JP5433329B2 - トレイおよびこれを用いる薬品自動払出装置 - Google Patents

トレイおよびこれを用いる薬品自動払出装置 Download PDF

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Description

本発明は、トレイ一般、特に病院などにおいて、調剤指示に基づいて薬剤を払い出す薬品自動払出装置およびそれに用いるトレイに関する。
運搬用容器や工場の部品用容器など、容器一般の分野においては比較的大型の容器が使われることもあり、占有スペースを低減するために、折りたたみ可能な容器や(特許文献1,2)、空の容器を重ねたときに容器内部に上部の容器の底部が収納可能な容器(特許文献3)が開示されている。
一方、薬品自動払出装置は、薬剤を処方箋に応じて、自動的に患者ごとに準備されたトレイに払出すものである。薬品自動払出装置には、上流から流れてきたトレイに薬品を払出し下流に搬送するために、特許文献4に開示されているようなベルトコンベア状の搬送装置を用いる。
特開平8−119266号公報 特開2002−145260号公報 特開2001−48176号公報 特開平11−165834号公報
しかし、薬品自動払出装置は、数多くの医薬品をストックする必要があることに加え、患者の人数分のトレイも準備しなくてはいけないため、必然的に大型となり、大きな設置スペースを必要とする。特に、ベッド数200床から400床程度の中規模病院においては、薬品自動払出装置の導入に対しその効果は認めるものの、設置スペースの問題で導入を見送らざるを得ないという問題もある。そのために、空トレイの設置スペースを極力小さくする必要があった。
これを解決するため、従来の容器の技術を検討するに、特許文献1,2は比較的底の深い容器であることから側面部を折りたためるよう構成している。しかし、薬品自動払出装置のトレイは、注射薬アンプルや点適用バッグなど、比較的小型な物品の払い出しに用いること、さらに、払出済みトレイを重ねたときに高さが低くなるよう、側面部の高さはさほど高くないことなどから、特許文献1,2の技術を直接用いることはできない。また、特許文献3については、容器内部を仕切る仕切り板がないことが前提となっているのに対し、薬品自動払出装置のトレイは、通常薬剤の種類や処方時間に応じて分別して払い出すために、仕切り板を設けてトレイ収納部を分割していることが多い。したがって、やはり特許文献3の技術を直接用いることはできない。
そこで、本発明は、空トレイを積み上げた際、占有スペースがより少なくなるトレイ、特に薬品自動払出装置用トレイ、およびこのトレイを用いることのできる薬品自動払出装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明のトレイは、底面部と、上部に向かってテーパー状に設けられた側面部と、前記底面部および前記側面部で形成される収納部を分割するとともに、底面部側の長辺を軸として回動可能に設けられている仕切り板からなるトレイであって、前記側面部に前記仕切り板を係止するチャック部材と、前記チャック部材をロックするロックレバーを有するものである。
請求項2記載の本発明のトレイは、請求項1記載のトレイにおいて、前記仕切り板は、前記底面部に対して垂直方向に回動するよう付勢されているものである。
請求項3記載の本発明のトレイは、請求項1記載のトレイにおいて、前記底面部に、前記仕切り板が収容される溝部を設けたものである。
請求項4記載の本発明のトレイは、底面部と、上部に向かってテーパー状に設けられた側面部と、前記底面部および前記側面部で形成される収納部を分割するとともに、底面部側の長辺を軸として回動可能に設けられている仕切り板からなるトレイであって、前記仕切り板は、前記底面部に対して水平方向に回動するよう付勢されており、前記側面部の前記仕切り板付近に、前記仕切り板を垂直方向に回動させるために用いる透孔を設けるとともに、前記側面部に前記仕切り板を係止するチャック部材と、前記チャック部材をロックするロックレバーを有するものである。
請求項5記載の本発明の薬品自動払出装置は、請求項1記載のトレイを用いる薬品自動払出装置であり、前記ロックレバーをロック方向に移動させる第1の駆動部を有するものである。
請求項6記載の本発明の薬品自動払出装置は、請求項4のトレイを用いる薬品自動払出装置であり、前記ロックレバーをロック方向に移動させる第1の駆動部と、前記透孔を通じて前記仕切り板を垂直方向に回動させる第2の駆動部とを有するものである。
