JP5429134B2 - ガスレーザ発振器およびガスレーザ発振器の放電電極位置調整方法 - Google Patents

ガスレーザ発振器およびガスレーザ発振器の放電電極位置調整方法 Download PDF

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この発明は、一対の放電電極での放電によりレーザ発振を行うガスレーザ発振器、並びに該発振器に用いられる放電電極の位置調整方法に関する。
従来のガスレーザ発振器は、図8に示した様に構成されている。すなわち、レーザ発振光軸1を挟んで一対の放電電極2、3が対向して配置され、またこれらの電極の側方には、前記レーザ発振光軸1上に一対の共振器ミラー4、5が対向して配置されている。そして、前記一対の放電電極2、3間の放電空間6に放電を起こさせて、放電空間6内のレーザ媒質ガスを励起し、前記共振器ミラー4、5間で誘導放出を起こすことによりレーザ発振を得る。共振器ミラーの内側近傍にはアパーチャ7、8が配置され、レーザ発振領域を限定することで所望するビームモードが得られる。また、アパーチャ7、8のそれぞれの中心を通る直線がレーザ発振光軸1となる。
ところで、前記一対の放電電極1、2は、レーザビームにごく接近して配置され、その表面は平滑であるのが一般的である。しかし、このような構造を有するレーザ発振器においては、共振器内の光路は、本来の発振光軸1に沿うもののほかに、放電電極2、3の表面で反射して共振器を一周するような軸外光路9が存在し、この軸外光路9に沿った寄生発振が起こる。この寄生発振は本来の発振光軸1に沿ったレーザ発振に利用されるべきレーザ利得を奪い、本来の発振光軸1に沿ったレーザ発振によるレーザ出力を低下させる。上記寄生発振を防止するため、従来のガスレーザ発振器では、電極や導波路の表面に微細凹凸処理を施すことで寄生発振を防止していた(例えば、特許文献1参照)。
特開平8-139390
従来技術における、電極や導波路の表面に微細凹凸処理を施す方法としては、やすりやサンドペーパーにて研磨する方法やサンドブラストを用いる方法、また薬品を利用して腐食させる方法などが挙げられる。しかしながら、これらの処理を施すためには大きな手間やコストを要する。また、その微細凹凸の面粗度が不十分だと寄生発振を防止するための十分な効果が得られず、また過剰であれば放電の均一性が失われ発振出力の不安定化につながる。そのため、微細凹凸の面粗度の管理が必要となり、この管理にも手間やコストを要することとなる。また、電極や導波路の表面に微細凹凸処理を施した場合、長期の使用によりその表面が劣化し、微細凹凸が小さな粒状となって剥がれることで共振器内を汚染し、レーザ媒質ガスの早期劣化や共振器ミラーの汚れにつながる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、電極や導波路の表面に特殊な処理を施すことなく、安価で簡易に電極や導波路の表面での反射による寄生発振を防止するガスレーザ発振器を得るものである。
この発明に係るガスレーザ発振器においては、一対の放電電極を寄生発振が起こらないように、レーザ発振光軸に対して傾けたものである。
この発明は、一対の放電電極を傾けて配置することにより、寄生発振を低減することができ、安価で簡易に、寄生発振によるレーザ出力の低下を抑制することができる。
この発明の実施の形態1を示すガスレーザ発振器の共振器の構成図である。 この発明の実施の形態1を示すガスレーザ発振器の電極を傾けて寄生発振を防止することを説明する図である。 この発明の実施の形態1を示すガスレーザ発振器の寄生発振を防止する電極の傾きを求める方法の説明図である。 この発明の実施の形態1を示すガスレーザ発振器の寄生発振を防止する電極の傾きを求める方法の説明図である。 この発明の実施の形態2を示すガスレーザ発振器の電極配置位置の調整方法の概念図である。 この発明の実施の形態2を示すガスレーザ発振器の電極位置調整用治具の概要図である。 この発明の実施の形態2を示すガスレーザ発振器の電極位置調整用治具の概要図である。 従来のガスレーザ発振器の構成および寄生発振の様子を示した図である。
実施の形態1.
図1は、この発明を実施するための実施の形態1におけるガスレーザ発振器の構成を示すものである。図1において、レーザ発振器の筐体11内部に、レーザ発振光軸1を挟んで一対の放電電極2、3が対向して配置され、またこれらの電極間の放電空間6の両端には、前記レーザ発振光軸1上に一対の共振器ミラー4、5が対向して配置されており、これらにより共振器が構成されている。共振器ミラー4,5は、筐体11の側面にて保持され、下側の放電電極3は上下方向に伸縮自在な第1の電極支持部材12と第2の電極支持部材13を介して、レーザ発振光軸方向の両端部を筐体10に保持されている。この2つの電極支持部材12,13の高さをそれぞれ調整することで、レーザ発振光軸1に対する下側の電極3の傾きを調整する。ここでの傾きとは、2つの放電電極の対向する面(図1においては、下側の電極3の上面若しくは上側の電極2の下面)とレーザ発振光軸1との傾きとなる。上側の電極2は、図示しない部材を介して下側の電極3により支持されている。
共振器ミラー5は全反射ミラーであり、共振器ミラー4は部分反射ミラーであり、部分反射ミラーである共振器ミラー4よりレーザが出力される。そして、前記一対の放電電極2、3間の放電空間6に放電を起こし、放電空間6内のレーザ媒質ガスを励起し、前記共振器ミラー4、5間で誘導放出を起こすことによりレーザ発振を得る。2つの共振器ミラー4、5の放電空間側近傍には、レーザ発振領域を限定し、所望するビームモードを得るためのアパーチャ7、8が、筐体11にアパーチャ支持部材14,15を介しそれぞれ配置され、アパーチャ7、8の中心を通る直線がレーザ発振光軸1となる。
放電電極2、3は、図1に示したように、レーザ発振光軸1に対して、放電電極間を平行に保ったまま所定寸法傾けて配置されている。従来のガスレーザ発振器では、電極表面がセラミックスのように高反射ではなかったため、電極を傾ける必要はなかった。また、レーザ発振光軸に対して電極を傾けることは、レーザビームの通り道を狭めることになり、必要なレーザビームの通り道の幅を確保するためには光軸に対して電極が平行に配置されている場合に比べて電極間の幅を広く取る必要がある。必要以上に電極間の幅を広く取ることは、レーザ発振に寄与しない放電励起部が余分に存在することになるため効率が悪く、従来は電極を傾けて配置することを避けるのが通常であった。一方、この発明においては電極を積極的に傾けてはいるが、寄生発振を防止するための電極の傾け量は小さくて済み(例えば、後述するように0.74mrad)、電極間の幅を広げる必要は無い。また、放電電極を傾けることにより、レーザ発振に寄与しない放電励起部が余分に存在することにはなるが、この影響も小さく(傾け角度0.74mradで約7%悪化)、寄生発振を防止できるメリット、および表面微細凹凸処理に比べより安易なメリットは、多大な効果を奏する。
図1に示したように、放電電極2、3をレーザ発振光軸1に対して傾けて配置することにより、共振器ミラー4、5から放電電極2、3の表面を反射する軸外光路9は、共振器を一周したときに元の経路をたどることができなくなる。通常、レーザ発振が起こるには共振器ミラー4,5間で反射を数十回から数百回繰り返す必要があるが、軸外光路9は、放電電極2,3が傾いているために、放電電極2,3の表面での反射を繰り返す度にレーザ発振光軸1に対する角度がずれ、アパーチャ7,8による回折損失が増大し、寄生発振の光強度は弱くなるのである。さらに、軸外光路9が共振器を一周する間にアパーチャ7または8により遮られれば、寄生発振は完全に起こらなくなる。
軸外光路9を、共振器を一周する間にアパーチャ7または8により遮るための放電電極2、3の傾け量θは、レーザ発振器の寸法等の構成が決定されれば一意に決定される。例えば、共振器ミラー4の中心から上側の放電電極2の中央部に向かって出発し、共振器ミラー5、下側の放電電極3の順に反射して戻ってくる軸外光路9をアパーチャ7にて遮るためには、次のように設定することができる。図2は、上記軸外光路9をアパーチャ7にて遮る様子を示した図であるが、図2に示したように、放電電極2、3の間隔をC、共振器ミラー4、5間の距離をL、アパーチャ7の開口をWAP、共振器ミラー4とアパーチャ7との距離をLAPとすると、共振器ミラー4の中心を出発した軸外光路9は、アパーチャ7を通過する時にその中心から以下の式に示した位置を通過する。
Figure 0005429134
よって、
Figure 0005429134
となるように電極の傾け量θを設定することで、共振器ミラー4の中心から上側の電極2の中央部に向かって出発する軸外光路については、寄生発振を防ぐことができる。例えば、C=15mm、L=2000mm、WAP=10mm、LAP=100mmであったとすると、電極2、3をレーザ発振光軸1に対して0.74mrad以上傾けることにより、上記の場合の寄生発振を完全に防ぐことが可能である。
実際には、いろいろな方向へ出発する軸外光路全てを考慮してθを算出する必要があるが、計算が複雑になるので、通常は実験的にθを求めればよい。すなわち、実際にレーザビームを出力しながら、放電電極2,3の角度θを変化させ、寄生発振の有無を確認する。寄生発振の有無の確認方法としては、例えば以下の方法がある。図3に示すように、部分反射ミラーである共振器ミラー4から、レーザビームが出力される方向にL=3m程度離れたレーザビーム光路上に、アクリル板16もしくは感熱紙を置き、レーザビームを照射する。
正常な場合、すなわち寄生発振が発生していない場合には、アクリル板16上には図4(a)に示すように、本来のレーザ発振光軸1上のレーザビームパターン以外には何も現われない。一方、寄生発振が有る場合は、アクリル板16上には図4(b)に示すように、本来のレーザ発振光軸1上のレーザビームパターンの放電電極が配置されている方向に(図1の場合では上下方向に)に軸外光路9によるレーザビームパターンが現われる。これにより、寄生発振の有無を確認し、寄生発振が発生しない放電電極2,3の傾きθを求める。実際には、求めたθに対し、放電電極2,3の組み立て精度等を考慮したマージンを加味した値を設計値とし、放電電極2,3の傾け量は、この設計値以上とすることで、製品として寄生発振が防止できる。
一方、放電電極2,3は傾けすぎると、レーザビームが放電電極に当たり、レーザビームの通り道を狭めることになるので、傾け量には最大値の設定も必要となる。レーザビームの太さはアパーチャの開口で決まるため、放電電極2、3の光軸方向の長さをLとすると、大凡下記の式を満たすようにθを設定すれば、レーザビームは放電電極に当たらない。
Figure 0005429134
この式よりθの最大値を求め、放電電極2,3の組み立て精度等を考慮したマージンを加味した値を設計値とし、放電電極2,3の傾け量は、この設計値以下とすることで、製品としてレーザビームが放電電極に当たることを防止できる。
上記のように決定したθにより、2つの放電電極を傾けた構成を有するガスレーザ発振器においては、電極表面に特殊な処理を施す必要がないため、その処理を施し、管理するための手間とコストが不要であり、長期使用時の電極表面劣化によるガスの早期劣化や共振器ミラーの汚れを防止することができる。
なお、この実施の形態においては、2つの放電電極2,3を上下方向に配置した場合で説明を行ったが、配置はこれに限定されるものでは無く、水平方向に左右に配置されても良く、少なくとも、平行に対向する2つの放電電極の対向する面が、レーザ発振光軸に対し所定の角度傾いていればよい。
実施の形態2.
図5は、この発明を実施するための実施の形態2における放電電極2、3をレーザ発振光軸1に対して所定寸法傾けて配置するための電極配置位置の調整方法の概念図である。また、図6は、電極位置調整用治具21、22の概要を示す図である。図5に示したように、レーザ発振器の外部に可視光源25を設置し、可視光源25から出射された可視光26を、部分反射鏡である共振器ミラー4からレーザ発振器内部に入射する。そして、可視光26の中心がアパーチャ7、8の中心を通るように可視光26の光路を調整する。これにより、可視光26の光路とレーザ発振光軸1が一致する。
図6に示すように、第1の電極位置調整用治具21には、底辺よりC1の高さに可視光11が通過するφ0.5程度の穴23が設けられ、第2の電極位置調整用治具22には、底辺よりC2の高さに印24が記されている。これらの電極位置調整用治具21、22を、図6に示すように、下側の電極3表面の両端の可視光源25側に第1の電極位置調整用治具21を、反対側に第2の電極位置調整用治具22をそれぞれ配置する。そして、穴23を通過した可視光26が、印24の中心に一致するように、第1の支持部材12と第2の支持部材13の高さをそれぞれ調整し、電極3の位置を調整する。これにより、レーザ発振光軸1に対して、下側の電極3の一端の表面はC1だけ離れた位置に設置され、もう一端の表面はC2だけ離れた位置に設置される。なお、第2の電極位置調整用治具22に設けられた印24は、穴でも良く、穴を可視光26が通過するように調整すればよい。
次に、電極2を電極3と平行となるように設置する。2つの放電電極2,3が平行に配置されなければ、電極間距離の狭い部分と広い部分ができ、狭い部分に放電が集中し、放電の不均一が発生してしまい、均質なビームが得られないからである。2つの電極2,3を平行に取り付ける方法を、図7にて説明する。図7において、2つの放電電極2,3の端部にはねじ穴が設けられ、それぞれの放電電極2,3のレーザ発振光軸方向の両端部を橋渡しするように2枚の支持板31,32で、上下の放電電極2,3を連結する。放電電極2,3の支持板31,32と接する面を、放電電極2,3の放電空間6側の面に直交するように成形しておくことで、支持板31,32の面との密着により、2つの放電電極2,3は平行に配置することができる。
2枚の支持板31,32には、それぞれ同じように、中央にレーザビームを通す穴33が設けられ、放電電極2,3と接する部分には上下方向に長い長穴34が、各放電電極2,3毎に2つずつ計4つ設けてある。この長穴34を介して、ネジ35を各放電電極2,3の端部に設けられたねじ穴に締結することにより、2枚の支持板31,32と上下の放電電極2,3を固定する。長穴34により、上下の放電電極2,3の間隔を調整して締結することが出来る。
レーザ発振光軸1に対する電極2、3の傾け量θと、長さC1、C2の関係は、放電電極2、3の光軸方向の長さをLとすると、以下の式で表される。
Figure 0005429134
よって、適切にC1およびC2を設定することで、電極2、3をレーザ発振光軸1に対して所望のθだけ傾けて設置することが容易になる。
1 レーザ発振光軸
2 上側の放電電極
3 下側の放電電極
4 共振器ミラー(部分反射ミラー)
5 共振器ミラー(全反射ミラー)
6 放電空間
7、8 アパーチャ
9 軸外光路
11 筐体
12 第1の電極支持部材
13 第2の電極支持部材
14,15 アパーチャ支持部材
16 アクリル板
17 本来のレーザ発振光軸上のレーザビームパターン
18 軸外光路によるレーザビームパターン
21 第1の電極位置調整治具
22 第2の電極位置調整治具
23 穴
24 印
25 可視光源
26 可視光
31、32 支持板
33 レーザビーム通過穴
34 長穴
35 ネジ

Claims (4)

  1. レーザ媒質ガスを放電励起する一対の放電電極と、
    前記一対の放電電極の間の放電空間を挟んで対向して配置される全反射ミラーと部分反射
    ミラーとからなる一対の共振器ミラーと、
    前記一対の共振器ミラーの放電空間側に配置され発振領域を限定するアパーチャとを備え

    前記アパーチャの穴の中心にて規定されるレーザ発振光軸に対し、寄生発振が発生しない
    ように前記一対の放電電極を所定の角度傾け、
    前記放電電極は放電空間側の面が互いに平行であることを特徴とする
    ガスレーザ発振器。
  2. レーザ媒質ガスを放電励起する一対の放電電極と、
    前記一対の放電電極の間の放電空間を挟んで対向して配置される全反射ミラーと部分反射
    ミラーとからなる一対の共振器ミラーと、
    前記一対の共振器ミラーの放電空間側に配置され発振領域を限定するアパーチャとを備え
    たガスレーザ発振器において、
    前記アパーチャの穴の中心にて規定されるレーザ発振光軸に対して、前記一対の放電電極
    の傾き角度を変化させ、寄生発振が発生しない角度を求める工程と、
    当該角度に基づいて、レーザ発振光軸に対する前記一対の放電電極の傾き角度を調整する
    工程とを備え、
    前記放電電極の放電空間側の面を互いに平行とすることを含むガスレーザ発振器の放電電極位置調整方法。
  3. レーザ媒質ガスを放電励起する一対の放電電極と、
    前記一対の放電電極の間の放電空間を挟んで対向して配置される全反射ミラーと部分反射
    ミラーとからなる一対の共振器ミラーと、
    前記一対の共振器ミラーの放電空間側に配置され発振領域を限定するアパーチャとを備え
    たガスレーザ発振器において、
    前記アパーチャの穴の中心にて規定されるレーザ発振光軸に対して、前記一対の放電電極
    の傾き角度を変化させ、寄生発振が発生しない角度を予め求め、当該角度に基づいて、レ
    ーザ発振光軸に対する前記一対の放電電極の傾き角度を調整し、
    前記放電電極の放電空間側の面を互いに平行とすることを含むガスレーザ発振器の放電電極位置調整方法。
  4. レーザ媒質ガスを放電励起する一対の放電電極と、
    前記一対の放電電極の間の放電空間を挟んで対向して配置される全反射ミラーと部分反射
    ミラーとからなる一対の共振器ミラーと、
    前記一対の共振器ミラーの放電空間側に配置され発振領域を限定するアパーチャとを備え
    たガスレーザ発振器において、
    前記アパーチャの穴の中心にて規定されるレーザ発振光軸に対する前記一対の放電電極の
    傾き角度を、寄生発振が発生しないように調整し
    前記放電電極の放電空間側の面を互いに平行とすることを含むガスレーザ発振器の放電電極位置調整方法。
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