JP5433307B2 - スロットゲーム用の回転リールのリールホイールにリール帯を取り付ける装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スロットゲームに用いる回転リールのリールホイールにリール帯を取り付ける装置に関する。
米国特許第4138114号明細書(特許文献1)には、それぞれの周面にシンボルが描かれた複数の回転リールを回転及び停止させることで単位ゲーム(スロットゲーム)を行うスロットマシンが開示されている。
このスロットマシンに代表されるような、複数の回転リールを用いたスロットマシンにおいては、新たな内容及び配置のシンボルを表面に描いたリール帯を各回転リールの周面に取り付けることで、各回転リールのシンボルの内容や配置を実質的に容易に変更することができる。
複数の回転リールを用いるスロットマシンにおいては、単位ゲームにおいて回転リールの回転を停止させた結果、表示窓を通して見ることのできる各回転リールの周面上のシンボルがどのような組み合わせになったかによって、ペイアウトを発生させるか否かが決定される。そのため、複数の回転リールを用いたスロットマシンにおいては、回転させた各回転リールを停止させた後に、表示窓を通して見える状態にあるシンボルを各回転リールについて検出する必要がある。
このようなシンボルの検出に関して、米国特許第4138114号明細書には、シンボルと共にそのシンボルを検出するためのバイナリコードによるマーキングを各回転リールに描くことが開示されている。
したがって、米国特許第4138114号明細書の各回転リールに、上述したリール帯を取り付けて、各回転リールのシンボルの内容や配置を変更する場合には、リール帯のシンボルの位置と回転リールのマーキングの位置とがずれないように、回転リールにリール帯を精度良く取り付ける必要がある。
リール帯の回転リールへの取り付けが精度良く行われないと、回転リールの停止後にマーキングのバイナリコードを読み取って検出したシンボルの内容が、実際に表示窓に表示されているシンボルの内容と一致しなくなる。この不一致が発生すると、ペイアウトが誤って発生したり、発生すべきペイアウトが発生しなくなったりする。
回転リールに対するリール帯の取り付けに関して、日本国公開特許特開平10−277202号公報(特許文献2)や日本国公開特許特開2002−17945号公報(特許文献3)には、回転リールにリール帯を貼り付けることが開示されている。
米国特許第4138114号明細書 特開平10−277202号公報 特開2002−17945号公報
しかしながら、リール帯を回転リールに精度良く取り付ける作業は、非常に熟練を要し困難を極めるものとなる。
本発明は、回転リールのリール帯のリールホイールに対する取付精度が向上する装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成する請求項1に記載した本発明は、
下記構成を有する装置であり、
ベースと、
前記ベースに取り付けられた支持部に支持されたシャフトであって、
スロットゲーム用の回転リールの長尺のリール帯の長辺方向に直交する短辺方向の一端部分が前記長辺方向の全体に亘って取り付けられる第1環状部を有する前記回転リールの第1リールホイールが、回転可能に支持されるシャフトと、
前記シャフトに回転可能に支持されたホイールホルダであって、
前記リール帯の前記短辺方向の他端部分が前記長辺方向の全体に亘って取り付けられる前記第1環状部と同一径の第2環状部を有する前記回転リールの第2リールホイールを、前記第1環状部と前記第2環状部とが同心円状となるように保持するホイールホルダと、
前記シャフトに回転可能に支持されたスペーサであって、
前記第1リールホイールと、前記第2リールホイールを保持した前記ホイールホルダとの間に配置されることで、前記第1環状部と前記第2環状部とを前記リール帯の前記短辺方向の寸法に対応する間隔だけ前記シャフトの軸方向に離間させるスペーサと、
を備える。
請求項1に記載した本発明の装置では、シャフトに回転可能に支持されたスペーサを、第2リールホイールを保持したホイールホルダと、シャフトに回転可能に支持された第1リールホイールとの間に配置することで、第1及び第2リールホイールの第1及び第2環状部の間隔が、シャフトの軸方向において、リール帯の短辺方向の寸法に対応する間隔となる。
したがって、ホイールホルダに第2リールホイールを保持させて、スペーサと第1リールホイールとをシャフトに取り付けるだけで、第1及び第2リールホイールの第1及び第2環状部の間隔をリール帯の短辺方向の寸法に固定し、第1及び第2環状部にリール帯を精度良く取り付けることができる。これにより、熟練した作業者でなくても高品質の回転リールを製造することができる。
