JP5429664B2 - 遊技機の可動装飾装置 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機の遊技盤面を装飾するための遊技機の可動装飾装置に関するものである。
パチンコ機などの遊技機においては、遊技領域の中央部に変動図柄表示装置が設けられており、興趣を高めるために変動図柄表示装置の画面に表示される図柄などによってリーチや大当たりなどの遊技の状態に応じた演出を行っている。例えば、特許文献1には支軸を中心に回動するスイング体(表示部遮蔽部材)を備えた可動装飾装置が開示されている。このスイング体には上方に付勢するためのバネが懸架されているので、バネの引張力から生じる補助トルクによって、スイング体の自重から生じる負荷トルクを軽減している。
しかしながら、スイング体2が垂直下向きまで回動する場合に従来のようにバネ7を懸架すると(図13、14)、スイング体2が垂直下向きであって自重から生じる負荷トルクが発生していない状態(図14)であってもバネ7による補助トルクは発生することになる。よって、スイング体2が垂直下向きの状態を維持するために常に駆動源に通電したり、垂直下向きの状態から補助トルクによる上方への回動量を僅かなものとしてほぼ垂直下向きの状態を維持するために引張力が弱いバネ7を用いたりする必要があったので、消費電力が多くなったり、負荷トルクをあまり軽減できずにトルクの大きなモータを使う必要があったりするという問題があった。
特開2007−125122号公報 (図8)
本発明は、スイング体へのバネの係止点を最適にすることにより、スイング体が垂直下向きの状態ではバネによる補助トルクは発生しないが、それ以外の状態では発生することで、消費電力の低減とモータの小型化を図ることができる遊技機の可動装飾装置を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するためになされた本発明に係る遊技機の可動装飾装置は、モータによりスイング体が支軸を中心に回動されて、スイング体が水平状態と垂直下向き状態との間を往復回動する遊技機の可動装飾装置であって、
前記スイング体に、支軸を跨ぐことが可能な湾曲形のバネリンクの一端を係止し、このバネリンクの他端にバネの一端を係止し、スイング体が垂直下向き状態の場合におけるバネリンクの一端と支軸とを結んだ直線上にバネの他端を係止したことを特徴とするものである。
上記した発明において、スイング体の他端にクランク機構を配設して、モータによりクランク機構を駆動してスイング体の一端を回動することができるし、スイング体の他端に歯車機構を配設して、モータにより歯車機構を駆動してスイング体の一端を回動することもできる。
請求項1に係る発明は、スイング体に、支軸を跨ぐことが可能な湾曲形のバネリンクの一端を係止し、このバネリンクの他端にバネの一端を係止し、スイング体が垂直下向き状態の場合におけるバネリンクの一端と支軸とを結んだ直線上にバネの他端を係止したので、スイング体の自重によるモーメントが生じない垂直下向き状態においてバネの引張力によるモーメントも生じなくさせることで、垂直下向き状態を維持するために常に駆動源に通電しなくてもよく、さらに、引張力の大きなバネが使用可能なのでトルクの小さい小型のモータを駆動源として用いることができる。
また、スイング体の自重によるモーメントの腕の長さの変化と、バネの引張力によるモーメントの腕の長さの変化がシンクロする(時間的に一致する)ため、スイング体の回動範囲の間での2つのモーメント(=負荷トルクと補助トルク)の差が最小限に抑えられることで、トルクの小さい小型のモータを用いることができる。
請求項2に係る発明は、クランク機構によりスイング体の一端を回動することができ、請求項3に係る発明は、歯車機構によりスイング体の一端を回動することができる。
第一の実施形態のスイング体が水平向きの待機位置にある可動装飾装置の正面図である。 図1の可動装飾装置の平面図である。 図1のA−A線断面図である。 図1のB−B線断面図である。 図1の可動装飾装置の右側面図である。 スイング体が垂直下向きの進出位置にある可動装飾装置の正面図である。 スイング体の回動を説明する可動装飾装置の正面図である。 モータ軸の回動角度とレバーの回動角度の関係を示すグラフである。 スイング体が待機位置にある別の形態の可動装飾装置の正面図である。 スイング体が進出位置にある図9の可動装飾装置の正面図である。 第二の実施形態のスイング体が水平向きの待機位置にある可動装飾装置の概略構成図である。 第二の実施形態のスイング体が垂直下向きの進出位置にある可動装飾装置の正面図である。 従来のバネを備えた可動装飾装置の概略構成図である。 図13のスイング体が垂直下向きの進出位置にある可動装飾装置の概略構成図である。
以下に、本発明の実施形態に付いて説明する。
図1〜5は、第1の実施形態である可動装飾装置を示す図である。図1において、スイング体2はレバー1を有し水平向きの待機位置にある。レバー1は筐体10に設けられた支軸11に軸着されている。図1の状態においては、レバー1の後端12がモータ9の駆動により下方に回動されて、レバー1の先端側13が上方に回動されている。
