JP5439125B2 - 変速機の回転検出機構 - Google Patents

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Description

本発明は、車両などに搭載される変速機に設けた回転速度や加速度を検出するための回転検出機構に関する。
車両に搭載されている自動変速機をはじめとする各種の変速機には、シャフトの回転速度や加速度を検出するための回転検出機構が設けられている。このような回転検出機構の例として、特許文献1に示す変速機に設けたセンサ機構がある。このセンサ機構では、メインシャフト(出力軸)に回転検出用のロータ部材が固着されており、ロータ部材には、複数枚のフィンが一体に形成されており、当該フィンの先端の回転周面に近接して臨む電磁ピックアップ式のセンサが付設されている。そして、センサでフィンの動作を検出した信号に基づいて、メインシャフトの回転速度と回転方向を検出するようになっている。
このように、従来、変速機内で回転速度及び加速度を検出するには、変速機の出力軸上に回転検出用の専用部品を追加していた。しかしながら、このような構成は、変速機の部品点数の増加による重量増や出力軸の長さ方向の寸法増につながる。また、他の回転検出方法として、出力軸に設けたファイナルギヤ(ディファレンシャル機構に駆動力を伝達するギヤ)の回転を検出する方法、もしくは、ディファレンシャル機構のリングギヤやディファレンシャルケースの回転を検出する方法も用いられている。ところが、ディファレンシャル機構のリングギヤなどの回転を検出する場合も、ディファレンシャル機構に回転検出用の専用部品を追加する必要がある。そのため、やはり変速機の部品点数の増加による重量増や寸法増につながる。
また、ファイナルギヤの回転を検出する場合は、回転するギヤ自体を直接センシングすることで回転検出を行うことが可能であり、その場合は、回転検出用の専用部品は不要となる。しかしながら、ファイナルギヤの回転を検出する方法では、減速比の関係によりファイナルギヤの歯数が少ないことで、回転速度や加速度の検出精度があまり高くないという問題がある。
特開平7−91538号公報
本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、回転検出専用のギヤなどの部品を設けずに、部品点数の削減及び構成の簡素化を図りながら、高精度の回転検出を行うことができる変速機の回転検出機構を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明は、互いに平行に設置された第1回転軸(11,120)と第2回転軸(21,111)と、第1回転軸(11,120)に対して相対回転不能に固定された固定ギヤ(13及び14,123及び124)と、第2回転軸(21,111)に対して相対回転可能に組み付けられた遊動ギヤ(22及び23,113及び114)とが互いに噛合してなるギヤ組を複数有するギヤ機構と、遊動ギヤ(22及び23,113及び114)が組み付けられた第2回転軸(21,111)と一体に回転するシンクロハブ(65)と、該シンクロハブ(65)に対して軸方向に移動可能かつ相対回転不能に組み付けられたスリーブ(66)とを有し、スリーブ(66)で第2回転軸(21,111)に対して遊動ギヤ(22又は23,113及び114)を選択的に同期固定させる同期装置(62,162)と、を備えた変速機(1,1−3)における第2回転軸(21,111)の回転を検出するための回転検出機構(80)であって、回転検出機構(80)は、スリーブ(66)の外周面(66a)に形成した回転検出用の突起又は溝を有するセンシングギヤ(81)と、スリーブ(66)の外周面(66a)に対向して設置されたセンシングギヤ(81)を検出するための検出部(82)とを備え、スリーブ(66)がいずれかの遊動ギヤ(22又は23)側にあって当該遊動ギヤ(22又は23)が第2回転軸(21)に対して固定されているインギヤ位置と、スリーブ(66)が遊動ギヤ(22,23)同士の中間にあって遊動ギヤ(22,23)と第2回転軸(21)との相対回転が可能なニュートラル位置とのいずれの位置にある状態でもセンシングギヤ(81)が検出部(82)に対向するように構成したことを特徴とする。また、この場合、第1回転軸(11,120)と第2回転軸(21,111)のいずれか一方は、駆動源からの駆動力が入力される入力軸(11,111)であり、第1回転軸(11,120)と第2回転軸(21,111)のいずれか他方は、ギヤ機構で変速された駆動力を出力するための出力軸(21,120)であってよい。

