JP5426885B2 - 半導体装置、半導体装置の製造方法、半導体装置の製造装置 - Google Patents

半導体装置、半導体装置の製造方法、半導体装置の製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5426885B2
JP5426885B2 JP2009007956A JP2009007956A JP5426885B2 JP 5426885 B2 JP5426885 B2 JP 5426885B2 JP 2009007956 A JP2009007956 A JP 2009007956A JP 2009007956 A JP2009007956 A JP 2009007956A JP 5426885 B2 JP5426885 B2 JP 5426885B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
semiconductor device
index
chip
semiconductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009007956A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010165936A (ja
Inventor
寛之 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Medical Systems Corp
Original Assignee
Olympus Medical Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Medical Systems Corp filed Critical Olympus Medical Systems Corp
Priority to JP2009007956A priority Critical patent/JP5426885B2/ja
Publication of JP2010165936A publication Critical patent/JP2010165936A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5426885B2 publication Critical patent/JP5426885B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、基板から切り出した半導体チップを具備する半導体装置、半導体装置の製造方法、半導体装置の製造装置に関する。
近年、半導体装置においては、ウエハレベルチップサイズパッケージ(以下、WL−CSPと称す)タイプのものが周知である。WL−CSPにおいては、複数の半導体チップ(以下、単にチップと称す)が構成された基板(以下、ウエハと称す)から複数のチップを切り出した後、各チップをパッケージ化する技術が知られている。
また、WL−CSPにおいては、複数のチップが構成されたウエハ単位で、トレーサビリティ管理を行うのが一般的である。具体的には、ウエハ製造の際に、ウエハに、例えばロット番号を記載することによってトレーサビリティ管理を行っている。ウエハ単位でトレーサビリティ管理を行えば、パッケージ化された半導体装置に不具合が発生した際、どのウエハから製造された半導体装置であるかを、製造者は容易に認識することができる。
しかしながら、ウエハ単位でトレーサビリティ管理を行うと、製造者は、不具合が発生した半導体装置がどのウエハから製造されたかは認識できるが、ウエハのどの位置に構成されていたチップであるかは認識できないといった問題があった。
よって、チップ単位でトレーサビリティ管理が行える方法が望まれていた。尚、チップ単位でのトレーサビリティ管理は、ウエハに、例えば数百から数千のチップが構成されている場合において特に重要である。
このような事情に鑑み、特許文献1には、ウエハの各チップに対する半導体集積回路の露光工程において、各チップの表面または裏面に、識別の際の指標となるロット番号、ウエハ番号、ウエハ内位置座標等の個別管理情報を、露光装置を用いて、全てのチップに転写することにより、チップ単位でトレーサビリティ管理を行える構成を開示している。
また、その他にも、レーザ等で、チップ内に上述した個別管理情報を書き込む構成や、チップの不揮発性メモリに、上述した個別管理情報を書き込む構成も周知である。
特開2000−228341号公報
ところが、上述した特許文献1に開示された構成では、全てのチップに、上述した個別管理情報を露光するには、専用の露光用マスクを用意しなくてはならない他、露光シーケンスが複雑になり製造時間が増加してしまうといった問題があるばかりか、個別管理情報を転写する領域が各チップに必要となるためチップサイズが大きくなってしまうといった問題があった。さらには、ウエハに数千のチップが構成されている場合、1回の露光によって、全てのチップに個別管理情報を露光するのは、構造上難しいといった問題がある。
また、レーザでチップ内に個別管理情報を書き込む構成においては、個別情報を書き込む仕様のレーザ装置は高価であるばかりか、個別管理情報をチップ毎に書き込むのに時間がかかってしまうといった問題がある。さらに、特許文献1と同様に、個別管理情報を書き込む領域が各チップに必要となるため、チップサイズが大きくなってしまうといった問題があった。