請求項1記載の発明によれば、テーパー状の側面部を有し、かつ仕切り板の下辺を軸にして回動可能であるので、トレイを重ねたときに仕切り板が干渉することなく上のトレイの底部が下のトレイの収納部に収納され、空トレイをコンパクトに積み上げることができ、空トレイを収納する未収納トレイユニットの設置面積を小さくすることが可能である。また、仕切り板がチャック部材およびこれをロックするロックレバーにより固定され、薬品をトレイに載置してトレイを積み上げても仕切り板が倒れることなく仕切り板で上のトレイを支えることができ、払い出された薬品自体に、積み上げられたトレイの重量が加わらず、トレイの収容部に置かれた薬品の破損を防止することが可能である。
請求項2記載の発明によれば、仕切り板は固定されず、仕切り板が底面部に対して垂直方向、すなわち仕切り板が立つ方向に付勢されているだけなので、空トレイを積み上げれば上のトレイの重みで仕切り板が倒れ、空トレイをコンパクトに収納することができる。さらに、仕切り板が立つ方向に付勢されているので、空トレイを未収納トレイユニットから取り出した際には仕切り板は自動的に立ち、収納部を分割するので、薬品を分別して払出し、載置することが可能である。
請求項3記載の発明によれば、倒れた仕切り板が溝部に収容されるので、仕切り板の厚み分、トレイの深さが深くなり、より多くの空トレイを積み上げることが可能となる。
請求項4記載の発明によれば、仕切り板がチャック部材およびこれをロックするロックレバーにより固定され、薬品をトレイに載置してトレイを積み上げても仕切り板が倒れることなく仕切り板で上のトレイを支えることができ、払い出された薬品自体に、積み上げられたトレイの重量が加わらず、トレイの収容部に置かれた薬品の破損を防止することが可能である。さらに、トレイの底面部および側面部の仕切り板付近に透孔を設けており、ここに薬品自動払出装置側に設けた第2の駆動部が進入して仕切り板を垂直方向に回動させることができるものである。つまり薬品自動払出装置側から仕切り板を立てることができるものである。
請求項5記載の発明によれば、仕切り板を薬品自動払出装置側からロックすることができるものであり、薬品払出後のトレイを積み上げても薬品の破損を防止することができるものである。
請求項6記載の発明によれば、仕切り板を薬品自動払出装置側から立てるとともにロックすることができるものであり、薬品払出後のトレイを積み上げても薬品の破損を防止することができるものである。
本発明のトレイを用いる薬品自動払出装置の正面図 本発明の第1の実施例のトレイの外観斜視図 本発明の第2の実施例のトレイの外観斜視図 本発明の第2の実施例のトレイの要部上面図 本発明の第3の実施例のトレイの外観斜視図 本発明の第4の実施例のトレイの外観斜視図 本発明の第2、3の実施例のトレイを用いる薬品自動払出装置のトレイ搬送手段の外観斜視図 本発明の第2、3の実施例のトレイを用いる薬品自動払出装置のトレイ搬送手段の要部外観斜視図 本発明の第2、3の実施例のトレイを用いる薬品自動払出装置のトレイ搬送手段の要部側面図 本発明の第4の実施例のトレイを用いる薬品自動払出装置のトレイ搬送手段の要部外観斜視図 本発明の第4の実施例のトレイを用いる薬品自動払出装置のトレイ搬送手段の要部側面図
(1、薬品自動払出装置)
まず、薬品自動払出装置全体について説明する。
図1は、薬品自動払出装置101の外観正面図である。薬品自動払出装置101は、未収納トレイユニット102、薬品投入ユニット103、プリンタユニット104、収納済トレイユニット105、およびこれらをつなぐトレイ搬送手段106から構成されている。
未収納トレイユニット102は、各種薬品を乗せるための空のトレイ107を積載、収容するとともに、下部に設けられたトレイ搬送手段106に空トレイを供給するものである。本実施例では、未収納トレイ収納ユニット102は、前面を透明プラスチックやガラス等で形成した扉を備え、トレイの在庫が確認できるようになっているが、必ずしもこれらの覆いは必要ではなく、トレイ107を露出するような形で積載、収容するようなタイプでも良い。
薬品投入ユニット103は、各種薬品を分別保管するとともに、処方箋データなどによる調剤指示に基づき、患者ごとに必要な薬品を、トレイ搬送手段106で未収納トレイユニット102から移送された空のトレイ107に投入、載置するものである。薬品は、処方の対象となりうるものであり、例えば注射薬、点滴薬、内服薬、貼付薬、座薬等である。また薬品自体のパッケージは、注射薬においてはアンプルやプラスチックボトル、点滴薬においては輸液バッグ、内服用の錠剤、粉末剤などにおいては小瓶やSP包装、PTP包装などが代表的である。
プリンタユニット104は、処方箋データに基づき、注射箋など薬剤処方の内容を記載した処方箋や、各種薬剤の薬品ラベルを印刷するプリンタを備えるとともに、印刷された処方箋や薬品ラベルを、トレイ搬送手段106により薬品投入ユニット103から移送されてきたトレイ107に投入、載置するものである。本実施例では、プリンタユニットは、外部からほこりや異物が入り込むのを防止するため、前面が不透明な金属ないしプラスチックの扉で覆われており、扉は開閉可能となっている。プリンタにより印刷される印刷物は個人情報が記載されており機密性が高いので、個人認証手段を設けて扉の開閉を行っても良い。なお、薬品投入ユニット103とプリンタユニット104は配置を逆にしても良い。
