JP5430806B2 - デジタル放送受信機 - Google Patents

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Description

この発明は、MOST(Media Oriented Systems Transport)に代表されるリングネットワークに接続するデジタル放送受信機に関する。
特許文献1には、任意の伝送レートで入力されるMPEG2−TSをその内容を損なうことなく、別の任意の伝送レートに変換する装置が開示されている。この装置は、パケットからPCR(Program Clock Reference)を抽出する回路、PCRの値から27MHzのシステムクロックを再生するPLL回路、パケットを出力伝送レートで読み出すパケット読み出し回路およびパケットがPCRパケットである場合にPLL回路からのPCR値に書き換えるPCR値付替回路を備える。また、特許文献2には、日本のデジタル放送方式であるISDBT(Integrated Services Digital Broadcasting-Terrestrial)に使用される多重フレームTSの伝送方法において、無効階層TSP(Transport Stream Packet)を削除した信号を出力することで出力伝送レートを抑制する回路が開示されている。
特開平11−205789号公報 特開2003−115807号公報
近年、車内ネットワークであるMOSTには、映像・音声のデコーダを内蔵する複数の機器が接続される場合があり、この機器の一つにデジタル放送受信機がある。この場合、MOSTネットワークで映像・音声デコーダを集約すると、ネットワークシステムのコストダウンに繋がることは想像に難くない。
しかしながら、映像・音声データをデジタルデータのままMOSTネットワークへ伝送する必要が発生し、MOSTネットワークの伝送帯域が圧迫されるという課題があった。例えば、映像・音声のデータが伝送帯域を占有することで、ネットワーク全体を制御するためのデータ転送が行えない場合があり、また連続性のあるデータであってもバースト的な伝送になる可能性がある。
特に、映像・音声データは連続性のある信号でバースト転送に不向きなため、そのままMOSTネットワークへ伝送した場合、MOSTネットワークに接続する他の機器の通信タイミングに悪影響を及ぼす可能性があり、逆に他の機器の影響を受けて連続性が損なわれる場合もあり得る。
なお、特許文献1は、MPEG2−TSの入力レートと出力レートを変換する一般的な装置であるが、P2P(Peer to Peer)転送に関するものであり、リングネットワークのように複数の機器が接続され、これらの機器によって伝送帯域が占有されるネットワークを想定していない。このため、特許文献1の発明をMOSTのようなリングネットワークに適用しても、TS(Transport Stream)信号の出力線(ネットワーク側)が割当して、その分だけデータを伝送できないことから、TS出力を一時的に保留したとしてもデータの欠落が生じるという課題がある。
また、特許文献2の技術は、DVBT(Digital Video Broadcasting-Terrestrial)のように無効階層TSPを挿入しない放送方式には適用できない。このため、各種のデジタル放送方式に対応し、かつ連続性のないデータの伝送レートを抑制することができないという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、リングネットワークに接続する再生機器で適切に映像・音声データを再生できるように、受信した放送信号の映像・音声データをデジタルデータでネットワークに出力することができるデジタル放送受信機を得ることを目的とする。
この発明に係るデジタル放送受信機は、アンテナを介して受信された放送波を中間周波数信号に変換するチューナと、中間周波数信号をデジタルデータに変換するチャンネルデコーダとからなる放送受信系統を備え、管理ユニットによりスロット数の割当が管理されるリングネットワークに接続されたデジタル放送受信機において、チャンネルデコーダにより中間周波数信号から変換されたデジタルデータストリームのパケットを記憶するバッファと、リングネットワークの最大伝送レート、デジタルデータストリームに割り当てられている最大伝送レートを示す情報およびリングネットワークのスロット割当状況を検知する検知回路と、パケットのPCR値からシステムクロックを再生するPLL回路と、検知回路により検知されたリングネットワークのスロット割当状況に基づいて、当該リングネットワークのスロットにデジタルデータストリームに割り当てられている最大伝送レート以上のスロット割当があると判定された場合に、リングネットワークの最大伝送レートおよびデジタルデータストリームに割り当てられている最大伝送レートを示す情報に基づいて、デジタルデータストリームの出力伝送レートとなるようにバッファからパケットを読み出すとともに、デジタルデータストリームの出力伝送レートに対してリングネットワークの伝送レートが小さい場合には、割当スロット数を拡張する要求を管理ユニットに行い、割当スロット数が拡張された後に、バッファからパケットを読み出す読み出し制御回路と、バッファから読み出されたパケットがPCRを含む場合に、当該PCRをPLL回路から入力したシステムクロックに応じたPCR値に付け替えるPCR付け替え回路と、PCR付け替え回路から出力されたパケットを入力して、リングネットワークのプロトコルに変換したデジタルデータストリームとして当該リングネットワークへ出力するプロトコル変換回路とを備える。
この発明によれば、リングネットワークに接続する再生機器で適切に映像・音声データを再生できるように、受信した放送信号の映像・音声データをデジタルデータでネットワークに出力することができるという効果がある。
この発明に係るデジタル放送受信機が接続されるリングネットワークの構成を示す図である。 実施の形態1に係るデジタル放送受信機の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るデジタル放送受信機の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係るデジタル放送受信機の構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係るデジタル放送受信機の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3に係るデジタル放送受信機の構成を示すブロック図である。 実施の形態3に係るデジタル放送受信機の動作を示すフローチャートである。
以下、この発明をより詳細に説明するため、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明に係るデジタル放送受信機が接続されるリングネットワークの構成を示す図である。図1において、この発明に係るデジタル放送受信機2は、リングネットワーク1上に配置される。リングネットワーク1には、デジタル放送受信機2と管理ユニット3の他に、複数の電子機器が接続されており、これらの電子機器を総じて他の機器4と呼ぶ。また、ここでは、リングネットワーク1がMOSTネットワークであるものとし、MOSTネットワーク1と適宜記載する。
管理ユニット3は、ネットワーク上の管理者として存在する装置であり、例えばキー、リモコンなどの各種の入力機器を介したユーザインタフェースを有し、当該ユーザインタフェースを介してユーザから入力された指示をMOSTネットワーク1上に配信する役割を持つ。また、管理ユニット3は、MOSTネットワーク1に接続された電子機器、例えばデジタル放送受信機2から出力されたMPEG−TS信号を映像信号に変換する機能(映像・音声デコーダ)および映像信号をユーザに提示するためのディスプレイを有する。このように、管理ユニット3は、ユーザからの指示を受けて、MOSTネットワーク1上の機器へのスロットの割り当て(割当スロット数の管理)などを行い、システム全体を制御する。
図2は、実施の形態1に係るデジタル放送受信機の構成を示すブロック図である。図2において、デジタル放送受信機2は、チューナ5、チャンネルデコーダ6、TS加工部7およびネットワークI/F部8を備える。チューナ5は、アンテナを介して受信された補放送波信号(RF信号)を中間周波数信号(IF信号)に変換する。チャンネルデコーダ6は、チューナ5が変換したIF信号を復調してMPEG−TS信号へ変換する。なお、チューナ5およびチャンネルデコーダ6は、複数系統搭載することもできる。
TS加工部7は、MPEG−TS信号のTS伝送レートを、MOSTネットワーク1の最大伝送レートに応じた値に変換し、PCR値の付け替えを行った、いわゆる“加工済みTS信号”を生成して出力する。なお、TS加工部7は、その構成としてDeMux・分離処理回路71、バッファ72、PCR付け替え回路73、PLL回路74および読み出し制御回路75を備える。DeMux・分離処理回路71は、チャンネルデコーダ6から入力したMPEG−TS信号を分離(DeMux)して、MPEG−TS信号のTSパケットがPCRパケットか否かを検出する回路である。バッファ72は、MPEG−TS信号のTSパケットを蓄積するバッファである。
PCR付け替え回路73は、バッファ72から読み出されたTSパケットがPCRパケットの場合、PLL回路74から読み出したクロックの値でPCRを生成して当該PCRパケットに上書き(PCR値の付け替え)してネットワークI/F部8へ出力し、PCRパケット以外である場合はそのままネットワークI/F部8へ出力する。
PLL回路74は、DeMux・分離処理回路71によりMPEG−TS信号から分離されたPCR値を使用してPLLを行い、27MHzのシステムクロックを再生する回路である。
読み出し制御回路75は、検知回路82から入力したスロット割当状況信号からMOSTネットワーク1のスロット割当状況を特定し、このスロット割当状況に応じてバッファ72からのMPEG−TS信号の読み出しを制御する回路である。
なお、MOSTネットワーク1へのスロット割当は、当該MOSTネットワーク1の取決めに応じて、管理ユニット3がデジタル放送受信機2に対し、スロットの使用権限を付与することで行われる。検知回路82は、MOSTスロットが“スロット割当済み”であるか否かを示すスロット割当状況信号を、読み出し制御回路75に出力する。
ネットワークI/F部8は、MOSTプロトコル変換回路81および検知回路82を備える。MOSTプロトコル変換回路81は、TS加工部7によって生成された“加工済みTS信号”をMOSTプロトコルへ変換してMOSTネットワーク1へ出力する。また、検知回路82は、MOSTネットワーク1の最大割当伝送レート、MPEG−TS信号に割り当てられる最大伝送レートの情報および現在のMOSTネットワーク1のスロット割当状況を検知してTS加工部3へ出力する。
次に動作について説明する。
図3は、実施の形態1に係るデジタル放送受信機の動作を示すフローチャートであり、この図に沿ってTS加工部7がMPEG−TS信号を入力してからネットワークI/F部8へ出力するまでの処理の詳細について述べる。
まず、DeMux・分離処理回路71は、チャンネルデコーダ6から入力したMPEG−TS信号を分離する(ステップST1)。次いで、DeMux・分離処理回路71は、入力したMPEG−TS信号を構成するTSパケットがPCRパケットか否かを判定する(ステップST2)。
TSパケットがPCRパケットである場合(ステップST2;YES)、DeMux・分離処理回路71は、PCRパケットのPCR値をPLL回路74へ出力する。PLL回路74は、DeMux・分離処理回路71から入力したPCR値を使用してPLLを行い、27MHzのシステムクロック(MPEG−TS信号の再生に必要な基準クロック)を再生する(ステップST3)。
TSパケットがPCRパケットでない場合(ステップST2;NO)、DeMux・分離処理回路71は、MPEG−TS信号からそのTS伝送レートを検出し、当該MPEG−TS信号をバッファ72に一時記憶する。DeMux・分離処理回路71によって検出されたTS伝送レートは、読み出し制御回路75へ出力される。
また、ネットワークI/F部8の検知回路82は、MOSTプロトコル変換回路81を介してどのタイムスロット(時刻)が割り当てられているかを把握してMOSTネットワーク1のスロット割当状況を特定して読み出し制御回路75へ出力する。
なお、検知回路82は、例えば、MOSTネットワーク1のスロット割当状況から、どれだけのデータを伝送することが可能であるかを判別し、平均伝送レート(平均“空き”レート)を算出する。
次に、読み出し制御回路75は、MPEG−TS信号が入力済みであるか否かを確認する(ステップST4)。MPEG−TS信号が入力されていない場合は(ステップST4;NO)出力処理をスキップする。
続いて、読み出し制御回路75は検知回路82から入力したスロット割当状況信号に基づいて、MOSTネットワーク1のスロット割当状況を確認する(ステップST5)。
ここで、当該デジタル放送受信機が十分なMOSTスロットを確保していないと判別した場合、読み出し制御回路75は、MOSTスロット割当不足であって、TSパケットの出力待機状態であると判定し(ステップST5;NO)、MOSTプロトコル変換回路81から割当スロットを拡張する要求を管理ユニット3に出力し(ステップST9)、拡張されるまでの間、TSパケットをバッファ72に一時退避して(ステップST10)、処理を終了する(伝送帯域が確保された後にTSパケットをバッファ72から読み出し出力させる)。
一方、MOSTネットワーク1で十分なMOSTスロットを確保していると判別した場合、読み出し制御回路75は、TSパケットの出力待機状態でないと判定し(ステップST5;YES)、TSパケットを読み出させてPCR付け替え回路73へ出力させる。
PCR付け替え回路73は、上述のようにしてバッファ72から読み出されたTSパケットがPCRパケットであるか否かを判定する(ステップST6)。
出力するMPEG−TS信号(TSパケット)がPCRパケットでない場合(ステップST5;NO)、PCR付け替え回路73は、MPEG−TS信号をそのままネットワークI/F部8へ出力する(ステップST7)。
一方、出力するMPEG−TS信号(TSパケット)がPCRパケットの場合(ステップST5;YES)、PCR付け替え回路73は、PLL回路74からシステムクロックの再生で使用されたPCR値を当該PCRパケットに上書き(PCR値の付け替え)してネットワークI/F部8へ出力する(ステップST8)。
次に、MOSTプロトコル変換回路81は、PCR付け替え回路73から入力した“加工済みTS信号”をMOSTプロトコルに変換し、MOSTネットワーク1へ出力する。なお、“加工済みTS信号”は、上述のようにPCR値が付け替えられてバッファ72に一時記憶されて遅延した分の時間が時間合わせされているため、遅延時間分の非同期伝送が可能である。
MOSTネットワーク1の伝送帯域が不足している場合、割当スロット数を拡張する要求を管理ユニット3に出力し、拡張されるまでの間、TS信号を一時記憶させ、伝送帯域が確保された後にTS信号を出力させる。この場合、PCR値の付け替えにより、時間情報が整合されているので、管理ユニット3側で特別な処理を施すことなく、再生することができる。
以上のように、この実施の形態1によれば、チャンネルデコーダ6によりIF信号から変換されたMPEG−TS信号のパケットを記憶するバッファ72と、MOSTネットワーク1の最大伝送レート、MPEG−TS信号に割り当てられている最大伝送レートを示す情報およびMOSTネットワーク1のスロット割当状況を検知する検知回路82と、パケットのPCR値からシステムクロックを再生するPLL回路74と、検知回路82により検知されたMOSTネットワーク1のスロット割当状況に基づいて、当該MOSTネットワーク1のスロットにMPEG−TS信号に割り当てられている最大伝送レート以上のスロット割当があると判定された場合に、MOSTネットワーク1の最大伝送レートおよびMPEG−TS信号に割り当てられている最大伝送レートを示す情報に基づいて、MPEG−TS信号の出力伝送レートとなるようにバッファ72からパケットを読み出すとともに、MPEG−TS信号の出力伝送レートに対してMOSTネットワーク1の伝送レートが小さい場合には割当スロット数を拡張する要求を管理ユニットに行い、割当スロット数が拡張された後に、前記バッファからパケットを読み出す読み出し制御回路75と、バッファ72から読み出されたパケットがPCRを含む場合に、当該PCRをPLL回路74から入力したシステムクロックに応じたPCR値に付け替えるPCR付け替え回路73と、PCR付け替え回路73から出力されたパケットを入力して、MOSTネットワーク1のプロトコルに変換したMPEG−TS信号として当該MOSTネットワーク1へ出力する、またMOST帯域が十分確保できていない場合に拡張要求を行うMOSTプロトコル変換回路81とを備える。
このように構成することで、MOSTネットワーク1に接続する管理ユニット3で適切に映像・音声データを再生できるように、受信した放送信号のMPEG−TS信号をMOSTネットワーク1に出力することができる。
実施の形態2.
実施の形態2では、上記実施の形態1の構成に加え、TS加工部が、MPEG−TS信号から、映像・音声信号のみの、いわゆる“パーシャルTS”とその他のデータとを分類し、その他のデータを出力制限する。
図4は、この発明の実施の形態2に係るデジタル放送受信機の構成を示すブロック図である。なお、図4において、上記実施の形態1で図1を用いて説明した構成要素には、同一符号を付して説明を省略する。実施の形態2に係るデジタル放送受信機2Aは、上記実施の形態1と同様にMOSTネットワーク1上に配置されるデジタル放送受信機であり、チューナ5、チャンネルデコーダ6、TS加工部7AおよびネットワークI/F部8Aを備える。
TS加工部7Aは、チャンネルデコーダ6から入力したMPEG−TS信号における、映像・音声信号のみの“パーシャルTS”と、映像・音声信号以外のその他のデータとを分類し、その他のデータの出力を制限する。なお、TS加工部7Aは、DeMux・分離処理回路71a、バッファ72、PCR付け替え回路73、PLL回路74、読み出し制御回路75、データ信号バッファ76およびカルーセル判定回路77を備える。
DeMux・分離処理回路71aは、チャンネルデコーダ6から入力したMPEG−TS信号を分離(DeMux)して、映像・音声信号のみの“パーシャルTS”と、映像・音声信号以外のその他のデータとに分類する回路である。その他のデータには、例えば、EPG(電子プログラムガイド)などがある。
また、DeMux・分離処理回路71aは、上記実施の形態1で示したDeMux・分離処理回路71と同様に、MPEG−TS信号のTSパケットがPCRパケットか否かを検出し、PCRパケットのPCR値をPLL回路74へ出力する。
データ信号バッファ76は、DeMux・分離処理回路71aが分類したその他のデータのうち、カルーセル伝送(同じ内容を一定の周期で繰り返し伝送)されるデータを記憶するバッファである。また、データ信号バッファ76に記憶されたデータは、MOSTネットワーク1上の管理ユニット3または他の機器4が要求した場合にのみ読み出され、ネットワークI/F部8Aを介してMOSTネットワーク1へ出力される。
カルーセル判定回路77は、DeMux・分離処理回路71aにより分類されたその他のデータの中から、カルーセル伝送されるデータを判定する回路である。
ネットワークI/F部8Aは、MOSTプロトコル変換回路81a、検知回路82およびMOSTコマンド解析回路83を備える。MOSTプロトコル変換回路81aは、上記実施の形態1と同様に、TS加工部7Aによって生成された“加工済みTS信号”をMOSTプロトコルへ変換してMOSTネットワーク1へ出力する。また、MOSTプロトコル変換回路81aは、データ信号バッファ76から読み出されたデータをMOSTプロトコルへ変換してMOSTネットワーク1へ出力するとともに、MOSTネットワーク1から受信したデータをMOSTコマンド解析回路83へ出力する。MOSTコマンド解析回路83は、MOSTプロトコル変換回路81aを介して入力したデータからコマンドを抽出し、コマンドの内容を解析する回路である。
次に動作について説明する。
図5は、実施の形態2に係るデジタル放送受信機の動作を示すフローチャートであり、この図に沿ってTS加工部7AがMPEG−TS信号を入力してからネットワークI/F部8Aへ出力するまでの処理の詳細について述べる。
まず、DeMux・分離処理回路71aは、チャンネルデコーダ6から入力したMPEG−TS信号を分離する(ステップST1a)。次に、DeMux・分離処理回路71aは、パケット識別子に基づいてMPEG−TS信号のTSパケットが映像・音声パケットか否かを判定する(ステップST2a)。
TSパケットが映像・音声パケットでない場合(ステップST2a;NO)、DeMux・分離処理回路71aは、当該TSパケットをカルーセル判定回路77へ出力する。
カルーセル判定回路77は、DeMux・分離処理回路71aを介して入力したTSパケットのパケット識別子に基づいて、TSパケットがカルーセル伝送されているデータであるか否かを判定する(ステップST3a)。TSパケットがカルーセル伝送されているデータの場合(ステップST3a;YES)、カルーセル判定回路77は、当該TSパケットで伝送されるデータの種別ごとにデータ信号バッファ76に記憶する(ステップST4a)。
また、MOSTコマンド解析回路83は、MOSTプロトコル変換回路81aを介してMOSTネットワーク1から入力したデータに含まれるコマンドを抽出して、コマンドの内容を解析している。ここで、コマンドが管理ユニット3または他の機器4からのデータ要求である場合、MOSTコマンド解析回路83は、データ信号バッファ76に記憶されているデータの中から、管理ユニット3または他の機器4が要求したデータ種別のデータがあるか否かを判定する(ステップST5a)。
管理ユニット3または他の機器4が要求したデータ種別のデータがある場合(ステップST5a;YES)、MOSTコマンド解析回路83は、当該データ種別のデータを読み出してMOSTプロトコル変換回路81aへ出力するようデータ信号バッファ76に指示する。データ信号バッファ76は、MOSTコマンド解析回路83の指示に従い、管理ユニット3または他の機器4が要求したデータ種別のデータを、MOSTプロトコル変換回路81aへ出力する。
ステップST6aにおいて、MOSTプロトコル変換回路81aは、データ信号バッファ76から入力したデータをMOSTプロトコルへ変換してMOSTネットワーク1へ出力する。
また、TSパケットが映像・音声パケットである場合(ステップST2a;YES)、DeMux・分離処理回路71aは、TSパケットがPCRパケットか否かを判定する。この後、図3のステップST3からステップST8までの処理を実行し、映像・音声パケットのデータをMOSTプロトコルへ変換してMOSTネットワーク1へ出力する。
以上のように、この実施の形態2によれば、チャンネルデコーダ6によりIF信号から変換されたMPEG−TS信号から、映像および音声データに関するパケットと、その他のデータのパケットとを分離するDeMux・分離処理回路71aと、DeMux・分離処理回路71aに分離されたその他のデータの中から、カルーセル伝送されているデータを判定するカルーセル判定回路77と、カルーセル判定回路77によりカルーセル伝送されていると判定されたデータのパケットをそのデータ種別に対応付けて記憶するデータ信号バッファ76と、MOSTネットワーク1を介して受信したコマンドの内容を解析し、コマンドの内容がMOSTネットワークに接続された機器からのデータ種別を指定したデータ送信要求である場合に、当該データ送信要求に応じたデータのパケットをデータ信号バッファ76から読み出してMOSTプロトコル変換回路81aへ出力させるMOSTコマンド解析回路83とを備え、MOSTプロトコル変換回路81aは、MOSTコマンド解析回路83によりデータ信号バッファ76から読み出されたパケットを入力し、MOSTネットワーク1のプロトコルに変換したMPEG−TS信号として当該MOSTネットワーク1へ出力する。このように、同期伝送が必要な映像・音声データとその他のデータとを分類し、その他のデータのうちカルーセル伝送されているデータを、ネットワーク側から要求があった場合にのみMOSTネットワーク1に出力するので、同期伝送の必要がないデータの伝送レートを抑制することができる。
実施の形態3.
実施の形態3では、チューナおよびチューナデコーダからなる複数の放送受信系統を搭載するデジタル放送受信機において、上記複数の放送受信系統からそれぞれ入力されたMPEG−TS信号で共通な情報を一元化してMPEG−TS信号に再び多重する、いわゆる“再多重化する態様について述べる。
図6は、この発明の実施の形態3に係るデジタル放送受信機の構成を示すブロック図であり、2つの放送受信系統を搭載する場合について示している。図6において、上記実施の形態1で図1を用いて説明した構成要素には、同一符号を付して説明を省略する。実施の形態3に係るデジタル放送受信機2Bは、上記実施の形態1と同様にMOSTネットワーク1上に配置されるデジタル放送受信機であり、チューナ5およびチャンネルデコーダ6からなる放送受信系統、チューナ5aおよびチャンネルデコーダ6aからなる放送受信系統、TS加工部7BおよびネットワークI/F部8を備える。なお、チューナ5aは、チューナ5と同様のチューナであり、アンテナを介して受信したRF信号をIF信号に変換する。また、チャンネルデコーダ6aも、チャンネルデコーダ6と同様のデコーダであり、チューナ5aが変換したIF信号を復調してMPEG−TS信号へ変換する。
TS加工部7Bは、チャンネルデコーダ6とチャンネルデコーダ6aの2系統から入力されたMPEG−TS信号の伝送レートをMOSTネットワーク1の最大伝送レートに応じた値に変換し、PCR値の付け替えを行った、いわゆる“加工済みTS信号”を生成して出力する。また、TS加工部7Bは、その構成としてDeMux・分離処理回路71b、バッファ72、PCR付け替え・TS再多重回路78、PLL回路74および読み出し制御回路75を備える。DeMux・分離処理回路71bは、チャンネルデコーダ6およびチャンネルデコーダ6aからそれぞれ入力したMPEG−TS信号を分離(DeMux)し、MPEG−TS信号がPCRパケットか否かを検出する回路である。
PCR付け替え・TS再多重回路78は、チャンネルデコーダ6とチャンネルデコーダ6aの2系統から入力されたMPEG−TS信号で同一のテーブル情報を一元化処理し、
これらのMPEG−TS信号を、再び1つのMPEG−TS信号に再編成したTS信号である再多重化TSを生成する。また、PCR付け替え・TS再多重回路78は、PCR付け替え回路73と同様に、バッファ72から読み出された出力パケットがPCRパケットの場合、PLL回路74から読み出したクロックの値でPCRを生成して当該PCRパケットに上書き(PCR値の付け替え)してネットワークI/F部8へ出力し、PCRパケット以外である場合は、そのままネットワークI/F部8へ出力する。
なお、MPEG−TS信号には、これに含まれるプログラムとそのプログラムを構成している映像や音声ストリームなどのプログラムの要素との関係を表すテーブル情報が規定されている。このテーブル情報はPSI(Program Specific Information)と呼ばれる。PCR付け替え・TS再多重回路78は、2つの放送受信系統からそれぞれ入力されたMPEG−TS信号に含まれるテーブル情報(PSI)を参照して、同一のテーブル情報を一元化処理し、これらのテーブル情報が規定されたMPEG−TS信号同士を1つのMPEG−TS信号へ再編成する。
次に動作について説明する。
図7は、実施の形態3に係るデジタル放送受信機の動作を示すフローチャートであり、この図に沿ってTS加工部7Bが2系統のMPEG−TS信号を入力してからネットワークI/F部8へ出力するまでの処理の詳細について述べる。
まず、DeMux・分離処理回路71bは、チャンネルデコーダ6およびチャンネルデコーダ6aからそれぞれ入力したMPEG−TS信号を分離する(ステップST1b)。次に、DeMux・分離処理回路71bは、これらのMPEG−TS信号のTSパケットがPCRパケットか否かを判定する(ステップST2b)。
TSパケットがPCRパケットである場合(ステップST2b;YES)、DeMux・分離処理回路71bは、PCRパケットのPCR値をPLL回路74へ出力する。PLL回路74は、DeMux・分離処理回路71bから入力したPCR値を使用してPLLを行い、27MHzのシステムクロック(MPEG−TS信号の再生に必要な基準クロック)を再生する(ステップST3b)。
TSパケットがPCRパケットでない場合(ステップST2b;NO)、DeMux・分離処理回路71bは、2系統のMPEG−TS信号からそのTS伝送レートをそれぞれ検出して、これらMPEG−TS信号をバッファ72に一時記憶する。DeMux・分離処理回路71bによって検出されたTS信号の伝送レートは、読み出し制御回路75へ出力される。
また、ネットワークI/F部8の検知回路82は、MOSTプロトコル変換回路81を介してどのタイムスロット(時刻)が使用されているかを把握してMOSTネットワーク1のスロット割当状況を特定して読み出し制御回路75へ出力する。
なお、検知回路82は、例えば、MOSTネットワーク1のスロット割当状況から、MPEG−TS信号が出力可能な十分な伝送帯域を持っているか判別する。
次に、読み出し制御回路75は、MPEG−TS信号が入力済みか否かを判別し(ステップST4b)、続いて検知回路82から入力したスロット割当状況信号に基づいて、MOSTネットワーク1のスロット割当状況を確認する(ステップST5b)。
ここで、他の機器4によってMOSTスロットが使用され、現在は、MOSTネットワーク1に十分な伝送帯域が無いと判別した場合、読み出し制御回路75は、TSパケットの出力待機状態であると判定し(ステップST5b;NO)、バッファ72からTSパケットを読み出させない。また、MOSTプロトコル変換回路81は、割当スロット数を拡張する要求を管理ユニット3に行い(ステップST10b)、MPEG−TS信号をバッファ72に一時退避させる(ステップST11b)。
一方、現在がMOSTネットワーク1に十分な伝送帯域があると判別した場合(上記要求に応じて管理ユニット3にスロットが割り当てられた場合など)、読み出し制御回路75は、TSパケットの出力待機状態でないと判定する(ステップST5b;YES)。
MPEG−TS信号のTS伝送レートがMOSTネットワーク平均“空き”レートより小さい場合、読み出し制御回路75が、検知回路82に検知されたMPEG−TS信号に割り当てられている最大伝送レートを取得し、バッファ72を制御して、MOSTネットワーク平均“空き”レート以下で、かつ当該MPEG−TS信号に割り当てられている最大伝送レートを、出力伝送レートに設定し、この出力伝送レートでTSパケットを読み出させてPCR付け替え・TS再多重回路78へ出力させる。
また、MPEG−TS信号の伝送レートが、MOSTネットワーク平均“空き”レート以上である場合、MOSTプロトコル変換回路81にて行われたスロット割当拡張要求が許可された後で、読み出し制御回路75は、バッファ72を制御して、TSパケットを読み出させてPCR付け替え・TS再多重回路78へ出力させる。
PCR付け替え・TS再多重回路78は、上述のようにバッファ72から読み出されたTSパケットがPCRパケットであるか否かを判定する(ステップST6b)。
出力するMPEG−TS信号(TSパケット)がPCRパケットの場合(ステップST6b;YES)、PCR付け替え・TS再多重回路78は、PLL回路74からシステムクロックの再生で使用されたPCR値を当該PCRパケットに上書き(PCR値の付け替え)する(ステップST9b)。
出力するMPEG−TS信号(TSパケット)がPCRパケットでない場合(ステップST6b;NO)、あるいは、ステップST8bにおいてPLL回路74で再生されたPCR値をPCRパケットに上書きした場合に、PCR付け替え・TS再多重回路78は、2つの放送受信系統からそれぞれ入力されたMPEG−TS信号に含まれるテーブル情報の内容が同一であると、これらのMPEG−TS信号のテーブル情報を1つのテーブル情報に一元化してMPEG−TS信号同士を1つのMPEG−TS信号へ再編成(TS再多重)する(ステップST7b)。
PCR付け替え・TS再多重回路78は、TS再多重したMPEG−TS信号をネットワークI/F部8へ出力する(ステップST8b)。また、テーブル情報の内容が同一でなければ、MPEG−TS信号をそのままネットワークI/F部8へ出力する。
次に、MOSTプロトコル変換回路81は、PCR付け替え・TS再多重回路78から入力したTS信号をMOSTプロトコルに変換し、MOSTネットワーク1へ出力する。なお、このTS信号は、PCR値が付け替えられてバッファ72に一時記憶されて遅延した分の時間が時間合わせされているため、遅延時間分の非同期伝送が可能である。
以上のように、この実施の形態3によれば、放送受信系統を複数備え、複数の放送受信系統からそれぞれ入力したMPEG−TS信号のうち、共通の情報(PSIなどのテーブル情報)を有するMPEG−TS信号について、当該共通の情報を1つに一元化して共通の情報を有するMPEG−TS信号を1つのストリームに再編成するPCR付け替え・TS再多重回路78を備える。このように構成することで、複数の放送受信系統からそれぞれ入力されたMPEG−TS信号が、共通な情報を一元化してMPEG−TS信号に再び多重されることから、複数の番組再生に必要な伝送レートを低減することができる。
なお、本発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
この発明に係るデジタル放送受信機は、リングネットワークに接続する再生機器で適切に映像・音声データを再生できるように、受信した放送信号の映像・音声データをデジタルデータでネットワークに出力することができるので、MOSTなどの車内ネットワークに接続される車載用のデジタル放送受信機に好適である。
1 リングネットワーク(MOSTネットワーク)、2,2A,2B デジタル放送受信機、3 管理ユニット、4 他の機器、5,5a チューナ,6,6a チャンネルデコーダ、7,7A,7B TS加工部、8,8A ネットワークI/F部、71,71a,71b DeMux・分離処理回路、72 バッファ、73 PCR付け替え回路、74 PLL回路、75 読み出し制御回路、76 データ信号バッファ、77 カルーセル判定回路、78 PCR付け替え・TS再多重回路、81,81a MOSTプロトコル変換回路、82 検知回路、83 MOSTコマンド解析回路。

Claims (3)

  1. アンテナを介して受信された放送波を中間周波数信号に変換するチューナと、前記中間周波数信号をデジタルデータに変換するチャンネルデコーダとからなる放送受信系統を備え、管理ユニットによりスロット数の割当が管理されるリングネットワークに接続されたデジタル放送受信機において、
    前記チャンネルデコーダにより前記中間周波数信号から変換されたデジタルデータストリームのパケットを記憶するバッファと、
    前記リングネットワークの最大伝送レート、前記デジタルデータストリームに割り当てられている最大伝送レートを示す情報および前記リングネットワークのスロット割当状況を検知する検知回路と、
    前記パケットのPCR値からシステムクロックを再生するPLL回路と、
    前記検知回路により検知された前記リングネットワークのスロット割当状況に基づいて、当該リングネットワークのスロットに前記デジタルデータストリームに割り当てられている最大伝送レート以上のスロット割当があると判定された場合に、前記リングネットワークの最大伝送レートおよび前記デジタルデータストリームに割り当てられている最大伝送レートを示す情報に基づいて、前記デジタルデータストリームの出力伝送レートとなるように前記バッファからパケットを読み出すとともに、前記デジタルデータストリームの出力伝送レートに対して前記リングネットワークの伝送レートが小さい場合には、割当スロット数を拡張する要求を前記管理ユニットに行い、割当スロット数が拡張された後に、前記バッファからパケットを読み出す読み出し制御回路と、
    前記バッファから読み出されたパケットがPCRを含む場合に、当該PCRを前記PLL回路から入力した前記システムクロックに応じたPCR値に付け替えるPCR付け替え回路と、
    前記PCR付け替え回路から出力されたパケットを入力して、前記リングネットワークのプロトコルに変換したデジタルデータストリームとして当該リングネットワークへ出力するプロトコル変換回路とを備えることを特徴とするデジタル放送受信機。
  2. 前記チャンネルデコーダにより前記中間周波数信号から変換されたデジタルデータストリームから、映像および音声データに関するパケットと、その他のデータのパケットとを分離する分離処理回路と、
    前記分離処理回路に分離された前記その他のデータの中から、カルーセル伝送されているデータを判定する判定回路と、
    前記判定回路によりカルーセル伝送されていると判定されたデータのパケットをそのデータ種別に対応付けて記憶するデータ信号バッファと、
    前記リングネットワークを介して受信したコマンドの内容を解析し、コマンドの内容が前記リングネットワークに接続された機器からのデータ種別を指定したデータ送信要求である場合、当該データ送信要求に応じたデータのパケットを前記データ信号バッファから読み出して前記プロトコル変換回路へ出力させるコマンド解析回路とを備え、
    前記プロトコル変換回路は、前記コマンド解析回路により前記データ信号バッファから読み出されたパケットを入力し、前記リングネットワークのプロトコルに変換したデジタルデータストリームとして当該リングネットワークへ出力することを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信機。
  3. 前記放送受信系統を複数備え、
    前記複数の放送受信系統からそれぞれ入力したデジタルデータストリームのうち、共通の情報を有するデジタルデータストリームについて、当該共通の情報を1つに一元化して前記共通の情報を有するデジタルデータストリームを1つのストリームに再編成するストリーム再編成処理部を備えることを特徴とする請求項1または請求項2記載のデジタル放送受信機。
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