JP5436107B2 - 打抜き機械のための工具を自動的にセンタリングするための装置、該装置を備える打抜き機械及び該装置を備える打抜き機械の工具受容部を自動的にセンタリングする方法 - Google Patents

打抜き機械のための工具を自動的にセンタリングするための装置、該装置を備える打抜き機械及び該装置を備える打抜き機械の工具受容部を自動的にセンタリングする方法 Download PDF

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Description

本発明は、打抜き機械のための工具を自動的にセンタリングするための装置及び該装置を備える打抜き機械に関する。さらに本発明は、該装置を備える打抜き機械の工具受容部を自動的にセンタリングする方法に関する。
本発明は、打抜き機械の上下の工具受容部を互いに自動的にセンタリングする装置及び方法に係る。打抜き機械の上下の工具受容部は、一般に、メーカーの工場における最終組立の枠内で互いに調整される。その際、上側の工具受容部、具体的には打抜きヘッドの中心軸線と、下側の工具受容部4、具体的にはダイの受容部の中心軸線とは、一致させられる。このことは手動でダイヤルゲージにより行われる。両工具受容部の一方、一般には下側の工具受容部は、ハンマーで軽く叩打することによって、X方向の偏倚、すなわちC型フレームに対して横方向の水平の偏倚と、Y方向の偏倚、すなわちC型フレームの方向の水平の偏倚とが、<0.01mmの所定の公差範囲に収まるように調節される。
工具受容部の調整は、機械が暖まっているときに実施される。機械が運転中にないとき、つまり、機械が冷えているときの機械の個々のコンポーネントがそれぞれの運転温度にないとき、コンポーネントの温度は実質的に室温に等しい。上下の工具受容部の軸線の偏倚は、一般に機械が冷えているときと暖まっているときとの間で0.03mmまでである。
この理由から、一般に0.05mmのクリアランスを有する工具、具体的にはパンチ及びダイが使用される。このことは、少なくとも0.5mmの金属薄板の打抜きを許可する。このことは、発生する温度条件でパンチがダイに衝突することを阻止する。
運転中、個々のコンポーネントはその運転温度を取る。このことは、熱膨張に至る。これにより、上下の工具受容部の中心軸線の位置は互いに変化する。
金属薄板の打抜き時の平均的な品質の生産結果のためには、クリアランスは金属薄板厚さの約10%である。
精度に対するより大きな要求時又はより小さなクリアランスを有する打抜き工具の使用時、打抜き機械は運転条件で新しく調整される。この要求は、例えばゴムの打抜きであったり、より僅かな打抜きばりであったりする。より僅かなクリアランスを有する工具の使用時、金属薄板厚さを超えるより大きな切断面が生じる。このことは、特にねじ山の製作時に有利となる。しかし、この高まった要求は、部分的に、より短い時間、場合によってはそれどころか数時間後の機械の後調整を前提とする。
さらに、0.5mmを下回る厚さを有する金属シートも打ち抜きたいという要求が増しており、このことは、やはり減じられたクリアランス、ひいては工具軸線の調整のより大きな精度を必要とする。金属薄板厚さが0.2mmであるとき、工具の相応の心合わせ公差を伴う0.02mmのクリアランスが必要である。
さらに、工具の寿命は、工具の正確なセンタリングによる均等な負荷時に延長される。
本発明の課題は、打抜き機械の上側の工具受容部を下側の工具受容部に対して自動的にセンタリングする装置及び方法を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明に係る打抜き機械のための工具を自動的にセンタリングするための装置では、上側の工具受容部と下側の工具受容部との間の、X方向及びY方向のずれを検出するための検出手段と、制御装置と、少なくとも1つのアクチュエータとを備えるようにした。
本発明の有利な形態は、従属請求項に係る発明である。
好ましくは、検出手段が打抜き機械の下側又は上側の工具受容部に配置されている。
好ましくは、検出手段が少なくとも1つのセンサ素子を備える。
好ましくは、検出手段がカメラシステムを備える。
好ましくは、検出手段が、Z方向の寸法を測定するための工具内に組み付けられている。
好ましくは、アクチュエータが、下側又は上側の工具受容部をX方向及び/又はY方向で調節するために設けられており、制御装置により制御される。
