JP5430256B2 - 画像処理装置及びその制御方法 - Google Patents
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Description
そこで本発明は、画面切替り時に輝度を抑制して消費電力を低減可能な画像処理装置及びその制御方法の提供を目的とする。
[第1実施形態]
図1は本発明の第1実施形態に係る画像処理装置1000の構成を例示したブロック図である。画像処理装置1000はピーク輝度制御計算部107、輝度制御部108を備えており、入力映像信号101、画面切替り情報102、画面表示状態情報103、制御ON/OFF信号104が入力され、出力映像信号105を出力する。
制御ON/OFF信号104は、ピーク輝度制御計算部107にて第1実施形態に係る輝度制御を行うか否かを設定するための信号である。つまり、該信号がON(オン)状態の場合に輝度制御が行われるように設定される。
まずS200にて、ピーク輝度計算制御がON状態であるか否かをピーク輝度制御計算部107が判定する。この判定は制御ON/OFF信号104に基づいて行われる。ピーク輝度計算制御がON状態の場合、次のS201に進むが、OFF状態の場合、S210に進む。なお、S210ではピーク輝度制御値106として、eupが輝度制御部108に出力され、処理が終了する。eupはピーク輝度制御値106の上限値を示し、ピーク輝度上昇の限界値である。
図3は輝度制御部108におけるピーク輝度制御変換処理の模式図であり、横軸が入力階調を表し、縦軸が出力階調を表しており、両者は線形関係とされる。図中のsiは入力映像信号101の最大階調値を示す。またsoは出力映像信号105の出力最大階調値を示す。輝度制御部108が行うピーク輝度制御処理では、入力されたピーク輝度制御値106に基づいて、入力映像信号101の最大階調値siが最大出力階調値soとなるように階調変換を行う。
図4(b)は入力映像信号101の変化に対する画面切替り情報102の時間的推移を例示した模式図である。画面切替り情報102については0及び1の2値で表している。
図4(d)は入力映像信号101の変化に対するピーク輝度制御値106の時間的推移を例示した模式図である。
なお、図4(d)に対する比較例として図4(e)及び(f)を示す。
図4(e)は入力映像信号101の変化に対する一般的なABL制御によるピーク輝度制御値の時間的推移を示した模式図である。また図4(f)は入力映像信号101の変化に対する固定ピーク輝度値制御を用いた従来例(特許文献1、特許文献2参照)に基づくピーク輝度制御値の時間的推移を例示した模式図である。
ta:入力映像信号101の映像が切替り始めた開始時刻。
tb:入力映像信号101の画面切替りが終了した終了時刻。
td:ピーク輝度制御値106が所定値eupに到達した時点、つまりピーク輝度制御の終了時刻。
tf:入力映像信号101の映像が次に切替り始めた、次画面への切替り開始時刻。
tg:入力映像信号101の平均階調レベルが最大値に到達した時刻。
なお、tcやteの意味については後述の第3実施形態において説明する。
図4は、「ピーク輝度制御の終了時刻td < 次画面への切替り開始時刻tf」の条件を満たす場合を例示している。
このように本実施形態では、時刻taからtdまでの期間に亘ってピーク輝度制御値106を低い値に制御することで、消費電力を低減することが可能となる。
次に、前述した画像処理装置1000を、インターネット等のコンピュータネットワークに接続して使用する第2実施形態について説明する。図5は、インターネットブラウザ表示への適用例として、インターネット画像処理装置5000の構成例を示す。第2実施形態に係る装置は信号切替部509、ブラウザ表示処理部510、画像処理装置1000を備える。第1実施形態との相違点は、信号切替部509、ブラウザ表示処理部510が追加されていることである。
インターネット画像処理装置5000には動画信号506、映像信号切替情報504、ネットワークデータ507が入力され、該装置は出力映像信号505を出力する。
次に本発明の第3実施形態について説明する。図6は第3実施形態に係る画像処理装置7000の構成を例示したブロック図であり、該装置は画面表示の完了時間予測部710、画面表示の切替り時間予測部711、予測ピーク輝度制御計算部712、輝度制御部108を備える。第1実施形態との相違点は、完了時間予測部710、切替り時間予測部711、予測ピーク輝度制御計算部712を設けたことである。
画像処理装置7000には入力映像信号701、画面切替り情報702、画面表示状態情報703、制御ON/OFF信号704が入力され、出力映像信号705を出力する。
S800にて完了時間予測部710は、入力映像信号701に関して画面切替りが起こったか否かを判定する。ここで「画面切替りが起こる」とは入力映像信号701が、例えば静止画信号Aの入力状態から、静止画信号Bの入力状態へと変化し始めることを示す。この画面切替りの判定は画面切替り情報702に基づいて行われる。画面切替りが起こっていなければ、画面切替りが行われるまで処理待ちとなり、S800の判定が繰り返される。また画面切替りが行われた場合、S801に進み、画像表示完了情報706をリセットし、その値をゼロに設定する。
S1000にて予測ピーク輝度制御計算部712は、ピーク輝度計算制御がON状態であるか否かを判定する。この判定は制御ON/OFF信号704に基づいて行われる。判定の結果、ピーク輝度計算制御がOFF状態の場合、S1001に進んで予測ピーク輝度制御値709を上限値eupとしてから、処理を終了する。一方、ピーク輝度計算制御がON状態の場合、S1002以降に示すピーク輝度計算制御の処理が実行される。
図4(b)は入力映像信号701の変化に対する画面切替り情報702の時間的推移を示し、図4(c)は入力映像信号701の変化に対する画像表示完了情報706の時間的推移を示す。図4(d)は入力映像信号701の変化に対する予測ピーク輝度制御値709の時間的推移を示す。
以上のように、第3実施形態によれば従来の制御に比較して、消費電力の低減期間を長くすることが可能である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
101 入力映像信号
102 画面切替り情報
103 画面表示状態情報
105 出力映像信号
106 ピーク輝度制御値
107 ピーク輝度制御計算部
108 輝度制御部
5000 インターネット画像処理装置
510 ブラウザ表示処理部
7000 画像処理装置
701 入力映像信号
702 画面切替り情報
703 画面表示状態情報
705 出力映像信号
706 画像表示完了情報
707 予測表示完了時間
708 予測画面切替り時間
710 画面表示の完了時間予測部
711 画面表示の切替り時間予測部
712 予測ピーク輝度制御計算部
Claims (13)
- ネットワークを通じて入力される映像信号に基づいて画像表示のための処理を行う画像処理装置であって、
前記映像信号に係る画面の表示切替りが開始したことを示す画面切替り情報を受けて、画面表示の切替り時間に関する予測値を決定する切替り時間決定手段と、
前記画面切替り情報及び前記映像信号に係る画面表示の経過状態を示す情報を受けて、前記映像信号に係る画面表示の終了時間に関する予測値を決定する終了時間決定手段と、
前記画面切替り情報並びに前記切替り時間決定手段及び前記終了時間決定手段による各算出結果に基づいて予測輝度制御値を決定する予測輝度決定手段と、
前記予測輝度制御値に基づいて、前記映像信号に係る画面の表示切替りが開始したことに応じて輝度を低下させる輝度制御を行う輝度制御手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記切替り時間決定手段は、現時点までの前記切替り時間に関する履歴情報を保存し、当該履歴情報に基づいて前記予測値を算出することを特徴とする、請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記終了時間決定手段は、現時点までの画面表示の終了時間に関する履歴情報を保存し、当該履歴情報に基づいて前記予測値を算出することを特徴とする、請求項1又は2に記載の画像処理装置。
- 前記輝度制御手段は、前記切替り時間に関する予測値にしたがって、前記低下させた輝度を増加させることを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記輝度制御手段は、前記映像信号に対応した輝度になるように、前記低下させた輝度を徐々に増加させることを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記輝度制御手段は、前記映像信号に対応した輝度よりも低くなるように輝度を低下させることを特徴とする、請求項1から5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- ネットワークを通じて入力される映像信号に基づいて画像表示のための処理を行う画像処理装置の制御方法であって、
前記映像信号に係る画面の表示切替りが開始したことを示す画面切替り情報を受けて、画面表示の切替り時間に関する予測値を決定する切替り時間決定ステップと、
前記画面切替り情報及び前記映像信号に係る画面表示の経過状態を示す情報を受けて、前記映像信号に係る画面表示の終了時間に関する予測値を決定する終了時間決定ステップと、
前記画面切替り情報並びに前記切替り時間決定ステップ及び前記終了時間決定ステップによる各算出結果に基づいて予測輝度制御値を決定する予測輝度決定ステップと、
前記予測輝度制御値に基づいて、前記映像信号に係る画面の表示切替りが開始したことに応じて輝度を低下させる輝度制御を行う輝度制御ステップと、を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - 前記切替り時間決定ステップでは、現時点までの前記切替り時間に関する履歴情報を保存し、当該履歴情報に基づいて前記予測値を算出することを特徴とする、請求項7に記載の画像処理装置の制御方法。
- 前記終了時間決定ステップでは、現時点までの画面表示の終了時間に関する履歴情報を保存し、当該履歴情報に基づいて前記予測値を算出することを特徴とする、請求項7又は8に記載の画像処理装置の制御方法。
- 前記輝度制御ステップでは、前記切替り時間に関する予測値にしたがって、前記低下させた輝度を増加させることを特徴とする、請求項7から9のいずれか1項に記載の画像処理装置の制御方法。
- 前記輝度制御ステップでは、前記映像信号に対応した輝度になるように、前記低下させた輝度を徐々に増加させることを特徴とする、請求項7から10のいずれか1項に記載の画像処理装置の制御方法。
- 前記輝度制御ステップでは、前記映像信号に対応した輝度よりも低くなるように輝度を低下させることを特徴とする、請求項7から11のいずれか1項に記載の画像処理装置の制御方法。
- 請求項7から12のいずれか1項に記載の画像処理装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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