画像を連続して読み取る場合には、画像読取位置Jに送られて一方の面の画像の読み取りが完了した原稿は、画像読取位置Jから原稿スイッチバック用空間K2に一旦送られ、原稿スイッチバック用空間K2からスイッチバックさせて再度画像読取位置Jに送り込まれる。他方の面の画像の読み取りが完了した後、原稿Gは、原稿排出空間K1に排出される。
原稿載置部710の詳細な構成、及び、給送機構筐体701内のシート材搬送機構の構成については、装置本体Mの説明の後で述べる。
次いで、画像読取部201について説明する。
画像読取部201は、例えば、光源を含む照明部と、光路を形成する複数のミラーと、結像レンズと、読取手段としてのCCDと、CCDにより読み取られた画像情報に対して所定の処理をすると共に画像情報を装置本体Mの画像形成部GKに出力させるCCD基板と、を備える。本実施形態においては、CCDを組み込んだ画像読取部202を、シート材給送装置700の画像読取位置Jに対応する位置に配置しており、シート材給送装置700により画像読取位置Jに給送された原稿Gの表面に形成された画像を、画像読取部202により読み取る。
続けて、装置本体Mについて説明する。
また、図1に示すように、装置本体Mは、所定の画像情報に基づいて用紙Tに所定の画像を形成する画像形成部GKと、用紙Tを画像形成部GKに給紙すると共に画像が形成された用紙Tを排紙する給排紙部KHとを有する。
図1に示すように、画像形成部GKは、感光体ドラム2と、帯電部10と、レーザスキャナユニット4と、現像器16と、トナーカートリッジ5と、トナー供給装置6と、転写ローラ8と、定着部としての定着装置9とを備える。
また、給排紙部KHは、給紙カセット52と、手差しトレイ65と、レジストローラ対80と、用紙Tの搬送路Lとを備える。
感光体ドラム2は、円筒形状の部材からなり、像担持体として機能する。感光体ドラム2は、図1の紙面に対して垂直な回転軸を中心に回転可能な態様で装置本体Mに配置される。感光体ドラム2の表面には、静電潜像が形成される。
帯電部10は、感光体ドラム2の垂直方向上側(上方)に配置される。帯電部10は、感光体ドラム2の表面を一様に正(プラス極性)帯電させる。
レーザスキャナユニット4は、感光体ドラム2の垂直方向上側(上方)に感光体ドラム2から離間して配置される。レーザスキャナユニット4は、不図示のレーザ光源、ポリゴンミラー、ポリゴンミラー駆動用モータ等を有して構成される。
レーザスキャナユニット4は、画像読取装置200から出力された画像情報に基づいて、感光体ドラム2の表面を走査露光する。レーザスキャナユニット4により走査露光されることによって、感光体ドラム2の表面に帯電した電荷が除去される。これにより、感光体ドラム2の表面に静電潜像が形成される。
現像器16は、感光体ドラム2の前方(図1における右側)に配置される。現像器16は、感光体ドラム2に形成された静電潜像に単色(通常はブラック)のトナー画像を現像する。現像器16は、感光体ドラム2に対向配置可能な現像ローラ17とトナー攪拌用の攪拌ローラ18とを有して構成される。
トナーカートリッジ5は、現像器16に供給されるトナーを収容する。
トナー供給装置6は、トナーカートリッジ5に収容されたトナーを、現像器16に供給する。
ドラムクリーニング装置11は、感光体ドラム2の後方(図1における左側)に配置される。ドラムクリーニング装置11は、感光体ドラム2の表面に残留したトナーや付着物を除去する。
転写ローラ8は、感光体ドラム2の表面に現像されたトナー画像を用紙Tに直接的に転写させる。転写ローラ8には、不図示の電圧印加手段により、感光体ドラム2に現像されたトナー画像を用紙Tに転写させるための転写バイアスが印加される。
なお、感光体ドラム2の表面に現像されたトナー画像は、中間転写ベルト等を介して、用紙Tに間接的に転写させることができる。
転写ローラ8は、感光体ドラム2に当接される当接位置と、感光体ドラム2から離間する離間位置とに移動可能に構成される。詳細には、転写ローラ8は、感光体ドラム2に現像されたトナー画像を用紙Tに転写させる場合には当接位置に移動され、他の場合には離間位置に移動される。
ここで、用紙Tは、感光体ドラム2と転写ローラ8とによって挟み込まれ、感光体ドラム2の表面(トナー画像が現像された側)に押し当てられる。このようにして転写部としての転写ニップNが形成され、感光体ドラム2に現像されたトナー画像は、用紙Tに転写される。
定着装置9は、用紙Tに転写されたトナー画像を構成するトナーを溶融させて、用紙Tに定着させる。定着装置9は、ヒータにより加熱される加熱ローラ9aと、加熱ローラ9aに圧接される加圧ローラ9bと、を備える。加熱ローラ9aと加圧ローラ9bとは、トナー画像が転写された用紙Tを挟持するようにして搬送する。用紙Tが加熱ローラ9aと加圧ローラ9bとの間に挟持されるように搬送されることによって、用紙Tに転写されたトナーは、溶融されると共に用紙Tの表面に定着される。
給紙カセット52は、装置本体Mの下部(垂直方向における下側)に配置される。給紙カセット52は、装置本体Mの前側(図1における右側)に水平方向に引き出し可能に配置される。給紙カセット52は、用紙Tが載置される載置板60を備えており、給紙カセット52には、載置板60に用紙Tが積層された状態で、用紙Tが収容される。カセット給紙部51は、給紙カセット52の用紙送り出し側端部(図1における右側端部)に配置される。カセット給紙部51は、給紙カセット52に収容された用紙Tを搬送路Lに送り出す。
カセット給紙部51は、載置板60に載置された用紙Tを取り出す前送りコロ61と、用紙Tを1枚ずつ搬送路Lに送り出すローラ対63とからなる重送防止機構を備える。