好ましくは、可動の工具受容部を自動的に固定するための装置が設けられている。
好ましくは、加工品質を検査するための手段が設けられている。
上記課題を解決するために、本発明に係る打抜き機械では、前記装置を備えるようにした。
本発明の有利な形態は、従属請求項に係る発明である。
好ましくは、前記制御装置が機械制御装置内に統合されている。
上記課題を解決するために、本発明に係る前記装置を備える打抜き機械の工具受容部を自動的にセンタリングする方法では、以下のステップ、すなわち、X方向のずれを検出し、Y方向のずれを検出し、修正値を求め、修正運動の必要量及び方向をX方向及びY方向のためのアクチュエータに出力し、X方向及びY方向のずれをコントロールし、限界値の超過時に当該方法を反復するというステップを有するようにした。
本発明の有利な形態は、従属請求項に係る発明である。
好ましくは、上側の工具受容部と下側の工具受容部との間のX方向及びY方向のずれを以下のステップにより検出し、かつ伝送する:検出手段の測定子の、検出手段に対向して位置する工具受容部内に設けられたインサートの内面との接触によるX方向又はY方向の変位を検出して伝送し、工具受容部を検出手段と共に180゜回転させ、検出手段の測定子の、検出手段に対向して位置する工具受容部内に設けられたインサートの内面との接触による逆向きのX方向又はY方向の変位を検出して伝送する。
好ましくは、自動的なセンタリングを所定の時間間隔を置いて実施する。
好ましくは、自動的なセンタリングを、加工品質を検査するための手段からの信号によりトリガする。
本発明に係る装置は、検出手段、制御部及びアクチュエータを備えることによって、下側の工具受容部に対する上側の工具受容部のセンタリングを自動的に実施する可能性を提供する。
本発明の実施の形態について添付図面を参照しながら説明する。
本発明に係る装置の一実施の形態を備える打抜き機械の斜視図である。 打抜き工具であるパンチ及びダイを、発生するクリアランスと共に示す図である。 本発明に係る装置の一実施の形態の原理図である。 図3に示した本発明に係る装置の実施の形態の平面図である。
図1は、打抜き機械(Stanzmaschine)1の斜視図である。打抜き機械1の主要な構成部分は、C型フレーム2である。C型フレーム2は、鋼からなる高ねじり剛性の溶接構造からなる。
C型フレーム2の後端には、ラム6を駆動する液圧ユニット3が設けられている。
C型フレーム2の下側の内面には、打抜き工具14の後述するダイ5を受容するための下側の工具受容部4が設けられている。ダイ5は、第1の回転駆動装置18を介して360゜回転可能であり、かつあらゆる任意の角度位置で固定可能である。
C型フレーム2の上側の内面には、ラム6に、打抜きヘッド7が設けられている。打抜きヘッド7は、打抜き工具14の、図2に示したパンチ8を受容する。打抜きヘッド7は、ダイ5と合致して、やはり360゜回転可能であり、かつあらゆる任意の角度位置で固定可能である。このために第2の回転駆動装置25が設けられている。
回転駆動装置18,25は、図3に示した機械制御装置21によって制御される。機械制御装置21は、別体のエンクロージャ内に設けられている。さらに、ラム制御部9並びに金属薄板10を動かすすべてのリニア駆動装置及び特殊機能のためのアクチュエータも、機械制御装置21によって制御される。制御装置21は、入出力手段としてキーボード及びモニタを備える。制御機能は、マイクロコントローラにより実行される。加工プログラム及び運転パラメータは、制御装置21の記憶領域に記憶されている。
機械制御装置21は、本実施の形態では、追加となる大きな手間なしに、図3に示した、上下の工具受容部を自動的にセンタリングするための装置19の制御も実施する。択一的な実施の形態では、当該装置19の制御装置が、別個の構成群として構成されていてもよく、これにより、既存の打抜き機械にも後付け可能である。
C型フレーム2の下側の内面にはやはり、機械テーブル11と、リニアマガジン(Linearmagazin)15を備えるクロスレール12とが配置されている。クロスレール12には、金属薄板10を締め付けるクランプ13が配置されている。クランプ13は、クロスレール12の適当な箇所に固定可能である。クランプ13は、金属薄板10を確実に把持しながらも、加工したい面で把持してしまうことがないようにずらされることができる。リニアマガジン15には、打抜き工具14のための受容部が存在する。
