JP2018198225A - 照明装置 - Google Patents
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Abstract
Description
***構成の説明***
図1は、本実施の形態における照明装置500の斜視図である。図2は、図1に示す照明装置500の分解斜視図である。図3は、図2に示す照明器具100の分解斜視図である。図4の(a)は図2に示す照明器具100の断面図であり、図4の(b)は図2に示す照明器具100の分解断面図である。図5は、図3に示す器具本体部200の斜視図である。図6は、図3に示すレンズユニット300の分解斜視図である。図7は、図3に示すレンズユニット300を組み立てた状態の斜視図である。
図1,2に示すように、照明装置500は、電源ブロック部10と、電源ブロック部10に回転可能に取り付けられるアーム部20と、アーム部20に回動可能に取り付けられるカバー部30と、カバー部30の内側に取り付けられる照明器具100とを備える。照明器具100は、光源部とも称される。
後述するレンズユニット300のホルダー部320は、筒状であり、発光モジュール400の照射側に配置されるレンズ部310を内部に取り付け、内周面320bが側壁部220の外側面220aに対向するように器具本体部200に挿し込まれる。
照明器具100では、側壁部220の外側面220aに設けられた凹み嵌合部240と、ホルダー部320の内周面320bに設けられた突出嵌合部330とが嵌め合うことにより、レンズユニット300が器具本体部200に取り付けられる。
発光部402が有する発光素子は、一例として青色発光するLED素子である。発光素子は、COB(Chip On Board)技術により基板401の配線パターンに実装されている。
また、発光モジュール400は、基板401の配線パターンと電気接続する配線をさらに有する。駆動時には、この配線を通じて点灯装置より直流電力が各発光素子に供給される。また、発光モジュール400は、専用のソケットに固定され、器具本体部200の取付部210に配設される。なお、配線及びソケットの図示は省略する。
器具本体部200の側壁部220は、取付部210において発光モジュール400が取り付けられる面に発光モジュール400を囲むように立設する。また、器具本体部200は、取付部210において発光モジュール400が取り付けられる面の反対の面より突設した放熱フィン部230を備える。
図4の(b)に示すように、ホルダー部320が器具本体部200に挿し込まれると、図4の(a)に示すように、ホルダー部320の取付側開口326の取付側開口縁部324が正面縁部211に当たる。
また、側壁部220は、凹み嵌合部240の照射側であり、側壁部220の開口縁部221に、切り欠きを形成する側壁切欠部222を有する。
ホルダー部320は、内周面320bから突き出した凸形状の突出嵌合部330を備える。凹み嵌合部240は、この凸形状の突出嵌合部330と嵌め合う。突出嵌合部330の詳細については後述する。
ここで、端部242は、第2配置部2420の例であり、交差部243は、第1配置部2430の例である。
また、凹み嵌合部240は、第1配置部2430と第2配置部2420との境に凹みの底面部2400から突き出た第2凸部245を備える。突出嵌合部330は、ホルダー部320が内周面320bの周方向に回動されると第2凸部245を乗り越えて第2配置部2420に配置される。第2凸部245は、突出嵌合部330が第2配置部2420に配置された際に突出嵌合部330を保持する。
凹み嵌合部240は、側壁部220の板厚方向において外側面220aから内側に凹んで形成される。図5に示すように、凹み嵌合部240は、挿入部241、端部242、交差部243からなる略L字形状に凹んでいる。
また、挿入部241と交差部243の間には第1凸部244が配設され、交差部243と端部242の間には第2凸部245が配設されている。第2凸部245は、端部242の取付側の縁部である取付側縁部242bに沿って設けられる。取付側縁部242bは、開口縁部221と略平行に形成される。
また、端部242の開口縁部221側の側辺である水平側辺部242aは、交差部243より離れるに従い取付部210へ近づくように傾斜している。
レンズ部310は、発光モジュール400からの光を所望の光学特性に制御し照射する。
ホルダー部320は、略円筒形状であり、内側にレンズ部310が配設されるともに凹み嵌合部240と嵌め合いする突出嵌合部330を有する。