本発明にかかる変速機の回転検出機構は、変速機の出力軸又は入力軸である第2回転軸に設けた同期装置に備えられており、当該同期装置のスリーブに形成した突起又は溝からなるセンシングギヤと、該センシングギヤを検出するための検出部とで構成されている。これにより、変速機に回転検出専用のギヤなどの部品を設けることなく、第2回転軸の回転速度又は加速度を検出することが可能となる。したがって、変速機の部品点数の削減、構成の簡素化、軽量化、軸方向寸法の小型化を図ることができる。また、この回転検出機構では、第2回転軸上のスリーブに形成したセンシングギヤを検出するように構成したことで、従来のようにファイナルギヤの回転を検出する場合と比較して、より歯数の多いギヤで回転検出が行えるので、回転速度及び加速度の検出をより高精度に行うことが可能となる。
また、上記の同期装置(62)は、スリーブ(66,66−2)を第2回転軸(21)の軸方向に移動させるためのフォーク(67,67−2)と、スリーブ(66,66−2)の外周面(66a,66−2a)に形成したフォーク(67,67−2)を相対回転可能に係合させるフォーク係合部(72,72−2)と、を備え、フォーク係合部(72,72−2)は、スリーブ(66,66−2)の外周面(66a,66−2a)における軸方向の中心に対してずれた位置に配置された凹部(72)又は凸部(72−2)であり、センシングギヤ(81)は、凹部(72)以外の外周面(66a)、又は凸部(72−2)の外周面(66−2a)に形成されているとよい。このように、フォークの係合部である凹部又は凸部をスリーブの軸方向の中心に対してオフセットさせて、該凹部以外の外周面又は凸部の外周面にセンシングギヤを形成したことで、第2回転軸の軸方向に沿って移動するスリーブが何れの位置にある場合でも、検出部によるセンシングギヤの検出が可能となる。したがって、同期装置による変速段の設定状態に関わらず、常に第2出力軸の回転検出を行うことが可能となる。
また、この場合、凹部又は凸部(72,72−2)の側面は、センシングギヤ(81)の端面を成す第1の面(72a,72−2a)とそれ以外の第2の面(72b,72−2b)とで面の軸方向の位置が異なっており、第2の面(72b,72−2b)のみがフォーク(67,67−2)と摺接するとよい。このように、凹部又は凸部の側面におけるセンシングギヤの端面を成していない面のみがフォークと摺接するように構成したことで、センシングギヤの溝又は突起がフォークに接触することを防止できる。したがって、スリーブの外周面にセンシングギヤを設けていても、該センシングギヤでフォークとスリーブの相対回転による摺動が妨げられずに済むので、スリーブのスムーズな回転動作を確保できる。
なお、上記の括弧内の符号は、後述する実施形態の対応する構成要素の符号を本発明の一例として示したものである。
本発明にかかる変速機の回転検出機構によれば、回転検出専用のギヤなどの部品を設けずに済むことで、変速機の部品点数の削減、構成の簡素化、軽量化、軸方向寸法の小型化を図りながらも、高精度の回転検出が可能となる。
本発明の第1実施形態にかかる回転検出機構を備えた変速機の全体構成例を示す主断面図である。 第1実施形態にかかる回転検出機構を示す図で、(a)は、同期装置(1−3同期装置)を示す部分拡大図、(b)は、同期装置のスリーブ及びフォークを軸方向から見た側面図、(c)は、(a)のA部分拡大図である。 第1実施形態における同期装置及び回転検出機構の動作を説明するための図で、(a)は、3速インギヤ状態、(b)は、ニュートラル状態、(c)は、1速インギヤ状態を示す図である。 第2実施形態にかかる回転検出機構を示す図で、(a)は、同期装置を示す部分拡大図、(b)は、同期装置のスリーブ及びフォークを軸方向から見た側面図、(c)は、(a)のB部分拡大図である。 第2実施形態における同期装置及び回転検出機構の動作を説明するための図で、(a)は、3速インギヤ状態、(b)は、ニュートラル状態、(c)は、1速インギヤ状態を示す図である。 本発明の第3実施形態にかかる回転検出機構を備えた変速機の全体構成例を示す主断面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態にかかる回転検出機構を備えた変速機の全体構成例を示す主断面図である。図1に示す変速機1は、2つのクラッチ31,36と複数の同期装置61〜64との組み合わせからなる2系統のトルク伝達系を備え、これらの切り換えによって複数段の変速を達成するいわゆるツインクラッチ式の自動変速機である。また、この変速機1は、同軸上に配置された第1入力軸(本発明の第1回転軸に相当)11と第2入力軸16の二本の入力軸と、第1入力軸11及び第2入力軸16に対して所定間隔で平行に配置された第1出力軸(本発明の第2回転軸に相当するカウンターシャフト)21と第2出力軸(カウンターシャフト)26の二本の出力軸とを備えたツインカウンター型の変速機である。
