JP5430416B2 - 照明器具 - Google Patents

照明器具 Download PDF

Info

Publication number
JP5430416B2
JP5430416B2 JP2010006547A JP2010006547A JP5430416B2 JP 5430416 B2 JP5430416 B2 JP 5430416B2 JP 2010006547 A JP2010006547 A JP 2010006547A JP 2010006547 A JP2010006547 A JP 2010006547A JP 5430416 B2 JP5430416 B2 JP 5430416B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
unit
lens unit
lamp body
identification
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010006547A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011146271A (ja
Inventor
正一 諏訪
永昌 里深
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Lighting Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Lighting Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp, Mitsubishi Electric Lighting Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2010006547A priority Critical patent/JP5430416B2/ja
Publication of JP2011146271A publication Critical patent/JP2011146271A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5430416B2 publication Critical patent/JP5430416B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Description

本発明は、工具等を使用せずに着脱可能なレンズユニットを有する照明器具に関するものである。
LED照明器具において、目的に適した配光特性を得る手段としてレンズを使用する方法が広く知られている(例えば、特許文献1)。
また、レンズを交換して、配光特性を変える技術も知られている(例えば、特許文献2、特許文献3)。
また、取り付けばねを灯具内に接触させて、反射板を灯具内に取り付ける構造が知られている(例えば、特許文献4)。
特開2009−9826号公報 特開2002−304903号公報 特開2009−277552号公報 特開2009−266569号公報
照明器具メーカーから、配光特性の異なる複数の照明器具が販売されている。通常、ユーザはその中から、使用目的にあった配光特性をもった照明器具を購入して使用している。
しかし、ユーザには照明器具を設置したときの状態を確認した上で配光特性を決定したいという要望がある。
本発明は、例えば、配光特性の変更が容易な照明器具を提供できるようにすることを目的とする。
本発明の照明器具は、前側を開口して後ろ側に光源を収納する筒状の収納部を有する灯体と、レンズを取り付けられるレンズユニットであって前記収納部の前側から前記収納部に出し入れされ前記収納部に収納されたときに前記収納部に収納された光源の前に配置されるレンズユニットとを備える。
本発明によれば、レンズユニットを交換することにより照明器具の配光特性を変更することができる。
実施の形態1における照明器具100の外観斜視図。 実施の形態1における灯具200の分解斜視図。 実施の形態1においてLEDモジュール20に被せられたLEDモジュールカバー30を示す図。 実施の形態1においてレンズユニット40を取り付ける前の灯具200を示す斜視図。 実施の形態1においてレンズユニット40を取り付けた後の灯具200を示す斜視図。 実施の形態1における灯具200の断面図。 実施の形態1における灯具200の部分拡大図。 実施の形態1におけるレンズユニット40の分解斜視図。 実施の形態1におけるレンズユニット40の分解斜視図。 実施の形態1におけるシート43とレンズカバー44との背面図。 実施の形態1におけるレンズユニット40の正面図と断面図。 実施の形態1におけるレンズユニット40のツマミ部44cの形状例を示す図。 実施の形態1におけるレンズカバー44の別形態を示す図。 実施の形態1におけるレンズカバー44の別形態を示す図。 実施の形態2におけるレンズ41の斜視図。 実施の形態2におけるレンズユニット40の分解斜視図。 実施の形態2におけるレンズユニット40の分解斜視図。 実施の形態3(実施例1)における灯体10の分解斜視図。 実施の形態3(実施例2)における灯体10の分解斜視図。
実施の形態1.