カセット給紙部51又は手差し給紙部64と排紙部50との間には、用紙Tを搬送する搬送路Lが形成される。搬送路Lは、カセット給紙部51から第1合流部P1までの第1搬送路L1と、第1合流部P1からレジストローラ対80までの第2搬送路L2と、レジストローラ対80から転写ローラ8までの第3搬送路L3と、転写ローラ8から定着装置9までの第4搬送路L4と、定着装置9から分岐部P3までの第5搬送路L5と、分岐部P3から排紙部50までの第6搬送路L6とを有する。
また、搬送路Lは、手差しトレイ65から第1合流部P1までの第7搬送路L7を有する。第1合流部P1は、カセット給紙部51から用紙Tを搬送する第1搬送路L1と、手差しトレイ65から用紙Tを搬送する第7搬送路L7との合流部である。
第2搬送路L2の途中には、第2合流部P2が配置される。更に、搬送路Lは、分岐部P3から第2合流部P2までの戻し搬送路Lbを有する。第2合流部P2は、第2搬送路L2と戻し搬送路Lbとの合流部である。
ここで、転写ローラ8における用紙Tの搬送方向の上流側(図1における右側)には、レジストローラ対80が配置される。レジストローラ対80は、用紙Tのスキュー(斜め給紙)補正や、トナー画像とのタイミング調整を行うためのローラ対である。
戻し搬送路Lbは、用紙Tの両面印刷を行う際に、既に印刷されている面とは反対面(非印刷面)を感光体ドラム2に対向させるために設けられる搬送路である。
戻し搬送路Lbによれば、分岐部P3から排紙部50側に搬送された用紙Tを表裏反転させて第2搬送路L2に戻すことができる。戻し搬送路Lbにより表裏反転された用紙Tは、感光体ドラム2により非印刷面に対して所定のトナー画像が転写される。
装置本体Mの前面側(図1における右側)であって給紙カセット52の上方には、手差し給紙部64が設けられる。手差し給紙部64は、手差しトレイ65と、給紙コロ66とを備える。手差しトレイ65は、その基端部が第7搬送路L7の入口近傍に回動自在(開閉自在)に取り付けられる。手差しトレイ65は、その閉状態において、装置本体Mの前面の一部を構成する。給紙コロ66は、手差しトレイ65に載置された用紙Tを取り出し、第7搬送路L7に向けて送り出す。
手差し給紙部64は、開状態の手差しトレイ65に載置された用紙Tを、第7搬送路L7及び第1合流部P1を介して、第2搬送路L2に給紙する。
第6搬送路L6における端部には、排紙部50が形成される。排紙部50は、装置本体Mにおける上方側に配置される。排紙部50は、装置本体Mの前方(図1における右方)に向けて開口している。排紙部50は、定着装置9によりトナーが定着された用紙Tを装置本体Mの外部に排紙する。
排紙部50における開口側には、排紙集積部M1が形成される。排紙集積部M1は、装置本体Mにおける上面(外面)に形成される。排紙集積部M1は、装置本体Mにおける上面が下方(垂直方向下側)に窪んで形成された部分である。排紙集積部M1の底面は、装置本体Mにおける上面の一部を構成する。排紙集積部M1には、排紙部50から排紙された、所定画像が転写された用紙Tが積層して集積される。
画像読取部201から出力された画像情報は、画像読取装置200から装置本体Mに出力される。
装置本体Mにおいて、入力された画像情報は、不図示の画像形成制御部に入力される。画像形成制御部は、画像情報に基づいて、画像形成部GKを構成する像担持体としての感光体ドラム2、帯電部10、レーザスキャナユニット4や現像器16等を制御する。感光体ドラム2には、画像情報に基づいて、所定のトナー画像が形成される。
搬送路Lを介して感光体ドラム2により形成される転写ニップNに搬送された用紙Tには、画像情報に基づいて原稿Gの画像と同じ画像が転写される。画像が形成された用紙Tは、排紙部50から排紙集積部M1に排紙される。
次に、本実施形態におけるシート材給送装置700の原稿載置部710、及び給送機構筐体701内のシート材搬送機構44について、図2から図26を用いて説明する。
まず、図2から図10に基づいて、シート材給送装置700の概略構成を説明する。
図2は、図1に示すシート材給送装置700のシート材リフト部材32の下流側端部が下がった状態におけるシート材搬送機構44とシート材リフト部材32との位置関係を示す模式図である。図3は、図2に示したシート材載置部31上のシート材リフト部材32を取り外して、リフト作動部材35を露出させた状態の斜視図である。図4は、図3に示した駆動伝達部46の周辺の拡大図である。図5は、図4に示したロック部材361を取り外して、係合部作動部材37の一端を露出させた状態の斜視図である。
図6は、図3に示したシート材給送装置700に対して、シート材載置部31上にシート材リフト部材32を取り付け、駆動伝達部46に外部ケース461を取り付けた状態の斜視図である。図7は、シート材給送装置700のシート材リフト部材32の下流側端部が上がった状態におけるシート材搬送機構44とシート材リフト部材32との位置関係を示す模式図である。図8は、図7に示したシート材載置部31とシート材リフト部材32と給送ローラ34との関係を示す拡大図である。図9は、図8に示した給送ローラ34及びシート材リフト部材32の拡大図である。図10は、図9に示した給送ローラ34の周辺の拡大図である。
本実施形態におけるシート材給送装置700は、図2及び図3に示すように、シート材載置部31(図2参照)と、シート材リフト部材32(図2参照)と、給送ローラ34(図2参照)と、リフト作動部材35(図2参照)と、第2係合部36(図3参照)と、係合部作動部材37(図3参照)と、モータ38(図3参照)と、を備える。