また、請求項に記載した本発明は、
下記構成を有する装置であり、
ベースと、
前記ベースに取り付けられた支持部に支持されたシャフトであって、
スロットゲーム用の回転リールの長尺のリール帯の長辺方向に直交する短辺方向の一端部分が前記長辺方向の全体に亘って取り付けられる第1環状部を有する前記回転リールの第1リールホイールが、回転可能に支持されるシャフトと、
前記シャフトに回転可能に支持されたホイールホルダであって、
前記リール帯の前記短辺方向の他端部分が前記長辺方向の全体に亘って取り付けられる前記第1環状部と同一径の第2環状部を有する前記回転リールの第2リールホイールを、前記第1環状部と前記第2環状部とが同心円状となるように保持するホイールホルダと、
前記シャフトに支持された照明デバイスであって、
前記第1リールホイールと、前記第2リールホイールを保持した前記ホイールホルダとの間に配置されることで、前記第1及び第2環状部に前記短辺方向の両端部分が前記長辺方向の全体に亘って取り付けられた前記リール帯の少なくとも一部を、前記回転リールの内側から照明する照明デバイスと、
を備え
前記照明デバイスは、スロットマシンにおける表示窓から同時に視認される領域部分を前記回転リールの内側から照明するように設けられている。
請求項4に記載した本発明の装置では、シャフトに回転可能に支持されたスペーサを、第2リールホイールを保持したホイールホルダと、シャフトに回転可能に支持された第1リールホイールとの間に配置することで、第1及び第2リールホイールの第1及び第2環状部の間隔が、シャフトの軸方向において、リール帯の短辺方向の寸法に対応する間隔となる。
したがって、ホイールホルダに第2リールホイールを保持させて、スペーサと第1リールホイールとをシャフトに取り付けるだけで、第1及び第2リールホイールの第1及び第2環状部の間隔をリール帯の短辺方向の寸法に固定し、第1及び第2環状部にリール帯を精度良く取り付けることができる。これにより、熟練した作業者でなくても高品質の回転リールを製造することができる。
その上、スペーサによりリール帯の短辺方向の寸法に一致する間隔に固定された第1及び第2リールホイールの間に照明デバイスが配置されて、第1及び第2環状部に短辺方向の両端が取り付けられたリール帯の少なくとも一部が回転リールの内側から照明されるので、リール帯への不要物の付着を確認できる。これにより、不要物発見時の不要物拭き取りやリール帯の貼り替え等の対策を、リール帯の貼り付け直後に容易に行えるようにすることができる。
本発明の装置によれば、第1及び第2リールホイールの第1及び第2環状部の間隔をリール帯の短辺方向の寸法に固定し、第1及び第2環状部にリール帯を精度良く取り付けることができる。これにより、熟練した作業者でなくても高品質の回転リールを製造することができる。
本発明の一実施形態に係る装置を用いてリール帯を取り付けたスロットマシンの回転リールの概略構成を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る装置により取付作業を行うリール帯の概略構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る装置によりリール帯の取付作業を行う回転リールの概略構成を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る装置によりリール帯の取付作業を行う回転リールの一方のリールホイールの要部を示す拡大斜視図である。 本発明の一実施形態に係る装置の概略構成を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る装置の概略構成を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る装置の平面図である。 本発明の一実施形態に係る装置の正面図である。 本発明の一実施形態に係る装置の背面図である。 本発明の一実施形態に係る装置の側面図である。 本発明の一実施形態に係る装置の一部分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る装置の分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る装置の使用状態を示す斜視図である。