第1、第2入力軸11,16の内周側には、トルクコンバータTCを介してエンジン(図示せず)からの回転が伝達される主軸10が設置されている。そして、第1入力軸11と主軸10との係脱の切り換えを行う第1クラッチ31と、第2入力軸16と主軸10との係脱の切り換えを行う第2クラッチ36が設けられている。第1クラッチ31が係合すると、第1入力軸11にエンジンからの回転が伝達され、第2クラッチ36が係合すると、第2入力軸16にエンジンからの回転が伝達される。つまり、第1、第2クラッチ31、36の選択的な係合により、エンジンからの回転が第1入力軸11と第2入力軸16のいずれか一方へ択一的に伝達される。
第1入力軸11の外周には、軸方向に沿ってトルクコンバータTC側から順に、7速駆動ギヤ12、1速駆動ギヤ13、3−5速駆動ギヤ14が設けられている。また、第2入力軸16の外周には、トルクコンバータTC側から順に、2−R速駆動ギヤ17、4−6速駆動ギヤ18が設けられている。
一方、第1出力軸21の外周には、トルクコンバータTC側から順に、1速駆動ギヤ13に噛合する1速従動ギヤ22、3−5速駆動ギヤ14に噛合する3速従動ギヤ23、図示しないアイドラギヤを介して2−R速駆動ギヤ17に係合するリバースギヤ24、4−6速駆動ギヤ18に噛合する4速従動ギヤ25が設けられている。これら第1出力軸21上の各ギヤ22〜25は、第1出力軸21に対して相対回転可能に設置された遊動ギヤである。また、第2出力軸26の外周には、トルクコンバータTC側から順に、7速駆動ギヤ12に噛合する7速従動ギヤ27、3−5速駆動ギヤ14に噛合する5速従動ギヤ28、2−R速駆動ギヤ17に噛合する2速従動ギヤ29、4−6速駆動ギヤ18に噛合する6速従動ギヤ30が設けられている。これら第2出力軸26上の各ギヤ27〜30は、第2出力軸26に対して相対回転可能に設置された遊動ギヤである。また、第1、第2出力軸21,26のトルクコンバータTC側の端部には、それぞれファイナルギヤ41,46が固定されている。ファイナルギヤ41,46は、ディファレンシャル機構50のディファレンシャルケース52に固定されたリングギヤ51に噛合している。
そして、第1出力軸21上の4速従動ギヤ25とリバースギヤ24との間には、第1出力軸21に対してこれらギヤ24,25のいずれかを選択的に同期させながら固定する4−R同期装置(シンクロメッシュ機構)61が設けられている。また、1速従動ギヤ22と3速従動ギヤ23との間には、第1出力軸21に対してこれらのギヤ22,23のいずれかを選択的に同期させながら固定する1−3同期装置62が設けられている。
また、第2出力軸26上の2速従動ギヤ29と6速従動ギヤ30の間には、第2出力軸26に対してこれらギヤ29,30のいずれかを選択的に同期させながら固定する2−6同期装置63が設けられている。また、5速従動ギヤ28と7速従動ギヤ27との間には、第2出力軸26に対してこれらギヤ28,27のいずれかを選択的に同期させながら固定する5−7同期装置64が設けられている。
上記構成の変速機1では、第1、第2クラッチ31,36の係合の切り換えと、第1、第2出力軸21,26上の同期装置61〜64による変速段の設定とを組み合わせて行うことで、前進7速・後進1速の変速段を設定することができる。すなわち、第1、第2クラッチ31,36で第1出力軸21と第2出力軸26を選択的に主軸10と結合させることで、第1入力軸11上の駆動ギヤ12〜14への動力伝達と、第2入力軸16上の駆動ギヤ17,18への動力伝達とを切り換える。この際、第1、第2クラッチ31,36の係合の切り換えに先立ち、係合先の出力軸21,26に設けた同期装置61〜64のいずれかで次の変速段用ギヤの同期固定をあらかじめ準備しておく。これにより、第1、第2クラッチ31、36の係合切り換えのタイミングで迅速な変速動作を行うことができる。