シート材載置部31は、給送される前の原稿Gが載置される原稿載置部710(図2参照)の主体となるトレイ本体である。このシート材載置部31は、その上流端31a側が図2に矢印Z1で示す上方に退避可能なように、下流端31b側において給送機構筐体701に回動自在に連結されて配置される。
シート材載置部31の上流端31a側を上方に退避させる操作は、例えば、シート材載置部31の下方に位置する原稿排出空間K1や原稿スイッチバック用空間K2においてJAMが発生したときに、JAMを解消する作業を容易にするために必要となる。
このシート材載置部31は、図4に示すように、一方の側面部に、第1係合部311を有する。この第1係合部311は、図5に示すように、略水平な係合面からなり、シート材載置部31を上方に退避不可に固定するために利用される。
シート材リフト部材32は、図2及び図6に示すように、シート材載置部31に載置される原稿Gの下流側の下面側に配置されるように、シート材載置部31の下流側の上面に組み付けられる。このシート材リフト部材32の上面32aは、シート材載置部31に載置される原稿Gの下流側が載置される載置面となる。
シート材リフト部材32は、図6に示すように、載置される原稿Gの両側の位置を規制する一対の可動側壁321を有している。一対の可動側壁321は、図6に矢印Y1で示すように、原稿Gの幅方向に移動可能に設けられている。一対の可動側壁321は、互いに離間する方向又は接近する方向に移動可能であり、種々のサイズの原稿Gの両側を位置決めすることができる。
シート材リフト部材32は、後述のリフト作動部材35の上方への回動動作によって、図7及び図8に示すように、下流側端部32bを上昇させるように回動する。これにより、原稿Gの下流側端部が持ち上がる。また、シート材リフト部材32は、後述のリフト作動部材35の下方への回動によって、図2に示したように、下流側端部32bを下降させるように回動する。これにより、原稿Gの下流側端部が下がる。図2は、シート材リフト部材32が、最下限位置まで下降し切った状態を示している。
図示していないが、シート材リフト部材32は、上流側端部32cにおいて、シート材載置部31に回動可能に係合している。シート材リフト部材32は、後述のリフト作動部材35の上方への回動動作によって、図7に矢印R1で示すように、上流側端部32cを回動支点として下流側端部32bが上方に移動するように、回動する。このときの回動を、正方向への回動と呼ぶ。
即ち、シート材リフト部材32は、正方向に回動することにより上昇し、逆方向に回動することにより下降する。
給送ローラ34は、図9及び図10に示すように、シート材リフト部材32の上面に対向して配置可能に設けられる。シート材リフト部材32の下流側端部32bがリフト作動部材35により上昇し、このシート材リフト部材32の上昇により原稿Gが持ち上げられると、給送ローラ34は、シート材リフト部材32上に載置されている原稿Gの上面に当接する。原稿Gに当接している給送ローラ34は、回転することにより、原稿Gを、シート材リフト部材32上から、給送機構筐体701内のシート材搬送機構44に送り出すことができる。本実施形態の給送ローラ34は、中空ゴムからなる。
図10に示すように、シート材リフト部材32における給送ローラ34と対向する位置には、分離部材325が設けられている。この分離部材325は、シート材載置部31に載置される原稿Gの下流側の面に対向配置されている。この分離部材325は、分離部材325と給送ローラ34との間に複数の原稿Gが挟まれているときに、分離部材325に接触している原稿Gの下面に大きな摩擦力を付与して、複数枚の原稿Gが同時に送り出されることを防止する。
給送機構筐体701内には、図2に示すように、給送ローラユニット40、シート材搬送機構44等が配置される。給送ローラ34は、給送ローラユニット40内に配置されている。シート材搬送機構44は、給送ローラユニット40が送り出す原稿Gを、画像読取位置Jを経由して原稿排出空間K1に排出する。給送機構筐体701内の給送ローラユニット40及びシート材搬送機構44の構成及び動作については、後述する。
リフト作動部材35は、図2及び図3に示すように、第1回転軸部材351と、リフト部材352と、を備える。
第1回転軸部材351は、図3に示すように、原稿Gの幅方向(図3の矢印Y2方向)に延びる軸部材である。この第1回転軸部材351は、図3に示すように、その両端部において、シート材載置部31の底壁312に設けられる軸受け部313によって、回転自在に支持される。図3に示す第1回転軸部材351の中心軸線は、リフト部材352の回転中心軸である第1回転軸m1となる。
リフト部材352は、図7及び図8に示すように、シート材リフト部材32の下側に配置される。リフト部材352は、その基端において、第1回転軸部材351に連結されており、第1回転軸m1を中心に回動する。リフト部材352は、第1回転軸部材351の軸方向に離間した2箇所に固定されている。リフト部材352は、正回動時(図7の矢印R2方向への回動時)において、シート材リフト部材32の下流側端部32bを持ち上げるように回動する。また、リフト部材352は、逆回動時(図7の矢印R2と逆方向への回動時)において、シート材リフト部材32の下流側端部32bを下げるように回動する。
即ち、リフト部材352は、正方向の作動時(図7の矢印R2方向への回動時)において、シート材リフト部材32を上昇させるように作動する。また、リフト部材352は、逆方向の作動時(図7の矢印R3方向への回動時)において、シート材リフト部材32を下降させるように作動する。
第2係合部36は、図4に示すように、シート材載置部31の第1係合部311に係合可能な面状の部位である。この第2係合部36は、図4に示す第2回転軸m2を中心に回動するフック形状のロック部材361に形成されている。第2係合部36は、図4に示すように、第1係合部311に係合することで、シート材載置部31の上方への変位を規制する。