打抜きのために、機械テーブル11はY方向で、金属薄板10がクランプ13により固定されているクロスレール12と共に、規定された位置へと走行し、かつクロスレール12はX方向で、規定された位置へと走行し、その際、金属薄板10は機械テーブル10上を滑動する。その後、ラム6によって打抜き行程(ストローク)が実施される。引き続いて、同じ原理で次の打抜き位置が達成される。
打抜き工具14は自動的に、機械制御装置21により制御されて交換される。このためにクロスレール12は、図示しないリニア駆動装置により駆動されて所定の位置へとX方向で走行する。その結果、装着したい工具のX位置は、下側の工具受容部4のX位置に一致する。その後、クロスレール12は、機械テーブル11と共に、別のリニア駆動装置により駆動されて所定の位置へとY方向で走行する。この位置で、ダイ5及びパンチ8の中心軸線Aは、下側の工具受容部4及びラム6の中心軸線Aと一致する。その結果、ダイ5は、下側の工具受容部4に受容され、かつパンチ8は、ラム6に受容され得る。ラム6及び下側の工具受容部4内に工具が存在する場合、この工具は予め、リニアマガジン内の空いたスペースに排出される。
このようにして、図3に示した検出手段16もパンチ8に、インサート17も下側の工具受容部4に自動的に高速で交換装着可能である。択一的には、これらの部品は、ケーブルによるデータ伝送時にこれを損傷させないため、手で対応する工具受容部4,6に取り付けられてもよい。
図2は、打抜き工具14、具体的にはパンチ8及びダイ5を、発生するクリアランスと共に示している。パンチ8は、本実施の形態では円柱状の形状を備え、ダイ5は、パンチ8とダイ5のかじり(Fressen)を回避するために、軽微な円錐形の孔を備える。クリアランスuは、それぞれの断面図におけるパンチ8の外寸とダイ5の内寸との差である。高品質の打抜き結果のためには、クリアランスは可及的に小さく(金属薄板厚さの<10%)、かつ均等である必要がある。これにより、生じるかえりは均等かつ僅かになる。
図3は、本発明に係る工具受容部を自動的にセンタリングするための装置19の一実施の形態の原理図である。
下側の工具受容部4には、インサート17が受容されている。インサート17は、打抜き工具14のダイ5と同じ外側輪郭を有する。これにより、インサート17は、形状結合(formschluessig:形状による束縛)式に遊びなしに下側の工具受容部4内で正確にセンタリングされている。内側にインサート17は円筒状の孔を有しており、この孔もやはり正確にセンタリングされている。
さらに装置19は、検出手段16を有する。検出手段16はその上側に、パンチ8の受容ピンと同一の、図示しない受容ピンを有する。この受容ピンによって、パンチ8は、形状結合式に遊びなしに上側の工具受容部、具体的にはラム6に受容される。その結果、パンチ8は正確にラム6に対してセンタリングされている。
下側からセンサ素子、例えば測定機械から公知の、その前端にルビー球を備えるアームを有する測定子(Taster)20が、検出手段16から突出している。測定子20は、ばねにより予め付勢されているので、静止状態においてその最も外側の位置にある。ラム6が検出手段16と共に下降すると、測定子20は、内方に押圧されるので、その外側の周面でインサート17の内面に当接する。インサート17との検出手段16の調整に際して留意することは、測定子20の球の中心がインサート17の開口内にあって、球が孔内に進入可能であり、しかも球の周囲が確実にインサート17の内面に当接するようになっていることである。別の実施の形態では、別の作用原理、例えば光学センサ、磁気センサ又は容量型センサが使用されてもよい。
検出手段16の内部には、少なくとも0.001mmの精度を有する公知の評価ユニットが設けられている。検出手段16は、機械制御装置21に伝送区間22、本実施の形態では無線区間を介して接続されている。この無線区間を介して、測定子20の変位を評価ユニットによって変換した信号が伝送される。
無線区間として形成された伝送区間22は、ケーブル配線を必要とせず、検出装置19の自動交換のために適している。択一的な実施の形態では、伝送区間22がケーブル配線により形成されてもよい。ケーブル配線は、少なくとも部分的な手による工程時の、安価で省スペースな可能性と言えるが、自動交換を困難にする。