そして、本実施形態の変速機1では、第1出力軸21上に設けた1−3同期装置(以下、単に「同期装置」と記す。)62に、第1出力軸21の回転速度及び回転加速度を検出するための回転検出機構80が設けられている。図2は、回転検出機構80を設けた同期装置62を示す図で、(a)は、同期装置62の部分拡大図、(b)は、同期装置62が備えるスリーブ66及びシフトフォーク67を軸方向から見た側面図、(c)は、(a)のA部分拡大図である。
同期装置62は、二方向型のシンクロメッシュ機構であり、第1出力軸21にスプライン嵌合されたシンクロハブ(シンクロナイザハブ)65と、シンクロハブ65の外周側において、シンクロハブ65に対して軸方向にスライド可能かつ周方向に相対回転不能に組み付けられた円形環状のスリーブ(シンクロナイザスリーブ)66と、スリーブ66を軸方向に移動させるためのシフトフォーク67とを備えている。そして、シンクロハブ65の両側(軸方向の両側)に配置された1速従動ギヤ22と3速従動ギヤ23のそれぞれに対応するコーン(シンクロナイザコーン)68,69が設けられており、コーン68,69の外周側には、該コーン68,69に対して傾斜面(コーン面)を介して摺接するリング(シンクロナイザリング)70,71が嵌挿されている。
そして、同期装置62に設けた回転検出機構80は、スリーブ66の外周面66aに形成した回転検出用のセンシングギヤ81と、該センシングギヤ81を検出するための回転検出センサ(検出部)82とからなる。本実施形態では、センシングギヤ81は、図2(b)に示すように、スリーブ66の外周面66aの円周方向に沿って複数の突起と溝(凸部と凹部)を交互に配列してなる歯列からなる。一方、回転検出センサ82は、光学式などの非接触式センサであり、スリーブ66の外周面66aの外側で、センシングギヤ81に対して所定距離を有して対向する位置に設置されている。ここで、既述のように、シンクロハブ65は、第1出力軸21にスプライン係合しており、スリーブ66は、シンクロハブ65に対して相対回転不能に組み付けられている。そのため、スリーブ66は、常に第1出力軸21と一体に回転する。したがって、スリーブ66の外周面66aに設けたセンシングギヤ81を用いて第1出力軸21の回転を検出することができる。
また、同期装置62のシフトフォーク67は、図2(b)に示すように、第1出力軸21に対して所定間隔で平行に設置したシフトフォークシャフト67aに固定されている。シフトフォークシャフト67aと回転検出センサ82は、第1出力軸11及びスリーブ66を挟んで互いに反対側の位置に配置されている。シフトフォークシャフト67aは、図示しない駆動源により軸方向に往復動し、シフトフォーク67は、シフトフォークシャフト67aに連れられて軸方向へ移動する。シフトフォーク67は、スリーブ66の外周面66aの略半分を保持する略半円弧型に形成されている。シフトフォーク67の断面形状は、略矩形状に形成されている。一方、スリーブ66の外周面66aには、シフトフォーク67を相対回転可能に係合させるための凹部(フォーク係合部)72が形成されている。凹部72は、スリーブ66の円周方向に沿って延びる環状の細溝からなり、シフトフォーク67の断面を収容可能な略矩形状の断面を有している。この凹部72は、図2(a)及び(c)に示すように、スリーブ66の軸方向の中心に対して若干ずれた位置に形成されている。そして、スリーブ66の外周面66aの軸方向における凹部72の両側には、センシングギヤ81が形成されている。センシングギヤ81は、凹部72からスリーブ66の両端部まで形成されており、スリーブ66の外周面66aにおける全域に形成されている。なお、シフトフォーク67を軸方向に移動させるための具体的な構成は、上記のようにシフトフォーク67がシフトフォークシャフト67aに連れられて(一体に)移動するものには限定されず、シフトフォーク67がシフトフォークシャフト67a上を軸方向に沿って摺動するように構成したものなど、他の構成であってもよい。
また、図2(c)に示すように、凹部72の内側面は、外周側に設けたセンシングギヤ81の端面(軸方向の端面)を成す第1の面72aと、内周側に設けた第2の面72bとで構成されている。第1の面72aと第2の面72bとの境界には、段部72cが設けられており、第2の面72bよりも第1の面72aの方が軸方向で若干外側に配置されている。段部72cは、センシングギヤ81よりも内周側に配置されている。つまり、凹部72の内側面におけるセンシングギヤ81の端面を成す位置とそれ以外の位置とでは、面の軸方向の位置が異なっている。これにより、凹部72内のシフトフォーク67の側面67bは、外周側の第1の面72aに対しては、若干の隙間を有しており、内周側の第2の面72bに対してのみ当接(摺接)している。