係合部作動部材37は、図4及び図5に示すように、第2回転軸m2を中心に回転駆動される部材である。この係合部作動部材37の一端側は、ロック部材361に連結されており、第2回転軸m2を形成する第2回転軸部材を構成する。
係合部作動部材37は、正方向の作動時(図5において、矢印R4方向へ回動する正回動時)において、図4に示すように第2係合部36を第1係合部311に係合させるように作動する。また、係合部作動部材37は、逆方向の作動時(図5において、矢印R4方向とは逆の方向へ回動する逆回動時)において、第2係合部36を第1係合部311に係合させないように(第1係合部311から離脱させるように)作動する。
モータ38は、リフト作動部材35及び係合部作動部材37を作動させる駆動力を発生する駆動部である。このモータ38は、図6に示すように、駆動伝達部46の外部ケース461に取り付けられる。駆動伝達部46は、シート材載置部31の一方の側部(第1係合部311が設けられる側)に配置される。このモータ38は、外部ケース461内に組み込まれた歯車群(歯車列)及びトルクリミッタTRを介して、リフト作動部材35及び係合部作動部材37に駆動力を伝達する。
モータ38が取り付けられる駆動伝達部46は、モータ38と第1回転軸部材351及び係合部作動部材(第2回転軸部材)37との間の回転駆動力を伝達する機構であり、その回転駆動力の伝達経路の途中にトルクリミッタTRを有する。
次に、駆動伝達部46の構成を、図11から図20に基づいて説明する。
図11は、図6に示した駆動伝達部46の組立手順の説明図で、モータ38の出力軸に固定された原動歯車H0に噛み合う第1歯車H1が、第1支持軸d1に取り付けられた状態の斜視図である。図12は、図11に示した状態から、第1歯車H1の第1支持軸d1に、トルクリミッタTR及び第2歯車H2が組み付けられ、第1歯車H1の回転がトルクリミッタTRを介して第2歯車H2に伝達される状態の斜視図である。図13は、図12に示した状態から、第2支持軸d2に、第2歯車H2に噛み合う第3歯車H3と、第3歯車H3と一体的に回転する第4歯車H4とを組み付けた状態の斜視図である。
図14は、図13に示した状態から、第3支持軸d3に、第3歯車H3に噛み合う第5歯車H5と、第5歯車H5と一体的に回転してロック部材361の取付け部となる捻りコイルばね363とを組み付け、更に、第4支持軸d4に、第4歯車H4に噛み合う第6歯車H6と、第6歯車H6と一体的に回転する第7歯車H7とを組み付けた状態の斜視図である。図15は、図14に示した状態から、第3支持軸d3にロック部材361が組み付けられた状態の斜視図である。図16は、リフト作動部材35及び係合部作動部材37に駆動力を伝達する駆動伝達部46の内部の歯車列の配置を、リフト作動部材35側から見た斜視図である。
図17は、図16に示した回転力の伝達機構を、駆動伝達部46の外部ケース461を省いて、駆動伝達部46の外側から見た斜視図である。図18は、図16に示した駆動伝達部46が逆回転駆動されたときのリフト作動部材35及び係合部作動部材37の回動状態を示す斜視図である。図19は、図4に示した駆動伝達部46が逆回転駆動されたときの第2係合部36の状態を外側から見た斜視図である。図20は、図15に示した駆動伝達部46が逆回転駆動されたときの第2係合部36の状態を内側から見た斜視図である。
図11から図15は、駆動伝達部46を組み立てる手順を示している。
まず、図11に示すように、モータ38の出力軸に固定された原動歯車H0と噛み合う第1歯車H1は、第1支持軸d1に取り付けられる。なお、図11から図15において、各歯車に記入した矢印は、モータ38が正方向に回転駆動されたときにおける各歯車の回転方向を示している。
次いで、図12に示すように、第1歯車H1の第1支持軸d1に、伝達トルクを制限するトルクリミッタTRと、第2歯車H2とを組み付けて、第1歯車H1の回転がトルクリミッタTRを介して第2歯車H2に伝達される構成とする。
次いで、図13に示すように、第2支持軸d2に、第2歯車H2に噛み合う第3歯車H3と、第3歯車H3と一体的に回転する第4歯車H4とを組み付けて、第2歯車H2の回転が第3歯車H3及び第4歯車H4に伝達される構成とする。
次いで、図14に示すように、第3支持軸d3に、第3歯車H3に噛み合う第5歯車H5を組み付けると共に、第5歯車H5と一体的に回転してロック部材361の取付け部となる捻りコイルばね363を組み付ける。更に、第4支持軸d4に、第4歯車H4に噛み合う第6歯車H6と、第6歯車H6と一体的に回転する第7歯車H7とを組み付ける。
第3支持軸d3は、図5に示した係合部作動部材37となる軸である。図15に示すように、第3支持軸d3上の捻りコイルばね363に、ロック部材361が取り付けられて、駆動伝達部46の組み立てが完了する。
図16及び図17に示すように、リフト作動部材35の第1回転軸部材351には、第8歯車H8が固定されている。第8歯車H8は、駆動伝達部46における第7歯車H7に噛み合う。
モータ38には、駆動伝達部46を介して、係合部作動部材37及びリフト作動部材35が接続されている。つまり、モータ38の回転力は、駆動伝達部46を介して係合部作動部材37及びリフト作動部材35に伝達される。