レンズを取り換え可能なレンズユニットに摘み部分を設けてレンズユニットの交換を容易にした照明器具について説明する。
図1は、実施の形態1における照明器具100の外観斜視図である。
実施の形態1における照明器具100の構成について、図1に基づいて以下に説明する。
照明器具100は、灯具200、ユニット本体300およびアーム400を備える。
灯具200は、光源を有するランプである。
ユニット本体300は、天井や壁などに取り付けられる本体である。ユニット本体300内には、商用電源から供給される電力を光源に供給する電源装置を収納する。
アーム400は、ユニット本体300に灯具200を接続する筒状の支持棒である。アーム400内に電線を通してユニット本体300と灯具200とを電気的に接続する。
図2は、実施の形態1における灯具200の分解斜視図である。
実施の形態1における灯具200の構成について、図2に基づいて以下に説明する。
灯具200は、灯体10、LEDモジュール20、LEDモジュールカバー30、レンズユニット40およびリングバネ50を備える。
灯体10は、灯具200の本体となる円筒体である。灯体10は、前側を開口して内部にLEDモジュール20とLEDモジュールカバー30とレンズユニット40とを収納する収納部10fを有する。
LEDモジュール20は、LED22を光源として実装したものである。LED22は光源の一例である。LED22の代わりに蛍光灯やELなどの光源を用いても構わない。
LEDモジュールカバー30は、LEDモジュール20を覆うカバーである。
レンズユニット40は、所望の配光特性を有するレンズ41を取り付けたものである。
リングバネ50は、LEDモジュール20とLEDモジュールカバー30とレンズユニット40とを灯体10内に固定するものである。
LEDモジュール20は、基板21、LED22およびコネクタ23を備える。
LED22とLED22に電力を供給する電線を接続するコネクタ23とを基板21に実装し、基板21を灯体10の内側に固定する。コネクタ23に接続する電線はアーム400を介してユニット本体300から配線される。
LED22はLEDモジュール20に4つ備わり、4つのLED22は円板状の基板21に円周状に並べられている。LED22の個数は3つ以下または5つ以上であっても構わない。
図3は、実施の形態1においてLEDモジュール20に被せられたLEDモジュールカバー30を示す図である。
図3(1)は平面図と平面図に示すA−A断面を表す断面図であり、図3(2)は斜視図である。
実施の形態1におけるLEDモジュールカバー30について、図3に基づいて以下に説明する。
LEDモジュールカバー30は、LEDモジュール20を覆うカバーとしての機能(後述するコネクタ保護部32)とLED22の光を反射する反射板としての機能(後述する反射部31)とを有する。
LEDモジュールカバー30は、反射部31、コネクタ保護部32および収納凹部33を有する。
LEDモジュールカバー30には、LEDモジュール20の4つのLED22と対応するように4つの椀状の窪みを設けている。窪みの底部は開口している。4つの窪みは円板状のLEDモジュールカバー30に円周状に並べられている。LEDモジュールカバー30をLEDモジュール20に被せたとき、LEDモジュールカバー30の各窪みの底部にはLEDモジュール20のLED22が位置する。
LEDモジュールカバー30の各窪みの側部は、LED22の光を反射する反射面を構成する。以下、この反射面を「反射部31」という。
コネクタ保護部32は、LEDモジュールカバー30がLEDモジュール20に被せられたときにLEDモジュール20のコネクタ23を覆い、電線を外されないようにコネクタ23を保護する。
収納凹部33は、後述するようにレンズユニット40のツマミ部44cに挿入されるネジ45の頭部を収める穴である。
ユニット本体300の電源装置が非絶縁型である場合、LEDモジュール20の電極露出部に触れて感電することを防ぐため、LEDモジュール20の電極露出部(例えば、反射部31の底部)に樹脂を充填するとよい。また、LEDモジュール20の電極露出部が隠れるように又は指が入らないように反射部31を狭めてもよい。