まず、本実施形態の装置を用いてリール帯の取り付けが行われる回転リールについて、図1乃至図4を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る装置を用いてリール帯を取り付けたスロットマシンの回転リールの概略構成を示す斜視図である。図2は、本発明の一実施形態に係る装置により取付作業を行うリール帯の概略構成を示す図である。図3は、本発明の一実施形態に係る装置によりリール帯の取付作業を行う回転リールの概略構成を示す斜視図である。図4は、本発明の一実施形態に係る装置によりリール帯の取付作業を行う回転リールの一方のリールホイールの要部を示す拡大斜視図である。
図1に示す3つの回転リール103の周面には、その全周を覆うリール帯104がそれぞれ取り付けられている。このリール帯104は、図2に示すように展開した状態で、長尺の長方形を呈している。
図1に示す回転リール103へのリール帯104の取り付けは、リール帯104の裏面を回転リール103の周面に接着することによって実行することができる。そのために、リール帯104の裏面には、図2に示すように、長辺方向の終端104bの部分と、短辺方向の一端104c及び他端104dの各部分とに、それぞれ接着層106が形成されている。リール帯104の長辺方向の始端104aの部分には、接着層106は形成されていない。
回転リール103は、図3に示すように、第1及び第2の2つのリールホイール103a,103gを有している。第1リールホイール103aは、中央のハブ103cとの間を放射線状に接続する6本のスポーク103bを有している。ハブ103cの中央にはDカットされた軸孔103dが貫設されている。第1及び第2の各リールホイール103a,103gはそれぞれフランジ103e,103h(第1環状部、第2環状部)を有している。各フランジ103e,103hは、リール帯104の短辺方向における一端104c及び他端104dの各部分に形成された接着層106に対応する幅で、それぞれ形成されている。
図1に示すように、リール帯104の表面には、回転リール103の回転方向に一定の間隔をおいて、複数のシンボル105が描かれている。また、この実施形態では、リール帯104の表面に、シンボル105に代えてブランクが一部配置されている。したがって、リール帯104のシンボル105は、必ずしも等間隔で配置されているとは限らない。尤も、リール帯104のシンボル105が等間隔で配置されている場合でも、本実施形態に係る後述の図5に示す装置を用いて、回転リール103の第1及び第2リールホイール103a,103gにリール帯104を取り付けることができる。
なお、第1リールホイール103aのフランジ103eには、図4に示すように、その周方向に等間隔の目盛り103fが刻まれている。この目盛り103fに対してリール帯104のシンボル105の位置を合わせることで、所望のシンボル105を所望の回転位置に正しく停止させるような回転リール103の回転制御を行うことができるようになる。
次に、上述した第1及び第2リールホイール103a,103gにリール帯104を取り付けるのに用いられる本実施形態の装置について、図5乃至図13を参照して説明する。図5及び図6は、本発明の一実施形態に係る装置の概略構成を示す斜視図である。図7は、本発明の一実施形態に係る装置の平面図である。図8は、本発明の一実施形態に係る装置の正面図である。図9は、本発明の一実施形態に係る装置の背面図である。図10は、本発明の一実施形態に係る装置の側面図である。図11は、本発明の一実施形態に係る装置の一部分解斜視図である。図12は、本発明の一実施形態に係る装置の分解斜視図である。図13は、本発明の一実施形態に係る装置の使用状態を示す斜視図である。なお、図12に分解して記載された各要素の配列は、説明の都合上、それらの要素を組み付けた場合の配列とは異ならせている。
図5及び図6に示す本実施形態の装置は、ベース1と、このベース1に取り付けられた支持部5と、この支持部5によって支持されたシャフト7と、このシャフト7に回転可能に支持されたホイールホルダ9及びスペーサ11と、ホイールホルダ9に複数設けられたストッパピン9dのリンク機構13と、シャフト7に支持された固定の照明デバイス17とを備えている。
前記ベース1は、矩形の基台1aと、基台1aの左右両端にそれぞれ立設された略三角形状の脚片1b,1bと、各脚片1b,1bの傾斜した上辺間に架設されて傾斜した矩形の取付板1cとを有している。この取付板1cの上に、後述する支持部5等の構造物を取り付けることにより、本実施形態の装置は、リール帯104の取付作業を行う作業者が作業を行いやすいように、全体を作業者側に傾けた構成としている。