さらに、チップの不揮発性メモリに個別管理情報を書き込む構成においては、不揮発メモリを搭載したチップ以外には適用できないといった問題がある他、メモリや読み出し回路に不具合が発生すると、情報が読み出せなくなってしまうといった問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、WL−CSPにおいて、チップ単位でトレーサビリティ管理を行うための指標が、チップを一切、大型化することなく、かつ短時間でチップに形成された半導体装置、半導体装置の製造方法、半導体装置の製造装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明による一態様の半導体装置は、基板から切り出した半導体チップを具備する半導体装置であって、前記半導体チップの切断面における少なくとも2辺以上の前記切断面に、前記基板における前記半導体チップの位置を特定する指標が、前記切断面によって異なるようそれぞれ形成され、前記指標は、前記基板から前記半導体チップを切り出す際、前記切断面毎に切断装置を異ならせて切り出したことにより形成された切断痕によって構成されていることを特徴とする。
また、本発明による一態様の半導体装置の製造方法は、半導体チップが複数構成された基板から前記半導体チップを複数切り出す半導体装置の製造方法であって、切り出し後の前記各半導体チップの切断面における少なくとも2辺以上に、前記基板における前記半導体チップの位置を特定する指標が前記切断面によって異なってそれぞれ形成されるよう、前記基板に複数の切断ラインを形成し、前記指標は、前記切断ライン毎に、前記切断に用いる切断装置を異ならせて形成する。
さらに、本発明による一態様の半導体装置の製造装置は、半導体チップが複数構成された基板から前記半導体チップを複数切り出す半導体装置の製造装置であって、切り出し後の前記各半導体チップの切断面における少なくとも2辺以上に、前記基板における前記半導体チップの位置を特定する指標が前記切断面によって異なってそれぞれ形成されるよう、前記基板に複数の切断ラインを形成する部材を具備し、前記指標は、前記切断ライン毎に、前記切断に用いる切断装置を異ならせて形成する。
本発明によれば、WL−CSPにおいて、チップ単位でトレーサビリティ管理を行うための指標が、チップを一切、大型化することなく、かつ短時間でチップに形成された半導体装置、半導体装置の製造方法、半導体装置の製造装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。尚、図面は模式的なものであり、各部材の厚みと幅との関係、それぞれの部材の厚みの比率などは現実のものとは異なることに留意すべきであり、図面の相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(第1実施の形態)
図1は、本実施の形態を示す半導体装置に用いられる半導体チップを、各側面の切断面を模式的に示した図とともに示す平面図である。
図1に示すように、本実施の形態の半導体装置に用いる半導体チップ(以下、単にチップと称す)50は、後述する図2に示すようなチップ50が複数構成された、例えばシリコンから形成された基板(以下、ウエハと称す)100から、例えば平面視した形状が矩形状に切り出されて形成されたものである。よって、チップ50の4つの側面50s1〜50s4は、切断面を構成している。
また、チップ50の4つの側面50s1〜50s4に、ウエハ100におけるチップ50の位置を特定する指標31〜34が、側面50s1〜50s4によって異なるようにそれぞれ形成されている。
尚、指標は、全ての側面50s1〜50s4に形成されている必要はなく、側面50s1〜50s4の内、少なくとも2辺以上の側面に、互いに指標が異なるよう形成されていれば構わない。
また、指標31〜34は、様々な手法により形成される。例えば、指標31〜34は、ウエハ100からチップ50を切り出す際、側面50s1〜50s4毎に切断装置を異ならせて切り出すことにより形成されたそれぞれ異なる切断痕によって構成されていても良い。
具体的に一例を挙げると、側面50s1の指標31は、パルスレーザ(以下、単にレーザと称す)の照射によるレーザダイシングによって切り出された切断痕により構成され、側面50s2の指標32は、砥石を用いたダイシングによって切り出された切断痕により構成され、側面50s3の指標33は、ドライエッチングによって切り出された切断痕により構成され、側面50s4の指標34は、スクライブブレイクによって切り出された切断痕によって構成されていても構わない。
また、指標31〜34は、ウエハ100からチップ50をレーザダイシングのみによって切り出す際、側面50s1〜50s4毎に、レーザの照射パターンを変えることにより形成されたそれぞれ異なるレーザ痕によって構成されていても構わない。
具体的には、側面50s1〜50s4毎に、レーザの照射間隔を変える、またはレーザの照射出力を変える、若しくはレーザの照射時間を変えることにより、レーザ痕を異ならせても構わない。尚、レーザダイシングを用いた指標31〜34の詳しい形成方法は、後述する。
さらに、指標31〜34は、ウエハ100からチップ50を、砥石を用いたダイシングのみによって切り出す際、側面50s1〜50s4毎に砥石の粗さを変えることにより形成されたそれぞれ異なる切断痕によって構成されていても構わない。