次に、上記構成の同期装置62の動作及び回転検出機構80による回転検出について説明する。図3は、同期装置62及び回転検出機構80の動作を説明するための図である。同期装置62では、図3(b)に示すように、スリーブ66が1速従動ギヤ22と3速従動ギヤ23の中間位置にあるとき、1速従動ギヤ22と3速従動ギヤ23の両方が第1出力軸21に対して相対回転可能な状態となっている。この図3(b)に示す状態をニュートラル状態という。そして、このニュートラル状態のスリーブ66を3速従動ギヤ23側に移動させると、リング71とコーン69の摩擦により第1出力軸21(シンクロハブ65)と3速従動ギヤ23との回転速度差が次第に減少し、ついには両者が係合(同期噛合)して一体に回転する。こうして、図3(a)に示す3速インギヤ状態となる。一方、図3(b)に示すニュートラル状態において、スリーブ66を1速従動ギヤ22側に移動させると、リング70とコーン68の摩擦により第1出力軸21(シンクロハブ65)と1速従動ギヤ22との回転速度差が次第に減少し、ついには第1出力軸21と1速従動ギヤ22とが係合(同期噛合)して一体に回転する。こうして、図3(c)に示す1速インギヤ状態となる。
そして、この同期装置62では、回転検出センサ82でスリーブ66の外周面66aに形成したセンシングギヤ81を検出することで、第1出力軸21及びシンクロハブ65と一体に回転するスリーブ66の回転速度又は加速度を検出することができる。この場合、シフトフォーク67が係合しているスリーブ66の凹部72は、スリーブ66の軸方向の中心に対してずれた位置に形成されているので、図3(a)に示す3速インギヤ状態、図3(b)に示すニュートラル状態、図3(c)に示す1速インギヤ状態のいずれにおいても、回転検出センサ82をセンシングギヤ81に対向させることが可能となる。したがって、同期装置62による変速段の設定状態にかかわらず、常にスリーブ66の回転を検出することができる。
以上説明したように、本実施形態の回転検出機構80では、第1出力軸21に設けた同期装置62のスリーブ66に回転検出用のセンシングギヤ81を形成したことで、変速機1に回転検出専用のギヤなどの部品を設ける必要がなくなる。したがって、変速機1の部品点数の削減を図ることができる。また、それにより、変速機1の構成の簡素化、軽量化、軸方向寸法の小型化を図ることができる。
また、本実施形態の回転検出機構80は、第1出力軸21上に設置したスリーブ66に形成したセンシングギヤ81で第1出力軸21の回転を検出するようになっている。したがって、従来のように、ディファレンシャル機構50のリングギヤ51と噛み合うファイナルギヤ46の回転を検出する場合と比較して、より歯数の多いギヤで回転検出が行えるので、回転速度及び加速度の検出をより高精度に行うことが可能となる。
また、上記の回転検出機構80では、シフトフォーク67を係合させる凹部72の内側面は、内周側の第2の面72bのみがシフトフォーク67と摺接し、センシングギヤ81に隣接する外周側の第1の面72aは、シフトフォーク67と摺接しない。したがって、凹部72に隣接するセンシングギヤ81の突起又は溝がシフトフォーク67に接触することを防止できる。よって、スリーブ66の外周面66aにセンシングギヤ81を設けていても、スリーブ66とシフトフォーク67の相対回転による摺動が妨げられることを防止できるので、スリーブ66のスムーズな回転動作を確保できる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態の説明及び対応する図面においては、第1実施形態と同一又は相当する構成部分には同一の符号を付し、以下ではその部分の詳細な説明は省略する。また、以下で説明する事項以外の事項については、第1実施形態と同じである。これらの点は、他の実施形態についても同様である。