前記支持部5は、図6に示すように、ベース1の取付板1cから立設された基板5a及びリブ5bを有している。基板5aは、本実施形態では、五角形の板材で構成されている。基板5aには、ロックピン5cがそのスラスト方向に移動可能に取り付けられている。このロックピン5cは、基板5aの裏面側に配置された操作ツマミ5dと、この操作ツマミ5dと連結されて基板5aを貫通しその表面側に突出したピン本体5eとを有している。ピン本体5eの先端は、操作ツマミ5dをピン本体5eの軸方向に押し、又は、引く操作を行うことで、ホイールホルダ9と係脱する。リブ5bは、基板5aとは形状が異なる五角形の板材で構成されている。このリブ5bは、その端面を基板5aの裏面に取り付けられており、ベース1の取付板1cに対する基板5aの取付強度を補強する。なお、基板5aやリブ5bの形状は五角形に限定されない。
図12に示すように、前記シャフト7は円柱状を呈している。このシャフト7は、支持部5の基板5aの表面に基端が固定され、先端側が基板5aの表面から水平に突出している。このシャフト7には、不図示のベアリングを介して回転ベース部材7aが取り付けられている。回転ベース部材7aにはホイールホルダ9が取り付けられる。
前記ホイールホルダ9は、表面側の小径部9aと裏面側の大径部9bとを重ねた段差付きの円板状を呈している。このホイールホルダ9は、中央の軸孔9cに回転ベース部材7aを嵌め込んでこの回転ベース部材7aに固定することで、シャフト7に対して回転可能に支持される。
また、ホイールホルダ9には、支持部5のロックピン5cのピン本体5eが係脱可能なロック孔9eが形成されている。ホイールホルダ9の回転によりロック孔9eの位置をロックピン5cの位置に合わせて、操作ツマミ5dを基板5aに対してピン本体5eの軸方向に押すと、ピン本体5eの先端がロック孔9eに挿入される。反対に、操作ツマミ5dを基板5aに対してピン本体5eの軸方向に引くと、ロック孔9eに挿入されたピン本体5eの先端がロック孔9eから抜け出る。ロック孔9eにピン本体5eが挿入されると、シャフト7に対するホイールホルダ9の回転が規制され、ロック孔9eからピン本体5eが抜け出ていると、シャフト7に対するホイールホルダ9の回転が許容される。
図5に示すように、ホイールホルダ9の小径部9aは、第2リールホイール103gのフランジ103hを外周に嵌装できる径及び厚さで形成されている。小径部9aに嵌装された第2リールホイール103gは、ホイールホルダ9と一体でシャフト7に対して回転する。ホイールホルダ9の大径部9bは、第2リールホイール103gよりも大きい径で形成されている。
小径部9aに嵌装された第2リールホイール103gには、図11に示すように、ホイールホルダ9の表面側に配置した3箇所のストッパピン9dが係脱する。各ストッパピン9dは、ホイールホルダ9に対して揺動可能に支持されている。各ストッパピン9dの先端は、ホイールホルダ9に対する揺動により、小径部9aに嵌装された第2リールホイール103gの外側と内側とにそれぞれ位置する。第2リールホイール103gの外側に先端がそれぞれ位置する各ストッパピン9dは、第2リールホイール103gに係合する。第2リールホイール103gの内側に先端がそれぞれ位置する各ストッパピン9dは、第2リールホイール103gには係合しない。各ストッパピン9dが第2リールホイール103gに係合する係合位置にあると、第2リールホイール103gは小径部9aから離脱できなくなる。各ストッパピン9dが第2リールホイール103gと係合していない解除位置にあると、第2リールホイール103gは小径部9aから離脱できる。
上述した各ストッパピン9dは、リンク機構13の動作により連動して、上述した係合位置と解除位置との間で揺動する。
リンク機構13は、図12に示すように、ギアディスク13aと、3つのピニオンギア13bとを有している。ギアディスク13aは、周面にギアが刻まれた歯車状を呈している。このギアディスク13aは、シャフト7の回転ベース部材7aと支持部5との間の部分に、不図示のベアリングを介して取り付けられている。したがって、ギアディスク13aは回転ベース部材7aと同様に、シャフト7に対して回転可能に支持されている。各ピニオンギア13bは、ギアディスク13aの120度ずつ位相をずらした箇所にそれぞれ噛み合っている。即ち、ギアディスク13aは各ピニオンギア13bに対するサンギアとして機能することになる。ギアディスク13aと3つのピニオンギア13bは、図6に示すように、ホイールホルダ9の裏面側に配置されている。各ピニオンギア13bの回転軸13cの先端は、図11に示すように、ホイールホルダ9を貫通してその表面側に突出している。各回転軸13cの先端には、上述したストッパピン9dの基端がそれぞれ取り付けられている。
