JP5439156B2 - 架線レス車両の運行支援装置 - Google Patents

架線レス車両の運行支援装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5439156B2
JP5439156B2 JP2009286088A JP2009286088A JP5439156B2 JP 5439156 B2 JP5439156 B2 JP 5439156B2 JP 2009286088 A JP2009286088 A JP 2009286088A JP 2009286088 A JP2009286088 A JP 2009286088A JP 5439156 B2 JP5439156 B2 JP 5439156B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
traffic light
speed
time
station
travel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009286088A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011126404A (ja
Inventor
雅也 三竹
貴之 河野
克明 森田
武也 川村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2009286088A priority Critical patent/JP5439156B2/ja
Priority to CN201080033988.1A priority patent/CN102470886B/zh
Priority to KR1020127002566A priority patent/KR101356904B1/ko
Priority to PCT/JP2010/064209 priority patent/WO2011074288A1/ja
Priority to US13/383,664 priority patent/US8781704B2/en
Priority to SG2012002176A priority patent/SG177620A1/en
Publication of JP2011126404A publication Critical patent/JP2011126404A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5439156B2 publication Critical patent/JP5439156B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61LGUIDING RAILWAY TRAFFIC; ENSURING THE SAFETY OF RAILWAY TRAFFIC
    • B61L15/00Indicators provided on the vehicle or train for signalling purposes
    • B61L15/0058On-board optimisation of vehicle or vehicle train operation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L15/00Methods, circuits, or devices for controlling the traction-motor speed of electrically-propelled vehicles
    • B60L15/40Adaptation of control equipment on vehicle for remote actuation from a stationary place
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61LGUIDING RAILWAY TRAFFIC; ENSURING THE SAFETY OF RAILWAY TRAFFIC
    • B61L27/00Central railway traffic control systems; Trackside control; Communication systems specially adapted therefor
    • B61L27/04Automatic systems, e.g. controlled by train; Change-over to manual control
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61LGUIDING RAILWAY TRAFFIC; ENSURING THE SAFETY OF RAILWAY TRAFFIC
    • B61L27/00Central railway traffic control systems; Trackside control; Communication systems specially adapted therefor
    • B61L27/10Operations, e.g. scheduling or time tables
    • B61L27/16Trackside optimisation of vehicle or train operation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Description