図4は、実施の形態1においてレンズユニット40を取り付ける前の灯具200を示す斜視図である。
図5は、実施の形態1においてレンズユニット40を取り付けた後の灯具200を示す斜視図である。
実施の形態1における灯具200の組み立て方法について、図4と図5とに基づいて以下に説明する。
灯具200には、LEDモジュール20(LED22、コネクタ23)とLEDモジュールカバー30(反射部31、コネクタ保護部32、収納凹部33)とを収納する(図4参照)。
さらに、灯具200にレンズユニット40を収納し、リングバネ50(支持部50a、ツマミ部50b)でレンズユニット40を固定する(図5参照)。
レンズユニット40を灯具200に収納する際、レンズユニット40のレンズ41はLEDモジュールカバー30の反射部31に収まり、レンズユニット40のネジ45はLEDモジュールカバー30の収納凹部33に収まる(図4参照)。
図4に示すように、灯具200の内側には、ガイド凸部10aと挿入溝10bとが設けられている。
ガイド凸部10aは、レンズユニット40のガイド凹部44aと対になる半円状の突部であり、レンズユニット40を位置決めする。ガイド凸部10aでレンズユニット40を位置決めすることにより、レンズユニット40のレンズ41をLEDモジュールカバー30の反射部31に収めることができる。
挿入溝10bは、リングバネ50を嵌め込む溝である。
レンズユニット40のガイド凹部44aと灯体10のガイド凸部10aとが噛み合うようにレンズユニット40を灯体10に嵌め込み、リングバネ50を灯体10の挿入溝10bに嵌め込んでレンズユニット40を灯体10に固定させる。
リングバネ50は、一部が開口する輪状(C字状)の弾性体である(図1参照)。
リングバネ50の数か所は内側にへこみ、リングバネ50の両端(開口部分)はL字状に折り曲げられている。実施の形態において、リングバネ50のへこみを「支持部50a」といい、リングバネ50の両端を「ツマミ部50b」という。
図5に示すように、リングバネ50の支持部50aがレンズユニット40はに引っ掛かるため、灯体10から外れ落ちない。
リングバネ50は、両端のツマミ部50bを摘まんでリングバネ50の開口部を閉じることにより、灯体10の挿入溝10bから簡単に外れる。これにより、レンズユニット40を灯体10から取り外して交換することが容易になる。
リングバネ50を嵌め込む挿入溝10bを深めにし、奥に進むにつれて外側へ傾斜させてもよい。
こうした場合、リングバネ50を挿入溝10bに嵌め込んだときに、リングバネ50が復元力により挿入溝10bの傾斜に沿って挿入溝10bの奥へ移動する。このとき、リングバネ50にはレンズユニット40を灯体10の奥の方(LEDモジュール20側)に押し入れる応力が発生する。
つまり、挿入溝10bに傾斜を設けることにより、レンズユニット40をよりしっかりと灯体10に固定し、レンズユニット40のグラつきを防ぐことができる。
図6に灯具200の断面図を示し、図7にリングバネ50が嵌め込まれた部分(図6のB部分)の拡大図を示す。
図8、図9は、実施の形態1におけるレンズユニット40の分解斜視図である。図8はレンズユニット40を表側から示し、図9はレンズユニット40を裏側から示している。
実施の形態1におけるレンズユニット40について、図8および図9に基づいて以下に説明する。
レンズユニット40は、レンズ41、レンズホルダー42、シート43およびレンズカバー44を備える。
レンズ41はレンズホルダー42に取り付けられ、レンズホルダー42およびシート43はレンズカバー44の裏側に収納される。
レンズホルダー42、シート43およびレンズカバー44はネジ45によって結合される。
レンズホルダー42は、レンズ41を嵌め込む開口部を有する。以下、この開口部を「レンズ取付部42a」という。
さらに、レンズホルダー42は、ネジ挿入穴42b、凹部42cおよび切欠部42dを有する。