尚、側面50s1〜50s4毎に、指標31〜34を異ならせる手法は、以上の手法に限定されない。その中で、以下、一例として、レーザダイシングにより、側面50s1〜50s4毎に、指標31〜34を異ならせる手法を、図2〜図6を用いて説明する。
図2は、複数のチップが構成されたウエハに、レーザの照射によって切断ラインが形成された状態を示す平面図、図3は、図2の切断ラインの一例を示す部分断面図、図4は、図3とは異なる図2の切断ラインを示す部分断面図、図5は、図3、図4とは異なる図2の切断ラインの一例を示す部分断面図、図6は、図3〜図5とは異なる図2の切断ラインの一例を示す部分断面図である。
尚、以下、図2に示すように、説明を簡略化するため、ウエハ100には、チップ50が32個構成されている場合を例に挙げて説明するが、チップの個数は、32個に限定されないことは勿論である。
図2に示すように、ウエハ100から複数のチップ50−1〜チップ50−32を切り出す際は、製造者は、先ず、切り出し後の各チップ50−1〜チップ50−32の側面50s1〜50s4における少なくとも2辺以上の側面に、ウエハ100における各チップの位置を特定する上述した指標が、互いに異なってそれぞれ形成されるよう、ウエハ100に複数の切断ライン1〜14を形成する。
具体的には、例えば既知の図示しないステルスダイシング装置を用いて、切断ライン毎に、レーザの照射間隔を変える、またはレーザの照射出力を変える、若しくはレーザの照射時間を変えることにより、切断ライン1〜14を形成する。尚、切断ライン1〜14を形成する際は、ウエハ100に複数の切断ライン1〜14を形成する部材である図示しない照射部からレーザを、ウエハ100に対して該ウエハ100の厚み方向zに出力した後、図示しないステージを用いてウエハ100を、該ウエハ100の表面100fの面内におけるx、y方向に移動させることにより、切断ライン1〜14を、x、y方向において直線状に形成する。
より具体的には、切断ライン1、2、13、14を形成する場合には、図3に示すように、ウエハ100の厚み方向zの表面100f側に、x方向またはy方向に沿って連続して改質層21が形成されるようレーザ照射し、またウエハ100の厚み方向zの裏面100r側に、x方向またはy方向に沿って連続して改質層21が形成されるようレーザ照射するとともに、ウエハ100の厚み方向zにおける表面100f側の改質層21と裏面100r側の改質層21との間の中間層に、x方向またはy方向に沿って、2個ずつ所定の間隔を有して改質層22が形成されるようレーザ照射することにより、改質層21、22からなるパターンαの切断ラインを形成する。尚、改質層22は、x、y方向におけるレーザのオンオフにより、レーザの照射間隔を変えることにより形成する。
その結果、図1中における切り出し後のチップ50−1〜チップ50−4のx方向の両側面、チップ50−5〜チップ50−10のx方向の左側面、チップ50−5、50−11、50−17、50−23のy方向の両側面、チップ50−1、50−6、50−12、50−18、50−24、50−29のy方向の上側側面には、指標31〜34におけるいずれかの指標が形成される。
次に、切断ライン3、4、11、12を形成する場合には、図4に示すように、ウエハ100の厚み方向zの表面100f側に、x方向またはy方向に沿って連続して改質層21が形成されるようレーザ照射し、またウエハ100の厚み方向zの裏面100r側に、x方向またはy方向に沿って連続して改質層21が形成されるようレーザ照射するとともに、ウエハ100の厚み方向zにおける表面100f側の改質層21と裏面100r側の改質層21との間の中間層に、x方向またはy方向に沿って、所定の間隔を有して2個、1個、2個、1個・・・と、改質層23が形成されるようレーザ照射することにより、改質層21、23からなるパターンβの切断ラインを形成する。尚、改質層23は、レーザのオンオフにより、x、y方向におけるレーザの照射間隔を、改質層22とは変えることにより形成する。
その結果、図1中における切り出し後のチップ50−5〜チップ50−10のx方向の右側面、チップ50−11〜チップ50−16のx方向の両側面、チップ50−17〜チップ50−22のx方向の左側面、チップ50−1、50−6、50−12、50−18、50−24、50−29のy方向の下側側面、チップ50−2、50−7、50−13、50−19、50−25、50−30のy方向の両側面、チップ50−3、50−8、50−14、50−20、50−26、50−31のy方向の上側側面には、指標31〜34におけるいずれかの、パターンαによって形成された指標とは異なる指標が形成される。
次に、切断ライン5、6、9、10を形成する場合には、図5に示すように、ウエハ100の厚み方向zの表面100f側に、x方向またはy方向に沿って連続して改質層21が形成されるようレーザ照射し、またウエハ100の厚み方向zの裏面100r側に、x方向またはy方向に沿って連続して改質層21が形成されるようレーザ照射するとともに、ウエハ100の厚み方向zにおける表面100f側の改質層21と裏面100r側の改質層21との間の中間層に、x方向またはy方向に沿って、大きさが一部異なる改質層24が形成されるようレーザ照射することにより、改質層21、24からなるパターンγの切断ラインを形成する。尚、改質層24は、一部、レーザの照射出力または照射時間を変えることにより形成する。