下側の工具受容部4は、図示しないリニア軸受により、X軸及びY軸に対して平行に可動に支承されている。それぞれ1つのリニア駆動装置により、下側の工具受容部4は、X軸又はY軸に対して平行に動かされる。リニア駆動装置は、機械制御装置21により制御される。リニア駆動装置は、本実施の形態では、電気的なステップモータ及びスピンドル伝動装置から形成される。電気的なステップモータ及びスピンドル伝動装置は、相応の精度が達成され得るように調整されている。
択一的な実施の形態では、モータの回転運動から直線運動への変換が楔又は偏心体により実施可能である。
下側の工具受容部4の固定のために、図示しない固定手段が設けられている。この固定手段は、下側の工具受容部4の移動を阻止する。
運転中、図4に示すように、検出手段16は、ラム6の第2の回転駆動装置25により正確に、X軸に対して平行な方向へ回転される。すなわち、測定子20は、X軸に対して平行な一方向を向いている(位置A)。検出手段16は、測定子20の変位を検出する。この変位は、対応する信号に変換されて、機械制御装置21に伝送区間22を介して伝送される。引き続いて、検出手段16は再び、ラム6の第2の回転駆動装置25及びラム6により第1の方向へ180°回転させられる。その結果、検出手段16の測定子20は、X軸に対して平行な他方向を向いており(位置B)、測定子20の変位が検出されて、対応する信号に変換され、伝送区間22を介して機械制御装置21に伝送される。その後、検出手段16は正確に90゜、第2の、逆転方向へ回転されるので、検出手段16の測定子20は、Y軸に対して平行になり(位置C)、測定子20のずれが検出されて、対応する信号に変換され、機械制御装置21に伝送される。その後、検出手段16は再び180°第1の方向へ回転されるので、測定子20は、Y軸に対して平行な他方向を向いており(位置D)、測定子20のずれが検出されて、対応する信号に変換され、機械制御装置21に伝送される。
機械制御装置21において、検出手段16の伝送された信号から、検出手段16がX方向及びY方向でインサート17に対してどの位置を占めているか、つまり、検出手段16がインサート17に対してどの程度のずれを有しているかが求められる。このことは、検出手段16の軸線、ひいては上側の工具受容部、具体的にはラム6の軸線の、インサート17、つまり下側の工具受容部4の軸線に対するずれを表している。最適に調節されている場合、1つの軸における互いに逆向きの両方向での測定子20の変位は、同一である。
これらの求められた値から、機械制御装置21によって修正値が求められ、リニア駆動装置のための信号に変換される。これらの信号は、信号線路24を介してアクチュエータ、具体的にはリニア駆動装置に伝送され、機械制御装置21による固定手段の解除後、リニア駆動装置がアクティブ化される。調整後、固定手段は機械制御装置21により再び固定される。
調整後、同じ方法により、残されたずれがどの程度の大きさであるかが検査され、所定の限界値を超過している場合には、センタリングが繰り返される。
択一的な実施の形態では、個々の特徴が変更されてもよい。
ラム6内に検出手段16を配置する代わりに、検出手段16が、下側の工具受容部4に受容されてもよく、インサート17は、ラム6に受容されるように構成される。検出手段16及びインサート17を直接工具受容部4,6に配置することにより、ずれは直接検出される。
1つの測定子20を備える検出装置16の代わりに、検出装置16が複数の、例えば2つ又は4つの測定子20を有していてもよい。これにより、測定子20の複数の変位の検出が同時に実施可能であるので、センタリング工程が短縮される。測定子20の変位を介した軸線のずれの検出は、正確かつ簡単な方法である。
検出装置16は、択一的な実施の形態では、鉛直軸に対して平行なZ方向での寸法を検出するための工具に設けられている。検出装置16の相手側は、相応に工具の他方の部分に設けられている。
別の実施の形態では、測定子20を備える検出手段16の代わりに、カメラシステムが設けられている。このカメラシステムは、C型フレーム2の上側の内面に配置されており、下側の工具受容部4に向けて方向付けられている。画像評価法を介して、下側の工具受容部4の、最適な位置に対する目下の位置が求められ、下側の工具受容部4の位置が修正される。この場合、工具の中心軸線に関して点対称な工具が下側の工具受容部4内に残されてもよい。
下側の工具受容部4の位置の修正の代わりに、択一的にはラム6の位置の修正も可能である。