本発明は、架線レス車両の運行支援装置に関し、詳しくは、現在停車中の駅から次駅までの走行区間における速度パターンを算出する運行支援装置に関する。
従来、架線レス車両などの交通車両は、自動車などの車両の走行を規制する交通信号機の管理下に置かれている。したがって、交通車両の運転士は、交通信号機の現示に従って交通車両を進行させ又は停止させる運転を行っている。
このような交通信号機の管理下においては、交通車両の停止及び再発進が繰り返し行われるので、定時運行を行うことができず、利用者の不便をまねく可能性がある。特許文献1では、停止や再発進を極力なくして定時運行を行うことが可能な速度パターンを算出する運行支援装置が開示されている。
特開2006−44492号公報
しかしながら、上述の特許文献1で算出された速度パターンは、加速及び減速する区間が多く、等速走行が行われている区間が少ないため、交通車両におけるエネルギー効率が悪いという問題があった。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、架線レス車両のエネルギー効率を向上させるような速度パターンを算出することが可能な架線レス車両の運行支援装置を提供することである。
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明は、現在停車中の駅から次駅までの走行区間における速度パターンを算出する架線レス車両の運行支援装置において、前記架線レス車両の運行ダイヤ情報と前記走行区間上にある次駅の情報と前記走行区間上にある複数の信号機の情報とを予め記憶する記憶手段と、前記運行ダイヤ情報と前記次駅の情報と前記複数の信号機の情報とに基づいて前記架線レス車両の速度パターンを算出する速度パターン算出手段とを備え、現在停車中の駅と前記複数の信号機の中の最初の信号機との間の速度パターンを算出する場合、前記速度パターン算出手段は、前記架線レス車両が最初の信号機で止まらないことと、現在停車中の駅から発車する際について一定の加速度で加速を行うことと、加速後は前記架線レス車両が一定の第1の速度で走行することとを満たす速度パターンを算出するようになっており、前記第1の速度は、前記架線レス車両が最高速度で走行した場合における現在停車中の駅から最初の信号機までの走行時間と、前記運行ダイヤ情報を考慮して算出される現在停車中の駅から最初の信号機までの走行時間と、現在停車中の駅から最初の信号機までの走行距離と、最初の信号機の情報と、前記一定の加速度とに基づいて算出されるようになっている。
また、本発明によれば、前記速度パターン算出手段は、前記架線レス車両が最高速度で走行すると仮定したときに前記架線レス車両が最初の信号機で停車することになるかを判定するようになっており、前記架線レス車両が最初の信号機で停車することになると判定された場合、前記第1の速度は、以下の第1の関係式と第3の関係式とに基づいて算出され、前記架線レス車両が最初の信号機で停車せずに通過できると判定された場合、前記第1の速度は、以下の第2の関係式と第3の関係式とに基づいて算出される。
[第1の関係式]
=(ttarget−t)+tm1
[第2の関係式]
=(tlimit−t)+tm1
[第3の関係式]
=L/V+V/2a
但し、Vは前記第1の速度であり、aは前記一定の加速度であり、tは現在停車中の駅から最初の信号機までの走行時間であり、tは現在停車中の駅からの発車時刻であり、ttargetは最初の信号機が次に赤から青になる時刻であり、tlimitは最初の信号機が次に青から赤になる時刻であり、tm1は前記走行時間tにおけるマージンであり、Lは現在停車中の駅から最初の信号機までの走行距離である。
また、本発明によれば、前記複数の信号機の中の第1の信号機とその次にある第2の信号機との間の速度パターンを算出する場合、前記速度パターン算出手段は、前記架線レス車両が前記第2の信号機で止まらないことと、前記第1の信号機を通過した後に前記一定の加速度で加減速を行うことと、前記一定の加速度による加減速を1回以下とすることと、加減速の後は前記架線レス車両が一定の第2の速度で走行することとを満たす速度パターンを算出するようになっており、前記第2の速度は、前記架線レス車両が最高速度で走行した場合における前記第1の信号機から前記第2の信号機までの走行時間と、前記運行ダイヤ情報を考慮して算出される前記第1の信号機から前記第2の信号機までの走行時間と、前記第1の信号機から前記第2の信号機までの走行距離と、前記第2の信号機の情報と、前記一定の加速度とに基づいて算出されるようになっている。
また、本発明によれば、前記速度パターン算出手段は、前記架線レス車両が最高速度で走行すると仮定したときに前記架線レス車両が前記第2の信号機で停車することになるかを判定するようになっており、前記架線レス車両が前記第2の信号機で停車することになると判定された場合、前記第2の速度は、以下の第4の関係式と第6の関係式とに基づいて算出され、前記架線レス車両が前記第2の信号機で停車せずに通過できると判定された場合、前記第2の速度は、以下の第5の関係式と第6の関係式とに基づいて算出される。
[第4の関係式]
=(ttarget−tg1)+tm2
[第5の関係式]
=(tlimit−tg1)+tm2
[第6の関係式]
=L/V+(V−V/2aV
但し、Vは前記第2の速度であり、aは前記一定の加速度であり、Vは前記第1の信号機を通過したときの速度であり、tは前記第1の信号機から前記第2の信号機までの走行時間であり、tg1は前記第1の信号機を通過する時刻であり、ttargetは前記第2の信号機が次に赤から青になる時刻であり、tlimitは前記第2の信号機が次に青から赤になる時刻であり、tm2は前記走行時間tにおけるマージンであり、Lは前記第1の信号機から前記第2の信号機までの走行距離である。
また、本発明によれば、前記複数の信号機の中の最後の信号機と次駅との間の速度パターンを算出する場合、前記速度パターン算出手段は、次駅に到着する際について前記一定の加速度で減速を行うことと、減速する前は前記架線レス車両が前記最後の信号機を通過した際の第3の速度で一定走行することとを満たす速度パターンを算出するようになっており、前記第3の速度は、前記運行ダイヤ情報を考慮して算出される最後の信号機から次駅までの走行時間と、最後の信号機から次駅までの走行距離と、前記一定の加速度とに基づいて算出されるようになっている。