その結果、図1中における切り出し後のチップ50−17〜チップ50−22のx方向の右側面、チップ50−23〜50−28のx方向の両側面、チップ50−29〜50−32のx方向の左側面、チップ50−3、50−8、50−14、50−20、50−26、50−31のy方向の下側側面、チップ50−4、50−9、50−15、50−21、50−27、50−32のy方向の両側側面、チップ50−10、50−16、50−22、50−28のy方向の上側側面には、指標31〜34におけるいずれかの、パターンα、βによって形成された指標とは異なる指標が形成される。
次に、切断ライン7、8を形成する場合には、図6に示すように、ウエハ100の厚み方向zの表面100f側に、x方向またはy方向に沿って連続して改質層21が形成されるようレーザ照射し、またウエハ100の厚み方向zの裏面100r側に、x方向またはy方向に沿って連続して改質層21が形成されるようレーザ照射するとともに、ウエハ100の厚み方向zにおける表面100f側の改質層21と裏面100r側の改質層21との間の中間層に、x方向またはy方向に沿って連続して改質層21が形成されるようレーザ照射することにより、改質層21からなるパターンσの切断ラインを形成する。
その結果、図1中における切り出し後のチップ50−29〜チップ50−32のx方向の右側面、チップ50−10、50−16、50−22、50−28のy方向の下側側面には、指標31〜34におけるいずれかの、パターンα、β、γによって形成された指標とは異なる指標が形成される。
以上から、ウエハ100の構成された全てのチップ50−1〜50−32に、切り出し後、各チップ毎に、少なくとも2辺以上が異なる指標を形成することができる。一例を挙げると、チップ50−1は、x方向の両側面とy方向の上側側面が、パターンαの切断ラインによる指標が形成され、y方向の下側側面にパターンβの切断ラインによる指標が形成されているのに対し、チップ50−19は、y方向の両側側面とx方向の左側側面に、パターンβの切断ラインによる指標が形成され、x方向の右側側面に、パターンγの切断ラインによる指標が形成されていることから、切り出し後のチップの側面を見ることによって、ウエハ100のどの位置に構成されていたチップであるかを容易に認識することができる。
このように、本実施の形態においては、チップ50の4つの側面50s1〜50s4の内、少なくとも2つ以上の側面に、ウエハ100におけるチップ50の位置を特定する指標が、側面50s1〜50s4によって異なるようにそれぞれ形成されていると示した。
また、ウエハ100から複数のチップ50−1〜チップ50−32を切り出す際は、切り出し後の各チップ50−1〜チップ50−32の側面50s1〜50s4における少なくとも2辺以上の側面に、ウエハ100における各チップの位置を特定する上述した指標が、互いに異なってそれぞれ形成されるよう、ウエハ100に複数の切断ライン1〜14を形成すると示した。
このことによれば、切断後のチップ50の側面50s1〜50s4の指標を見るだけで、側面の指標は、チップ50毎に異なるよう形成されていることから、チップ50がウエハ100のどの位置に構成されていたのかを、製造者は容易に認識することができる。
また、通常、ウエハ100からチップ50を切り出すダイシング装置を用いて指標を形成することができるため、専用の装置や治具を不要として、短時間かつ、容易に指標を形成することができる。
さらに、指標は、チップ50の側面50s1〜50s4に形成することができることから、上述した従来例のように、チップ50の個別管理情報を書き込むスペースが不要となるため、チップの大型化を防ぐことができる。
また、ウエハに構成されているチップの個数が増えたとしても、切断ラインのパターンを増やせば本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
以上から、WL−CSPにおいて、チップ単位でトレーサビリティ管理を行うための指標が、チップを一切、大型化することなく、かつ短時間でチップに形成された半導体装置、半導体装置の製造方法、半導体装置の製造装置を提供することができる。
また、本実施の形態においては、切断ラインを形成する際、ステルスダイシング装置を用いて形成すると示したが、これに限らず、既知の表面アブレーション加工装置により切断ラインを形成しても構わない。
尚、以下、変形例を、図7を用いて示す。図7は、ウエハに形成する切断ラインに、切断に用いる改質層に他に、マーキング用の改質層を形成する図6の変形例を示す部分断面図である。
図7に示すように、例えば切断ライン7、8を形成する場合、図6と同様に、ウエハ100の厚み方向zの表面100f側に、x方向またはy方向に沿って連続して改質層21が形成されるようレーザ照射し、またウエハ100の厚み方向zの裏面100r側に、x方向またはy方向に沿って連続して改質層21が形成されるようレーザ照射するとともに、ウエハ100の厚み方向zにおける表面100f側の改質層21と裏面100r側の改質層21との間の中間層に、x方向またはy方向に沿って連続して改質層21が形成されるようレーザ照射することにより、3つの改質層21からなるパターンσの切断ラインを形成した後、3つの改質層21とは別に、マーキング専用のx方向またはy方向に沿って連続した改質層25が、レーザ照射によって形成され、3つの改質層21、改質層25からなるパターンσ’を形成しても構わない。