収納済トレイユニット105は、トレイ搬送手段106によりプリンタユニット104から移送されたトレイ107を受け取り、積載、収容するものである。この時点で、トレイ107には各種薬品および注射箋、薬品ラベルが載置されている。収納済トレイユニット105も未収納トレイユニット102と同様、前面を透明プラスチックやガラス等で形成した扉を備え、収納済トレイが確認できるようになっている。そして、このような構成により、薬剤が載置されたトレイ107が倒壊して薬剤が破損するのを防止することができる。しかし、機能的には必ずしもこれらの覆いは必要ではなく、トレイ107を露出するような形で積載、収容するようなタイプでも良い。そして、収納済トレイユニット105に積載されたトレイ107は、カート等に移し替えられるなどして、看護士や薬剤師等により、各医師や患者の元に運ばれる。
トレイ搬送手段106は、ベルトコンベアなどの手段により、未収納トレイユニット102から薬品投入ユニット103、プリンタユニット104を経て、収納済トレイユニット105を結ぶものであり、本実施例によれば、各ユニットの下部に独立して設けられている。トレイ搬送手段の動作は、未収納トレイユニット102から空トレイ107を受け取り、薬品投入ユニット103で薬剤を、プリンタユニット104で処方箋や薬品ラベルをトレイ107上に受け取って、収納済トレイユニット105に薬剤および処方箋が載置されたトレイ107を引き渡すものである。このように、トレイ搬送手段106を一列に設けることにより、トレイ配置、薬品投入、印刷物投入、トレイ搬出を各ユニットで同時並行的に進めることができ、より迅速な薬品払出しを実現することができる。トレイ移送手段106の詳細な構成および動作は別途説明する。なお、本実施例では各ユニットの下部に独立したトレイ搬送手段を設け、これらを連動してトレイを搬送しているが、ユニットごとに独立して設けず、未収納トレイユニット102から収納済トレイユニット105に至る一体のトレイ搬送手段を設けてもよい。
(2、トレイ)
次に本件トレイ、特に薬品自動払出装置に用いるトレイについて説明する。
(実施例1)
図2は第1の実施例のトレイである。トレイは、薬品自動払出装置で用いる際は、患者ごとに準備され、処方箋データにしたがって患者ごとに一日に必要な薬剤を自動的に載置するために用いられるものである。トレイ201は、トレイ底面を構成する底面部202、トレイ側面を構成する側面部203、側面部203に続きトレイの外周を構成するフランジ部204、底面部202および側面部203で形成される収納部を分割する仕切り板205を有する。これらは、任意の材料により構成することが可能であるが、比較的軽量である各種プラスチックを選択することが望ましい。
底面部202は、トレイ201の底であり、平面で構成される。ただし、搭載する薬品が滑り落ちるのを防止するため、凹凸部を設けたり、ゴムを敷いたりしても良い。
側面部203は、上部に向かうほど開口が大きくなるよう、テーパー状に設けられている。この構成により、トレイ201を積み重ねると、上のトレイの底が下のトレイの収納部に収納される形となり、空トレイを積み重ねたときに、その体積を最小限にすることが可能である。
フランジ部204は、側面部203の上端から底面部202と並行に延設され、トレイ201の外周部を形成する。フランジ部204を設けることにより、トレイ201の剛性が増し、実用上十分な強度を保つことができる。
仕切り板205は、底面部202および側面部203で形成されるトレイ201の収容部を分割し複数の領域を形成するものである。薬品自動払出装置においては、処方する薬品の種類や、処方する時間(朝、昼、夜)に応じて分別して払い出すことが望まれており、仕切り板205の果たす役割は大きい。本実施例では、2枚の仕切り板が設けられ、収容部は3つの領域に分割されている。仕切り板205は、その底面側の長辺を軸にして、側面部に対して回動可能に係合されている。具体的には、仕切り板205の下側の長辺両端に円柱状の突起を設け、これに対応する側面部203に円形の穴を設け、これに突起を係合させている。さらに、図示しない付勢手段により、仕切り板205は底面部202に対して垂直方向、すなわち仕切り板205が立つ方向(図中の矢印方向)に付勢されている。付勢手段は公知の手段、例えばねじりばねを使うことができる。付勢の強さは、上部に別のトレイを乗せたとき、その重みで仕切り板205が倒れるくらいの力が適当である。そして、仕切り板205が立った状態からさらに回動して倒れないように、側面部203の適当な位置にストッパー206が設けられている。本実施例では、ストッパー206の位置は、仕切り板206が底面部202に対して、90度に至らない、すなわち90度よりやや小さい位置で止まるよう、設定されている。