図17に示すように、モータ38は、正方向の駆動時(図17の矢印R5方向への回転駆動時)において、シート材リフト部材32を上昇させるように、リフト作動部材35を作動させる。また、モータ38は、第2係合部36を第1係合部311に係合させるように、係合部作動部材37を作動させて、フック形状のロック部材361に設けられている第2係合部36を、シート材載置部31側に設けられている第1係合部311に係合させる。このとき、モータ38の回転力を係合部作動部材37に伝達する駆動伝達部46には、トルクリミッタTRが介在しているため、ロック部材361が過剰に回動することはない。
また、モータ38は、逆方向の駆動時(図12の矢印R5方向とは逆の方向への回転駆動時)において、シート材リフト部材32を下降させるように、リフト作動部材35を作動させると共に、第2係合部36を第1係合部311に係合させないように、係合部作動部材37を作動させる。具体的には、モータ38は、逆方向の駆動時には、図18に示すように、リフト作動部材35の第1回転軸部材351を矢印R6方向に回動させて、リフト部材352の位置を下げることで、シート材リフト部材32を下降させる。また、モータ38は、逆方向の駆動時には、図19及び図20にも示すように、第2係合部36と第1係合部311との係合が解除される方向(図18の矢印R7方向)に係合部作動部材37を回動させる。
本実施形態のシート材給送装置700においては、シート材給送装置700に設けられている給紙ボタン(図示せず)をユーザが押すと、モータ38が正回転し、駆動伝達部46を介して、リフト部材352及びシート材リフト部材32が上がる。そして、シート材載置部31に載置されている原稿Gが、分離部材325と給送ローラ34とに挟持された状態になり、給送ローラ34の回転駆動によってシート材載置部31上の原稿Gを送り出すことが可能になる。また、モータ38が正回転されると、フック形状のロック部材361が正方向に回動する。これにより、ロック部材361に設けられている第2係合部36は、シート材載置部31の第1係合部311に係合する。この状態では、シート材載置部31を上方に退避させることが規制されており、そのため、給紙動作中にユーザが誤ってシート材載置部31を跳ね上げようとしても、シート材載置部31を跳ね上げることはできず、不用意なシート材載置部31の跳ね上げに起因した給紙動作不良等の不都合の発生を防止することができる。
また、本実施形態のシート材給送装置700においては、給紙動作中に、紙詰まり等により給紙が停止すると、これに連動して、モータが(少しだけ)逆回転するようになっている。これにより、リフト部材352及びシート材リフト部材32が下がると共に、フック形状のロック部材361が逆方向に回動し、シート材載置部31の第1係合部311とロック部材361上の第2係合部36との係合が解除される。このように、第1係合部311と第2係合部36との係合が解除された状態では、シート材載置部31の前端を上方に退避させて、詰まった原稿Gを除去することができる。
次に、図9及び図10、及び図21から図26に基づいて、シート材載置部31上の原稿Gをシート材搬送機構44に送り出す給送ローラユニット40について説明する。
図20は、図15に示した駆動伝達部46が逆回転駆動されたときの第2係合部36の状態を内側から見た斜視図である。図21は、図6に示した給送ローラユニット40の周囲を覆うサブカバーを取り外した状態の斜視図である。図22は、図21に示した給送ローラユニット40を、伝達部材が設けられている側とは反対の側面側から見た斜視図である。図23は、給送ローラユニット40のバランスを保つために給送ローラ34の回転軸方向の両側に付勢部材431,432が配置された構成の説明図である。
図24は、ユニットカバー部材が外され、付勢部材431,432による付勢力が発現しない状態における給送ローラユニット40の付勢部材431,432の周辺の縦断面図である。図25は、給送ローラユニット40に設けられる遮蔽板472が光学センサ471の出射光を遮断し、原稿Gの送給が可能な状態ではないと光学センサ471により判断される状況の説明図である。図26は、給送ローラユニット40に設けられる遮蔽板472が光学センサ471の出射光を遮断せず、原稿Gの送給が可能な状態にあると光学センサ471により判断される状況の説明図である。
給送ローラユニット40は、図9及び図10並びに図21及び図22に示すように、給送ローラ34(図10参照)と、ローラ保持部材41(図10参照)と、伝達部材42(図21参照)と、付勢部材43(図10参照)と、を備えている。
図9及び図10に示すように、シート材リフト部材32が上昇して、シート材リフト部材32上に載置されている原稿Gが給送ローラ34側に押し上げられることで、給送ローラ34は原稿Gに当接する。給送ローラ34は、図10に示すように、シート材リフト部材32に設けられている分離部材325との間で原稿Gを挟み込んだ状態で、図10の矢印R10方向に回転駆動されることにより、原稿Gを下流側(図10では、矢印X10方向)に送り出す。
ローラ保持部材41は、給送ローラ34を回転自在に保持する筐体であり、シート材リフト部材32に対向する下面側を開放した略箱型形状に形成されている。このローラ保持部材41は、図21に示すように、給送機構筐体701内に架設された駆動軸702に取り付けられている。
駆動軸702は、図21に示すように、装置幅方向(図21の矢印Y21方向)に沿って、水平に配置されており、不図示の回転伝達機構によって回転駆動される。
ローラ保持部材41の駆動軸702が挿通する部位には、駆動軸702を回転自在に支持する軸受けが設けられており、そのため、駆動軸702が回転駆動されても、ローラ保持部材41自体は回転せず、水平な取り付け状態を維持可能になっている。
本実施形態のローラ保持部材41は、給送ローラ34の中心を挿通しているローラ軸341(図10参照)の両端を回転自在に支持することにより、給送ローラ34を保持する。装置幅方向に対向するローラ保持部材41の両側壁部411には、ローラ軸341の両端を回転自在に支持する軸受け部が設けられている。
本実施形態のローラ保持部材41は、図9に示すように、給送ローラ34よりも下流側となる位置に、ベルト式の給送手段413を保持している。
このベルト式の給送手段413は、原稿Gの搬送方向に沿って離間して配置された一対のローラ414,415と、これらの間に掛け渡された搬送ベルト416と、搬送ベルト416にその下方から押し当てられる押圧ローラ417と、を備えている。ベルト式の給送手段413は、搬送ベルト416と押圧ローラ417との間に原稿Gを挟んで、図9に矢印X9で示す方向に搬送ベルト416を走行させることにより、原稿Gを下流に搬送する。
伝達部材42は、図21に示すように、駆動軸702に固定された第1プーリ421と、給送ローラ34のローラ軸341に固定された第2プーリ422と、これらのプーリ間に掛け渡されたベルト423とを備え、駆動軸702の回転駆動力を給送ローラ34に伝達する。
本実施形態の給送ローラユニット40においては、伝達部材42は、ローラ保持部材41における給送ローラ34の回転軸方向(図21では、矢印Y21方向)の一方側のみに配置されている。
付勢部材43は、ローラ保持部材41を分離部材325に向けて付勢する部材である。本実施形態においては、伝達部材42が設けられた給送ローラ34の回転軸方向の前記一方側よりも、伝達部材42が設けられていない給送ローラ34の回転軸方向の他方側の方が、ローラ保持部材41への付勢力が大きくなるように、付勢部材43は構成される。
このように付勢部材43による付勢力に偏りを持たせたことで、給送ローラユニット40の一方の側にのみ伝達部材42を設けたことによるバランスの崩れを抑止することができ、給送ローラユニット40のバランスが崩れにくい。
本実施形態の付勢部材43は、具体的には、図23に示すように、ローラ保持部材41に配置される第1バネ431と、第2バネ432とを備える。第1バネ431及び第2バネ432は、給送ローラ34の回転軸方向(図23では、矢印X23方向)に離間して、ローラ保持部材41に配置される。また、第1バネ431及び第2バネ432は、図10に示すように、分離部材325とは反対側に位置するローラ保持部材41において、それぞれ給送ローラ34の回転軸方向の前記一方側及び前記他方側にそれぞれ離間した位置に配置される。
第1バネ431は、伝達部材42が設けられた側に配置されている。第2バネ432は、ローラ保持部材41において給送ローラ34の回転軸方向の前記他方側(即ち、伝達部材42が設けられていない側)に配置されている。第2バネ432によるローラ保持部材41への付勢力は、第1バネ431によるローラ保持部材41への付勢力よりも大きく設定されている。
第2バネ432の付勢力を第1バネ431の付勢力よりも大きくする具体策としては、例えば、第2バネ432の長さを第1バネ431の長さよりも長く設定して、給送機構筐体701内に給送ローラユニット40を組み付けた際の弾性変形量を異ならせる方法がある。また、別の具体策としては、第2バネ432の弾性率を、第1バネ431の弾性率よりも大きく設定する方法もある。
本実施形態の給送機構筐体701は、図6及び図10に示すように、給送ローラユニット40の上方を着脱可能に覆うユニットカバー部材704と、給送ローラユニット40の周囲を着脱可能に覆うサブカバー705と、を備えている。サブカバー705は、ユニットカバー部材704を取り外した状態で露出する。図21は、サブカバー705も取り外した状態を示す。
本実施形態の給送ローラユニット40においては、第1バネ431及び第2バネ432は、圧縮コイルばねからなり、図24に示すように、ローラ保持部材41の上面に開放する所定深さのバネ装着穴427に装着される。そして、バネ装着穴427に装着された第1バネ431及び第2バネ432の頂部には、着座用キャップ434が装着される。
図10に示すように、給送ローラユニット40の上方がユニットカバー部材704により覆われる状態では、着座用キャップ434は、ユニットカバー部材704との接触によりバネ装着穴427の内部に向けて押し込まれる。これにより、第1バネ431及び第2バネ432が圧縮状態となり、第1バネ431及び第2バネ432に所定の付勢力が発生する。
即ち、本実施形態の給送ローラユニット40における第1バネ431及び第2バネ432による付勢力は、図10に示したように、第1バネ431及び第2バネ432をローラ保持部材41とユニットカバー部材704との間で挟み込む状態となることで発現する。また、前記付勢力は、図24に示したように、第1バネ431及び第2バネ432をローラ保持部材41とユニットカバー部材704との間で挟み込まない状態となることで発現しなくなる。
更に、本実施形態の給送ローラユニット40は、図25及び図26に示すように、ローラ保持部材41の側面部におけるシート材リフト部材32寄りの位置に、給送動作を開始する準備が整ったか否かを判定する給送準備判定機構47を備える。
この給送準備判定機構47は、図25及び図26に示すように、光を出射する光学センサ471と、光学センサ471の出射光を遮蔽可能な遮蔽板472とを備えている。
光学センサ471は、給送ローラユニット40の周囲の固定構造物上に取り付けられている。また、遮蔽板472は、ローラ保持部材41の側面から延出する延出片473の先端部に固定されている。シート材リフト部材32が上昇して、シート材リフト部材32上に載置されている原稿Gが給送ローラ34に当接し、これによりローラ保持部材41の給送ローラ34側の端部が上昇するときには、遮蔽板472は、光学センサ471の出射光の遮断を解除する。