図4は、本発明の第2実施形態にかかる回転検出機構80−2を備えた同期装置(1−3同期装置)62−2を示す図で、(a)は、同期装置62−2の部分拡大図、(b)は、同期装置62−2のスリーブ66−2及びシフトフォーク67−2を軸方向から見た側面図、(c)は、(a)のB部分拡大図である。本実施形態の同期装置62−2は、第1実施形態の同期装置62が備えるシフトフォーク67とは異なる形状のシフトフォーク67−2を備えている。また、それに伴い、スリーブ66−2の外周面66−2aに形成したフォーク係合部72−2は、第1実施形態の凹部72とは異なる形状及び配置になっている。すなわち、本実施形態のシフトフォーク67−2は、図4(c)に示すように、内向き(スリーブ66−2の中心向き)に開口する略コ字型の断面を有しており、スリーブ66−2の軸方向の両端面に当接してこれを保持するようになっている。そして、スリーブ66−2の外周面66−2aには、シフトフォーク67−2に対して相対回転可能に係合する凸部(フォーク係合部)72−2が形成されている。凸部72−2は、スリーブ66−2の外周面66a‐2に形成された円周方向に沿って延びる環状の突起からなり、スリーブ66−2の外周面66a−2における軸方向の中央に対して若干ずれた位置に形成されている。
そして、凸部72−2の外周面には、センシングギヤ81が形成されている。センシングギヤ81は、第1実施形態と同様、スリーブ66−2の周方向に沿って交互に配列された複数の溝と突起からなる歯列である。そして、本実施形態では、凸部72−2の側面は、外周側に設けたセンシングギヤ81の端面を成す第1の面72−2aと、内周側に設けた第2の面72−2bとで構成されている。第1の面72−2aと第2の面72−2bとの境界には、段部72−2cが形成されており、第2の面72−2bよりも第1の面72−2aの方が軸方向で若干内側に配置されている。これにより、シフトフォーク67−2の側面67−2bは、内周側の第2の面72−2bにのみ摺接しており、センシングギヤ81の端面を成す外周側の第1の面72−2aに対しては、若干の隙間を有している。
図5は、同期装置62−2及び回転検出機構80−2の動作を説明するための図である。本実施形態の同期装置62−2でも、回転検出センサ82によってスリーブ66−2に設けたセンシングギヤ81を検出することで、第1出力軸21及びシンクロハブ65と一体に回転するスリーブ66−2の回転速度又は加速度が検出される。そして、本実施形態では、図5(a)に示す3速インギヤ状態、図5(b)に示すニュートラル状態、図5(c)に示す1速インギヤ状態のいずれにおいても、凸部72−2に設けたセンシングギヤ81が回転検出センサ82に対向した状態となる。これにより、スリーブ66−2が何れの位置にある場合でも、回転検出センサ82によるセンシングギヤ81の検出が可能となる。したがって、同期装置66−2による変速段の設定状態にかかわらず、常にスリーブ66−2の回転速度又は加速度を検出することができる。
〔第3実施形態〕
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図6は、本発明の第3実施形態にかかる回転検出機構を備えた変速機の全体構成例を示す主断面図である。図6に示す変速機1−3は、2つのクラッチ131,136と複数の同期装置(シンクロメッシュ機構)161〜164との組み合わせからなる2系統のトルク伝達系を備え、これらの切り換えによって複数段の自動変速を達成するいわゆるツインクラッチ式の変速機である。また、この変速機1−3は、所定間隔で平行に配置された第1入力軸(本発明の第2回転軸に相当するメインシャフト)111と第2入力軸(メインシャフト)116の二本の入力軸と、第1入力軸111及び第2入力軸116に対して平行に配置された一本の出力軸(本発明の第1回転軸に相当するカウンターシャフト)120とを備えたツインメインシャフト型の変速機である。なお、図6では、後進段を設定するためのリバースギヤ及びそれを支持するシャフトなどの機構は、図示を省略している。
第1入力軸111は、中空の筒状に形成されており、第1入力軸111の内周側には、トルクコンバータTCを介してエンジン(図示せず)からの回転が伝達される第1主軸110が設置されている。そして、第1入力軸111と第1主軸110との係脱の切り換えを行う第1クラッチ131が設けられている。第1クラッチ131が係合すると、第1主軸110を介して第1入力軸111にエンジンからの回転が伝達される。また、第2入力軸116も中空の筒状に形成されており、第2入力軸116の内周側には、トルクコンバータTCを介してエンジンからの回転が伝達される第2主軸115が設置されている。第2主軸115は、その端部に固定されたギヤ115aと第1主軸110の端部に固定されたギヤ110aとが図示しない他のシャフト上に設けたギヤを介して噛み合っており、これらギヤ115a,110aを通じて第1主軸110の回転が伝達されるようになっている。そして、第2入力軸116と第2主軸115との係脱の切り換えを行う第2クラッチ136が設けられている。第2クラッチ136が係合すると、第2主軸115を介して第2入力軸116にエンジンからの回転が伝達される。つまり、第1、第2クラッチ131、136の選択的な作動により、エンジンからの回転が第1入力軸111と第2入力軸116のいずれか一方へ択一的に伝達されるようになっている。