また、本発明によれば、前記第3の速度は、以下の第7の関係式と第8の関係式とに基づいて算出される。
[第7の関係式]
=(t−tg2)+tm3
[第8の関係式]
=L/V+V/2a
但し、Vは前記第3の速度であり、aは前記一定の加速度であり、tは最後の信号機から次駅までの走行時間であり、tは次駅への到着時刻であり、tg2は最後の信号機を通過したときの時刻であり、tm3は前記走行時間tにおけるマージンであり、Lは最後の信号機から次駅までの走行距離である。
また、本発明によれば、走行中の前記架線レス車両の位置及び速度を検出する検知手段を更に備え、前記速度パターン算出手段は、前記検知手段により検出された前記架線レス車両の現在の位置及び速度に基づいて前記第1ないし第3の速度を補正するように構成されている。
本発明に係る架線レス車両の運行支援装置によれば、現在停車中の駅から最初の信号機までの間と、複数の信号機における第1の信号機からその次にある第2の信号機までの間と、最後の信号機から次駅までの間の各区間において架線レス車両の加速あるいは減速が1回以下となるので、加減速によるエネルギー消費が抑えられる。しかも、加減速区間の後に等速区間があるような速度パターンを算出するので、架線レス車両のエネルギー効率を従来に比べて向上させることができる。
また、本発明に係る架線レス車両の運行支援装置によれば、現在停車中の駅と次駅との間に信号機がない場合、加減速がそれぞれ1回で且つ加速後は等速走行するような速度パターンが算出されるので、架線レス車両のエネルギー効率を従来に比べて向上させることができる。
また、本発明に係る架線レス車両の運行支援装置によれば、速度パターン算出手段は、架線レス車両の現在の位置や速度を検知手段から取得して、架線レス車両の速度パターンを補正するようになっているので、交通の混雑状況など様々な状況で架線レス車両に遅延等が発生した場合においても、速度パターンを補正することにより運行ダイヤに従った定時運行を行うことができる。
本発明の実施形態に係る架線レス車両の運行支援装置の構成を示した図である。 現在停車中の駅から複数の信号機の中の最初の信号機まで走行した場合の時刻tと速度Vの関係を示した図である。 現在停車中の駅と最初の信号機との間の速度パターンを算出する場合のフローチャートである。 第1の信号機からその次にある第2の信号機まで走行した場合の時刻tと速度Vの関係を示した図である。 第1の信号機とその次にある第2の信号機との間の速度パターンを算出する場合のフローチャートである。 最後の信号機から次駅まで走行した場合の時刻tと速度Vの関係を示した図である。 現在停車中の駅から次駅まで走行した場合の時刻tと速度Vの関係を示した図である。 現在の位置から次にある第2の信号機まで走行した場合の時刻tと速度Vの関係を示した図である。 現在の位置と第2の信号機との間の速度パターンを算出する場合のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態に係る架線レス車両の運行支援装置を、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態に係る架線レス車両の運行支援装置の構成を示した図である。
図1の運行支援装置1は、架線レス車両(図示せず)に搭載されるものであり、現在停車中の駅から次駅までの走行区間における速度パターンを算出するように構成されている。
図1に示すように、運行支援装置1は、架線レス車両の運行ダイヤ情報と走行区間上にある次駅の情報と走行区間上にある複数の信号機の情報とを予め記憶する記憶手段2と、運行ダイヤ情報と次駅の情報と複数の信号機の情報とに基づいて架線レス車両の速度パターンを算出する速度パターン算出手段3と、走行中の架線レス車両の位置及び速度を検出する検知手段4と、速度パターンを表示する表示手段5とを備えている。
上述の運行ダイヤ情報は、架線レス車両の時刻表の情報を含み、例えば、現在停車中の駅からの出発時刻や次駅への到着時刻の情報を含んでいる。また、次駅の情報は、次駅の位置情報と次駅までの距離の情報とを含んでいる。また、信号機の情報は、走行区間上にある各信号機の位置情報と、各信号機間の距離と、信号機が赤から青及び青から赤に変わる時刻の情報とを含んでいる。
図1に示すように、速度パターン算出手段3は、記憶手段2に接続されており、速度パターン算出手段3は、運行ダイヤ情報と次駅の情報と複数の信号機の情報とを記憶手段2から取得して、架線レス車両の速度パターンを算出するようになっている。また、速度パターン算出手段3によって算出された速度パターンは、表示手段5に送信される。架線レス車両の運転士は、表示手段5に表示された速度パターンに従って架線レス車両を運転する。
[現在停車中の駅から最初の信号機までの速度パターン]
以下、本発明の実施形態に係る運行支援装置1において、現在停車中の駅と複数の信号機の中の最初の信号機との間の速度パターンを算出する方法を、図面を参照しながら説明する。
図2は、現在停車中の駅から複数の信号機の中の最初の信号機まで走行した場合の時刻tと速度Vの関係を示した図である。また、図3は、現在停車中の駅と最初の信号機との間の速度パターンを算出する場合のフローチャートである。
現在停車中の駅と前記複数の信号機の中の最初の信号機との間の速度パターンを算出する場合、速度パターン算出手段3は、架線レス車両が最初の信号機で止まらないことと、現在停車中の駅から発車する際について一定の加速度aで加速を行うことと、加速後は架線レス車両が一定の第1の速度Vで走行することとを満たす速度パターンを算出するようになっている。
図2を参照しながら第1の速度Vの算出方法を説明する。
現在停車中の駅から最初の信号までの走行時間をtとする。ここで、この走行時間tに対して許容できるマージンをtm1とする。走行時間tは、現在停車中の駅からの発車時刻をtとし、最初の信号への到着時刻をt´とすると、以下のように表すことができる。