尚、マーキング専用のラインは、図3に示すパターンαによる切断ライン、図4に示すパターンβによる切断ライン、図5に示すパターンγによる切断ラインに適用しても構わない。
このような構成によれば、例えばパターンα〜パターンγによる切断ラインは、パターンσによる切断ラインに比べ、中間層の改質層22〜24が少なくまたは小さく形成されているため、パターンσによる切断ラインよりも切断性が低下するが、図7に示すように、切断に用いる改質層とは別にマーキング用の改質層を形成することより、側面50s1〜50s4に指標を形成しても、従来と変わらぬ切断性を維持することができる。
尚、以下、図8、図9を用いて、別の変形例を示す。図8は、中間層の改質層のみz方向に長く形成した切断ラインの変形例を示す部分断面図、図9は、中間層の改質層のみx方向またはy方向に長く形成した切断ラインの変形例を示す部分断面図である。
図8に示すように、切断ラインは、中間層のみ、レーザの照射出力を変えるまたは照射時間を変えることにより、ウエハの厚さ方向zに長くなる改質層26が形成されたパターンであっても構わないし、図9に示すように、切断ラインは、中間層のみ、ウエハを保持するステージの移動時間を変えることにより、ウエハのx方向またはy方向に長くなる改質層27が形成されたパターンであっても構わない。
(第2実施の形態)
図10は、本実施の形態を示す半導体装置に用いる半導体チップを、各側面の切断面を模式的に示した図とともに示す平面図である。
この第2実施の形態の半導体装置の構成は、上述した図1〜図5に示した第1実施の形態の半導体装置と比して、第1実施の形態の構成に加え、各チップの内部にも、チップ側面に形成する指標とは異なる指標を形成する点が異なる。
よって、これらの相違点のみを説明し、第1実施の形態と同様の構成には同じ符号を付し、その説明は省略する。
上述した第1実施の形態においては、チップ50の4つの側面50s1〜50s4の内、少なくとも2つ以上の側面に、ウエハ100におけるチップ50の位置を特定する指標が、側面50s1〜50s4によって異なるようにそれぞれ形成されていると示した。
しかしながら、この構成では、ウエハ100に、例えばチップ50が数千個構成されていた場合、相当数のパターンが互いに異なる切断ラインを形成しなければならないため、切断ラインの形成工程が煩雑になってしまうといった問題があった。
そこで、本実施の形態においては、第1実施の形態の構成に加え、図10に示すように、チップ50の内部にも、ウエハ100におけるチップ50の位置を特定する指標である記号A1〜J10が、チップの最上層、例えば既知のアライメントマークが形成されたメタル層に露光により形成されている。尚、記号70がチップ50の最上層に形成されているのは、外部から記号70を視認できるようにするためである。
次に、チップ50内に記号を形成する工程について、図11を用いて説明する。図11は、ウエハに構成されたチップの集合体に、記号を形成した状態を、一部を拡大して示す図である。
先ず、数千個のチップ50が構成されたウエハ100に対し、図11に示すように、例えば100種類の記号A1〜J10のパターンが形成された図示しないマスクを、ウエハ100の100個からなるチップ50の集合体上に載置し、既知のステッパ装置を用いて記号A1〜J10を、100個のチップ50に該チップ50毎に記号が異なるよう、チップ50の最上層に転写する。その後、上述した第1実施の形態同様に、数パターン互いに異なる切断ラインを、レーザダイシングによって形成する。
その結果、100個のチップ50には、チップ50毎に異なる記号A1〜J10が形成される。尚、この際用いるマスクは、チップの最上層に形成された、例えばトップメタル層をパターニングする際に用いるマスクの一部領域を利用したものである。また、チップ50の集合体は、100個に限定されず、2個以上であれば良い。この場合、一度の露光により転写される互いに異なる記号は、集合体のチップ50の数に相当する。
その後、記号A1〜J10を転写した100個のチップ50とは異なる他の100個からなるチップ50の集合体に対し、露光により記号A1〜J10を転写する。尚、この作業は、ウエハ100に構成された全てのチップ50に記号A1〜J10を転写するまで行う。その結果、ウエハ100の構成された全てのチップ50に、記号A1〜J10の内、何かしらの記号が転写される。
このように、本実施の形態においては、チップ50の4つの側面50s1〜50s4の内、少なくとも2つ以上の側面に、ウエハ100におけるチップ50の位置を特定する指標が、側面50s1〜50s4によって異なるようにそれぞれ形成されているとともに、チップ50内に、記号が転写されていると示した。
また、チップ50内に形成する記号は、ウエハ100に構成された複数のチップ50の内、チップ50の集合体毎に露光を用いて、チップ50毎に記号が異なるよう形成し、露光を数回に分けて各集合体に行うことにより、全てのチップ50に記号を形成すると示した。
このことによれば、チップ50の側面を見るとともに、記号を見るだけで、製造者は、ウエハ100におけるチップ50の位置を特定することができることから、例えばウエハ100にチップ50が数千個構成されている場合であっても、第1実施の形態のように、切断ラインが全て異なるよう形成する必要がなくなる。