このように構成されたリンク機構13では、ギアディスク13aをシャフト7に対して回転させると、3つのピニオンギア13bが連動してそれぞれ回転する。すると、各ピニオンギア13bの回転軸13cに取り付けられた各ストッパピン9dが、上述した係合位置と解除位置との相互間で連動して揺動する。揺動した各ストッパピン9dが係合位置と解除位置とのどちらの位置となるかは、ギアディスク13aの回転方向に応じて定まる。
前記照明デバイス17は、基板17aと、ステー17bと、6つの発光体17cとを有している。基板17aはリジットな部材によって形成されており、縦方向を長辺方向とし横方向を短辺方向とする矩形を呈している。この基板17aは、回転リール103の内部に収容できる大きさで形成されている。この基板17aは、ステー17bによってシャフト7に対して固定されている。したがって、上述したホイールホルダ9がシャフト7に対して回転しても、基板17aはシャフト7に対して回転しない。各発光体17cは、例えば、アレイ状に配置した複数のLEDによって構成することができる。本実施形態では、各発光体17cが、基板17a上に縦3列横2行で配置されている。各列2つの発光体17cによって、回転リール103の回転停止時にスロットマシンのプレーヤが表示窓から同時に視認できるリール帯104上の連続3つのシンボル105を、リール帯104の裏側から同時に照明することができる。
前記スペーサ11は、周面にギアが刻まれた歯車状を呈している。スペーサ11の周面のギアは、本実施形態では説明しない機能を実現するために設けられている。したがって、本実施形態で説明する機能を実現する限りにおいては、スペーサ11の周面のギアを省略することができる。スペーサ11は、その中心に、シャフト7が挿通される軸孔11aを有している。この軸孔11aにシャフト7を挿通することで、スペーサ11はシャフト7に回転可能に支持されることになる。スペーサ11の表面には、軸孔11aを中心とするDカットのボス11bが形成されている。このボス11bは、第1リールホイール103aのハブ103cに形成された軸孔103dに対応する形状で形成されている。また、図7及び図9に示すように、スペーサ11の裏面にも、中央を軸孔11aが貫通する円筒状のボス11cが形成されている。
上述したスペーサ11のボス11bを第1リールホイール103aの軸孔103dに嵌め込むと、スペーサ11と第1リールホイール103aとが一体化される。このとき、第1リールホイール103aの各スポーク103bから突設された脚片103iが、ボス11bを形成したスペーサ11の表面に当接する。これにより、一体化されたスペーサ11と第1リールホイール103aと相対的な姿勢が固定される。
第1リールホイール103aが一体化されたスペーサ11の軸孔11aには、ボス11c側からシャフト7が挿通される。これにより、スペーサ11と第1リールホイール103aとがシャフト7に回転可能に支持されて、第1リールホイール103aのフランジ103eと第2リールホイール103gのフランジ103hとが同心円状に配置されることになる。また、ボス11cの先端は、照明デバイス17のステー17bに当接する。また、軸孔11aを貫通してボス11bから突出したシャフト7の先端側には、図11に示すように、ボールプランジャ15aを用いた抜け止めリング15が嵌め込まれる。この状態で抜け止めリング15の端面は、第1リールホイール103aのハブ103cに当接される。
これにより、シャフト7の軸方向にホイールホルダ9、第2リールホイール103g、照明デバイス17、スペーサ11、及び、第1リールホイール103aがいずれも移動不能となり、第1リールホイール103aと第2リールホイール103gとのシャフト7の軸方向における間隔が固定される。この間隔は、リール帯104の短辺方向の寸法と同じである。
以上に説明した構成を有する本実施形態の装置を用いてリール帯104の取付を行う場合は、まず、支持部5に設けたロックピン5cのホイールホルダ9に対する係合によって、ホイールホルダ9のシャフト7に対する回転を規制する。この状態で、リンク機構13のギアディスク13aの回転によりホイールホルダ9の各ストッパピン9dを解除位置に揺動させ、ホイールホルダ9の小径部9aに第2リールホイール103gを嵌装する。そして、ギアディスク13aの回転によりホイールホルダ9の各ストッパピン9dを係合位置に揺動させ、第2リールホイール103gをホイールホルダ9の小径部9aから離脱不能とする。
次に、スペーサ11と第1リールホイール103aとを抜け止めリング15によりシャフト7に回転可能に取り付ける。そして、図4に示す第1リールホイール103aの目盛り103fのゼロ点を目安にして、リール帯104の両端104c,104dにそれぞれ形成した各接着層106の始端104a側を、第1及び第2リールホイール103a,103gのフランジ103e,103hの適切な位置に貼り付ける。以後、ロックピン5cのホイールホルダ9に対する係合を解除させて、ホイールホルダ9のシャフト7に対する回転を許容させて、第1及び第2リールホイール103a,103gを回転させつつ、リール帯104の両端104c,104dの接着層106を、第1及び第2リールホイール103a,103gのフランジ103e,103hに順次貼り付ける。
フランジ103e,103hに貼り付けた接着層106は、その接着力によってリール帯104の両端104c,104dをフランジ103e,103hに接着させる。これにより、リール帯104の両端104c,104dが、図13に示すように、第1及び第2リールホイール103a,103gのフランジ103e,103hに順次取り付けられる。
そして、第1及び第2リールホイール103a,103gを1周分移動させると、リール帯104の終端104bの接着層106が、リール帯104の始端104aの上から重ねて接着される。
このとき、照明デバイス17の各発光体17cを点灯(発光)させると、第1及び第2リールホイール103a,103gに取り付けたリール帯104の、スロットマシンにおいて表示窓から同時に視認される領域の部分が、第1リールホイール103aとホイールホルダ9との間に配置された照明デバイス17の光によって、リール帯104の裏側から照明される。照明されたリール帯104の部分においては、塵埃等の不要物がリール帯104に付着していないかどうかを確認することができる。
このように構成された本実施形態の装置によれば、ホイールホルダ9に第2リールホイール103gを嵌装し、スペーサ11と第1リールホイール103aとをシャフト7に取り付けるだけで、第1及び第2リールホイール103a,103gの間隔をリール帯104の短辺方向の寸法に固定し、第1及び第2リールホイール103a,103gのフランジ103e,103hにリール帯104を精度良く取り付けることができる。これにより、熟練した作業者でなくても高品質の回転リールを製造することができる。
しかも、第1及び第2リールホイール103a,103gのフランジ103e,103hに取り付けたリール帯104を、スロットマシンにおいて表示窓から同時に視認できる領域分ずつ、照明デバイス17からの光によって照明し、リール帯104への不要物の付着を確認できるので、不要物発見時の不要物拭き取りやリール帯104の貼り替え等の対策を、リール帯104の貼り付け直後に容易に行えるようにすることができる。
なお、ストッパピン9dのリンク機構13は省略してもよい。また、ストッパピン9d自体も省略してもよい。さらに、照明デバイス17についても省略可能である。それらの構成は、それぞれ個別に省略するか否かを決定することができる。
また、本実施形態では、スロットマシンの回転リールのリール帯を取り付けるのに使用する装置を例に取って説明した。しかし、本発明は、リール帯の両端を2つのリールホイールにそれぞれ取り付けるスロットゲーム用の回転リールであれば、スロットマシン以外で用いる回転リールを製造する装置にも広く適用可能である。
上述した詳細な説明では、本発明をより容易に理解できるように、特徴的部分を中心に説明した。本発明は、上述した詳細な説明に記載する実施形態に限定されず、その他の実施形態にも適用することができ、その適用範囲は多様である。また、本明細書において用いた用語及び語法は、本発明を的確に説明するために用いたものであり、本発明の解釈を制限するために用いたものではない。また、当業者であれば、本明細書に記載された発明の概念から、本発明の概念に含まれる他の構成、方法等を推考することは容易であると思われる。したがって、請求の範囲の記載は、本発明の技術的思想の範囲を逸脱しない範囲で均等な構成を含むものであるとみなされなければならない。また、要約書の目的は、特許庁及び一般的公共機関や、特許、法律用語又は専門用語に精通していない本技術分野に属する技術者等が本出願の技術的な内容及びその本質を簡易な調査で速やかに判断し得るようにするものである。したがって、要約書は、請求の範囲の記載により評価されるべき発明の範囲を限定することを意図したものではない。また、本発明の目的及び本発明の特有の効果を充分に理解するために、すでに開示されている文献等を充分に参酌して解釈されることが望まれる。