=(t´−t)+tm1 (式1)
ここで、マージンtm1が現在停車中の駅から最初の信号までの距離に比例すると考えられるので、(式1)は以下のように表すことができる。
=(t´−t)+kL (式2)
ここで、Lは現在停車中の駅から最初の信号機までの走行距離であり、kは比例係数である。
第1の速度Vを求める場合、まず、現在停車中の駅から最初の信号機までの最小走行時間tminを導出する。最小走行時間tminは、車両性能の最高速度Vmax(Vmax>V)で走行した場合の走行時間である。したがって、図2に示すように、加速区間の走行距離I及び等速区間の走行距離Iは、以下のようになる。
=Vmax´/2 (式3)
=Vmax(tmin−t´) (式4)
ここで、t´は、速度が0から最高速度Vmaxになるまでの時間である。
次に、現在停車中の駅から最初の信号機までの走行距離Lは、加速区間の走行距離I及び等速区間の走行距離Iを用いると、以下のようになる。
=I+I=Vmax´/2+Vmax(tmin−t´)
=Vmaxmin−Vmax´/2 (式5)
max=at´の関係を用いると、(式5)は以下のようになる。
min=L/Vmax+Vmax/2a (式6)
なお、Lは上述した信号機の情報を用いることにより入力することができ、Vmax及びaは、車両性能から予め知ることができるものである。
第1の速度Vと現在停車中の駅から最初の信号までの走行時間をtとの関係式は、(式6)のVmaxをVに置き換え、tminをtに置き換えることにより得られる。
=L/V+V/2a (式7)
次に、図3を参照して第1の速度Vを求める際のフローを説明する。
図3に示すように、ステップS1において、(式6)を用いて最小走行時間tminを求める。
次に、ステップS2において、現在停車中の駅からの発車時刻tから最小走行時間tminで最初の信号機に到着した場合、最初の信号が赤(停止)であるかを判定する。この判定を行う際、上述した信号機の情報を用いる。
そして、最初の信号機が赤である場合、ステップS3において、最初の信号機が次に赤から青になる時刻ttargetを、(式2)のt´に代入する。(式2)は以下のようになる。
=(ttarget−t)+kL (式8)
最後に、ステップS4において、(式8)の関係により得られたtを(式7)に代入して第1の速度Vを求める。
一方、最初の信号機が赤でない場合(すなわち、青である場合)、ステップS5において、最初の信号機が次に青から赤になる時刻tlimitを、(式2)のt´に代入する。(式2)は以下のようになる。
=(tlimit−t)+kL (式9)
最後に、ステップS4において、(式9)の関係により得られたtを(式7)に代入して第1の速度Vを求める。なお、ttarget及びtlimitは上述した信号機の情報を用いることにより入力することができ、tは上述した運行ダイヤ情報を用いることにより入力することができる。
以上のステップにより第1の速度Vを求めることができる。
[複数の信号機の中の第1の信号機とその次にある第2の信号機との間の速度パターン]
以下、本発明の実施形態に係る運行支援装置において、複数の信号機の中の第1の信号機とその次にある第2の信号機との間の速度パターンを算出する方法を、図面を参照しながら説明する。
図4は、第1の信号機からその次にある第2の信号機まで走行した場合の時刻tと速度Vの関係を示した図である。また、図5は、第1の信号機とその次にある第2の信号機との間の速度パターンを算出する場合のフローチャートである。
複数の信号機の中の第1の信号機とその次にある第2の信号機との間の速度パターンを算出する場合、速度パターン算出手段3は、架線レス車両が第2の信号機で止まらないことと、第1の信号機を通過した後に一定の加速度aで加減速を行うことと、一定の加速度aによる加減速を1回以下とすることと、加減速の後は架線レス車両が一定の第2の速度Vで走行することとを満たす速度パターンを算出するようになっている。
図4を参照しながら第2の速度Vの算出方法を説明する。
第1の信号機からその次にある第2の信号機までの走行時間をtとする。ここで、この走行時間tに対して許容できるマージンをtm2とする。走行時間tは、第1の信号機を通過する時刻をtg1とし、第2の信号機への到着時刻をt´´とすると、以下のように表すことができる。
=(t´´−tg1)+tm2 (式10)
ここで、マージンtm2が第1の信号機から第2の信号機までの距離に比例すると考えられるので、(式10)は以下のように表すことができる。
=(t´´−tg1)+kL (式11)
ここで、Lは第1の信号機から第2の信号機までの走行距離であり、kは比例係数である。
第2の速度Vを求める場合、まず、第1の信号機から第2の信号機までの最小走行時間tminを導出する。最小走行時間tminは、車両性能の最高速度Vmax(Vmax>V)で走行した場合の走行時間である。図4に示すように、第1の信号機を通過するときの速度をVとすると、加速区間の走行距離I及び等速区間の走行距離Iは、以下のようになる。
=V´´+(Vmax−V)t´´/2 (式12)
=Vmax(tmin−t´´) (式13)
ここで、t´´は、速度がVから最高速度Vmaxになるまでの時間である。
次に、第1の信号機から第2の信号機までの走行距離Lは、加速区間の走行距離I及び等速区間の走行距離Iを用いると、以下のようになる。
=I+I=V´´+(Vmax−V)t´´/2+Vmax(tmin−t´´)
=Vmaxmin−(Vmax−V)t´´/2 (式14)
max=V+at´´の関係を用いると、(式14)は以下のようになる。
min=L/Vmax+(Vmax−V/2aVmax (式15)
第2の速度Vと第1の信号機から第2の信号機までの走行時間をtとの関係式は、(式15)のVmaxをVに置き換え、tminをtに置き換えることにより得られる。
=L/V+(V−V/2aV (式16)
次に、図5を参照して第2の速度Vを求める際のフローを説明する。
図3に示すように、ステップS11において、(式15)を用いてtminを求める。