これは、図10に示すように、例えばウエハ100内において、チップ50の側面50s1〜50s4が全て同じなチップ50が2個存在したとしても、記号A1と記号E6が異なっていることを視認することにより、製造者は、容易にウエハ100におけるチップ50の位置を特定することができる。
よって、このような構成、手法を用いれば、ウエハ100に構成されたチップ50の数が多くとも、容易に切り出し後のチップ50を識別することができる。
また、露光を用いて、上述した従来技術のように、チップに対し、個別管理情報を転写する必要がなく、記号のみ転写すれば良いことから、チップ50の数十μm程度の領域に形成できるため、チップが大きくなってしまうことを最大限に抑えることができる。
さらに、トップメタル層のパターニングとともに、記号を転写できるため、従来のパターニングに用いる露光時間が増加しない。
以上から、WL−CSPにおいて、チップ単位でトレーサビリティ管理を行うための指標が、チップを一切、大型化することなく、かつ短時間でチップに形成された半導体装置、半導体装置の製造方法、半導体装置の製造装置を提供することができる。
尚、以下、変形例を、図12に示す。図12は、チップ内部に、レーザ照射により指標を形成する変形例を示す図である。
上述した本実施の形態においては、チップ50の内部に記号を形成すると示したが、これ限定されず、レーザによってチップ50の内部に記号以外の指標を形成しても構わない。
具体的には、図12に示すように、上述した第1実施の形態の構成に加え、切断ラインとは別に、チップ50の内部に、指標である図7において上述した改質層25が形成されるよう、ウエハ100に改質層25のみのパターンεのラインをレーザ照射により形成しても構わない。尚、指標は、改質層25に限定されず、どのようなものであっても良いし、1本に限らず、何本形成しても良い。但し、複数本形成する場合は、互いに異なるパターンにする必要がある。
このような構成によれば、ウエハ100からチップ50を切り出した後、チップ50内部の指標を、例えば赤外線顕微鏡を用いて観察することにより、本実施の形態同様、2個のチップ50において、4つの側面50s1〜50s4が同じであっても、2個のチップ50間においてチップ50内部の指標の有無、または指標の違いにより、チップ50を識別することができる。
よって、このような構成によっても、製造者は、容易にウエハ100におけるチップ50の位置を特定することができる。
また、チップ50の内部に書き込む指標は、改質層のみに限らず、より詳細な情報を示す指標であっても構わない。
さらに、上述した第1、第2実施の形態の構成は、半導体装置、例えば固体撮像装置や、表示装置、太陽電池セルを製造する場合に適用可能である。
第1実施の形態を示す半導体装置に用いられる半導体チップを、各側面の切断面を模式的に示した図とともに示す平面図。 複数のチップが構成されたウエハに、レーザの照射によって切断ラインが形成された状態を示す平面図。 図2の切断ラインの一例を示す部分断面図。 図3とは異なる図2の切断ラインを示す部分断面図。 図3、図4とは異なる図2の切断ラインの一例を示す部分断面図。 図3〜図5とは異なる図2の切断ラインの一例を示す部分断面図。 ウエハに形成する切断ラインに、切断に用いる改質層に他に、マーキング用の改質層を形成する図6の変形例を示す部分断面図。 中間層の改質層のみz方向に長く形成した切断ラインの変形例を示す部分断面図。 中間層の改質層のみx方向またはy方向に長く形成した切断ラインの変形例を示す部分断面図。 第2実施の形態を示す半導体装置に用いる半導体チップを、各側面の切断面を模式的に示した図とともに示す平面図。 ウエハに構成されたチップの集合体に、記号を形成した状態を、一部を拡大して示す図。 チップ内部に、レーザ照射により指標を形成する変形例を示す図。
1〜14…切断ライン
25…改質層(指標)
31〜34…指標
50…チップ(半導体チップ)
50s1〜50s4…チップ側面(切断面)
100…ウエハ(基板)
A1〜J10…記号(指標)

Claims (14)

  1. 基板から切り出した半導体チップを具備する半導体装置であって、
    前記半導体チップの切断面における少なくとも2辺以上の前記切断面に、前記基板における前記半導体チップの位置を特定する指標が、前記切断面によって異なるようそれぞれ形成され
    前記指標は、前記基板から前記半導体チップを切り出す際、前記切断面毎に切断装置を異ならせて切り出したことにより形成された切断痕によって構成されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記指標は、前記基板から前記半導体チップをレーザ照射によるレーザダイシングによって切り出す際、前記切断面毎に前記レーザの照射パターンを変えることにより形成されたレーザ痕によって構成されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記照射パターンは、前記レーザの照射間隔を変える、または前記レーザの照射出力を変える、若しくはレーザの照射時間を変えることにより構成されることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記半導体チップ内に、前記基板における前記半導体チップの位置を特定する、前記指標とは異なる指標がさらに形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体装置。