なお、本実施例では、2枚の仕切り板205は、互いに反対方向に付勢されているが、同一方向に付勢するよう構成しても良い。
また、本実施例では仕切り板を付勢しているが、付勢手段は設けず、側面部に爪などを設けて仕切り板を係止してもよい。このような簡易な構成でも、本発明の目的を達成することは可能である。
なお、図示していないが、トレイを薬品自動払出装置に用いる場合には、通常、患者の情報が記載ないし記録された患者カードを保持するための患者カードホルダーが、側面部203外側に設けられている。
次にかかるトレイの使用方法について説明する。
空のトレイ201は、未収納トレイユニット102に積載、収容されている。具体的には、図1の未収納トレイユニット102のように、上のトレイの底部は、下のトレイの収納部に収納されるような形で収容されている。これは、トレイの上に別のトレイを重ねたとき、上のトレイの重さが仕切り板205の付勢手段の付勢力を上回り、下のトレイの仕切り板205が倒れることにより、トレイの収納部に干渉する部材がなくなり、上のトレイが収容可能となるからである。このように、仕切り板をはずすなどの特別な操作を必要とせず、単にトレイを上から重ねるだけでトレイを積み重ねることができるものである。なお、本実施例では、ストッパー206の位置は、90度よりやや小さい位置で止まるよう設定されているので、上からトレイを重ねた際に仕切り板205が倒れず干渉してしまうようなことはない。なお、本実施例では、2枚の仕切り板205は、互いに反対方向に付勢されているが、同一方向に付勢するよう構成しても良い。この場合、トレイを横方向から滑り込ませるように積載しても、確実に二つの仕切り板を倒すことができる。
空のトレイは、未収納トレイユニット102の下部からトレイ搬送手段106に受け渡される。この時、上のトレイの重量から開放されるので、仕切り板205に加えられている付勢力により自動的に仕切り板205が立ち、薬品払出に備えることが可能となる。
薬品投入ユニット103で薬品を払い出されたトレイ201は、プリンタユニット104で処方箋や薬品ラベルを受け取った後、収納済トレイユニット105に積載される。そして、看護士や薬剤師により、それぞれのトレイが患者や医師の下に運ばれる。
(実施例2)
図3は第2の実施例のトレイである。実施例2のトレイは実施例1のトレイの構成に加え、チャック部材307とロックレバー308を備えたものである。すなわち、トレイ301は、トレイ底面を構成する底面部302、トレイ側面を構成する側面部303、側面部303に続きトレイの外周を構成するフランジ部304、底面部302および側面部304で形成される収納部を分割する仕切り板305、側面部に設けられたストッパー306に加え、チャック部材307とロックレバー308を備えている。なお、重複する部分の説明は省略する。
チャック部材307は、仕切り板305の両端付近の側面部303に設けられており、仕切り板305を係止し、仕切り板305が底面側に倒れるのを防止するものである。本実施例では2枚の仕切り板305についてそれぞれ2個、合計4個のチャック部材307が設けられている。チャック部材307は、爪部309、軸部310、背面部311を有している。チャック部材307は軸部310を介して回動可能に、トレイ301の側面部303ないしフランジ部304と係合している。そして、ねじりばね等の付勢手段で外側方向(図4の矢印)に付勢されている。爪部309はトレイの側面部303の内側に突出して、仕切り板305を係止、固定し、底面部202に倒れるのを防止する。背面部311は後述のロックレバー308に当接する面である。
ロックレバー308は、チャック部材307が回動するのをロックする部材であり、これにより仕切り板305が底面側に倒れるのを防止するものである。ロックレバー308はそれぞれのチャック部材307に対応して側面部302ないしフランジ部304に設けられており、図では2組4個のロックレバー308が設けられている。図4(b)のように、ロックレバー308をスライドさせ、ロック位置(ロックレバーを左右に広げた位置)に移動させることにより、背面部311にロックレバー308が当接し、付勢手段によりトレイの側面部303外側に退避していたチャック部材307はトレイ側面部303の内側に押し込まれ、爪部309がトレイ側面部304の内側に突出した状態で固定される。これにより、仕切り板305は爪部309と当接し、底面部側に倒すことはできなくなる。また、図4(a)のように、ロックレバー308を開放位置(ロックレバーを中央方向に寄せた位置)に移動させると、背面部311に当接していたロックレバー308が退避することにより、チャック部材308に対する規制がなくなり、チャック部材308に設けられた付勢手段により爪部309はトレイの側面部303外側に退避する。これにより、仕切り板305は爪部309と当接することはないので、外力により仕切り板305を底面部側に倒すことが可能となる。