オプションとして、自動的にセンタリングするための装置19に、加工品質を検査するための手段が設けられている。装置19は、カメラシステムを有している。これにより、打ち抜かれた金属薄板内の極めて薄いウェブ(<0.2mm)の存在が検査される。この薄いウェブがなければ、調整工程がトリガされる。薄いウェブの代わりに、別の製品特徴が精度のためのインジケータとして使用されてもよい。
択一的には、調整工程が、予め決められた時間の経過後に、又は手動でトリガされてもよい。
1 打抜き機械
2 C型フレーム
3 液圧ユニット
4 下側の工具受容部
5 ダイ
6 ラム
7 打抜きヘッド
8 パンチ
9 ラム制御部
10 金属薄板
11 機械テーブル
12 クロスレール
13 クランプ
14 打抜き工具
15 リニアマガジン
16 検出手段
17 インサート
18 第1の回転駆動装置
19 上下の工具受容部を自動的にセンタリングするための装置
20 測定子
21 機械制御装置
22 伝送区間
23 アクチュエータ
24 信号線路
25 第2の回転駆動装置

Claims (13)

  1. 打抜き機械(1)のための工具を自動的にセンタリングするための装置(19)において、上側の工具受容部(6)と下側の工具受容部(4)との間の、X方向及びY方向のずれを検出するための検出手段(16)と、制御装置(21)と、少なくとも1つのアクチュエータ(23)とを備えており、
    前記検出手段(16)は、打抜き機械(1)の下側又は上側の工具受容部(4,6)に配置されており、
    前記検出手段(16)は、少なくとも1つのセンサ素子(20)を有しており、
    前記検出手段(16)は、Z方向の寸法を測定するための工具内に組み付けられていることを特徴とする、打抜き機械のための工具を自動的にセンタリングするための装置。
  2. 検出手段(16)がカメラシステムを備える、請求項1記載の装置。
  3. アクチュエータ(23)が、下側又は上側の工具受容部(4,6)をX方向及び/又はY方向で調節するために設けられており、制御装置(21)により制御される、請求項1又は2記載の装置。
  4. 可動の工具受容部(4,6)を自動的に固定するための装置が設けられている、請求項記載の装置。
  5. 加工品質を検査するための手段が設けられている、請求項1からまでのいずれか1項記載の装置。
  6. 請求項1からまでのいずれか1項記載の装置(19)を備える打抜き機械。
  7. 前記制御装置が機械制御装置(21)内に統合されている、請求項記載の打抜き機械。
  8. 請求項1からまでのいずれか1項記載の装置(19)を備える打抜き機械(1)の工具受容部(4,6)を自動的にセンタリングする方法において、以下のステップ、すなわち、
    X方向のずれを検出し、
    Y方向のずれを検出し、
    修正値を求め、
    修正運動の必要量及び方向をX方向及びY方向のためのアクチュエータ(23)に出力し、
    X方向及びY方向のずれをコントロールし、限界値の超過時に当該方法を反復する、
    というステップを有することを特徴とする、打抜き機械の工具受容部を自動的にセンタリングする方法。
  9. 上側の工具受容部(6)と下側の工具受容部(4)との間のX方向及びY方向のずれを以下のステップにより検出し、かつ伝送する:
    検出手段(16)の測定子(20)の、検出手段(16)に対向して位置する工具受容部(4,6)内に設けられたインサート(17)の内面との接触によるX方向又はY方向の変位を検出して伝送し、
    工具受容部(4,6)を検出手段(16)と共に180゜回転させ、
    検出手段(16)の測定子(20)の、検出手段(16)に対向して位置する工具受容部(4,6)内に設けられたインサート(17)の内面との接触による逆向きのX方向又はY方向の変位を検出して伝送する、
    請求項記載の方法。
  10. 自動的なセンタリングを所定の時間間隔を置いて実施する、請求項又は記載の方法。
  11. 自動的なセンタリングを、加工品質を検査するための手段からの信号によりトリガする、請求項又は記載の方法。
  12. 前記検出手段(16)は、自動的に前記下側の工具受容部(4)又は前記上側の工具受容部(6)に交換装着可能であるように形成されている、請求項1から5までのいずれか1項記載の装置。
  13. 前記検出手段(16)は、無線区間を介して前記機械制御装置(21)に接続されている、請求項7記載の打抜き機械。
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