この給送準備判定機構47は、遮蔽板472が光学センサ471の出射光の遮断を解除するとき(すなわち、シート材リフト部材32上に載置されている原稿Gが給送ローラ34に当接した状態になったとき)に、給送が可能になったと判定して、給送ローラ34の回転駆動を開始する。
次に、給送ローラユニット40が送り出す原稿Gを、画像読取位置Jを経由して原稿排出空間K1に排出するシート材搬送機構44の構成を、図7に基づいて説明する。
シート材搬送機構44は、図7に示すように、給送ローラユニット40から送り出される原稿Gを、複数の搬送ローラr1,r2,r3,r4により画像読取位置Jに送る読み取り用搬送路L10と、読み取りが完了した原稿Gを画像読取位置Jから原稿排出空間K1に送る排出用搬送路L11と、読み取りが完了した原稿Gを画像読取位置Jから原稿スイッチバック用空間K2に送るスイッチバック用搬送路L12と、原稿スイッチバック用空間K2に送った原稿Gを表裏反転させて読み取り用搬送路L10に戻す戻し搬送路L13とを備える。
このシート材搬送機構44においては、片面の読み取りを行う原稿Gは、画像読取位置Jでの読み取りが完了した後、直ちに原稿排出空間K1に排出される。一方、両面の読み取りが必要な原稿Gは、画像読取位置Jで一方の面の読み取りが完了した後、画像読取位置Jから原稿スイッチバック用空間K2に送られ、原稿スイッチバック用空間K2からスイッチバックされて戻す戻し搬送路L13から読み取り用搬送路L10に戻される。これにより、原稿Gの両面に対する読み取りを連続的に実行することができる。
本実施形態によれば、例えば、次の効果が奏される。
本実施形態のシート材給送装置700は、給送される前の原稿Gが載置され、第1係合部311を有するシート材載置部31と、シート材載置部31に載置される原稿Gの下流側の下面側に配置され、原稿Gの下流側端部を持ち上げるように上昇すると共に原稿Gの下流側端部を下げるように下降するシート材リフト部材32と、シート材リフト部材32の上面に対向配置可能な給送ローラ34であって、シート材リフト部材32により持ち上げられた原稿Gの上面に給送ローラ34を当接させながら回転させることにより、原稿Gを送り出す給送ローラ34と、正方向の作動時においてシート材リフト部材32を上昇させるように作動すると共に逆方向の作動時においてシート材リフト部材32を下降させるように作動するリフト作動部材35と、シート材載置部31の第1係合部311に係合可能な第2係合部36と、正方向の作動時において第2係合部36を第1係合部311に係合させるように作動すると共に逆方向の作動時において第2係合部36を第1係合部311に係合させないように作動する係合部作動部材37と、リフト作動部材35及び係合部作動部材37を作動させる駆動力を発生するモータ38と、を備えている。また、モータ38は、正方向の駆動時においてシート材リフト部材32を上昇させるようにリフト作動部材35を作動させると共に第2係合部36を第1係合部311に係合させるように係合部作動部材37を作動させ、且つ、逆方向の駆動時においてシート材リフト部材32を下降させるようにリフト作動部材35を作動させると共に第2係合部36を第1係合部311に係合させないように係合部作動部材37を作動させる。
そのため、本実施形態によれば、シート材載置部31に載置された原稿Gを給紙する場合には、モータ38の駆動力でシート材リフト部材32が上昇させられ、給紙すべき原稿Gが給送ローラ34に当接した状態にされる。更に、シート材リフト部材32が上昇させられるときは、モータ38の駆動力で、係合部作動部材37が作動して、第1係合部311に第2係合部36を係合させて、シート材載置部31を上方に退避させることが規制される。従って、シート材給送装置700が原稿Gの給送の最中には、ユーザが誤ってシート材載置部31を跳ね上げようとしても、シート材載置部31を跳ね上げることはできず、不用意なシート材載置部31の跳ね上げに起因した給紙動作不良等の不都合の発生を防止することができる。
また、本実施形態においては、シート材リフト部材32は、正方向に回動することにより上昇し、逆方向に回動することにより下降し、リフト作動部材35は、シート材リフト部材32の下側に配置され第1回転軸m1を中心に回動するリフト部材352であって正回動時においてシート材リフト部材32の下流側を持ち上げるように回動すると共に逆回動時においてシート材リフト部材32の下流側を下げるように回動するリフト部材352と、リフト部材352に連結され第1回転軸m1を形成する第1回転軸部材351と、を有する。また、第2係合部36は、第2回転軸m2を中心に回動し、係合部作動部材37は、第2係合部36に連結され第2回転軸m2を形成する第2回転軸部材であって、正回動時において第2係合部36を第1係合部311に係合させるように回動すると共に逆回動時において第2係合部36を第1係合部311に係合させないように回動する。
そのため、本実施形態によれば、例えば、シート材リフト部材32の上昇又は下降動作、第1係合部311と第2係合部36との係合動作及び係合解除動作などの、各構成部品の動作を、1つのモータ38からの回転力の入力により制御することができ、各部の動作制御を容易にすることができる。
本実施形態においては、モータ38と第1回転軸部材351及び第2回転軸部材との間の回転駆動力を伝達する駆動伝達部46を備え、駆動伝達部46は、その回転駆動力の伝達経路にトルクリミッタTRを有する。