第1入力軸111の外周には、軸方向に沿ってトルクコンバータTC側から順に、偶数段の駆動ギヤである2速駆動ギヤ112、4速駆動ギヤ113、6速駆動ギヤ114が設けられている。これら各駆動ギヤ112〜114は、第1入力軸111に対して相対回転可能に設置された遊動ギヤである。また、第2入力軸116の外周には、トルクコンバータTC側から順に、奇数段の駆動ギヤである1速駆動ギヤ117、3速駆動ギヤ118、5速駆動ギヤ119が設けられている。これら各駆動ギヤ117〜119は、第2入力軸116に対して相対回転可能に設置された遊動ギヤである。
一方、出力軸120の外周には、トルクコンバータTC側から順に、1速駆動ギヤ117及び2速駆動ギヤ112に噛合する1−2速従動ギヤ122、3速駆動ギヤ118及び4速駆動ギヤ113に噛合する3−4速従動ギヤ123、5速駆動ギヤ119及び6速駆動ギヤ114に噛合する5−6速従動ギヤ124が固定されている。また、出力軸120のトルクコンバータTC側の端部には、ファイナルギヤ126が固定されている。ファイナルギヤ26は、ディファレンシャル機構150のリングギヤ151に噛合している。
そして、第1入力軸111上の2速駆動ギヤ112に隣接する位置には、第1入力軸111に対して2速駆動ギヤ112を同期させながら固定する2速用同期装置(シンクロメッシュ機構)161が設けられている。また、4速駆動ギヤ113と6速駆動ギヤ114との間には、第1入力軸111に対してこれらギヤ113,114のいずれかを選択的に同期させながら固定する4−6速用同期装置162が設けられている。
また、第2入力軸116上の1速駆動ギヤ117に隣接する位置には、第2入力軸116に対して1速駆動ギヤ117を同期させながら固定する1速用同期装置163が設けられている。また、3速駆動ギヤ118と5速駆動ギヤ119との間には、第2入力軸116に対してこれらギヤ118,119のいずれかを選択的に同期させながら固定する3−5速用同期装置164が設けられている。
上記構成の変速機1−3では、第1、第2クラッチ131,136の係合の切り換えと、第1、第2入力軸111,116上の同期装置161〜164による各駆動ギヤの固定とを組み合わせて行うことで、前進6速の変速段を設定することができる。すなわち、第1、第2クラッチ131,136で、第1入力軸111上の駆動ギヤ112〜114への動力伝達と、第2入力軸116上の駆動ギヤ117〜119への動力伝達とを切り換える。この際、第1、第2クラッチ131,136の係合の切り換えに先立ち、係合先の入力軸111,116上に設けた同期装置161〜164のいずれかで次の変速段用駆動ギヤの同期固定をあらかじめ準備しておく。これにより、第1、第2クラッチ131、136の係合切り換えのタイミングで迅速な変速動作を行うことができる。
そして、本実施形態の変速機1−3では、第1入力軸111上に設けた4−6速用同期装置162に第1入力軸111の回転を検出するための回転検出機構80が設けられている。回転検出機構80の具体的な構成は、図2及び図3に示す第1実施形態の回転検出機構80と同様である。なお、回転検出機構80に代えて、第2実施形態と同様の構成の回転検出機構80−2を設けることも可能である。また、上記では、第1入力軸111上に設けた同期装置162に回転検出機構80(80−2)を設けた場合を説明したが、本実施形態の変速機1−3に設ける回転検出機構80(80−2)は、入力軸上の同期装置に設けていれば、第1入力軸111上の同期装置には限らず、第2入力軸116上の同期装置に設けることも可能である。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお、明細書及び図面に直接の記載がない何れの形状・構造・材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。