レバー1の後端12にはクランク機構4が配設されている。クランク機構4は、一端がモータ9の回転軸91に固定され他端にクランクピン42を有するクランク軸41と、レバー1の一端に設けられ、クランクピン42が嵌め込まれる長穴14とからなる。クランク軸41は突片43を有し、モータ9の近傍に配置されたセンサー5によって、回動したクランク軸41の位置が検出される。
レバー1の部位には、支軸11とスイング体2の重心Sとを結ぶ直線上に軸15が設けられており、この軸15には支軸11の外周を迂回するようにくの字形に湾曲させたバネリンク6の一端が軸着され、このバネリンク6の他端にレバー1を上方に付勢するバネ7の一端が装着されている。そして、バネ7の他端は筐体10に係止されている。
また、レバー1の後端12が上方に回動しようとする力が長穴14に嵌め込まれたクランクピン42によって抑え込まれるので、確実にスイング体2を水平向きの待機位置に保持することができる。
図6は、レバー1が垂直に回動されて、スイング体2が進出した状態にある。この状態では、モータ9の回転軸91が時計回り方向に回動されてレバー1の後端12が反時計回りに回動されている。そして、レバー1の先端側13も反時計回り方向に回動されてスイング体2が垂直下向きに進出されている。この状態においては、くの字形に湾曲させたバネリンク6が支軸11を跨いでおり、バネ7の他端はバネリンク6の一端とスイング体2の支軸11とを結ぶ直線の延長上に位置している。すなわち、バネ7の引張方向が支軸11と重なるため、バネ7の引張によるレバー1の回動力が遮断されている。よって、この状態では、スイング体2は垂直下向きの進出状態に保持される。
さらに、レバー1の後端12が時計回りに回動しようとする力が水平状態のクランク軸41のクランクピン42によって押さえ付けられているので、レバー1の時計回り方向の回動が制止されて、確実にレバー1を垂直下向きの進出状態に維持することができる。
クランク機構4を用いた場合には、図7に示すように、レバー1の水平状態からの駆動の初期においては、クランク軸41の回動に対してレバー1の回動角度は小さい。図7においてはクランク軸41は22.5°回動しているのに対し、レバー1は7.0°しか回動されていない。図8に示すように、スイング体2の回動は、クランク軸41の回動に対して三角関数曲線を描くので、回動開始時、回動停止時における負荷が小さく、その分だけ起動トルクが必要ないためトルクの小さい小型のモータを用いることができるという利点がある。なお、クランク軸41の回動角度とレバー1の回動角度とは、−90°、−135°、−180を除いて一致しない。
また、上記した発明において、クランク機構4に代えて歯車機構8を使用することができる。図9、10は、歯車機構8が配設された可動装飾装置を示す図であって、図9は、スイング体2が水平向きの待機状態、図10はスイング体2が垂直下向きの進出状態にある。歯車機構8はモータ9の回転軸91に軸着された第1部分ギア81と、レバー1の支軸11に軸着された第2部分ギア82とからなり、二つの部分ギア81、82は噛合されている。この形態の可動装飾装置は、レバー1の駆動機構が異なるものの、基本構造は前記したものと変わるところはない。
図11、12に第二の実施形態の可動装飾装置を示す。
支軸11を跨ぐことが可能な湾曲形のバネリンク6とバネ7とを有し、このバネリンク6の他端にバネ7の一端を係止し、スイング体2が垂直下向き状態の場合におけるバネリンク6の一端と支軸11とを結んだ直線上にバネ7の他端を係止する点は第一の実施形態と同じであるが、支軸11からレバー1とは角度を持って突設された副レバー18を備え 、この副レバー18にバネリンク6の一端を係止している点で第一の実施形態と異なる。
しかし、この第二の実施形態においても、スイング体2の自重によるモーメントが生じない垂直下向き状態においてバネの引張力によるモーメントも生じないので、効果については変わるところはない。
1 レバー、2 スイング体、6 バネリンク、7 バネ、9 モータ、11 支軸、S スイング体の重心、

Claims (3)

  1. モータによりスイング体が支軸を中心に回動されて、スイング体が水平状態と垂直下向き状態との間を往復回動する遊技機の可動装飾装置であって、
    前記スイング体に、支軸を跨ぐことが可能な湾曲形のバネリンクの一端を係止し、このバネリンクの他端にバネの一端を係止したうえに、スイング体が垂直下向き状態の場合におけるバネリンクの一端と支軸とを結んだ直線上にバネの他端を係止したことを特徴とする遊技機の可動装飾装置。
  2. スイング体の他端にクランク機構を配設して、モータによりクランク機構を駆動してスイング体の一端を回動するようにした請求項1に記載の遊技機の可動装飾装置。
  3. スイング体の他端に歯車機構を配設して、モータにより歯車機構を駆動してスイング体の一端を回動するようにした請求項1に記載の遊技機の可動装飾装置。
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