レンズ部310は、略半球形状の頂点に形成された凹部形状である入射部311と、断面側に形成され入射部311からの光を配光して出射する出射部312とを備える。また、レンズ部310は、略半球形状の外郭であり入射された光を出射部312方向へ反射するレンズ反射部313と、出射部312の外周に鍔状に形成されたレンズ鍔部314とを備える。上述したように、レンズ鍔部314の一部には、ホルダー部320内部に係止されるためのレンズ切欠部314aが形成されている。
なお、入射部311、出射部312、レンズ反射部313は、所望される配光などの光学特性により形状、表面の処理は変更しても良い。また、レンズ反射部313の外郭を覆うような反射部を付属しても良い。
ホルダー部320は、内周面320bから突き出した環状の第1係止部321を備える。また、ホルダー部320は、レンズ部310が取付側開口326からレンズ鍔部314側より挿入される際にレンズ切欠部314aを通過する第2係止部322を備える。第2係止部322は、レンズ鍔部314が第1係止部321に係止された状態でレンズ鍔部314を取付部210側から係止する。つまり、レンズ鍔部314は、照射側の第1係止部と、取付側の第2係止部とにより挟まれて保持される。
第2係止部322は、レンズ部310のレンズ切欠部314aに対応してホルダー部320の内周面320bより突き出すように、ブロック形状に形成される。第2係止部322は、レンズ鍔部314において、第1係止部321が当接する面と反対側の面と当接する。
第2係止部322は、ホルダー部320が器具本体部200に挿し込まれて回動する状態において、側壁部220の側壁切欠部222により形成された切り欠きに配置される。
なお、図6に示すように、ホルダー部320の内周面320bにおいて、突出嵌合部330と第2係止部322とは、取付側と照射側とを結ぶ一直線状に配設されている。
突出嵌合部330には、第1傾斜部331と、第2傾斜部332と、第3傾斜部333と、スライド部334とが形成されている。
突出嵌合部330は、第1配置部2430、すなわち交差部243に配置された場合に第2配置部2420、すなわち端部242側を向く側面に第1傾斜部331を備える。第1傾斜部331は、第2配置部2420に近づくに従って徐々に低くなるように傾斜して形成される。
また、突出嵌合部330は、第2配置部2420、すなわち端部242に配置された場合に第1配置部2430、すなわち交差部243側を向く側面に第2傾斜部332を備える。第2傾斜部332は、第1配置部2430に近づくに従って徐々に低くなるように傾斜して形成される。
また、図7に示すように、第1傾斜部331の内角である角度Aは、第2傾斜部332の内角である角度Bより小さく形成されている。すなわち、第2傾斜部332は、第1傾斜部331よりも傾斜が大きい。
スライド部334は、第3傾斜部333の反対側、すなわち第3傾斜部333の照射側に形成された略直方体形状である。
まず、レンズ部310のホルダー部320への装着方法に関して説明をする。
(1)はじめに、レンズユニット300は、ホルダー部320の取付側開口326より、レンズ部310を出射部312側から挿し込みをする。
このとき、レンズ部310は、レンズ切欠部314aにより、レンズ鍔部314と第2係止部322及び突出嵌合部330とが干渉しないで挿し込まれる。また、第2係止部322と突出嵌合部330とが直線状に配設されているので途中で引っ掛かることなく簡単に挿し込むことができる。
(2)レンズ部310のレンズ鍔部314がホルダー部320の第1係止部321に当接するまで挿し込んだあとに、レンズ部310を、レンズ鍔部314が第1係止部321を摺動するように回動させる。
レンズ部310は、レンズ鍔部314が第1係止部321と第2係止部322に挟まれ、ホルダー部320に装着される。
なお、レンズ部310をホルダー部320から取り外すには、装着時と逆の手順により取り外すことができる。
以上の手順により、図7に示すように、レンズ部310がホルダー部320に装着されたレンズユニット300が完成する。
(1)レンズユニット300は、図4の(a)に示すように、レンズ部310が器具本体部200の側壁部220内側に、ホルダー部320が側壁部220の外側に配置されるように、器具本体部200に挿し込まれる。このとき、突出嵌合部330は凹み嵌合部240に挿し込まれる。また、このとき第2係止部322は側壁切欠部222に配置される。(2)レンズユニット300は、第2係止部322が側壁切欠部222に配設されるとともに、突出嵌合部330が交差部243に配設されるまで挿し込まれた後に、突出嵌合部330を端部242へ回動させる。そして、突出嵌合部330は、凹み嵌合部240の端部242で保持される。このとき、第2係止部322は側壁切欠部222内を移動する。なお、突出嵌合部330が凹み嵌合部240の端部242で保持された状態でも側壁切欠部222に配設されたままである。
また、突出嵌合部330の回動によりスライド部334が水平側辺部242aに沿って斜め上方向、すなわち斜めに取付側方向へ摺動することでホルダー部320の取付側開口326と器具本体部200の正面縁部211とが密着する。さらに、側壁部220の開口縁部221が、レンズ鍔部314の押さえとなりレンズ部310の位置が移動してずれるのを防いでいる。
なお、レンズユニット300を器具本体部200からの取り外すには、装着時と逆の手順により取り外すことができる。
(1)突出嵌合部330を凹み嵌合部240の挿入部241より挿入し、第1配置部となる交差部243まで挿し込みをする。
このとき、突出嵌合部330は、第1傾斜部331が第1凸部244を摺動し交差部243に挿し込まれる。また、突出嵌合部330のスライド部334の照射側の部分が第1凸部244に係止され、突出嵌合部330が凹み嵌合部240の挿入部241から抜け難くなる。
(2)次に、レンズユニット300を周方向に回動させ、突出嵌合部330を交差部243から第2配置部となる端部242へ移行させる。
このとき、突出嵌合部330の第2傾斜部332が第2凸部245を摺動し、突出嵌合部330が端部242へ移行され、突出嵌合部330は凹み嵌合部240と嵌合する。
なお、第2傾斜部332は第1傾斜部331より内角を大きく形成しており、第2傾斜部332を第2凸部245に摺動させる力は、第1傾斜部331を第2凸部245に摺動させる力よりも大きくなる。このように、第2傾斜部332は外れ難い傾斜角度に形成されており、意図せず第2傾斜部332が第2凸部245を交差部243の方向に摺動して外れるのを防ぐ。
本実施の形態では、照明器具100は、発光モジュール400が取り付けられ、発光モジュール400の周囲に立設するとともに凹み嵌合部240が形成された側壁部220を有する器具本体部200を有する。また、照明器具100は、レンズ部310が配設され、凹み嵌合部240と嵌合する突出嵌合部330を有するホルダー部320を有する。器具本体部200の凹み嵌合部240には第1凸部244と第2凸部245が配設されているので、突出嵌合部330は、第1の保持空間となる交差部243と第2の保持空間となる端部242との二段階で保持される。よって、ホルダー部320は器具本体部200に安全かつ確実に固定される。
また、側壁部220の開口縁部221に側壁切欠部222が形成されており、この側壁切欠部222にホルダー部320の第2係止部322が配置されることで、開口縁部221がレンズ部310の位置が移動し、レンズ部がずれることを抑制する。
また、レンズユニット300はレンズ部310を交換するだけで、照明器具100の配光特性を変更することができる。
また、複数のレンズユニット300にそれぞれ異なる配光特性を持ったレンズ部310を装着させておけば、レンズユニット300を交換するだけで、照明器具である光源部の配光特性を変更することができる。
すなわち、器具本体部が、外側面から突き出した凸形状の突出嵌合部を備え、ホルダー部が、内周面に凹みを形成する凹み嵌合部であって、挿入部と、第1配置部と、第2配置部とを有する凹み嵌合部を備える構成でもよい。
なお、上記の実施の形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
Claims (2)
- 被取付部に取り付けられたアーム部と、
少なくとも一面が開口し、前記アーム部に回動可能に取り付けられたカバー部と、
発光モジュールを取り付ける照明器具と
を備え、
前記照明器具は、
前記発光モジュールを取り付ける取付部、及び、前記取付部から前記発光モジュールの側に突設した係合部を備えた器具本体部と、前記発光モジュールの照射側に配置されるレンズ部と、一端側で前記レンズ部を保持し、他端側で前記係合部と係合するホルダー部とを備え、
前記照明器具は、前記ホルダー部が前記開口の側に位置するように前記カバー部に収容され、
前記アーム部は、前記カバー部の内側から前記ホルダー部とは反対方向に突設されている照明装置。 - 前記カバー部は、前記開口の側の反対側の端部から前記開口の側に向かって切り欠かれており、
前記アーム部は、前記カバー部の切り欠かれた箇所の前記開口の側に突設された請求項1に記載の照明装置。
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