そのため、本実施形態によれば、モータ38の駆動力を駆動伝達部46を介して受ける係合部作動部材37やリフト作動部材35は、第2係合部36を第1係合部311に係合又は係合解除させる際に、係合部作動部材37が過剰に回動することがなく、回転動作する部品の動作を安定させることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、種々の形態で実施することができる。
本実施形態において、画像形成装置としてモノクロのコピー機1について説明しているが、これに限定されず、画像形成装置は、例えば、カラーコピー機、プリンタ、ファクシミリ及びこれらの複合機等であってもよい。
シート材リフト部材32は、回動により上昇又は下降するものに制限されず、例えば、直線的に上昇又は下降するものでもよい。
リフト作動部材35は、回動せずに上昇又は下降するものでもよい。
係合部作動部材37は、回動しないものでもよい。
また、本実施形態において、シート材給送装置700は、装置本体Mと一体的に形成されているが、これに限定されず、装置本体Mと別個の筐体により構成されていてもよい。また、シート材給送装置700は、装置本体Mに対して着脱可能に構成されてもよい。
また、本発明のシート材給送装置700で使用する給送ローラユニット40において、ローラ保持部材41を分離部材325側に付勢する第1バネ431と第2バネ432の付勢力を相異させる方法としては、上記の実施の形態で示した方法に限らない。
例えば、ローラ保持部材41の中心線から第1バネ431及び第2バネ432のそれぞれの取り付け位置までの離間距離を相異させることで、ローラ保持部材41に作用するモーメント荷重をバランスさせるようにしても良い。
1……コピー機(画像形成装置)、31……シート材載置部、32……シート材リフト部材、32b……下流側端部、34……給送ローラ、35……リフト作動部材、36……第2係合部、37……係合部作動部材(第2回転軸部材)、38……モータ(駆動部)、40……給送ローラユニット、46……駆動伝達部、461……外部ケース、200……画像読取装置、201……画像読取部、202……画像読取部、311……第1係合部、351……第1回転軸部材、352……リフト部材、700……シート材給送装置、m1……第1回転軸G、m2……第2回転軸、G……原稿(シート材)、GK……画像形成部、J……画像読取位置、T……用紙(画像形成媒体)、TR……トルクリミッタ

Claims (2)

  1. シート材を給送するシート材給送装置であって、
    給送される前のシート材が載置され、第1係合部を有するシート材載置部と、
    前記シート材載置部に載置されるシート材の下流側の下面側に配置され、シート材の下流側端部を持ち上げるように上昇すると共にシート材の下流側端部を下げるように下降するシート材リフト部材と、
    前記シート材リフト部材の上面に対向配置可能な給送ローラであって、前記シート材リフト部材により持ち上げられたシート材の上面に該給送ローラを当接させながら回転させることにより、シート材を送り出す給送ローラと、
    正方向の作動時において前記シート材リフト部材を上昇させるように作動すると共に逆方向の作動時において前記シート材リフト部材を下降させるように作動するリフト作動部材と、
    前記シート材載置部の前記第1係合部に係合可能な第2係合部と、
    正方向の作動時において前記第2係合部を前記第1係合部に係合させるように作動すると共に逆方向の作動時において前記第2係合部を前記第1係合部に係合させないように作動する係合部作動部材と、
    前記リフト作動部材及び前記係合部作動部材を作動させる駆動力を発生する駆動部と、を備え、
    前記駆動部は、正方向の駆動時において前記シート材リフト部材を上昇させるように前記リフト作動部材を作動させると共に前記第2係合部を前記第1係合部に係合させるように前記係合部作動部材を作動させ、且つ、逆方向の駆動時において前記シート材リフト部材を下降させるように前記リフト作動部材を作動させると共に前記第2係合部を前記第1係合部に係合させないように前記係合部作動部材を作動させ
    前記シート材リフト部材は、正方向に回動することにより上昇し、逆方向に回動することにより下降し、
    前記リフト作動部材は、前記シート材リフト部材の下側に配置され第1回転軸を中心に回動するリフト部材であって正回動時において前記シート材リフト部材の下流側を持ち上げるように回動すると共に逆回動時において前記シート材リフト部材の下流側を下げるように回動するリフト部材と、前記リフト部材に連結され前記第1回転軸を形成する第1回転軸部材と、を有し、
    前記第2係合部は、第2回転軸を中心に回動し、
    前記係合部作動部材は、前記第2係合部に連結され前記第2回転軸を形成する第2回転軸部材であって、正回動時において前記第2係合部を前記第1係合部に係合させるように回動すると共に逆回動時において前記第2係合部を前記第1係合部に係合させないように回動する第2回転軸部材からなり、
    前記駆動部と前記第1回転軸部材及び前記第2回転軸部材との間の回転駆動力を伝達する駆動伝達部を備え、
    前記駆動伝達部は、その回転駆動力の伝達経路にトルクリミッタを有し、
    シート材の供給動作中にシート材の供給が停止すると、これに連動して、前記駆動部が逆回転するようになってい
    シート材給送装置。
  2. 請求項1に記載にシート材給送装置と、
    前記シート材給送装置により給送されたシート材の表面に形成された画像を読み取る画像読取部と、
    前記画像読取部により読み取られた画像に関する画像情報に基づいて、シート状の画像形成媒体に画像を形成する画像形成部と、を備える
    画像形成装置。
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