次に、ステップS12において、第1の信号機を通過する時刻tg1から最小走行時間tminで第2の信号機に到着した場合、第2の信号機が赤(停止)であるかを判定する。この判定を行う際、上述した信号機の情報を用いる。
そして、第2の信号機が赤である場合、ステップS13において、第2の信号機が次に赤から青になる時刻ttargetを、(式11)のt´´に代入する。(式11)は以下のようになる。
=(ttarget−tg1)+kL (式17)
最後に、ステップS14において、(式17)の関係により得られたtを(式16)に代入して第2の速度Vを求める。
一方、第2の信号機が赤でない場合(すなわち、青である場合)、ステップS15において、第2の信号機が次に青から赤になる時刻tlimitを、(式11)のt´´に代入する。(式11)は以下のようになる。
=(tlimit−tg1)+kL (式18)
最後に、ステップS14において、(式18)の関係により得られたtを(式16)に代入して第2の速度Vを求める。
以上のステップにより第2の速度Vを求めることができる。
[複数の信号機の中の第1の信号機とその次にある第2の信号機との間の速度パターン]
以下、本発明の実施形態に係る運行支援装置1において、複数の信号機の中の最後の信号機と次駅との間の速度パターンを算出する方法を、図面を参照しながら説明する。
図6は、最後の信号機から次駅まで走行した場合の時刻tと速度Vの関係を示した図である。
複数の信号機の中の最後の信号機と次駅との間の速度パターンを算出する場合、速度パターン算出手段3は、次駅に到着する際について一定の加速度aで減速を行うことと、減速する前は架線レス車両が最後の信号機を通過した際の第3の速度Vで一定走行することとを満たす速度パターンを算出するようになっている。
図6を参照しながら第3の速度Vの算出方法を説明する。
最後の信号機から次駅までの走行時間をtとする。ここで、この走行時間tに対して許容できるマージンをtm3とする。走行時間tは、最後の信号機を通過する時刻をtg2とし、次駅への到着時刻をtとすると、以下のように表すことができる。
=(t−tg2)+tm3 (式19)
ここで、マージンtm3が最後の信号機から次駅までの距離に比例すると考えられるので、(式19)は以下のように表すことができる。
=(t−tg2)+kL (式20)
ここで、Lは最後の信号機から次駅までの走行距離であり、kは比例係数である。
図6に示すように、等速区間の走行距離I及び減速区間の走行距離Iは、以下のようになる。
=V(t−t´´´) (式21)
=V´´´/2 (式22)
ここで、t´´´は、速度がVから0になるまでの時間である。
次に、最後の信号機から次駅までの走行距離Lは、等速区間の走行距離I及び減速区間の走行距離Iを用いると、以下のようになる。
=I+I=V(t−t´´´)+V´´´/2
=V−V´´´/2 (式23)
=at´´´の関係から(式23)は以下のようになる。
=L/V+V/2a (式24)
以上から、第3の速度Vは(式20)及び(式24)から求めることができる。
[現在停車中の駅と次駅との間の速度パターン]
以下、本発明の実施形態に係る運行支援装置1において、現在停車中の駅と次駅との間の速度パターンを算出する方法を、図面を参照しながら説明する。この算出方法は、現在停車中の駅と次駅との間に信号機がない場合に用いられる。図7は、現在停車中の駅から次駅まで走行した場合の時刻tと速度Vの関係を示した図である。
現在停車中の駅と次駅との間の速度パターンを算出する場合、速度パターン算出手段3は、現在停車中の駅から発車する際及び次駅に到着する際について一定の加速度aで加減速を行うことと、加速と減速との間は架線レス車両が一定の第4の速度Vで走行することとを満たす速度パターンを算出するようになっている。
図7を参照しながら第4の速度Vの算出方法を説明する。
現在停車中の駅から次駅までの走行時間をtとする。ここで、この走行時間tに対して許容できるマージンをtm4とする。走行時間tは、現在停車中の駅からの発車時刻をtとし、次駅への到着時刻をtとすると、以下のように表すことができる。
=(t−t)+tm4 (式25)
ここで、マージンtm4が現在停車中の駅から次駅までの距離に比例すると考えられるので、(式25)は以下のように表すことができる。
=(t−t)+kL (式26)
ここで、Lは現在停車中の駅から次駅までの走行距離であり、kは比例係数である。
図7に示すように、加速区間の走行距離I、等速区間の走行距離I及び減速区間の走行距離Iは、以下のようになる。
=V/2 (式27)
=V(t−t−t) (式28)
=V/2 (式29)
ここで、tは、速度が0からVになるまでの時間であり、tは、速度がVから0になるまでの時間である。
次に、現在停車中の駅から次駅までの走行距離Lは、t=tの関係を用いると、以下のようになる。
=I+I+I
=v/2+v(t−t−t)+v/2
=v−v (式30)
また、v=atの関係から(式30)は以下のようになる。
=L/v+v/a (式31)
以上から、第4の速度Vは(式26)及び(式31)から求めることができる。
[走行中における速度パターンの補正]
以下、本発明の実施形態に係る運行支援装置1において、架線レス車両が走行している間に速度パターンを補正する方法を、図面を参照しながら説明する。
なお、以下では例として、架線レス車両が第1の信号機からその次にある第2の信号機まで走行する際、等速区間中に速度パターンを補正する場合について説明する。
図8は、現在の位置から次にある第2の信号機まで走行した場合の時刻と速度の関係を示した図である。また、図9は、現在の位置と第2の信号機との間の速度パターンを算出する場合のフローチャートである。
まず、運行支援装置1の構成について説明する。図1に示すように、速度パターン算出手段3は、検知手段4に接続されており、速度パターン算出手段5は、架線レス車両の現在の位置や速度を検知手段4から取得して、架線レス車両の速度パターンを補正するようになっている。
図8を参照しながら、補正後の第2の速度V´の算出方法を説明する。