なお、ロックレバー308は、看護士等が手動でロックを容易に解除することができるよう、手の親指と人差し指でつまめるような距離及びストロークで設けるのが望ましい。
次にかかるトレイの使用方法について説明する。
空トレイを積載する看護士ないし薬剤師は、空トレイを積み上げる際、2組のロックレバー308をつまむようにして開放位置に移動させる。すると、チャック部材307はロックレバー308の規制から開放され、チャック部材307の付勢に従い、爪部309は側面部303の外側に退避する。この状態で、仕切り板305は外力により倒すことが可能となる。そして、トレイ301を未収納トレイユニットに載置する。さらに、この上に別のトレイを重ねると、上のトレイの重さが下のトレイの仕切り板305に設けられた付勢手段の付勢力を上回り、仕切り板205が倒れることによりトレイの収容部に干渉する部材がなくなり、上のトレイの底部が下のトレイの収容部に収容され、上のトレイが収容可能となる。このように、ロックレバー308の簡単な操作だけでトレイ301をコンパクトに積載することが可能である。
なお、本実施例においても実施例1と同様、ストッパー206の位置は、90度よりやや小さい位置で止まるよう設定されているので、上からトレイを重ねた際に仕切り板205が倒れず干渉してしまうようなことはない。なお、本実施例でも、2枚の仕切り板205は、互いに反対方向に付勢されているが、同一方向に付勢するよう構成しても良い。この場合、トレイを横方向から滑り込ませるように積載しても、確実に二つの仕切り板を倒すことができる。
そして、実施例1と同様、空のトレイは、未収納トレイユニット102の下部からトレイ搬送手段106に受け渡される。この時、上のトレイの重量から開放されるので、仕切り板205に加えられている付勢力により自動的に仕切り板205が立ち、薬品払出に備えることが可能となる。
そして、薬品投入ユニット103で薬品を払い出される際、薬品払出と同時に、あるいはこれに先立ち、トレイ搬送手段106に設けられた後述の第1の駆動手段により、ロックレバー308がロック位置に移動される。これにより、仕切り板305の回動はチャック部材307およびストッパー306で規制されるため、載置される薬品が仕切り板を倒し、本来とは別の領域の収納部に誤って載置されてしまうような事故を防ぐことができ、ひいては薬剤の誤投与を防止することができる。
その後、トレイ301は、プリンタユニット104で処方箋や薬品ラベルを受け取った後、収納済トレイユニット105に積載される。この際、トレイ301を積み上げても仕切り板305はチャック部材307およびストッパー306により規制されているので、仕切り板305は容易に倒れることなく、仕切り板305は上のトレイの重量を支えることができる。つまり、払い出された薬品自体に積み上げられたトレイの重さが加わらないので、収納部の薬品の破損を防止することが可能である。
(実施例3)
図5は第3の実施例のトレイである。実施例3のトレイは実施例2のトレイの構成に加え、溝部312を設けている。図面の番号は第2の実施例と同じものを用いる。
溝部312は、底面部302に、仕切り板305と同一の形状の溝を形成することにより設けられている。これにより、仕切り板305が倒れた際、仕切り板305は溝部312に収納されるので、空トレイを重ねた場合、実施例2と比較して、上のトレイを仕切り板305の厚み分だけ深く収容できる。よって、積載されたトレイの体積をより小さくすることが可能である。
(実施例4)
図6は第4の実施例のトレイである。実施例4のトレイと実施例2のトレイの違いは、実施例2のトレイの仕切り板205が、底面部202に対して垂直方向、すなわち仕切り板205が立つ方向(図3のの矢印方向)に付勢されているのに対し、実施例4のトレイの仕切り板605は、底面部602に対して水平方向、すなわち仕切り板606が倒れる方向(図6の矢印方向)に付勢されているものである。さらに、トレイ601の仕切り板605付近の底面部602および側面部603に、仕切り板605を垂直方向に回動させるために用いる透孔612が設けられている。透孔612は、薬品自動払出装置のトレイ搬送部106に設けられた第2の駆動部の部材が進入して、第2の駆動部が仕切り板605を立てるために設けられている。
なお、実施例2では、仕切り板205が立った状態からさらに回動しないよう、側面部203の適当な位置にストッパー206が設けられている。本実施例においてもストッパー606を設けているが、実施例2と異なり、仕切り板605は水平方向に回動する方向に付勢されているので、チャック部材607がロック位置にあるときはチャック部材607側に付勢されていることになる。よって、必ずしもストッパー606を設ける必要はない。
さらに、実施例2では、ストッパー206の位置は、仕切り板206が底面部202に対して、90度に至らない、すなわち90度よりやや小さい位置で止まるよう、設定されているのに対し、本実施例では、付勢の方向は仕切り板605が倒れる側であるので、このような設定は必要ない。
また透孔612は、底面部602および側面部603に設けているが、側面部603にのみ設けるようにしてもよい。
次にかかるトレイの使用方法について説明する。
空トレイを積載する看護士ないし薬剤師は、空トレイを積み上げる際、2組のロックレバー608をつまむようにして開放位置に移動させる。すると、チャック部材607はロックレバー608の規制から開放され、チャック部材607の付勢に従い、爪部609は側面部603の外側に退避する。これに伴い、仕切り板605は付勢手段により与えられた付勢に従い、自動的に底面側に倒れる。これにより、トレイ収納部に干渉する部材がなくなるので、さらに上にトレイを積載することが可能となる。このように、本実施例においても、ロックレバー608の簡単な操作だけでトレイ601をコンパクトに積載することが可能である。
そして、実施例2と同様、空のトレイは、未収納トレイユニット102の下部からトレイ搬送手段106に受け渡される。ただし、実施例2と異なり、上のトレイの重量から開放されても、仕切り板605に加えられている付勢力は実施例2と反対方向なので、自動的に仕切り板605が立つことはない。
そして、薬品投入ユニット103での薬品の払出に先立ち、トレイ搬送手段106に設けられた後述の第2の駆動手段によって、仕切り板605が底面部602に対して垂直に立てられる。次に、トレイ搬送手段106に設けられた第1の駆動手段により、ロックレバー608がロック位置に移動される。これにより、仕切り板605の回動はチャック部材607およびストッパー606で規制されるため、載置される薬品が仕切り板を倒し、本来とは別の収納部に誤って載置されてしまうような事故を防ぐことができる。
その後、トレイ601は、プリンタユニット104で処方箋や薬品ラベルを受け取った後、収納済トレイユニット105に積載される。この際、トレイ601を積み上げても仕切り板605はチャック部材607およびストッパー606により規制されているので、仕切り板605は容易に倒れることなく、仕切り板605は上のトレイの重量を支えることができる。つまり、払い出された薬品自体に積み上げられたトレイの重さが加わらないので、収納部の薬品の破損を防止することが可能である。
(3、本発明のトレイを用いるための薬品自動払出装置)
薬品自動払出装置の全体構成は既に説明したが、ここでは、上記実施例のトレイを用いるための特有の構成について説明する。
(実施例1)
図7,8,9を用いて、先に説明した実施例2,3のトレイを用いる薬品自動払出装置のトレイ搬送手段の構成を説明する。
図7は薬品投入ユニット103下部のトレイ搬送手段106の外観斜視図、図8はトレイ搬送手段のうち、旋回可能な第2のコンベアの構成図である。なお、図7、図8はトレイが右から左へ搬送される場合の構成を示しているが、病院のスペースとの兼ね合いで、図1のように左から右へ搬送するようにしてもよい。
薬品投入ユニット103の下部に位置するトレイ搬送手段106は、複数のベルトコンベアを組み合わせて構成されている。すなわち、トレイ搬送手段は106、第1のコンベア701、第2のコンベア702、第3のコンベア703から構成されている。
第1のコンベア701は、ローラー、ベルト、およびローラーを駆動するためのモーターを有し、図示しないコンピュータなどの制御装置からの命令を受けてモーターを駆動し、トレイを搬送する。そして、第1のコンベア701は、薬品投入ユニット103の上流側に位置し、未収納トレイユニット102の側から流れてきたトレイ301を受け取り、第2のコンベア702に受け渡すという役割を担う。なお、第2のコンベア702にトレイ301が滞留しているときは、第1のコンベア701上で待機させるように制御してもよい。
第1のコンベア701の途中には、電子カード書込み装置704が設けられており、トレイ301の側面に設けられた患者カードたる電子カードに、日付、患者名、病棟、病室、患者IDなどの患者情報を書き込み、電子カード上の表示手段にて表示させる。また、処方箋の内容や処方薬の種類などの情報を同時に書き込んでも良い。なお、電子カード書込み装置704は、第3のコンベア703、あるいはプリンタユニット704の下部のトレイ搬送手段106に設けても良い。
第2のコンベア702は、第1のコンベア701と第3のコンベア703の間に位置し、トレイを第3のコンベア703に受け渡すとともに、第2のコンベア702自体が旋回動作を行い、トレイ301の向きを変える役割を担う。また、この位置で、必要な薬品を掴んだピッカーなどの投入手段により、薬品がトレイ107に投入される。かかる投入と第2のコンベア702の旋回動作とを同期させて、トレイ301の所望の位置に薬品を投入することも可能である。そして、第2のコンベア702には、第1の駆動手段たるロックレバー移動装置705が設けられている。ロックレバー移動装置705は、上下に移動可能であり、通常は第2のコンベア702下に収納され、トレイ301が第2のコンベア702上に搬送されてくると、トレイ301のロックレバー308をロック位置に移動させることができる程度に第2のコンベア702上に突出する。なお、第2のコンベア202の詳細な構成および動作は後述する。
第3のコンベア703も第1のコンベア701と同様、ローラー、ベルト、およびローラーを駆動するためのモーターを有し、図示しないコンピュータなどの制御装置からの命令を受けてモーターを駆動し、トレイを搬送する。そして、第3のコンベア703は、薬品投入ユニット103の下流側に位置し、薬品が収納されたトレイ301をプリンタユニット104や収納済トレイユニット105の下に設けられたコンベアに受け渡すという役割を担う。
次に、第2のコンベア202の詳細な構成、および動作を図8、図9を用いて説明する。
第2のコンベア702は、ローラー706、ベルト707、モーター708を有しており、モーター708の駆動力がローラー706に伝達され、無端状に形成されたベルト707を回転させることにより、ベルト707上部のトレイ301を搬送する。また、第2のコンベア702は、それ自体旋回するための構成を有しているが、説明は省略する。そして、上述の通り、第2のコンベア702には、第1の駆動手段たるロックレバー移動装置705が設けられている。図8は、ロックレバー移動装置705が突出した状態を表している。
図9は、ロックレバー移動装置705をトレイ301側から見た背面図である。ロックレバー移動装置705には、2つの当接部材709が設けられ、図示しない駆動手段により、ロックレバー308に当接し、ロックレバー308をロック位置に移動させる方向(図中の矢印)に駆動される。
かかる第2のコンベア702の動作を説明する。
第1のコンベア701から搬送されてきたトレイ301は、第2のコンベア702上でローラー706およびベルト707により所定の位置まで搬送され一旦停止する。次に、ロックレバー移動装置705が第2のコンベア702の下から突出してくる。ロックレバー移動装置705が突出すると、当接部材709がトレイ301のロックレバー308の内側の面に当接し、ロックレバー308をロック位置へと移動させる。
その後、あるいは同時に、第2のコンベア702の旋回手段等を併用しながら、薬品がトレイ401の所定の位置に載置される。そして、第2のコンベア702はトレイ301を第3のコンベア703に受け渡す。
このような動作を行うことで、薬品載置前に仕切り板305の回動はチャック部材307およびストッパー306で規制されることになり、載置される薬品が仕切り板を倒し本来とは別の収納部に誤って載置されてしまうような事故を防ぐことができる。また、収納済トレイユニット105に積載される際に、トレイ301を積み上げても仕切り板305はチャック部材307およびストッパー306により規制されているので、仕切り板305は容易に倒れることなく、仕切り板305は上のトレイの重量を支えることができる。つまり、払い出された薬品自体に積み上げられたトレイの重さが加わらないので、収納部の薬品の破損を防止することが可能である。
なお、ロックレバー移動装置は、第2のトレイ上に限らず、トレイ搬送手段の任意の位置に設けることが可能である。もちろん、薬品投入後の工程に設けても、仕切り板305は立つ方向に付勢されているので、実用上十分な安全性を保つことが可能である。
(実施例2)
図10,11を用いて、先に説明した実施例4のトレイを用いる薬品自動払出装置のトレイ搬送手段の構成を説明する。
実施例2の第2のコンベア1001は、実施例1の構成に加え、第2の駆動手段たる仕切り板移動装置1003が設けられている。そして、図10のように、第1の駆動手段たるロックレバー移動装置1002をはさんで、左右に二つの仕切り板移動装置1003が設けられ、これと同様の構成がトレイ601のもう一方の側面側にも設けられている。ロックレバー移動装置1002および仕切り板移動装置1003は、上下に移動可能であり、通常は第2のコンベア1001下に収納され、トレイ601が第2のコンベア1001上に搬送されてくると、ロックレバー移動装置1002はトレイ601のロックレバー608をロック位置に移動させることができる程度に、仕切り板移動装置1003は仕切り板605を起こすことができる程度に、第2のコンベア702上に突出する。
図11は、ロックレバー移動装置1002および仕切り板移動装置1003をトレイ601側から見た背面図である。ロックレバー移動装置1002には、2つの当接部材1004が設けられ、図示しない駆動手段により、ロックレバー608に当接し、ロックレバー608をロック位置に移動させる方向(図中の矢印)に駆動される。また仕切り板移動装置1003には、当接部材1005が設けられ、当接部材1005はトレイ601の透孔612を通り、仕切り板605に当接し、仕切り板605を持ち上げるように回動することにより、仕切り板605を立てる。
第2のコンベア702の動作を説明する。
第1のコンベアから搬送されてきたトレイ601は、第2のコンベア1001上の所定の位置まで搬送され一旦停止する。そして、ロックレバー移動装置1002および仕切り板移動装置1003が第2のコンベア1001の下から突出してくる。
まず、仕切り板移動装置1003の当接部材1005が、トレイ601の透孔612を通り、仕切り板605に当接する。そして、当接部材1005は仕切り板605を持ち上げるように回動し、仕切り板を立てる。
次に、ロックレバー移動装置1002の当接部材1004がトレイ601のロックレバー608の内側面に当接し、ロックレバー608をロック位置へと移動させる。
そして、仕切り板移動装置1003の当接部材1005が、透孔内を、仕切り板605を立てた時とは逆の経路を通り、トレイ601内から離脱する。
その後、第2のコンベア1001の旋回手段等を併用しながら、薬品がトレイ601の所定の位置に載置される。そして、第2のコンベア1001はトレイ601を第3のコンベアに受け渡す。
このような動作を行うことで、薬品載置前に仕切り板605の回動はチャック部材607およびストッパー606で規制されることになり、載置される薬品が仕切り板を倒し本来とは別の収納部に誤って載置されてしまうような事故を防ぐことができる。また、収納済トレイユニット105に積載される際に、トレイ601を積み上げても仕切り板605はチャック部材607およびストッパー606により規制されているので、仕切り板605は容易に倒れることなく、仕切り板505は上のトレイの重量を支えることができる。つまり、払い出された薬品自体に積み上げられたトレイの重さが加わらないので、収納部の薬品の破損を防止することが可能である。
本発明は、病院における薬品自動払出装置の他に、各種の物品を所定の情報に応じてトレイに分別収納する装置にも利用できる。
101 薬品自動払出装置
102 未収納トレイユニット
103 薬品投入ユニット
104 プリンタユニット
105 収納済トレイユニット
106 トレイ搬送手段
201 301 601 トレイ
202 302 602 底面部
203 303 603 側面部
205 305 605 仕切り板
307 607 チャック部材
308 608 ロックレバー
312 溝部
705 1002 ロックレバー移動装置
1003 仕切り板移動装置

Claims (6)

  1. 底面部と、
    上部に向かってテーパー状に設けられた側面部と、
    前記底面部および前記側面部で形成される収納部を分割するとともに、底面部側の長辺を軸として回動可能に設けられている仕切り板からなるトレイであって、
    前記側面部に前記仕切り板を係止するチャック部材と、前記チャック部材をロックするロックレバーを有するトレイ
  2. 前記仕切り板は、前記底面部に対して垂直方向に回動するよう付勢されている請求項1記載のトレイ。
  3. 前記底面部に、前記仕切り板が収容される溝部を設けた請求項1記載のトレイ。
  4. 底面部と、
    上部に向かってテーパー状に設けられた側面部と、
    前記底面部および前記側面部で形成される収納部を分割するとともに、底面部側の長辺を軸として回動可能に設けられている仕切り板からなるトレイであって、
    前記仕切り板は、前記底面部に対して水平方向に回動するよう付勢されており、
    前記側面部の前記仕切り板付近に、前記仕切り板を垂直方向に回動させるために用いる透孔を設けるとともに、
    前記側面部に前記仕切り板を係止するチャック部材と、
    前記チャック部材をロックするロックレバーを有するトレイ。
  5. 請求項1記載のトレイを用いる薬品自動払出装置であり、
    前記ロックレバーをロック方向に移動させる第1の駆動部を有する薬品自動払出装置。
  6. 請求項4のトレイを用いる薬品自動払出装置であり、
    前記ロックレバーをロック方向に移動させる第1の駆動部と、
    前記透孔を通じて前記仕切り板を垂直方向に回動させる第2の駆動部とを有する薬品自動払出装置。
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