例えば、上記の第1、第2実施形態では、回転検出機構80(80−2)を第1出力軸21上の1−3同期装置62に設けた場合を説明したが、第1、第2実施形態では、本発明の回転検出機構は、出力軸(カウンター軸)上の同期装置に設けていれば、他の変速段を設定するための同期装置に設けてもよい。同様に、上記の第3実施形態では、回転検出機構80(80−2)を第1入力軸111上の4−6同期装置162に設けた場合を説明したが、第3実施形態では、本発明の回転検出機構は、入力軸(メインシャフト)上の同期装置に設けていれば、他の変速段を設定するための同期装置に設けてもよい。
また、本発明を適用する変速機は、上記実施形態で示したツインクラッチ式の変速機、あるいはツインカウンター型の変速機やツインメイン型の変速機には限らず、ギヤを同期固定させるための同期装置を出力軸上又は入力軸上に設けている変速機であれば、上記実施形態に示す以外のタイプの変速機にも適用が可能である。
1 変速機
10 主軸
11 第1入力軸
12 7速駆動ギヤ
13 1速駆動ギヤ
14 3−5速駆動ギヤ
16 第2入力軸
17 2−R速駆動ギヤ
18 4−6速駆動ギヤ
21 第1出力軸
22 1速従動ギヤ
23 3速従動ギヤ
24 リバースギヤ
25 4速従動ギヤ
26 第2出力軸
27 7速従動ギヤ
28 5速従動ギヤ
29 2速従動ギヤ
30 6速従動ギヤ
31 第1クラッチ
36 第2クラッチ
41,46 ファイナルギヤ
50 ディファレンシャル機構
51 リングギヤ
61 4−R同期装置
62 1−3同期装置
63 2−6同期装置
64 5−7同期装置
65 シンクロハブ
66 スリーブ
66a 外周面
67 シフトフォーク
67a 駆動軸
67b 側面
68,69 コーン
70,71 リング
72 凹部(フォーク係合部)
72a 第1の面
72b 第2の面
72c 段部
80 回転検出機構
81 センシングギヤ
82 回転検出センサ(検出部)

Claims (4)

  1. 互いに平行に設置された第1回転軸と第2回転軸と、
    前記第1回転軸に対して相対回転不能に固定された固定ギヤと、前記第2回転軸に対して相対回転可能に組み付けられた遊動ギヤとが互いに噛合してなるギヤ組を複数有するギヤ機構と、
    前記遊動ギヤが組み付けられた前記第2回転軸と一体に回転するシンクロハブと、該シンクロハブに対して軸方向に移動可能かつ相対回転不能に組み付けられたスリーブとを有し、前記スリーブで前記第2回転軸に対して前記遊動ギヤを選択的に同期固定させる同期装置と、
    を備えた変速機における前記第2回転軸の回転を検出するための回転検出機構であって、
    前記回転検出機構は、前記スリーブの外周面に形成した回転検出用の突起又は溝を有するセンシングギヤと、前記スリーブの外周面に対向して設置された前記センシングギヤを検出するための検出部と、を備え、前記スリーブがいずれかの前記遊動ギヤ側にあって当該遊動ギヤが前記第2回転軸に対して固定されているインギヤ位置と、前記スリーブが前記遊動ギヤ同士の中間にあって前記遊動ギヤと前記第2回転軸との相対回転が可能なニュートラル位置とのいずれの位置にある状態でも前記センシングギヤが前記検出部に対向するように構成した
    ことを特徴とする変速機の回転検出機構。
  2. 前記第1回転軸と前記第2回転軸のいずれか一方は、駆動源からの駆動力が入力される入力軸であり、
    前記第1回転軸と前記第2回転軸のいずれか他方は、前記ギヤ機構で変速された駆動力を出力するための出力軸である
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転検出機構。
  3. 前記同期装置は、
    前記スリーブを前記第2回転軸の軸方向に移動させるためのフォークと、
    前記スリーブの外周面に形成した前記フォークを相対回転可能に係合させるフォーク係合部と、を備え、
    前記フォーク係合部は、前記スリーブの外周面における軸方向の中心に対してずれた位置に配置された凹部又は凸部であり、
    前記センシングギヤは、前記スリーブにおける前記凹部以外の外周面、又は前記凸部の外周面に形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の変速機の回転検出機構。
  4. 前記凹部又は凸部の側面は、前記センシングギヤの端面を成す第1の面とそれ以外の第2の面とで面の軸方向の位置が異なっており、前記第2の面のみが前記フォークと摺接するようにした
    ことを特徴とする請求項3に記載の変速機の回転検出機構。
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