現在の位置から第2の信号機までの走行時間をt´とする。ここで、この走行時間t´に対して許容できるマージンをtm2´とする。走行時間t´は、現在の時刻をtg1´とし、第2の信号機への到着時刻をt´´とすると、以下のように表すことができる。
´=(t´´−tg1´)+tm2´ (式32)
ここで、マージンtm2´現在の位置から第2の信号機までの距離に比例すると考えられるので、(式32)は以下のように表すことができる。
´=(t´´−tg1´)+kL´ (式33)
ここで、L´は現在の位置から第2の信号機までの走行距離であり、kは比例係数である。
補正後の第2の速度V´を求める場合、まず現在の位置から第2の信号機までの最小走行時間tminを導出する。最小走行時間tminは、車両性能の最高速度Vmax(Vmax>V´)で走行した場合の走行時間である。図8に示すように、検知手段により検知された現在の速度をVとすると、加速区間の走行距離I及び等速区間の走行距離Iは、以下のようになる。
=V´´+(Vmax−V)t´´/2 (式34)
=Vmax(tmin−t´´) (式35)
ここで、t´´は、速度がVから最高速度Vmaxになるまでの時間である。
次に、現在の位置から第2の信号機までの走行距離L´は、加速区間の走行距離I及び等速区間の走行距離Iを用いると、以下のようになる。
´=I+I=V´´+(Vmax−V)t´´/2+Vmax(tmin−t´´)
=Vmaxmin−(Vmax−V)t´´/2 (式36)
max=V+at´´の関係から、最小走行時間tminは以下のようになる。
min=L´/Vmax+(Vmax−V/2aVmax (式37)
なお、L´は上述した信号機の情報と検知手段4により検知した現在の位置の情報とを用いることにより入力することができる。
補正後の第2の速度V´と現在の位置から第2の信号機までの走行時間t´との関係式は、(式37)のVmaxをV´に置き換え、tminをt´に置き換えることにより得られる。
´=L/V´+(V´−V/2aV´ (式38)
次に、図9を参照して、補正後の第2の速度V´を求める際のフローを説明する。
図9に示すように、ステップS21において、(式37)を用いてtminを求める。
次に、ステップS22において現在の時刻をtg1´から最小走行時間tminで第2の信号機に到着した場合、第2の信号機が赤(停止)であるかを判定する。
そして、第2の信号機が赤である場合、ステップS23において、第2の信号機が次に赤から青になる時刻ttargetを、(式33)のt´´に代入する。(式33)は以下のようになる。
´=(ttarget−tg1´)+kL´ (式39)
最後に、ステップS24において、(式39)の関係により得られたt´を(式38)に代入して、補正後の第2の速度V´を求める。
一方、第2の信号機が赤でない場合(すなわち、青である場合)、ステップS25において、第2の信号機が次に青から赤になる時刻tlimitを、(式33)のt´´に代入する。(式33)は以下のようになる。
´=(tlimit−tg1´)+kL´ (式40)
最後に、ステップS24において、(式40)の関係により得られたt´を(式38)に代入して、補正後の第2の速度V´を求める。
以上のステップにより補正後の第2の速度V´を求めることができる。
なお、架線レス車両が現在停車中の駅から最初の信号機まで走行する際、等速区間中に速度パターンを補正する場合についても、上述した計算方法と同様の方法で求めることができる。
本実施形態に係る架線レス車両の運行支援装置1によれば、現在停車中の駅から最初の信号機までの間と、複数の信号機における第1の信号機からその次にある第2の信号機までの間と、最後の信号機から次駅までの間の各区間において架線レス車両の加速あるいは減速が1回以下となるので、加減速によるエネルギー消費が抑えられる。しかも、加減速区間の後に等速区間があるような速度パターンを算出するので、架線レス車両のエネルギー効率を従来に比べて向上させることができる。
特に、上述の速度パターンの算出方法を用いると、複数の信号機がある場合でも、最適な例としては、現在停車中の駅から次駅へ走行させる際に加減速が1回ずつで加減速の間が一定の速度で走行できる速度パターンを算出することができる。これにより、架線レス車両のエネルギー効率がより向上する。
また、本実施形態に係る架線レス車両の運行支援装置1によれば、現在停車中の駅と次駅との間に信号機がない場合、加減速がそれぞれ1回で且つ加速後は等速走行するような速度パターンが算出されるので、架線レス車両のエネルギー効率を従来に比べて向上させることができる。
また、本実施形態に係る架線レス車両の運行支援装置1によれば、速度パターン算出手段3は、架線レス車両の現在の位置や速度を検知手段4から取得して、架線レス車両の速度パターンを補正するようになっているので、交通の混雑状況など様々な状況で架線レス車両に遅延等が発生した場合においても、速度パターンを補正することにより運行ダイヤに従った定時運行を行うことができる。
以上、本発明の実施の形態につき述べたが、本発明は既述の実施形態に限定されるものでなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能である。
1 運行支援装置
2 記憶手段
3 速度パターン算出手段
4 検知手段
5 表示手段
a 加速度
第1の速度
第2の速度
第3の速度
第4の速度
第1の信号機を通過したときの速度
現在停車中の駅から最初の信号機までの走行時間
第1の信号機から第2の信号機までの走行時間
最後の信号機から次駅までの走行時間
現在停車中の駅から次駅までの走行時間
現在停車中の駅からの発車時刻
target 最初の信号機が次に赤から青になる時刻
limit 最初の信号機が次に青から赤になる時刻
m1,tm2,tm3,tm4 走行時間におけるマージン
現在停車中の駅から最初の信号機までの走行距離
第1の信号機から第2の信号機までの走行距離
最後の信号機から次駅までの走行距離
現在停車中の駅から次駅までの走行距離
g1 第1の信号機を通過する時刻
g2 最後の信号機を通過したときの時刻
次駅への到着時刻

Claims (7)

  1. 現在停車中の駅から次駅までの走行区間における速度パターンを算出する架線レス車両の運行支援装置において、
    前記架線レス車両の運行ダイヤ情報と前記走行区間上にある次駅の情報と前記走行区間上にある複数の信号機の情報とを予め記憶する記憶手段と、
    前記運行ダイヤ情報と前記次駅の情報と前記複数の信号機の情報とに基づいて前記架線レス車両の速度パターンを算出する速度パターン算出手段とを備え、
    現在停車中の駅と前記複数の信号機の中の最初の信号機との間の速度パターンを算出する場合、前記速度パターン算出手段は、前記架線レス車両が最初の信号機で止まらないことと、現在停車中の駅から発車する際について一定の加速度で加速を行うことと、加速後は前記架線レス車両が一定の第1の速度で走行することとを満たす速度パターンを算出するようになっており、
    前記第1の速度は、前記架線レス車両が最高速度で走行した場合における現在停車中の駅から最初の信号機までの走行時間と、前記運行ダイヤ情報を考慮して算出される現在停車中の駅から最初の信号機までの走行時間と、現在停車中の駅から最初の信号機までの走行距離と、最初の信号機の情報と、前記一定の加速度とに基づいて算出されるようになっていることを特徴とする架線レス車両の運行支援装置。
  2. 前記速度パターン算出手段は、前記架線レス車両が最高速度で走行すると仮定したときに前記架線レス車両が最初の信号機で停車することになるかを判定するようになっており、
    前記架線レス車両が最初の信号機で停車することになると判定された場合、前記第1の速度は、以下の第1の関係式と第3の関係式とに基づいて算出され、
    前記架線レス車両が最初の信号機で停車せずに通過できると判定された場合、前記第1の速度は、以下の第2の関係式と第3の関係式とに基づいて算出されることを特徴とする請求項1に記載の架線レス車両の運行支援装置。
    [第1の関係式]
    =(ttarget−t)+tm1
    [第2の関係式]
    =(tlimit−t)+tm1
    [第3の関係式]
    =L/V+V/2a
    但し、Vは前記第1の速度であり、aは前記一定の加速度であり、tは現在停車中の駅から最初の信号機までの走行時間であり、tは現在停車中の駅からの発車時刻であり、ttargetは最初の信号機が次に赤から青になる時刻であり、tlimitは最初の信号機が次に青から赤になる時刻であり、tm1は前記走行時間tにおけるマージンであり、Lは現在停車中の駅から最初の信号機までの走行距離である。
  3. 前記複数の信号機の中の第1の信号機とその次にある第2の信号機との間の速度パターンを算出する場合、前記速度パターン算出手段は、前記架線レス車両が前記第2の信号機で止まらないことと、前記第1の信号機を通過した後に前記一定の加速度で加減速を行うことと、前記一定の加速度による加減速を1回以下とすることと、加減速の後は前記架線レス車両が一定の第2の速度で走行することとを満たす速度パターンを算出するようになっており、
    前記第2の速度は、前記架線レス車両が最高速度で走行した場合における前記第1の信号機から前記第2の信号機までの走行時間と、前記運行ダイヤ情報を考慮して算出される前記第1の信号機から前記第2の信号機までの走行時間と、前記第1の信号機から前記第2の信号機までの走行距離と、前記第2の信号機の情報と、前記一定の加速度とに基づいて算出されるようになっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の架線レス車両の
    運行支援装置。
  4. 前記速度パターン算出手段は、前記架線レス車両が最高速度で走行すると仮定したときに前記架線レス車両が前記第2の信号機で停車することになるかを判定するようになっており、
    前記架線レス車両が前記第2の信号機で停車することになると判定された場合、前記第2の速度は、以下の第4の関係式と第6の関係式とに基づいて算出され、
    前記架線レス車両が前記第2の信号機で停車せずに通過できると判定された場合、前記第2の速度は、以下の第5の関係式と第6の関係式とに基づいて算出されることを特徴とする請求項3に記載の架線レス車両の運行支援装置。
    [第4の関係式]
    =(ttarget−tg1)+tm2
    [第5の関係式]
    =(tlimit−tg1)+tm2
    [第6の関係式]
    =L/V+(V−V/2aV
    但し、Vは前記第2の速度であり、aは前記一定の加速度であり、Vは前記第1の信号機を通過したときの速度であり、tは前記第1の信号機から前記第2の信号機までの走行時間であり、tg1は前記第1の信号機を通過する時刻であり、ttargetは前記第2の信号機が次に赤から青になる時刻であり、tlimitは前記第2の信号機が次に青から赤になる時刻であり、tm2は前記走行時間tにおけるマージンであり、Lは前記第1の信号機から前記第2の信号機までの走行距離である。
  5. 前記複数の信号機の中の最後の信号機と次駅との間の速度パターンを算出する場合、前記速度パターン算出手段は、次駅に到着する際について前記一定の加速度で減速を行うことと、減速する前は前記架線レス車両が前記最後の信号機を通過した際の第3の速度で一定走行することとを満たす速度パターンを算出するようになっており、
    前記第3の速度は、前記運行ダイヤ情報を考慮して算出される最後の信号機から次駅までの走行時間と、最後の信号機から次駅までの走行距離と、前記一定の加速度とに基づいて算出されるようになっていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の架線レス車両の運行支援装置。
  6. 前記第3の速度は、以下の第7の関係式と第8の関係式とに基づいて算出されることを特徴とする請求項5に記載の架線レス車両の運行支援装置。
    [第7の関係式]
    =(t−tg2)+tm3
    [第8の関係式]
    =L/V+V/2a
    但し、Vは前記第3の速度であり、aは前記一定の加速度であり、tは最後の信号機から次駅までの走行時間であり、tは次駅への到着時刻であり、tg2は最後の信号機を通過したときの時刻であり、tm3は前記走行時間tにおけるマージンであり、Lは最後の信号機から次駅までの走行距離である。
  7. 走行中の前記架線レス車両の位置及び速度を検出する検知手段を更に備え、
    前記速度パターン算出手段は、前記検知手段により検出された前記架線レス車両の現在の位置及び速度に基づいて前記第1ないし第3の速度を補正するように構成されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載の架線レス車両の運行支援装置。
JP2009286088A 2009-12-17 2009-12-17 架線レス車両の運行支援装置 Expired - Fee Related JP5439156B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009286088A JP5439156B2 (ja) 2009-12-17 2009-12-17 架線レス車両の運行支援装置
CN201080033988.1A CN102470886B (zh) 2009-12-17 2010-08-24 用于不由高架电线供电的车辆的运行支持装置
KR1020127002566A KR101356904B1 (ko) 2009-12-17 2010-08-24 무가선 차량의 운행 지원 장치
PCT/JP2010/064209 WO2011074288A1 (ja) 2009-12-17 2010-08-24 架線レス車両の運行支援装置
US13/383,664 US8781704B2 (en) 2009-12-17 2010-08-24 Traveling assistant system for vehicles without contact wire
SG2012002176A SG177620A1 (en) 2009-12-17 2010-08-24 Traveling assistant system for vehicles without contact wire

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009286088A JP5439156B2 (ja) 2009-12-17 2009-12-17 架線レス車両の運行支援装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011126404A JP2011126404A (ja) 2011-06-30
JP5439156B2 true JP5439156B2 (ja) 2014-03-12

Family

ID=44167055

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009286088A Expired - Fee Related JP5439156B2 (ja) 2009-12-17 2009-12-17 架線レス車両の運行支援装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8781704B2 (ja)
JP (1) JP5439156B2 (ja)
KR (1) KR101356904B1 (ja)
CN (1) CN102470886B (ja)
SG (1) SG177620A1 (ja)
WO (1) WO2011074288A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8478500B1 (en) * 2009-09-01 2013-07-02 Clemson University System and method for utilizing traffic signal information for improving fuel economy and reducing trip time
JP5836078B2 (ja) * 2011-11-18 2015-12-24 三菱重工業株式会社 運行管理装置、運行管理方法及びプログラム、並びに交通システム
JP6045388B2 (ja) 2013-02-18 2016-12-14 三菱重工業株式会社 運行管理装置、運行管理方法、及びプログラム
EP2979952B1 (en) * 2014-07-29 2017-02-01 Mitsubishi Electric R&D Centre Europe B.V. Method for reducing the delay of a rail vehicle to reach a destination
US10279823B2 (en) * 2016-08-08 2019-05-07 General Electric Company System for controlling or monitoring a vehicle system along a route
CN109760717B (zh) * 2019-02-13 2020-08-25 湖南铁路科技职业技术学院 一种电力机车智能驾驶系统
AU2022450317A1 (en) * 2022-03-31 2024-09-12 Hitachi, Ltd. Train control system and train control method

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06150199A (ja) * 1992-11-13 1994-05-31 Mitsubishi Electric Corp 車両予防安全装置
US6175305B1 (en) * 1994-12-20 2001-01-16 Louis E. Johnson Stoplamp modulator module electronic device
JP3759280B2 (ja) * 1997-04-15 2006-03-22 富士通株式会社 道路監視用事象検知装置
US6067031A (en) * 1997-12-18 2000-05-23 Trimble Navigation Limited Dynamic monitoring of vehicle separation
DE10017662A1 (de) * 2000-04-08 2001-10-11 Bosch Gmbh Robert Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung des Abstands eines Fahrzeugs zu einem vorausfahrenden Fahrzeug
DE10030258A1 (de) * 2000-06-20 2002-01-03 Daimler Chrysler Ag Verfahren zur Abstandsregelung eines Fahrzeugs zu einem vorausfahrenden Fremdfahrzeug und Abstandsregelsystem
JP2003226241A (ja) * 2002-02-01 2003-08-12 Nippon Signal Co Ltd:The 路面電車用速度案内システム
JP2006006030A (ja) * 2004-06-17 2006-01-05 Toshiba Corp 運転パターン作成装置、車両速度制御装置および車両運転支援装置。
JP4521230B2 (ja) * 2004-08-05 2010-08-11 株式会社東芝 路面電車の運行支援装置
JP4716712B2 (ja) * 2004-11-09 2011-07-06 株式会社日立製作所 列車ダイヤ評価装置及び列車ダイヤ評価方法
JP4466571B2 (ja) * 2005-05-12 2010-05-26 株式会社デンソー ドライバ状態検出装置、車載警報装置、運転支援システム
CN100444210C (zh) * 2007-04-20 2008-12-17 东南大学 单点信号控制交叉口的混合控制方法
CN101414410A (zh) 2008-10-03 2009-04-22 邓湘 交通信号图像化导航系统

Also Published As

Publication number Publication date
US8781704B2 (en) 2014-07-15
WO2011074288A1 (ja) 2011-06-23
CN102470886A (zh) 2012-05-23
KR20120039681A (ko) 2012-04-25
JP2011126404A (ja) 2011-06-30
SG177620A1 (en) 2012-03-29
US20120116642A1 (en) 2012-05-10
KR101356904B1 (ko) 2014-01-28
CN102470886B (zh) 2015-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5439156B2 (ja) 架線レス車両の運行支援装置
US10089864B2 (en) Operating management system, operating management method, and program
US20150006132A1 (en) Driving model generation device, driving model generation method, driving evaluation device, driving evaluation method, and driving support system
JP2011227833A (ja) 運転支援装置
KR102710791B1 (ko) 신호등 정보를 이용한 주행 제어 방법 및 그를 수행하기 위한 차량
JP2010205205A (ja) 信号制御装置
JP6835149B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理システム
JP2011225103A5 (ja)
JP2017117096A (ja) 車両の運転操作監視装置
US9528853B2 (en) Method and system for displaying a representation of a driving pattern of a vehicle
JP2019034734A (ja) 省エネルギー減速走行制御方法
JP2013041389A (ja) 交差点走行制御方法
JP2013041389A5 (ja)
JP6018941B2 (ja) 運転支援システム
JP2006323524A (ja) 高速車感応制御システム及び高速車感応制御方法
JP4111526B2 (ja) 交通制御システム
JP6342147B2 (ja) 走行支援装置及び走行支援方法
JP5591307B2 (ja) 車両用運転支援装置
JP2010033203A (ja) 交差点無停止走行制御システム
KR20160029581A (ko) 우선신호 제어 시스템 및 방법
JP2009176172A (ja) 交差点無停止走行制御方法
JP5494560B2 (ja) 先行車両発進報知装置
JP2011014055A (ja) 車両走行速度制御方法
JP2019122131A (ja) 運転支援システム
JP5824471B2 (ja) 車両用運転支援装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130830

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131029

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131216

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5439156

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees