JP5432734B2 - 鉄道車両の運転士用足載せ台 - Google Patents

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本発明は、鉄道車両の運転室に備えられる運転士用足載せ台に係り、特に、簡便な機構によって足載せ台の踏面高さを調整できる機構を備えた運転士用足載せ台に関する。
一般に、適度な角度に設定された足載せ台の踏面に足を載せた着座姿勢をとると、長時間に渡って着座姿勢を維持した場合でも、疲労が少ないことが知られている。このため、鉄道車両の運転席には、運転士の体格に合わせて、踏面高さを調整できる機構を備えた運転士用足載せ台が備えられている。
運転士は、運転席に着座した姿勢で、前方の信号機表示を確認する、或いは線路に沿った軌道敷きに設置される速度制限、線路勾配、曲率半径などの軌道情報を認識するなどの目的で、椅子の高さ(運転席の床面から座面までの高さ)を調整する。このため、運転士の体格の大小に関係なく、着座した運転士の目線の高さはほぼ一定となるので、運転士の椅子の高さ調整と同様に、足載せ台の高さも調整される。そして、足載せ台の上面には、警笛を鳴らすための警笛ペダル、運転保安装置などが併設される場合がある。
特許文献1に示されるように、従来、足載せ台(運転台床面)の高さを調整することによって、運転士が運転し易い姿勢を整えることができる鉄道車両用の運転士踏み段装置が考案されている。この運転士踏み段装置は、装置の設置面積を小さくするとともに、踏み段装置の踏面が下降した時の厚さ寸法を小さくすることを目的とするものであり、運転台床部に固定される固定枠と、この固定枠に対して2組のXリンクにより昇降自在に支持された可動床と、この固定枠にスライド自在に支持されると共に2組のXリンクに連結されてこれを駆動する連結枠と、固定枠に取付けられる連結枠をスライドさせるスライド駆動機構とから構成されている。スライド駆動機構は、電動機及びボールネジなどから構成されているため、電動機へ電力を供給するための配線が必要となる。このため、運転士踏み段装置は、部品点数が多いため製作工数と配線敷設作業に伴う運転室床面への設置作業に多くの工数を小さくする点において、改善すべき点があると考えられる。
特開2005−324614号公報
この発明の目的は、運転士用足載せ台の踏面高さを、電力及び油圧などの動力源を必要とせず、部品点数が少なく簡便な構成によって調整できる運転士用足載せ台を提供することである。
本発明の目的は、鉄道車両の運転室の床面に設置されるとともに、前記床面から踏面までの高さを調整する運転士用足載せ台であって、前記床面に設置される固定台と、前記固定台の上部に備えられる踏面ペダルプレートと、前記踏面ペダルプレートの上面に載置可能に配設された高さ調整プレートと、を備えており、前記高さ調整プレートは支持部材を有するとともに、前記支持部材の先端部が前記固定台の上部に備えられた連結部に回動可能に装着されており、前記高さ調整プレートを、前記支持部材において前記連結部回りに回動させて前記踏面ペダルプレートの上面に載置することによって、前記床面から前記運転士用足載せ台の前記踏面までの高さを調整することを特徴とする運転士用足載せ台によって達成できる。
さらに、本発明の目的は、鉄道車両の運転室の床面に設置されるとともに、前記床面から踏面までの高さを調整する運転士用足載せ台であって、前記床面に設置される固定台と、前記固定台の上部に備えられる踏面ペダルプレートと、前記踏面ペダルプレートの上面に載置可能に配設された高さ調整プレートと、を備えており、前記踏面ペダルプレートの枕木方向の各両端部と支持部材の一方の端部とが回動可能な連結部によって連結されるとともに、前記支持部材の他方の端部と前記高さ調整プレートの枕木方向の各両端部とが回動可能な連結部によって連結されており、前記高さ調整プレートを、前記両連結部周りに回動させて前記踏面ペダルプレートの上面に載置することによって、前記床面から前記運転士用足載せ台の前記踏面までの高さを調整することを特徴とする運転士用足載せ台によって達成できる。
本発明の運転士用足載せ台によれば、高さ調整プレートを回動させるだけで、固定台の上部に備えられる踏面ペダルプレート上への高さ調整プレートの載置の有無に応じて、床面から踏面までの高さ調整をすることができるので、運転士用足載せ台の踏面を昇降させる際に、電力及び油圧などの動力源を必要とせず、少ない部品点数で且つ簡便な機構によって踏面高さ調整できる機構を備えた鉄道車両の運転士用足載せ台を提供できる。
図1は、本発明による運転士用足載せ台の一実施例を垂直方向に分解した斜視図である。 図2は、図1に示した運転士用足載せ台の高さを高くした様態を示す斜視図である。 図3は、高さを低くした状態の図1に示した運転士用足載せ台を利用する運転士を示した側面図である。 図4は、高さを高くした状態の図1に示した運転士用足載せ台を利用する運転士を示した側面図である。 図5は、本発明による運転士用足載せ台の別の実施例を示す側面図である。 図6は、本発明による運転士用足載せ台の更に別の実施例を示す図であり、踏み込み検知ユニットを内蔵した運転士用足載せ台を垂直方向に分解した斜視図である。
以下、添付した図面に基づいて、本発明による運転士用足載せ台の実施例を説明する。
図1は、本発明による一実施例である運転士用足載せ台100aを示す斜視図である。図1では、運転士用足載せ台100aを構成する部品が垂直方向に分解して示してある。図2は、高さ調整用踏面プレート40aを固定台踏面ペダルプレート10aの上に載置した状態(運転士用足載せ台の高さを高くした状態)で示す運転士用足載せ台100aの斜視図である。高さ調整用踏面プレート40aは、当該高さ調整用踏面プレート40aに備わる支持部材42aの先端部が固定台50aの上部に設けられた連結部の回りに回動可能に連結されていることにより、固定台50aに対して回動することができる。
運転士用足載せ台100aの主要な構成要素は、運転席の床面200に立設される固定台50aと、この固定台50aに水平の姿勢で固定される天板30aと、固定台50aの上部に、椅子300に向けて高さが低くなる傾斜面を備えた様態で固定された踏面ペダルプレート10aと、高さ調整用踏面プレート40aである。
高さ調整用踏面プレート40aの一辺の縁には、支持部材42a,42aが固定されている。支持部材42a,42aの先端部は、天板30aの上面に備えられる軸受32,32と、軸受32,32にその長手方向の両端部を固定された軸28とからなる連結部によって、固定台50aの上部に回動可能に取付けられている。支持部材42a,42aが軸28周りに回動する際に、支持部材42a,42aが固定台50aと天板30aと踏面ペダルプレート10aとに干渉しないように、支持部材42a,42aが回動する動線上に位置する固定台50a、天板30a、踏面ペダルプレート10aの各部位には、支持部材42a,42aが通過するスリット54,54、34,34、14,14が設けてある。
高さ調整用踏面プレート40aを、支持部材42a,42aの先端部が固定される連結部周りに回動させて、踏面ペダルプレート10a上面に重ねて載置するだけで、高さ調整用踏面プレート40aの厚さに対応する高さだけ、運転士用足載せ台100aの踏面高さを高くすることができる。反対に、踏面高さを高くした状態の運転士用足載せ台100aから、高さ調整用踏面プレート40aを回動させて運転室の床面200上に配置する、即ち、踏面ペダルプレート10a上面に無い形態にすれば、高さ調整用踏面プレート40aの厚みに相当する高さだけ、運転士用足載せ台100aの高さを低くすることができる。つまり、本発明による運転士用足載せ台は、電力及び油圧などの動力源を必要としない簡便な構成によって、踏面ペダルプレート10a上面において高さ調整用踏面プレート40aが載置されていることの有無に応じて、運転士用足載せ台100aの踏面の高さを2段階に調整することができる。電力及び油圧などの動力源を必要としないので、これら動力源に動力を供給する電力線あるいは油圧配管などの艤装作業を省略でき、その製作工程と保守に係る作業工数を削減することができる。
図3及び図4は、運転室に設置された運転士用足載せ台100aを使用する運転士の様子を示す側面図である。運転士用足載せ台100aは、運転室内の運転台400と運転士が着座する椅子300との間の床面200上に、運転士用足載せ台100aを構成する踏面ペダルプレート10aの高さの低い側が椅子300の側に向く様態、つまり、踏面ペダルプレート10aが椅子300の方向に向かって、降傾斜する形態で配置される。
図3に示される運転士用足載せ台100aは、高さ調整用踏面プレート40aが踏面ペダルプレート10aの上面に載置されていない状態にあり、高さが低い状態にある。図4に示される運転士用足載せ台100aは、高さ調整用踏面プレート40aが踏面ペダルプレート10aの上面に重ねて載置されている状態にあり、高さ調整用踏面プレート40aの厚さに相当する高さだけ、運転士用足載せ台100aの高さが高くなっている。
運転士500aは、椅子300の高さ(床面200から椅子300の座面300aまでの高さH3a)を調整することにより、着座した姿勢で運転席から軌道に沿って敷設される各種信号機、軌道の曲率半径、速度制限、線路勾配などの路線情報を容易に確認できる目線の高さ(床面200からの高さH1)を得る。このとき、座面300aから運転士用足載せ台100aの踏面高さまでの高さ、つまり、床面200から座面300aまでの高さH3aから床面200から運転士用足載せ台100aまでの高さH2aを減じた高さが運転士500aの膝下長さに対応していれば、運転士は適度な高さに設定された運転士用足載せ台100aの踏面に足を載せた着座姿勢をとることができ、長時間の着座姿勢を継続しても疲労を小さくすることができる。
これに対して、図4に示すように、運転士500bが目線の高さH1を得るために、座面300aの高さをH3aからH3bまで高めた時に、運転士用足載せ台100aの踏面から座面300aまでの高さが運転士500bの膝下長さより大きければ、運転士500bは高さ調整用踏面プレート40aを軸28周りに回動させて踏面ペダルプレート10aの上面に重ねて載置することによって、運転士用足載せ台100aの踏面を高く(高さ:H2b)設定する。この動作によって、座面300aから運転士用足載せ台100aの踏面高さまでの高さ(床面200から座面300aまでの高さH3bから、床面200から運転士用足載せ台100aまでの高さH2bを減じた高さ)に、運転士500bの膝下長さを対応させることができるので、運転士500bは適度な高さに設定された運転士用足載せ台100aに足を載せた着座姿勢をとることができ、長時間の着座姿勢を継続しても疲労を小さくできる。
図5は、本発明による運転士用足載せ台の別の実施例(実施例2)を示す側面図である。運転士用足載せ台100bの主要な構成要素は、運転席の床面200に立設される固定台50b、床面200に対してほぼ平行な様態で固定台50bの上部に固定される台座31、椅子300の方向に高さが低くなる傾斜面を有する踏面ペダルプレート10b、及び高さ調整用踏面プレート40bである。
踏面ペダルプレート10bの幅方向(枕木方向)の両端部には、支持部材42b,42bの一方の端部が回動可能な様態で取付けられるとともに、この支持部材42b,42bの他方の端部には高さ調整用踏面プレート40bの幅方向(枕木方向)の両端部が回動可能に取付けられている。運転士用足載せ台100bの床面200からの高さを高くする必要がない場合は、高さ調整用踏面プレート40bは、立てた状態で固定台50bの側壁に沿わせている(図5中に、実線で示す)。
運転士用足載せ台100bの床面200からの高さを高く設定したいときには、支持部材42b,42bを支点44,44周りに回動させるとともに、高さ調整用踏面プレート40bを支持部材42b,42bの支点46,46周りに回動させて、踏面ペダルプレート10bの上面に重ねて載置(図5中、2点鎖線)した状態として、運転士用足載せ台100bの踏面の高さを高くする。運転士用足載せ台100bの高さを変更する際には、電力及び油圧などの動力源を必要とせず、運転士用足載せ台100aの高さを高さ調整用踏面プレート40bの載置の有無に応じて、当該高さ調整用踏面プレート40bの厚さに相当する高さだけ、その高さを2段階に調整することができる。
さらに、実施例2に示される運転士用足載せ台100bでは、高さ調整用踏面プレート40bを踏面ペダルプレート10bの上面から取り除いてその高さを低くした状態においては、高さ調整用踏面プレート40bが固定台50bの側壁に沿う形態で保持されるため、運転士の足元スペースを広くできる利点がある。高さ調整用踏面プレート40bに磁石を内蔵するとともに、固定台50bを鉄板等の磁性体で構成すれば、磁力によって容易に高さ調整用踏面プレート40bが固定台50bの側壁に沿う形態で保持することができるだけでなく、鉄道車両の走行によって高さ調整用プレート40bが加振された場合でも、加振に起因する騒音を生じることなく上記の保持形態を維持することできる。
図6は、本発明による運転士用足載せ台の更に別の実施例(実施例3)を示す図であり、踏み込み検知ユニット20を内蔵した運転士用足載せ台100cを垂直方向に分解した斜視図である。運転士用足載せ台100cの主要な構成要素は、運転席の床面200に立設される固定台50cと、固定台50cのスリット54を有する側壁高さに、床面200に対してほぼ平行な様態で取付けられる天板30cと、天板30cの上面に備えられる踏み込み検知ユニット20と、踏み込み検知ユニット20の上面において軸28周りに回動可能に載置された踏面ペダルプレート10cである。天板30cの長手方向寸法W2を固定台50cの対向する一対の側壁間の寸法W3より小さくすることによって、天板30cは、固体台50cの内部に床面200に対してほぼ並行な姿勢で固定されるとともに、天板30cに設けられたスリット34,34と、固体台50cを構成する側壁に備えられたスリット54,54とが、連続した一体のスリットを形成する。この連続した一体のスリットは高さ調整用プレート40cを踏面ペダルプレート10cの上面に載置する際に、支持部材42c,42cとの干渉を避けるために設けられる。
踏み込み検知ユニット20は、長手方向の一方の端部に軸28が枕木方向に貫通する開口部を有す下板26と、長手方向の一方の端部に軸28が枕木方向に貫通する開口部を有す上板22とからなる。下板26の開口部と上板22の開口部とを重ねた状態で、前述した各々の開口部を軸28が貫通する形態で、下板26と上板22とが軸28の周りに回動可能な様態で組立てられる。踏み込み検知ユニット20を構成する下板26の他方の端部と、上板22の他方の端部との間には、軸方向を垂直に配したコイルバネ24が備えられる。下板26に対して、上板22が軸28周りに回動できる範囲は、踏み込み検知ユニット20に内蔵又は、その近傍に備えられるストッパ(図示なし)によって規制される。
踏み込み検知ユニット20は、下板26が天板30cの上面に固定されるとともに、軸28の両端部が天板30cの上面に備えられた軸受32,32によって固定される。さらに、軸28は、高さ調整踏面プレート40cに接続された支持部材42c,42cの一方の端部を回動可能に支持するとともに、踏面ペダルプレート10cの側面に具備された孔15,15とを共に回動可能に支持する。踏面ペダルプレート10cは、踏み込み検知ユニット20の上板22に重ねて載置されるので、踏面ペダルプレート10cの上面を踏み込めば、踏み込み検知ユニット20に内蔵あるいは、その近傍に備えられたストッパ(図示なし)によって規制されるまで、軸28周りに回動する。踏面ペダルプレート10cは、その踏み込み力を取り除けば、コイルバネ24の反発力で所定の位置(踏み込み前の位置)に復位する。
踏み込み検知ユニット20には、上板22が軸28周りに回動できる範囲内の下端部(鉛直方向の下端)においてON−OFFするリミットスイッチ(図示なし)が内蔵されている。このリミットスイッチは運転保安装置(図示なし)に接続されており、踏面ペダルプレート10cを踏み込んだ場合にリミットスイッチからON信号が出力され、踏面ペダルプレート10cを踏み込む力が取り除かれた場合にリミットスイッチからOFF信号が出力される。
運転保安装置は、鉄道車両の運行中に運転士の意識喪失などの異常事態が生じた場合に、自動的に列車を停止させるための装置である。運転士用足載せ台100cが備える踏み込み検知ユニット20が内蔵するリミットスイッチに接続される運転保安装置は、運転士が足載せ台を常に踏み込んだ状態を保つことによって、運転士が正常な状態であることを認識する。運転士が意識を喪失したなどの非常時には、踏面ペダルプレート10cを踏み込んだ状態が維持されないので、リミットスイッチからOFF信号が連続出力されて運転保安装置が作動し、ブザーが鳴動して運転士に注意を喚起する。この注意喚起から所定の時間内に、運転士が何ら対応策を講じることなく事態の改善が図られない場合には、運転保安装置が非常ブレーキを作動させて鉄道車両を緊急停車させるとともに、列車運行指令所及び近隣を走行する鉄道車両に異常を知らせる無線を発報する。
踏み込み検知ユニット20を内蔵する運転士用足載せ台100cの高さは、実施例1と同様に、高さ調整用踏面プレート40cを、支持部材42c,42cの他方の端部を支点に回動させて、踏面ペダルプレート10c上に重ねた状態に載置するだけで、高さ調整用踏面プレート40cの厚さに対応する高さだけ、簡便に2段階に調整することができる。反対に、高くした状態の運転士用足載せ台100cから、高さ調整用踏面プレート40cを回動させて、運転室の床面200上に載置した状態にすれば、高さ調整用踏面プレート40cの厚みに相当する高さだけ、運転士用足載せ台100c高さを低くすることができる。これら回動動作は、電力及び油圧などの動力源を必要としないだけでなく、動力源に対応する部品点数も削減できるため、簡便な構成によって高さ調整機構を備える鉄道車両の乗務員用足載せ台100cを構成することができる。なお、実施例2に記した運転士足載せ台の高さ調整機構を、実施例3に示した踏み込み検知ユニット20を備えた運転士用足載せ台に適用してもよい。
10a〜10c…踏面ペダルプレート 14…スリット
20…踏込み検知ユニット 22…上板
24…コイルバネ 26…下板
28…軸 30a〜30c…天板
32…軸受 34…スリット
36…溝 40a〜40c…高さ調整用踏面プレート
42a〜42c…支持部材 44,46…支点
50a〜50c…固定台 52…固定台の側壁の上端部
54…スリット
100a〜100c…運転士用足載せ台 200…運転室の床面
300…椅子 300a…座面
400…運転台 500,500a…運転士

Claims (7)

  1. 鉄道車両の運転室の床面に設置され前記床面から踏面までの高さを調整可能な運転士用足載せ台であって、
    前記床面に設置される固定台と、
    前記固定台の上部に備えられる踏面ペダルプレートと、
    前記踏面ペダルプレートの上面に載置可能に配設された高さ調整プレートと、
    を備えており、
    前記踏面ペダルプレートは、前記固定台に回動可能に備えられるとともに、前記運転士による前記踏面ペダルプレートの踏み込み動作を検知する踏み込み検知ユニットを介して支持されており、
    前記高さ調整プレートは支持部材を有するとともに、前記支持部材の先端部が前記固定台の上部に備えられた連結部に回動可能に装着されており、
    前記高さ調整プレートを、前記支持部材において前記連結部回りに回動させて、前記踏面ペダルプレートの上面への載置の有無に応じて、前記床面から前記運転士用足載せ台の前記踏面までの高さを調整すること、
    を特徴とする運転士用足載せ台。
  2. 請求項1に記載の運転士用足載せ台において、
    前記連結部は、前記固定台の上部に備えられた天板の上面に配設された軸受と、枕木方向に沿う形態で配設された軸からなり、
    前記踏面ペダルプレートは、前記天板の上面に前記軸によって回動可能に備えられること
    を特徴とする運転士用足載せ台。
  3. 請求項1または2に記載の運転士用足載せ台において、
    前記支持部材は他方の端部において前記高さ調整プレートに固定されていること、
    を特徴とする運転士用足載せ台。
  4. 請求項1または2に記載の運転士用足載せ台において、
    前記支持部材は他方の端部において前記高さ調整プレートに回動可能な連結部によって連結されていること、
    を特徴とする運転士用足載せ台。
  5. 請求項に記載の運転士用足載せ台において、
    前記高さ調整プレートは、前記踏面ペダルプレートの前記上面に載置させないときには、前記固定台の側壁に沿わせて配置されること、
    を特徴とする運転士用足載せ台。
  6. 請求項に記載の運転士用足載せ台において、
    前記高さ調整プレートは、前記固定台の前記側壁に、磁石によって吸着保持されること、
    を特徴とする運転士用足載せ台。
  7. 請求項1〜のいずれか一項に記載の運転士用足載せ台において、
    前記固定台及び前記踏面ペダルプレートには、前記高さ調整プレートが前記連結部の回りに回動されるときに、前記支持部材が通過可能なスリットが形成されていること、
    を特徴とする運転士用足載せ台。
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