JP5427421B2 - タッチパネル - Google Patents

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Description

本発明は、タッチパネル及びタッチパネルによる座標位置検出方法に関する。
タッチパネルは、ディスプレイに直接入力をすることが可能な入力デバイスであり、ディスプレイの前面に設置して使用される。このタッチパネルは、ディスプレイにより視覚的にとらえた情報に基づき、直接入力することができることから、様々な用途において普及している。
このようなタッチパネルとしては、抵抗膜方式が広く知られている。抵抗膜方式のタッチパネルは、透明導電膜が形成された上部電極基板及び下部電極基板において、各々の透明導電膜同士が対向するように設置し、上部電極基板の一点に力を加えることにより各々の透明導電膜同士が接触し、力の加えられた位置の位置検出を行うことができるものである。
抵抗膜方式のタッチパネルは、4線式と5線式とに大別することができる。4線式は、上部電極基板又は下部電極基板のどちらか一方にX軸の電極が設けられており、他方にY軸の電極が設けられている。一方、5線式は、下部電極基板にX軸の電極及びY軸の電極がともに設けられており、上部電極基板は、電圧を検出するためのプローブとして機能するものである(例えば、特許文献1、2)。
具体的に、図1及び図2に基づき5線式のタッチパネルについて説明する。図1は、5線式のタッチパネルの斜視図であり、図2は、5線式のタッチパネルの断面の概要図である。
5線式のタッチパネル200は、上部電極基板となる一方の面に透明導電膜230の形成されたフィルム210と、下部電極基板となる一方の面に透明導電膜240の形成されたガラス220からなり、透明導電膜230及び透明導電膜240が対向するようにスペーサ250を介し設置されている。5線式のタッチパネル200と不図示のホストコンピュータとはケーブル260により電気的に接続されている。
このような構成の5線式のタッチパネル200では、図3(a)に示すように、透明導電膜240の端部の4辺に設けられた電極241、242、243、244により、X軸方向、Y軸方向に交互に電圧を印加し、透明導電膜230と透明導電膜240とが、接触点A点において接触することにより、図3(b)に示すように、透明導電膜230を介し電位Vaを検出し、X軸方向及びY軸方向の座標位置を検出する方式である。
特開2004−272722号公報 特開2008−293129号公報
ところで、上述した5線式のタッチパネルでは、一点における接触位置は検出することは可能であるが、複数点が同時に接触した場合には位置検出をすることができない。
即ち、図4(a)に示すように、透明導電膜240の4辺に設けられた電極241、242、243、244により、X軸方向、Y軸方向に交互に電圧を印加した場合において、透明導電膜230と透明導電膜240とが接触点A点及びB点の2点において接触すると、A点とB点の間の中間点における一点の座標位置が検出されてしまう。これは、図4(b)に示すように、電位検出による位置検出方法であることから、接触点A点及びB点の二点で接触した場合であっても、透明導電膜230を介し検出される電位はVcの1つだけであるため、接触点が一点であるものと判断してしまうためである。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、複数の接触点が同時に接触した場合においても、各々の接触位置を検出することができるとともに、接触位置が移動した場合においても、位置検出が可能なタッチパネル及びタッチパネルによる座標位置検出方法を提供することを目的とするものである。
本発明は、絶縁体の基板上に形成された透明導電膜からなる下部導電膜と、前記下部導電膜おいて電位分布を生じさせるために前記下部導電膜の4方の端部に設けられた4つの電極と、前記下部導電膜に対向して設けられており、前記下部導電膜と接触することにより前記下部導電膜における電位を検出するための透明導電膜からなる上部導電膜と、を有するタッチパネルであって、前記上部導電膜は透明導電膜の形成されていない分割領域により複数の導電領域に分割されており、前記導電領域の各々において、前記下部導電膜との接触位置における電位を検出することにより、前記下部導電膜と接触する複数の座標位置を検出することを特徴とする。
また、本発明は、前記分割領域が交差する部分において、前記上部導電膜は円形に除去されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記領域は、前記上部導電膜の中心より放射状に設けられた分割領域により分割されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記上部導電膜の中心部分において、前記上部導電膜は円形に除去されていることを特徴とする。




また、本発明は、前記上部導電膜の中心部分に、前記導電領域が設けられていることを特徴とする。
また、本発明は、前記上部導電膜の中心部分に設けられた前記導電領域は、前記上部導電膜の縁部に延びる引き出し導電領域を有することを特徴とする。
また、本発明は、前記引き出し導電領域上には、絶縁膜が設けられていることを特徴とする。
また、本発明は、前記下部導電膜は、透明導電膜に代えて、光を透過しない導電膜であることを特徴とする。
また、本発明は、前記上部導電膜は、透明導電膜に代えて、光を透過しない導電膜であることを特徴とする。
また、本発明は、前記上部導電膜及び前記下部導電膜は、透明導電膜に代えて、光を透過しない導電膜であることを特徴とする。
また、本発明は、絶縁体の基板上に形成された透明導電膜からなる下部導電膜と、前記下部導電膜おいて電位分布を生じさせるために前記下部導電膜の4方の端部に設けられた4つの電極と、前記下部導電膜に対向して設けられており、前記下部導電膜と接触することにより前記下部導電膜における電位を検出するための透明導電膜からなる上部導電膜と、を有するタッチパネルにおける座標位置検出方法であって、前記上部導電膜は複数の導電領域に分割されており、前記導電領域の各々において、前記下部導電膜との接触位置における電位を検出することにより、前記下部導電膜と接触する複数の座標位置を検出することを特徴とする。
また、本発明は、前記タッチパネルにおける接触点が、複数点の接触であるか、単一点の接触であるかの判断を行い、前記複数点の接触であるとの判断がなされた場合には、前記記載の座標位置検出方法によりタッチパネルによる座標位置検出を行うことを特徴とする。
また、本発明は、前記接触位置が移動した場合に、移動位置、または、移動方向を検出することを特徴とする。
本発明によれば、複数の接触点が同時に接触した場合においても、各々の接触位置を検出することができるとともに、接触位置が移動した場合においても、位置検出が可能なタッチパネル及びタッチパネルによる座標位置検出方法を提供することができる。
従来の5線式のタッチパネルの斜視図 従来の5線式のタッチパネルの断面概要図 従来の5線式のタッチパネルにおける座標検出方法の説明図(1) 従来の5線式のタッチパネルにおける座標検出方法の説明図(2) 第1の実施の形態に係るタッチパネルの断面概要図 第1の実施の形態に係るタッチパネルの上部電極基板の構成図 第1の実施の形態に係るタッチパネルにおける座標検出方法の説明図 図6における破線6A−6Bにおいて切断した断面図 第1の実施の形態に係る別のタッチパネルの上部電極基板の構成図(1) 第1の実施の形態に係る別のタッチパネルの上部電極基板の構成図(2) 第2の実施の形態に係るタッチパネルの上部電極基板の構成図 第3の実施の形態に係るタッチパネルの上部電極基板の構成図 図12における破線12A−12Bにおいて切断した断面図 第4の実施の形態に係るタッチパネルの上部電極基板の構成図 図14における破線14A−14Bにおいて切断した断面図 第5の実施の形態に係るタッチパネルの上部電極基板の構成図 第5の実施の形態に係るタッチパネルの導電領域の構成図 第5の実施の形態に係るタッチパネルの別の導電領域の構成図(1) 第5の実施の形態に係るタッチパネルの別の導電領域の構成図(2) 図19に示す導電領域の変形例の構成図 第6の実施の形態に係る座標位置検出方法のフローチャート(1) 第6の実施の形態に係る座標位置検出方法のフローチャート(2) 第6の実施の形態に係る座標位置検出方法のフローチャート(3) 第6の実施の形態に係る座標位置検出方法のフローチャート(4) 第6の実施の形態に係る座標位置検出方法の説明図(1) 第6の実施の形態に係る座標位置検出方法の説明図(2)
本発明を実施するための形態について、以下に説明する。
〔第1の実施の形態〕
本発明に係る第1の形態について説明する。図5は本実施の形態に係るタッチパネルの断面図であり、図6は本実施の形態に係るタッチパネルにおける上部電極基板の構成図である。
本実施の形態に係るタッチパネルは、上部電極基板となる一方の面に透明導電膜30の形成されたフィルム10と、下部電極基板となる一方の面に透明導電膜40の形成されたガラス20からなり、上部導電膜である透明導電膜30及び下部導電膜である透明導電膜40が対向するようにスペーサ50を介し設置されている。尚、本実施の形態に係るタッチパネルと不図示のホストコンピュータとはケーブル60により電気的に接続されている。
上部電極基板となるフィルム10上に設けられた透明導電膜30は、透明導電膜30を除去することにより形成された分割領域71a、71bにより、導電領域31a、31b、31c、31dに分割されている。分割された導電領域31a、31b、31c、31dには、各々電極81a、81b、81c、81dが接続されており、各々の導電領域31a、31b、31c、31dにおいて、透明導電膜40と接触した場合、各々の導電領域31a、31b、31c、31dにおける位置検出が可能である。このため、透明導電膜40と透明導電膜30との接触点が複数の場合、例えば、複数の導電領域において透明導電膜40と接触した場合であっても、接触した導電領域を特定することができるとともに、透明導電膜40における電位分布を検出することにより、より正確に座標位置も検出することが可能である。また、透明導電膜40と透明導電膜30との接触点を矢印に示す方向に移動させた場合において、接触点が移動したことを認識することができるとともに、透明導電膜40における電位分布を検出することにより、移動した座標位置も検出することが可能である。尚、形成される分割領域の幅は、1mm以下であることが好ましい。タッチパネルにおいては、形成される分割領域の幅が広くなると、検出不能領域が多くなってしまい、タッチパネルとしての機能に支障をきたしてしまう。よって、タッチパネルに接触が想定されるものが指またはペン等であり。ペン等の先端は半径0.8mm程度であることから、分割領域の幅が1mm以下であれば、タッチパネルとしての機能に支障をきたさないものと考えられるからである。
図7は、本実施の形態におけるタッチパネルにおいて、接触点A点と接触点B点との2点において透明電極30と透明電極40とが接触した場合の様子を示す。尚、下部電極基板におけるガラス20上の透明導電膜40の4辺に設けられた電極41、42、43、44により、X軸方向、Y軸方向に交互に電圧が印加される。図に示されるように、接触点A点は、透明電極30の導電領域31cにおいて、透明導電膜40と接触しており、接触点B点は、透明電極30の導電領域31aにおいて、透明導電膜40と接触している。このため、接触点A点と接触点B点とは、導電領域31c及び導電領域31aにおいて別々に独立して検出される。よって、本実施の形態におけるタッチパネルでは、複数点で接触した場合であっても各々の接触点を同時に検出することが可能である。
図8は、図6における上部電極基板において破線6A−6Bにおいて切断した断面図である。図に示されるように、透明電極膜30は、透明導電膜30が除去された分割領域71aにより、導電領域31c、31dに分離されている。分割領域71a及び71bの形成方法は、透明導電膜30にレーザ光を照射し、レーザ光の照射された部分の透明導電膜30を熱により除去する方法、透明導電膜30上にフォトレジストを塗布し、露光装置により露光、現像を行うことにより導電領域31a、31b、31c、31dのみレジストパターンを形成し、ドライエッチング又はウエットエッジングにより、レジストパターンの形成されていない領域の透明導電膜30を除去する方法、更には、透明導電膜30における分割領域71a及び71bに形成される領域上にエッチングペーストを印刷等し除去する方法等により形成することが可能である。尚、本実施の形態に係るタッチパネルの上部電極基板においては、フィルム10の透明導電膜30が形成されている側と反対側に、ハードコート層11が形成されている。
また、図9に示すように、本実施の形態におけるタッチパネルは、上部電極基板であるフィルム10の対角線上に分割領域72a及び72bを形成してもよい。この分割領域72a及び72bにより、透明導電層30には、導電領域32a、32b、32c、32dが形成される。尚、導電領域32a、32b、32c、32dには、各々電極82a、82b、82c、82dが接続されている。これにより矢印の示す様に接触点が移動した場合において、接触点の移動の検出を行うことができる。タッチパネルの用途により、このような形状に導電領域を形成することが好ましい場合があるからである。
更に、図10に示すように、本実施の形態におけるタッチパネルは、上部電極基板であるフィルム10の対角線上及びフィルム10の辺に沿って分割領域73a、73b、73c、73dを形成してもよい。この分割領域73a、73b、73c、73dにより、透明導電層30には、導電領域33a、33b、33c、33d、33e、33f、33g、33hが形成される。尚、導電領域33a、33b、33c、33d、33e、33f、33g、33hには、各々電極83a、83b、83c、83d、83e、83f、83g、83hが接続されている。これにより矢印の示す様に接触点が移動した場合において、接触点の移動の検出を行うことができる。導電領域の分割数を増やすことにより、より精度の高い座標位置検出が可能となる。
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明に係る第2の実施の形態について説明する。図11は、本実施の形態に係るタッチパネルの上部電極基板の構成図である。本実施の形態におけるタッチパネルの上部電極基板における透明導電膜30は、直線状に形成された分割領域74a、74b、74c、74dの他に、中心部分に円形の透明導電膜除去領域91を設けた構成のものである。分割領域74a、74b、74c、74dが交差する中心部分においては、導電領域が細かくなるため位置検出が困難になることから、透明導電膜除去領域91を設けることにより、位置検出の揺らぎを防止するためである。尚、分割領域74a、74b、74c、74dにより、導電領域34a、34b、34c、34d、34e、34f、34g、34hが形成されており、各々の導電領域34a、34b、34c、34d、34e、34f、34g、34hには、各々電極84a、84b、84c、84d、84e、84f、84g、84hが接続されている。これにより矢印の示す様に接触点が移動した場合において、接触点の移動の検出を行うことができる。尚、上記以外のタッチパネルの構成については、第1の実施の形態と同様である。
〔第3の実施の形態〕
次に、本発明に係る第3の実施の形態について説明する。図12は、本実施の形態に係るタッチパネルの上部電極基板の構成図である。本実施の形態におけるタッチパネルの上部電極基板における透明導電膜30は、直線状に形成された分割領域75a、75b、75c、75dの他に、分割領域75eを設けることにより中心部分に円形の導電領域35k及び導電引き出し領域35jを形成した構成のものである。分割領域75a、75b、75c、75dが交差する中心部分においては、導電領域が細かくなるため位置検出が困難になることから、分割領域75eにより形成される導電領域35kを設けることにより、位置検出の揺らぎを防止することができる。
図13は、図12における上部電極基板において破線12A−12Bにおいて切断した断面図である。図に示されるように、透明電極膜30は、透明導電膜30が除去された分割領域75eにより、導電領域35b、35c、導電引き出し領域35jに分離されている。尚、本実施の形態に係るタッチパネルの上部電極基板においては、フィルム10の透明導電膜30が形成されている側と反対側に、ハードコート層11が形成されている。
本実施の形態におけるタッチパネルの上部電極基板には、透明導電膜30を除去することにより形成された分割領域75a、75b、75c、75d、75eにより、導電領域35a、35b、35c、35d、35e、35f、35g、35h、35k及び35jが形成されており、各々の導電領域35a、35b、35c、35d、35e、35f、35g、35h、35k(及び35j)には、各々電極85a、85b、85c、85d、85e、85f、85g、85h、85kが接続されており、各々の導電領域35a、35b、35c、35d、35e、35f、35g、35h、35kにおいて検出される電位等を独立して検出することが可能である。これにより矢印の示す様に接触点が移動した場合において、接触点の移動の検出を行うことができる。尚、上記以外のタッチパネルの構成については、第1の実施の形態と同様である。
〔第4の実施の形態〕
次に、本発明に係る第4の実施の形態について説明する。図14は、本実施の形態に係るタッチパネルの上部電極基板の構成図である。図15は、図14における上部電極基板において破線14A−14Bにおいて切断した断面図である。本実施の形態におけるタッチパネルの上部電極基板における透明導電膜30は、縦横に形成された分割領域76により、導電領域36a、36b、36c、36d、36e、36f、36g、36h、36i、36j、36k、36lに分割されている。各々の導電領域36a、36b、36c、36d、36e、36f、36g、36h、36i、36j、36k、36lには、各々電極86a、86b、86c、86d、36e、86f、86g、86h、86i、86j、86k、86lが接続されており、各々の導電領域36a、36b、36c、36d、36e、36f、36g、36h、36i、36j、36k、36lにおいて検出される電位等を独立して検出することが可能である。導電領域36f及び36gは、上部電極基板の中央部に位置することから、導電引き出し領域36m及び36nが形成されており導電領域36f及び36gと接続されている。尚、導電引き出し領域36m及び36nの上には、絶縁層92a及び92bが形成されており、対抗して設けられる透明電極40との接触を防ぐように構成されている。これにより接触点が移動した場合において、接触点の移動の検出を行うことができる。尚、上記以外のタッチパネルの構成については、第1の実施の形態と同様である。
〔第5の実施の形態〕
次に、本発明に係る第5の実施の形態について説明する。本実施に形態は、透明導電膜30の分割領域を更に分割した構成のものである。具体的には、図16及び図17に示すように、透明導電膜30を分割領域77a及び77bにより、導電領域37a、37b、37c、37dに分割したものについて、各々の導電領域37a、37b、37c、37dをさらに分割領域177により矩形状に導電領域137a及び137bに分割したものである。導電領域137a及び137bには、電極187a及び187bが接続されており、透明導電膜30に対抗して設けられた透明導電膜40との接触点が矢印で示すように移動した場合であっても、接触点の微小の移動を検出することが可能である。
また、図18は、図16に示す導電領域37a、37b、37c、37dをさらに別の構成により分割したものである。具体的には、各々の導電領域37a、37b、37c、37dにおける透明導電膜30を分割領域178a及び178bにより導電領域138a、138b、138c、138dに分割したものである。導電領域138a、138b、138c、138dには、各々電極188a、188b、188c、188dが接続されており、透明導電膜30に対抗して設けられた透明導電膜40との接触点が矢印で示すように移動した場合であっても、接触点の微小の移動を検出することが可能である。
また、図19は、図16に示す導電領域37a、37b、37c、37dをさらに別の構成により分割したものである。具体的には、各々の導電領域37a、37b、37c、37dにおける透明導電膜30をノコギリ状に形成した分割領域179a、179b、179c、179dにより導電領域139a、139b、139c、139d、139eに分割したものである。導電領域139a、139b、139c、139d、139eには、各々電極189a、189b、189c、189d、189eが接続されており、矢印で示すように透明導電膜30と対抗して設けられた透明導電膜40との接触点が移動した場合においても、接触点の微小の移動を検出することが可能である。尚、ノコギリ状の分割領域179a、179b、179c、179dにおけるノコギリ形状の深さを浅くしたり深くしたりすることにより、検出に最適な構成とすることができる。例えば、ノコギリ状の形状を深く形成することにより、更に接触点の微小の移動を検出することが可能である。具体的には、図20に示すように、導電領域139aと139bとが横軸上でオーバーラップする、即ち、導電領域139aにおける点Cが、導電領域139bにおける点Dよりも左側に位置するように分割領域179a、179b、179c、179dを形成することにより、より一層、接触点の微小の移動を検出することが可能となる。尚、上記以外のタッチパネルの構成については、第1の実施の形態と同様である。
〔第6の実施の形態〕
次に、本発明に係る第6の実施の形態について説明する。本実施の形態は、本発明に係るタッチパネルにおける座標位置検出方法である。
図21及び図22は、本実施の形態に係るタッチパネルにおける座標検出方法の動作フローを示すメインルーチンのフローチャートである。この動作フローは、第1から第5の実施の形態におけるいずれのタッチパネルにおいても適用可能である。
最初に、ステップ102(S102)において、タッチパネルがオンされているか否かが判断される。具体的には、タッチパネルにおける上部電極基板における透明導電膜30と下部電極基板における透明導電膜40とが接触したか否かにより判断される。タッチパネルがONされているものと判断された場合には、ステップ104に移行する。一方、タッチパネルがONされていないものと判断された場合には、再度ステップ102に移行する。即ち、実質的には、タッチパネルがONされることのより、この動作フローがスタートする。
次に、ステップ104(S104)において、タッチパネルにおいて複数多点を認識したか否かが判断される。具体的には、透明導電膜30における複数の分割領域において、複数の接触点が検出された場合には、タッチパネルにおいて複数多点の接触があったものと判断され、ステップ116に移行する。一方、複数多点の接触がない場合は、接触点は一点であるものと判断され、ステップ106に移行し、従来のアナログ抵抗膜式タッチパネルと同様に、一点の接触点の位置検出が行われる。
次に、ステップ106(S106)において、X軸電極対に電圧が印加される。具体的には、図7に示す下部電極基板における透明導電膜40に接続されたX軸電極対となる電極41、43間に電圧が印加され、透明導電膜40においてX軸方向に電位分布が形成される。
次に、ステップ108(S108)において、X軸座標の電位読み取りが行われる。具体的には、透明導電膜40と接触している上部電極基板の透明導電膜30における分割領域のいずれかより、接触点におけるX軸座標の電位が読み取られる。
次に、ステップ110(S110)において、Y軸電極対に電圧が印加される。具体的には、図7に示す下部電極基板における透明導電膜40に接続されたY軸電極対となる電極42、44間に電圧が印加され、透明導電膜40においてY軸方向に電位分布が形成される。
次に、ステップ112(S112)において、Y軸座標の電位読み取りが行われる。具体的には、透明導電膜40と接触している上部電極基板の透明導電膜30における分割領域のいずれかより、接触点におけるY軸座標の電位が読み取られる。
次に、ステップ114(S114)において、X、Y軸座標情報が出力される。具体的には、ステップ108及びステップ112において検出されたX軸座標の電位及びY軸座標の電位に基づきXY座標位置が求められ、その情報が出力される。この情報は、必要に応じて不図示のホストコンピュータの画面に表示される。
次に、ステップ116(S116)において、接触点が移動しているか否かが判断される。具体的には、下部電極基板における透明導電膜40と上部電極基板における透明導電膜30との接触点が、上部電極基板における透明導電膜30の分割領域を跨って移動したものと判断された場合には、ステップ118に移行する。一方、上部電極基板における透明導電膜30の分割領域を跨って移動したものと判断されない場合には、ステップ122に移行する。
次に、ステップ118(S118)において、複数多点での指操作方向の認識が行われる。具体的には、上部電極基板における透明導電膜30と下部電極基板における透明電極40との接触点の移動方向の認識を行うものであり、後のサブルーチンの説明において詳細に説明する。
次に、ステップ120(S120)において、ステップ118により得られた情報をもとに、不図示のホストコンピュータの画面に移動情報が出力される。この後、ステップ102へと移行する。
次に、ステップ122(S122)において、複数の接触点間における幅が拡大しているか又は縮小しているか否かが判断される。具体的には、下部電極基板における透明導電膜40と上部電極基板における透明導電膜30との接触点間が、上部電極基板における透明導電膜30の分割領域を跨って拡大又は縮小したものと判断された場合には、ステップ124に移行する。一方、上部電極基板における透明導電膜30の分割領域を跨って拡大又は縮小したものと判断されない場合には、ステップ128に移行する。
次に、ステップ124(S124)において、複数多点での指操作方向の認識が行われる。具体的には、上部電極基板における透明導電膜30と下部電極基板における透明電極40とにおける複数の接触点間の移動方向の認識を行うものであり、後のサブルーチンの説明において詳細に説明する。
次に、ステップ126(S126)において、ステップ124により得られた情報をもとに、不図示のホストコンピュータの画面に移動情報が出力される。この後、ステップ102へと移行する。
次に、ステップ128(S128)において、複数多点での位置情報の認識が行われる。具体的には、上部電極基板における透明導電膜30と下部電極基板における透明電極40とにおける複数の接触点における接触位置を認識するものであり、後のサブルーチンの説明において詳細に説明する。
次に、ステップ130(S130)において、ステップ128により得られた情報をもとに、不図示のホストコンピュータの画面に移動情報が出力される。この後、ステップ102へと移行する。
尚、ステップ104における判断は、上記のような判断を行う他、通信コマンドの受信やディップスイッチ等による切替えによる制御に基づき行うことも可能である。
次に、図23に基づき、ステップ128において行われる処理である複数多点での位置情報の認識の処理のサブルーチンについて説明する。
ステップ202(S202)における複数多点での位置情報の認識の処理は、ステップ128に示すものである。本サブルーチンは例示的に上部電極基板の透明導電膜30を4分割にした場合について説明するが、分割数を増やした場合においても同様に適用可能である。
最初に、ステップ204(S204)において、透明導電膜30の分割領域となるエリア1における接触があったか否かが判断される。エリア1における接触があった場合には、ステップ206に移行し、エリア1における接触がなかった場合には、ステップ208に移行する。
次に、ステップ206(S206)において、エリア1におけるX、Y座標情報認識が行われる。具体的には、エリア1において、透明導電膜30と透明導電膜40とが接触している旨のエリア認識、また、透明導電膜40に形成された電位分布に基づきエリア1内における接触点の位置情報の認識が行われる。
次に、ステップ208(S208)において、透明導電膜30の分割領域となるエリア2における接触があったか否かが判断される。エリア2における接触があった場合には、ステップ210に移行し、エリア2における接触がなかった場合には、ステップ212に移行する。
次に、ステップ210(S210)において、エリア2におけるX、Y座標情報認識が行われる。具体的には、エリア2において、透明導電膜30と透明導電膜40とが接触している旨のエリア認識、また、透明導電膜40に形成された電位分布に基づきエリア2内における接触点の位置情報の認識が行われる。
次に、ステップ212(S212)において、透明導電膜30の分割領域となるエリア3における接触があったか否かが判断される。エリア3における接触があった場合には、ステップ214に移行し、エリア3における接触がなかった場合には、ステップ216に移行する。
次に、ステップ214(S214)において、エリア3におけるX、Y座標情報認識が行われる。具体的には、エリア3において、透明導電膜30と透明導電膜40とが接触している旨のエリア認識、また、透明導電膜40に形成された電位分布に基づきエリア3内における接触点の位置情報の認識が行われる。
次に、ステップ216(S216)において、透明導電膜30の分割領域となるエリア4における接触があったか否かが判断される。エリア4における接触があった場合には、ステップ218に移行し、エリア4における接触がなかった場合には、ステップ220に移行する。
次に、ステップ218(S218)において、エリア4におけるX、Y座標情報認識が行われる。具体的には、エリア4において、透明導電膜30と透明導電膜40とが接触している旨のエリア認識、また、透明導電膜40に形成された電位分布に基づきエリア4内における接触点の位置情報の認識が行われる。
次に、ステップ220(S220)において、すべてのエリアにおけるX、Y座標情報認識が行われる。この後、メインルーチンに戻る。
次に、図24に基づきメインルーチンのステップ118及びステップ124において行われる処理である複数多点での指操作方向の認識の処理のサブルーチンについて説明する。
ステップ302(S302)における複数多点での位置情報の認識の処理は、メインルーチンにおけるステップ118及びステップ124に示すものである。尚、本サブルーチンにおいては、例として、透明導電膜30における導電領域が5つに分割されている場合について説明する。5つに分割された導電領域は、それぞれ導電領域A、導電領域B、導電領域C、導電領域D、導電領域Eとする。
最初に、ステップ304(S304)において、タッチパネルにおける接触点のエリアの認識1が行われる。
次に、ステップ306(S306)において、一定時間経過後のタッチパネルにおける接触点のエリアの認識2が行われる。
次に、ステップ308(S308)において、認識情報の分析が行われる。例えば、2本の指がタッチパネルの上部電極基板を押下した状態で、指をずらすと、ステップ304におけるエリアの認識1とステップ306におけるエリアの認識2との間で認識結果に変化が生じており、このような認識1と認識2における変化に基づき、認識情報の分析を行う。
次に、ステップ310(S310)において、分析結果を不図示のホストコンピュータに報告し、メインルーチンへと戻る。
次に、図24に示す複数多点での指操作方向の認識の処理のサブルーチンについて、図25に基づき具体的に説明する。最初に、ステップ304におけるエリアの認識1により、導電領域C及びDにおいて指によるタッチ操作されている旨が認識される。
次に、ステップ306におけるエリアの認識2により、例えば、認識2の(1)に示すように、導電領域B及びCにおいて指によるタッチ操作が行われている旨が認識される。この場合、ステップ308において、2本の指が間隔はそのままの状態で、図面上、左方向に移動したものと分析される。この分析結果は、ステップ310において、不図示のホストコンピュータに報告され、ホストコンピュータは、この分析結果に基づき、例えば、ディスプレイ上に表示されている画像を左側にスクロール処理を実行する。
また、ステップ306において、認識2(2)に示すように、導電領域A及びCにおいて指によるタッチ操作が行われている旨が認識された場合には、テップ308において、2本の指が間隔を広げつつ、図面上、左方向に移動したものと分析される。この分析結果は、ステップ310において、不図示のホストコンピュータに報告され、ホストコンピュータは、この分析結果に基づき、例えば、ディスプレイ上に表示されている画像を拡大しながら左側にスクロール処理を実行する。
また、ステップ306において、認識2(3)に示すように、導電領域C及びEにおいて指によるタッチ操作が行われている旨が認識された場合には、テップ308において、2本の指が間隔を広げつつ、図面上、右方向に移動したものと分析される。この分析結果は、ステップ310において、不図示のホストコンピュータに報告され、ホストコンピュータは、この分析結果に基づき、例えば、ディスプレイ上に表示されている画像を拡大しながら右側にスクロール処理を実行する。
また、図26に基づき図24に示すサブルーチンにおける別の動作について具体的に説明する。最初に、ステップ304におけるエリアの認識1により、導電領域B及びDにおいて指によるタッチ操作されている旨が認識される。
次に、ステップ306におけるエリアの認識2により、例えば、認識2の(1)に示すように、導電領域C及びDにおいて指によるタッチ操作が行われている旨が認識される。この場合、ステップ308において、2本の指が間隔はそのままの状態で、図面上、右方向に移動したものと分析される。この分析結果は、ステップ310において、不図示のホストコンピュータに報告され、ホストコンピュータは、この分析結果に基づき、例えば、ディスプレイ上に表示されている画像を右側にスクロール処理を実行する。
また、ステップ306において、認識2の(2)に示すように、導電領域B及びCにおいて指によるタッチ操作が行われている旨が認識された場合には、テップ308において、2本の指が間隔を狭めながら、図面上、左方向に移動したものと分析される。この分析結果は、ステップ310において、不図示のホストコンピュータに報告され、ホストコンピュータは、この分析結果に基づき、例えば、ディスプレイ上に表示されている画像を縮小しながら左側にスクロール処理を実行する。
また、ステップ306において、認識2の(3)に示すように、導電領域D及びEにおいて指によるタッチ操作が行われている旨が認識された場合には、テップ308において、2本の指が間隔を狭めながら、図面上、右方向に移動したものと分析される。この分析結果は、ステップ310において、不図示のホストコンピュータに報告され、ホストコンピュータは、この分析結果に基づき、例えば、ディスプレイ上に表示されている画像を縮小しながら右側にスクロール処理を実行する。
また、本発明の実施に係る形態について説明したが、上記内容は、発明の内容を限定するものではない。
本発明は、5線式の抵抗膜式タッチパネルに適用することができ、各種情報処理機器のディスプレイが、5線式の抵抗膜式タッチパネルで構成される場合に有用である。この場合の情報処理機器の例としては、携帯電話、情報携帯端末(PDA)、携帯音楽プレイヤー、携帯画像プレイヤー、携帯ブラウザ、ワンセグチューナー、電子辞書、カーナビゲーションシステム、コンピュータ、POS端末、在庫管理端末、ATM、各種マルチメディア端末等がある。
10 フィルム
11 ハードコート層
20 ガラス
30 透明導電膜
31a、31b、31c、31d 導電領域
40 透明導電膜
41、42、43、44 電極
50 スペーサ
60 ケーブル
71a、71b 分割領域
81a、81b、81c、81d 電極

Claims (10)

  1. 絶縁体の基板上に形成された透明導電膜からなる下部導電膜と、
    前記下部導電膜おいて電位分布を生じさせるために前記下部導電膜の4方の端部に設けられた4つの電極と、
    前記下部導電膜に対向して設けられており、前記下部導電膜と接触することにより前記下部導電膜における電位を検出するための透明導電膜からなる上部導電膜と、
    を有するタッチパネルであって、
    前記上部導電膜は透明導電膜の形成されていない分割領域により複数の導電領域に分割されており、
    前記導電領域の各々において、前記下部導電膜との接触位置における電位を検出することにより、前記下部導電膜と接触する複数の座標位置を検出するものであって、
    前記領域は、前記上部導電膜の中心より放射状に設けられた分割領域により分割されており、
    前記上部導電膜の中心部分において、前記上部導電膜は円形に除去されていることを特徴とするタッチパネル。
  2. 絶縁体の基板上に形成された透明導電膜からなる下部導電膜と、
    前記下部導電膜おいて電位分布を生じさせるために前記下部導電膜の4方の端部に設けられた4つの電極と、
    前記下部導電膜に対向して設けられており、前記下部導電膜と接触することにより前記下部導電膜における電位を検出するための透明導電膜からなる上部導電膜と、
    を有するタッチパネルであって、
    前記上部導電膜は透明導電膜の形成されていない分割領域により複数の導電領域に分割されており、
    前記導電領域の各々において、前記下部導電膜との接触位置における電位を検出することにより、前記下部導電膜と接触する複数の座標位置を検出するものであって、
    前記領域は、前記上部導電膜の中心より放射状に設けられた分割領域により分割されており、
    前記分割領域が交差する部分において、前記上部導電膜は円形に除去されていることを特徴とするタッチパネル。
  3. 絶縁体の基板上に形成された透明導電膜からなる下部導電膜と、
    前記下部導電膜おいて電位分布を生じさせるために前記下部導電膜の4方の端部に設けられた4つの電極と、
    前記下部導電膜に対向して設けられており、前記下部導電膜と接触することにより前記下部導電膜における電位を検出するための透明導電膜からなる上部導電膜と、
    を有するタッチパネルであって、
    前記上部導電膜は透明導電膜の形成されていない分割領域により複数の導電領域に分割されており、
    前記導電領域の各々において、前記下部導電膜との接触位置における電位を検出することにより、前記下部導電膜と接触する複数の座標位置を検出するものであって、
    前記上部導電膜の中心部分において、前記上部導電膜は円形に除去されていることを特徴とするタッチパネル。
  4. 絶縁体の基板上に形成された透明導電膜からなる下部導電膜と、
    前記下部導電膜おいて電位分布を生じさせるために前記下部導電膜の4方の端部に設けられた4つの電極と、
    前記下部導電膜に対向して設けられており、前記下部導電膜と接触することにより前記下部導電膜における電位を検出するための透明導電膜からなる上部導電膜と、
    を有するタッチパネルであって、
    前記上部導電膜は透明導電膜の形成されていない分割領域により複数の導電領域に分割されており、
    前記導電領域の各々において、前記下部導電膜との接触位置における電位を検出することにより、前記下部導電膜と接触する複数の座標位置を検出するものであって、
    前記分割領域が交差する部分において、前記上部導電膜は円形に除去されていることを特徴とするタッチパネル。
  5. 絶縁体の基板上に形成された透明導電膜からなる下部導電膜と、
    前記下部導電膜おいて電位分布を生じさせるために前記下部導電膜の4方の端部に設けられた4つの電極と、
    前記下部導電膜に対向して設けられており、前記下部導電膜と接触することにより前記下部導電膜における電位を検出するための透明導電膜からなる上部導電膜と、
    を有するタッチパネルであって、
    前記上部導電膜は透明導電膜の形成されていない分割領域により複数の導電領域に分割されており、
    前記導電領域の各々において、前記下部導電膜との接触位置における電位を検出することにより、前記下部導電膜と接触する複数の座標位置を検出するものであって、
    前記上部導電膜の中心部分に、前記導電領域が設けられていることを特徴とするタッチパネル。
  6. 前記上部導電膜の中心部分に設けられた前記導電領域は、前記上部導電膜の縁部に延びる引き出し導電領域を有することを特徴とする請求項5に記載のタッチパネル。
  7. 前記引き出し導電領域上には、絶縁膜が設けられていることを特徴とする請求項6に記載のタッチパネル。
  8. 前記下部導電膜は、透明導電膜に代えて、光を透過しない導電膜であることを特徴とする請求項1から7に記載のタッチパネル。
  9. 前記上部導電膜は、透明導電膜に代えて、光を透過しない導電膜であることを特徴とする請求項1から8に記載のタッチパネル。
  10. 前記上部導電膜及び前記下部導電膜は、透明導電膜に代えて、光を透過しない導電膜であることを特徴とする請求項1から9に記載のタッチパネル。
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