  5. 前記半導体チップ内に形成された前記指標は、前記半導体チップの最上層に露光により形成された記号から構成されていることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記半導体チップ内に形成された前記指標は、前記半導体チップ内にレーザ照射により形成された改質層から構成されていることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  7. 半導体チップが複数構成された基板から前記半導体チップを複数切り出す半導体装置の製造方法であって、
    切り出し後の前記各半導体チップの切断面における少なくとも2辺以上に、前記基板における前記半導体チップの位置を特定する指標が前記切断面によって異なってそれぞれ形成されるよう、前記基板に複数の切断ラインを形成し、
    前記指標は、前記切断ライン毎に、前記切断に用いる切断装置を異ならせて形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 前記基板から前記半導体チップを切り出す工程は、レーザ照射によるレーザダイシングを用い、
    前記指標は、前記切断ライン毎に前記レーザの照射パターンを変えることにより形成することを特徴とする請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記照射パターンを、前記レーザの照射間隔を変える、または前記レーザの照射出力を変える、若しくはレーザの照射時間を変えることにより形成することを特徴とする請求項8に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記半導体チップ内に、前記基板における前記半導体チップの位置を特定する、前記指標とは異なる指標をさらに形成する工程を具備していることを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  11. 前記半導体チップ内に形成する前記指標は、前記基板に構成された複数の前記半導体チップの内、少なくとも2チップ以上の前記半導体チップの集合体毎に露光を用いて形成し、前記露光を数回に分けて前記各集合体に行うことにより、全ての前記半導体チップに形成することを特徴とする請求項10に記載の半導体装置の製造方法。
  12. 前記露光は、前記集合体内において、前記半導体チップ毎に異なる記号を形成することを特徴とする請求項11に記載の半導体装置の製造方法。
  13. 前記半導体チップ内に形成する前記指標は、前記半導体チップ内にレーザ照射することにより、改質層を発生させることにより形成することを特徴とする請求項10に記載の半導体装置の製造方法。
  14. 半導体チップが複数構成された基板から前記半導体チップを複数切り出す半導体装置の製造装置であって、
    切り出し後の前記各半導体チップの切断面における少なくとも2辺以上に、前記基板における前記半導体チップの位置を特定する指標が前記切断面によって異なってそれぞれ形成されるよう、前記基板に複数の切断ラインを形成する部材を具備し、
    前記指標は、前記切断ライン毎に、前記切断に用いる切断装置を異ならせて形成することを特徴とする半導体装置の製造装置。
JP2009007956A 2009-01-16 2009-01-16 半導体装置、半導体装置の製造方法、半導体装置の製造装置 Expired - Fee Related JP5426885B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009007956A JP5426885B2 (ja) 2009-01-16 2009-01-16 半導体装置、半導体装置の製造方法、半導体装置の製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009007956A JP5426885B2 (ja) 2009-01-16 2009-01-16 半導体装置、半導体装置の製造方法、半導体装置の製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010165936A JP2010165936A (ja) 2010-07-29
JP5426885B2 true JP5426885B2 (ja) 2014-02-26

Family

ID=42581867

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009007956A Expired - Fee Related JP5426885B2 (ja) 2009-01-16 2009-01-16 半導体装置、半導体装置の製造方法、半導体装置の製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5426885B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013055273A (ja) * 2011-09-06 2013-03-21 Disco Abrasive Syst Ltd デバイスチップ及びデバイスチップの製造方法