ネジ挿入穴42bはネジ45を挿入する部分であり、凹部42cはレンズカバー44のガイド凹部44aに対応する部分であり、切欠部42dはレンズカバー44の突部44f(図9参照)に対応する部分である。
レンズ41は、頂部が陥没している山の形状を成し(図9参照)、特定の配光特性(光度分布の特性)を有する。
レンズ41の前面(山状の底部)には、帽子のつばのように出っ張ったツバ部41aを有する。
レンズ41は、レンズホルダー42のレンズ取付部42aに嵌め込まれ、ツバ部41aでレンズ取付部42aに係止する。
シート43は、レンズ41の前面に被せるものであり、特定の光学特性を有する。
配光を変化させる拡散シートや光の色を変化させるカラーフィルターは、シート43の一例である。シート43は、単にレンズ41に傷やホコリがつくことを防ぐための保護シートであっても構わない。
シート43は、切欠部43a、ネジ挿入穴43bおよび凹部43cを有する。
切欠部43aはシート43の表面と裏面とを区別するためのものである。
ネジ挿入穴43bはネジ45を挿入する部分であり、凹部43cはレンズユニット40のガイド凹部44aに対応する部分である。
レンズカバー44は、レンズホルダー42に取り付けられたレンズ41が浮き上がらないようにするものである。レンズホルダー42とレンズカバー44とはネジ45で固定される。レンズホルダー42とレンズカバー44との間にはシート43を挟み込む。
レンズカバー44は、4つのレンズ41の前面が配置される4つのレンズ開口部44bを有する。レンズ開口部44bはレンズ41の前面より一回り小さい。4つのレンズ開口部44bは円板状のレンズカバー44に円周状に並んでいる。
さらに、レンズカバー44は、前面の中央部分にツマミ部44cを有し、裏面に収納部44eを有する。
4つのレンズ開口部44bはツマミ部44cの周りに配置されている。
ツマミ部44cは、レンズユニット40を灯体10に収納し易くするため及びレンズユニット40を灯体10から取り外し易くするための突起である。つまり、レンズユニット40にツマミ部44cを設けることにより、レンズユニット40の交換が容易になる。
ツマミ部44cは、円筒状(または円錐状)を成しており、内部が空洞であり、空洞部分がネジ穴44dになっている。ツマミ部44c内をネジ穴44dとして利用することにより、必要な長さのネジ穴44dを確保でき、レンズユニット40を薄型化および小型化することができる。
図9に示すように、収納部44eはレンズホルダー42およびシート43を収納できるように円筒状を成している。
さらに、収納部44eはレンズユニット40を灯体10に挿入し易いようにテーパー状を成している。
収納部44eは、内側に窪んだガイド凹部44aと内側に突起した突部44fとを有する。
ガイド凹部44aは、灯体10のガイド凸部10aに係合する部分である(図4参照)。
突部44fは、収納部44eに収納されるレンズホルダー42とシート43のそれぞれの切欠部(42d、43a)に係合する部分であり、シート43の切欠部43aと合致する位置に設けられている。
図10は、実施の形態1におけるシート43とレンズカバー44との背面図である。
実施の形態1におけるシート43の切欠部43aについて、図10に基づいて以下に説明する。
シート43には、シート43の表裏を判別するために2つの切欠部43aを設けている。
2つの切欠部43aを結ぶ仮想線Xはシート43の中心Oを通らない。つまり、2つの切欠部43aはシート43の中心Oを通る直線Y上に並ばないように配置されている。
言い換えると、シート43は、左右および上下で非対称となる位置に複数の切欠部43aを有する。切欠部43aの数が3つ以上であっても構わない。また、異なる形状の切欠部43aを設けてシート43を左右および上下非対称にしても構わない。
レンズカバー44には、シート43の切欠部43aと合致する位置に突部44fを設けている。
このため、シート43を表裏間違えてレンズカバー44に取り付けることはない。
シート43は光学特性を有しており、シート43の表側から光を入射したときとシート43の裏側から光を入射したときとでは光の透過率や拡散率(屈折率)が異なる。このため、シート43の表裏を間違えてしまうと必要な光学特性(透過率や拡散率など)が得られない。シート43の切欠部43aとレンズカバー44の突部44fとは、シート43の表裏を間違えることを防ぐシート誤挿入防止機構を構成する。
図11に、組み立て後のレンズユニット40の正面図と正面図のC−C断面を表す断面図とを示す。
レンズユニット40を構成するレンズ41、レンズホルダー42、シート43およびレンズカバー44は、透明または透光性の部材(プラスチック樹脂やガラスなど)で構成するとよい。
光源(LED22)が照射した光をレンズ41部分でのみ透過させる場合、レンズ41から出射される光が強調され、レンズユニット40を見た看者(ユーザ)が眩しさを感じやすいためである。
レンズユニット40全体で光を透過すれば、レンズ41の周囲からの出射光によりレンズ41からの出射光が強調されず、眩しさ感を和らげることができる。つまり、グレアを改善できる。
ユーザは、レンズユニット40を交換する際、ツマミ部44cを摘んでレンズユニット40を灯体10の開口側から取り出し、レンズ41およびシート43を所望の光学特性を有するものに取り換えてレンズユニット40を組み立て直す。ユーザは、レンズユニット40のツマミ部44cを摘んでレンズユニット40を灯体10の開口側から灯体10内に収納する(図4、5参照)。
レンズ41およびシート43を取り換えることにより、レンズユニット40の光学特性を様々に変更することができる。
レンズユニット40を灯体10に収納する際、レンズユニット40の外周に備わるガイド凹部44aと灯体10の内側に備わるガイド凸部10aは、レンズユニット40の位置が灯体10の所定の位置にきたときにレンズ41の先端(頂部)がLED22に近づくようにガイドする。
図12は、実施の形態1におけるレンズユニット40のツマミ部44cの形状例を示す図である。
図12に示すように、レンズユニット40のツマミ部44cの形状は(1)円筒状(円錐状)に限らない。例えば、(2)断面十字状や(3)直方体状であってもよい。
さらに、ツマミ部44cに縦溝や横溝を設けて摘みやすく(スベリにくく)してもよい。
このように、レンズユニット40のツマミ部44cを摘まみやすい形状にすることにより、レンズユニット40の交換作業の効率を向上させることができる。
図13は、実施の形態1におけるレンズカバー44の別形態を示す図である。
図13に示すように、レンズカバー44の中央にレンズ開口部44bが配置される場合(LEDモジュール20の中央にLED22が配置される場合)、ツマミ部44cをレンズカバー44の中央に配置することはできない。
この場合、ツマミ部44cは、中央のレンズ開口部44bの周囲ではなくレンズカバー44の外周近傍に配置するとよい。ツマミ部44cをレンズ開口部44bの周囲に配置すると、ツマミ部44cの影が灯体10の内枠部に映ってしまう可能性があるためである。ツマミ部44cをレンズカバー44の外周近傍に配置すれば、ツマミ部44cの影が灯体10の内枠部に映ることを防ぐことができる。
図14は、実施の形態1におけるレンズカバー44の別形態を示す図である。
図14に示すように、レンズカバー44の外周にツメ44g(またはスリット)を設けてもよい。灯体10の内周には対応するスリット(またはツメ)を設ける。
これにより、レンズユニット40を灯体10に挿入したときにツメ44g(またはスリット)を灯体10の内枠部に係合させ、レンズユニット40を灯体10に仮止めすることができる。
実施の形態1において、例えば、以下のような照明器具について説明した。
LEDを光源とし、複数のレンズの集合体を有するレンズユニットを有する。また、工具等を使用せずにレンズユニットの着脱が可能な構造を有する。
交換するレンズユニットを保持しやすいように、レンズユニットに突起状のツマミを有する。
レンズユニットは、複数のレンズを個々のレンズの外周で位置決めとして保持するホルダー部(レンズホルダー)と、ホルダー部からレンズが浮き上がることを防止するカバー部(レンズカバー)との2つの部品を備える。
レンズユニットのレンズ表面とカバー部との間には、光学特性を変化させるシートを挟みこむ。
実施の形態2.
レンズの配光特性を容易に判別できる形態について説明する。
実施の形態1と同じ構成または対応する構成には実施の形態1と同じ符号を付し、その構成の説明を省略する。
図15は、実施の形態2におけるレンズ41の斜視図である。
実施の形態2におけるレンズ41について、図15に基づいて以下に説明する。
レンズ41は、配光特性を識別する識別部41bをツバ部41aに有する。つまり、配光特性の異なるレンズ41は異なる種類の識別部41bを有する。識別部41bの種類とその識別部41bを有するレンズ41の配光特性との関係は予め定めておく。
ユーザは、識別部41bを目視確認することによってレンズ41の配光特性を判別できる。
識別部41bは、凸部や凹部の数、大きさ、形状、模様、色彩などによって区別される。
例えば、(1)第1の配光特性をもつレンズ41Aは2つの凸部で構成される識別部41bを有する。
また、(2)第2の配光特性をもつレンズ41Bは1つの大きな凸部で構成される識別部41bを有し、(3)第3の配光特性をもつレンズ41Cは2つの凹部で構成される識別部41bを有する。
図16および図17は、実施の形態2におけるレンズユニット40の分解斜視図である。但し、シート43とネジ45を省略している。
図16に示すように、レンズホルダー42は、レンズ41の識別部41bを収める識別対応部42eをレンズ取付部42aに有する。
レンズホルダー42のレンズ取付部42aに所定の大きさの凹部を識別対応部42eとして設けることにより、一つのレンズホルダー42で異なる種類のレンズ41に対応することができる。
例えば、レンズホルダー42のレンズ取付部42aには図15に示した(1)〜(3)のいずれのレンズ41であっても嵌め込むことができる。
つまり、レンズホルダー42は1種類で足りる。
図17に示すように、レンズ41の特定の識別部41bに対応する識別対応部42eをレンズ取付部42aに設けてもよい。図17では、レンズ取付部42aの識別対応部42eは、2つの凹部で構成され、レンズ41Aの識別部41bの形状に対応している。
これにより、レンズ41Aを使用したい場合に間違ってレンズ41Bをレンズホルダー42に取り付けてしまうことを防ぐことができる(図15(1)(2)参照)。
使用するレンズ41に対応するレンズホルダー42を準備する必要があるが、レンズ41の取り付けミスを防ぐことができる。
LED用のレンズ41は小さく、レンズ41の種類を外見で判断することは困難である。
レンズ41の外周にレンズ41の種類を示す識別部41bを設けることにより、レンズ41の種類を容易に識別することができる。
さらに、複数種類のレンズ41を組み合わせて用いる場合には、レンズ41の組み合わせを容易に識別することができる。
実施の形態3.
リングバネ以外の固定具を用いる形態について説明する。
実施の形態1、2と同じ構成または対応する構成には実施の形態1、2と同じ符号を付し、その構成の説明を省略する。
<実施例1>
図18は、実施の形態3(実施例1)における灯体10の分解斜視図である。
実施の形態3(実施例1)における固定金具60について、図18に基づいて以下に説明する。
レンズユニット40は、固定金具60により灯体10に固定される。
固定金具60は、リング状(筒状)を成し、外側面の先端側にねじ山(係止部60a)を有する。
灯体10は、内側面の開口側にねじ受け(係止溝10c)を有する。
固定金具60が灯体10に螺着されると固定金具60の先端部が灯体10内に収納されたレンズユニット40に接触する。これにより、レンズユニット40は灯体10内に固定される。
レンズユニット40のガイド凹部44aと灯体10のガイド凸部10aとが係止してレンズユニット40を位置決めしているため(図4参照)、固定金具60が灯体10にねじ込まれるときにレンズユニット40が回転してしまうことはない。
つまり、レンズユニット40のガイド凹部44aと灯体10のガイド凸部10aは、位置決め機能の他に回転防止機能を有する。
<実施例2>
図19は、実施の形態3(実施例2)における灯体10の分解斜視図である。
実施の形態3(実施例2)における固定金具70について、図19に基づいて以下に説明する。
レンズユニット40は、固定金具70により灯体10に固定される。
固定金具70は、リング状(筒状)を成し、外側面の先端側の対向する2か所にL字型の溝部70aを有する。さらに、固定金具70は外側に突起する凸部を溝部70aに対応する2か所に有する。以下、この凸部を「ユニットマーク部70b」という。
灯体10は、内側面の開口側の対向する2か所に突起部10dを有する。さらに、灯体10は外側に突起する凸部を突起部10dに対応する2か所に有する。以下、この凸部を「灯体マーク部10e」という。
灯体10の突起部10dが固定金具70の溝部70aに収まるように固定金具70を灯体10に嵌め込むと固定金具70の先端部が灯体10内に収納されたレンズユニット40に接触する。これにより、レンズユニット40は灯体10内に固定される。
灯体10の灯体マーク部10eと固定金具70のユニットマーク部70bは、灯体10の突起部10dが固定金具70の溝部70aの終端に到達したときに互いが重なるような位置に配置されている。つまり、灯体10の灯体マーク部10eと固定金具70のユニットマーク部70bは固定金具70を灯体10に十分に嵌め込んだときに重なる位置合わせ用の目印である。
この目印により、ユーザは、固定金具70が十分に灯体10に嵌め込まれレンズユニット40が確実に灯体10に装着されていることを目視確認できる。
なお、灯体マーク部10eとユニットマーク部70bは1組であってもよいし、3組以上であってもよい。また、灯体マーク部10eとユニットマーク部70bは凹状であってもよく、また印刷であってもよい。
レンズユニット40のガイド凹部44aと灯体10のガイド凸部10aとが係止してレンズユニット40を位置決めしているため(図4参照)、固定金具70が灯体10に嵌め込まれるときにレンズユニット40が回転してしまうことはない。
つまり、レンズユニット40のガイド凹部44aと灯体10のガイド凸部10aは、位置決め機能の他に回転防止機能を有する。
10 灯体、10a ガイド凸部、10b 挿入溝、10c 係止溝、10d 突起部、10e 灯体マーク部、10f 収納部、20 LEDモジュール、21 基板、22 LED、23 コネクタ、30 LEDモジュールカバー、31 反射部、32 コネクタ保護部、33 収納凹部、40 レンズユニット、41,41A,41B,41C レンズ、41a ツバ部、41b 識別部、42 レンズホルダー、42a レンズ取付部、42b ネジ挿入穴、42c 凹部、42d 切欠部、42e 識別対応部、43 シート、43a 切欠部、43b ネジ挿入穴、43c 凹部、44 レンズカバー、44a ガイド凹部、44b レンズ開口部、44c ツマミ部、44d ネジ穴、44e 収納部、44f 突部、44g ツメ、45 ネジ、50 リングバネ、50a 支持部、50b ツマミ部、60 固定金具、60a 係止部、70 固定金具、70a 溝部、70b ユニットマーク部、100 照明器具、200 灯具、300 ユニット本体、400 アーム。

Claims (10)

  1. 前側を開口して内部に光源を収納する筒状の収納部を有する灯体と、
    レンズを有するレンズユニットであって前記収納部の前側から前記収納部に出し入れされ前記収納部に収納されたときに前記収納部に収納された光源の前に配置されるレンズユニットとを備え、
    前記レンズユニットは前記レンズの出射面が配置される側に突起した摘み部を有し、
    前記レンズユニットは前記レンズとして複数のレンズを有し、
    前記複数のレンズは前記摘み部の周囲に配置される
    ことを特徴とする照明器具。
  2. 前記レンズユニットは、
    前記複数のレンズ取り付けられるレンズホルダーと、
    表側に前記摘み部を有し、裏側に前記レンズホルダー取り付けられるレンズカバーとを備える
    ことを特徴とする請求項記載の照明器具。
  3. 前記レンズカバーは前記摘み部内に前記レンズカバーの裏側に貫通したネジ穴を有し、
    前記レンズホルダーは前記摘み部内の前記ネジ穴を用いて前記レンズカバーにネジ止めされる
    ことを特徴とする請求項記載の照明器具。
  4. 前記レンズユニットは特定の光学特性を有するシートを前記レンズホルダーと前記レンズカバーとの間に備えることを特徴とする請求項または請求項記載の照明器具。
  5. 前記シートは上下左右非対照の形状であることを特徴とする請求項記載の照明器具。
  6. 前記シートは2つの切欠きを有し、2つの切欠きを結んだ直線が前記シートの中心を通らない形状であることを特徴とする請求項記載の照明器具。
  7. 前記複数のレンズの各レンズは出射面の周部にレンズの配光特性に応じた形状の識別部を有することを特徴とする請求項〜請求項いずれかに記載の照明器具。
  8. 前記レンズホルダーは前記識別部を収める識別対応部であって異なる形状の識別部に対応する形状の識別対応部を有する
    ことを特徴とする請求項記載の照明器具。
  9. 前記レンズホルダーは前記識別部の形状が異なる前記複数のレンズのうち特定レンズの前記識別部と係合する形状の識別対応部を有する
    ことを特徴とする請求項記載の照明器具。
  10. 前記灯体の前記収納部は前記レンズユニットに係合する灯体側係合部を有し、
    前記レンズユニットは前記灯体側係合部と係合するユニット側係合部を有する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項いずれかに記載の照明器具。
JP2010006547A 2010-01-15 2010-01-15 照明器具 Active JP5430416B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010006547A JP5430416B2 (ja) 2010-01-15 2010-01-15 照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010006547A JP5430416B2 (ja) 2010-01-15 2010-01-15 照明器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011146271A JP2011146271A (ja) 2011-07-28
JP5430416B2 true JP5430416B2 (ja) 2014-02-26

Family

ID=44460948

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010006547A Active JP5430416B2 (ja) 2010-01-15 2010-01-15 照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5430416B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5801165B2 (ja) * 2011-11-18 2015-10-28 Idec株式会社 照明装置のレンズ係止構造
DE102016103123A1 (de) * 2016-02-23 2017-08-24 Vishay Semiconductor Gmbh Optoelektronische Vorrichtung
DE102016103113A1 (de) * 2016-02-23 2017-08-24 Vishay Semiconductor Gmbh Optoelektronische Vorrichtung
JP7054608B2 (ja) * 2017-04-27 2022-04-14 ミネベアミツミ株式会社 照明用ユニット及び照明装置
JP6362230B1 (ja) * 2017-04-28 2018-07-25 英之 坪内 歯科用口腔外吸引フード、歯科用口腔外吸引装置
JP6639598B2 (ja) * 2018-09-19 2020-02-05 三菱電機株式会社 照明装置
WO2022176770A1 (ja) * 2021-02-17 2022-08-25 株式会社小糸製作所 灯具用レンズユニット、灯具用部材、及び、灯具

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009048920A (ja) * 2007-08-22 2009-03-05 Tokai Kogaku Kk 照明装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011146271A (ja) 2011-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5430416B2 (ja) 照明器具
US9574750B1 (en) Single axis adjustment for emergency lights emitting an asymmetric beam pattern to illuminate a path of egress
US8215820B2 (en) LED night-light
US7690815B2 (en) Portable lighting device
WO2012002163A1 (ja) 発光装置
PT1392999E (pt) Lanterna de bolso
JP2016143000A (ja) 照準器
JP2005134575A (ja) 画像表示プロジェクタ
JP2013011878A (ja) ランプユニット
JP2015088338A (ja) 照明器具用アダプタおよび照明器具
CN108692222B (zh) 壁灯
JP6729246B2 (ja) 照明器具
US20050219480A1 (en) Projector
JP2010039401A (ja) 眼鏡レンズの隠しマーク視認装置
JP4159411B2 (ja) 内視鏡用光源のランプ保持装置
JP5623297B2 (ja) ランプ用口金及び片口金形ランプ及びランプソケット及び照明装置
JP4616795B2 (ja) 車両用灯具
JP6471939B2 (ja) 照明器具
JP6642799B2 (ja) ランプ装置
JP2018198225A (ja) 照明装置
JP6098924B2 (ja) 照明装置
JP6021179B2 (ja) ソケット、ソケットカバーおよび照明装置
CN210921265U (zh) 灯具
JP2002117701A (ja) スポットライト
JP2014160654A (ja) 蛍光管ケース及び蛍光管装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130827

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131009

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5430416

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250