1 ベース
1a 基台
1bb 脚片
1c 取付板
5 支持部
5a 基板
5b リブ
5c ロックピン
5d 操作ツマミ
5e ピン本体
7 シャフト
7a 回転ベース部材
9 ホイールホルダ
9a 小径部
9b 大径部
9c 軸孔
9d ストッパピン
9e ロック孔
11 スペーサ
11a 軸孔
11b ボス
11c ボス
13 リンク機構
13a ギアディスク
13b ピニオンギア
13c 回転軸
15 抜け止めリング
15a ボールプランジャ
17 照明デバイス
17a 基板
17b ステー
17c 発光体
103 回転リール
103a 第1リールホイール
103b スポーク
103c ハブ
103d 軸孔
103e フランジ(第1環状部)
103f 目盛り
103g 第2リールホイール
103h フランジ(第2環状部)
103i 脚片
104 リール帯
104a リール帯長辺方向始端
104b リール帯長辺方向終端
104c リール帯短辺方向一端
104d リール帯短辺方向他端
105 シンボル
106 接着層

Claims (6)

  1. 下記構成を有する装置、
    ベースと、
    前記ベースに取り付けられた支持部に支持されたシャフトであって、
    スロットゲーム用の回転リールの長尺のリール帯の長辺方向に直交する短辺方向の一端部分が前記長辺方向の全体に亘って取り付けられる第1環状部を有する前記回転リールの第1リールホイールが、回転可能に支持されるシャフトと、
    前記シャフトに回転可能に支持されたホイールホルダであって、
    前記リール帯の前記短辺方向の他端部分が前記長辺方向の全体に亘って取り付けられる前記第1環状部と同一径の第2環状部を有する前記回転リールの第2リールホイールを、前記第1環状部と前記第2環状部とが同心円状となるように保持するホイールホルダと、
    前記シャフトに支持された照明デバイスであって、
    前記第1リールホイールと、前記第2リールホイールを保持した前記ホイールホルダとの間に配置されることで、前記第1及び第2環状部に前記短辺方向の両端部分が前記長辺方向の全体に亘って取り付けられた前記リール帯の少なくとも一部を、前記回転リールの内側から照明する照明デバイスと、
    を備え
    前記照明デバイスは、スロットマシンにおける表示窓から同時に視認される領域部分を前記回転リールの内側から照明するように設けられている。
  2. 請求項1記載の装置であって、
    位置合わせするための目印に前記リール帯の始端を貼り付ける場合に前記回転リールの回転を規制し、前記始端を貼り付けた以後は規制を解除するためのロックピンをさらに備える。
  3. 請求項2記載の装置であって、
    前記位置合わせするための目印として前記第1及び第2環状部に目盛りが設けられている。
  4. 請求項1記載の装置であって、
    前記シャフトに回転可能に支持されたスペーサであって、
    前記第1リールホイールと、前記第2リールホイールを保持した前記ホイールホルダとの間に配置されることで、前記第1環状部と前記第2環状部とを前記リール帯の前記短辺方向の寸法に対応する間隔だけ前記シャフトの軸方向に離間させるスペーサとさらに備え、
    前記スペーサは、周面にギアが刻まれた歯車状である。
  5. 請求項記載の装置であって、
    前記ホイールホルダに移動可能に支持されて該ホイールホルダに保持された前記第2リールホイールと係脱するストッパピンであって、
    前記ホイールホルダに保持された前記第2リールホイールと係合した状態では、該第2リールホイールの前記ホイールホルダからの離脱を阻止し、前記ホイールホルダに保持された前記第2リールホイールとの係合を解除した状態では、該第2リールホイールの前記ホイールホルダからの離脱を許容するストッパピンをさらに備える。
  6. 請求項記載の装置であって、
    前記ストッパピンを複数備えており、さらに、
    前記ホイールホルダに支持されて前記各ストッパピンに接続されたリンク機構であって、
    前記各ストッパピンを、前記ホイールホルダに保持された前記第2リールホイールと係合する位置と該係合を解除する位置との間で、互いに連動して移動させるリンク機構を備える。
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