CN113967802B (zh) * 2021-09-17 2024-02-20 黄山市七七七电子有限公司 一种半导体硅整流圆芯片的标识方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0265156A (ja) * 1988-08-30 1990-03-05 Nec Kansai Ltd 半導体ペレットの製造方法
JPH09320911A (ja) * 1996-05-27 1997-12-12 Mitsubishi Electric Corp 被識別機能付き半導体基板
JP2001118757A (ja) * 1999-10-20 2001-04-27 Komatsu Ltd 微小ドットマークを有する半導体基材
JP4536407B2 (ja) * 2004-03-30 2010-09-01 浜松ホトニクス株式会社 レーザ加工方法及び加工対象物
JP2007165389A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Fujitsu Ltd チップトレース装置及び方法
JP4838061B2 (ja) * 2006-02-10 2011-12-14 ラピスセミコンダクタ株式会社 半導体集積回路におけるチップid付加方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010165936A (ja) 2010-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3708058B2 (ja) フォトマスクの製造方法およびそのフォトマスクを用いた半導体装置の製造方法
CN105892226A (zh) 电子器件和显示装置的制造方法、光掩模及其制造方法
CN101685254A (zh) 光掩模制造方法以及光掩模
JP5426885B2 (ja) 半導体装置、半導体装置の製造方法、半導体装置の製造装置
US7723826B2 (en) Semiconductor wafer, semiconductor chip cut from the semiconductor wafer, and method of manufacturing semiconductor wafer
JP2007019307A (ja) 半導体ウエーハのおける位置精度検証用マークの形成方法、及びアライメント用マークの形成方法
JP2006332177A (ja) 半導体ウエハ、その製造方法及びマスク
CN106971983A (zh) 半导体结构、半导体晶圆及形成非矩形管芯的方法
US20150294942A1 (en) Indexing of electronic devices distributed on different chips
KR100870316B1 (ko) 반도체 소자의 오버레이 버니어 및 그 제조 방법
JP2007042882A (ja) 半導体装置、その製造方法及び半導体装置の個別管理情報認識方法
JP2007287989A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2008053474A (ja) ウェハ及びそれを用いた半導体装置の製造方法
JP6202521B2 (ja) シリコンウエハ及び配線形成方法
CN111192233B (zh) 半导体结构的制备方法及其制备装置
JP2007335459A (ja) 半導体ウエハ、半導体装置、及び半導体装置の製造方法
JP5341359B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP4830402B2 (ja) 半導体装置の製造方法
KR20060106379A (ko) 오버레이 키 및 그를 이용한 오버레이 계측방법
JP2007310048A (ja) フォトマスク、ウエハおよび半導体チップ
US8344477B2 (en) Semiconductor chip, semiconductor wafer, method of manufacturing semiconductor chip
JP2010021414A (ja) 半導体装置、その製造方法及びその識別方法
US20170069577A1 (en) Semiconductor device, inspection pattern arrangement method and method of manufacturing semiconductor device
JP2011138803A (ja) 半導体装置の製造方法、レチクル及び半導体基板
JP2010021349A (ja) 半導体記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130910

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131031

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131119

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131129

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5426885

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees